JP2020197904A - 情報担体、介護支援システムおよび介護支援方法 - Google Patents

情報担体、介護支援システムおよび介護支援方法 Download PDF

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Abstract

【課題】対象者自身では取り外し困難で、且つ対象者の個人情報を隠蔽した情報担体を対象者の爪や皮膚に付与しておき、対象者が徘徊した後に発見された場合に、容易に連絡先の電話番号が分かり、施設内においては対象者のバイタルサインや活動状況を把握し、介護支援が可能な情報システムおよび情報担体を提供することを課題とする。【解決手段】対象者の爪7や皮膚に取り付けて使用する情報担体であって、情報を記憶し、表示する情報担持部5と、情報担持部を対象者に取り付ける取付け部6と、を備えており、情報担持部は、少なくとも、対象者の連絡先情報などが記憶されたICタグ、または対象者と対応する記号と対象者の連絡先情報が表示された表示体、のいずれか一方または両方を備えていることを特徴とする情報担体1。【選択図】図1

Description

本発明は、近年大きな社会問題になりつつある徘徊老人の生活の質向上に向けた予防と介護現場での作業負荷低減のための介護支援システムに関する。
本格的な超高齢社会を迎える我が国は、アルツハイマー病等による認知症によって、家族や介護福祉士が知らない間に外出し、徘徊したまま戻らない身元不明の老人(徘徊老人)が保護される事件が多発しており、大きな社会問題となっている。
この様な超高齢社会に対応するため、厚生労働省の方針として「高齢者の尊厳の保持と自立生活の支援」の目的のもとで、可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることが出来る様に、地域の包括的な支援・サービス提供体制を整えることとして、2025年までに地域包括ケアシステムの構築が推進されている。
その様な取り組みの中で、徘徊老人の身元を特定できるようにするため、衣服や靴に名札を付けたり、個人情報が記録された二次元コードを付した札を携帯できるようにするなどの工夫がなされている(特許文献1〜4参照)。また、入れ歯や生体内に電子タグを組み込み、個人を特定する方法も提案されている(特許文献5参照)。
しかしながら、特許文献1〜4に開示されている方法では、全ての衣服や靴等に名札をつけなければならず、縫い付け作業も大変な上に、パジャマや下着姿のままで徘徊されてしまうと、身元を特定することができない。また首から下げて携帯するような札等では、老人が勝手に外してしまうという問題がある。また、特許文献5に開示されている方法の様に、マイクロチップ等を入れ歯に埋め込む方法はアイデアとしては成立するが、現実的ではない。また、入れ歯をし忘れていた場合は、身元を特定できない。
更に、上記の特許文献以外にも、GPS機能を利用した追跡システム等も提案されているが、コストが高い上、発信機を外してしまうと、追跡することができない。
更に、次の様な状況も明らかになっている。
アルツハイマー病等による認知症によって徘徊する老人の多くが、通常は正常な意識があるために、個人情報が特定されるシールを貼り付けられることを極端に嫌がること、また個人情報が悪意のある者によって悪用される危険性も排除できないこと、また徘徊老人を保護するのは、警察官であることが多いなどの事実があきらかになっている。
また、警察官が徘徊老人を保護した際には、最終的に引き取るべき者の連絡先さえ特定できれば良いこと、また、保護している間に必要となる情報は、既往症の有無や常用薬に関する当人の介護情報や機微情報であり、悪用される危険性のある個人情報の必要性は低いことが明らかになった。
そのため、徘徊老人などの対象者に付与する情報媒体に要求される条件としては、個人を特定できる情報を表示していないこと、且つ徘徊老人などの対象者が容易に取り外すことができない、などが求められる。更に、警察官などの保護関係者のみが徘徊老人の連絡先情報などの個人情報にアクセス可能であり、且つ保護している間に徘徊老人などの既往症の有無や常用薬などの介護情報や機微情報にアクセス可能な情報システムであることが求められる。
また、徘徊老人などの対象者を保護すること以外に、介護施設や病院での日々のバイタル情報の記録や活動状況を記録しておき、必要な時にアクセス可能な情報システムであることも求められている。更には、この様な情報に基づき、徘徊老人などの対象者の生活の質の向上に向けた予防と介護支援を可能とする情報システムの構築が求められている。
