JP2020195995A - 建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備 - Google Patents

建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備 Download PDF

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Abstract

【課題】本願発明は建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備を開示した。【解決手段】選別機を含み、前記選別機の中には廃金属を輸送し、且つ鉄質の物を分離する輸送機構が設置され、前記輸送機構の右側には前記輸送機構によって分離された鉄を収集し、且つ存在した鉄釘を再分離する振動機構が設置され、当該装置は構成が簡単で、操作が便利であり、当該装置は建築現場における廃棄された再利用可能な物を快速に分別して収集することができ、分別収集の効率を上げ、且つ直接再利用可能な鉄釘などの物を選び出して利用でき、二次分別の必要がなく、時間を節約できる。【選択図】図1

Description

本願発明は資源の再利用技術分野を取り上げて、具体的には建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備である。
都市の近代化建設の加速につれ、都市に多くの建築現場が出現し、各建築現場は工事中に大量の再利用可能な資源を生み出し、これらが混雑しているため、分別が困難であり、これにより資源の利用に難題をもたらし、
現段階で、これらの再利用可能な資源を処理する時、通常は人力で分別を完成し、大量の時間と精力を費やし、且つ作業の効率はきわめて低い。一部が機械を通じて分別を行う時、分別してから直接に再利用できる物があり、たとえば鉄釘、通常は他の鉄質の物とともに一類に分別され、再分別をしてから利用が可能になり、時間と精力を費やす。
中国特許出願公開第103442815号明細書
本願発明は建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備を提供し、建築現場における再利用資源の分別効率の低下の問題を解決し、分別の効率を向上させることを目的とする。
本願発明は以下の技術プランを通じて実現する。
本願発明の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備は、主に選別機を含み、前記選別機の中には廃金属を輸送し、且つ鉄質の物を分離する輸送機構が設置され、
前記輸送機構の右側には前記輸送機構によって分離された鉄を収集し、且つ存在した鉄釘を再分離する振動機構が設置され、前記振動機構は振動空間を含み、前記振動空間は前記振動空間の右端壁に固定された固定板と上下左右に運動できる移動板とを含み、前記振動空間の左端壁には右方に開口した昇降溝が形成され、前記移動板の左端が前記昇降溝の中に位置し、前記移動板の中には左方に開口し、且つ上端壁が前記昇降溝と連通した収納溝が形成され、前記収納溝の中には前記移動板を連動させて上下に揺らすことができる昇降ブロックが設置され、前記昇降ブロックの上端には昇降ばねが固定され、前記昇降ばねの上端が前記収納溝を貫通し、且つ前記昇降溝の上端壁と連結され、前記昇降ブロックの上端にはロープも固定され、前記移動板の右端には支持板が設置され、前記支持板が前記移動板を支持でき、且つ前記移動板を連動させて左右に運動させることができ、これにより残った鉄質の物体を収集して排出し、鉄質の物体に対する再分別を実現でき、
前記輸送機構の下側にはプラスチックとアルミ製の物体とを収集分別できる分離機構が設置され、前記分離機構は水を蓄えられる分離空間を含み、前記分別機の右端面には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には前記振動機構を制御して上下又は左右に運動させることができる駆動機構が設置され、
前記分離空間の右端壁の中には前記分離機構を制御してプラスチックとアルミ製の物体とを分別させる押出機構が設置され、前記押出機構の運動が前記振動機構に制御され、且つ前記押出機構が復帰する時に前記駆動機構に制御される必要がある。
更に、前記輸送機構は輸送空間を含み、前記輸送空間の前後端壁の間には回転軸と伝動軸とが回転できるように連結され、前記伝動軸にはプーリが固定され、前記プーリにはコンベヤーが設置され、前記回転軸が外源の動力によって駆動されて回転でき、前記回転軸には前記選別機が作動する時に磁性を生み出す電磁輪が固定され、前記輸送空間の右端壁の中には前記振動空間と連通した貫通穴が設置され、前記貫通穴の下端壁にはへらが固定されている。
更に、前記振動機構は前記振動空間の上端壁の中に位置するスライド空間も含み、前記スライド空間が前記貫通穴と前記振動空間とを連通し、前記スライド空間の中には右端が前記振動空間の中に位置する柔軟板が設置され、前記固定板の中には上方に開口した移動溝が形成され、前記移動溝の中には移動軸と前記移動軸を復帰させられる移動ばねとが設置され、前記移動軸には回転板が回転できるように連結され、前記回転板の上端が前記振動空間の中に位置し、且つ前記柔軟板の一端と当接し、前記支持板の下端には水平移動板がヒンジで連結され、前記支持板の中には右端壁が前記振動空間と連通した持ち上げ溝が形成され、前記持ち上げ溝の中には上下に運動できる円板が設置され、前記振動空間の下端壁の中には前記振動空間と外部空間とを連通する排出空間が設置され、前記移動板の中には右方に開口し、且つ前記固定板を収容できる受け空間が設置されている。
更に、前記分離機構は三つの貫通空間を含み、三つの前記貫通空間がそれぞれ前記分離空間の上下と左端壁に位置し、且つ上側の前記貫通空間が前記輸送空間と連通し、左側と下側の前記貫通空間が外部空間と連通し、前記貫通空間の片側端壁の中には前記貫通空間と連通した密封溝が形成され、前記密封溝の中には前記貫通空間を密封できる密封板と前記密封板を復帰させられる密封ばねとが設置され、上下の二つの前記密封板の右端にはチェーンが固定され、左側の前記密封板の下端には細ひもが固定され、前記分離空間の右端壁の中には左方に開口した回転溝が形成され、前記回転溝の前後端壁の中にはいずれも回転空間が設置され、前記回転溝の中には前後両端がそれぞれ前記回転空間の中に位置する転向軸が設置され、前記転向軸の前後両端にはリールが固定され、二つの前記チェーンの一端がそれぞれ二つの前記リールに巻きついており、前記転向軸の中間部には隔離板が固定され、前記隔離板と前記回転溝とは捻りばねによって連結され、前記細ひもの一端が前記隔離板の下端と連結されている。
