JP2020196067A - 打込機 - Google Patents

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Kazuhiro Otsuka
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Abstract

【課題】部品点数の増加を抑制可能な打込機を提供する。【解決手段】操作力が付加または解除されて作動するトリガ14と、釘86を打ち込む相手材W1に接触または離間されて作動するプッシュレバー15と、トリガ14に操作力が付加されて作動し、かつ、プッシュレバー15が相手材W1に接触されて作動すると、釘86を相手材W1に打ち込むように作動する打撃部13と、を有する、打込機10であって、プッシュレバー15の作動を可能にする第1状態、及びプッシュレバー15の作動を阻止する第2状態を備えたソレノイド70と、トリガ14及びプッシュレバー15の作動を検出する単数のスイッチ75と、スイッチ75からの信号によってトリガ14及びプッシュレバー15の操作状態を検出し、かつ、ソレノイド70の第1状態と第2状態とを切り替えるコントローラと、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、操作力が付加または解除されて作動可能な操作部材と、留具を打ち込む相手材に接触または離間されて作動可能な接触部材と、を有する打込機に関する。
操作力が付加または解除されて作動可能な操作部材と、留具を打ち込む相手材に接触または離間されて作動可能な接触部材と、を有する打込機の一例が、特許文献1に記載されている。特許文献1に記載された打込機は、ハウジングと、ハウジングに設けられて気体を収容するシリンダ室と、シリンダ室の圧力で第1方向に作動して留具を打撃する打撃部と、打撃部を第1方向とは逆の第2方向に作動させるモータと、ハウジングに設けられた接触部材としてのプッシュレバーと、ハウジングに設けられた操作部材としてのトリガと、ハウジングに設けられた射出部と、射出部に留具を供給するマガジンと、ハウジングに設けられたコントローラと、を有する。
特許文献1に記載された打込機は、トリガの作動を検出するセンサとしてのトリガスイッチ、プッシュレバーの作動を検出するセンサとしてプッシュレバースイッチを有する。トリガスイッチは、トリガの作動状態に応じてオンまたはオフする。プッシュレバースイッチは、プッシュレバーの作動状態に応じてオンまたはオフする。トリガスイッチ及びプッシュレバースイッチの信号は、コントローラに入力される。
特許文献1に記載された打込機において、コントローラは、トリガスイッチまたはプッシュレバースイッチの少なくとも一方がオフであると、モータを停止させている。このため、打撃部は待機位置で停止している。コントローラは、トリガスイッチがオンし、かつ、プッシュレバースイッチがオンすると、モータを回転させる。すると、打撃部は待機位置から第2方向に作動し、打撃部が上死点に到達すると、モータの回転力は打撃部に伝達されなくなる。すると、打撃部はシリンダ室の圧力で第1方向に作動し、打撃部は射出部の留具を打撃し、留具が相手材に打ち込まれる。
特開2018−51715号公報
本願発明者は、操作部材の作動を検出するセンサと、接触部材の作動を検出するセンサとが、それぞれ打込機に設けられていると、打込機の部品点数が増加するという課題を認識した。
本発明の目的は、部品点数の増加を抑制可能な打込機を提供することである。
一実施形態の打込機は、操作力が付加または解除されて作動する操作部材と、留具を打ち込む相手材に接触または離間されて作動する接触部材と、前記操作部材に操作力が付加されて作動し、かつ、前記接触部材が相手材に接触されて作動すると、前記留具を前記相手材に打ち込むように作動する打撃部と、を有する、打込機であって、前記接触部材の作動を可能にする第1状態、及び前記接触部材の作動を阻止する第2状態を備えた規制部と、前記操作部材と前記接触部材の作動を検出する単数のスイッチと、前記単数のスイッチからの信号によって前記操作部材及び前記接触部材の作動状態を検出し、かつ、前記規制部の前記第1状態と前記第2状態とを切り替えるコントローラと、を有する。
他の実施形態の打込機は、操作力が付加または解除されて作動する操作部材と、留具を打ち込む相手材に接触または離間されて作動する接触部材と、前記操作部材に操作力が付加されて作動し、かつ、前記接触部材が相手材に接触されて作動すると、前記留具を前記相手材に打ち込むように作動する打撃部と、を有する、打込機であって、電力が供給または停止され、かつ、前記接触部材の作動を可能にする第1状態、及び前記接触部材の作動を阻止する第2状態を備えた規制機構と、前記規制機構に前記電力を供給する経路を接続する接続状態、及び前記電力を供給する経路を遮断する遮断状態を備えた単数のスイッチと、を有し、前記スイッチは、前記操作部材または前記接触部材の少なくとも一方の作動により、前記規制機構への前記接続状態と前記遮断状態とが切り替わる。
一実施形態の打込機は、操作部材と接触部材の動作を検出するスイッチが単数であり、打込機の部品点数の増加を抑制可能である。
