JP2020197874A - システム、プログラム、及び方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】調理された食品を顧客に配達するシステムにおいて、配達時において食品が調理したての状態にあることを可能とするシステム、プログラム、及び方法を提供する。【解決手段】システム10は、運送車50を備える。運送車50は、デリバリボックス52を備える。デリバリボックス52内には、調理装置が設けられる。調理装置は、食品の配達中に、食品の配達先への到着予測時刻を取得し、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器を制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、システム、プログラム、及び方法に関する。
温冷蔵庫を積載した運搬用自動車を備えて、食事を各家庭に配達することができる給食宅配システム知られている(例えば、特許文献1参照)。食品類を所定温度に保温するための恒温庫が設けられた集配車が知られている(例えば、特許文献2参照)。
[先行技術文献]
[特許文献]
[特許文献1]特開2003−259921号公報
[特許文献2]特開2002−178823号公報
調理された食品を顧客に配達するシステムにおいては、配達時において食品が調理したての状態にあることが望まれている。
本発明の第1の態様によれば、システムが提供される。システムは、食品を加熱することによって調理する加熱調理器を制御するシステムである。システムは、食品の配達中に、食品の配達先への到着予測時刻を取得する取得部を備える。システムは、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器を制御する制御部を備える。
制御部は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器が食品を加熱するタイミングを決定してよい。
制御部は、到着予測時刻と現在時刻との間の時間が予め定められた時間未満になった場合に、加熱調理器による加熱を開始してよい。
制御部は、食品の種類に基づいて、加熱調理器を制御してよい。
システムは、食品の種類に対応づけて加熱時間を示す情報を格納する時間情報格納部を備えてよい。制御部は、食品の種類に対応づけられた加熱時間及び到着予測時刻に基づいて、加熱調理器が食品を加熱するタイミングを制御してよい。
制御部は、食品の種類に対応づけられた加熱時間と、到着予測時刻と、現在時刻とに基づいて、加熱調理器が食品を加熱するタイミングを決定してよい。
制御部は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器による食品の加熱強度を調整してよい。
制御部は、食品の種類に基づいて、加熱調理器による食品の加熱強度を調整してよい。
システムは、食品の種類に対応づけて、当該食品の調理が完了するまでの加熱強度の時間変化を示す加熱強度情報を格納する強度情報格納部を備えてよい。制御部は、到着予測時刻及び現在時刻とに基づいて、加熱調理器が加熱強度情報に従って食品を加熱するタイミングを制御してよい。
制御部は、到着予測時刻を複数のタイミングで取得し、到着予測時刻の変化に応じて、加熱調理器による食品の加熱強度を調整してよい。
制御部は、到着予測時刻に基づいて加熱調理器による食品の加熱を開始した後、配達先の到着時刻が到着予測時刻より遅れることが予測された場合に、加熱調理器による食品の加熱強度を低下させてよい。
制御部は、到着予測時刻に基づいて加熱調理器による食品の加熱を開始した後、配達先への到着時刻が到着予測時刻より早くなることが予測される場合に、加熱調理器による食品の加熱強度を増加させてよい。
システムは、食品の配達に出発したときの食品の調理の進行度を格納する進行情報格納部を備えてよい。制御部は、進行度と、到着予測時刻とに基づいて、加熱調理器が食品を加熱するタイミングを決定してよい。
制御部は、進行度が低いほど、到着予測時刻と加熱調理器が食品を加熱するタイミングとの間の時間を長くしてよい。
加熱調理器は、第1領域を加熱するための第1加熱部と、第2領域を加熱するための第2加熱部とを備えてよい。取得部は、第1領域に設けられた第1食品の配達先に到着する第1到着予測時刻と、第2領域に設けられた第2食品の配達先に到着する第2到着予測時刻とを取得してよい。制御部は、第1到着予測時刻に基づいて第1加熱部を制御し、第2到着予測時刻に基づいて第2加熱部を制御してよい。
加熱調理器は、多孔質の保水体と、電力を消費して、保水体を加熱する発熱体と、食品を収容し、保水体からの水蒸気により食品を加熱する調理部とを備えてよい。制御部は、発熱体への通電量を制御することにより、加熱調理器を制御してよい。
システムは、蒸気の加熱調理器を備えてよい。
本発明の第2の態様によれば、プログラムが提供される。プログラムは、コンピュータを、上記のシステムとして機能させる。
本発明の第3の態様によれば、コンピュータによって実行される方法が提供される。方法は、食品の配達中に、食品の配達先への到着予測時刻を取得する段階を備える。方法は、到着予測時刻に基づいて、食品を加熱することによって調理する加熱調理器を制御する段階を備える。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
システム10における利用形態の一例を概略的に示す。 調理装置40の全体構造を概略的に示す。 調理装置40の機能構成を模式的に示す。 格納部360に格納される調理情報のデータ構造を示す。 格納部360に格納される配達食品情報のデータ構造を示す。 食品44の調理期間と配達タイミングとの関係の一例を示す。 食品44の調理期間と配達タイミングとの関係の他の例を示す。 制御装置200による処理の流れの一例を概略的に示す。 システム10の変形例としてのシステム900における利用形態を概略的に示す。 システム900において利用される調理装置940の機能構成を示す。 加熱調理機能を有する食品容器1100を、加熱器1150とともに概略的に示す。 制御装置200又はサーバ902として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、システム10における利用形態の一例を概略的に示す。本実施形態に係るシステム10は、調理された食品を、顧客である配達先60に配達するためのシステムである。具体的には、システム10は、調理したてに近い状態の食品を配達先60に配達するためのシステムである。
