JP2020199337A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】操作性を向上できる制御装置を提供する。【解決手段】 実施形態によれば、制御装置は、複数の操作ボタンと、受付部と、表示部と、を含む。前記複数の操作ボタンは、電動家具の可動部の動作を制御可能である。前記表示部は、前記受付部が第1入力を受けた設定モードにおいて前記複数の操作ボタンの間に設定項目を表示する。前記可動部は背ボトムと膝ボトムを備える。前記操作ボタンは前記背ボトムと前記膝ボトムが連動して動作する連動に関する複数のボタンを備える。前記設定モードにおいて、前記連動に関するボタンの1つが第2入力を受けたとき、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含む制御と、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含まない制御と、のいずれかを設定することができる。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、制御装置に関する。
例えば、高さや背もたれの角度を変更可能な電動家具(例えば、電動ベッドまたは電動椅子など)がある。これらの電動家具は、手元スイッチなどの制御装置(例えばリモートコントローラ:リモコン)により操作される。このような制御装置において、操作性の向上が望まれる。
本発明の実施形態は、操作性を向上できる制御装置を提供する。
実施形態によれば、制御装置は、複数の操作ボタンと、受付部と、表示部と、を含む。
前記複数の操作ボタンは、電動家具の可動部の動作を制御可能である。前記表示部は、前記受付部が第1入力を受けた設定モードにおいて前記複数の操作ボタンの間に設定項目を表示する。前記可動部は背ボトムと膝ボトムを備える。前記操作ボタンは前記背ボトムと前記膝ボトムが連動して動作する連動に関する複数のボタンを備える。前記設定モードにおいて、前記連動に関するボタンの1つが第2入力を受けたとき、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含む制御と、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含まない制御と、のいずれかを設定することができる。
前記複数の操作ボタンは、電動家具の可動部の動作を制御可能である。前記表示部は、前記受付部が第1入力を受けた設定モードにおいて前記複数の操作ボタンの間に設定項目を表示する。前記可動部は背ボトムと膝ボトムを備える。前記操作ボタンは前記背ボトムと前記膝ボトムが連動して動作する連動に関する複数のボタンを備える。前記設定モードにおいて、前記連動に関するボタンの1つが第2入力を受けたとき、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含む制御と、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含まない制御と、のいずれかを設定することができる。
本発明の実施形態は、操作性を向上できる制御装置を提供できる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚さと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1(a)〜図1(c)は、実施形態に係る制御装置及び電動家具を例示する模式的斜視図である。
図1(a)に示すように、実施形態に係る制御装置120は、電動家具310と共に用いられる。制御装置120は、電動家具310の可動部70を制御することができる。制御装置120は、例えば、電動家具310のリモートコントローラ(リモコン)である。制御装置120は、例えば、手元スイッチである。制御装置120は、照明の入り切り機能、看護者または介護者の呼び出し機能、または、電源の入り切り機能などの種々の機能を有しても良い。
図1(a)に示すように、実施形態に係る制御装置120は、電動家具310と共に用いられる。制御装置120は、電動家具310の可動部70を制御することができる。制御装置120は、例えば、電動家具310のリモートコントローラ(リモコン)である。制御装置120は、例えば、手元スイッチである。制御装置120は、照明の入り切り機能、看護者または介護者の呼び出し機能、または、電源の入り切り機能などの種々の機能を有しても良い。
電動家具310は、例えば、病院、介護施設、または、家庭などで使用される。