本発明の一実施形態である打込機の全体構造を示す断面図である。 打込機のハウジング内であり、シリンダが初期位置で停止している状態の断面図である。 打込機のハウジング内であり、シリンダが初期位置から作動した状態の断面図である。 打込機に設けられたトリガバルブ及びプッシュレバーバルブが、共に初期状態にある断面図である。 第1モードが選択され、かつ、トリガバルブが作動状態にあり、プッシュレバーバルブが初期状態にある断面図である。 第1モードが選択され、かつ、トリガバルブ及びプッシュレバーバルブが、共に作動状態にある断面図である。 (A)は、打込機に設けたマイクロスイッチが、電気回路を遮断している状態の断面図、(B)は、マイクロスイッチが、電気回路を接続している状態の断面図である。 打込機の制御系統を示すブロック図である。 打込機を第1モードで使用する例を示すフローチャートである。 第1モードが選択され、かつ、ストッパが伝達部材の作動を阻止している状態の断面図である。 打込機を第2モードで使用する例を示すフローチャートである。 第2モードが選択され、トリガバルブが初期状態にあり、プッシュレバーバルブが作動状態にある断面図である。 第2モードが選択され、かつ、トリガバルブ及びプッシュレバーバルブが、共に作動状態にある断面図である。 (A),(B),(C)は、打込機に設けたスイッチの他の構造例を示す断面図である。
次に、本発明の打込機に含まれるいくつかの実施形態のうち、代表的な打込機を図面を参照して説明する。
図1に示す打込機10は、ハウジング11、射出部12、打撃部13、トリガ14、プッシュレバー15、トリガバルブ16及びプッシュレバーバルブ17を有する。ハウジング11は、胴部18、ハンドル19及びヘッドカバー20を有する。胴部18は筒形状あり、ハンドル19は胴部18に接続されている。ヘッドカバー20は、胴部18の長手方向で第1端部に固定されており、ヘッドカバー20は、胴部18の開口部を塞いでいる。また、射出部12は、胴部18の長手方向で第2端部に固定されている。プラグ21がハンドル19に設けられ、プラグ21にエアホースが接続される。
胴部18内にシリンダ22が設けられている。シリンダ22は、ハウジング11に対して中心線A1に沿った方向に移動可能である。中心線A1は、シリンダ22の中心線である。打撃部13は、シリンダ22の内部及び外部に亘って配置されている。打撃部13は、シリンダ22に対して中心線A1に沿った方向に作動可能である。蓄圧室23が、ハンドル19内、胴部18内、ヘッドカバー20内に亘って設けられている。エアホースから供給される圧縮空気は、蓄圧室23に溜められる。
ヘッドカバー20は、通路24、通路25及びエキゾーストバルブ室26を有する。通路25は、エキゾーストバルブ室26に接続されている。通路24は、ハウジング11の外部B1につながっている。図2及び図3のように、マウント部27が、ヘッドカバー20に取り付けられている。マウント部27は、通路28および通路29を有する。通路29は、通路28を介して通路24につながっている。マウント部27はエキゾーストバルブ30を支持している。エキゾーストバルブ30は、マウント部27に対して中心線A1に沿った方向に移動可能である。エキゾーストバルブ30が作動すると、通路29が開閉される。
バルブシート31がマウント部27に取り付けられている。バルブシート31は、合成ゴム製であり、バルブシート31はピストン上室32を有する。ピストン上室32は、通路29につながっている。
打撃部13は、ピストン33及びドライバブレード34を有する。ピストン33及びドライバブレード34は、一体成型品でもよい。ピストン33とドライバブレード34とは、別部品を固定したものでもよい。ピストン33はシリンダ22内に設けられ、ピストン33は、シリンダ22に対して中心線A1に沿った方向に作動可能である。ピストン33は、ピストン上室32の圧力により、中心線A1に沿った方向でバルブシート31から離間する向きで付勢される。ピストン33の外周面にシール部材97が取り付けられている。シール部材97は、シリンダ22の内周面に接触する。
図1のように、シリンダ22内における中心線A1に沿った方向で、ピストン33と射出部12との間に、ピストン下室35が設けられている。シール部材97は、ピストン下室35をシールする。戻し空気室36が、胴部18とシリンダ22との間に設けられている。シリンダ22を径方向に貫通する通路37,38が設けられている。図2及び図3のように、逆止弁98がシリンダ22の外周面に設けられている。逆止弁98は、シリンダ22内の圧力で作動し、かつ、通路37を開閉する。図4及び図5に示す通路38は、ピストン下室35と戻し空気室36とを、常に接続する。通路38は、中心線A1に沿った方向で通路37と射出部12との間に配置されている。
さらに、図1に示すバンパ39が、胴部18内に設けられている。バンパ39の一部は、シリンダ22内に配置され、かつ、射出部12に接触している。バンパ39は、合成ゴム製である。バンパ39は、軸孔40を有する。
さらに、図1のように、付勢部材としてのスプリング41が、胴部18内に設けられている。スプリング41は、シリンダ22を中心線A1に沿った方向でバルブシート31に近付ける向きで付勢する。通路42が、シリンダ22の端部とバルブシート31との間に形成される。射出部12は、胴部18に固定されている。図1のように、射出部12は、射出路43を有する。射出路43は、軸孔40につながっている。ドライバブレード34は、軸孔40及び射出路43内で中心線A1に沿った方向に移動可能である。
図2及び図3のように、ホルダ44が胴部18の内部に設けられている。ホルダ44は環状であり、ホルダ44は、シリンダ22の径方向で、シリンダ22の外に配置されている。ホルダ44は通路45を有し、通路45は蓄圧室23につながっている。フランジ46,47が、シリンダ22の外周面に設けられている。制御室48が、シリンダ22とホルダ44との間に設けられている。制御室48は、フランジ46とフランジ47との間に設けられている。制御室48は、通路45によって蓄圧室23につながっている。
