JP2020194272A - 情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】読み取った帳票の画像に対する判定の結果に応じたアクションを実行することにより作業漏れによる手戻りの発生を減少させることができる情報処理システムおよび情報処理方法を提供する。【解決手段】帳票についてのテンプレート画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部と、読取装置による帳票に対する読み取り動作によって、帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部と、画像取得部により取得された帳票画像において、抽出部により抽出された領域情報が示す領域の記載内容についての判定を行う判定部と、判定部による判定結果に応じて、予め設定されたルール情報で規定されたアクションを実行する実行部と、を有する。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
近年、帳票を読み取った画像を用いて、自動で帳票処理を行う技術が開示されている。
例えば、注文書データを入力して対応する発注先に対応する情報を管理し、発注書データを自動で生成する技術が開示されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、特許文献1に記載された技術では、読み取った帳票の画像に対する判定の結果に応じたアクションをカスタマイズすることができないという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、読み取った帳票の画像に対する判定の結果に応じたアクションを実行することにより作業漏れによる手戻りの発生を減少させることができる情報処理システムおよび情報処理方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、帳票についてのテンプレート画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部と、読取装置による前記帳票に対する読み取り動作によって、該帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部と、前記画像取得部により取得された前記帳票画像において、前記抽出部により抽出された前記領域情報が示す領域の記載内容についての判定を行う判定部と、前記判定部による判定結果に応じて、予め設定されたルール情報で規定されたアクションを実行する実行部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、読み取った帳票の画像に対する判定の結果に応じたアクションを実行することにより作業漏れによる手戻りの発生を減少させることができる。
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係るPCのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る情報処理システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図6は、ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る情報処理システムにおけるテンプレート画像の登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図8は、テンプレートの一例を示す図である。 図9は、領域情報付きテンプレート画像の一例を示す図である。 図10は、実施形態に係る情報処理システムにおけるルール登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。 図11は、ルール設定画面の一例を示す図である。 図12は、設定ダイアログボックスの一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る情報処理システムにおける帳票処理の流れの一例を示すシーケンス図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明に係る情報処理システムおよび情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(情報処理システムの全体構成)
図1は、実施形態に係る情報処理システムの全体構成の一例を示す図である。図1を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の全体構成について説明する。
図1に示すように、情報処理システム1は、クラウドCに含まれるクラウドサーバ10およびWebサーバ20と、MFP(Multifunction Peripheral)30と、PC(Personal Computer)40と、を含む。クラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30(読取装置の一例)およびPC40は、互いにネットワークNを介して、データ通信が可能となっている。ネットワークNは、インターネット等の広域的なネットワークであり、有線だけでなく無線によるネットワークが含まれるものとしてもよい。
クラウドサーバ10は、帳票等の画像に対して各種画像処理機能、およびデータストレージ機能等ののクラウドサービスを提供するサーバである。なお、クラウドCのクラウドサービスを実現するシステムとして、便宜上、クラウドサーバ10というサーバの形態を成しているものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、後述するクラウドサーバ10の機能が、1つのサーバ装置によって実現されることに限られず、複数のサーバ装置、記憶装置等が有機的に連携して実現されるものとしてもよい。
Webサーバ20は、クライアント装置でのWebブラウザ(以下、単にブラウザと称する)上で動作するWebアプリケーション(以下、単にWebアプリと称する)を当該クライアント装置に提供するサーバである。また、Webサーバ20は、クライアント装置のブラウザ上で閲覧するユーザサイトのWebページを管理する。なお、クラウドサーバ10と同様に、クラウドCのクラウドサービスを実現するシステムとして、便宜上、Webサーバ20というサーバの形態を成しているものとして説明するが、これに限定されるものではない。例えば、後述するWebサーバ20の機能が、1つのサーバ装置によって実現されることに限られず、複数のサーバ装置、記憶装置等が有機的に連携して実現されるものとしてもよい。
MFP30は、スキャン機能によって読み取った帳票の画像を、クラウドサーバ10にアップロードし、当該クラウドサーバ10により画像処理および判定処理が行われた結果に応じて、各種アクションを実行する画像形成装置である。ここで、MFPとは、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファックス機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機である。
PC40は、Webサーバ20のユーザサイトにアクセスし、MFP30のブラウザ上で動作するWebアプリの設定を行う情報処理装置である。なお、PC40は、PCに限定されるものではなく、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末またはPDA(Personal Digital Assistant)等の情報処理装置であってもよい。
