JP2020196973A - 発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服 - Google Patents

発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服 Download PDF

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Abstract

【課題】短時間で発光部材を交換することができる発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服の提供。【解決手段】発光素子付きデザイン性被服1は、互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え、柔軟性を有する発光部材11と、ケーブル12を介して発光部材11に接続され、発光素子の発光を制御するコントローラ10と、両端部に第1開口3aと第2開口3bと、がそれぞれ形成され、発光部材11が挿入されるループ状の保持部3と、保持部3が固定される本体部2と、を有している。保持部3の第1開口3a及び第2開口3bは、いずれも外部に露出している。ケーブル12は脱着可能な接続部13を有し、接続部13は保持部3から露出している。【選択図】図1

Description

本発明は発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服に関し、特にイベントなどの衣装として使用される発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服に関する。
従来より、イベントでダンサー等が着用する発光素子付きデザイン性衣服が知られている(例えば、特許文献1)。発光素子付きデザイン性被服では、メッシュ状のカバー部が発光部材を覆うことによって、外観上発光部材を目立たなくしてデザイン性を確保している。カバー部で覆われた発光部材は、面ファスナーによってデザイン性被服に着脱可能に固定される。
他の発光モジュールを有する衣装では、光を透過させる被覆材量で衣服に形成された収納部に発光テープが着脱自在に取り付けられている(例えば、特許文献2)。衣装では、発光テープを収納する収納部は人の関節部分を避けて設けられ、間接部分には電気ケーブルを配置している。これにより、間接部分で発光テープの屈曲を抑制して破損を防止できる。
特許第6074565号 特開2016−183443号公報
しかしながら、特許文献1に記載の発光素子付きデザイン性衣服では、メッシュ状のカバー部覆われた発光部材が面ファスナーによってデザイン性衣服に着脱可能となっているため、発光部材の点灯不良などが発生した場合にはすべての面ファスナーを取り外し、再度新たな発光部材を用意して面ファスナーで衣服に取り付ける必要があった。ダンサーがデザイン性衣服を使用している場合には、ダンス中に発光部材の点灯不良が発生すると短時間で発光部材を交換しなければならないが、上記のような交換方法だと時間が掛かってしまうためダンサーが舞台から消えている時間が長くなっていた。よって、発光部材の点灯不良が起こったとしても、短時間で発光部材を交換可能な構造が求められていた。
また、特許文献2に記載の衣装においても同様に、発光テープを収納部から短時間で取り外すことを想定した構造になっておらず、発光テープ不良発生時には交換にある程度の時間が掛かっていた。
そこで、本発明は、短時間で発光部材を交換することができる発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために第1の発明は、互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え、柔軟性を有する発光部材と、ケーブルを介して前記発光部材に接続され、前記複数の発光素子の発光を制御するコントローラと、両端部が開口し、前記発光部材が挿入されるループ状の保持部と、前記保持部が固定される本体部と、を有し、前記保持部の前記開口は、いずれも外部に露出し、前記ケーブルは、脱着可能な接続部を有し、前記接続部は、前記保持部から露出していることを特徴とする発光素子付きデザイン性被服を提供している。
第2の発明では、第1の発明に記載された発光素子付きデザイン性被服であって、前記保持部は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されていることを特徴としている。
第3の発明では、第2の発明に記載された発光素子付きデザイン性被服であって、前記保持部の素材は、30デニール以上であって200デニール以下であることを特徴としている。
第4の発明では、互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え、柔軟性を有する発光部材と、ケーブルを介して前記発光部材に接続され、前記複数の発光素子の発光を制御するコントローラと、両端部が開口し、前記発光部材が挿入されるループ状の保持部と、前記保持部が固定される本体部と、を有し、前記保持部の前記開口は、いずれも外部に露出し、
