JP2020199019A - ヘアドライヤー - Google Patents

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正勝 植村
Masakatsu Uemura
正勝 植村
宏二 佐藤
Koji Sato
宏二 佐藤
大地 倉橋
Daichi Kurahashi
大地 倉橋
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Abstract

【課題】本発明は、風速を落とさずに風量の顕著な増大を図り、軽量でコンパクトな形態をなし、十分な送風路を確保することによる低騒音化をはかるヘアドライヤーを提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係るヘアドライヤーAは、本体部10と把持部50とを有し、前記本体部には空気移送手段、すなわち第1動翼18及び第2動翼20と該空気移送手段の動力源である駆動手段、すなわちモーター16とを有し、前記駆動手段は、当該駆動手段を駆動し、かつ、制御する回路基板を備え、前記回路基板は、少なくとも発熱する回路を有する主として駆動基板40を備える第1回路基板と発熱しない回路を有する主として電源基板42を備える第2回路基板とからなり、前記第1回路基板は、前記本体部における前記空気移送手段の空気流れの下流側に配置したことを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本発明は、ヘアドライヤーに関する。
ヘアドライヤーにおいては、特許文献1に示されるように、ブラシレス直流モーターを使用しているヘアドライヤーの場合には、スイッチング素子を含み発熱する回路を含むパワー回路と交流−直流コンバーターや速度制御回路を含み発熱が少ない電源・制御回路とを一体化した基板が、ファンの駆動手段であるモーターの下流側に設けられているのが一般的である。
また、下記特許文献2に示されるように、パワー回路とモーターに流れる電流を制御する回路とが一体となった回路基板がファンの下流に配置され、発熱が大きなパワー回路から発生する熱の放熱を図っている場合がある。
特開平4−265656号公報 特開2012−130442号公報
しかしながら、上記背景技術における加熱送風装置では、空気の流路に制御回路とパワー回路が搭載された基板を配置したので、基板面積で送風路が狭くなるため風の抵抗が大きくなって風量の低下を招いていた。また、空気の流路に大きな基板を配置するので送風路の長さが長くなり、ヘアドライヤーの大型化をまねき取り扱いにくくなるほか、基板が送風路を塞がない構造のシロッコファンやターボファンなどの特殊なファンを使用しなければ、実施が困難であった。
さらに、髪を早く乾燥させるためには、風量とともに風速を落とさないことが必要であり、本発明は風速を落とさずに風量の顕著な増大をはかることで、女性の長い髪の乾燥時間短縮を目的とした。
本発明は、ヘアドライヤーの動作に必要な回路基板を、発熱が少なく冷却を要しない電源・制御回路を含む第2回路基板と、ブラシレス直流モーターに使用され発熱し冷却を要するスイッチング素子を含むパワー回路を含む第1回路基板とに分離して、発熱するので空冷が必要な第1回路基板のみファン下流に配置して、送風路を通過する風の抵抗を低減し風速を落とすことなく風量の顕著な増大を図るとともに、ヘアドライヤー本体のコンパクト化と十分な送風路を確保することによる低騒音化を図るものである。
そのため、第2回路基板は、ヘアドライヤーの送風路以外でファンで発生する風が吐出口に流動するにあたって流動の妨げにならないスペースに配置する。
本発明の請求項1に係るヘアドライヤーは、空気の吸引口と吐出口とを有する本体部と、当該本体部から延設された把持部とを有する加熱送風装置であって、前記本体部には、空気を吸引口から吸引して吐出口から吐出する空気移送手段と、該空気移送手段の動力源である駆動手段とを有し、前記駆動手段は、当該駆動手段を駆動し、かつ、制御する回路基板を備え、前記回路基板は、少なくとも発熱する回路を有する第1回路基板と発熱しない回路を有する第2回路基板とからなり、前記第1回路基板は、前記本体部における前記空気移送手段の空気流れの下流側に配置したことを特徴とする。
本発明の請求項2に係るヘアドライヤーは、上記請求項1のヘアドライヤーの構成に加えて、前記第2回路基板は、前記把持部に配置したことを特徴とする。
本発明の請求項3に係るヘアドライヤーは、上記請求項1又は2のヘアドライヤーの構成に加えて、前記駆動手段がブラシレス直流モーターであることを特徴とする。
本発明の請求項4に係るヘアドライヤーは、上記請求項1〜3のいずれか1項のヘアドライヤーの構成に加えて、前記空気移送手段は、プロペラファンであることを特徴とする。
