JP2020195738A - ヘアアイロンおよびそれに用いる毛梳きアタッチメント - Google Patents
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Abstract
Description
このようなヘアアイロンに関する先行技術文献として、本出願人は下記の特許文献1〜3を把握している。
[課題を解決するための手段]
本来、髪を真っ直ぐにしたい人が、使う電気ストレートアイロンですが、髪を櫛で押さえて電気ストレートアイロンの本体に、髪を通させなくては、髪を真っ直ぐな状態には出来ません。そこで、2本の高熱ヒートの片側1本の両側面に、櫛を2本付ける事により、片手で挟むだけで、とかしながら綺麗なストレートに出来ます。
[要約]
[解決手段]ヘアアイロンでは、髪挟み腕1と髪挟み腕2とがヒンジ3で連結されて開閉可能になっており、加温部11及び21が、髪挟み腕1及び2の対向部分に夫々設けられている。髪挟み腕1の両側部に、櫛部41及び42が取り付けられている。櫛部41及び42の櫛歯の長さは、ヘアアイロンを閉じた状態で髪挟み腕2の両側部に沿うようになっている。櫛歯の長さが十分な長さであるので、大量の毛髪をまとめて押さえることができ、効果的に毛髪を加温して毛髪の形状を整えることができる。また、毛髪を梳きながら毛髪の加温を行うことができる。
[0012]
したがって、本発明は、ハンドヘルド式のトリートメントユニットを含むヘアスタイリング装置に関し、ハンドヘルド式のトリートメントユニットは、2つのアームを有しており、2つのアームは、互いに向き合っている2つの表面を備えるクランプを形成するように構成されているとともに、髪の房がクランプされることを可能にする。・・・(中略)・・・アームのうちの1つが、前記アームの表面のうちの1つの下流または上流に位置付けされているくしを有するということは注目すべきものである。
扱う毛髪の状態に応じて種類の異なる毛梳き具を使うことができるヘアアイロンおよびそれに用いる毛梳きアタッチメントを提供する。
開閉可能となるように根元側で連結された第1アームと第2アーム、
上記第1アームの先端側の内側に設けられた第1毛髪挟持面、
上記第2アームの先端側の内側に設けられて上記第1毛髪挟持面との間で毛髪を挟持するための第2毛髪挟持面、
上記第1毛髪挟持面と第2毛髪挟持面の少なくともいずれかに対応して設けられ、上記挟持された毛髪を加熱するための加熱手段、
毛髪を梳るための毛梳き部と、上記第1アームまたは第2アームに取り付けるための取付部とを有する毛梳きアタッチメント、
をそれぞれ備え、
上記毛梳きアタッチメントは、上記第1アームまたは第2アームの少なくともいずれかの先端側において、上記第1毛髪挟持面または第2毛髪挟持面に対して上記毛梳き部が沿うように、上記第1アームまたは第2アームの外側に上記取付部が着脱可能に取り付けられるようになっている。
上記第1アームまたは第2アームの幅方向における上記毛梳き部の配置を変更可能に上記毛梳きアタッチメントを取り付けるよう構成されている。
上記毛梳きアタッチメントは、上記毛梳き部が、第1アームまたは第2アームの先端側ほど内側にせり出している。
上記毛梳き部が櫛部であり、
上記櫛部は、歯先が、第1アームまたは第2アームの先端側ほど内側にせり出している。
上記毛梳きアタッチメントは、上記毛梳き部が付勢手段で支持されている。
上記毛梳き部がブラシ体を含み、
上記ブラシ体は、第1アームまたは第2アームの先端側が付勢手段で支持され、反対側を基点に揺動しうるように構成されている。
上記毛梳き部が、上記第1アームまたは第2アームの幅方向における両側に配置されている。
請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘアアイロンに用いられる、上記毛梳きアタッチメント。
このため、扱う毛髪の状態が変われば、それに応じた種類の毛梳き部を有した毛梳きアタッチメントに取り換えて使用することができる。