また、今後益々、介護業界における人材不足は深刻となり、外国人労働者の雇用拡大も予定されているため、高齢者を含めた対象者の取り違え事故などを防止するため、対象者へのIDの付与の必要性が高まって来ている。
特開2002−82619号公報 特開2000−311194号公報 実用新案登録第3041205号公報 実用新案登録第3026566号公報 実用新案登録第3139635号公報 実用新案登録第3196437号公報
上記の事情に鑑み、本発明は、第三者には個人を特定不能な情報担体を、対象者に付与しておくことで、徘徊した対象者を警察官などの発見者が保護した場合、その対象者の連絡先情報を容易に読み取る事ができ、且つ保護した後、その対象者の既往症の有無や常用薬などの介護情報や機微情報にアクセス可能であり、且つ介護施設や医療施設などの日常生活においては、対象者の日々のバイタルサインの記録や活動状況を記録することができ、必要な時にアクセス可能な情報システムと、その情報システムを使用した介護支援方法と、それを可能とする情報担体を提供することを課題とする。
上記の課題を解決する手段として、本発明の請求項1に記載の発明は、爪または皮膚に取り付けて使用する情報担体であって、
情報を担持する情報担持部と、情報担持部を対象者の爪または皮膚に取り付ける取付け部と、を備えており、
情報担持部は、少なくとも、前記対象者の連絡先情報が記録されたICタグラベル、および、少なくとも、対象者の連絡先情報が表示された表示体、のいずれか一方または両方を備えていることを特徴とする情報担体である。
また、請求項2に記載の発明は、前記取付け部が、前記対象者の爪や皮膚に安定して貼付可能な粘着剤層からなることを特徴とする請求項1に記載の情報担体である。
また、請求項3に記載の発明は、前記連絡先情報が、連絡先の電話番号、メールアドレス、SNS情報、URLのいずれか1つ以上を含む情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報担体である。
また、請求項4に記載の発明は、前記ICタグラベルが使用する周波数帯が、LF帯またはHF帯またはUHF帯またはマイクロ波帯のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報担体である。
また、請求項5に記載の発明は、前記ICタグラベルが、爪や皮膚に貼着する粘着剤層と、アンテナにICチップが接続されたICインレットと、粘着剤層と、紙または樹脂フ
ィルムからなる基材層と、絵柄を形成した絵柄層と、をこの順に備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報担体である。
また、請求項6に記載の発明は、前記アンテナが、銅線を用いたアンテナコイルまたはコイル状に形成されたアルミ箔であることを特徴とする請求項5に記載の情報担体である。
また、請求項7に記載の発明は、前記絵柄層が、有機染料と顔料のいずれか一方または両方を含むインキからなることを特徴とする請求項5または6に記載の情報担体である。
また、請求項8に記載の発明は、請求項5〜7のいずれかに記載の情報担体を備えたネイル装飾であって、
ネイル装飾用アンカー層と、前記ICインレットと、ネイル装飾層と、をこの順に備えており、
ネイル装飾用アンカー層とネイル装飾層とは、少なくとも、光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂から選択されたいずれか一方または両方を含んでいる樹脂層であることを特徴とするネイル装飾である。
また、請求項9に記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載の情報担体または請求項8に記載のネイル装飾を使用した介護支援システムであって、
前記情報担体と、前記情報担体に記録されている情報を取得可能な情報読取り装置と、前記対象者についての情報が記録されているクラウドサーバと、を備えており、
クラウドサーバには、少なくとも、前記対象者の介護情報や機微情報と、日々のバイタルサインや活動状況に関する情報と、が記録されていることを特徴とする介護支援システムである。
また、請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の介護支援システムを使用した介護支援方法であって、
前記情報担体を前記対象者に取り付けるステップと、発見者が前記対象者を発見し、前記対象者に取り付けられている情報担体に記録されている情報を読み取る事により、前記連絡先情報を確認し、連絡するステップと、前記対象者の少なくとも、前記介護情報や機微情報にアクセスすることにより、必要な措置を講じるステップと、を備えていることを特徴とする介護支援方法である。