更に、前記駆動機構は前記振動空間と外部空間とを連通する駆動空間を含み、前記駆動空間の右端壁には駆動モータが固定され、前記駆動モータの左端には駆動軸が伝動できるように連結され、前記駆動軸の左端には駆動ブロックがネジ山で連結され、前記駆動ブロックの左端が前記持ち上げ溝の中に位置し、且つ前記円板と連結され、前記駆動ブロックの中には上方に開口したリミット溝が形成され、前記駆動空間の上端壁の中には下方に開口したばね溝が二つ形成され、右側の前記ばね溝の中には下端が前記駆動空間の中に位置するラックロッドと前記ラックロッドを復帰させられる伸縮ばねが設置され、前記ロープの上端と前記ラックロッドの上端とが連結され、左側の前記ばね溝の中にはリミットブロックが設置され、前記リミットブロックの上端には引きひもが固定され、前記駆動空間の上端壁の中には摩擦空間が設置され、前記摩擦空間の中には摩擦板が設置され、前記引きひもの上端と前記摩擦板とが連結され、前記摩擦板の下端には下端が前記駆動空間の中に位置するラックブロックが固定され、前記駆動軸には前記ラックブロックと前記ラックロッドと噛み合うことができる半分ギヤがスライドできるように連結され、前記駆動軸には転び輪もスライドできるように連結され、前記転び輪には鋼線が巻き付いている。
更に、前記押出機構は押出ロッドを含み、前記回転溝の右端壁の中には左方に開口した押出溝が形成され、前記押出溝の中には前記押出ロッドと前記押出ロッドを復帰させられる押出ばねとが設置され、前記鋼線の一端が前記押出溝の端壁を貫通し、且つ前記押出ロッドと連結され、前記押出ロッドの中には上方に開口したリミット空間が設置され、前記押出溝の上端壁の中には下方に開口したばね空間が設置され、前記ばね空間の中には下端が前記リミット空間の中に位置して前記押出ロッドの運動を制限する台形ブロックと前記台形ブロックを復帰させられる連結ばねとが設置され、前記排出空間の中には持ち上げ板と前記持ち上げ板を支持できる二つの持ち上げばねとが設置され、前記排出空間の右端壁には左端が前記台形ブロックの上端と連結された連結ひもが固定され、前記持ち上げ板の下端面には下押しブロックが固定されている。
更に、前記半分ギヤと前記駆動軸との間の摩擦力は前記半分ギヤが運動する時に受けた抵抗力より大いに大きく、前記転び輪と前記駆動軸との間の摩擦力は前記転び輪が転ぶ時に受けた抵抗力より大いに大きい。
更に、前記押出ばねの弾力が前記捻りばねの弾力より大いに大きい。
本願発明の有益効果は:当該装置は構成が簡単で、操作が便利であり、当該装置は建築現場における廃棄された再利用可能な物を快速に分別して収集することができ、分別収集の効率を上げ、且つ直接再利用可能な鉄釘などの物を選び出して利用でき、二次分別の必要がなく、時間を節約できる。
下記に図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本願発明の実施例の構成模式図 図2は本願発明の実施例におけるA―Aの構成模式図 図3は本願発明の実施例におけるB―Bの構成模式図 図4は本願発明の実施例におけるC―Cの構成模式図 図5は本願発明の実施例における昇降溝の部分構成断面の左面拡大模式図 図6は本願発明の実施例における支持板の部分構成断面の左面拡大模式図
図1〜6を参照し、本願発明の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備は、主に選別機1を含み、前記選別機1の中には廃金属を輸送し、且つ鉄質の物を分離する輸送機構70が設置され、前記輸送機構70の右側には前記輸送機構70によって分離された鉄を収集し、且つ存在した鉄釘を再分離する振動機構71が設置され、前記振動機構71は振動空間35を含み、前記振動空間35は前記振動空間35の右端壁に固定された固定板73と上下左右に運動できる移動板61とを含み、前記振動空間35の左端壁には右方に開口した昇降溝58が形成され、前記移動板61の左端が前記昇降溝58の中に位置し、前記移動板61の中には左方に開口し、且つ上端壁が前記昇降溝58と連通した収納溝60が形成され、前記収納溝60の中には前記移動板61を連動させて上下に揺らすことができる昇降ブロック59が設置され、前記昇降ブロック59の上端には昇降ばね57が固定され、前記昇降ばね57の上端が前記収納溝60を貫通し、且つ前記昇降溝58の上端壁と連結され、前記昇降ブロック59の上端にはロープ43も固定され、前記移動板61の右端には支持板63が設置され、前記支持板63が前記移動板61を支持でき、且つ前記移動板61を連動させて左右に運動させることができ、前記輸送機構70の下側にはプラスチックとアルミ製の物体とを収集分別できる分離機構69が設置され、前記分離機構69は水を蓄えられる分離空間14を含み、前記分別機1の右端面には固定ブロック47が固定され、前記固定ブロック47の中には前記振動機構71を制御して上下又は左右に運動させることができる駆動機構72が設置され、前記分離空間14の右端壁の中には前記分離機構69を制御してプラスチックとアルミ製の物体とを分別させる押出機構74が設置され、前記押出機構74の運動が前記振動機構71に制御され、且つ前記押出機構74が復帰する時に前記駆動機構72に制御される必要がある。
有益的には、前記輸送機構70は輸送空間2を含み、前記輸送空間2の前後端壁の間には回転軸4と伝動軸42とが回転できるように連結され、前記伝動軸42にはプーリ6が固定され、前記プーリ6にはコンベヤー5が設置され、前記回転軸4が外源の動力によって駆動されて回転でき、前記回転軸4には前記選別機1が作動する時に磁性を生み出す電磁輪3が固定され、前記輸送空間2の右端壁の中には前記振動空間35と連通した貫通穴40が設置され、前記貫通穴40の下端壁にはへら41が固定され、前記へら41の左端は前記輸送空間2の中に位置し、且つ前記電磁輪3が引き合った鉄質の物体を落とすことができる。