システム10は、運送車50を備える。運送車50は、デリバリボックス52を備える。デリバリボックス52内には、図2に示す調理装置40が設けられる。図2は、調理装置40の全体構造を概略的に示す。図2に示されるように、調理装置40は、加熱調理器240及び制御装置200を備える。調理装置40には、食品44a及び食品44bが収容される。なお、食品44a及び食品44bを、「食品44」と総称する場合がある。調理装置40は、食品44の配達中に、食品44を加熱することによって調理する。調理装置40の詳細な構成については後述する。
食品44を加熱することは、食品44を蒸すことを含んでよい。食品44は、例えば、小籠包、焼売、豚まん、及び餃子等の包子であってよい。本実施形態では、主として、水蒸気により食品44を蒸す形態を説明する。
食品44は、店舗30においてある程度調理された後、調理装置40に収容されて運送車50に積載される。運送車50が配達に出発する時点では、食品44は調理が完了していない状態にある。
例えば、食品44は、10分の予備加熱と10分の本加熱とを必要とする食品であるとする。また、運送車50で店舗30から配達先60に到着するための所要時間が15分と予測されているとする。この場合、食品44は、店舗30の調理場で5分の予備加熱が行われた後、調理装置40に収容される。調理装置40の制御装置200には、店舗サーバ32から、配達先60の位置と、食品44の種類及び調理状態を示す情報が入力される。例えば、制御装置200には、調理状態として、5分の予備加熱が行われた状態を示す情報が入力される。制御装置200は、食品44の種類及び調理状態に基づいて加熱調理器240を駆動して、食品44の予備加熱を継続する。
調理装置40が運送車50のデリバリボックス52に搭載されると、運送車50は店舗30を出発する。運送車50が店舗30から出発した後も、制御装置200は、加熱調理器240で食品44の予備加熱を継続させる。制御装置200は、調理装置40の現在位置と配達先60の位置とに基づいて、配達先60の到着予測時刻を算出する。制御装置200は、配達先60の到着予測時刻の10分前になったときに、加熱調理器240に食品44の本加熱を開始させる。これにより、運送車50が配達先60に到着したときに、食品44の調理が完了する。このように、システム10によれば、調理したてに近い状態の食品44を配達先60に配達することができる。
図2に示されるように、加熱調理器240は、加熱装置205と、調理器230とを備える。加熱装置205は、発熱装置210と、蒸気生成装置220とを備える。加熱調理器240は、食品44を加熱することによって調理する。具体的には、加熱調理器240は、水蒸気により食品44を加熱することによって調理する。
図3は、調理装置40の機能構成を模式的に示す。発熱装置210は、バッテリ370と、調整部380と、発熱体330とを備える。
調理装置40には、電源ケーブル接続口372が設けられる。バッテリ370は、電源ケーブル接続口372に挿入された電源ケーブルから供給される電力で充電される。バッテリ370は、店舗30内で充電されてよい。バッテリ370は、運送車50で配送中に、運送車50から供給される電力で充電されてよい。
発熱体330は、バッテリ370から供給される電力を消費して、蒸気生成装置220を加熱する。発熱体330は、第1加熱部310と、第2加熱部320とを備える。第1加熱部310及び第2加熱部320は、例えば、電気ヒータである。
バッテリ370から供給される電力は、調整部380を通じて第1加熱部310及び第2加熱部320に供給され得る。調整部380は、バッテリ370から第1加熱部310及び第2加熱部320への電力の供給状態を切り替える。具体的には、調整部380は、第1加熱部310に供給される電力と、第2加熱部320に供給される電力とを、独立して調整する。
蒸気生成装置220は、蒸気生成装置220は、発熱体330に接して設けられた伝熱部221と、保水体222と、蒸気透過板223とを備える。保水体222は、伝熱部221と蒸気透過板223との間に設けられる。保水体222は、多孔質の部材である。保水体222は、多数の孔内に、水を保持する。保水体222は、例えば、スポンジ状の部材であってよい。保水体222は、発熱体330から供給される熱により加熱される。保水体222が保持する水は、発熱体330から供給される熱により、気体になる。これにより、保水体222から水蒸気が発生する。保水体222から発生した水蒸気は、蒸気透過板223が備える多数の縦孔を通じて、調理器230内に流入する。
調理器230は、食品44を収容する。調理器230は、保水体222からの水蒸気により食品44を加熱する。具体的には、調理器230内には、食品44を収容した食品容器46a及び食品容器46bが搭載される。食品容器46a及び食品容器46bは、例えば、せいろである。食品容器46a及び食品容器46bは、運送車50が配達先60に到着した後、調理装置40から取り出されて、配達先60の顧客に提供される。
図2に示されるように、調理器230の上部には、外部に通じる隙間42が形成されている。調理器230内に溜まった蒸気は、隙間42を通じて少しずつ外部に排出される。
調理器230は、第1領域231と、第2領域232とを含む。第1領域231と第2領域232とは互いに隔離された領域である。第1領域231は、第1加熱部310により加熱される領域である。第2領域232は、第2加熱部320により加熱される領域である。
例えば、第1加熱部310に通電されている場合、第1加熱部310で発生した熱により、保水体222のうち第1加熱部310の近傍の領域に保持された水が水蒸気となって、主として第1領域231に流入する。これにより、第1領域231内に設けられた食品44が水蒸気によって加熱される。
一方、第2加熱部320に通電されている場合、第2加熱部320で発生した熱により、保水体222のうち第2加熱部320の近傍の領域に保持された水が水蒸気となって、主として第2領域232に流入する。これにより、第2領域232内に設けられた食品44が水蒸気によって加熱される。これにより、第1領域231に設けられた食品44と、第2領域232内に設けられた食品44とを、実質的に独立して加熱調理を進めることができる。
制御装置200は、制御部300と、取得部340と、位置取得部350と、格納部360とを備える。
