JP2020194299A - スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 - Google Patents

スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Download PDF

Info

Publication number
JP2020194299A
JP2020194299A JP2019098798A JP2019098798A JP2020194299A JP 2020194299 A JP2020194299 A JP 2020194299A JP 2019098798 A JP2019098798 A JP 2019098798A JP 2019098798 A JP2019098798 A JP 2019098798A JP 2020194299 A JP2020194299 A JP 2020194299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
content
stamp rally
user
stamp
group
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019098798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6780875B1 (ja
Inventor
洋 山田
Hiroshi Yamada
洋 山田
慎太郎 花谷
Shintaro Hanatani
慎太郎 花谷
知博 網野
Tomohiro Amino
知博 網野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
GiXo Ltd
Original Assignee
GiXo Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by GiXo Ltd filed Critical GiXo Ltd
Priority to JP2019098798A priority Critical patent/JP6780875B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6780875B1 publication Critical patent/JP6780875B1/ja
Publication of JP2020194299A publication Critical patent/JP2020194299A/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

【課題】スタンプラリーを利用するユーザの端末装置に対して、有用なスタンプを表示させる。【解決手段】端末装置20に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーシステム1は、スタンプラリーを利用するユーザと、ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、ユーザとコンテンツをノードとし、ユーザとコンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工部13と、2部グラフに基づいて、ユーザとコンテンツを含む複数のグループに分類する分類部14と、グループ毎に、ユーザに推薦するコンテンツを選定する選定部15と、選定部15で選定されたコンテンツを、スタンプとして端末装置20に表示させるためのデータを、当該端末装置20に提供する提供部16と、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーシステム、当該スタンプラリーシステムを用いたスタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体に関する。
一般に、商品の販売促進やサービスの提供促進などを行う方法の一つとして、スタンプラリーがある。従来のスタンプラリーでは、例えば商品販売又はサービス提供を行う会社が主催者となって、チェックポイントにスタンプを設置する。そして、参加者(利用者)がチェックポイントを順次まわって所定の台紙にスタンプを押し、複数のスタンプを押した台紙を主催者に提示することにより様々なサービスを受ける。
しかしながら、このようなスタンプラリーは、主催者にとっては、チェックポイントにスタンプを設置したり、複数のスタンプを押すための台紙を用意したりする必要がある。また、参加者にとっては、所定の台紙を持ち歩かねばならないという不便さがある。
一方、近年、携帯電話などの通信機能を搭載した携帯端末が急速に普及している。
そこで、特許文献1では、スタンプラリーを簡単に実施するため、スタンプラリーを電子的に実施する電子棚札システムが提案されている。具体的に電子棚札システムは、スタンプサーバや携帯端末などを有している。スタンプサーバは、近距離無線通信機能、例えばNFC(Near Field Communication)を搭載した棚札装置(電子棚札)に対応する商品の何れかをスタンプ対象に設定する。スタンプラリーアプリケーションを実行する携帯端末は、NFCで棚札装置をスキャンする。スタンプサーバは、携帯端末がスキャンした棚札装置がスタンプ対象であれば、スタンプ情報を携帯端末へ送信する。携帯端末は、スタンプサーバから受信するスタンプ情報を蓄積する。
特開2016−053852号公報
しかしながら、特許文献1に開示の電子棚札システムを用いた場合、スタンプ対象は予め設定されたものであるため、スタンプラリーの参加者の趣味嗜好に合わない商品がスタンプ対象になる場合もあり得る。そして例えば、スタンプ対象の商品が参加者の要望からかけ離れたものである場合、参加者がスタンプラリーを完遂する意欲が低減され、本来の目的である商品の販売促進などを達成できない。したがって、従来のスタンプラリーのシステムには改善の余地がある。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、スタンプラリーを利用するユーザの端末装置に対して、有用なスタンプを表示させることを目的とする。
前記の目的を達成するため、本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーシステムであって、スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工部と、前記2部グラフに基づいて、前記ユーザと前記コンテンツを含む複数のグループに分類する分類部と、前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定部と、前記選定部で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供部と、を有することを特徴としている。