有益的には、前記振動機構71は前記振動空間35の上端壁の中に位置するスライド空間39も含み、前記スライド空間39が前記貫通穴40と前記振動空間35とを連通し、前記スライド空間39の中には右端が前記振動空間35の中に位置する柔軟板38が設置され、前記固定板73の中には上方に開口した移動溝34が形成され、前記移動溝34の中には移動軸36と前記移動軸36を復帰させられる移動ばね33とが設置され、前記移動軸36には回転板32が回転できるように連結され、前記回転板32の上端が前記振動空間35の中に位置し、且つ前記柔軟板38の一端と当接し、前記支持板63の下端には水平移動板65がヒンジで連結され、前記支持板63の中には右端壁が前記振動空間35と連通した持ち上げ溝62が形成され、前記持ち上げ溝62の中には上下に運動できる円板64が設置され、前記振動空間35の下端壁の中には前記振動空間35と外部空間とを連通する排出空間66が設置され、前記移動板61の中には右方に開口し、且つ前記固定板73を収容できる受け空間37が設置されている。
有益的には、前記分離機構69は三つの貫通空間7を含み、三つの前記貫通空間7がそれぞれ前記分離空間14の上下と左端壁に位置し、且つ上側の前記貫通空間7が前記輸送空間2と連通し、左側と下側の前記貫通空間7が外部空間と連通し、前記貫通空間7の片側端壁の中には前記貫通空間7と連通した密封溝8が形成され、前記密封溝8の中には前記貫通空間7を密封できる密封板10と前記密封板10を復帰させられる密封ばね12とが設置され、上下の二つの前記密封板10の右端にはチェーン17が固定され、左側の前記密封板10の下端には細ひも13が固定され、前記分離空間14の右端壁の中には左方に開口した回転溝15が形成され、前記回転溝15の前後端壁の中にはいずれも回転空間56が設置され、前記回転溝15の中には前後両端がそれぞれ前記回転空間56の中に位置する転向軸54が設置され、前記転向軸54の前後両端にはリール55が固定され、二つの前記チェーン17の一端がそれぞれ二つの前記リール55に巻きついており、前記転向軸54の中間部には隔離板16が固定され、前記隔離板16と前記回転溝15とは捻りばね53によって連結され、前記細ひも13の一端が前記隔離板16の下端と連結されている。
有益的には、前記駆動機構72は前記振動空間35と外部空間とを連通する駆動空間25を含み、前記駆動空間25の右端壁には駆動モータ29が固定され、前記駆動モータ29の左端には駆動軸27が伝動できるように連結され、前記駆動軸27の左端には駆動ブロック26がネジ山で連結され、前記駆動ブロック26の左端が前記持ち上げ溝62の中に位置し、且つ前記円板64と連結され、前記駆動ブロック26の中には上方に開口したリミット溝51が形成され、前記駆動空間25の上端壁の中には下方に開口したばね溝46が二つ形成され、右側の前記ばね溝46の中には下端が前記駆動空間25の中に位置するラックロッド44と前記ラックロッド44を復帰させられる伸縮ばね45が設置され、前記ロープ43の上端と前記ラックロッド44の上端とが連結され、左側の前記ばね溝46の中にはリミットブロック52が設置され、前記リミットブロック52の上端には引きひも49が固定され、前記駆動空間25の上端壁の中には摩擦空間48が設置され、前記摩擦空間48の中には摩擦板50が設置され、前記引きひも49の上端と前記摩擦板50とが連結され、前記摩擦板50の下端には下端が前記駆動空間25の中に位置するラックブロック75が固定され、前記駆動軸27には前記ラックブロック75と前記ラックロッド44と噛み合うことができる半分ギヤ28がスライドできるように連結され、前記駆動軸27には転び輪30もスライドできるように連結され、前記転び輪30には鋼線31が巻き付いている。
有益的には、前記押出機構74は押出ロッド21を含み、前記回転溝15の右端壁の中には左方に開口した押出溝23が形成され、前記押出溝23の中には前記押出ロッド21と前記押出ロッド21を復帰させられる押出ばね22とが設置され、前記鋼線31の一端が前記押出溝23の端壁を貫通し、且つ前記押出ロッド21と連結され、前記押出ロッド21の中には上方に開口したリミット空間18が設置され、前記押出溝23の上端壁の中には下方に開口したばね空間76が設置され、前記ばね空間76の中には下端が前記リミット空間18の中に位置して前記押出ロッド21の運動を制限する台形ブロック19と前記台形ブロック19を復帰させられる連結ばね20とが設置され、前記排出空間66の中には持ち上げ板68と前記持ち上げ板68を支持できる二つの持ち上げばね24とが設置され、前記排出空間66の右端壁には左端が前記台形ブロック19の上端と連結された連結ひも9が固定され、前記持ち上げ板68の下端面には下押しブロック67が固定されている。
装置全体の作動手順は以下の通りである。
1、 コンベヤー5に分離待ちの金属とプラスチックとを置き、選別機1を作動させ、電磁輪3が作動し、そしてコンベヤー5は運動し、電磁輪3の下側に通過した時に、鉄質の物体が電磁輪3に吸い付けられ、外源の動力が回転軸4を連動させて回転させ、これにより電磁輪3を連動させて回転させ、へら41の作用のもとで鉄質の物体がへら41の左端に落とされてへら41に留まり、鉄質の物体がへら41につれ振動空間35の中に至り、且つ振動空間35の中に累積する。
2、 分離空間14の中に水を充満させ、下側と左側の密封板10が二つの貫通空間7を密封し、上側の密封板10が密封溝8の中に戻り、プラスチックとアルミ製の物体とが上側の貫通空間7によって分離空間14の中に入り、プラスチックが水面に漂い、アルミ製の物体が水底に沈む。
3、 鉄釘が移動板61と固定板73との間の隙間を通して水平移動板65の上側に至り、振動空間35の中に鉄質の物体が多すぎる時に、駆動モータ29が作動して駆動軸27を回転連動させ、これにより駆動ブロック26と、転び輪30と、半分ギヤ28とを回転連動させ、転び輪30が鋼線31を緩め、半分ギヤ28が回転してラックロッド44と噛み合う時、ラックロッド44を連動させて下方へ運動させ、これによりロープ43によって昇降ブロック59が駆動されて上方へ運動し、移動板61が駆動されて上方へ運動し、半分ギヤ28とラックブロック75とが噛み合う時にラックブロック75を連動させて上方へ運動させ、これによりリミットブロック52が駆動されて下方へ運動し、且つ前記ラックロッド44と離脱し、これによりラックロッド44が伸縮ばね45によって快速に上方へ運動し、これにより昇降ブロック59が復帰し、移動板61が下方へ運動し、半分ギヤ28が一周回転し、移動板61が一回揺れ、移動板61の揺れにつれ移動板61と固定板73の上側にある鉄質の物体が一回揺れ、これによりその中の鉄釘が下方へ運動し、隙間を通して水平移動板65の上側に至る。