従来は、本体部側に電源・制御回路を含む回路基板とブラシレス直流モーターに使用され発熱し冷却を要するスイッチング素子を含むパワー回路からなる回路基板とを一体的に配置していたが、これを2分割して本体部側にスイッチング素子を含むパワー回路からなる回路基板を空気移送手段の空気流れの下流側に配置し、他の発熱しない回路基板を本体部側の隙間領域や把持部側に移すことにより本体部側の基板を小型化することができるため、風量の増大を図ることができ、軽量でコンパクト化が図れる。
本体部側に発熱するパワー回路を配置したので、空気移送手段、例えばファンからの送風により強制冷却ができ、パワー回路の加熱による損傷が防止でき、ヘアドライヤーの寿命の長期化が図れる。
高速回転が可能であり、それゆえ小型で大きな風量を得ることができるブラシレス直流モーターを使用することにより、モーター自体をコンパクト化することができると共にヘアドライヤーそのものもコンパクト化することができる。
以上の結果、風量の増大を図り、軽量でコンパクトな形態をなすヘアドライヤーを提供することができた。
本発明の実施例を示すヘアドライヤーの中央縦断面図である。 本発明の実施例を示すヘアドライヤーのブロック図である。
本発明は、少なくとも冷却が必要な発熱する回路基板を空気流路のファンの下流に設け、冷却が必要ではない回路基板は、空気流路のファンの下流以外の箇所、例えば本体部側の隙間領域や把持部(ハンドル部)に設けることにより、空気流路の抵抗を低減して風量を顕著に増大させ、装置全体をコンパクト化したヘアドライヤーである。
次に本発明の好適な実施例を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すAは、本実施例の正面中央を縦に切断して内部構造を示したヘアドライヤーであって、ヘアドライヤーAは、主として本体部10と、本体部に対して折り畳み可能なようにヒンジ部30を介在して延設された把持部50とで構成される。
本体部10は、本体カバー11でケーシングされ、図において右側には空気取り入れ口である吸引口12を備え、左側には吹出ノズル14aを先端に取り付けた吐出口14を備えている。
また、本体部10の内部には、空気移送手段としてのプロペラファンである第1動翼18及び第2動翼20と、該空気移送手段の動力源である駆動手段、すなわちモーター16とが備えられている。
前記空気移送手段は、プロペラファンであり、当該プロペラファンが駆動手段によって回転することにより、空気を吸引口12から吸引し、本体部10内の空気流路を通過する空気流れBが生じ、吐出口14から吐出し、吹出ノズル14aから吹き出す風を発生させる。本実施例における当該プロペラファンは、第1動翼18と、当該第1動翼18と同回転方向に連動する第2動翼20が直列に取り付けられてなるダブルファン式のプロペラファンで構成される。
当該第1動翼18は、モーターカバー15で覆われた駆動手段としてのモーター16のモーター軸16aに取り付けられ、モーター16が回転することにより、モーター軸16aに取り付けられた第1動翼18と第2動翼20とが回転して風を発生させる。なお、ダブルファン式のプロペラファンを使用すると風量があり、風速が早い点で優れているが、シングルのプロペラファンを使用してもよく、シロッコファンやターボファンを使用してもよい。本体部の前方側内周には、ヒーター22が配置されている。
把持部50には、ヘアドライヤーAの電源の入り切り、風速の切替、温風と冷風との切替とを操作するスイッチ52と、当該スイッチにより操作された作動状態を表示するLED表示部54とが配設されており、下端には電源コード56が接続されている。
そして、本実施例においては、駆動手段としての前記モーターはブラシレス直流モーターを使用しており、当該駆動手段には、これを駆動し、かつ、制御する回路基板を備えている。なお、駆動手段としては、本実施例のブラシレス直流モーターに限られるものではなく、電子回路基板を必要とする、インバータ回路とACモーターの組合せや、ACサーボモーターなどでも使用できるが、軽量化やコストなどの点を考慮するとブラシレス直流モーターが好ましい。
本実施例における回路基板は、主として駆動基板40を備える第1回路基板と、主として電源基板42を備える第2回路基板とからなり、図2のブロック図に示すように、第1回路基板はブラシレス直流モーターを使用した場合には発熱するスイッチング素子を含む回路を有しており、第2回路基板は発熱しない回路を有しており、把持部50における電源コード56から給電される電気が各回路に流れて、各回路が備える機能を発揮するように構成されている。
そして、第1回路基板は、図1に示すように、本体部10におけるモーター16の前方側においてプロペラファン、すなわち第1動翼18及び第2動翼20により吹き出される送風路、すなわち本体部における前記空気移送手段の空気流れの下流側にされ、プロペラファン、すなわち第1動翼18及び第2動翼20により吹き出される風により冷却されるようになっている。