前記ケーブルは、脱着可能な接続部を有し、前記接続部は、前記保持部から露出していることを特徴とする発光素子付きデザイン性装飾品を提供している。
第5の発明では、両端部が開口し、電気ケーブルによって互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え柔軟性を有する発光部材が挿入可能なループ状の保持部と、前記保持部が固定される本体部と、を有し、前記保持部は、前記本体部上を湾曲するように固定される湾曲部を有し、前記保持部の前記開口はいずれも外部に露出していることを特徴とするデザイン性被服を提供している。
第6の発明は、第5の発明に記載されたデザイン性被服であって、前記保持部は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されていることを特徴としている。
第7の発明は、第5の発明または第6の発明に記載されたデザイン性被服であって、前記保持部の素材は、30デニール以上であって200デニール以下であることを特徴としている。
第1の発明によると、発光部材は両端が開口したループ状の保持部によって保持されているため、発光部材をデザイン性被服から取り外す際は発光部材を両方の開口から取り出すことが可能となる。これにより、発光部材が発光不良となって交換が必要になったとき、即座に発光部材を交換することができる。また、発光部材とコントローラとを繋ぐケーブルが脱着可能な接続部を有しているため、接続部を取り外して発光部材とコントローラとを離脱させることにより、所望の開口から発光部材を取出すことができる。例えば、ケーブルが着脱可能に構成されていない場合にはケーブルが露出している側の開口でしか発光部材を取出すことができないが、本発明によると、接続部を取り外すことで任意の開口から発光部材を取出すことができる。これにより、発光部材が発光不良となって交換が必要になったとき、即座に発光部材を交換することができる。さらに、接続部が保持部から露出しているため、接続部を探す作業が省略されて短時間で発光部材を交換することができる。また、開口が外部に露出しているため、被服の内部に位置している場合と比較すると、被服を着用した状態のまま発光部材を取り外すことができる。
第2の発明によると、保持部は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、コットン、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されているため、いずれの素材も表面に光沢があって光の透過性を有している。これにより、発光部材の光を透過しつつデザイン性に優れた被服を実現することができる。
第3の発明によると、保持部の素材は30デニール以上であって200デニール以下あるため、発光部材の光を透過しつつ発光素子を繋ぐ電気ケーブルを目立たせなくすることができる。これにより、保持部が発光部材を目立たない状態で保持しつつデザイン性に優れた被服を実現することができる。
第4の発明によると、発光部材は両端が開口したループ状の保持部によって保持されているため、発光部材をデザイン性装飾品から取り外す際は発光部材を両方の開口から取り出すことが可能となる。これにより、発光部材が発光不良となって発光部材の交換が必要となったとき、即座に発光部材を交換することができる。
第5の発明によると、保持部の両端が開口したループ状の保持部に発光部材が挿入されるため、発光部材をデザイン性被服から取り外す際は発光部材を両方の開口から取り出すことが可能となる。これにより、発光部材が発光不良となって発光部材の交換が必要となったとき、即座に発光部材を交換することができる。また、保持部は本体部上を湾曲するように固定された湾曲部を有しているため、湾曲部に発光部材を挿入することによりデザイン性に優れた被服を実現することができる。
第6の発明によると、保持部は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されているため、発光部材の光を透過しつつデザイン性に優れた被服を実現することができる。
第7の発明によると、保持部の素材は30デニール以上であって200デニール以下であるため、発光部材の光を透過しつつ発光素子を繋ぐ電気ケーブルを目立たせなくすることができる。これにより、発光部材を目立たない状態で保持しつつデザイン性に優れた被服を実現することができる。
本発明によると、短時間で発光部材を交換することができる発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服を提供することができる。
本発明の第1の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服の正面図。 本発明の第1の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服の開口近傍の部分拡大図。 本発明の第1の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服の発光部材とコントローラの斜視図。 本発明の第1の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服の保持部の縫製方法を示す部分断面図。 本発明の第1の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服の保持部の生地の透け具合を示す説明図。 本発明の第2の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服の斜視図。