本発明によれば、2部グラフに基づいてユーザとコンテンツを含む複数のグループに分類するので、各グループ内ではユーザの行動や趣味嗜好、興味関心などが近くなる。また、各グループ内では、ユーザの利用限界(利用することができるポテンシャル)やウォレット限界(お金をかけることができるポテンシャル)も近くなる。そして、グループ毎に、ユーザに推薦するコンテンツを選定し、当該コンテンツをスタンプとして端末装置に表示させるので、そのスタンプはユーザにとって有用なものとなり、確度の高いスタンプラリーを実施することができる。換言すれば、ユーザに対して適切なレコメンデーション(商品やサービスなどの推薦)を行うことができる。その結果、ユーザがスタンプラリーを完遂する意欲を向上させることができ、商品の販売促進やサービスの提供促進などを適切に行うことが可能となる。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況を含んでいてもよい。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記コンテンツは、物、時間、及び場所を含んでいてもよい。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記ユーザは人であって、前記コンテンツは人の行動履歴データから集計されていてもよい。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記選定部は、前記グループ毎に、異なる数の前記コンテンツを選定してもよい。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記選定部は、一の前記グループの前記ユーザに対して、当該一のグループの前記コンテンツを選定してもよい。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記選定部は、一の前記グループの前記ユーザに対して、他の前記グループの前記コンテンツを選定してもよい。
前記スタンプラリーシステムにおいて、前記選定部は、前記一のグループと前記他のグループの類似度に基づいて、前記コンテンツを選定してもよい。
別な観点による本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーを、コンピュータを用いて実施するスタンプラリー実施方法であって、スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工工程と、前記2部グラフに基づいて、前記ユーザと前記コンテンツを含む複数のグループに分類する分類工程と、前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定工程と、前記選定工程で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供工程と、を有することを特徴としている。
前記スタンプラリー実施方法において、前記ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況を含んでいてもよい。
前記スタンプラリー実施方法において、前記コンテンツは、物、時間、及び場所を含んでいてもよい。
前記スタンプラリー実施方法において、前記ユーザは人であって、前記コンテンツは人の行動履歴データから集計されていてもよい。
前記スタンプラリー実施方法において、前記選定工程では、前記グループ毎に、異なる数の前記コンテンツを選定してもよい。
前記スタンプラリー実施方法において、前記選定工程では、一の前記グループの前記ユーザに対して、当該一のグループの前記コンテンツを選定してもよい。
前記スタンプラリー実施方法において、前記選定工程では、一の前記グループの前記ユーザに対して、他の前記グループの前記コンテンツを選定してもよい。
前記スタンプラリー実施方法において、前記選定工程では、前記一のグループと前記他のグループの類似度に基づいて、前記コンテンツを選定してもよい。
また別な観点による本発明によれば、前記スタンプラリー実施方法をスタンプラリーシステムによって実行させるように、当該スタンプラリーシステムを制御する、コンピュータ上で動作するプログラムが提供される。
さらに別な観点による本発明によれば、前記プログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体が提供される。
本発明によれば、スタンプラリーを利用するユーザの端末装置に対して、有用なスタンプを表示させることができる。
本実施形態にかかるスタンプラリーシステムの構成の概略を示す説明図である。 本実施形態にかかるスタンプラリー実施方法の主な工程を示すフロー図である。 第1の実施形態においてスタンプラリー支援装置に入力される入力データの一例を示す表である。 第1の実施形態における入力データの2部グラフを示す説明図である。 第1の実施形態において2部グラフに基づくグルーピングの結果の一例を示す表である。 図5に示したグルーピングの結果を2部グラフに示した説明図である。 図5に示したグルーピングの結果をグループ毎に2部グラフに示した説明図である。 第1の実施形態において各グループにおけるスタンプラリー表示内容を示す表である。 第1の実施形態において端末装置の表示部に表示されるスタンプをグループ毎に示した説明図である。 第1の実施形態の変形例において各グループにおけるスタンプラリー表示内容を示す表である。 第2の実施形態においてスタンプラリー支援装置に入力される入力データの一例を示す表である。 第2の実施形態における入力データの2部グラフを示す説明図である。 第2の実施形態において2部グラフに基づくグルーピングの結果の一例を示す表である。 図13に示したグルーピングの結果を2部グラフに示した説明図である。 図13に示したグルーピングの結果をグループ毎に2部グラフに示した説明図である。 第2の実施形態において各グループにおけるスタンプラリー表示内容を示す表である。 第2の実施形態において端末装置の表示部に表示されるスタンプをグループ毎に示した説明図である。 第2の実施形態の変形例において2部グラフに基づくグルーピングの結果の一例を示す表である。 第2の実施形態の変形例において各グループにおけるスタンプラリー表示内容を示す表である。 第2の実施形態の変形例において各グループにおけるスタンプラリー表示内容を示す表である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<スタンプラリーシステム1の構成>