また、請求項11に記載の発明は、請求項9に記載の介護支援システムを使用した介護支援方法であって、
前記情報担体を前記対象者に取り付けるステップと、
介護施設または医療施設内または自宅にて、日々のバイタルサインや活動状況に関する情報を、それらを計測する手段にて取得し、それらの情報を前記対象者と紐付けて前記クラウドサーバに記録するステップと、
必要な時に、介護施設または医療施設内または自宅の関係者が前記クラウドサーバに記録されている情報にアクセスし、その情報を分析した結果に基づき前記対象者の生活の質の向上策と介護支援策を検討するステップと、を備えていることを特徴とする介護支援方法である。
本発明の情報担体によれば、発見者が徘徊した対象者を発見した場合、その対象者の連絡先情報を容易に読み取る事ができるため、容易にその対象者の連絡先と連絡をとることが可能である。また、本発明の情報担体によれば、対象者の氏名など対象者を第三者が特定可能な個人情報を隠蔽しているため、悪意ある第三者による悪用を防ぐことが可能であ
り、またネイルシールと同様のおしゃれな形態にすることや、対象者には見えない身体の部分に貼付することが可能であるため、対象者が本発明の情報担体を身に着けることを嫌がることが無い。
また、本発明の介護支援システムによれば、本発明の情報担体と、前記情報担体に記録されている情報を取得可能な情報読取り装置と、対象者についての情報が記録されているクラウドサーバと、を備えており、クラウドサーバには、少なくとも対象者の、既往症の有無や常用薬などの介護情報や機微情報と、日々のバイタルサインに関する情報の記録や活動状況の情報と、が記録されている。そのため、本発明の情報担体を身に着けた対象者が発見された場合に、発見者は本発明の情報担体を確認することにより、その対象者の連絡先の電話番号を知り、連絡することができる。
また、本発明の介護支援方法によれば、本発明の情報担体を対象者自身では取り外し困難な取り付け手段にて対象者に取り付けるステップと、発見者が対象者を発見し、対象者に取り付けられている情報担体記録されている情報を読み取ることで連絡先情報を確認し、連絡先に連絡するステップを備えている。そのため、まず対象者は自分で取り付けられた情報担体を取り外す事は困難である。また、徘徊して行方不明になった対象者を発見した人が、その対象者の連絡先と連絡することで、容易に徘徊した対象者を保護することができる。また、連絡を受けた連絡先の施設では、本発明の情報担体に記載してある記号を知らせて貰うか、ICタグラベルに記録されている氏名などを知らせることにより、発見された対象者を特定することができる。更に、本発明の情報担体に備えられた一次元または二次元コードをスマートフォンで読み取ることにより、発見者はその対象者の既往症や常用薬などの介護情報や機微情報が記憶されているクラウドサーバにアクセス可能となる。この様にして、発見者側においても、連絡先においても、発見された対象者の介護情報や機微情報を的確に取得することができるため、適切な医療的な措置を講じることが可能となり、適切な介護支援が可能となる。
更に、本発明の介護支援方法によれば、本発明の情報担体を対象者に取り付けるステップと、介護施設または医療施設内または自宅にて、日々のバイタルサインに関する情報や活動状況の情報を、バイタルサインや活動状況を計測する手段にて取得し、取得した情報を前記対象者と紐付けてクラウドサーバに記録するステップと、必要な時に、関係者がクラウドサーバに記録されている情報にアクセスして確認し、その情報を分析した結果に基づき、対象者の生活の質の向上策と介護支援策を検討するステップと、を備えている。そのため、日々の血圧や鼓動数や体温などのバイタルサインや、起床、就寝、睡眠時間、移動などの活動状況を測定し、個々人のデータとして記録することが可能である。また、クラウドサーバに記録されたバイタルサインや活動状況を介護施設や医療施設の関係者がアクセスし、データを取得し、分析することにより、一人一人の対象者に対して、どの様な介護をする方が良いのかを検討することができる。また介護をする職員の負荷を減らす検討も行うことが可能となる。そのため、介護をする側も介護をされる側にとっても、より良い方法を見出すことに役立てることが可能である。
本発明の介護支援システムの概略構成を説明する説明図。 本発明の情報担持部を例示する説明図。
<情報担体>
本発明の情報担体について図1を用いて説明する。
図1は、情報担持部5を、取り付け部6を介して、対象者の指8の爪7に取り付ける本発明の情報担体1を例示している。取り付け部6は、例えば、ネイルシールを使用することができる。