ヘッドカバー20内と胴部18内とを隔てる隔壁99が設けられている。隔壁99とフランジ46との間に制御室50が形成されている。胴部18は、通路51を有し、制御室50は通路51につながっている。フランジ46は、制御室49,50の圧力を受け、フランジ47は、制御室49の圧力を受ける。シリンダ22は、制御室49,50の圧力、及びスプリング41の付勢力により、中心線A1に沿った方向に付勢される。
トリガ14は、図4、図5及び図6のようにハウジング11に取り付けられている。トリガ14は、支持軸52を中心として、所定角度の範囲内で作動可能である。スプリング53が支持軸52に取り付けられ、スプリング53は、トリガ14を支持軸52を中心として時計回りに付勢する。作業者がハンドル19を手で握り、かつ、指でトリガ14に操作力を付加すると、トリガ14は、スプリング53の付勢力に抗して反時計回りに作動可能である。作業者がトリガ14に対する付勢力を解除すると、トリガ14は、スプリング53の付勢力で時計回りに作動する。
プッシュレバー15は、図1のように射出部12に取り付けられている。プッシュレバー15は、ハウジング11及び射出部12に対して、中心線A1に沿った方向に作動可能である。プッシュレバー15は、付勢部材であるスプリング54により、ハウジング11から離間する向きで付勢されている。スプリング54により付勢されるプッシュレバー15は、ストッパ55に接触して初期位置で停止する。プッシュレバー15の先端が相手材W1に押し付けられると、プッシュレバー15は、スプリング54の付勢力に抗してハウジング11に近づく向きで作動可能である。
トリガバルブ16及びプッシュレバーバルブ17の構造が、図4、図5及び図6に示されている。トリガバルブ16は、筒形状のガイド部56、ボール形状の弁部材57、プランジャ58及び通路59を有する。ガイド部56は、ハウジング11に取り付けられている。プランジャ58は、ガイド部56に対して、中心線A2に沿った方向に作動可能である。中心線A2と中心線A1とは平行である。図4のように、トリガ14に対する操作力が解除されていると、トリガ14はプランジャ58から離間しており、トリガバルブ16は初期状態である。初期状態であるトリガバルブ16は、蓄圧室23と通路59とを遮断し、通路59と外部B1とを接続している。
図5のように、トリガ14に操作力が付加されてプランジャ58が作動すると、トリガバルブ16は、初期状態から作動状態に切り替わる。作動状態であるトリガバルブ16は、蓄圧室23と通路59とを接続し、かつ、通路59と外部B1とを遮断している。このため、蓄圧室23の圧縮空気は、通路59へ流れ込む。
プッシュレバーバルブ17は、圧力室60、バルブボディ61、プランジャ62、弁部材63、付勢部材としてのスプリング64を有する。圧力室60は、通路59につながっている。バルブボディ61は、ハウジング11に取り付けられ、プランジャ62及び弁部材63は、バルブボディ61に対して中心線A2に沿った方向にそれぞれ作動可能である。中心線A3と中心線A1とは、平行である。バルブボディ61は、排気通路65を有する。スプリング64は、弁部材63をプランジャ62に近ける向きで付勢する。
また、伝達部材66が設けられ、伝達部材66は、バルブボディ61に対して中心線A3に沿った方向に作動可能である。伝達部材66は筒形状であり、バルブボディ61の一部は、伝達部材66内に配置されている。伝達部材66内にスプリング67が設けられている。スプリング67は、プランジャ62を、中心線A3に沿った方向で弁部材63から離間させる向きで付勢する。また、プッシュレバー15は、アーム68を有し、アーム68と伝達部材66とが、動力伝達可能に接続されている。
プッシュレバー15が相手材W1から離間していると、プッシュレバー15は初期位置で停止している。プッシュレバー15から伝達部材66に作動力は伝達されず、伝達部材66は初期位置で停止している。また、プッシュレバーバルブ17は、図4に示す初期状態にある。プッシュレバーバルブ17が初期状態にあると、プランジャ62は初期位置で停止し、かつ、排気通路65を開いている。また、弁部材63は、圧力室60と通路51とを遮断している。
これに対して、作業者がプッシュレバー15を相手材W1に押し付け、プッシュレバー15が中心線A1に沿った方向に作動されると、プッシュレバー15の作動力は、アーム68によって伝達部材66に伝達され、伝達部材66は、初期位置から中心線A3に沿った方向で弁部材63に近づく向きで作動する。プッシュレバーバルブ17は、初期状態から、図6に示す作動状態に切り替わる。プッシュレバーバルブ17が作動状態にあると、プランジャ62が排気通路65を遮断し、かつ、プランジャ62の作動力で弁部材63がスプリング64の付勢力に抗して作動し、圧力室60と通路51とを接続する。
図1に示すマガジン85が、打込機10に取り付けられている。マガジン85は、釘86を収容している。マガジン85は、射出部12及びハンドル19によって支持されている。フィーダ87がマガジン85に設けられ、フィーダ87は、釘86を射出路43へ送る。
打込機10は、図4に示す規制機構69を有する。規制機構69は、プッシュレバー15の作動を規制するために設けられている。規制機構69は、アクチュエータとしてのソレノイド70、ストッパ71、ガイド部72及びメインスイッチを有する。ガイド部72は、バルブボディ61から突出して設けられ、ガイド部72の表面91は、中心線A3に対して傾斜している。ソレノイド70はトリガ14に取り付けられており、ソレノイド70は、プランジャ73及びスプリング74を有する。プランジャ73は、磁性材料、例えば鉄製である。
