JP2020195000A - 車載用アンプ装置 - Google Patents
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Abstract
Description
図1を参照して、実施の形態1に係る車載用アンプ装置100が適用された車載用音響システム10の構成について説明する。
実施の形態1に係る車載用アンプ装置100は、一例として、車両1に搭載された車載用音響システム10に適用されるものとして、以下説明する。
図1は、実施の形態1に係る車載用アンプ装置100が適用された車載用音響システム10の構成の要部の一例を示すブロック図である。
車載用音響システム10は、右前スピーカ11、左前スピーカ12、右後スピーカ13、左後スピーカ14、センタスピーカ15、再生装置16、及び、車載用アンプ装置100を備える。
左前スピーカ12は、車両1の内部における左側前方に配置されたスピーカである。
右後スピーカ13は、車両1の内部における右側後方に配置されたスピーカである。
左後スピーカ14は、車両1の内部における左側後方に配置されたスピーカである。
センタスピーカ15は、車両1の内部における前方に配置されたスピーカである。具体的には、例えば、センタスピーカ15は、車両1の内部における右前スピーカ11と左前スピーカ12との間に配置される。
以下の説明において、再生装置16が出力する音声信号は、右側信号と左側信号とを有するステレオ信号であるものとして説明する。
再生装置16が出力する音声信号は、車載用アンプ装置100に入力される。
車載用アンプ装置100は、再生装置16が出力する音声信号であるステレオ信号を受けて、右前スピーカ11、左前スピーカ12、右後スピーカ13、左後スピーカ14、及びセンタスピーカ15のそれぞれから音声を出力させるための出力信号を、右前スピーカ11、左前スピーカ12、右後スピーカ13、左後スピーカ14、及びセンタスピーカ15のそれぞれに出力する。
図2を参照して、実施の形態1に係る車載用アンプ装置100の構成について説明する。
図2は、実施の形態1に係る車載用アンプ装置100の構成の要部の一例を示すブロック図である。
車載用アンプ装置100は、上述の構成に加えて、接続線路106、第1遅延回路121、第2遅延回路122、分離回路131、第2加算回路112、第1減算回路141、第2減算回路142、第1減衰回路151、第3加算回路113、第3遅延回路123、第2減衰回路152、又は、第4加算回路114等を備えたものであっても良い。
また、車載用アンプ装置100は、IIR(Infinite Impulse Response)フィルタ、又は、FIR(Finite Impulse Response)フィルタ等のフィルタ等により構成されたイコライザ171,172,173,174を備えたものであっても良い。
第2アンプ102は、ステレオ信号の左側信号を増幅する。第2アンプ102は、増幅後の左側信号を左側出力信号として、車両1に搭載された左前スピーカ12に出力する。
第1加算回路111は、ステレオ信号の右側信号と、ステレオ信号の左側信号とを加算してモノラル信号を生成する。第1加算回路111は、生成後のモノラル信号を第1加算信号として出力する。
第3アンプ103は、入力された第1加算信号を増幅する。第3アンプ103は、増幅後の第1加算信号を第1加算出力信号として、車両1に搭載された右後スピーカ13と左後スピーカ14とに出力する。
第4アンプ104は、入力された第1加算信号を増幅する。第4アンプ104は、増幅後の第1加算信号を第2加算出力信号として、車両1に搭載されたセンタスピーカ15に出力する。
右後スピーカ13と左後スピーカ14とから出力される音声を、ステレオ信号の右側信号と、ステレオ信号の左側信号とが加算されたモノラル音声とした場合、右後スピーカ13と左後スピーカ14との間の領域に、人の歌声等の周波数帯域に相当する中音域が浮遊し漂うようにでき、後席において右後スピーカ13又は左後スピーカ14に音像が貼り付くことを抑制できる。
したがって、前席における音像定位は、良好なものとなる。
したがって、後席において、人が目の前で声を発しているように聞こえるため、後席における音像定位は、良好なものとなる。
すなわち、上述のように構成することにより、全席における音像定位は、良好なものとなる。