本発明の情報担体1は、対象者の爪や皮膚に取り付けて使用する情報担体である。
本発明の情報担体1は、情報を担持する情報担持部と、情報担持部を対象者の爪や皮膚に取り付ける取付け部と、を備えている。
ここで、情報担体とは、情報を記録し、備えているものという意味で使用している。本発明においては、情報担体1の情報担持部5として、後述する様に、ICタグラベルなどの電子的情報記録媒体であっても良いし、紙などに情報を印刷した印刷媒体であっても構わない。また、それらを両方備えたものであっても良い。
また、取付け部6は、対象者自身では取り外す事が困難な取り付け手段であることが好ましいが、これに限定する必要は無い。
図1では、取付け部6がネイルシールである例を示している。接着層を介して、ネイルシールに情報担持部6を接着し、そのネイルシールを、接着層を介して対象者の指8の爪7に接着した例を示している。この様に、爪7に情報担持部6を備えたネイルシールとして接着されているため、対象者がそれを取り外すことは困難である。また、気に入って着けたネイルシールであれば、対象者自ら取り外すことはない。
また、介護情報や機微情報にアクセス可能な情報とは、介護情報や機微情報を記録したクラウドサーバにアクセス可能とする情報、例えば、URL(Uniform Resource Locator、インターネット上に存在する文書や画像などの場所)が記録された一次元または二次元コードであっても良い。
また、連絡先情報は、少なくとも対象者の連絡先の電話番号、メールアドレス、SNS情報、URLのいずれか1つ以上を含む情報を含んでいれば良い。連絡先の介護施設や医療施設の住所やその他の情報が記載されていても良い。
本発明の情報担体1は、例えば、情報担持部5がICタグラベルである場合、爪や皮膚などの被着体から、粘着剤層、ICインレット層、粘着剤層、基材層、絵柄層の順に備えられたものであっても良い。基材層は、紙または樹脂フィルムであっても良い。インレット層は、インレット層の基材の上に形成されたアンテナとそのアンテナに接続されたICチップからなるものである。アンテナは、銅線による巻き線コイルであっても良いし、インレット層の基材に接着されたアルミ箔をエッチング加工により形成したアルミ箔パターンであっても良い。絵柄層は、有機染料と顔料のいずれか一方または両方を含むインキで形成されていても良い。
また、ICタグラベルが通信に使用する周波数帯は、LF帯、HF帯、UHF帯、マイクロ波帯のいずれであっても良い。情報担持部5に使用するICタグラベルのアンテナは、それぞれの周波数帯に対応したものを選択すれば良い。
(情報担持部)
情報担持部5は、対象者に関する連絡先情報が備えられていれば良いが、例えば、対象者の氏名と、その対象者が所属する介護施設や医療施設の電話番号や住所など連絡先情報と、既往症と常用薬を含む介護情報や機微情報にアクセス可能とするURLなどの情報と、が記録されたICタグラベルであっても良い。また、少なくとも、対象者と1対1対応する記号と、対象者の連絡先情報と、対象者の既往症と常用薬を含む介護情報や機微情報にアクセス可能な情報と、が表示された表示体であっても良い。また、それらのICタグラベルと表示体の両方を備えていても良い。表示体とは、紙や樹脂フィルムなどの印刷インキで印刷可能な基材を用いた印刷媒体であっても良いし、液晶表示装置や電子ペーパーなどの表示媒体であっても構わない。
また、情報担持部5の形態については限定する必要は無い。紙や樹脂フィルム上に印刷インキで印刷した印刷媒体であっても良いし、電子ペーパーや液晶表示装置などの電子的表示媒体であっても良いし、ICタグラベルの様な電子的な情報記録媒体であっても良い。更に、これら印刷媒体と電子的表示媒体と電子的情報記録媒体のいずれか1つであっても良いし、これらの中から2つ以上を組み合わせたものであっても良い。
情報担持部5が印刷媒体である場合は、対象者が身に着けた時に、第三者によって個人が特定可能な氏名などの個人情報が読み取られることが無い様にしておく必要がある。その為には、対象者と1対1対応する記号などに置き換えて表示しておけばよい。記号としては、数字と、文字と、数字や文字以外の記号と、を組み合わせたものであり、対象者を特定可能な記号であれば良い。
一方、情報担持部5がICタグラベルの様な電子的な情報記録媒体である場合は、視覚的に記録されている情報を確認することが不可能であるため、情報の隠蔽性に優れている。その電子的な情報記録媒体を読み取る事ができる読み取り装置によって対象者の情報を読み取る事ができる。そのため、連絡先情報の他に、氏名やその他の個人情報を記録しておくことができる。