4、 リミットブロック52がリミット溝51の中に入った後、駆動軸27が駆動ブロック26を連動させて右方へ運動させ、これにより支持板63が駆動されて右方へ運動し、移動板61が駆動されて右方へ運動し、これにより固定板73が受け空間37の中に位置し、昇降ブロック59が収納溝60から離れ、回転板32が移動板61につれ右方へ運動し、回転板32の上端が段々と上方へ運動し、これにより柔軟板38は左方へ運動し、柔軟板38の左端が貫通穴40を密封し、移動板61と固定板73の上側に累積した鉄質の物体が排出空間66の中に入って排出され、水平移動板65が完全に駆動空間25の中に位置した後、水平移動板65が回転して水平移動板65にある鉄釘を駆動空間25によって排出し、整理収集してから利用することに便利を与え、転び輪30が駆動ブロック26の右方への運動中に鋼線31を次第に緩め、鉄質の物体が排出空間66の中から排出された時、持ち上げ板68と下押しブロック67とを連動させて下方へ運動させる。
5、 下押しブロック67が下方へ運動することで連結ひも9を連動させて曲がらせ、これにより台形ブロック19が上方へ運動し、台形ブロック19がリミット空間18から離脱し、押出ロッド21が押出ばね22によって左方へ運動し、隔離板16を回転させ、左側の密封板10を下方へ運動させ、隔離板16の回転で転向軸54を回転させ、これによりリール55を回転させ、後側のチェーン17を緩め、前側のチェーン17をしっかりと引っ張り、これにより上側の密封板10が上側の貫通空間7を密封し、下側の密封板10が下側の密封溝8の中に戻り、これにより底に沈んだアルミ製の物体を排出して収集し、上側のプラスチックが隔離板16によって左側の貫通空間7から排出され、排出された水を収集する。
6、 鉄釘と、アルミ製の物体と、プラスチックと、他の鉄質の物体とを分離して収集し終えた後、駆動モータ29が逆回転し、リミットブロック52がリミット溝51から離れた時に、駆動ブロック26が復帰し、これにより振動機構71が復帰し、そして鋼線31を締めて押出ロッド21を復帰させるまで引き続き回転し、台形ブロック19の下端がリミット空間18の中に入り、これにより隔離板16を復帰させ、分離機構69を復帰させ、この時に分離空間14の中に収集された水を加え、選別を完成するまで作業を繰り返す。
以上の実施例はあくまで本発明の技術的原理と特徴を説明するためのものであり、本分野の技術者に本発明を理解できることと実施できることを目的とし、本発明を限定するためのものではなく、本発明の意義と原則のもとで行われたいかなる修正と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。
本願発明は資源の再利用技術分野を取り上げて、具体的には建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備である。
都市の近代化建設の加速につれ、都市に多くの建築現場が出現し、各建築現場は工事中に大量の再利用可能な資源を生み出し、これらが混雑しているため、分別が困難であり、これにより資源の利用に難題をもたらし、
現段階で、これらの再利用可能な資源を処理する時、通常は人力で分別を完成し、大量の時間と精力を費やし、且つ作業の効率はきわめて低い。一部が機械を通じて分別を行う時、分別してから直接に再利用できる物があり、たとえば鉄釘、通常は他の鉄質の物とともに一類に分別され、再分別をしてから利用が可能になり、時間と精力を費やす。
中国特許出願公開第103442815号明細書
本願発明は建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備を提供し、建築現場における再利用資源の分別効率の低下の問題を解決し、分別の効率を向上させることを目的とする。
本願発明は以下の技術プランを通じて実現する。
本願発明の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備は、主に選別機を含み、前記選別機の中には廃金属を輸送し、且つ鉄質の物を分離する輸送機構が設置され、
前記輸送機構の右側には前記輸送機構によって分離された鉄を収集し、且つ存在した鉄釘を再分離する振動機構が設置され、前記振動機構は振動空間を含み、前記振動空間は前記振動空間の右端壁に固定された固定板と上下左右に運動できる移動板とを含み、前記振動空間の左端壁には右方に開口した昇降溝が形成され、前記移動板の左端が前記昇降溝の中に位置し、前記移動板の中には左方に開口し、且つ上端壁が前記昇降溝と連通した収納溝が形成され、前記収納溝の中には前記移動板を連動させて上下に揺らすことができる昇降ブロックが設置され、前記昇降ブロックの上端には昇降ばねが固定され、前記昇降ばねの上端が前記収納溝を貫通し、且つ前記昇降溝の上端壁と連結され、前記昇降ブロックの上端にはロープも固定され、前記移動板の右端には支持板が設置され、前記支持板が前記移動板を支持でき、且つ前記移動板を連動させて左右に運動させることができ、これにより残った鉄質の物体を収集して排出し、鉄質の物体に対する再分別を実現でき、
前記輸送機構の下側にはプラスチックとアルミ製の物体とを収集分別できる分離機構が設置され、前記分離機構は水を蓄えられる分離空間を含み、前記選別機の右端面には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には前記振動機構を制御して上下又は左右に運動させることができる駆動機構が設置され、
前記分離空間の右端壁の中には前記分離機構を制御してプラスチックとアルミ製の物体とを分別させる押出機構が設置され、前記押出機構の運動が前記振動機構に制御され、且つ前記押出機構が復帰する時に前記駆動機構に制御される必要がある。
更に、前記輸送機構は輸送空間を含み、前記輸送空間の前後端壁の間には回転軸と伝動軸とが回転できるように連結され、前記伝動軸にはプーリが固定され、前記プーリにはコンベヤーが設置され、前記回転軸が外源の動力によって駆動されて回転でき、前記回転軸には前記選別機が作動する時に磁性を生み出す電磁輪が固定され、前記輸送空間の右端壁の中には前記振動空間と連通した貫通穴が設置され、前記貫通穴の下端壁にはへらが固定されている。