加熱プレートで毛髪を挟むだけの従来式のヘアアイロンでは、毛束を十分に毛梳きできないまま加熱プレートで挟んでしまい、挟んだ毛束に対して均一に熱を入れることが難しかった。本発明のヘアアイロンであれば、毛梳きアタッチメントの毛梳き部で十分に毛梳きした状態での毛束を上記第1毛髪挟持面と第2毛髪挟持面で挟んで加熱できるため、熟練していない施術者でも簡単に、毛束に均一な熱を入れることができる。
また、加熱プレートで毛髪を挟むだけの従来式では、加熱プレートで毛髪を挟んだ状態でヘアアイロンを引っ張って毛髪にテンションを掛けようとする。このような施術をすると、施術者の好みや癖によって、テンションのかかり具合がまちまちになってしまう。テンションが低すぎると毛髪は充分に延びないし、反対に高すぎるとかえって毛髪は縮れてしまう。本発明のヘアアイロンであれば、毛梳きアタッチメントの毛梳き部が挟んだ毛束に適切なテンションをかけてくれるため、施術者による仕上がり状態のばらつきが少なくなる。
従来式のヘアアイロンでは、ヘアアイロンを一方の手で操作しながら、他方の手でブラシか櫛を使って毛髪を梳らなければならない。この場合、一束の毛髪にアイロンを当て終えると、ブラシや櫛を持ち替えて次の一束を掬い取って加熱プレートで挟む。そして再び、ヘアアイロンを一方の手で操作しながら他方の手でブラシか櫛で毛髪を梳る。このような作業には熟練が必要で、施術者の熟練度によって時間がかかったり仕上がりにばらつきが生じたりしていた。本発明のヘアアイロンであれば、このような問題が解消し、熟練の必要がない簡単な操作でばらつきの少ない仕上がりが得られる。特に頭頂部において、毛髪の根元付近にアイロンをあてる場合、掬った毛髪を鉛直上方向に持ち上げたままで毛髪を挟む必要がある。このような動作は、ブラシや櫛を持ち替えるのが極めて困難である。本発明のヘアアイロンであれば、ブラシや櫛を持ち替えなくても施術できるため、このような問題が解消し、熟練の必要がない簡単な操作でばらつきの少ない仕上がりが得られる。
第1アームと第2アームは根元側で連結されて開閉するため、第1アームと第2アームを開いた状態では、先端側の方がより距離が遠い。第1アームと第2アームを閉じるときには、根元側から先に近づいてゆく。そこで、第1アームまたは第2アームの先端側ほど上記毛梳き部を内側にせり出したことにより、上記毛梳き部が毛髪に対し、先端側から根元側までより均一に作用するようになる。
このため、上記第1アームと第2アームを閉じて、上記第1毛髪挟持面と第2毛髪挟持面で毛束を挟んだ状態で、毛先側と頭皮側の双方に毛梳き部が配置される。この状態でヘアアイロンを毛先側にスライド移動させると、毛先側に配置された毛梳き部で毛束が梳かれて平行になりながら、上記第1毛髪挟持面と第2毛髪挟持面のあいだを順次通過する。また、頭皮側に配置された毛梳き部を毛束が通過することにより、毛束を構成する各毛髪が左右にズレることが防止され、通過する各毛髪に対して均一にテンションがかかる。このため、施術者の熟練度が低くても良好なアイロンの仕上がりとなり、毛髪に与えるダメージが減少し、施術を受ける者が感じる不快感も大幅に減少する。
図1〜図3は、第1実施形態のヘアアイロンを説明する図である。
このヘアアイロンは、ヘアアイロン本体10と、毛梳きアタッチメント30とを備えている。
図2は、上記ヘアアイロン本体10を示す斜視図である。
上記ヘアアイロン本体10は、第1アーム11と第2アーム12、第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22、および加熱手段(図では隠れて見えない)を備えている。
上記第1アーム11と第2アーム12の上記ヒンジ構造部13に近い根本側はそれぞれ、使用者が握って開閉操作するための第1把持部11Aと第2把持部12Aである。
上記第1アーム11と第2アーム12の先端側はそれぞれ、毛髪を挟持するための第1挟持部11Bと第2挟持部12Bである。