ストッパ71は、プランジャ73に取り付けられている。プランジャ73は、スプリング74の力でガイド部72に近づく向きで常に付勢されている。ソレノイド70に対する電力の供給が停止されていると、ソレノイド70は磁気吸引力を形成しない。このため、ストッパ71は、図4のように、ガイド部72に押し付けられている。ソレノイド70に電力が供給されると、ソレノイド70が磁気吸引力を生成し、プランジャ73は、磁気吸引力でスプリング74の力に抗して作動し、ストッパ71は、図5のようにガイド部72から離間する。
スイッチの一例である単数のマイクロスイッチ75が、ハウジング11に取り付けられている。マイクロスイッチ75の構造例は、図7(A)及び図7(B)に示されている。マイクロスイッチ75は、ケーシング76と、ケーシング76に取り付けられた可動片77と、第1固定接点78及び第2固定接点79と、ケーシング76に設けられた可動接点80と、ケーシング76内に設けられたスプリング81と、を有する。スプリング81は、可動接点80を、第1固定接点78及び第2固定接点79に電気的に接続させる向きで付勢する。第1固定接点78、第2固定接点79及び可動接点80は、導電材料、一例として、鉄製または銅製である。可動片77は板バネ製あり、ケーシング76に対して所定角度の範囲内で作動可能である。
可動片77が、図7(A)のように可動接点80に押し付けられていると、可動接点80は、スプリング81の付勢力に抗して作動して停止する。可動接点80は、第1固定接点78及び第2固定接点79から離間している。つまり、第1固定接点78と第2固定接点79とが電気的に遮断されている。これに対して、可動片77が、図7(B)のように可動接点80から離間していると、可動接点80は、スプリング81の付勢力で作動して停止する。可動接点80は、第1固定接点78と第2固定接点79とを電気的に接続する。
図4のように、トリガ14は接触子82を有する。図4のように、接触子82が可動片77に押し付けられる力が所定量以上であると、図7(A)のように、可動片77は可動接点80に押し付けられる。図5のように、接触子82が可動片77に押し付けられる力が所定量未満であると、図7(B)のように、可動片77は可動接点80から離間する。
図4のように、伝達部材66は接触子83を有する。図5のように、接触子83が可動片77から離間していると、図7(B)のように、可動片77は可動接点80から離間している。図6のように、接触子83が可動片77に押し付けられる力が所定量以上であると、図7(A)のように、可動片77は可動接点80に押し付けられる。
図8は、打込機10の制御系統を示すブロック図である。電源としての電池パック84が、ハウジング11またはマガジン85に設けられている。電池パック84は、ハウジング11またはマガジン85に対して取り付け及び取り外しが可能である。電池パック84は、充電及び放電が可能な二次電池である。
コントローラ88が、ハウジング11に設けられている。コントローラ88と電池パック84とを接続する電気回路89が設けられ、マイクロスイッチ75は、電気回路89を接続及び遮断する。マイクロスイッチ75が電気回路89を遮断すると、電池パック84からコントローラ88に電力は供給されず、コントローラ88は停止している。マイクロスイッチ75が電気回路89を接続すると、電池パック84からコントローラ88に電力が供給され、コントローラ88が起動する。
コントローラ88内部にアクチュエータ用スイッチ90が設けられ、コントローラ88は、アクチュエータ用スイッチ90のオン及びオフを制御する。コントローラ88がアクチュエータ用スイッチ90をオンすると、電池パック84からソレノイド70に電力が供給される。コントローラ88がアクチュエータ用スイッチ90をオフすると、ソレノイド70に対する電力の供給が停止される。
打込機10の使用例を説明する。作業者は、第1モードまたは第2モードの何れかを選択して打込機10を使用する。第1モードは、連発打ちモードと定義可能であり、第2モードは、単発打ちモードと定義可能である。第1モードは、トリガ14に操作力を付加した状態で、プッシュレバー15を相手材W1に押し付けることにより、打撃部13を作動させるものである。第2モードは、プッシュレバー15を相手材W1に押し付けた状態で、トリガ14に操作力を付加することにより、打撃部13を作動させるものである。
図9は、作業者が第1モードを選択して打込機10を使用する例を示すフローチャートである。作業者が、トリガ14に対する操作力を解除し、かつ、プッシュレバー15を相手材W1から離間させていると、打込機10はステップS1で初期状態にある。打込機10が初期状態であると、図4のように、トリガ14の接触子82が可動片77に押し付けられる力が所定量以上であり、マイクロスイッチ75は、図7(A)のように第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断している。このため、コントローラ88は停止している。また、アクチュエータ用スイッチ90はオフされ、ソレノイド70に電力は供給されない。スプリング74の力で押されるストッパ71は、ガイド部72に接触して第1位置で停止している。つまり、ストッパ71は、伝達部材66の作動領域外で停止している。
また、トリガバルブ16は初期状態にあり、トリガバルブ16は、蓄圧室23と通路59とを遮断している。さらに、プッシュレバーバルブ17は初期状態にあり、プッシュレバーバルブ17は、圧力室60と通路51とを遮断し、通路51と排気通路65とを接続している。エキゾーストバルブ室26は、通路51及び排気通路65を介してハウジング11の外部B1につながっている。このため、エキゾーストバルブ30は、通路29を開き、ピストン上室32は、通路29、通路28,24を介して外部B1につながっている。