格納部360は、不揮発性の記憶媒体及び/又は揮発性の記憶媒体を含む。制御装置200は、格納部360に格納された情報を用いて処理を行う。格納部360が格納する情報としては、オペレーティングシステム(OS)、通信制御ソフトウェア、OS上で稼動するアプリケーションソフトウェア等を含む。位置取得部350は、GPSセンサ等の測位センサであってよい。制御部300及び取得部340は、プロセッサ等の演算処理装置を含む1以上のIC等により実現されてよい。制御装置200は、コンピュータにより実現されてよい。
取得部340は、食品44の配達中に、食品44の配達先への到着予測時刻を取得する。制御部300は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器240を制御する。例えば、制御部300は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器240が食品44を加熱するタイミングを決定する。例えば、制御部300は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器240が食品44を加熱し始めるタイミングを制御する。具体的には、制御部300は、到着予測時刻と現在時刻との間の時間が予め定められた時間未満になった場合に、加熱調理器240による加熱を開始する。
制御部300は、食品44の種類に基づいて、加熱調理器240を制御する。例えば、格納部360は、食品44の種類に対応づけて加熱時間を示す情報を格納する。制御部300は、格納部360において食品44の種類に対応づけられた加熱時間と、到着予測時刻とに基づいて、加熱調理器240が食品44を加熱するタイミングを制御する。具体的には、制御部300は、食品44の種類に対応づけられた加熱時間と、到着予測時刻と、現在時刻とに基づいて、加熱調理器240が食品44を加熱するタイミングを決定する。
制御部300は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器240による食品44の加熱強度を調整してよい。制御部300は、食品44の種類に基づいて、加熱調理器240による食品44の加熱強度を調整する。例えば、格納部360は、食品44の種類に対応づけて、当該食品44の調理が完了するまでの加熱強度の時間変化を示す加熱強度情報を格納する。制御部300は、到着予測時刻と、現在時刻とに基づいて、加熱調理器240が加熱強度情報に従って食品44を加熱するタイミングを制御する。
制御部300は、到着予測時刻を複数のタイミングで取得し、到着予測時刻の変化に応じて、加熱調理器240による食品44の加熱強度を調整してよい。例えば、制御部300は、到着予測時刻に基づいて加熱調理器240による食品44の加熱を開始した後、配達先の到着時刻が到着予測時刻より遅れることが予測された場合に、加熱調理器240による食品44の加熱強度を低下させてよい。また、制御部300は、到着予測時刻に基づいて加熱調理器240による食品44の加熱を開始した後、配達先への到着時刻が到着予測時刻より早くなることが予測される場合に、加熱調理器240による食品44の加熱強度を増加させてよい。
格納部360は、食品44の配達に出発したときの食品44の調理の進行度を格納する。制御部300は、進行度と、到着予測時刻とに基づいて、加熱調理器240が食品44を加熱するタイミングを決定してよい。例えば、制御部300は、進行度が低いほど、到着予測時刻と加熱調理器240が食品44を加熱するタイミングとの間の時間を長くしてよい。
取得部340は、第1領域に設けられた第1食品44の配達先に到着する第1到着予測時刻と、第2領域232に設けられた第2食品44の配達先に到着する第2到着予測時刻とを取得してよい。この場合、制御部300は、第1到着予測時刻に基づいて第1加熱部310を制御し、第2到着予測時刻に基づいて第2加熱部320を制御してよい。なお、制御部300は、発熱体330への通電量を制御することにより、加熱調理器240を制御する。具体的には、制御部300は、調整部380を制御することにより、第1加熱部310及び第2加熱部320のそれぞれの発熱量を制御する。
なお、図3等に示されるように加熱調理器240の一実施形態は、加熱装置205が発熱装置210及び蒸気生成装置220を備える。この形態によれば、食品44は、水蒸気で加熱することによって調理される。例えば小籠包を食する場合、蒸したてを火傷しないよう気をつけながら食することが、その特徴を味わうための重要な要素となる。蒸気生成装置220は、水を保持する保水体222を備えるため、配達中の振動で水飛び散ったり、こぼれたりすることがない。そのため、図3等に示す加熱調理器240によれば、小籠包等の蒸し料理の調理の最終工程を配達中に行って、配達先に到着したときに、蒸したてに近い状態で顧客に提供することができる。
一方、例えばハンバーグや焼き餃子等のように、調理工程として焼き加熱工程を含む食品も存在する。そのような食品を調理したてに近いの状態で顧客に提供するために、加熱調理器240における加熱装置205の他の形態として、蒸気生成装置220に替えて鉄板等の伝熱部材を少なくとも部分的に備える構成を採用すればよい。このように、加熱調理器240の変形例として、蒸し加熱等の水蒸気加熱により調理する形態に限らず、焼き加熱、蒸し焼き加熱、遠赤外線等の電磁波による加熱、又は揚げ加熱によって食品を調理するための構成を採用し得る。
図4は、格納部360に格納される調理情報のデータ構造を示す。調理情報は、食品種別ID、量情報、及び調理内容情報を互いに対応づける。
食品種別IDは、調理対象となる食品の種別を示す識別情報である。量情報は、調理対象となる食品の量を示す情報である。量情報は、調理対象となる食品の数及び食品のサイズの組み合わせを示す情報であってよい。調理内容情報は、対象となる食品の調理が完了するまでの調理内容を示す情報である。調理内容情報は、加熱時間及び加熱強度の組み合わせを示す情報であってよい。
図5は、格納部360に格納される配達食品情報のデータ構造を示す。配達食品情報は、商品ID、領域ID、配達先情報、食品種別ID、量情報、及び進行度情報を互いに対応づける。
商品IDは、配達対象となる食品を含む商品の識別情報である。領域IDは、調理器230において食品が設けられた領域の識別情報である。領域IDには、第1領域231及び第2領域232のうちの一方の領域の識別情報が格納される。領域IDは、第1領域231及び第2領域232のいずれに食品が収容されているかを示す。配達先情報は、商品の配達先の位置を示す。配達先情報は、配達先の地理的位置を示す緯度情報及び経度情報であってよい。