上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22の少なくともいずれかに対応し、上記挟持された毛髪を加熱するための加熱手段(図では隠れて見えない)が設けられる。この例では、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22の双方にそれぞれ対応して上記加熱手段が設けられている。
まず、加熱手段に通電し、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22を加熱する。加熱温度は操作面15の操作で適宜に設定する。
使用においては一般に、図1(A)の状態で、第1把持部11Aと第2把持部12Aを右手で支えて持つ。この状態で、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22のあいだに毛髪を刺し入れる。このとき、毛先が手前にくるように毛髪を流す。
そして、第1把持部11Aと第2把持部12Aを施術者が握ることにより、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22で毛髪を挟持し、挟んだ毛髪に熱を与えながら、上記ヘアアイロン本体10を毛先に向かってスライド移動させ、毛髪にアイロン効果を与える。
図1は、上記ヘアアイロン本体10に上記毛梳きアタッチメント30を取り付けた状態を示す。(A)は斜視図であり、(B)は横から見た図、(C)は第1アーム側から見た図である。
図1に示すように、上記毛梳きアタッチメント30は、上記第1アーム11に取り付けるときは、第1挟持部11Bの背側(外側)24に取り付けられる。図示していないが、上記毛梳きアタッチメント30を上記第2アーム12に取り付けるときは、第2挟持部12Bの背側(外側)24に取り付けることができる。
上記取付部41は、第1挟持部11Bまたは第2挟持部12Bの背側(外側)24に外側から嵌り、この毛梳きアタッチメント30を、上記第1アーム11または第2アーム12に取り付けるためのものである。
上記毛梳き部31は、第1把持部11Aと第2把持部12Aを施術者が握り、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22で毛髪を挟持した状態で、上記ヘアアイロン本体10を毛先に向かってスライド移動させるときに、挟まれた毛髪を梳るものである。この例では、上記毛梳き部31は、櫛部である。
上記嵌合部43は、第1挟持部11Bまたは第2挟持部12Bの長手方向に沿って配置された突条であり、上記第1挟持部11Bまたは第2挟持部12Bの両側に嵌合する。
つまり、上記第1挟持部11Bまたは第2挟持部12Bの両側に、上記両嵌合部43が嵌り込むことができる段差部23が設けられいる。上記両アーチ部42の弾性力で、両嵌合部43の嵌合が保持されるようになっている。また、上記両アーチ部42を弾性変形させて両嵌合部43を上記第1挟持部11Bまたは第2挟持部12Bの段差部23から外すことにより、上記取付部41を取り外すことができる。
したがって、上記毛梳きアタッチメント30は、上記第1アーム11または第2アーム12の少なくともいずれかの先端側において、上記第1毛髪挟持面21または第2毛髪挟持面22に対して上記毛梳き部31が沿うように、上記第1アーム11または第2アーム12の外側に上記取付部41が着脱可能に取り付けられるようになっている。
つまり、上記毛梳きアタッチメント30を上記第1アーム11の背側24に取り付けた状態で、上記毛梳き部31が第1毛髪挟持面21に沿って配置される。
また、上記毛梳きアタッチメント30を上記第2アーム11の背側24に取り付けると、上記毛梳き部31が第2毛髪挟持面22に沿って配置される。