情報担持部5が電子的表示媒体である場合は、印刷媒体と同様に、対象者の氏名などの個人情報を、第三者には個人を特定不可能な記号にするなど、隠蔽しておく必要がある。
(取付け部)
取付け部6は、特に限定をする必要は無いが、取り付け対象者に、取り付け対象者自身では取り外すことが困難な取り付け手段であることが好ましい。例えば、爪や皮膚などに接着剤層を介して貼り付ける手段であっても良い。情報担持部5がICタグラベルである場合は、容易に対象者の爪に貼り付けることが可能である。
<ネイル装飾>
次に、本発明の情報担体を備えたネイル装飾について説明する。
本発明の情報担体1は、図1に例示した様に、対象者の指8の爪7に、取り付け部6を介して情報担持部5を形成する際に、ネイルシールを含む、ネイル装飾の形態とすることができる。
本発明のネイル装飾は、爪7側から、ネイル装飾用アンカー層と、ICインレットと、ネイル装飾層と、をこの順に備えている。ネイル装飾用アンカー層が取り付け部6として機能させても良いし、別途、接着剤層を介在させてICインレットを接着しても良い。ネイル装飾用アンカー層上に、情報担持部5としてICインレットを配置した後、ネイル装飾用アンカー層とICインレットの上からネイル装飾層を形成することにより、得ることができる。通常のネイル装飾と異なる点は、ICインレットを配置する点である。ICインレットは、ネイル装飾用アンカー層と接着し、固定される。また、ICインレットと爪7の間にネイル装飾用アンカー層が無くても良い。その場合は接着剤層によりICインレットを爪7に接着する。
ネイル装飾用アンカー層とネイル装飾層とは、少なくとも、光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂から選択されたいずれか一方または両方を含んでいる樹脂層であることが特徴である。
本発明のネイル装飾は、対象者の爪に、まずネイル装飾用アンカー層用の塗布液を、ICインレットを接着する位置またはICインレットの爪との接着面に塗布した後、爪に配置しても良い。次に、ネイル装飾層を形成し、通常のネイル装飾層をネイルアートとして
形成し、最後にネイル装飾用アンカー層とネイル装飾層を硬化させて完成することでネイル装飾とすることができる。
この様にすることで、情報担体をネイル装飾とし、対象者が情報担体を剥がそうとすることを回避することができる。
<介護支援システム>
次に、本発明の介護支援システムについて説明する。
本発明の介護支援システムは、本発明の情報担体を使用した対象者の介護支援システムである。
本発明の介護支援システムは、図2に例示した様に、情報担体1と、情報担体1に記録されている情報を取得可能な情報読取り装置2と、対象者4についての情報が記録されているクラウドサーバ3と、を備えている。
クラウドサーバ3には、少なくとも対象者4の、既往症の有無や常用薬などの介護情報や機微情報と、日々のバイタルサインに関する情報や活動状況の情報と、を記録していることが特徴である。そして対象者を保護する関係者が必要な時に、それらの情報にアクセスし、対象者の介護支援に役立つことに利用することができる。例えば、介護情報や機微情報にアクセスすることにより、対象者の日々の言動や感情の傾向、既往症の有無や常用薬などを確認することができる。そのため、徘徊していた対象者を警察官などが発見した場合、情報担体を読み取ることで、連絡先の電話番号などを確認することができ、容易に連絡可能である。また、介護情報や機微情報を確認可能な場合は、介護情報や機微情報に基づく適切な対応や、医療的措置を講じることが可能となる。
バイタルサインに関する情報とは、体温、血圧、脈拍、呼吸数などであるが、例えば血圧を血圧計で測定した時に、その血圧データを血圧計からクラウドサーバ3に送信し、対象者4と紐付けて記録しておくことができる。他のバイタルサインについても同様に実施可能である。また、対象者が収容されている施設内に、各対象者の位置を検出する位置センサやビデオカメラによる撮像データから、個々の対象者の活動記録を取得し、クラウドサーバ3に記録しておくことも可能である。その様なバイタルサインや活動状況に関する情報に基づいて、個々の対象者の情報を解析する事により、介護をする上での支援に有効な情報を抽出するなどの活用をすることができる。
(情報読取り装置)
情報読取り装置2は、情報担持部に記録または表示された情報のうち、情報がICタグラベルなどの電子的な記録媒体に記録された情報や、紙などに印刷された一次元コードや二次元コードからなる情報を読み取る事ができる装置であれば、特に限定する必要は無い。