本発明の第1の実施の形態による発光素子付きデザイン性被服1を図1から図5に基づき説明する。発光素子付きデザイン性被服1は、イベントなどで主催者、ダンサー、参加者等が着用する被服であって、図1に示すように、パーカーの形状をなしている。発光素子付きデザイン性被服1には、図3に示すコントローラ10に接続された発光部材11が着脱可能に装着される。発光素子付きデザイン性被服1の形状は、これに限定されずジャケット、ベスト、ドレス、スーツ、コート、帽子、手袋、マフラー、ビキニ、靴下、靴など体の一部を覆うものであればよい。
発光素子付きデザイン性被服1は、本体部2と、保持部3と、から構成される。本体部2は、腹部21と、右腕22と、左腕23と、フード24と、を有している。腹部21の内側には、コントローラ10を収納可能な第1内ポケット21Aと、第2内ポケット21Bと、が備えられている。
第1内ポケット21Aは腹部21の右下に設けられていて、第2内ポケット21Bは腹部21の右胸近傍に設けられている。第1内ポケット21A及び第2内ポケット21Bは、それぞれ図示せぬ開閉部によって開閉可能となっている。これにより、発光素子付きデザイン性被服1を着用して激しい動きをした場合でも、コントローラ10が第1内ポケット21A又は第2内ポケット21Bから落下することがない。
腹部21の中央にはファスナー25が設けられていて、ファスナー25の左右方向の両側に保持部3が位置している。右腕22の上部には、全周に亘って保持部3が設けられている。フード24のフード開口24aの周縁には、保持部3が設けられている。保持部3のうちフード開口24aの周縁の湾曲している部分が、本発明の湾曲部に相当する。
保持部3は、図2に示すように、一端に形成された第1開口3aと、他端に形成された第2開口3bと、を有し第1開口3aと第2開口3bとがループ形状で繋がっている。換言すると、保持部3は、図1の斜線で示すように、第1開口3aが形成された腹部21のファスナー25の右下から上方に立ち上がり、反時計周りにフード開口24aの周縁を経由し、第2開口3bが形成された腹部21のファスナー25の左下に至るように構成されている。第1開口3a及び第2開口3bは、発光素子付きデザイン性被服1の外側に露出している。右腕22に設けられたた保持部3は、図示せぬ2つの開口が設けられていて、いずれも発光素子付きデザイン性被服1の外側に露出している。
保持部3の縫製方法について、図4(a)から図4(c)を参照して説明する。本実施の形態では、図4(a)から図4(c)のいずれかの方法で本体部2に保持部3を固定する。
図4(a)に示すように、保持部3の両端を外部に露出するように断面形状をΩ形に縫製することにより、本体部2に保持部3を形成する。縫目3Aが保持部3の外部に露出しているため、縫製作業を効率的に行うことができる。また、生地を折り曲げるようにして保持部3を形成しているため、第1開口3a及び第2開口3bの開口面積を広く保つことができ、発光部材11の保持部3からの着脱作業が効率化される。
図4(b)に示すように、保持部3の両端を内側に折り込むように断面形状をO形に縫製することにより、本体部2に保持部3を形成する。縫製部分が保持部3の内部にあるため、縫目3Aが表に露出せずにデザイン性に優れている。
図4(c)に示すように、保持部3の両端が重なるように断面形状をO形に縫製することにより、本体部2に保持部3を形成する。保持部3の両端が重なるように縫製されているため、保持部3の端部が解れ難く強度を高く保つことができる。
保持部3の生地は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、コットン、シフォン、ジョーゼット、シルク、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、メッシュ、レース、ローン生地が望ましいが、これに限定されずある程度の光沢を有し、光を透過し、外部から発光部材11を視認し難い素材であれば良い。
保持部3の厚みは、30デニール以上であって200デニール以下が好ましい。図5は、15デニールのチュール、30デニールのオーガンジー、50デニールのジョーゼット、75デニールのジョーゼット、でそれぞれ発光部材11を発光させたときと、発光させていないときと、の透過の程度を示す写真である。発光素子付きデザイン性被服1は、発光部材11を発光させて使用するため、ダンスホールやクラブ、夕刻の野外ライブなどある程度照明の暗いところで着用される。よって、僅かに発光部材11が認識できる程度の透け具合は許容されるが、遠目に見て発光部材11を認識できる程度に透けることはデザイン性に欠けるため不適である。