この例では、電動家具310は、電動ベッドである。電動ベッドは、可動部70を有する。可動部70は、例えば、背ボトム70a、膝ボトム70b、脚ボトム70c及び高さ変更部70dなどを含む。背ボトム70a、膝ボトム70b及び脚ボトム70cにおいて、互いの角度は変更可能である。背ボトム70aの動作により、利用者の背の角度が変更可能である。膝ボトム70bと脚ボトム70cとの間の角度の変更により、膝の角度が変更可能である。これらの角度は、連動して変化しても良い。高さ変更部70dは、例えば、床面とベッド面との間の距離(高さ)を変更可能である。これらの可動部70には、例えばアクチュエータなどが用いられる。可動部70の動作により、「背上げ」、「膝上げ」及び「高さ調整」などの少なくともいずれかが可能である。
制御装置120は、上記の可動部70と電気的に接続される。制御装置120と可動部70との間に、制御回路が設けられても良い。このように、間に他の回路が設けられる場合も、電気的に接続される状態に含まれる。
図1(a)に示すように、制御装置120は、ケーブル15により、電動家具310と接続される。制御装置120は、無線通信により、電動家具310と接続されても良い。制御装置120は、操作部10を含む。
図1(b)及び図1(c)に示すように、制御装置120(操作部10)は、第1面10a及び第2面10bを有する。第2面10bは、第1面10aと反対側の面である。第1面10aは、例えば、表側の面である。第2面10bは、例えば、裏面である。第1面10aは、例えば、操作面である。
制御装置120は、複数の操作ボタン20と、受付部(例えばスイッチ50)と、を含む。
受付部は、例えば、ハードウエアスイッチ、または、ソフトウエア制御されるスイッチである。以下の例では、受付部として、ハードウエアのスイッチ50が用いられる。
複数の操作ボタン20は、第1面10aに設けられる。スイッチ50は、例えば、第1面10a以外の部分に設けられる。この例では、スイッチ50は、第2面10bに設けられている。スイッチ50は、制御装置120の筐体の側面に設けられても良い。
制御装置120は、操作モードと、設定モードと、を有する。操作モードにおいて、操作ボタン20を操作することで、可動部70が制御される。設定モードにおいて、種々の設定が行われる。通常の使用状態においては、操作モードが採用される。例えば、通常の使用とは異なる「設定状態」において、設定モードが採用される。
スイッチ50(受付部の1つの例)により、操作モード及び設定モードの切り替えが行われる。例えば、スイッチ50を押すことで、操作モードから設定モードに切り替わる。例えば、スイッチ50を再び押すことで、設定モードから操作モードに切り替わる。
操作モードにおいて、複数の操作ボタン20を操作することにより、電動家具310の可動部70の動作が制御される。この例では、複数の操作ボタン20は、「連動」に関する上昇のボタン21a、「連動」に関する下降のボタン21b、「頭」に関する上昇のボタン22a、「頭」に関する下降のボタン22b、「足」に関する上昇のボタン23a、「足」に関する下降のボタン23b、「高さ」に関する上昇降のボタン24a、及び、「高さ」に関する下降のボタン24bなどを含む。
操作モードにおいて、以下が行われる。例えば、「頭」に関する上昇のボタン22aが押されると、背ボトム70aの角度が大きくなる。例えば、「頭」に関する下降のボタン22bが押されると、背ボトム70aの角度が小さくなる。例えば、「足」に関する上昇のボタン23aが押されると、膝ボトム70b及び脚ボトム70cの角度が大きくなる。例えば、「足」に関する下降のボタン23bが押されると、膝ボトム70b及び脚ボトム70cの角度が小さくなる。これらの角度は、例えば、水平面からの角度である。例えば、「高さ」に関する上昇のボタン24aが押されると、ベッド面が高くなる。例えば、「高さ」に関する下降のボタン24bが押されると、ベッド面が低くなる。例えば、「連動」に関する上昇のボタン21aが押されると、「頭」及び「足」が連動して変化する。例えば、「連動」に関する下降のボタン21bが押されると、「頭」及び「足」が連動して変化する。これらの変化は、可動部70の動作により行われる。例えば、操作ボタンを押し続けている期間に、上記の動作が行われる。これにより、安全な動作が得られる。