前者としては、ICタグのリーダー・ライターを好適に使用することができる。またNFC(Near Field Communication、近距離無線通信規格)機能を備えたスマートフォンを使用することも可能である。その場合は、ICタグラベルもNFCに対応している必要がある。
後者としては、スマートフォンなどの光学的な読み取り装置を使用することができる。
例えば、情報読取り装置は、少なくとも、情報表示部に印刷または表示された一次元コードや二次元コードを光学的に読み取る撮像カメラと、撮像カメラが取得した画像データに基づいて一次元コードや二次元コードを解読するソフトウェアと、そのソフトウェアを稼働させ演算処理する演算処理装置と、撮像カメラと演算処理装置を制御する制御装置と、を備えている装置である。具体的には、一次元コードや二次元コードを読取り可能なソフトウェアをインストールしたスマートフォンを好適に使用することができる。
(クラウドサーバ)
クラウドサーバは、インターネット回線を介してクラウド上に存在する記憶装置であれば、特に限定されない。所謂コンピュータシステムで使用されるサーバ装置であって、外部のスマートフォンからインターネット回線を介してアクセス可能に備えられていれば良い。
<介護支援方法>
次に、本発明の対象者の介護支援方法につて説明する。
本発明の介護支援方法は、対象者の介護支援システムを使用した介護支援方法である。
本発明の介護支援方法は、本発明の情報担体を対象者に取り付ける手段を用いて対象者に取り付けるステップ1と、対象者が徘徊した後、発見者が対象者を発見し、対象者に取り付けられている情報担体に記録されている情報を読み取る事で、連絡先情報を確認し、連絡先に連絡するステップ2と、対象者の少なくとも、既往症と常用薬を含む前記介護情報や機微情報にアクセスすることにより、介護情報や機微情報を確認し、必要な措置を講じるステップ3と、を備えていることが特徴である。対象者に取り付ける手段は、対象者自身では取り外す事が困難な手段であることが好ましい。
対象者の連絡先情報とは、対象者が収容されている介護施設や医療施設の電話番号やメールアドレスや住所などを挙げることができる。
対象者と1対1対応する記号とは、例えば数字であっても良いし、アルファベットであっても良いし、それらを組み合わせた記号であっても良いし、図形の様なものであっても良い。いずれにしても、対象者を特定できる記号であれば良い。
(ステップ1)
ステップ1は、本発明の情報担体を対象者に取り付ける。例えば、対象者の爪や背中に、ICタグラベルを接着剤層や粘着剤層で接着する事が挙げられる。対象者自身では取り外す事が困難な手段を用いて対象者に取り付けることが好ましい。
(ステップ2)
ステップ2は、徘徊している対象者を発見した発見者が、対象者に取り付けられている情報担体に表示されている対象者の連絡先情報を読み取る。連絡先を確認した後、連絡先に連絡することで、徘徊していた対象者を保護したことを伝える。連絡先情報には、対象者と1対1対応する記号が含まれていても良い。
(ステップ3)
ステップ3は、対象者の少なくとも、既往症と常用薬を含む介護情報や機微情報に、本発明の情報担体に表示されている一次元コードまたは二次元コードを、スマートフォンなどの情報読取り装置を用いて読取り、クラウドサーバにアクセスすることにより、介護情報や機微情報を確認する。確認した介護情報や機微情報に従って、連絡先の介護施設や医療施設と相談の上、必要な医療的な措置を講じる。
以上のステップ1〜3により、徘徊により行方不明になった対象者を発見した者が、対象者の連絡先である介護施設や医療施設に連絡することで、対象者を保護し、対象者の連絡先に引き取って貰うことができる。また、対象者の介護情報や機微情報にアクセスすることで、その対象者が常用している薬や既往症を知ることができる。例えば、対象者が重度の糖尿病であり、定期的に血糖値を下げる医薬品の投与が必要である場合、その事を把
握し、早急に対象者が入っていた施設などに送致するか、施設の関係者と連携し、適切に医療的な措置を講じる事が可能となる。
また、本発明の介護支援方法は、下記の様なステップからなるものであっても良い。
即ち、本発明の情報担体を、対象者に取り付けるステップAと、介護施設または医療施設内または自宅にて、日々のバイタルサインに関する情報や活動状況の情報を、バイタルサインや活動状況を計測する手段にて取得し、取得したそれらの情報を対象者と紐付けてクラウドサーバに記録するステップBと、必要な時に、介護施設または医療施設内または自宅の関係者がクラウドサーバに記録されている情報にアクセスして確認し、その情報を分析する事により、その分析結果に基づいて対象者の生活の質の向上策と介護支援策を検討するステップCと、を備えているものであっても良い。なお、ステップAは対象者自身では取り外す事が困難な取り付け手段であることが好ましい。