食品種別IDは、調理対象となる食品の種別を示す識別情報である。量情報は、調理対象となる食品の量を示す情報である。量情報は、商品に含まれる食品の数及び食品のサイズの組み合わせを示す。
進行度情報は、配達に出発したときに調理の進行度を示す情報である。具体的には、進行度情報は、店舗30で行われた調理の進行度を示す。例えば、店舗30で小籠包を3分の加熱を行った場合、進行度情報には、店舗30内で加熱を行った時間を示す「3分」が格納される。
制御装置200は、店舗サーバ32から配達食品情報を受信して、格納部360に格納する。制御部300は、格納部360に格納された配達食品情報と、調理情報とを参照して、食品44の配達中に、加熱調理器240を制御する。
具体的には、制御部300は、格納部360に格納されている調理情報を参照して、食品44の調理が完了するまでの調理内容を特定する。例えば、商品としての食品44が、中サイズ16個の小籠包である場合、制御部300は、強加熱で9分の加熱を行うことによって調理が完了すると判断する。制御部300は、格納部360に格納されている進行度情報を参照して、食品44の強加熱が3分行われていると判断する。そのため、制御部300は、配達先の到着予測時刻の6分前に加熱調理器240による強加熱を開始すると判断する。
また、制御部300は、配達食品情報に含まれる領域IDに基づいて、食品44が第1領域231に収容されていると判断する。したがって、制御部300は、第1加熱部310を、食品44の配達先情報、進行度情報及び調理内容情報と、現在時刻及び調理装置40の現在位置とに基づいて制御することによって、食品44の配達中に食品44を調理する。
図6は、食品44の調理期間と配達タイミングとの関係の一例を示す。店舗サーバ32は、顧客からの注文情報に基づいて、食品44の調理スケジュールを決定する。
例えば、店舗サーバ32は、注文情報に含まれる配達先の位置に基づいて、店舗30から配達先60まで運送車50が移動するために必要な所要時間を、交通量情報に基づいて特定する。また、店舗サーバ32は、格納部360に格納された調理情報と所要時間とに基づいて、商品となる食品44の調理スケジュールを決定する。
例えば、商品としての食品44が中サイズ16個の小籠包である場合、店舗サーバ32は、強加熱で9分の加熱を行うことによって調理が完了すると判断する。店舗30から配達先60の所要時間が6分である場合、店舗サーバ32は、店舗30で3分の強加熱を行い、配達中に6分の強加熱を行うと判断する。また、店舗サーバ32は、加熱調理器240の調理器230内の第1領域231及び第2領域232のいずれの領域に食品44を収容するかを決定する。
店舗サーバ32は、配達食品情報を生成して、制御装置200に送信する。制御装置200は、店舗サーバ32から受信した配達食品情報を格納部360に格納する。店舗30内の調理場で食品44に対して3分の強加熱が行われると、3分の強加熱が行われた食品44を収容した調理装置40が、運送車50のデリバリボックス52に積載される。運送車50が店舗を出発すると、制御部300は、格納部360に格納された配達食品情報及び調理情報を参照して、食品44の配達中に、加熱調理器240を制御して食品44の調理を進める。
上述した例では、食品44の調理が完了するまでに必要な9分の強加熱のうち、店舗30で3分の強加熱が行われているため、必要な残り加熱時間は6分である。一方、店舗30から配達先60までの所要時間も6分である。この場合、制御部300は、運送車50が出発すると、第1加熱部310の通電量を制御して、食品44の強加熱を開始する。
なお、取得部340は、位置取得部350から取得した現在位置と、配達先情報に格納された配達先の位置情報とに基づいて、到着予測時刻を逐次に取得する。制御部300は、到着予測時刻の変化に応じて、食品44の加熱強度を調整する。例えば、店舗30を出発して3分が経過した時点で、到着予測時刻が現在時刻から4分後の時刻に延びた場合、制御部300は、第1加熱部310の通電量を減少させて、食品44の加熱強度を弱める。一方、店舗30を出発して3分が経過した時点で、到着予測時刻が現在時刻から2分後の時刻に近づいた場合、制御部300は、第1加熱部310の通電量を増加させて、食品44の加熱強度を高くする。
図7は、食品44の調理期間と配達タイミングとの関係の他の例を示す。図7において、商品1を配達するまでの期間の動作は、図6と同一である。図7に示す例は、商品1の注文があった後、運送車50が店舗を出発する直前に、商品2の注文があった場合を示す。ここで、商品2は、中サイズの小籠包10個であるとする。また、商品2の配達先は、商品1の配達先の近くであるとする。例えば、商品1の配達先が、マンションの1室であり、商品2の配達先は、同じマンションの別室であるとする。
店舗サーバ32は、商品2の調理が完了するまで7分を要すると予測する。ここで、現在利用可能な運送車50が1台しかないとする。この場合、運送車50で商品1の配達を終えてから店舗30に戻り、商品2の配達を行うと、商品2が配達されるまでに18分以上の時間を要することになる。一方、店舗サーバ32は、運送車50で商品1を配達する際に、運送車50で商品1及び商品2を一緒に運んだ場合、商品2の配達先の到着予測時刻が店舗30を出発してから9分後になると判断する。店舗サーバ32は、商品2の打擲予測時刻を、商品1の配達後の料金支払い時間と、商品1の配達先から商品2の配達先への移動時間を考慮して判断する。
そこで、店舗サーバ32は、運送車50で商品1を配達する際に、運送車50で商品1及び商品2を一緒に運ぶよう決定する。具体的には、店舗サーバ32は、商品1を調理器230の第1領域231に収容するとともに、商品2を調理器230の第2領域232に収容して、商品2の配達中に商品2の食品の調理を開始させるように調理スケジュールを生成する。
具体的には、店舗サーバ32は、商品2の配達食品情報を生成して、制御装置200に送信する。一例として、商品2の配達食品情報は、領域ID、食品種別ID、量情報、及び進行度情報に、それぞれ第2領域232を示す「2」、「小籠包」、「小サイズ・10個」、及び「0分」を含む。