この例では、複数の操作ボタン20は、第1メモリーポジションに関するボタン25a、及び、第2メモリーポジションに関するボタン25bをさらに含む。操作モードにおいて、以下が行われる。ボタン25aが押されると、第1メモリーポジションが形成される。ボタン25bが押されると、第2メモリーポジションが形成される。第1メモリーポジションは、背ボトム70a、膝ボトム70b、脚ボトム70c及び高さ変更部70dのそれぞれの状態の組み合わせの1つの状態に対応する。第2メモリーポジションは、背ボトム70a、膝ボトム70b、脚ボトム70c及び高さ変更部70dのそれぞれの状態の組み合わせの別の1つの状態に対応する。これらのメモリーポジションは、制御装置120(または電動家具310)の操作者(使用者)により設定されても良い。これらのメモリーポジションは、電動家具310の使用者の介護者(看護師など)により、設定されても良い。
複数の操作ボタン20には、機械的な接点を有するスイッチの他、静電式または光学式などの任意の入力装置(例えばタッチスイッチなど)が用いられても良い。
図1(b)に示すように、第1面10aに表示領域28が設けられても良い。表示領域28は、例えば、電動家具310の可動部70に関する情報(ボトムの角度や高さなど)を表示可能である。表示領域28は、複数の操作ボタン20の機能または動作状態に関する情報を表示しても良い。
実施形態に係る制御装置120においては、受付部(例えばスイッチ50)が入力を受けたときに、複数の操作ボタン20の間の領域30Rに、表示が行われる。以下、この表示の例について説明する。
図2(a)及び図2(b)は、実施形態に係る制御装置を例示する模式的平面図である。
図2(a)は、例えば、操作モード(第2状態ST2)を例示している。図2(b)は、設定モード(第1状態ST1)を例示している。設定モード(第1状態ST1)は、受付部(例えばスイッチ50)が入力(第1入力)を受けたときの状態である。
図2(a)は、例えば、操作モード(第2状態ST2)を例示している。図2(b)は、設定モード(第1状態ST1)を例示している。設定モード(第1状態ST1)は、受付部(例えばスイッチ50)が入力(第1入力)を受けたときの状態である。
図2(b)に示すように、制御装置120は、表示部30を含む。表示部30は、第1状態ST1(スイッチ50が第1入力を受けた設定モード)において、複数の操作ボタン20の間に、第1表示30Dを表示する。この例では、表示部30は、呼び出し設定表示31a、近距離無線通信設定表示31b、操作禁止設定表示32a、速さ設定表示32b、「モーションS」設定表示33a、操作音設定表示33b、「メモポジ」設定表示34a及び照明設定表示34bを含む。第1表示30Dの少なくとも一部は、複数の操作ボタン20の間の領域30Rに表示される。
図2(a)に示すように、第2状態ST2(操作モード)においては、上記の表示部30による表示は行われない。
通常の使用状態に対応する操作モードにおいては、上記の第1表示30Dが行われない。不要な表示が表示されないため、使用者は、操作ボタン20が分かりやすいと感じる。操作性が向上する。
一方、設定モードに切り替わったときに、各種の設定項目に対応した表示(第1表示30D)が行われる。
例えば、呼び出し設定表示31aの上に位置するボタン21aは、設定モードにおいては、呼び出し設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン21aの操作により、呼び出し設定の条件などが変更される。
例えば、近距離無線通信設定表示31bの上に位置するボタン21bは、設定モードにおいては、近距離無線通信設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン21bの操作により、近距離無線通信設定の条件などが変更される。
例えば、操作禁止設定表示32aの上に位置するボタン22aは、設定モードにおいては、操作禁止設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン22aの操作により、操作禁止のオン/オフが変更される。
例えば、速さ設定表示32bの上に位置するボタン22bは、設定モードにおいては、速さ設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン22bの操作により、可動部70の動作の速さなどが変更される。
例えば、「モーションS」設定表示33aの上に位置するボタン23aは、設定モードにおいては、「モーションS」設定のための入力部として機能する。「モーションS」は、例えば、手足などの動きを検知する入力(モーションセンサ)である。例えば、ボタン23aの操作により、「モーションS」の設定に関する条件が変更される。例えば、モーションセンサのオン/オフが切り替えられても良い。
例えば、操作音設定表示33bの上に位置するボタン23bは、設定モードにおいては、操作音設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン23bの操作により、操作音の条件が変更される。操作音のオン/オフが切り替えられても良い。