更に、前記振動機構は前記振動空間の上端壁の中に位置するスライド空間も含み、前記スライド空間が前記貫通穴と前記振動空間とを連通し、前記スライド空間の中には右端が前記振動空間の中に位置する柔軟板が設置され、前記固定板の中には上方に開口した移動溝が形成され、前記移動溝の中には移動軸と前記移動軸を復帰させられる移動ばねとが設置され、前記移動軸には回転板が回転できるように連結され、前記回転板の上端が前記振動空間の中に位置し、且つ前記柔軟板の一端と当接し、前記支持板の下端には水平移動板がヒンジで連結され、前記支持板の中には右端壁が前記振動空間と連通した持ち上げ溝が形成され、前記持ち上げ溝の中には上下に運動できる円板が設置され、前記振動空間の下端壁の中には前記振動空間と外部空間とを連通する排出空間が設置され、前記移動板の中には右方に開口し、且つ前記固定板を収容できる受け空間が設置されている。
更に、前記分離機構は三つの貫通空間を含み、三つの前記貫通空間がそれぞれ前記分離空間の上下と左端壁に位置し、且つ上側の前記貫通空間が前記輸送空間と連通し、左側と下側の前記貫通空間が外部空間と連通し、前記貫通空間の片側端壁の中には前記貫通空間と連通した密封溝が形成され、前記密封溝の中には前記貫通空間を密封できる密封板と前記密封板を復帰させられる密封ばねとが設置され、上下の二つの前記密封板の右端にはチェーンが固定され、左側の前記密封板の下端には細ひもが固定され、前記分離空間の右端壁の中には左方に開口した回転溝が形成され、前記回転溝の前後端壁の中にはいずれも回転空間が設置され、前記回転溝の中には前後両端がそれぞれ前記回転空間の中に位置する転向軸が設置され、前記転向軸の前後両端にはリールが固定され、二つの前記チェーンの一端がそれぞれ二つの前記リールに巻きついており、前記転向軸の中間部には隔離板が固定され、前記隔離板と前記回転溝とは捻りばねによって連結され、前記細ひもの一端が前記隔離板の下端と連結されている。
更に、前記駆動機構は前記振動空間と外部空間とを連通する駆動空間を含み、前記駆動空間の右端壁には駆動モータが固定され、前記駆動モータの左端には駆動軸が伝動できるように連結され、前記駆動軸の左端には駆動ブロックがネジ山で連結され、前記駆動ブロックの左端が前記持ち上げ溝の中に位置し、且つ前記円板と連結され、前記駆動ブロックの中には上方に開口したリミット溝が形成され、前記駆動空間の上端壁の中には下方に開口したばね溝が二つ形成され、右側の前記ばね溝の中には下端が前記駆動空間の中に位置するラックロッドと前記ラックロッドを復帰させられる伸縮ばねが設置され、前記ロープの上端と前記ラックロッドの上端とが連結され、左側の前記ばね溝の中にはリミットブロックが設置され、前記リミットブロックの上端には引きひもが固定され、前記駆動空間の上端壁の中には摩擦空間が設置され、前記摩擦空間の中には摩擦板が設置され、前記引きひもの上端と前記摩擦板とが連結され、前記摩擦板の下端には下端が前記駆動空間の中に位置するラックブロックが固定され、前記駆動軸には前記ラックブロックと前記ラックロッドと噛み合うことができる半分ギヤがスライドできるように連結され、前記駆動軸には転び輪もスライドできるように連結され、前記転び輪には鋼線が巻き付いている。
更に、前記押出機構は押出ロッドを含み、前記回転溝の右端壁の中には左方に開口した押出溝が形成され、前記押出溝の中には前記押出ロッドと前記押出ロッドを復帰させられる押出ばねとが設置され、前記鋼線の一端が前記押出溝の端壁を貫通し、且つ前記押出ロッドと連結され、前記押出ロッドの中には上方に開口したリミット空間が設置され、前記押出溝の上端壁の中には下方に開口したばね空間が設置され、前記ばね空間の中には下端が前記リミット空間の中に位置して前記押出ロッドの運動を制限する台形ブロックと前記台形ブロックを復帰させられる連結ばねとが設置され、前記排出空間の中には持ち上げ板と前記持ち上げ板を支持できる二つの持ち上げばねとが設置され、前記排出空間の右端壁には左端が前記台形ブロックの上端と連結された連結ひもが固定され、前記持ち上げ板の下端面には下押しブロックが固定されている。
更に、前記半分ギヤと前記駆動軸との間の摩擦力は前記半分ギヤが運動する時に受けた抵抗力より大いに大きく、前記転び輪と前記駆動軸との間の摩擦力は前記転び輪が転ぶ時に受けた抵抗力より大いに大きい。
更に、前記押出ばねの弾力が前記捻りばねの弾力より大いに大きい。
本願発明の有益効果は:当該装置は構成が簡単で、操作が便利であり、当該装置は建築現場における廃棄された再利用可能な物を快速に分別して収集することができ、分別収集の効率を上げ、且つ直接再利用可能な鉄釘などの物を選び出して利用でき、二次分別の必要がなく、時間を節約できる。
下記に図1〜6をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:図1は本発明装置の正面図であり、以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
図1は本願発明の実施例の構成模式図 図2は図1におけるA―Aの構成模式図 図3は図1におけるB―Bの構成模式図 図4は図1におけるC―Cの構成模式図 図5は図1における昇降溝の部分構成断面の左面拡大模式図 図6は図1における支持板の部分構成断面の左面拡大模式図