また、制御室50は、通路51及び排気通路65を介してハウジング11の外部B1につながっている。このため、シリンダ22は、制御室49の圧力、及びスプリング41の付勢力でバルブシート31に押し付けられ、通路42が閉じられている。したがって、蓄圧室23の圧縮空気は、ピストン上室32に供給されず、打撃部13は上死点で停止している。
作業者は、プッシュレバー15を相手材W1させた状態を保持し、かつ、ステップS2でトリガ14に操作力を付加する。すると、トリガ14は図4で反時計回りに作動し、トリガ14は図5の作動位置で停止する。トリガ14の接触子82から可動片77に加わる力が所定量未満になり、マイクロスイッチ75は、図7(B)のように、第1固定接点78と第2固定接点79とを接続する。このため、電池パック84からコントローラ88に電力が供給され、コントローラ88が起動する。また、コントローラ88は、起動した時点からタイマーをスタートさせる。さらに、コントローラ88は、アクチュエータ用スイッチ90をオンし、ソレノイド70に電力を供給させる。すると、ストッパ71は、ガイド部72から離間し、ストッパ71は、図6に示す第2位置で停止する。つまり、ストッパ71は、伝達部材66の作動領域外で停止する。
コントローラ88がタイマーをスタートさせた時点から所定時間内に、作業者がプッシュレバー15を相手材W1に押し付けると、ステップS3からステップS4に進む。所定時間は、例えば、3秒乃至5秒の範囲内に設定されている。ステップS4では、プッシュレバー15の作動力で伝達部材66が弁部材63に近づく向きで作動する。ストッパ71は、伝達部材66の作動領域外に停止しており、ストッパ71は、伝達部材66の作動を阻止しない。そして、接触子83が図6のように可動片77に押し付けられると、マイクロスイッチ75は、図7(A)のように第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断する。したがって、コントローラ88が停止し、かつ、タイマーがリセットされる。さらに、アクチュエータ用スイッチ90がオフされ、ソレノイド70に対する電力の供給が停止される。このため、ストッパ71は、第2位置から第1位置へ移動し、かつ、第1位置で停止する。
さらに、伝達部材66の作動力はプランジャ62に伝達され、プッシュレバーバルブ17は、初期状態から作動状態に切り替わる。すると、蓄圧室23の圧縮空気の一部は、通路59、圧力室60及び通路51を通ってエキゾーストバルブ室26に供給される。すると、エキゾーストバルブ30が作動し、通路29と通路28とが遮断される。また、蓄圧室23の圧縮空気の一部は、制御室50に供給される。すると、シリンダ22がバルブシート31から離間する向きで作動し、図3のように通路42が開く。さらに、蓄圧室23の圧縮空気の一部が、ピストン上室32へ流れ込み、ピストン上室32の圧力が上昇する。このため、打撃部13は、ステップS5で上死点から下死点に向けて第1方向C1で作動、つまり、下降する。打撃部13が下降すると、ドライバブレード34は、射出路43内の釘86を打撃し、釘86が相手材W1に打ち込まれる。
打撃部13が下降中、シール部材97が、通路37とバンパ39との間へ移動すると、逆止弁98は、シリンダ22内に流れ込む圧縮空気の圧力で作動して通路37を開く。このため、シリンダ22内の圧縮空気の一部は、通路37を通って戻し空気室36へ流れ込む。打撃部13が下降してピストン33がバンパ39に衝突すると、バンパ39は打撃部13の運動エネルギの一部を吸収する。また、打撃部13は下死点で停止する。打撃部13が下死点で停止すると、ピストン33がバンパ39に押し付けられ、ピストン33は、シリンダ22内と軸孔40とを遮断する。
打撃部13が釘86を相手材W1に打ち込んだ反動により、プッシュレバー15がステップS6で相手材W1から離間すると、プッシュレバー15はスプリング54の付勢力で作動して初期位置で停止し、ステップS2に進む。つまり、マイクロスイッチ75は第1固定接点78と第2固定接点79とを接続し、コントローラ88が起動する。また、コントローラ88はタイマーを起動し、かつ、アクチュエータ用スイッチ90をオンさせる。。このため、ストッパ71は、第1位置から第2位置へ移動し、図5に示す第2位置で停止する。さらに、プッシュレバーバルブ17は、図6に示す作動状態から、図5に示す初期状態に切り替わる。
すると、制御室50の圧縮空気、及びエキゾーストバルブ室26の圧縮空気は、通路51及び排気通路65を通って外部B1へ排出される。このため、シリンダ22はバルブシート31に近づく向きで作動し、通路42を閉じる。さらに、エキゾーストバルブ30が作動して通路29と通路28とを接続し、ピストン上室32の圧縮空気が外部B1へ排出される。ピストン上室32の圧力が低下すると、ピストン33は、戻し空気室36からピストン下室に供給される圧縮空気の圧力で第2方向C2に作動、つまり、上昇する。そして、ピストン33がバルブシート31に接触し、打撃部13は上死点で停止する。
なお、打撃部13が上昇し、ピストン33がバンパ39から離間すると、戻し空気室36の圧縮空気は、ピストン下室35及び軸孔40を通って外部B1に排出され、ピストン下室35の圧力は、外部B1の圧力と略同じになる。