例えば、「メモポジ」設定表示34aの上に位置するボタン24aは、設定モードにおいては、「メモポジ」(記憶姿勢)の設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン24aの操作により、可動部70の状態(姿勢)が記憶される。
例えば、照明設定表示34bの上に位置するボタン24bは、設定モードにおいては、照明設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン24bの操作により、照明の設定に関する条件が変更される。
このように、第1状態ST1(設定モード)において、表示部30により第1表示30Dが表示される。この第1表示30Dの少なくとも一部は、複数の操作ボタン20の1つと、複数の操作ボタン20の別の1つと、の間に表示される。第1状態ST1において、複数の操作ボタン20の上記の1つと、複数の操作ボタン20の上記の別の1つと、のいずれかが、入力(第2入力)を受けたとき、制御装置120は、第1表示30Dに対応する動作を行う。
例えば、速さ設定表示32bの上に位置するボタン22bに入力(第2入力)が行われる。このとき、例えば、ボタン22bの操作により、第1表示30D(「速さ」)に対応して、可動部70の動作の速さなどが変更される。
一方、このボタン22bは、第2状態ST2(操作モード)においては、「頭」に関する下降のボタンとして機能する。第1表示30D(例えば「速さ」)に対応する動作(例えば可動部70の動作の速さの変更)は、表示部30が第1表示30Dを行わない第2状態ST2(操作モード)における複数の操作ボタン20の動作(「頭」の下降)とは異なる。
実施形態においては、1つのスイッチ50により、複数の操作ボタン20の機能が、操作モードと、設定モードと、の間で切り替えられる。そして、設定モードにおいては、第1表示30Dに対応した操作ボタン20が、第1表示30Dに関連した機能に切り替わる。操作ボタン20の近傍に第1表示30Dが行われることで、その操作ボタン20の設定モードにおける機能が分かりやすい。そして、既に説明したように、通常の使用状態に対応する操作モードにおいては、この表示が行われない。実施形態によれば、操作性を向上できる制御装置及び電動家具が提供できる。
上記の第1表示30D(設定モードにおいて表示部30により表示される表示)に対応する動作は、音の発生の制御(操作音設定)、近距離無線通信の制御(近距離無線通信設定)、呼び出しの制御(呼び出し設定)、モーションセンサによる入力の制御(「モーションS」設定)、及び、照明の制御(照明設定)の少なくとも1つを含んでも良い。
上記の第1表示30Dに対応する上記の動作は、例えば、第2状態ST2(操作モード)における複数の操作ボタン20の入力の受け付けと非受け付けとの切り替え(操作禁止設定)、可動部70の動作の速さの変更(速さ設定)、及び、可動部70の状態の記憶の制御(「メモポジ」設定)の少なくとも1つを含んでも良い。
一方、第2状態ST2における複数の操作ボタン20の動作は、可動部70の制御(例えば、上昇及び下降の少なくともいずれか)を含む。例えば、第2状態ST2における複数の操作ボタン20の少なくとも1つの動作は、電動家具310の高さの制御、及び、電動家具310の第1部分と電動家具310の第2部分との間の角度の制御、の少なくとも1つを含んでも良い。電動家具310の高さの制御は、例えば、高さ変更部70dの制御に対応する。電動家具310の第1部分は、例えば、背ボトム70a、膝ボトム70b及び脚ボトム70cの1つである。電動家具310の第2部分は、例えば、背ボトム70a、膝ボトム70b及び脚ボトム70cの別の1つである。
このように、第1表示30Dが行われる第1状態ST1と、第1表示30Dが行われない第2状態ST2において、複数の操作ボタン20の機能が変更される。
表示部30には、例えば、半導体発光素子(Light Emitting Diodeなど)が用いられる。表示部30には、例えば、バックライトと、光スイッチ(例えば液晶表示素子など)と、が用いられても良い。
例えば、スイッチ50の操作により、操作モード(第2状態ST2)から、設定モード(第1状態ST1)に移行する。例えば、スイッチ50を再び操作することにより、設定モード(第1状態ST1)から操作モード(第2状態ST2)に移行する。この他、第1状態ST1の時間が所定の時間を超えたときに、設定モード(第1状態ST1)から操作モード(第2状態ST2)に移行しても良い。この他、第1状態ST1のときに、操作ボタン20が操作されてからの経過時間が所定の時間を超えたときに、設定モード(第1状態ST1)から操作モード(第2状態ST2)に移行しても良い。