図1は、本実施形態にかかるスタンプラリーシステム1の構成の概略を示す説明図である。
スタンプラリーシステム1は、スタンプラリー支援装置10、端末装置20、及びデータベース装置30を有している。スタンプラリー支援装置10と端末装置20は、ネットワーク40を介して接続可能に構成されている。また、スタンプラリー支援装置10とデータベース装置30は、ネットワーク50を介して接続可能に構成されている。ネットワーク40、50はそれぞれ、通信を行うことができるものであれば特に限定されるものではないが、例えばインターネットや有線LAN、無線LANなどが用いられる。なお、本実施形態においては説明を簡略化するために端末装置20を一台のみ図示しているが、スタンプラリーシステム1には複数の端末装置20が含まれる。
(スタンプラリー支援装置10の構成)
スタンプラリー支援装置10は、演算部11、記憶部12、加工部13、分類部14、選定部15、提供部16、及び通信部17を有している。
演算部11は、回路(ハードウェア)又はCPUなどの中央演算処理部である。演算部11は、記憶部12に格納されたプログラム(ソフトウェア)に従って、スタンプラリー支援装置10の制御を行う。
記憶部12は、スタンプラリー支援装置10で処理される各種データを記憶する。具体的には、データベース装置30からスタンプラリー支援装置10に入力された入力データ、加工部13で作成される2部グラフのデータ、分類部14で分類された複数のグループのデータ、選定部15で選定されたコンテンツのデータ、提供部16で提供されるスタンプのデータが記憶される。また、記憶部12には、スタンプラリー支援装置10の制御を行うための各種プログラムが格納される。
加工部13は、スタンプラリー支援装置10に入力された入力データから2部グラフを作成する。後述するように入力データには、スタンプラリーを利用するユーザと、ユーザに紐づけられたコンテンツとが含まれる。そして、加工部13では、ユーザとコンテンツをノード(頂点)とし、ユーザとコンテンツとの間の関係をエッジ(辺)とする2部グラフを作成する。
分類部14は、加工部13で作成された2部グラフに基づいて、ユーザとコンテンツを含む複数のグループ(コミュニティ)に分類する。分類部14におけるグルーピング(クラスタリング)の方法は任意であるが、例えばLouvain法を用いて複数のグループに分類することができる。
選定部15は、分類部14で分類されたグループ毎に、ユーザに推薦するコンテンツを選定する。この際、選定部15は、グループ毎に、異なる数のコンテンツを選定してもよい。また、選定部15は、一のグループのユーザに対して、当該一のグループに属するコンテンツを選定してもよいし、或いは一のグループのユーザに対して、他のグループに属するコンテンツを選定してもよい。選定部15が他のグループのコンテンツを選定する場合には、一のグループと他のグループの類似度に基づいてコンテンツを選定してもよい。グループの類似度は、例えばグラフにおけるノード間のコサイン類似度で導出される。なお、選定部15におけるコンテンツの選定方法は任意であり、例えばスタンプラリーの主催者が選定方法を決定することも可能であるし、或いは予め定められた選定方法を用いることもできる。
提供部16は、選定部15で選定されたコンテンツを、スタンプとして端末装置20に表示させるためのデータを、当該端末装置20に提供する。換言すれば、提供部16では、コンテンツがスタンプに変換される。
通信部17は、ネットワーク40との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、端末装置20とデータ通信を行う。また、通信部17は、ネットワーク50との間の通信を媒介し、データベース装置30とデータ通信を行う。
なお、本実施形態のスタンプラリー支援装置10では、上記プログラムは記憶部12に格納されたが、例えばコンピュータ読み取り可能なハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルデスク(MO)、各種メモリなどのコンピュータに読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。また、上記プログラムは、インターネットなどの通信回線網を介してダウンロードすることにより、上記記憶媒体などに格納することができる。
(端末装置20の構成)
端末装置20は、演算部21、記憶部22、表示部23、及び通信部24を有している。
演算部21は、回路(ハードウェア)又はCPUなどの中央演算処理部である。演算部21は、記憶部22に格納されたプログラム(ソフトウェア)に従って、端末装置20の制御を行う。
記憶部22は、端末装置20で処理される各種データを記憶する。具体的には、スタンプラリー支援装置10から端末装置20に入力されたスタンプのデータ、端末装置20で用いられるスタンプラリーのアプリケーション(アプリ)のデータが記憶される。また、記憶部22には、端末装置20の制御を行うための各種プログラムが格納される。
表示部23は、例えば液晶パネルディスプレイとタッチパネルとが一体化されたタッチパネルディスプレイである。なお、表示部23の構成はこれに限定されず、スタンプラリーのアプリケーションを表示できるものであれば、任意のディスプレイを用いることができる。
通信部24は、ネットワーク40との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、スタンプラリー支援装置10とデータ通信を行う。
(データベース装置30の構成)
データベース装置30は、演算部31、記憶部32、及び通信部33を有している。
演算部31は、回路(ハードウェア)又はCPUなどの中央演算処理部である。演算部31は、記憶部32に格納されたプログラム(ソフトウェア)に従って、データベース装置30の制御を行う。
記憶部32は、スタンプラリー支援装置10に出力するデータのデータベースを格納する。このデータには、スタンプラリーを利用するユーザと、ユーザに紐づけられたコンテンツとが含まれる。ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況、例えば時間や場所も含まれる。また、コンテンツは、物、時間、及び場所を含む。例えば、ユーザが人である場合、コンテンツは人の行動履歴データから集計されていてもよい。また、記憶部32には、データベース装置30の制御を行うための各種プログラムが格納される。
通信部33は、ネットワーク50との間の通信を媒介する通信インタフェースであり、スタンプラリー支援装置10とデータ通信を行う。