一方、コントローラ88がタイマーをスタートせた時点から、プッシュレバー15が相手材W1に押し付けられることなく所定時間を超えると、ステップS3からステップS7に進み、コントローラ88は、アクチュエータ用スイッチ90をオフさせ、かつ、タイマーをリセットする。このため、ストッパ71は、第2位置から図10に示す第1位置へ移動し、かつ、第1位置で停止する。ステップS7の後に、プッシュレバー15が物体に接触すると、ストッパ71は、図10のように伝達部材66の作動を阻止する。したがって、プッシュレバーバルブ17は初期状態を保持し、打撃部13は上死点で停止している。
ステップS7に次ぐステップS8の時点で作業者がトリガ14に操作力を付加した状態を維持していると、ステップS7の状態が維持される。ステップS8の時点で作業者がトリガ14に対する操作力を解除すると、ステップS1へ進む。
なお、ステップS2からステップS3に至る過程で、作業者がトリガ14に対する操作力を解除すると、マイクロスイッチ75は、第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断し、ステップS1に進む。
図11は、作業者が第2モードを選択して打込機10を使用する例を示すフローチャートである。先ず、作業者が、トリガ14に対する操作力を解除し、かつ、プッシュレバー15を相手材W1から離間させていると、打込機10はステップS10で初期状態にある。プッシュレバーバルブ17及びトリガバルブ16は、共に初期状態にある。また、ストッパ71は、図4に示す第1位置、つまり、伝達部材66の作動領域外で停止している。
作業者は、ステップS10に次ぐステップS11において、プッシュレバー15を相手材W1に押し付ける。ストッパ71が第1位置に停止しているため、プッシュレバー15の作動力が伝達部材66に加わると、伝達部材66は、図4に示す初期位置から弁部材63に近づく向きで作動し、かつ、図12に示す作動位置で停止する。このため、プッシュレバーバルブ17は、図4に示す初期状態から、図12に示す作動状態に切り替わる。
作業者が、ステップS12でトリガ14に操作力を付加すると、図13のように、トリガ14の接触子82は可動片77から離間する。しかし、作動位置で停止した伝達部材66の接触子83が、可動片77に押し付けられる。このため、マイクロスイッチ75は、第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断した状態を維持する。さらに、トリガ14が反時計回りで作動すると、プランジャ73は、スプリング74の付勢力で作動する。また、ストッパ71は、ガイド部72の表面91に沿って滑り、ストッパ71は、伝達部材66の外面に接触して停止する。トリガ14が反時計回りに作動して、トリガ14の作動力がプランジャ58に加わってプランジャ58が作動すると、トリガバルブ16は初期状態から作動状態に切り替わる。
このように、トリガバルブ16及びプッシュレバーバルブ17が共に作動状態であると、ステップS13において、打撃部13が上死点から下死点に向けて作動する。ステップS14において、打撃部13が釘86を相手材W1に打ち込んだ反動で、プッシュレバー15が相手材W1から離間し、かつ、作業者がトリガ14に対する操作力を解除すると、ステップS10に進む。
このように、作業者が第2モードを選択すると、接触子82または接触子83の少なくとも一方が、常に可動片77に押し付けられる。このため、マイクロスイッチ75は、第1固定接点78と第2固定接点79とを常に遮断している。つまり、コントローラ88に電力は供給されず、かつ、ソレノイド70にも電力は供給されない。また、ストッパ71は、常に伝達部材66の作動領域外に位置する。
図14(A)、図14(B)及び図14(C)は、規制機構及びメインスイッチの他の例を示す断面図である。規制機構69は、永久磁石93,94を有する。永久磁石93は、トリガ14に取り付けられ、永久磁石94は、伝達部材66に取り付けられている。スイッチの一例である単数の磁気スイッチ95は、可動接点96を有する。可動接点96は導電材料製であり、かつ、永久磁石である。可動接点96を構成する永久磁石の極性と、永久磁石93,94のそれぞれの極性とが逆である。可動接点96は、永久磁石93,94の磁力及びスプリング81の力で作動する。スプリング53の付勢力は、スプリング81の付勢力よりも強い。磁気スイッチ95は、図7(A)及び図7(B)に示す可動片77を有していない。図14(A)、図14(B)及び図14(C)におけるその他の構成は、図7(A)及び図7(B)に示す構成と同じである。
まず、図9におけるステップS1、または、図11におけるステップS10のように、トリガ14に対する操作力が解除され、かつ、プッシュレバー15が相手材W1から離間されていると、可動接点96は、図14(A)のように、永久磁石93に対する反発力でスプリング81の力に抗して作動し、かつ、停止している。可動接点96は、第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断している。このため、コントローラ88に電力は供給されない。第1固定接点78と第2固定接点79とが遮断されていると、マイクロスイッチ75の信号はオフである。
また、作業者が第1モードを選択し、図9におけるステップS2のように、トリガ14に対する操作力が付加され、かつ、プッシュレバー15が相手材W1から離間されていると、永久磁石93が可動接点96から離間する。このため、図14(B)のように、可動接点96はスプリング81の力で作動し、かつ、停止している。可動接点96は、第1固定接点78と第2固定接点79とを接続している。第1固定接点78と第2固定接点79とを接続していると、マイクロスイッチ75の信号はオンである。つまり、図9におけるステップS2のように、コントローラ88に電力が供給されて起動し、タイマーがスタートされる。