イコライザ171は、第1アンプ101が増幅するステレオ信号の右側信号の周波数特性を変更するための回路である。すなわち、イコライザ171は、右前スピーカ11から出力される音声の音質等を所望の音質に変更する。
車載用アンプ装置100がイコライザ171を備える場合、第1アンプ101は、イコライザ171が出力した周波数特性を変更した後のステレオ信号の右側信号を増幅する。
イコライザ172は、第2アンプ102が増幅するステレオ信号の左側信号の周波数特性を変更するための回路である。すなわち、イコライザ172は、左前スピーカ12から出力される音声の音質等を所望の音質に変更する。
車載用アンプ装置100がイコライザ172を備える場合、第2アンプ102は、イコライザ172が出力した周波数特性を変更した後のステレオ信号の左側信号を増幅する。
車載用アンプ装置100がイコライザ173を備える場合、第3アンプ103は、イコライザ173が出力した周波数特性を変更した後の第1加算信号を増幅する。
車載用アンプ装置100がイコライザ174を備える場合、第4アンプ104は、イコライザ174が出力した周波数特性を変更した後の第1加算信号を増幅する。
接続線路106は、右後スピーカ13と左後スピーカ14とをシリーズ接続させるための線路である。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が接続線路106を備える場合、第3アンプ103は、接続線路106を介して、右後スピーカ13と左後スピーカ14とにシリーズ接続される。
そのため、前方からの音声が、後方からの音声より大きく聞こえるため、前席において聞こえる音声は、目の前で歌っているように前方定位する。特に、ステレオ信号の右側信号と、ステレオ信号の左側信号とが加算されたモノラル音声は、人の歌声等の周波数帯域に相当する中音域を多く含むため、前席において聞こえる音声は、目の前で歌っているように前方定位する。したがって、前席において、前席における音像定位は、良好なものとなる。
また、後席では、センタスピーカ15から中音域を多く含む音声が出力され、且つ、右後スピーカ13と左後スピーカ14とから出力される音声の音量が、センタスピーカ15から出力される音声の音量と比較して小さいため、後席の前方又は上方に中音域の音声を明瞭に音像定位させることができる。したがって、後席において、人が前方又は目の前で声を発しているように聞こえるため、後席における音像定位は、良好なものとなる。
すなわち、上述のように構成することにより、全席における音像定位は、良好なものとなる。
第1遅延回路121は、入力された第1加算信号を、第1アンプ101が増幅する右側信号、又は、第2アンプ102が増幅する左側信号に対して第1所定期間だけ遅延させる。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が第1遅延回路121を備える場合、第3アンプ103は、第1遅延回路121が第1所定期間だけ遅延させた後の第1加算信号を増幅するように構成する。第1所定期間は、15ミリ秒間等の予め決められた期間である。15ミリ秒間は一例に過ぎず、第1所定期間は、15ミリ秒間より長い期間であっても、15ミリ秒間より短い期間でもあっても良い。
運転席が、図1に示すように、車両1が前進する方向に向かって右側にある場合、例えば、第1遅延回路121は、右前スピーカ11から出力される音声に対して第1所定期間だけ遅延させた音声が右後スピーカ13及び左後スピーカ14から出力されるように、第1アンプ101が増幅する右側信号に対して第1加算信号を第1所定期間だけ遅延させる。第1遅延回路121は、運転席が、図1に示すように、車両1が前進する方向に向かって右側にある場合に、第2アンプ102が増幅する左側信号に対して、第1加算信号を第1所定期間だけ遅延させても良い。
特に、ステレオ信号の右側信号と、ステレオ信号の左側信号とが加算されたモノラル音声は、人の歌声等の周波数帯域に相当する中音域を多く含むため、全席において聞こえる音声は、目の前で歌っているように前方定位する。
したがって、全席において、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
例えば、車載用アンプ装置100は、第1アンプ101が増幅する右側信号を、第2アンプ102が増幅する左側信号に対して、10ミリ秒間だけ遅延させるように構成し、且つ、第3アンプ103が増幅する第1加算信号を、第1遅延回路121により、第2アンプ102が増幅する左側信号に対して、15ミリ秒間だけ遅延させるように構成した場合、第1加算信号を、右側信号に対して5ミリ秒間だけ遅延させることができる。