<スタンプラリー実施方法>
次に、以上のように構成されたスタンプラリーシステム1を用いて行われるスタンプラリー実施方法について説明する。以下においては、データベース装置30が例えばスーパーマーケットなどの小売店に設けられたデータベース装置であって、スタンプラリー支援装置10において、当該小売店で取得されるデータからユーザに推薦するコンテンツを選定し、ユーザの端末装置20にスタンプラリーのスタンプを表示させる場合を例に説明する。具体的にここでは、2つの具体的な事例を含む実施形態を用いて、本発明のスタンプラリー実施方法について説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態にかかるスタンプラリー実施方法について説明する。図2は、スタンプラリー実施方法の主な工程を示すフロー図である。
[S1:入力工程]
先ず、データベース装置30の記憶部32に記憶されたデータが、ネットワーク50を介して、スタンプラリー支援装置10に入力される。以下の説明においては、スタンプラリー支援装置10に入力されるデータを入力データという場合がある。
図3は、スタンプラリー支援装置10に入力される入力データの一例を示す表である。スタンプラリーのユーザは人であり、図3に示す入力データは各ユーザの顧客IDを含んでいる。また、ユーザに紐づけられたコンテンツは人の行動履歴データから集計されたものであり、商品である。図3に示す入力データは商品と利用回数を含んでいる。なお、利用回数は、各ユーザが商品を購入した回数である。
[S2:加工工程]
次に、加工部13によって、入力工程S1でスタンプラリー支援装置10に入力された入力データから2部グラフが作成される。図4は、入力データの2部グラフを示す説明図である。図4に示すように2部グラフは、顧客ID及び商品をノードとし、顧客IDと商品との間の関係(組み合わせ)をエッジとするグラフである。
[S3:分類工程]
次に、分類部14によって、加工工程S2で作成された2部グラフに基づいて、入力データが、ユーザと商品を含む複数のグループに分類される。具体的には、Louvain法を用いてグルーピングを行う。この際、例えば利用回数をエッジ重みとして使用する。
図5は、2部グラフに基づくグルーピングの結果の一例を示す表である。図6は、図5に示したグルーピングの結果を2部グラフに示した説明図である。図7は、図5に示したグルーピングの結果をグループ毎に2部グラフに示した説明図である。図5〜図7に示すように入力データは、グループ1〜5の5つに分類される。各グループ1〜5には、顧客IDと商品が含まれる。なお、図示の例では、説明を容易にするため、顧客IDと商品の一部のみを表示している。また、分類されるグループの数は任意に設定することができる。
[S4:選定工程]
次に、選定部15によって、分類工程S3で分類されたグループ毎に、ユーザに推薦する商品が選定される。選定される商品は、スタンプラリーを利用するユーザの端末装置20に表示させるスタンプの内容である。
図8は、各グループ1〜5におけるスタンプラリー表示内容を示す表である。図8に示すように各グループ1〜5には、それぞれ3つの商品を選定して、スタンプとして表示させる。なお、表示させる商品の数は任意に選定することができ、例えばグループ1〜5毎に異なる数の商品を選定してもよい。
また、グループ1〜5にはそれぞれ、同一のグループ1〜5の商品が選定される。例えばグループ1には、分類工程S3でグルーピングされた際に3つの商品が含まれており、選定工程S4において、これら3つの商品が選定される。一方、例えばグループ2には、分類工程S3でグルーピングされた際に5つの商品が含まれているが、選定工程S4において、これら5つの商品のうち3つの商品が選定される。この際、3つの商品の選定方法は任意であるが、例えば商品に人気順に順位付けをして、上位3つの商品を選定してもよい。
[S5:提供工程]
次に、提供部16によって、選定工程S4で選定された商品をスタンプに変換し、スタンプとして表示させるためのデータを、端末装置20に提供する。提供部16におけるスタンプのデータは、ネットワーク40を介して、端末装置20に入力される。
[S6:表示工程]
次に、端末装置20では、ユーザの操作によりスタンプラリーのアプリケーションが起動される。そうすると表示部23に、グループ1〜5毎に入力されたスタンプが表示される。
図9は、端末装置20の表示部23に表示されるスタンプをグループ1〜5毎に示した説明図である。図9に示すように、選定工程S4で選定され、提供工程S5で端末装置20に提供されたスタンプが表示される。そして、ユーザはスタンプラリーを実施する。すなわち、ユーザが表示部23に表示された商品を購入すると、スタンプが獲得されて“Clear!”と表示され、獲得スタンプ数が加算される。
以上の実施形態によれば、スタンプラリー支援装置10において、分類工程S3で2部グラフに基づいてユーザと商品を含む複数のグループ1〜5に分類するので、各グループ1〜5内ではユーザの行動や趣味嗜好、興味関心などが近くなる。また、各グループ1〜5内では、ユーザの利用限界(利用することができるポテンシャル)やウォレット限界(お金をかけることができるポテンシャル)も近くなる。そして、選定工程S4でグループ毎に、ユーザに推薦する商品を選定し、提供工程S5及び表示工程S6で商品をスタンプとして端末装置20に表示させるので、そのスタンプはユーザにとって有用なものとなり、確度の高いスタンプラリーを実施することができる。換言すれば、ユーザに対して適切なレコメンデーション(商品の推薦)を行うことができる。その結果、ユーザがスタンプラリーを完遂する意欲を向上させることができ、商品の販売促進を適切に行うことが可能となる。
また、選定工程S4では、グループ1〜5毎に任意の商品を選定することができる。すなわち、グループ1〜5毎に選定する商品の種類が異なり、また選定する商品の数も異なるようにできる。このため、自由度の高いスタンプラリーを実施することが可能となる。
なお、人に商品を推薦する方法としては、例えばダイレクトメールなども考えられるが、本実施形態のようにスタンプラリーを用いて人に商品を推薦することで、認知性や視認性が向上する。そして、次にどの商品を購入すれば良いかが分かりやすく、また目に見える達成があるため、需要を促進しやすく、スタンプラリーはレコメンデーションに適している。
(第1の実施形態の変形例)
以上の実施形態では、選定工程S4において、グループ1〜5にはそれぞれ同一のグループ1〜5の商品が選定されたが、異なるグループ1〜5の商品が選定されてもよい。