さらに、トリガ14に対する操作力が付加された時点から所定時間内にプッシュレバー15が相手材W1に押し付けられると、図14(C)のように、永久磁石94が可動接点96に接近する。このため、可動接点96は、永久磁石94に対する反発力でスプリング81の力に抗して作動し、かつ、停止している。可動接点96は、第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断している。つまり、図9におけるすステップS9のように、コントローラ88が停止し、かつ、タイマーがリセットされる。
さらに、作業者が第2モードを選択し、図11におけるステップS11のように、プッシュレバー15を相手材W1に押し付けると、可動接点96は、図14(C)に二点鎖線で示す永久磁石93及び永久磁石94に対する反発力で、スプリング81の力に抗して作動し、かつ、停止する。可動接点96は、第1固定接点78と第2固定接点79とを遮断している。そして、トリガ14に操作力が付加されて、永久磁石93が実線で示すように可動接点96から離間しても、可動接点96は、永久磁石94に反発した位置で停止している。このように、第2モードが選択されると、磁気スイッチ95は、第1固定接点78と第2固定接点79とを、常に遮断している。したがって、コントローラ88が停止した状態に維持される。
本実施形態で説明した構成の技術的意味の一例は、次の通りである。打込機10は、打込機の一例であり、ハウジング11は、ハウジングの一例である。打撃部13は、打撃部の一例である。釘86は、留具の一例である。トリガ14は、操作部材の一例である。プッシュレバー15は、接触部材の一例である。規制機構69は、規制機構の一例である。規制機構は、接触部材に直接接触するか、または、接触部材の動作力で作動する伝達部材に接触することにより、接触部材の作動を阻止する。電池パック84は、電源の一例である。電気回路89は、回路の一例である。マイクロスイッチ75、磁気スイッチ95は、スイッチの一例である。
また、磁気スイッチの代わりに磁気センサを用いてもよい。さらに、アクチュエータとしてソレノイドの代わりに、圧縮空気で動作する空気圧シリンダを用いてもよい。この場合、蓄圧室23と空気圧シリンダをつなぐ通路と、この通路を開閉する電磁バルブとを設ける。そして、コントローラ88が、電磁バルブの作動を切り替えて、通路を開閉する。
蓄圧室23は、蓄圧室の一例である。ピストン上室32は、圧力室の一例である。シリンダ22及びバルブシート31は、バルブの一例である。通路42は、蓄圧室の圧縮気体を圧縮室に供給する経路の一例である。ストッパ71は、規制部及びストッパの一例であり、ソレノイド70は、規制部及びアクチュエータの一例である。コントローラ88は、コントローラの一例である。マイクロスイッチ75及び磁気スイッチ95は、それぞれスイッチの一例である。ケーシング76は、スイッチケースの一例である。可動片77は、可動片の一例である。第1固定接点78は、第1固定接点の一例である。第2固定接点79は、第2固定接点の一例である。可動接点96は、可動接点の一例である。永久磁石93は、第1磁石の一例であり、永久磁石94は、第2磁石の一例である。
ストッパ71が、伝達部材66の作動領域外に停止していることは、第1状態の一例である。ストッパ71が、伝達部材66の作動領域内に停止していることは、第2状態の一例である。スイッチ75,95は、操作部材または接触部材の少なくとも一方の作動力により、接続状態と遮断状態とが切り替わる。
打込機は、開示した実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。蓄圧室に供給する圧縮気体は、空気に代えて不活性ガス、例えば、窒素ガスまたは希ガスであってもよい。
操作部材は、レバー、ボタン、アームなどを含む。操作部材の作動は、所定角度範囲内での回転作動、直線状の往復作動の何れでもよい。コントローラは、電気部品または電子部品の単体でもよいし、複数の電気部品または複数の電子部品を有するユニットでもよい。電気部品または電子部品は、プロセッサ、制御回路及びモジュールを含む。
また、電源は、ハウジングまたはマガジンに設けられていなくてもよい。例えば、電源は、打込機とは別に設けられた外部電源でもよい。この外部電源は、直流電源または交流電源の何れでもよい。そして、エアホースに電線を取り付け、外部電源の電力が、電線を介してコントローラ及びアクチュエータに供給されるように構成可能である。
さらに、アクチュエータは、ソレノイドに代えて電動モータを用いることも可能である。電動モータに電力が供給されると、電動モータの回転力により、ストッパがスプリングの力に抗して作動し、かつ、第2位置で停止する。電動モータに対する電力の供給が停止されると、ストッパがスプリングの力で作動して第1位置に戻る。
10…打込機、11…ハウジング、13…打撃部、14…トリガ、15…プッシュレバー、23…蓄圧室、32…ピストン上室、42…通路、69…規制機構、70…ソレノイド、71…ストッパ、75…マイクロスイッチ、76…ケーシング、77…可動片、78…第1固定接点、79…第2固定接点、84…電池パック、88…コントローラ、89…電気回路、93,94永久磁石、95…磁気スイッチ、96…可動接点

Claims (13)

  1. 操作力が付加または解除されて作動する操作部材と、
    留具を打ち込む相手材に接触または離間されて作動する接触部材と、
    前記操作部材に操作力が付加されて作動し、かつ、前記接触部材が相手材に接触されて作動すると、前記留具を前記相手材に打ち込むように作動する打撃部と、