(ステップA)
ステップAは、本発明の情報担体を対象者に取り付ける。対象者自身では取り外す事が困難な手段を用いて取り付ける事が好ましい。例えば、対象者である対象者の爪にRFIDタグラベルを接着剤で接着する事であっても良い。
(ステップB)
ステップBは、介護施設または医療施設内または自宅にて、対象者が利用した介護予防サービス、介護支援サービスや、日々のバイタルサインに関する情報や活動状況の介護情報を、バイタルサインや活動状況を計測する手段にて取得し、取得したそれらの情報を対象者と紐付けてクラウドサーバに記録する。それらの情報には医療情報が含まれていても良い。
ここで、バイタルサインとは、例えば血圧、脈拍、呼吸数、体温などの生命兆候を示す指標である。例えば、血圧計で、一定時間間隔で血圧を測定し、その値を記録する。記録する方法は、人がコンピュータなどに手入力しても良いし、血圧計から無線でコンピュータやスマートフォンに送信し、記録する事であっても良い。その他のバイタルサインについても同様である。活動状況の情報については、バイタルサインの情報をそのまま使用することであっても良いし、別途、対象者の施設内における移動の状態を、施設内に設置したセンサを使用して自動的に記録する事であっても構わない。
(ステップC)
ステップCは、必要な時に、介護施設または医療施設内または自宅の関係者がクラウドサーバに記録されている情報にアクセスして活用する。ステップBで取得した対象者が利用した介護予防サービス、介護支援サービスや、バイタルサインの情報や活動状況に関する情報は、クラウドサーバに蓄積されている。
この様にして、蓄積された情報を取得し、対象者の情報がどの様になっているか、活動状況がその様になっているか、を分析し、その分析結果に基づいて、個々の対象者の生活の質を向上させるための改善策や、介護する側の作業負荷の低減につながる改善策を抽出することにより、介護支援に役立てることができる。
次に、本発明の情報担体に関する実施例について説明する。
<実施例1>
外径5.1mmの巻き線コイル型のアンテナを備えたICタグインレットの片面に、表裏面のセパレータを備えた粘着剤WF−935(コニシ社製)の片面のセパレータを剥がし、接着させた。次に、ICタグインレットのもう一方の面に接着層を介して樹脂フィルム、ルミラー(東レ(株)の登録商標)100T60(東レ製)を貼り合わせて積層基材シートを得た。
次に、その積層基材シートの樹脂フィルムの表面にオフセット印刷で絵柄を印刷した。
次に、絵柄印刷を行った積層基材シートを爪型サイズでハーフ型抜き加工を行うことにより本発明の情報担体である、爪型ICタグラベルを得た。
次に、その爪型ICタグラベルのセパレータを剥がすことで、粘着剤を露出させ、使用者の爪に接着した。
次に、爪に接着した爪型ICタグラベルをスマートフォンXperia XZ1(SONY社製)を使用して、使用者の緊急連絡先電話番号をイニシャライズすることで、それらの情報を爪型ICタグラベルに記録し、スマートフォンで読み出し可能な状態にした。
次に、イニシャライズした爪型ICタグラベルを、別のスマートフォンAquos sence SHV40(シャープ社製)で読み取らせた結果、記録した緊急連絡先電話番号を読み取る事ができた。
<実施例2>
積層基材シートの樹脂フィルムの表面に印刷せずに、爪型サイズでハーフ型抜き加工を行うことにより爪型ICタグラベルを作製し、使用者の爪に爪型ICタグラベルを貼り付けた後、ネイルアートにより絵柄を付けた以外は、実施例1と同様とした。その結果、実施例1と同様に、爪型ICタグラベルに記録した緊急連絡先電話番号を読み取る事ができた。
<実施例3>
爪型ICタグラベルをスマートフォンXperia XZ1(SONY社製)を使用して、介護情報や機微情報が記録されているURLをイニシャライズすることで、その情報を爪型ICタグラベルに記録し、スマートフォンで読み出し可能な状態にした事以外は実施例1と同様として、使用者の爪に接着した爪型ICタグラベルを得た。
次に、イニシャライズした爪型ICタグラベルを、別のスマートフォンAquos sence SHV40(シャープ社製)で読み取らせた結果、記録したURLを読み取る事ができた。
そのURLにアクセスすることにより、介護施設専用の対象者のバイタル情報を入力することができるプログラムが立ち上がった。
<比較例1>
ICタグインレットをアンテナの外形を1.0mmにしたこと以外は実施例1と同様にして、使用者の爪に接着した爪型ICタグラベルを得た。