図10は、各グループ1〜5におけるスタンプラリー表示内容を示す表である。例えばグループ1、2、4にはそれぞれ、同じグループ1、2、4の商品が選定される。一方、例えばグループ3にはグループ1の商品が選定され、グループ5にはグループ4の商品が選定される。なお、同一のグループの商品を選定するか、あるいは異なるグループの商品を選定するかは任意に設定することができ、例えばすべてのグループ1〜5のそれぞれに、異なるグループ1〜5の商品を選定してもよい。
ここで、一のグループに対して他のグループの商品を選定する場合、当該一のグループと他のグループの類似度を用いてもよい。類似度は上述したとおり、例えばグラフにおけるノード間のコサイン類似度であり、一のグループに対して類似度が高い他のグループの商品が選定される。本変形例においては、グループ3に対してグループ1の類似度が高いため、グループ1の商品が選定される。また、グループ5に対してグループ4の類似度が高いため、グループ4の商品が選定される。
本変形例によれば、グループ3、5にはそれぞれ異なるグループ1、4の商品が選定されるので、端末装置20にはユーザが通常では購入しないような商品が表示され、当該ユーザが購入する商品の幅を広げることができる。その結果、スタンプラリーの主催者にとっては、商品の販売促進をさらに適切に行うことが可能となる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態にかかるスタンプラリー実施方法について説明する。第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、図2に示したスタンプラリー実施方法を行う。すなわち、工程S1〜S6を行って、スタンプラリーを実施する。
[S1:入力工程]
第2の実施形態では、データベース装置30からスタンプラリー支援装置10に入力される入力データが、第1の実施形態の入力データと異なる。図11は、スタンプラリー支援装置10に入力される入力データの一例を示す表である。スタンプラリーのユーザは人であり、図11に示す入力データは各ユーザの顧客IDを含んでいる。また、ユーザに紐づけられたコンテンツは人の行動履歴データから集計されたものであり、曜日、商品カテゴリ、及び店舗である。すなわち、コンテンツは、時間、物、及び場所を含んでいる。そして、図11に示す入力データは、コンテンツ区分、コンテンツ、及び利用回数を含んでいる。
[S2:加工工程]
加工工程S2では、入力工程S1でスタンプラリー支援装置10に入力された入力データから2部グラフが作成される。図12は、入力データの2部グラフを示す説明図である。図12に示すように2部グラフは、顧客ID及びコンテンツをノードとし、顧客IDとコンテンツとの間の関係(組み合わせ)をエッジとするグラフである。
[S3:分類工程]
分類工程S3では、加工工程S2で作成された2部グラフに基づいて、入力データが、ユーザと商品を含む複数のグループに分類される。具体的には、Louvain法を用いてグルーピングを行う。この際、例えば利用回数をエッジ重みとして使用する。なお、コンテンツ区分については、グルーピングにおいて特に考慮しない。
図13は、2部グラフに基づくグルーピングの結果の一例を示す表である。図14は、図13に示したグルーピングの結果を2部グラフに示した説明図である。図15は、図13に示したグルーピングの結果をグループ毎に2部グラフに示した説明図である。図13〜図15に示すように入力データは、グループ1〜5の5つに分類される。各グループ1〜5には、顧客IDとコンテンツが含まれる。なお、図示の例では、説明を容易にするため、顧客IDと商品の一部のみを表示している。また、分類されるグループの数は任意に設定することができる。
[S4:選定工程]
選定工程S4では、分類工程S3で分類されたグループ毎に、ユーザに推薦するコンテンツが選定される。選定されるコンテンツは、スタンプラリーを利用するユーザの端末装置20に表示させるスタンプの内容である。
図16は、各グループ1〜5におけるスタンプラリー表示内容を示す表である。図16に示すように各グループ1〜5には、それぞれ3つのコンテンツを選定して、スタンプとして表示させる。なお、表示させるコンテンツの数は任意に選定することができ、例えばグループ1〜5毎に異なる数のコンテンツを選定してもよい。
また、グループ1〜5にはそれぞれ、同一のグループ1〜5のコンテンツが選定される。例えばグループ1には、分類工程S3でグルーピングされた際に4つのコンテンツが含まれており、選定工程S4において、これら4つのコンテンツのうち3つのコンテンツが選定される。
[S5:提供工程]
提供工程S5では、選定工程S4で選定されたコンテンツをスタンプに変換し、スタンプとして表示させるためのデータを、端末装置20に提供する。提供部16におけるスタンプのデータは、ネットワーク40を介して、端末装置20に入力される。
[S6:表示工程]
表示工程S6において、端末装置20では、ユーザの操作によりスタンプラリーのアプリケーションが起動される。そうすると表示部23に、グループ1〜5毎に入力されたスタンプが表示される。図17は、端末装置20の表示部23に表示されるスタンプをグループ1〜5毎に示した説明図である。
以上の第2の実施形態においても、上述した第1の実施形態と同様の効果を享受することができる。すなわち、2部グラフに基づいてグルーピングを行い、グループ毎にコンテンツをスタンプとして表示させるので、ユーザに対して適切なレコメンデーションを行うことができ、その結果、コンテンツの利用促進を適切に行うことが可能となる。
また、第2の実施形態において、スタンプラリーで用いられるコンテンツ(スタンプ)は、商品だけでなく、曜日や店舗も含まれる。すなわち、コンテンツは、時間、物、及び場所を含んでいる。かかる場合、端末装置20にはユーザが通常では利用しないような曜日や店舗が表示されるので、当該ユーザの利用範囲を広げることができる。その結果、スタンプラリーの主催者にとっては、商品の販売促進をさらに適切に行うことが可能となる。
(第2の実施形態の変形例)
以上の実施形態では、分類工程S3において、図13に示すようにグループ1〜5毎にコンテンツを区別せずにまとめたが、図18に示すようにコンテンツ区分毎にコンテンツを区分けしてもよい。かかる場合、選定工程S4において、図19に示すようにコンテンツ区分を限定して、コンテンツを選定することも可能となる。図19に示す例においては、コンテンツ区分が商品カテゴリのコンテンツを選定している。
また、以上の実施形態では、選定工程S4において、グループ1〜5にはそれぞれ同一のグループ1〜5のコンテンツが選定されたが、異なるグループ1〜5のコンテンツが選定されてもよい。