このように、実施形態において、第1状態ST1は、設定モードである。設定モードにおいて、複数の操作ボタン20の少なくとも1つは、可動部70の動作の条件の設定、及び、複数の操作ボタン20の少なくとも1つの機能の設定の少なくともいずれかが可能である。一方、第2状態ST2は、操作モードである。第2状態ST2においては、表示部30は、上記の第1表示30Dを行わない。操作モードにおいて、複数の操作のボタンの少なくとも1つは、可動部70の動作を制御する。
図3は、実施形態に係る制御装置の動作を例示するフローチャート図である。
図3に示すように、スイッチ50が押され、スイッチ50が第1入力を受け付ける(ステップS110)。これにより、操作モード(第2状態ST2)から設定モード(第1状態ST1)に切り替わる。設定を変更したい項目に対応した操作ボタン20が押され、第2入力を受ける(ステップS120)。すなわち、設定モード(第1状態ST1)において、複数の操作ボタン20の1つと、複数の操作ボタン20の別の1つと、のいずれかが、第2入力を受ける。この後、スイッチが再び押される(S130)。すなわち、スイッチ50が別の入力を受ける。これにより、設定モードから操作モードに切り替わる。
図3に示すように、スイッチ50が押され、スイッチ50が第1入力を受け付ける(ステップS110)。これにより、操作モード(第2状態ST2)から設定モード(第1状態ST1)に切り替わる。設定を変更したい項目に対応した操作ボタン20が押され、第2入力を受ける(ステップS120)。すなわち、設定モード(第1状態ST1)において、複数の操作ボタン20の1つと、複数の操作ボタン20の別の1つと、のいずれかが、第2入力を受ける。この後、スイッチが再び押される(S130)。すなわち、スイッチ50が別の入力を受ける。これにより、設定モードから操作モードに切り替わる。
上記のステップS120において、操作なしのまま所定の時間が経過すると、操作モードに移行しても良い。上記のステップS120からステップS130の間において、操作なしのまま所定の時間が経過すると、操作モードに戻っても良い。
このように、スイッチ50が第1入力を受けたときから所定の時間が経過したとき、スイッチ50が第1入力を受けた後に複数の操作ボタン20の少なくとも1つが操作されたときから所定の時間が経過したとき、及び、スイッチ50が別の入力を受けたとき、の少なくともいずれかのときに、表示部30は、第1表示30Dを消す。そして、第2状態ST2(操作モード)に移行する。
図4(a)及び図4(b)は、実施形態に係る別の制御装置を例示する模式的平面図である。
図4(a)は、例えば、操作モード(第2状態ST2)を例示している。図4(b)は、設定モード(第1状態ST1)を例示している。
図4(a)は、例えば、操作モード(第2状態ST2)を例示している。図4(b)は、設定モード(第1状態ST1)を例示している。
図4(a)に例示する操作モード(第2状態ST2)において、ボタン21a、21b、22a、22b、23a、23b、24a、24b、25a及び25bの機能は、図2(a)に関して説明した機能と同じである。
図4(b)に示すように、制御装置120aは、表示部30を含む。表示部30は、第1状態ST1(スイッチ50が第1入力を受けた設定モード)において、複数の操作ボタン20の間に、第1表示30Dを表示する。この例では、表示部30は、自動オフ設定表示31c、操作禁止設定表示31d、操作音設定表示32c、速さ設定表示32d、「ラクリア」設定表示33d、「メモリー1」設定表示34c及び「メモリー2」設定表示34dを含む。第1表示30Dの少なくとも一部は、複数の操作ボタン20の間の領域30Rに表示される。
図4(a)に示すように、第2状態ST2(操作モード)においては、上記の表示部30による表示は行われない。
設定モードに切り替わったときに、各種の設定項目に対応した表示(第1表示30D)が行われる。
例えば、自動オフ設定表示31cの上に位置するボタン21aは、設定モードにおいては、自動オフ設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン21aの操作により、自動オフ設定の条件などが変更される。
例えば、操作禁止設定表示31dの上に位置するボタン21bは、設定モードにおいては、操作禁止設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン21bの操作により、操作禁止設定の条件などが変更される。