本実施形態では、上記毛梳きアタッチメント30が、毛髪を梳るための毛梳き部31と、第1アーム11または第2アーム12に取り付けるための取付部41を有する。上記毛梳きアタッチメント30は、上記第1アーム11または第2アーム12の少なくともいずれかの先端側に取り付けられる。このとき、上記毛梳き部31が、上記第1毛髪挟持面21または第2毛髪挟持面22に対して沿うようになる。また、上記取付部41が、上記第1アーム11または第2アーム12の外側に着脱可能に取り付けられる。
このため、扱う毛髪の状態が変われば、それに応じた種類の毛梳き部31を有した毛梳きアタッチメント30に取り換えて使用することができる。
図4は、第2実施形態のヘアアイロンを示す図であり、(A)は斜視図、(B)は横から見た図、(C)は第1アーム側から見た図である。
図5は、上記第2実施形態における毛梳きアタッチメントを示す図であり、(A)は斜視図、(B)は取付け対象であるアームの長手方向に見た図、Cは毛梳き部側から見た図である。
この例は、第1の毛梳きアタッチメント50Aが第1アーム11に取り付けられ、第2の毛梳きアタッチメント50Bが第2アーム12に取り付けられている。
第1の毛梳きアタッチメント50Aの第1の毛梳き部51Aと、第2の毛梳きアタッチメント50Bの第2の毛梳き部51Bは、それぞれブラシ部である。
図において、符号52Aは、第1の毛梳き部51Aを構成する第1の毛束52Aであり、符号52Bは、第2の毛梳き部51Bを構成する第2の毛束52Bである。第1の毛束52Aおよび第2の毛束52Bを構成する個々のブラシ毛は図示していない。
本実施形態は、第1および第2の毛梳きアタッチメント50A,50Bを備えている。上記第1および第2の毛梳きアタッチメント50A,50Bは、毛髪を梳るための第1および第2の毛梳き部51A,51Bと、第1アーム11または第2アーム12に取り付けるための取付部41を有する。上記第1および第2の毛梳きアタッチメント50A,50Bは、上記第1アーム11または第2アーム12の少なくともいずれかの先端側に取り付けられる。このとき、上記第1および第2の毛梳き部51A,51Bが、上記第1毛髪挟持面21または第2毛髪挟持面22に対して沿うようになる。また、上記取付部41が、上記第1アーム11または第2アーム12の外側に着脱可能に取り付けられる。
このため、扱う毛髪の状態が変われば、それに応じた種類の毛梳き部を有した毛梳きアタッチメントに取り換えて使用することができる。
図6は、第3実施形態のヘアアイロンを示す図である。
第1アタッチメント60Aの第1毛梳き部61Aと、第2アタッチメント60Bの第2毛梳き部61Bは、それぞれブラシ部である。
この例では、上記第1アタッチメント60Aを第1アーム11に取り付け、上記第2アタッチメント60Bを第2アーム12に取り付けた例を説明する。
図7は、上記第3実施形態における毛梳きアタッチメントの第1アタッチメントを示す図であり、(A)はブラシの毛先側から見た図、(B)は断面図、(C)は毛梳き部側から見た図、(D)は取付け対象であるアームの長手方向に見た図である。
図8は、上記第3実施形態における毛梳きアタッチメントの第2アタッチメントを示す図であり、(A)は斜視図、(B)は取付け対象であるアームの長手方向に見た図、(C)はブラシの毛先側から見た図である。
つまり、第1アーム11と第2アーム12を閉じると、第2毛束62Bのあいだ(図8において鎖線で示す位置)に第1毛束62Aが入り込むようになっている。
本実施形態は、上記第1毛梳き部61Aのブラシ体64が、第1アーム11または第2アーム12の先端側ほど内側にせり出している。
第1アーム11と第2アーム12は根元側で連結されて開閉するため、第1アーム11と第2アーム12を開いた状態では、先端側の方がより距離が遠い。第1アーム11と第2アーム12を閉じるときには、根元側から先に近づいてゆく。そこで、第1アーム11または第2アーム12の先端側ほど上記第1毛梳き部61Aのブラシ体64を内側にせり出したことにより、上記第1毛梳き部61Aのブラシ体64が毛髪に対し、先端側から根元側までより均一に作用するようになる。