図20は、各グループ1〜5におけるスタンプラリー表示内容を示す表である。例えばグループ1、4、5にはそれぞれ、同じグループ1、4、5のコンテンツが選定される。一方、例えばグループ2にはグループ5のコンテンツが選定され、グループ3にはグループ1のコンテンツが選定される。
なお、このように一のグループに対して他のグループのコンテンツを選定する方法は、上記第1の実施形態の変形例において図10を用いて説明した方法と同様である。すなわち、一のグループと他のグループの類似度に基づいて、コンテンツを選定する。
本変形例においても、端末装置20にはユーザが通常では利用しないような曜日や商品カテゴリ、店舗が表示され、当該ユーザが利用する曜日、商品カテゴリ、店舗の幅を広げることができる。その結果、スタンプラリーの主催者にとっては、商品の販売促進をさらに適切に行うことが可能となる。
<他の実施形態>
以上の実施形態では、スタンプラリーのユーザが人である場合について説明したが、人に限定されない。例えばユーザは機器であってもよいし、あるいはアプリケーションであってもよい。ユーザが機器の場合、ユーザに紐づくコンテンツには、機器が実行する対象などが含まれる。また、ユーザがアプリケーションの場合でも、ユーザに紐づくコンテンツには、アプリケーションが実行する対象が含まれる。
また、スタンプラリーのユーザには、スタンプラリーを利用する主体(人、機器、アプリケーションなど)に加え、主体の状況が含まれていてもよい。主体の状況とは、例えば時間や場所などである。例えば、平日に商品を購入する甲と、休日に商品を購入する甲とを別人格としてとらえ、平日の甲と休日の甲を別ユーザとしてもよい。同様に例えば、店舗Aで商品を購入する乙と、店舗Bで商品を購入する乙とを別人格としてとらえ、店舗Aの乙と店舗Bの乙を別ユーザとしてもよい。
以上の実施形態では、スタンプラリーにおいてユーザに紐づけられるコンテンツは、商品、曜日、店舗などであったが、これらに限定されない。例えば季節や天候などもコンテンツとして含んでいてもよい。
以上の実施形態では、データベース装置30が例えばスーパーマーケットなどの小売店に設けられたデータベース装置であり、スタンプラリー支援装置10に入力される入力データは顧客の購買データであったが、入力データはこれに限定されない。例えば入力データは、クレジットカードの使用データ、ECサイトの利用データ、金融機関におけるトランザクションデータ(例えば預け入れや引き出し、決済など)、飲食店における飲食データ、宿泊施設における宿泊データ、公共交通機関の利用データ、音楽・動画サービスやゲームの再生・プレイデータ、ポイントサイトにおけるポイント使用データなどであってもよい。すなわち、本発明における入力データは、商品の購買データやサービスの利用データを含む広い概念である。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、スタンプラリーを実施する際に有用である。
1 スタンプラリーシステム
10 スタンプラリー支援装置
11 演算部
12 記憶部
13 加工部
14 分類部
15 選定部
16 提供部
17 通信部
20 端末装置
21 演算部
22 記憶部
23 表示部
24 通信部
30 データベース装置
31 演算部
32 記憶部
33 通信部
40 ネットワーク
50 ネットワーク
前記の目的を達成するため、本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーシステムであって、スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工部と、前記2部グラフに基づいて複数のグループに分類し、前記グループの各々は前記ユーザと前記コンテンツを両方含む分類部と、前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定部と、前記選定部で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供部と、を有することを特徴としている。
別な観点による本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーを、コンピュータを用いて実施するスタンプラリー実施方法であって、スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工工程と、前記2部グラフに基づいて複数のグループに分類し、前記グループの各々は前記ユーザと前記コンテンツを両方含む分類工程と、前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定工程と、前記選定工程で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供工程と、を有することを特徴としている。
前記の目的を達成するため、本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーシステムであって、スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工部と、前記2部グラフに基づいて複数のグループに分類し、前記グループの各々は前記ユーザと前記コンテンツを両方含む分類部と、前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定部と、前記選定部で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供部と、を有し、前記ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況を含み、前記主体の状況は、時間又は場所であることを特徴としている。
別な観点による本発明は、端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーを、コンピュータを用いて実施するスタンプラリー実施方法であって、スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工工程と、前記2部グラフに基づいて複数のグループに分類し、前記グループの各々は前記ユーザと前記コンテンツを両方含む分類工程と、前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定工程と、前記選定工程で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供工程と、を有し、前記ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況を含み、前記主体の状況は、時間又は場所であることを特徴としている。