15デニールの場合には、発光部材11が外部からはっきりと視認できる程度に透けているため、発光素子付きデザイン性被服1としてはデザイン性に欠け不適である。30デニールになると、発光部材11は外部からは存在が分かるが暗い雰囲気下で遠目に見た場合には視認し難い。よって、保持部3の生地としては適切である。50デニールになると、さらに発光部材11が視認し難くなり、75デニールになるとほとんど外部から視認できない。ただし、いずれの場合においても、発光素子14を発光させると、光が保持部3を通過して外部から十分に視認することができる。保持部3の厚みが200デニールを超えると、発光部材11は完全に外部から視認できないが、発光素子14の光が十分に透過しない。よって、保持部3の生地の厚みの上限は200デニールが適切である。
図3に示すように、コントローラ10と発光部材11とは、ケーブル12によって接続されている。コントローラ10は、図示せぬ電源と、操作ボタン10Aと、表示灯10Bと、を有している。コントローラ10は、単4電池4本で駆動するが、充電式のリチウムイオン電池を内蔵してもよい。
ケーブル12の一端はコントローラ10に電気的に接続され、他端に脱着可能な接続部13が設けられている。接続部13はバックルタイプの接続機構であって、ケーブル12と発光部材11とを脱着可能に接続している。
発光部材11はRGBの3つから構成されたフルカラーLEDであり複数の発色が可能である。発光部材11は、複数の発光素子14が柔軟性を有する電気ケーブル15で互いに接続されている。発光部材11の長さ及び発光素子14の個数は、保持部3の全長に応じて任意に設定することができる。
発光部材11を保持部3に通す際は、図3に示すように、第1開口3aから発光部材11の先端を通し、ファスナー25の右側から上方に向かい、フード開口24aの周縁を通過し、第2開口3bの近傍に発光部材11の先端が位置するように挿入する。このとき、接続部13は第1開口3aの外部に露出している。コントローラ10を第1内ポケット21Aに収納し、発光部材11の発光素子付きデザイン性被服1への装着が完了する。
発光部材11を発光素子付きデザイン性被服1から取り外す際は、接続部13を取り外してケーブル12と発光部材11とを離脱させ、第1開口3aから発光部材11を一気に引き抜くか、又は第2開口3b側から発光部材11の先端を取り出して一気に引き抜く。
次に、発光部材11の発光パターンについて説明する。図示せぬ電源をオンにすると、初期状態として発光素子14が赤、青、緑、の順番で点灯し、表示灯10Bが点灯状態となる。操作ボタン10Aを押下すると、所定時間間隔ですべての色が点灯する。さらに操作ボタン10Aを押下すると、赤、青、緑の順番で流れるように点灯する。さらに操作ボタン10Aを押下すると、発光素子14が赤青緑の順番で点滅する。さらに操作ボタン10Aを押下すると、発光素子14がさらに短い時間間隔で点滅する。コントローラ10の発光部材11の制御方法は、これに限定されず発光素子14を所望の点灯状態とすることができる。
コントローラ10は、サウンドアクティブモードを搭載しており、図示せぬ音検出部の検出した音に基づいて発光素子14が発光する。また、コントローラ10はリモートモードを搭載しており、図示せぬリモコンを操作することによりボタン84を押下したのと同様の効果を得ることができる。また、図示せぬリモコンでは複数の発光部6を同時に操作することが可能である。例えば、複数人のダンサーが発光素子付きデザイン性被服1を装着してダンスをしている場合、複数人のダンサーの発光素子付きデザイン性被服1の発光色を同時に切り替えることができる。再び図示せぬ電源を操作することでコントローラ10の電源が落ちる。
このような構成によると、発光部材11は両端に第1開口3a及び第2開口3bが設けられたループ状の保持部3によって保持されているため、発光部材11を発光素子付きデザイン性被服1から取り外す際は発光部材11を第1開口3a又は第2開口3bから取り出すことが可能となる。これにより、発光部材11が発光不良となって交換が必要になったとき、即座に発光部材11を交換することができる。また、発光部材11とコントローラ10とを繋ぐケーブル12が脱着可能な接続部13を有しているため、接続部13を取り外して発光部材11とコントローラ10とを離脱させることにより、所望の開口から発光部材11を取出すことができる。例えば、ケーブル12が着脱可能に構成されていない場合にはケーブル12が露出している側の第1開口3aでしか発光部材11を取出すことができないが、本発明によると、接続部13を取り外すことで第1開口3a又は第2開口3bから発光部材11を取出すことができる。これにより、発光部材11が発光不良となって交換が必要になったとき、即座に発光部材11を交換することができる。さらに、接続部13が保持部3から露出しているため、接続部13を探す作業が省略されて短時間で発光部材11を交換することができる。また、第1開口3a及び第2開口3bが外部に露出しているため、内部に位置している場合と比較すると、発光素子付きデザイン性被服1を着用した状態のまま発光部材11を取り外すことができる。