図1〜6を参照し、本願発明の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備は、主に選別機1を含み、前記選別機1の中には廃金属を輸送し、且つ鉄質の物を分離する輸送機構70が設置され、前記輸送機構70の右側には前記輸送機構70によって分離された鉄を収集し、且つ存在した鉄釘を再分離する振動機構71が設置され、前記振動機構71は振動空間35を含み、前記振動空間35は前記振動空間35の右端壁に固定された固定板73と上下左右に運動できる移動板61とを含み、前記振動空間35の左端壁には右方に開口した昇降溝58が形成され、前記移動板61の左端が前記昇降溝58の中に位置し、前記移動板61の中には左方に開口し、且つ上端壁が前記昇降溝58と連通した収納溝60が形成され、前記収納溝60の中には前記移動板61を連動させて上下に揺らすことができる昇降ブロック59が設置され、前記昇降ブロック59の上端には昇降ばね57が固定され、前記昇降ばね57の上端が前記収納溝60を貫通し、且つ前記昇降溝58の上端壁と連結され、前記昇降ブロック59の上端にはロープ43も固定され、前記移動板61の右端には支持板63が設置され、前記支持板63が前記移動板61を支持でき、且つ前記移動板61を連動させて左右に運動させることができ、前記輸送機構70の下側にはプラスチックとアルミ製の物体とを収集分別できる分離機構69が設置され、前記分離機構69は水を蓄えられる分離空間14を含み、前記選別機1の右端面には固定ブロック47が固定され、前記固定ブロック47の中には前記振動機構71を制御して上下又は左右に運動させることができる駆動機構72が設置され、前記分離空間14の右端壁の中には前記分離機構69を制御してプラスチックとアルミ製の物体とを分別させる押出機構74が設置され、前記押出機構74の運動が前記振動機構71に制御され、且つ前記押出機構74が復帰する時に前記駆動機構72に制御される必要がある。
有益的には、前記輸送機構70は輸送空間2を含み、前記輸送空間2の前後端壁の間には回転軸4と伝動軸42とが回転できるように連結され、前記伝動軸42にはプーリ6が固定され、前記プーリ6にはコンベヤー5が設置され、前記回転軸4が外源の動力によって駆動されて回転でき、前記回転軸4には前記選別機1が作動する時に磁性を生み出す電磁輪3が固定され、前記輸送空間2の右端壁の中には前記振動空間35と連通した貫通穴40が設置され、前記貫通穴40の下端壁にはへら41が固定され、前記へら41の左端は前記輸送空間2の中に位置し、且つ前記電磁輪3が引き合った鉄質の物体を落とすことができる。
有益的には、前記振動機構71は前記振動空間35の上端壁の中に位置するスライド空間39も含み、前記スライド空間39が前記貫通穴40と前記振動空間35とを連通し、前記スライド空間39の中には右端が前記振動空間35の中に位置する柔軟板38が設置され、前記固定板73の中には上方に開口した移動溝34が形成され、前記移動溝34の中には移動軸36と前記移動軸36を復帰させられる移動ばね33とが設置され、前記移動軸36には回転板32が回転できるように連結され、前記回転板32の上端が前記振動空間35の中に位置し、且つ前記柔軟板38の一端と当接し、前記支持板63の下端には水平移動板65がヒンジで連結され、前記支持板63の中には右端壁が前記振動空間35と連通した持ち上げ溝62が形成され、前記持ち上げ溝62の中には上下に運動できる円板64が設置され、前記振動空間35の下端壁の中には前記振動空間35と外部空間とを連通する排出空間66が設置され、前記移動板61の中には右方に開口し、且つ前記固定板73を収容できる受け空間37が設置されている。
有益的には、前記分離機構69は三つの貫通空間7を含み、三つの前記貫通空間7がそれぞれ前記分離空間14の上下と左端壁に位置し、且つ上側の前記貫通空間7が前記輸送空間2と連通し、左側と下側の前記貫通空間7が外部空間と連通し、前記貫通空間7の片側端壁の中には前記貫通空間7と連通した密封溝8が形成され、前記密封溝8の中には前記貫通空間7を密封できる密封板10と前記密封板10を復帰させられる密封ばね12とが設置され、上下の二つの前記密封板10の右端にはチェーン17が固定され、左側の前記密封板10の下端には細ひも13が固定され、前記分離空間14の右端壁の中には左方に開口した回転溝15が形成され、前記回転溝15の前後端壁の中にはいずれも回転空間56が設置され、前記回転溝15の中には前後両端がそれぞれ前記回転空間56の中に位置する転向軸54が設置され、前記転向軸54の前後両端にはリール55が固定され、二つの前記チェーン17の一端がそれぞれ二つの前記リール55に巻きついており、前記転向軸54の中間部には隔離板16が固定され、前記隔離板16と前記回転溝15とは捻りばね53によって連結され、前記細ひも13の一端が前記隔離板16の下端と連結されている。
有益的には、前記駆動機構72は前記振動空間35と外部空間とを連通する駆動空間25を含み、前記駆動空間25の右端壁には駆動モータ29が固定され、前記駆動モータ29の左端には駆動軸27が伝動できるように連結され、前記駆動軸27の左端には駆動ブロック26がネジ山で連結され、前記駆動ブロック26の左端が前記持ち上げ溝62の中に位置し、且つ前記円板64と連結され、前記駆動ブロック26の中には上方に開口したリミット溝51が形成され、前記駆動空間25の上端壁の中には下方に開口したばね溝46が二つ形成され、右側の前記ばね溝46の中には下端が前記駆動空間25の中に位置するラックロッド44と前記ラックロッド44を復帰させられる伸縮ばね45が設置され、前記ロープ43の上端と前記ラックロッド44の上端とが連結され、左側の前記ばね溝46の中にはリミットブロック52が設置され、前記リミットブロック52の上端には引きひも49が固定され、前記駆動空間25の上端壁の中には摩擦空間48が設置され、前記摩擦空間48の中には摩擦板50が設置され、前記引きひも49の上端と前記摩擦板50とが連結され、前記摩擦板50の下端には下端が前記駆動空間25の中に位置するラックブロック75が固定され、前記駆動軸27には前記ラックブロック75と前記ラックロッド44と噛み合うことができる半分ギヤ28がスライドできるように連結され、前記駆動軸27には転び輪30もスライドできるように連結され、前記転び輪30には鋼線31が巻き付いている。
有益的には、前記押出機構74は押出ロッド21を含み、前記回転溝15の右端壁の中には左方に開口した押出溝23が形成され、前記押出溝23の中には前記押出ロッド21と前記押出ロッド21を復帰させられる押出ばね22とが設置され、前記鋼線31の一端が前記押出溝23の端壁を貫通し、且つ前記押出ロッド21と連結され、前記押出ロッド21の中には上方に開口したリミット空間18が設置され、前記押出溝23の上端壁の中には下方に開口したばね空間76が設置され、前記ばね空間76の中には下端が前記リミット空間18の中に位置して前記押出ロッド21の運動を制限する台形ブロック19と前記台形ブロック19を復帰させられる連結ばね20とが設置され、前記排出空間66の中には持ち上げ板68と前記持ち上げ板68を支持できる二つの持ち上げばね24とが設置され、前記排出空間66の右端壁には左端が前記台形ブロック19の上端と連結された連結ひも9が固定され、前記持ち上げ板68の下端面には下押しブロック67が固定されている。