Claims (18)

  1. 端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーシステムであって、
    スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工部と、
    前記2部グラフに基づいて、前記ユーザと前記コンテンツを含む複数のグループに分類する分類部と、
    前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定部と、
    前記選定部で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供部と、を有することを特徴とする、スタンプラリーシステム。
  2. 前記ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況を含むことを特徴とする、請求項1に記載のスタンプラリーシステム。
  3. 前記コンテンツは、物、時間、及び場所を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載のスタンプラリーシステム。
  4. 前記ユーザは人であって、
    前記コンテンツは人の行動履歴データから集計されていることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載のスタンプラリーシステム。
  5. 前記選定部は、前記グループ毎に、異なる数の前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか一項に記載のスタンプラリーシステム。
  6. 前記選定部は、一の前記グループの前記ユーザに対して、当該一のグループの前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスタンプラリーシステム。
  7. 前記選定部は、一の前記グループの前記ユーザに対して、他の前記グループの前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載のスタンプラリーシステム。
  8. 前記選定部は、前記一のグループと前記他のグループの類似度に基づいて、前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項7に記載のスタンプラリーシステム。
  9. 端末装置に電子的なスタンプを表示させるスタンプラリーを、コンピュータを用いて実施するスタンプラリー実施方法であって、
    スタンプラリーを利用するユーザと、前記ユーザに紐づけられたコンテンツとを含むデータから、前記ユーザと前記コンテンツをノードとし、前記ユーザと前記コンテンツとの間の関係をエッジとする2部グラフを作成する加工工程と、
    前記2部グラフに基づいて、前記ユーザと前記コンテンツを含む複数のグループに分類する分類工程と、
    前記グループ毎に、前記ユーザに推薦する前記コンテンツを選定する選定工程と、
    前記選定工程で選定された前記コンテンツを、前記スタンプとして前記端末装置に表示させるためのデータを、当該端末装置に提供する提供工程と、を有することを特徴とする、スタンプラリー実施方法。
  10. 前記ユーザは、スタンプラリーを利用する主体に加え、当該主体の状況を含むことを特徴とする、請求項9に記載のスタンプラリー実施方法。
  11. 前記コンテンツは、物、時間、及び場所を含むことを特徴とする、請求項9又は10に記載のスタンプラリー実施方法。
  12. 前記ユーザは人であって、
    前記コンテンツは人の行動履歴データから集計されていることを特徴とする、請求項9〜11のいずれか一項に記載のスタンプラリー実施方法。
  13. 前記選定工程では、前記グループ毎に、異なる数の前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項9〜12のいずれか一項に記載のスタンプラリー実施方法。
  14. 前記選定工程では、一の前記グループの前記ユーザに対して、当該一のグループの前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項9〜13のいずれか一項に記載のスタンプラリー実施方法。
  15. 前記選定工程では、一の前記グループの前記ユーザに対して、他の前記グループの前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項9〜13のいずれか一項に記載のスタンプラリー実施方法。
  16. 前記選定工程では、前記一のグループと前記他のグループの類似度に基づいて、前記コンテンツを選定することを特徴とする、請求項15に記載のスタンプラリー実施方法。
  17. 請求項9〜16のいずれか一項に記載のスタンプラリー実施方法をスタンプラリーシステムによって実行させるように、当該スタンプラリーシステムを制御する、コンピュータ上で動作するプログラム。
  18. 請求項17に記載のプログラムを格納した読み取り可能なコンピュータ記憶媒体。
JP2019098798A 2019-05-27 2019-05-27 スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体 Active JP6780875B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019098798A JP6780875B1 (ja) 2019-05-27 2019-05-27 スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019098798A JP6780875B1 (ja) 2019-05-27 2019-05-27 スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6780875B1 JP6780875B1 (ja) 2020-11-04
JP2020194299A true JP2020194299A (ja) 2020-12-03