図9は、第4実施形態における毛梳きアタッチメント70を示す図である。
つまり、上記毛梳きアタッチメント70は、上記毛梳き部71が、第1アーム11または第2アーム12の先端側ほど内側にせり出している。
本実施形態は、上記毛梳き部71が第1アーム11または第2アーム12の先端側ほど内側にせり出している。
第1アーム11と第2アーム12は根元側で連結されて開閉するため、第1アーム11と第2アーム12を開いた状態では、先端側の方がより距離が遠い。第1アーム11と第2アーム12を閉じるときには、根元側から先に近づいてゆく。そこで、第1アーム11または第2アーム12の先端側ほど上記毛梳き部71を内側にせり出したことにより、上記毛梳き部71が毛髪に対し、先端側から根元側までより均一に作用するようになる。
図10は、第5実施形態における毛梳きアタッチメント80を示す図である。
上記のようなオフセット構造により、毛髪を挟持するときの操作が行いやすくなる。
それ以外は、上記各実施形態と同様であり、同様の作用効果を奏する。
図11は、第6実施形態における毛梳きアタッチメント90を示す図である。
第6実施形態では、上記毛梳き部91が、上記第1アーム11または第2アーム12の幅方向における両側に配置されている。このため、上記第1アーム11と第2アーム12を閉じて、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22で毛束を挟んだ状態で、毛先側と頭皮94側の双方に毛梳き部91が配置される。
図12(A)は毛梳きアタッチメントを使用しない状態であり、毛束を構成する各毛髪93が左右にズレたまま、第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22に挟まれる。この状態でヘアアイロン本体10を毛先側にスライドさせて各毛髪93にテンションをかけることになる。したがって、施術を受ける者が感じる不快感が大きく、毛髪93に与えるダメージも大きい。
図12(B)は第6実施形態の毛梳きアタッチメントを使用した状態である。この状態でヘアアイロン本体10を毛先側にスライド移動させると、毛先側に配置された毛梳き部91で毛束が梳かれて平行になりながら、上記第1毛髪挟持面21と第2毛髪挟持面22のあいだを各毛髪93が順次通過する。
このように、頭皮側に配置された毛梳き部91を毛束が通過することにより、毛束を構成する各毛髪93が左右にズレることが防止され、通過する各毛髪93に対して均一にテンションがかかる。このため、施術者の熟練度が低くても良好なアイロンの仕上がりとなり、毛髪93に与えるダメージが減少し、施術を受ける者が感じる不快感も大幅に減少する。
また、2つの毛梳き部91のうち毛先側に配置するものをブラシ部とすることもできる。このようにすることにより、各毛髪93に対してより強いテンションを均一にかけることができる。
図13(A)に示すように、上記櫛部の構成として、毛梳きアタッチメント90を第1アーム部11(または第2アーム12)に取り付けた状態で、歯元92が第1毛髪挟持面21(または第2毛髪挟持面22)よりも内側に位置するようにすることができる。
加熱プレートで毛髪を挟むだけの従来式では、加熱プレートで毛髪を挟んだ状態でヘアアイロンを引っ張って毛髪にテンションを掛けようとする。このような施術をすると、施術者の好みや癖によって、テンションのかかり具合がまちまちになってしまう。テンションが低すぎると毛髪は充分に延びないし、反対に高すぎるとかえって毛髪は縮れてしまう。本発明のヘアアイロンであれば、毛梳きアタッチメントの毛梳き部が挟んだ毛束に適切なテンションをかけてくれるため、施術者による仕上がり状態のばらつきが少なくなる。 毛梳き部が櫛部のアタッチメントを使えば、櫛部によって挟んだ毛束に緩めのテンションがかかる。毛梳き部がブラシ部のアタッチメントを使えば、ブラシ部によって挟んだ毛束に強めのテンションをかけることができる。このように、施術の対象となる毛質によって適切なテンションは変動することから、それに合わせた適切な毛梳き部を有するアタッチメントに適宜変更して施術することができる。