    を有する、打込機であって、
    前記接触部材の作動を可能にする第1状態、及び前記接触部材の作動を阻止する第2状態を備えた規制部と、
    前記操作部材と前記接触部材の作動を検出する単数のスイッチと、
    前記単数のスイッチからの信号によって前記操作部材及び前記接触部材の作動状態を検出し、かつ、前記規制部の前記第1状態と前記第2状態とを切り替えるコントローラと、
    を有する、打込機。
  2. 前記規制部に電力を供給及び停止可能な電源を有し、
    前記コントローラは、前記規制部に対する電力の供給及び停止を制御し、
    前記規制部は、前記電源から電力が供給されると、前記第1状態から前記第2状態に切り替え可能である、請求項1記載の打込機。
  3. 前記操作部材及び前記接触部材が取り付けられたハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられ、かつ、圧縮気体を蓄える蓄圧室と、
    前記ハウジング内に設けられ、かつ、前記蓄圧室から前記圧縮気体が供給される圧力室と、
    前記圧縮気体を前記蓄圧室から前記圧力室に供給する経路を接続及び遮断するバルブと、
    を有し、
    前記バルブは、前記操作部材に操作力が付加されて作動し、かつ、前記接触部材が前記相手材に接触して作動すると前記経路を接続し、
    前記打撃部は、前記圧力室に供給された前記圧縮気体の圧力により、前記留具を打ち込むように作動する、請求項2記載の打込機。
  4. 前記電源と前記規制部とを電気的に接続及び遮断可能な回路と、
    を有し、
    前記スイッチは、前記回路の接続及び遮断によって前記操作部材の作動及び前記接触部材の作動をそれぞれ検出し、
    前記規制部は、
    前記接触部材の作動領域外に停止すること、及び前記接触部材の作動領域内に停止することの可能なストッパと、
    前記コントローラによって制御され、かつ、前記ストッパを停止させる位置を前記作動領域外と前記作動領域内とで切り替えるアクチュエータと、
    を有し、
    前記規制部の前記第1状態は、前記ストッパが前記作動領域外に停止されていることであり、
    前記規制部の前記第2状態は、前記ストッパが前記作動領域内に停止されていることである、請求項3記載の打込機。
  5. 前記アクチュエータは、前記操作部材に操作力が付加されて作動した時点から所定時間内であると前記ストッパを前記作動領域外に停止させ、
    前記アクチュエータは、前記操作部材に操作力が付加されて作動した時点から所定時間を超えると前記ストッパを前記作動領域内に停止させる、請求項4記載の打込機。
  6. 前記スイッチは、
    前記ハウジングに設けられたスイッチケースと、
    前記スイッチケースに作動可能に取り付けられ、かつ、前記回路を接続及び遮断する可動片と、
    を有し、
    前記可動片は、前記操作部材または前記接触部材の少なくとも一方に接触すると前記回路を接続し、前記操作部材及び前記接触部材から離間すると前記回路を遮断する、前記請求項4または5記載の打込機。
  7. 前記スイッチは、
    前記回路に配置された第1固定接点及び第2固定接点と、
    前記第1固定接点と前記第2固定接点とを接続及び遮断する可動接点と、
    前記操作部材に設けられた第1磁石と、
    前記接触部材に設けられた第2磁石と、
    前記可動接点は、前記第1磁石または前記第2磁石の少なくとも一方の磁力で作動して、前記第1固定接点と前記第2固定接点とを接続及び遮断する、請求項4または5記載の打込機。
  8. 前記電源は、前記ハウジングに設けられている、請求項4乃至7の何れか1項記載の打込機。
  9. 前記アクチュエータは、前記操作部材に設けられている、請求項4乃至7の何れか1項記載の打込機。
  10. 前記規制部は、前記電力の供給が停止されていると、前記第1状態を維持する、請求項2乃至9の何れか1項記載の打込機。
  11. 操作力が付加または解除されて作動する操作部材と、
    留具を打ち込む相手材に接触または離間されて作動する接触部材と、
    前記操作部材に操作力が付加されて作動し、かつ、前記接触部材が相手材に接触されて作動すると、前記留具を前記相手材に打ち込むように作動する打撃部と、
    を有する、打込機であって、
    電力が供給または停止され、かつ、前記接触部材の作動を可能にする第1状態、及び前記接触部材の作動を阻止する第2状態を備えた規制機構と、
    前記規制機構に前記電力を供給する経路を接続する接続状態、及び前記電力を供給する経路を遮断する遮断状態を備えた単数のスイッチと、
    を有し、
    前記スイッチは、前記操作部材または前記接触部材の少なくとも一方の作動により、前記規制機構への前記接続状態と前記遮断状態とが切り替わる、打込機。
  12. 前記規制機構は、
    前記接触部材の作動を可能にすること及び前記接触部材の作動を阻止することの可能なソレノイドと、
    前記ソレノイドを制御するコントローラと、
    を有する、請求項11記載の打込機。
  13. 前記コントローラは、前記操作部材が操作されると電力が供給されて起動し、
    前記ソレノイドは、前記コントローラが起動した時点から電力が供給されて前記接触部材の作動を可能とし、
    前記ソレノイドは、前記コントローラが起動した時点から所定時間を超えると、電力の供給が停止されて前記接触部材の作動を阻止する、請求項12記載の打込機。
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