また、図1に示す車載用アンプ装置100は、一例として、第1遅延回路121が、イコライザ173から出力された信号を遅延させるように構成しているが、この限りではない。例えば、車載用アンプ装置100は、第1遅延回路121から出力された信号をイコライザ173に入力させ、イコライザ173から出力された信号を第3アンプ103に入力せるように構成しても良い。
第2遅延回路122は、入力された第1加算信号を、第1アンプ101が増幅する右側信号、又は、第2アンプ102が増幅する左側信号に対して、第1所定期間より短い第2所定期間だけ遅延させる。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が第2遅延回路122を備える場合、第4アンプ104は、第2遅延回路122が第2所定期間だけ遅延させた後の第1加算信号を増幅するように構成する。第2所定期間は、5ミリ秒間等の予め決められた期間である。5ミリ秒間は一例に過ぎず、第2所定期間は、第1所定期間より短い期間であれば、5ミリ秒間より長くても、5ミリ秒間より短くても良い。
運転席が、図1に示すように、車両1が前進する方向に向かって右側にある場合、例えば、第2遅延回路122は、右前スピーカ11から出力される音声に対して、第2所定期間だけ遅延させた音声がセンタスピーカ15から出力されるように、第1アンプ101が増幅する右側信号に対して第1加算信号を第2所定期間だけ遅延させる。
また、第2所定期間が第1所定期間より短いため、右後スピーカ13と左後スピーカ14とから出力される音声は、センタスピーカ15から出力される音声に対して、微小な期間だけ遅延する。右後スピーカ13と左後スピーカ14とから出力される音声が、センタスピーカ15から出力される音声に対して微小な期間だけ遅延することにより、全席において聞こえる音声は、目の前で歌っているように前方定位する。
特に、ステレオ信号の右側信号と、ステレオ信号の左側信号とが加算されたモノラル音声は、人の歌声等の周波数帯域に相当する中音域を多く含むため、全席において聞こえる音声は、目の前で歌っているように前方定位する。
したがって、全席において、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
また、図1に示す車載用アンプ装置100は、一例として、第2遅延回路122が、イコライザ174から出力された信号を遅延させるように構成しているが、この限りではない。例えば、車載用アンプ装置100は、第2遅延回路122から出力された信号をイコライザ174に入力させ、イコライザ174から出力された信号を第4アンプ104に入力せるように構成しても良い。
分離回路131は、入力された第1加算信号のうち中音域信号を分離して、分離した中音域信号の一部を含む分離信号を生成し、生成した分離信号を出力する。分離回路131は、例えば、中音域信号を通過させるバンドパスフィルタにより構成される。具体的には、例えば、分離回路131は、第1加算信号から中音域信号を抽出し、抽出した中音域信号を所定割合だけ減衰させることにより、分離信号を生成する。
第2加算回路112は、入力された第1加算信号に、入力された分離信号を加算する。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が分離回路131と第2加算回路112とを備える場合、第4アンプ104は、第2加算回路112が分離信号を加算した後の第1加算信号を増幅するように構成する。
したがって、全席において、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
分離回路131については、上述したため説明を省略する。
第1減算回路141は、入力された第1加算信号から、入力された分離信号を減算する。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が分離回路131と第1減算回路141とを備える場合、第3アンプ103は、第1減算回路141が第1加算信号から分離信号を減算した後の第1加算信号を増幅するように構成する。
そのため、全席において、人の歌声等の周波数帯域に相当する中音域の音声、が前方からよく聞こえ、且つ、楽器の音、効果音、又は環境音等の周波数帯域に相当する高音域又は低音域の音声が、後方からより良く聞こえるようになる。