この爪型ICタグラベルを、イニシャライズに使用したのとは別のスマートフォンAquos sence SHV40(シャープ社製)で読み取らせた結果、読み取る事はできなかった。
<比較例2>
ICタグインレットをアンテナの外形を2.5mmにしたこと以外は実施例1と同様にして、使用者の爪に接着した爪型ICタグラベルを得た。
この爪型ICタグラベルを、イニシャライズに使用したのとは別のスマートフォンAq
uos sence SHV40(シャープ社製)で読み取らせた結果、読み取る事はできなかった。
1・・・情報担体
2・・・情報読取り装置
3・・・クラウドサーバ
4・・・対象者
5・・・情報担持部
6・・・取り付け部
7・・・爪
8・・・指
10・・・鍵

Claims (11)

  1. 爪または皮膚に取り付けて使用する情報担体であって、
    情報を担持する情報担持部と、情報担持部を対象者の爪または皮膚に取り付ける取付け部と、を備えており、
    情報担持部は、少なくとも、前記対象者の連絡先情報が記録されたICタグラベル、および、少なくとも、対象者の連絡先情報が表示された表示体、のいずれか一方または両方を備えていることを特徴とする情報担体。
  2. 前記取付け部が、前記対象者の爪や皮膚に安定して貼付可能な粘着剤層からなることを特徴とする請求項1に記載の情報担体。
  3. 前記連絡先情報が、連絡先の電話番号、メールアドレス、SNS情報、URLのいずれか1つ以上を含む情報であることを特徴とする請求項1または2に記載の情報担体。
  4. 前記ICタグラベルが使用する周波数帯が、LF帯またはHF帯またはUHF帯またはマイクロ波帯のいずれかであることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報担体。
  5. 前記ICタグラベルが、爪や皮膚に貼着する粘着剤層と、アンテナにICチップが接続されたICインレットと、粘着剤層と、紙または樹脂フィルムからなる基材層と、絵柄を形成した絵柄層と、をこの順に備えていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報担体。
  6. 前記アンテナが、銅線を用いたアンテナコイルまたはコイル状に形成されたアルミ箔であることを特徴とする請求項5に記載の情報担体。
  7. 前記絵柄層が、有機染料と顔料のいずれか一方または両方を含むインキからなることを特徴とする請求項5または6に記載の情報担体。
  8. 請求項5〜7のいずれかに記載の情報担体を備えたネイル装飾であって、
    ネイル装飾用アンカー層と、前記ICインレットと、ネイル装飾層と、をこの順に備えており、
    ネイル装飾用アンカー層とネイル装飾層とは、少なくとも、光硬化性樹脂と熱硬化性樹脂から選択されたいずれか一方または両方を含んでいる樹脂層であることを特徴とするネイル装飾。
  9. 請求項1〜7のいずれかに記載の情報担体または請求項8に記載のネイル装飾を使用した介護支援システムであって、
    前記情報担体と、前記情報担体に記録されている情報を取得可能な情報読取り装置と、前記対象者についての情報が記録されているクラウドサーバと、を備えており、
    クラウドサーバには、少なくとも、前記対象者の介護情報や機微情報と、日々のバイタルサインや活動状況に関する情報と、が記録されていることを特徴とする介護支援システム。
  10. 請求項9に記載の介護支援システムを使用した介護支援方法であって、
    前記情報担体を前記対象者に取り付けるステップと、発見者が前記対象者を発見し、前記対象者に取り付けられている情報担体に記録されている情報を読み取る事により、前記連絡先情報を確認し、連絡するステップと、前記対象者の少なくとも、前記介護情報や機微情報にアクセスすることにより、必要な措置を講じるステップと、を備えていることを
    特徴とする介護支援方法。
  11. 請求項9に記載の介護支援システムを使用した介護支援方法であって、
    前記情報担体を前記対象者に取り付けるステップと、
    介護施設または医療施設内または自宅にて、日々のバイタルサインや活動状況に関する情報を、それらを計測する手段にて取得し、それらの情報を前記対象者と紐付けて前記クラウドサーバに記録するステップと、
    必要な時に、介護施設または医療施設内または自宅の関係者が前記クラウドサーバに記録されている情報にアクセスし、その情報を分析した結果に基づき前記対象者の生活の質の向上策と介護支援策を検討するステップと、を備えていることを特徴とする介護支援方法。
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