装置全体の作動手順は以下の通りである。
1、 コンベヤー5に分離待ちの金属とプラスチックとを置き、選別機1を作動させ、電磁輪3が作動し、そしてコンベヤー5は運動し、電磁輪3の下側に通過した時に、鉄質の物体が電磁輪3に吸い付けられ、外源の動力が回転軸4を連動させて回転させ、これにより電磁輪3を連動させて回転させ、へら41の作用のもとで鉄質の物体がへら41の左端に落とされてへら41に留まり、鉄質の物体がへら41につれ振動空間35の中に至り、且つ振動空間35の中に累積する。
2、 分離空間14の中に水を充満させ、下側と左側の密封板10が二つの貫通空間7を密封し、上側の密封板10が密封溝8の中に戻り、プラスチックとアルミ製の物体とが上側の貫通空間7によって分離空間14の中に入り、プラスチックが水面に漂い、アルミ製の物体が水底に沈む。
3、 鉄釘が移動板61と固定板73との間の隙間を通して水平移動板65の上側に至り、振動空間35の中に鉄質の物体が多すぎる時に、駆動モータ29が作動して駆動軸27を回転連動させ、これにより駆動ブロック26と、転び輪30と、半分ギヤ28とを回転連動させ、転び輪30が鋼線31を緩め、半分ギヤ28が回転してラックロッド44と噛み合う時、ラックロッド44を連動させて下方へ運動させ、これによりロープ43によって昇降ブロック59が駆動されて上方へ運動し、移動板61が駆動されて上方へ運動し、半分ギヤ28とラックブロック75とが噛み合う時にラックブロック75を連動させて上方へ運動させ、これによりリミットブロック52が駆動されて下方へ運動し、且つ前記ラックロッド44と離脱し、これによりラックロッド44が伸縮ばね45によって快速に上方へ運動し、これにより昇降ブロック59が復帰し、移動板61が下方へ運動し、半分ギヤ28が一周回転し、移動板61が一回揺れ、移動板61の揺れにつれ移動板61と固定板73の上側にある鉄質の物体が一回揺れ、これによりその中の鉄釘が下方へ運動し、隙間を通して水平移動板65の上側に至る。
4、 リミットブロック52がリミット溝51の中に入った後、駆動軸27が駆動ブロック26を連動させて右方へ運動させ、これにより支持板63が駆動されて右方へ運動し、移動板61が駆動されて右方へ運動し、これにより固定板73が受け空間37の中に位置し、昇降ブロック59が収納溝60から離れ、回転板32が移動板61につれ右方へ運動し、回転板32の上端が段々と上方へ運動し、これにより柔軟板38は左方へ運動し、柔軟板38の左端が貫通穴40を密封し、移動板61と固定板73の上側に累積した鉄質の物体が排出空間66の中に入って排出され、水平移動板65が完全に駆動空間25の中に位置した後、水平移動板65が回転して水平移動板65にある鉄釘を駆動空間25によって排出し、整理収集してから利用することに便利を与え、転び輪30が駆動ブロック26の右方への運動中に鋼線31を次第に緩め、鉄質の物体が排出空間66の中から排出された時、持ち上げ板68と下押しブロック67とを連動させて下方へ運動させる。
5、 下押しブロック67が下方へ運動することで連結ひも9を連動させて曲がらせ、これにより台形ブロック19が上方へ運動し、台形ブロック19がリミット空間18から離脱し、押出ロッド21が押出ばね22によって左方へ運動し、隔離板16を回転させ、左側の密封板10を下方へ運動させ、隔離板16の回転で転向軸54を回転させ、これによりリール55を回転させ、後側のチェーン17を緩め、前側のチェーン17をしっかりと引っ張り、これにより上側の密封板10が上側の貫通空間7を密封し、下側の密封板10が下側の密封溝8の中に戻り、これにより底に沈んだアルミ製の物体を排出して収集し、上側のプラスチックが隔離板16によって左側の貫通空間7から排出され、排出された水を収集する。
6、 鉄釘と、アルミ製の物体と、プラスチックと、他の鉄質の物体とを分離して収集し終えた後、駆動モータ29が逆回転し、リミットブロック52がリミット溝51から離れた時に、駆動ブロック26が復帰し、これにより振動機構71が復帰し、そして鋼線31を締めて押出ロッド21を復帰させるまで引き続き回転し、台形ブロック19の下端がリミット空間18の中に入り、これにより隔離板16を復帰させ、分離機構69を復帰させ、この時に分離空間14の中に収集された水を加え、選別を完成するまで作業を繰り返す。
以上の実施例はあくまで本発明の技術的原理と特徴を説明するためのものであり、本分野の技術者に本発明を理解できることと実施できることを目的とし、本発明を限定するためのものではなく、本発明の意義と原則のもとで行われたいかなる修正と、等価置換と改善などは本発明の保護範囲に含まれるべきである。

Claims (8)

  1. 選別機を含み、前記選別機の中には廃金属を輸送し、且つ鉄質の物を分離する輸送機構が設置され、
    前記輸送機構の右側には前記輸送機構によって分離された鉄を収集し、且つ存在した鉄釘を再分離する振動機構が設置され、前記振動機構は振動空間を含み、前記振動空間は前記振動空間の右端壁に固定された固定板と上下左右に運動できる移動板とを含み、前記振動空間の左端壁には右方に開口した昇降溝が形成され、前記移動板の左端が前記昇降溝の中に位置し、前記移動板の中には左方に開口し、且つ上端壁が前記昇降溝と連通した収納溝が形成され、前記収納溝の中には前記移動板を連動させて上下に揺らすことができる昇降ブロックが設置され、前記昇降ブロックの上端には昇降ばねが固定され、前記昇降ばねの上端が前記収納溝を貫通し、且つ前記昇降溝の上端壁と連結され、前記昇降ブロックの上端にはロープも固定され、前記移動板の右端には支持板が設置され、前記支持板が前記移動板を支持でき、且つ前記移動板を連動させて左右に運動させることができ、これにより残った鉄質の物体を収集して排出し、鉄質の物体に対する再分別を実現でき、
    前記輸送機構の下側にはプラスチックとアルミ製の物体とを収集分別できる分離機構が設置され、前記分離機構は水を蓄えられる分離空間を含み、前記分別機の右端面には固定ブロックが固定され、前記固定ブロックの中には前記振動機構を制御して上下又は左右に運動させることができる駆動機構が設置され、