制御装置200は、店舗サーバ32から受信した商品2の配達食品情報を、格納部360に格納する。制御部300は、格納部360に格納された配達食品情報及び調理情報を参照して、商品2の配達中に、加熱調理器240を制御する。具体的には、商品2の食品の調理時間が7分であるので、制御部300は、商品2の配達先への到着予測時刻から7分前のタイミングで、商品2の食品の加熱を開始する。例えば、制御部300は、第2加熱部320の通電量を制御して、商品2の食品の強加熱を開始する。このように、加熱調理器240によれば、商品1及び商品2を別々に独立して調理できる。そのため、調理したてに近い状態の食品を提供することができるシステムでありながら、少ない数の運送車50で運用しても、顧客の待ち時間が長くならないようにすることが可能になる。
図8は、制御装置200による処理の流れの一例を概略的に示す。図8の処理は、加熱調理器240の調理器230内に食品44が収容された場合に開始される。
ステップ(ステップをSと省略して記載する場合がある。)800において、取得部340は、到着予測時刻を取得する。例えば、取得部340は、格納部360に格納されている配達食品情報の配達先情報と、位置取得部350により取得された現在位置情報とに基づいて、配達先への到着予測時刻を取得する。取得部340は、外部の交通ルート情報サーバに問い合わせることにより、配達先への到着予測時刻を外部の交通ルート情報サーバから取得してよい。
S802において、制御部300は現在時刻を取得する。S804において、制御部300は、加熱を開始するタイミングになったか否かを判断する。例えば、制御部300は、調理情報及び配達食品情報を参照して、配達先までの所要時間と残り調理時間との差が、予め定められた閾値未満であるか否かを判断する。ここで、配達先までの所要時間は、到着予測時刻と現在時刻との差により表される。また、残り調理時間は、調理内容情報から特定される加熱時間から、進行度情報が示す加熱時間を減じた時間により表される。配達先までの所要時間と残り加熱時間との差が閾値以上である場合、S800に処理を戻す。配達先までの所要時間と残り加熱時間との差が閾値未満である場合、S806において、制御部300は、食品44の加熱を開始する。例えば、制御部300は、食品44が第1領域231に収容されている場合、第1加熱部310への通電を開始させる。また、制御部300は、調理情報に含まれる調理内容情報に基づいて、現在における加熱強度を調整する。
S808において、制御部300は、加熱時間が経過したか否かを判断する。加熱時間が経過した場合、S810において、食品44の加熱を停止する。S808において加熱時間が経過していないと判断した場合、S820において、取得部340は、到着予測時刻を取得する。S822において、制御部300は、到着予測時刻が変化したか否かを判断する。例えば、制御部300は、前回取得した到着予測時刻とS820で取得した到着予測時刻との時間差が予め定められた時間差を超える場合に、到着予測時刻が変化したと判断する。到着予測時刻が変化していない場合、S808に処理を進める。到着予測時刻が変化した場合、S824において、制御部300は、加熱強度及び加熱時間を調整して、S808に処理を進める。
例えば、S824において、前回取得した到着予測時刻からS820で取得した到着予測時刻を減じた時間差が−1分であった場合、制御部300は、加熱強度を低くするとともに、調理時間を1分長くする。前回取得した到着予測時刻からS820で取得した到着予測時刻を減じた時間差が+1分であった場合、制御部300は、加熱強度を高めるとともに、調理時間を1分短くする。これにより、制御部300は、到着予測時刻の変化量に応じて、加熱強度及び加熱時間を調整することができる。
図9は、システム10の変形例としてのシステム900における利用形態を概略的に示す。図10は、システム900において利用される調理装置940の機能構成を示す。システム900は、店舗サーバ32と、サーバ902と、調理装置940とを備える。調理装置940は、加熱調理器240と、制御装置1010とを備える。制御装置1010は、加熱制御部1020、通信部1040及び位置取得部350を備える。
システム900において、サーバ902は、システム10における制御装置200が備える制御部300、取得部340及び格納部360の機能を備える。主としてこの点を除いて、システム900は、システム10と実質的に同じ機能及び構成を備える。
制御装置1010の通信部1040は、サーバ902との通信を担う。通信部1040は、位置取得部350が取得した現在位置を示す現在位置情報をサーバ902に送信する。
通信部1040とサーバ902とは、ネットワーク20を介して通信する。ネットワーク20は、移動体通信ネットワーク及びインターネットを含んでよい。移動体通信ネットワークは、3G(3rd Generation)通信方式、LTE(Long Term Evolution)通信方式、5G(5th Generation)通信方式、及び6G(6th Generation)通信方式以降の通信方式のいずれに準拠していてもよい。ユーザ端末82は、無線基地局を介して移動体通信ネットワークにアクセスしてよく、WiFi(登録商標)を介して移動体通信ネットワークにアクセスしてもよい。
サーバ902は、店舗サーバ32から配達食品情報を受信する。サーバ902は、配達食品情報に含まれる配達先の位置情報と、制御装置1010から送信される現在位置情報とに基づいて、運送車50の到着予測時刻を取得する。サーバ902は、到着予測時刻に基づいて、加熱調理器240を制御するための制御情報を生成して、制御装置1010に送信する。制御装置1010において、通信部1040は、サーバ902から受信した制御情報に基づいて発熱装置210を制御する。これにより、配達時において調理したてに近い状態の食品44を顧客に提供することができる。
図11は、加熱調理機能を有する食品容器1100を、加熱器1150とともに概略的に示す。食品容器1100は、運送車50に積載されて配達先に配達される。食品容器1100は、運送車50のデリバリボックス52に積載されて運送車50により配達先60まえ配達される。食品容器1100は、上述したシステム10における調理装置40やシステム900における調理装置940とともに、運送車50のデリバリボックス52に積載され得る。
食品容器1100は、例えば、加熱調理機能を有する弁当箱である。食品容器1100は、容器本体1104と、蓋1102とを備える。容器本体1104は、食品を収容する。容器本体1104の底部1106には、金属部1108が設けられている。
店舗30において、食品容器1100は加熱器1150上に載置される。加熱器1150は、上部にヒータ1152を備える。ヒータ1152は、電気又はガス等をエネルギー源として熱を発生する。