例えば、操作音設定表示32cの上に位置するボタン22aは、設定モードにおいては、操作音設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン22aの操作により、操作音の条件などが変更される。
例えば、速さ設定表示32dの上に位置するボタン22bは、設定モードにおいては、速さ設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン22bの操作により、可動部70の動作の速さなどが変更される。
例えば、「ラクリア」設定表示33dの上に位置するボタン23bは、設定モードにおいては、「ラクリア」設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン23bの操作により、「ラクリア」動作の条件が変更される。「ラクリア」動作においては、例えば、「背上げ」を行う際に、「膝上げ」を行った後で「背上げ」が行われる。この一連の動作に関する設定が、ボタン23bの操作により行われる。
例えば、「メモリー1」設定表示34cの上に位置するボタン24aは、設定モードにおいては、「メモリー1」(記憶姿勢)の設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン24aの操作により、可動部70の状態(姿勢)の1つが記憶される。
例えば、「メモリー2」設定表示34dの上に位置するボタン24bは、設定モードにおいては、「メモリー2」の設定のための入力部として機能する。例えば、ボタン24bの操作により、可動部70の状態(姿勢)の別の1つが記憶される。
図5(a)〜図5(d)は、実施形態に係る別の制御装置を例示する模式的平面図である。
図5(a)及び図5(d)は、第2状態ST2(操作モード)に対応する。図5(b)及び図5(c)は、第1状態ST1(設定モード)に対応する。これらの図は、実施形態に係る別の制御装置121を例示している。
図5(a)及び図5(d)は、第2状態ST2(操作モード)に対応する。図5(b)及び図5(c)は、第1状態ST1(設定モード)に対応する。これらの図は、実施形態に係る別の制御装置121を例示している。
図5(a)に示すように、複数の操作ボタン20は、第1メモリーポジションに関するボタン25a、第2メモリーポジションに関するボタン25b、「連動」に関する上昇のボタン21a、「連動」に関する下降のボタン21b、「頭」に関する上昇のボタン22a、及び、「頭」に関する下降のボタン22bを含む。第2状態ST2において、ボタン25aが押されると、第1メモリーポジションが形成される。第2状態ST2において、ボタン25bが押されると、第2メモリーポジションが形成される。第2状態ST2において、ボタン21aが押されると、連動した上昇が行われる。第2状態ST2において、ボタン21bが押されると、連動した下降が行われる。第2状態ST2において、ボタン22aが押されると、使用者の頭が上昇する。第2状態ST2において、ボタン22bが押されると、使用者の頭が下降する。
スイッチ50が押されて、図5(b)に示すように、表示部30が第1表示30Dを行う。この例では、第1表示30Dは、速さ設定表示35a、操作禁止設定表示35b、「自動OFF」設定表示36a、及び、「らくらく」設定表示36bを含む。「自動OFF」は、例えば、所定の時間になるとオフとなる制御である。「自動OFF」設定表示36aは、「自動OFF」の制御に関する表示である。「らくらく」設定表示36bは、例えば、可動部70の一連の動作に関する表示である。例えば、「膝上げ」を行った後で「背上げ」を行う一連の動作がある。この一連の動作において、ボトムの全体の傾斜を含まない背・膝運動動作と、ボトムの全体を傾斜を含む背・膝運動動作と、がある。上記の「らくらく」設定は、この2つの動作(水平または傾斜)を切り替える制御である。
図5(c)に示すように、例えば、速さ設定表示35aの上に位置するボタン25aが押される。例えば、速さ設定表示35aが点滅して、このボタン25aによる入力を受け付けていることが表示される。ボタン25aによる入力により、可動部70の動作の速さが変更される。
このボタン25aによる入力に加えて、他の操作ボタン20による入力が行われても良い。例えば、ボタン25bの操作により、「操作禁止」の設定が変更される。例えば、ボタン21aの操作により、「自動OFF」に関する設定が設定される。例えば、ボタン21bの操作により、「らくらく」動作に関する設定が変更される。
図5(d)に示すように、例えば、スイッチ50が再び押されることで、第2状態ST2(操作モード)に移行する。
図5(a)及び図5(d)に示すように、第2状態ST2においては、第1表示30Dが表示されない。第1表示30Dが行われないことにより、見易くなり、操作モードにおける操作が容易になる。