Family

ID=73022476

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019098798A Active JP6780875B1 (ja) 2019-05-27 2019-05-27 スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6780875B1 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063085A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Nec Soft Ltd ポイント付与システム、ポイント付与方法、およびポイント付与プログラム
JP2012049885A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Denso Corp トランシーバ及び通信装置
US20150106223A1 (en) * 2013-10-11 2015-04-16 Palo Alto Research Center Incorporated System and method for improved parallel search on bipartite graphs using dynamic vertex-to-processor mapping
JP2016053852A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 東芝テック株式会社 電子棚札システム及び電子棚札システムを用いたサービス提供方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005063085A (ja) * 2003-08-11 2005-03-10 Nec Soft Ltd ポイント付与システム、ポイント付与方法、およびポイント付与プログラム
JP2012049885A (ja) * 2010-08-27 2012-03-08 Denso Corp トランシーバ及び通信装置
US20150106223A1 (en) * 2013-10-11 2015-04-16 Palo Alto Research Center Incorporated System and method for improved parallel search on bipartite graphs using dynamic vertex-to-processor mapping
JP2015076093A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 パロ・アルト・リサーチ・センター・インコーポレーテッドPalo Alto Research Center Incorporated 動的な頂点−プロセッサのマッピングを用いた、2部グラフ上での並列検索を向上させるためのシステムおよび方法
JP2016053852A (ja) * 2014-09-03 2016-04-14 東芝テック株式会社 電子棚札システム及び電子棚札システムを用いたサービス提供方法

Non-Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
吉井 伸一郎,外2名: "Crowd Computing型レコメンデーションシステムの開発と大規模応用事例", 信学技報, vol. 第109巻, No.293, JPN6019043505, 12 November 2009 (2009-11-12), pages 55 - 60, ISSN: 0004250287 *
邱 シュウレ,外4名: "ランダムウォークによる二部ネットワークからのコミュニティ検出", 第30回全国大会論文集CD−ROM [CD−ROM], vol. 3N4−OS−28b−4, JPN6020013608, 17 June 2016 (2016-06-17), pages 1 - 3, ISSN: 0004250288 *

Also Published As

Publication number Publication date
JP6780875B1 (ja) 2020-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20210090120A1 (en) Systems and methods for managing user information over a network
US7603292B1 (en) Methods and systems for providing a gift registry
CA2830268C (en) Advertisement service
US20130193201A1 (en) System and method for accessing product information for an informed response
JP2005115843A (ja) サービス提供システム、サーバ、端末装置及びサービス提供方法
CA2682997A1 (en) A system and device for social shopping on-line
JP2017162377A (ja) 広告動画管理装置、広告動画管理システム、広告動画管理プログラム、および広告動画管理方法
JP2022009078A (ja) 情報処理方法、情報処理装置及び情報処理プログラム
JP6644988B2 (ja) システム、プログラム、方法およびコンピュータ可読媒体
JP6780875B1 (ja) スタンプラリーシステム、スタンプラリー実施方法、プログラム及びコンピュータ記憶媒体
WO2022269989A1 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム
Gani et al. Delivery Revolution Through Micro-fulfillment: A Case Study on Chaldal. com
US20210209666A1 (en) Digital data exchange system and method
JP2020057324A (ja) 管理サーバ、販売促進システム、販売促進方法および販売促進プログラム
Kubín A Marketing Analysis of the E-shop Businessbags. cz
US20140081807A1 (en) Automated shipping address provision for gift giving processes including private label service
KR20050091316A (ko) 부분 사양 마케팅 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190626

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20190626

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20190717

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191009

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20200408

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200707

C60 Trial request (containing other claim documents, opposition documents)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C60

Effective date: 20200707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200707

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20200803

C21 Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: C21

Effective date: 20200804

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200929

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20201008

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6780875

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250