容器本体1104の金属部1108がヒータ1152に対向するように食品容器1100を加熱器1150に載置して、加熱器1150のヒータ1152に通電すると、ヒータ1152で生じた熱により、金属部1108が加熱される。金属部1108は、ヒータ1152からの熱を蓄積する。このように、食品容器1100を運送車50に積載する前に、金属部1108が蓄熱状態にある容器本体1104を用意する。
例えば食品がハンバーグの場合、80%〜90%程度の調理工程を店舗30内の調理場で行う。例えば、ハンバーグ生地を成形し、成形されたハンバーグ生地の第1面と第2面を焼く工程を少なくとも、店舗30内の調理場で行う。第1面と第2面を焼いた後、第1面を再び焼く最終加熱工程を行う段階、又は最終加熱工程の一部の工程を残した段階で、金属部1108が蓄熱状態にある容器本体1104内に、ハンバーグを移す。ハンバーグを移した後、容器本体1104に蓋1102をして、食品容器1100を運送車50に積載する。食品容器1100が運送車50で配達中に、容器本体1104内のハンバーグの最終加熱工程の少なくとも一部が行われる。
このように、容器本体1104内に加熱調理が未完了の状態の食品を入れると、食品は、金属部1108に蓄積された熱によって加熱調理が行われる。店舗サーバ32は、加熱器1150を制御して、金属部1108に蓄積させる熱量を、配達先への到着予測時間に基づいて調整してよい。食品容器1100によっても、配達時において調理したてに近い状態の食品を顧客に提供することができる。
以上に説明したシステム10及びシステム900における調理装置40、調理装置940及び食品容器1100によれば、配達中に食品44の加熱調理を行うことができるので、配達時において調理したてに近い状態の食品44を、顧客に提供することができる。
図12は、制御装置200又はサーバ902として機能するコンピュータ1200のハードウェア構成の一例を概略的に示す。コンピュータ1200にインストールされたプログラムは、コンピュータ1200を、本実施形態に係る装置の1又は複数の「部」として機能させ、又はコンピュータ1200に、本実施形態に係る装置に関連付けられるオペレーション又は当該1又は複数の「部」を実行させることができ、及び/又はコンピュータ1200に、本実施形態に係るプロセス又は当該プロセスの段階を実行させることができる。そのようなプログラムは、コンピュータ1200に、本明細書に記載のフローチャート及びブロック図のブロックのうちのいくつか又はすべてに関連付けられた特定のオペレーションを実行させるべく、CPU1212によって実行されてよい。
本実施形態によるコンピュータ1200は、CPU1212、RAM1214、及びグラフィックコントローラ1216を含み、それらはホストコントローラ1210によって相互に接続されている。コンピュータ1200はまた、通信インタフェース1222、記憶装置1224、DVDドライブ1226、及びICカードドライブのような入出力ユニットを含み、それらは入出力コントローラ1220を介してホストコントローラ1210に接続されている。DVDドライブ1226は、DVD−ROMドライブ及びDVD−RAMドライブ等であってよい。記憶装置1224は、ハードディスクドライブ及びソリッドステートドライブ等であってよい。コンピュータ1200はまた、ROM1230及びキーボードのようなレガシの入出力ユニットを含み、それらは入出力チップ1240を介して入出力コントローラ1220に接続されている。
CPU1212は、ROM1230及びRAM1214内に格納されたプログラムに従い動作し、それにより各ユニットを制御する。グラフィックコントローラ1216は、RAM1214内に提供されるフレームバッファ等又はそれ自体の中に、CPU1212によって生成されるイメージデータを取得し、イメージデータがディスプレイデバイス1218上に表示されるようにする。
通信インタフェース1222は、ネットワークを介して他の電子デバイスと通信する。記憶装置1224は、コンピュータ1200内のCPU1212によって使用されるプログラム及びデータを格納する。DVDドライブ1226は、プログラム又はデータをDVD−ROM1227等から読み取り、記憶装置1224に提供する。ICカードドライブは、プログラム及びデータをICカードから読み取り、及び/又はプログラム及びデータをICカードに書き込む。
ROM1230はその中に、アクティブ化時にコンピュータ1200によって実行されるブートプログラム等、及び/又はコンピュータ1200のハードウェアに依存するプログラムを格納する。入出力チップ1240はまた、様々な入出力ユニットをUSBポート、パラレルポート、シリアルポート、キーボードポート、マウスポート等を介して、入出力コントローラ1220に接続してよい。
プログラムは、DVD−ROM1227又はICカードのようなコンピュータ可読記憶媒体によって提供される。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体から読み取られ、コンピュータ可読記憶媒体の例でもある記憶装置1224、RAM1214、又はROM1230にインストールされ、CPU1212によって実行される。これらのプログラム内に記述される情報処理は、コンピュータ1200に読み取られ、プログラムと、上記様々なタイプのハードウェアリソースとの間の連携をもたらす。装置又は方法が、コンピュータ1200の使用に従い情報のオペレーション又は処理を実現することによって構成されてよい。
例えば、通信がコンピュータ1200及び外部デバイス間で実行される場合、CPU1212は、RAM1214にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理に基づいて、通信インタフェース1222に対し、通信処理を命令してよい。通信インタフェース1222は、CPU1212の制御の下、RAM1214、記憶装置1224、DVD−ROM1227、又はICカードのような記録媒体内に提供される送信バッファ領域に格納された送信データを読み取り、読み取られた送信データをネットワークに送信し、又はネットワークから受信した受信データを記録媒体上に提供される受信バッファ領域等に書き込む。
また、CPU1212は、記憶装置1224、DVDドライブ1226(DVD−ROM1227)、ICカード等のような外部記録媒体に格納されたファイル又はデータベースの全部又は必要な部分がRAM1214に読み取られるようにし、RAM1214上のデータに対し様々なタイプの処理を実行してよい。CPU1212は次に、処理されたデータを外部記録媒体にライトバックしてよい。