実施形態において、表示部30は、可動部70の状態などを表示しても良い。例えば、制御装置は、電動家具310の可動部70の動作を制御可能な複数の操作ボタン20と、受付部(例えばスイッチ50)と、表示部30(図2(b)などを参照)と、を含む。表示部30は、受付部が第1入力を受けた第1状態ST1において複数の操作ボタン20の間に第1表示30Dを表示する。この第1表示30Dは、可動部70の状態、及び、複数の操作ボタン20の状態の少なくともいずれかを含んでも良い。この場合も、受付部により、設定モード(第1状態ST1)と、操作モード(第2状態ST2)と、が切り替えられる。
図6は、実施形態に係る制御装置を含む別の電動家具を例示する模式的斜視図である。 図6に示すように、電動家具311は、電動椅子である。電動家具311は、可動部70を含む。可動部70は、例えば、背もたれ部70e及び座面部70fを含む。実施形態に係る制御装置120(または121)により、これらの可動部70が制御される。電動家具311においても、操作性を向上できる電動家具が提供できる。
実施形態に係る制御装置は、例えば、電動ベッドまたは電動椅子などの電動家具のリモートコントローラ(手元スイッチ)に係る。例えば、電動家具(ベッドなど)の設定項目の表示は、表示部30により行われる。例えば、設定項目を大きなサイズのタッチパネルや表示装置などにより表示する参考例においては、制御装置のサイズが大きくなり操作性が悪化する。このような参考例においては、コストが高くなる。実施形態においては、例えば、設定モードにしたときに、設定に関する文字など(第1表示30D)が浮き出てくるように見える。通常モード(操作モード)においては、第1表示30Dが行われない。制御装置における表示がシンプルになる。低コストで操作性の良好な制御装置及び電動家具が提供できる。
実施形態によれば、操作性を向上できる制御装置及び電動家具が提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、制御装置に含まれる操作ボタン、スイッチ及び表示部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施形態として上述した制御装置及び電動家具を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての制御装置及び電動家具も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
10…操作部、 10a、10b…第1、第2面、 15…ケーブル、 20…操作ボタン、 21a、21b、22a、22b、23a、23b、24a、24b、25a、25b…ボタン、 28…表示領域、 30…表示部、 30D…第1表示、 30R…領域、 31a…呼び出し設定表示、 31b…近距離無線通信設定表示、 31c…自動オフ設定表示、 31d…操作禁止設定表示、 32a…操作禁止設定表示、 32b…速さ設定表示、 32c…操作音設定表示、 32d…速さ設定表示、 33a…「モーションS」設定表示、 33b…操作音設定表示、 33d…「ラクリア」設定表示、 34a…「メモポジ」設定表示、 34b…照明設定表示、 34c…「メモリー1」設定表示、 34d…「メモリー2」設定表示、 35a…速さ設定表示、 35b…操作禁止設定表示、 36a…「自動OFF」設定表示、 36b…「らくらく」設定表示、 50…スイッチ(受付部)、 70…可動部、 70a…背ボトム、 70b…膝ボトム、 70c…脚ボトム、 70d…高さ変更部、 70e…背もたれ部、 70f…座面部、 120、120a、121…制御装置、 310、311…電動家具、 ST1、ST2…第1、第2状態
Claims (1)
- 電動家具の可動部の動作を制御可能な複数の操作ボタンと、
受付部と、
前記受付部が第1入力を受けた設定モードにおいて前記複数の操作ボタンの間に設定項目を表示する表示部と、
を備え、
前記可動部は背ボトムと膝ボトムを備え、
前記操作ボタンは前記背ボトムと前記膝ボトムが連動して動作する連動に関する複数のボタンを備え、
前記設定モードにおいて、前記連動に関するボタンの1つが第2入力を受けたとき、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含む制御と、前記背ボトムと前記膝ボトム連動して動作する際、前記可動部全体の傾斜を含まない制御と、のいずれかを設定することができる、制御装置。
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