したがって、全席において、臨場感を高めつつ、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
第2減算回路142は、ステレオ信号の右側信号と、ステレオ信号の左側信号との差信号を生成し、生成後の差信号を第1差信号として出力する。
第1減衰回路151は、入力された第1差信号を所定割合だけ減衰させて、減衰後の第1差信号を第2差信号として出力する。所定割合は、例えば50パーセントである。50%(パーセント)は一例に過ぎず、所定割合は、50%より大きい割合でも、50%より小さい割合でも良い。
第3加算回路113は、入力された第1加算信号に、入力された第2差信号を加算する。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が第2減算回路142、第1減衰回路151、及び第3加算回路113を備える場合、第3アンプ103は、第3加算回路113が第2差信号を加算した後の第1加算信号を増幅するように構成する。
そのため、全席において、人の歌声等の周波数帯域に相当する中音域の音声が前方からよく聞こえ、且つ、楽器の音、効果音、又は環境音等の周波数帯域に相当する高音域又は低音域の音声が、後方からより良く聞こえるようになる。
したがって、全席において、臨場感を高めつつ、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
第2減算回路142、第1減衰回路151、及び第3加算回路113については上述したため、説明を省略する。
第3遅延回路123は、入力された第2差信号を第3所定期間だけ遅延させる。第3所定期間は、5ミリ秒間等の予め決められた期間である。5ミリ秒間は一例に過ぎず、第3所定期間は、5ミリ秒間より長い期間であっても、5ミリ秒間より短い期間でもあっても良い。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が第3遅延回路123を備える場合、第3加算回路113は、入力された第1加算信号に、第3遅延回路123が第3所定期間だけ遅延させた後の第2差信号を加算し、第3アンプ103は、第3加算回路113が第2差信号を加算した後の第1加算信号を増幅するように構成する。
そのため、全席において、人の歌声等が前方から聞こえ、且つ、楽器の音、効果音、又は環境音等が後方から聞こえ、更に、楽器の音、効果音、又は環境音等の残響が後方から聞こえるようになる。
したがって、全席において、臨場感を高めつつ、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
第2減算回路142、第1減衰回路151、第3加算回路113、及び第3遅延回路123については上述したため、説明を省略する。
第2減衰回路152は、入力された信号を所定割合だけ減衰させた減衰信号を出力する。所定割合は、例えば50パーセントである。50%(パーセント)は一例に過ぎず、所定割合は、50%より大きい割合でも、50%より小さい割合でも良い。
第3遅延回路123は、第4加算回路114が出力した第4加算信号を第3所定期間だけ遅延させ、遅延させた後の第4加算信号を第3遅延信号として出力する。
すなわち、第2減衰回路152は、第3遅延回路123が出力する第3遅延信号を、所定割合だけ減衰させて、減衰後の信号を減衰信号として第4加算回路114に出力する。
第3遅延回路123、第2減衰回路152、及び第4加算回路114により、第2差信号の残響信号が生成される。
図2に示すように、車載用アンプ装置100が第2減衰回路152及び第4加算回路114を備える場合、第3加算回路113は、入力された第1加算信号に、第3遅延回路123が出力した第3遅延信号を加算し、第3アンプ103は、第3加算回路113が第3遅延信号を加算した後の第1加算信号を増幅するように構成する。
そのため、全席において、人の歌声等が前方から聞こえ、且つ、楽器の音、効果音、又は環境音等が後方から聞こえ、更に、楽器の音、効果音、又は環境音等の残響が後方から聞こえるようになる。
したがって、全席において、臨場感を高めつつ、人が前方で声を発しているように聞こえるため、全席における音像定位は、良好なものとなる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
このように構成することにより、車両1における全席において音像定位を良好にできる。