様々なタイプのプログラム、データ、テーブル、及びデータベースのような様々なタイプの情報が記録媒体に格納され、情報処理を受けてよい。CPU1212は、RAM1214から読み取られたデータに対し、本開示の随所に記載され、プログラムの命令シーケンスによって指定される様々なタイプのオペレーション、情報処理、条件判断、条件分岐、無条件分岐、情報の検索/置換等を含む、様々なタイプの処理を実行してよく、結果をRAM1214に対しライトバックする。また、CPU1212は、記録媒体内のファイル、データベース等における情報を検索してよい。例えば、各々が第2の属性の属性値に関連付けられた第1の属性の属性値を有する複数のエントリが記録媒体内に格納される場合、CPU1212は、当該複数のエントリの中から、第1の属性の属性値が指定されている条件に一致するエントリを検索し、当該エントリ内に格納された第2の属性の属性値を読み取り、それにより予め定められた条件を満たす第1の属性に関連付けられた第2の属性の属性値を取得してよい。
上で説明したプログラム又はソフトウェアモジュールは、コンピュータ1200上又はコンピュータ1200近傍のコンピュータ可読記憶媒体に格納されてよい。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステム内に提供されるハードディスク又はRAMのような記録媒体が、コンピュータ可読記憶媒体として使用可能であり、それによりプログラムを、ネットワークを介してコンピュータ1200に提供する。
本実施形態におけるフローチャート及びブロック図におけるブロックは、オペレーションが実行されるプロセスの段階又はオペレーションを実行する役割を持つ装置の「部」を表わしてよい。特定の段階及び「部」が、専用回路、コンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプログラマブル回路、及び/又はコンピュータ可読記憶媒体上に格納されるコンピュータ可読命令と共に供給されるプロセッサによって実装されてよい。専用回路は、デジタル及び/又はアナログハードウェア回路を含んでよく、集積回路(IC)及び/又はディスクリート回路を含んでよい。プログラマブル回路は、例えば、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、及びプログラマブルロジックアレイ(PLA)等のような、論理積、論理和、排他的論理和、否定論理積、否定論理和、及び他の論理演算、フリップフロップ、レジスタ、並びにメモリエレメントを含む、再構成可能なハードウェア回路を含んでよい。
コンピュータ可読記憶媒体は、適切なデバイスによって実行される命令を格納可能な任意の有形なデバイスを含んでよく、その結果、そこに格納される命令を有するコンピュータ可読記憶媒体は、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を作成すべく実行され得る命令を含む、製品を備えることになる。コンピュータ可読記憶媒体の例としては、電子記憶媒体、磁気記憶媒体、光記憶媒体、電磁記憶媒体、半導体記憶媒体等が含まれてよい。コンピュータ可読記憶媒体のより具体的な例としては、フロッピー(登録商標)ディスク、ディスケット、ハードディスク、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリメモリ(ROM)、消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EPROM又はフラッシュメモリ)、電気的消去可能プログラマブルリードオンリメモリ(EEPROM)、静的ランダムアクセスメモリ(SRAM)、コンパクトディスクリードオンリメモリ(CD−ROM)、デジタル多用途ディスク(DVD)、ブルーレイ(登録商標)ディスク、メモリスティック、集積回路カード等が含まれてよい。
コンピュータ可読命令は、アセンブラ命令、命令セットアーキテクチャ(ISA)命令、マシン命令、マシン依存命令、マイクロコード、ファームウェア命令、状態設定データ、又はSmalltalk、JAVA(登録商標)、C++等のようなオブジェクト指向プログラミング言語、及び「C」プログラミング言語又は同様のプログラミング言語のような従来の手続型プログラミング言語を含む、1又は複数のプログラミング言語の任意の組み合わせで記述されたソースコード又はオブジェクトコードのいずれかを含んでよい。
コンピュータ可読命令は、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路が、フローチャート又はブロック図で指定されたオペレーションを実行するための手段を生成するために当該コンピュータ可読命令を実行すべく、ローカルに又はローカルエリアネットワーク(LAN)、インターネット等のようなワイドエリアネットワーク(WAN)を介して、汎用コンピュータ、特殊目的のコンピュータ、若しくは他のプログラム可能なデータ処理装置のプロセッサ、又はプログラマブル回路に提供されてよい。プロセッサの例としては、コンピュータプロセッサ、処理ユニット、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ等を含む。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、及び図面中において示した装置、システム、プログラム、及び方法における動作、手順、ステップ、及び段階などの各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」などと明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、及び図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」などを用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 システム、20 ネットワーク、50 運送車、52 デリバリボックス、60 配達先、30 店舗、32 店舗サーバ、40 調理装置、42 隙間、44 食品、46 食品容器、200 制御装置、205 加熱装置、210 発熱装置、220 蒸気生成装置、230 調理器、240 加熱調理器、221 伝熱部、222 保水体 、223 蒸気透過板 、232 第2領域 、300 制御部 、310 第1加熱部、320 第2加熱部、231 第1領域231 第1領域、330 発熱体、340 取得部、350 位置取得部、360 格納部、370 バッテリ、372 電源ケーブル接続口、380 調整部 、900 システム、1010 制御装置、1020 加熱制御部、1040 通信部、1100 食品容器、1102 蓋、1104 容器本体、1106 底部、1150 加熱器、1152 ヒータ、1200 コンピュータ、1210 ホストコントローラ、1212 CPU、1214 RAM、1216 グラフィックコントローラ、1218 ディスプレイデバイス、1220 入出力コントローラ、1222 通信インタフェース、1224 記憶装置、1226 DVDドライブ、1227 DVD−ROM、1230 ROM、1240 入出力チップ