このような構成によると、保持部3は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、コットン、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されているため、いずれの素材も表面に光沢があって光の透過性を有している。よって、発光部材11の光を透過しつつデザイン性に優れた被服を実現することができる。
このような構成によると、保持部3の素材は30デニール以上であって200デニール以下あるため、発光部材11の光を透過しつつ発光素子14を繋ぐ電気ケーブル15を目立たせなくすることができる。これにより、発光部材11を目立たない状態で保持しつつデザイン性に優れた被服を実現することができる。
次に、本発明の第2の実施の形態について、図6に基づいて説明する。第1の実施の形態と略同一の構成については、同一の符号を付し説明を省略する。
発光素子付きデザイン性被服101は、ブラジャー形状であって、胸部102の周縁に沿って湾曲するように4つの保持部3が設けられている。保持部3の第1開口3a及び第2開口3bは、発光素子付きデザイン性被服101の外部に露出している。
発光部材11を発光素子付きデザイン性被服101に装着する際は、発光部材11を矢印A、矢印B、矢印C、矢印D、矢印Eの順番で保持部3に通す。つまり、胸部102の周囲を8の字を描くように発光部材11を保持部3に通す。コントローラは、発光素子付きデザイン性被服101に引掛けることにより保持される。
本発明による発光素子付きデザイン性被服、発光素子付きデザイン性装飾品、及びデザイン性被服は、上述した実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲内で種々の変更が可能である。
上述の実施の形態では、保持部3を発光素子付きデザイン性被服1に用いたが、これに限定されない。例えば、ブレスレット、アンクレット、ペンダント、ベルトなどの装飾品に保持部を設けることにより発光部材を着脱可能に保持してもよい。この場合においても、第1の実施の形態の発光素子付きデザイン性被服1の場合と同様の構成の保持部3を用いることが望ましい。つまり、保持部はオーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されるとともに、30デニール以上であって200デニール以下であることが望ましい。
1 発光素子付きデザイン性被服
2 本体部
3 保持部
3a 第1開口
3b 第2開口
3A 縫目
10 コントローラ
11 発光部材
12 ケーブル
13 接続部
14 発光素子
15 電気ケーブル

Claims (7)

  1. 互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え、柔軟性を有する発光部材と、
    ケーブルを介して前記発光部材に接続され、前記複数の発光素子の発光を制御するコントローラと、
    両端部が開口し、前記発光部材が挿入されるループ状の保持部と、
    前記保持部が固定される本体部と、を有し、
    前記保持部の前記開口は、いずれも外部に露出し、
    前記ケーブルは、脱着可能な接続部を有し、
    前記接続部は、前記保持部から露出していることを特徴とする発光素子付きデザイン性被服。
  2. 前記保持部は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されていることを特徴とする請求項1に記載の発光素子付きデザイン性被服。
  3. 前記保持部の素材は、30デニール以上であって200デニール以下であることを特徴とする請求項1または2に記載の発光素子付きデザイン性被服。
  4. 互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え、柔軟性を有する発光部材と、
    ケーブルを介して前記発光部材に接続され、前記複数の発光素子の発光を制御するコントローラと、
    両端部が開口し、前記発光部材が挿入されるループ状の保持部と、
    前記保持部が固定される本体部と、を有し、
    前記保持部の前記開口は、いずれも外部に露出し、
    前記ケーブルは、脱着可能な接続部を有し、
    前記接続部は、前記保持部から露出していることを特徴とする発光素子付きデザイン性装飾品。
  5. 両端部が開口し、電気ケーブルによって互いに電気的に接続された複数の発光素子を備え柔軟性を有する発光部材が挿入可能なループ状の保持部と、
    前記保持部が固定される本体部と、を有し、
    前記保持部は、前記本体部上を湾曲するように固定される湾曲部を有し、
    前記保持部の前記開口はいずれも外部に露出していることを特徴とするデザイン性被服。
  6. 前記保持部は、オーガンジー、ガーゼ、コットンボイル、シフォン、ジョーゼット、シルク、メッシュ、チュール、ナイロンシャー、パワーネット、レース、ローン生地のうちいずれかの素材によって構成されていることを特徴とする請求項5に記載のデザイン性被服。
  7. 前記保持部の素材は、30デニール以上であって200デニール以下であることを特徴とする請求項5または6に記載のデザイン性被服。
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