第2回路基板は、発熱しない回路であり、特に冷却する必要がないため把持部50やヘアドライヤーに形成されている空隙部13に収納されている。特に第2回路基板におけるA回路群は、本来第1回路基板と一体に構成されているものであるが、発熱しない回路であるため、第1回路基板から分離して第2回路基板に包含したものである。そのため、第1回路基板を縮小することができるので、周囲から送風するシロッコファンやターボファンを使用する以外に、本実施例のようにモーターの回転軸方向に送風する、いわゆる軸流のプロペラファンを採用することが可能となり、その結果、大風量の風を吹き出すことが可能となり、本体部の軽量化及びコンパクト化が図れるようになった。
また、特にプロペラファンは軸流のため高速回転と低騒音化に適したファンであり、他のシロッコファンやターボファンよりも、高効率で大風量化が可能である。そのため送風路に位置する第1回路基板の基板サイズは小さいほど大風量化と低騒音化が可能であり、さらなる基板サイズの縮小化により、性能向上の可能性がある。試作サンプルにおいて、顕著な大風量化が測定できており、従来型直流モーターとの比較で25%向上(2.0から2.5立米/分)している。
ちなみに、シロッコファンやターボファンは風速や風圧を優先するためのファンであり、風量については1.6立米/分程度と大きな格差となっており、本発明による効果は極めて大きいと言える。
さらに、髪を早く乾燥させるためには、風量とともに風速を落とさないことが必要であり、本発明は風速を落とさずに風量の顕著な増大をはかることで、女性の長い髪の乾燥時間短縮を目的とした。風量だけを高めるためには、吹き出し口の面積を相当程度大きくすることで、従来の直流モーターでも比較的容易に大風量化が可能であり、セールスポイントとして2.5立米/分を数値面で訴求することも可能であるが、吹き出し口が広くなるため風速が落ちることとなり、本発明と比較し髪の乾燥時間は短縮できない。風速を落とさずに乾燥できる吹き出し口の直径については、プロペラファンタイプのドライヤーの吸い込み口の大きさにより変化するが、概ね45mmから65mmの範囲と考えられる。
なお、第2回路基板におけるB回路群は、従来のヘアドライヤーにおいては把持部50に収納されるものであるが、第2回路基板の少なくともA回路群は必ずしも把持部50に収納する必要はなく、例えば本体部10における本体カバー11とモーターカバー15との間に形成される空隙部13その他の空隙部に配置してもよいが、本体部10の軽量化を図る意味では把持部50側に配置するのが好ましい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
A・・・ヘアドライヤー
10・・本体部
11・・本体カバー
12・・吸引口
13・・空隙部
14a・吹出ノズル
14・・吐出口
15・・モーターカバー
16・・モーター(ブラシレス直流モーター)(駆動手段)
16a・モーター軸
18・・第1動翼(後段ファン)(空気移送手段)
20・・第2動翼(前段ファン)(空気移送手段)
22・・ヒーター
30・・ヒンジ部
40・・駆動基板
42・・電源基板
50・・把持部(ハンドル部)
52・・スイッチ
54・・LED表示部
56・・電源コード
B・・・空気流れ

Claims (4)

  1. 空気の吸引口と吐出口とを有する本体部と、当該本体部から延設された把持部とを有する加熱送風装置であって、
    前記本体部には、空気を吸引口から吸引して吐出口から吐出する空気移送手段と、該空気移送手段の動力源である駆動手段とを有し、
    前記駆動手段は、当該駆動手段を駆動し、かつ、制御する回路基板を備え、
    前記回路基板は、少なくとも発熱する回路を有する第1回路基板と発熱しない回路を有する第2回路基板とからなり、
    前記第1回路基板は、前記本体部における前記空気移送手段の空気流れの下流側に配置した
    ことを特徴とするヘアドライヤー。
  2. 前記第2回路基板は、前記把持部に配置した
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘアドライヤー。
  3. 前記駆動手段がブラシレス直流モーターである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載のヘアドライヤー。
  4. 前記空気移送手段は、プロペラファンである
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のヘアドライヤー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113545587A (zh) * 2021-09-10 2021-10-26 珠海田季环境技术有限公司 一种用于吹风机的双风道结构
WO2022244279A1 (ja) 2021-05-19 2022-11-24 ヤーマン株式会社 ヘアドライヤ及び電動機

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