Claims (19)

  1. 食品を加熱することによって調理する加熱調理器を制御するシステムであって、
    前記食品の配達中に、前記食品の配達先への到着予測時刻を取得する取得部と、
    前記到着予測時刻に基づいて、前記加熱調理器を制御する制御部と
    を備えるシステム。
  2. 前記制御部は、前記到着予測時刻に基づいて、前記加熱調理器が前記食品を加熱するタイミングを決定する
    請求項1に記載のシステム。
  3. 前記制御部は、前記到着予測時刻と現在時刻との間の時間が予め定められた時間未満になった場合に、前記加熱調理器による前記加熱を開始する
    請求項1又は2に記載のシステム。
  4. 前記制御部は、前記食品の種類に基づいて、前記加熱調理器を制御する
    請求項1から3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 食品の種類に対応づけて加熱時間を示す情報を格納する時間情報格納部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記食品の種類に対応づけられた前記加熱時間と、前記到着予測時刻とに基づいて、前記加熱調理器が前記食品を加熱するタイミングを制御する
    請求項1から4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 前記制御部は、前記食品の種類に対応づけられた前記加熱時間と、前記到着予測時刻と、現在時刻とに基づいて、前記加熱調理器が前記食品を加熱するタイミングを決定する
    請求項5に記載のシステム。
  7. 前記制御部は、前記到着予測時刻に基づいて、前記加熱調理器による前記食品の加熱強度を調整する
    請求項1から6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. 前記制御部は、前記食品の種類に基づいて、前記加熱調理器による前記食品の加熱強度を調整する
    請求項7に記載のシステム。
  9. 食品の種類に対応づけて、当該食品の調理が完了するまでの加熱強度の時間変化を示す加熱強度情報を格納する強度情報格納部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記到着予測時刻及び現在時刻に基づいて、前記加熱調理器が前記加熱強度情報に従って前記食品を加熱するタイミングを制御する
    請求項7に記載のシステム。
  10. 前記制御部は、前記到着予測時刻を複数のタイミングで取得し、前記到着予測時刻の変化に応じて、前記加熱調理器による前記食品の加熱強度を調整する
    請求項1から9のいずれか一項に記載のシステム。
  11. 前記制御部は、前記到着予測時刻に基づいて前記加熱調理器による前記食品の加熱を開始した後、前記配達先の到着時刻が前記到着予測時刻より遅れることが予測された場合に、前記加熱調理器による前記食品の加熱強度を低下させる
    請求項1から10のいずれか一項に記載のシステム。
  12. 前記制御部は、前記到着予測時刻に基づいて前記加熱調理器による前記食品の加熱を開始した後、前記配達先への到着時刻が前記到着予測時刻より早くなることが予測される場合に、前記加熱調理器による前記食品の加熱強度を増加させる
    請求項1から11のいずれか一項に記載のシステム。
  13. 前記食品の配達に出発したときの前記食品の調理の進行度を格納する進行情報格納部
    をさらに備え、
    前記制御部は、前記進行度と、前記到着予測時刻とに基づいて、前記加熱調理器が前記食品を加熱するタイミングを決定する
    請求項1から12のいずれか一項に記載のシステム。
  14. 前記制御部は、前記進行度が低いほど、前記到着予測時刻と前記加熱調理器が前記食品を加熱するタイミングとの間の時間を長くする
    請求項13に記載のシステム。
  15. 前記加熱調理器は、
    第1領域を加熱するための第1加熱部と、
    第2領域を加熱するための第2加熱部と
    を備え、
    前記取得部は、前記第1領域に設けられた第1食品の配達先に到着する第1到着予測時刻と、前記第2領域に設けられた第2食品の配達先に到着する第2到着予測時刻とを取得し、
    前記制御部は、前記第1到着予測時刻に基づいて前記第1加熱部を制御し、前記第2到着予測時刻に基づいて前記第2加熱部を制御する
    請求項1から14のいずれか一項に記載のシステム。
  16. 前記加熱調理器は、
    多孔質の保水体と、
    電力を消費して、前記保水体を加熱する発熱体と、
    前記食品を収容し、前記保水体からの水蒸気により前記食品を加熱する調理部と
    を備え、
    前記制御部は、前記発熱体への通電量を制御することにより、前記加熱調理器を制御する
    請求項1から15のいずれか一項に記載のシステム。
  17. 前記加熱調理器
    をさらに備える請求項1から16のいずれか一項に記載のシステム。
  18. コンピュータを、請求項1から16のいずれか一項に記載のシステムとして機能させるためのプログラム。
  19. コンピュータによって実行される方法であって、
    食品の配達中に、前記食品の配達先への到着予測時刻を取得する段階と、
    前記到着予測時刻に基づいて、前記食品を加熱することによって調理する加熱調理器を制御する段階と
    を備える方法。
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