Claims (9)
- ステレオ信号の右側信号を増幅して、増幅後の前記右側信号を右側出力信号として、車両に搭載された右前スピーカに出力する第1アンプと、
前記ステレオ信号の左側信号を増幅して、増幅後の前記左側信号を左側出力信号として、前記車両に搭載された左前スピーカに出力する第2アンプと、
前記ステレオ信号の前記右側信号と、前記ステレオ信号の前記左側信号とを加算してモノラル信号を生成し、生成後の前記モノラル信号を第1加算信号として出力する第1加算回路と、
入力された前記第1加算信号を増幅して、増幅後の前記第1加算信号を第1加算出力信号として、前記車両に搭載された右後スピーカと左後スピーカとに出力する第3アンプと、
入力された前記第1加算信号を増幅して、増幅後の前記第1加算信号を第2加算出力信号として、前記車両に搭載されたセンタスピーカに出力する第4アンプと、
を備えたこと
を特徴とする車載用アンプ装置。 - 前記右後スピーカと前記左後スピーカとをシリーズ接続させる接続線路を備え、
前記第3アンプは、前記接続線路を介して、前記右後スピーカと前記左後スピーカとにシリーズ接続されること
を特徴とする請求項1記載の車載用アンプ装置。 - 入力された前記第1加算信号を、前記第1アンプが増幅する前記右側信号、又は、前記第2アンプが増幅する前記左側信号に対して第1所定期間だけ遅延させる第1遅延回路を備え、
前記第3アンプは、前記第1遅延回路が前記第1所定期間だけ遅延させた後の前記第1加算信号を増幅すること
を特徴とする請求項1記載の車載用アンプ装置。 - 入力された前記第1加算信号を、前記第1アンプが増幅する前記右側信号、又は、前記第2アンプが増幅する前記左側信号に対して、前記第1所定期間より短い第2所定期間だけ遅延させる第2遅延回路を備え、
前記第4アンプは、前記第2遅延回路が前記第2所定期間だけ遅延させた後の前記第1加算信号を増幅すること
を特徴とする請求項3記載の車載用アンプ装置。 - 入力された前記第1加算信号のうち中音域信号を分離して、分離した前記中音域信号の一部を含む分離信号を生成し、生成した前記分離信号を出力する分離回路と、
入力された前記第1加算信号に、入力された前記分離信号を加算する第2加算回路と、
を備え、
前記第4アンプは、前記第2加算回路が前記分離信号を加算した後の前記第1加算信号を増幅すること
を特徴とする請求項1記載の車載用アンプ装置。 - 入力された前記第1加算信号のうち中音域信号を分離して、分離した前記中音域信号の一部を含む分離信号を生成し、生成した前記分離信号を出力する分離回路と、
入力された前記第1加算信号から、入力された前記分離信号を減算する第1減算回路と、
を備え、
前記第3アンプは、前記第1減算回路が前記分離信号を減算した後の前記第1加算信号を増幅すること
を特徴とする請求項1記載の車載用アンプ装置。 - 前記ステレオ信号の前記右側信号と、前記ステレオ信号の前記左側信号との差信号を生成し、生成後の前記差信号を第1差信号として出力する減算回路と、
入力された前記第1差信号を所定割合だけ減衰させて、減衰後の前記第1差信号を第2差信号として出力する第1減衰回路と、
入力された前記第1加算信号に、入力された前記第2差信号を加算する第3加算回路と、
を備え、
前記第3アンプは、前記第3加算回路が前記第2差信号を加算した後の前記第1加算信号を増幅すること
を特徴とする請求項1記載の車載用アンプ装置。 - 入力された前記第2差信号を第3所定期間だけ遅延させる第3遅延回路を備え、
前記第3加算回路は、入力された前記第1加算信号に、前記第3遅延回路が前記第3所定期間だけ遅延させた後の前記第2差信号を加算すること
を特徴とする請求項7記載の車載用アンプ装置。 - 入力された信号を所定割合だけ減衰させた減衰信号を出力する第2減衰回路と、
前記第1減衰回路が出力した前記第2差信号と、前記第2減衰回路が出力した前記減衰信号とを加算して、加算後の信号を第4加算信号として出力する第4加算回路と、
を備え、
前記第3遅延回路は、前記第4加算回路が出力した前記第4加算信号を前記第3所定期間だけ遅延させ、遅延させた後の前記第4加算信号を第3遅延信号として出力し、
前記第3加算回路は、入力された前記第1加算信号に、前記第3遅延回路が出力した前記第3遅延信号を加算すること
を特徴とする請求項8記載の車載用アンプ装置。
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