    前記分離空間の右端壁の中には前記分離機構を制御してプラスチックとアルミ製の物体とを分別させる押出機構が設置され、前記押出機構の運動が前記振動機構に制御され、且つ前記押出機構が復帰する時に前記駆動機構に制御される必要があることを特徴とする建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  2. 前記輸送機構は輸送空間を含み、前記輸送空間の前後端壁の間には回転軸と伝動軸とが回転できるように連結され、前記伝動軸にはプーリが固定され、前記プーリにはコンベヤーが設置され、前記回転軸が外源の動力によって駆動されて回転でき、前記回転軸には前記選別機が作動する時に磁性を生み出す電磁輪が固定され、前記輸送空間の右端壁の中には前記振動空間と連通した貫通穴が設置され、前記貫通穴の下端壁にはへらが固定され、前記へらの左端は前記輸送空間の中に位置することを特徴とする請求項1に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  3. 前記振動機構は前記振動空間の上端壁の中に位置するスライド空間も含み、前記スライド空間が前記貫通穴と前記振動空間とを連通し、前記スライド空間の中には右端が前記振動空間の中に位置する柔軟板が設置され、前記固定板の中には上方に開口した移動溝が形成され、前記移動溝の中には移動軸と前記移動軸を復帰させられる移動ばねとが設置され、前記移動軸には回転板が回転できるように連結され、前記回転板の上端が前記振動空間の中に位置し、且つ前記柔軟板の一端と当接し、前記支持板の下端には水平移動板がヒンジで連結され、前記支持板の中には右端壁が前記振動空間と連通した持ち上げ溝が形成され、前記持ち上げ溝の中には上下に運動できる円板が設置され、前記振動空間の下端壁の中には前記振動空間と外部空間とを連通する排出空間が設置され、前記移動板の中には右方に開口し、且つ前記固定板を収容できる受け空間が設置されていることを特徴とする請求項2に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  4. 前記分離機構は三つの貫通空間を含み、三つの前記貫通空間がそれぞれ前記分離空間の上下と左端壁に位置し、且つ上側の前記貫通空間が前記輸送空間と連通し、左側と下側の前記貫通空間が外部空間と連通し、前記貫通空間の片側端壁の中には前記貫通空間と連通した密封溝が形成され、前記密封溝の中には前記貫通空間を密封できる密封板と前記密封板を復帰させられる密封ばねとが設置され、上下の二つの前記密封板の右端にはチェーンが固定され、左側の前記密封板の下端には細ひもが固定され、前記分離空間の右端壁の中には左方に開口した回転溝が形成され、前記回転溝の前後端壁の中にはいずれも回転空間が設置され、前記回転溝の中には前後両端がそれぞれ前記回転空間の中に位置する転向軸が設置され、前記転向軸の前後両端にはリールが固定され、二つの前記チェーンの一端がそれぞれ二つの前記リールに巻きついており、前記転向軸の中間部には隔離板が固定され、前記隔離板と前記回転溝とは捻りばねによって連結され、前記細ひもの一端が前記隔離板の下端と連結されていることを特徴とする請求項1に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  5. 前記駆動機構は前記振動空間と外部空間とを連通する駆動空間を含み、前記駆動空間の右端壁には駆動モータが固定され、前記駆動モータの左端には駆動軸が伝動できるように連結され、前記駆動軸の左端には駆動ブロックがネジ山で連結され、前記駆動ブロックの左端が前記持ち上げ溝の中に位置し、且つ前記円板と連結され、前記駆動ブロックの中には上方に開口したリミット溝が形成され、前記駆動空間の上端壁の中には下方に開口したばね溝が二つ形成され、右側の前記ばね溝の中には下端が前記駆動空間の中に位置するラックロッドと前記ラックロッドを復帰させられる伸縮ばねが設置され、前記ロープの上端と前記ラックロッドの上端とが連結され、左側の前記ばね溝の中にはリミットブロックが設置され、前記リミットブロックの上端には引きひもが固定され、前記駆動空間の上端壁の中には摩擦空間が設置され、前記摩擦空間の中には摩擦板が設置され、前記引きひもの上端と前記摩擦板とが連結され、前記摩擦板の下端には下端が前記駆動空間の中に位置するラックブロックが固定され、前記駆動軸には前記ラックブロックと前記ラックロッドと噛み合うことができる半分ギヤがスライドできるように連結され、前記駆動軸には転び輪もスライドできるように連結され、前記転び輪には鋼線が巻き付いていることを特徴とする請求項3に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  6. 前記押出機構は押出ロッドを含み、前記回転溝の右端壁の中には左方に開口した押出溝が形成され、前記押出溝の中には前記押出ロッドと前記押出ロッドを復帰させられる押出ばねとが設置され、前記鋼線の一端が前記押出溝の端壁を貫通し、且つ前記押出ロッドと連結され、前記押出ロッドの中には上方に開口したリミット空間が設置され、前記押出溝の上端壁の中には下方に開口したばね空間が設置され、前記ばね空間の中には下端が前記リミット空間の中に位置して前記押出ロッドの運動を制限する台形ブロックと前記台形ブロックを復帰させられる連結ばねとが設置され、前記排出空間の中には持ち上げ板と前記持ち上げ板を支持できる二つの持ち上げばねとが設置され、前記排出空間の右端壁には左端が前記台形ブロックの上端と連結された連結ひもが固定され、前記持ち上げ板の下端面には下押しブロックが固定されていることを特徴とする請求項3に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  7. 前記半分ギヤと前記駆動軸との間の摩擦力は前記半分ギヤが運動する時に受けた抵抗力より大いに大きく、前記転び輪と前記駆動軸との間の摩擦力は前記転び輪が転ぶ時に受けた抵抗力より大いに大きいことを特徴とする請求項5に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
  8. 前記押出ばねの弾力が前記捻りばねの弾力より大いに大きいことを特徴とする請求項6に記載の建築現場における廃金属の収集選別と再利用の設備。
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