以上は本発明の特に好ましい実施形態について説明したが、本発明は図示した実施形態に限定する趣旨ではなく、各種の態様に変形して実施することができ、本発明は各種の変形例を包含する趣旨である。
11:第1アーム
11A:第1把持部
11B:第1挟持部
12:第2アーム
12A:第2把持部
12B:第2挟持部
13:ヒンジ構造部
14:電源コード
15:操作面
21:第1毛髪挟持面
22:第2毛髪挟持面
23:段差部
24:背側
30:毛梳きアタッチメント
31:毛梳き部
41:取付部
42:アーチ部
43:嵌合部
50A:第1の毛梳きアタッチメント
50B:第2の毛梳きアタッチメント
51A:第1の毛梳き部
51B:第2の毛梳き部
52A:第1の毛束
52B:第2の毛束
60A:第1アタッチメント
60B:第2アタッチメント
61A:第1毛梳き部
61B:第2毛梳き部
62A:第1毛束
62B:第2毛束
63:ケース部
64:ブラシ体
65:付勢手段
66:軸
70:毛梳きアタッチメント
71:毛梳き部
80:毛梳きアタッチメント
81:毛梳き部
82:歯元
90:毛梳きアタッチメント
91:毛梳き部
92:歯元
93:毛髪
94:頭皮
Claims (8)
- 開閉可能となるように根元側で連結された第1アームと第2アーム、
上記第1アームの先端側の内側に設けられた第1毛髪挟持面、
上記第2アームの先端側の内側に設けられて上記第1毛髪挟持面との間で毛髪を挟持するための第2毛髪挟持面、
上記第1毛髪挟持面と第2毛髪挟持面の少なくともいずれかに対応して設けられ、上記挟持された毛髪を加熱するための加熱手段、
毛髪を梳るための毛梳き部と、上記第1アームまたは第2アームに取り付けるための取付部とを有する毛梳きアタッチメント、
をそれぞれ備え、
上記毛梳きアタッチメントは、上記第1アームまたは第2アームの少なくともいずれかの先端側において、上記第1毛髪挟持面または第2毛髪挟持面に対して上記毛梳き部が沿うように、上記第1アームまたは第2アームの外側に上記取付部が着脱可能に取り付けられるようになっている
ことを特徴とするヘアアイロン。 - 上記第1アームまたは第2アームの幅方向における上記毛梳き部の配置を変更可能に上記毛梳きアタッチメントを取り付けるよう構成されている
請求項1記載のヘアアイロン。 - 上記毛梳きアタッチメントは、上記毛梳き部が、第1アームまたは第2アームの先端側ほど内側にせり出している
請求項1または2記載のヘアアイロン。 - 上記毛梳き部が櫛部であり、
上記櫛部は、歯先が、第1アームまたは第2アームの先端側ほど内側にせり出している
請求項3記載のヘアアイロン。 - 上記毛梳きアタッチメントは、上記毛梳き部が付勢手段で支持されている
請求項3記載のヘアアイロン。 - 上記毛梳き部がブラシ体を含み、
上記ブラシ体は、第1アームまたは第2アームの先端側が付勢手段で支持され、反対側を基点に揺動しうるように構成されている
請求項5記載のヘアアイロン。 - 上記毛梳き部が、上記第1アームまたは第2アームの幅方向における両側に配置されている
請求項1〜6のいずれか一項に記載のヘアアイロン。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載のヘアアイロンに用いられる、上記毛梳きアタッチメント。
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JP2017185187A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-10-12 | 株式会社a2Dazzle | ヘアクリップ |
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