なお、図1では、情報処理システム1に、便宜上それぞれ1台のMFP30、PC40が含まれているが、これに限定されるものではなく、異なる台数のMFP30、PC40が含まれていてもよい。
また、クラウドサーバ10およびWebサーバ20は、上述のようにクラウドCに含まれクラウドサービスとして機能を提供する形態を説明しているが、これに限定されるものではなく、少なくともいずれか一方がオンプレミスサーバとして構成されるものとしてもよい。
(MFPのハードウェア構成)
図2は、実施形態に係るMFPのハードウェア構成の一例を示す図である。図2を参照しながら、本実施形態に係るMFP30のハードウェア構成について説明する。
図2に示すように、本実施形態に係るMFP30は、コントローラ500と、近距離通信回路520と、エンジン制御部530と、操作パネル540と、ネットワークI/F550と、FCU(Facsimile Control Unit)560と、を備える。
コントローラ500は、MFP30全体の制御を行い、例えば、描画、通信、および操作パネル540からの入力等を制御する。コントローラ500は、コンピュータの主要部であるCPU(Central Processing Unit)501と、システムメモリ(MEM−P)502と、ノースブリッジ(NB)503と、サウスブリッジ(SB)504と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)506と、ローカルメモリ(MEM−C)507と、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ508と、HD509と、を有し、NB503とASIC506との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス505で接続した構成となっている。
CPU501は、MFP30の全体制御を行う演算回路である。NB503は、CPU501と、MEM−P502と、SB504と、AGPバス505とを接続するためのブリッジであり、MEM−P502に対する読み書き等を制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタおよびAGPターゲットとを有する。MEM−P502は、コントローラ500の各機能を実現させるプログラムおよびデータの格納用メモリであるROM(Read Only Memory)502a、プログラムおよびデータの展開、ならびにメモリ印刷時の描画用メモリ等として用いるRAM(Random Access Memory)502bとを含む。
なお、RAM202bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disc−Read Only Memory)、CD−R(Compact Disc−Recordable)、またはDVD(Digital Versatile Disc)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB504は、NB503と、PCIデバイスまたは周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC506は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス505、PCIバス522、MEM−C507およびHDDコントローラ508をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。ASIC506は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC506の中核をなすアービタ(ARB)、MEM−C507を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジック等により画像データの回転等を行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、ならびに、スキャナ部531(読取装置の一例)およびプリンタ部532との間でPCIバス522を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC506には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェース、または、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM−C507は、コピー用画像バッファおよび符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD509は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、およびフォームの蓄積を行うためのストレージである。HDDコントローラ508は、CPU501の制御に従ってHD509に対するデータの読出しまたは書込みを制御する。
AGPバス505は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースである。AGPバス505は、MEM−P502に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
近距離通信回路520は、NFC(Near Field Communication)、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。近距離通信回路520には、無線通信を行う通信部520aが接続されている。近距離通信回路520は、PCIバス522を介して、ASIC506に電気的に接続されている。
エンジン制御部230は、スキャナ機能を実現するスキャナ部231と、プリンタ機能を実現するプリンタ部232と、を含む。スキャナ部231またはプリンタ部232には、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理部分が含まれている。
操作パネル540は、現在の設定値および選択画面等を表示し、ユーザからの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部540aと、濃度の設定条件等の画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキーおよびコピー開始指示を受け付けるスタートキー等を含むキー操作部540bとを備えている。
ネットワークI/F550は、LAN2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。ネットワークI/F550は、PCIバス522を介して、ASIC506に電気的に接続されている。
なお、MFP30は、操作パネル540のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクス機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクスモードの選択時にはファクスモードとなる。
(クラウドサーバ、Webサーバ、PCのハードウェア構成)
図3は、実施形態に係るPCのハードウェア構成の一例を示す図である。図3を参照しながら、本実施形態に係るクラウドサーバ10、Webサーバ20およびPC40のハードウェア構成について説明する。なお、図3では、PC40を例にして説明するが、クラウドサーバ10およびWebサーバ20についても同様の構成である。
図3に示すように、PC40は、コンピュータによって構築されており、CPU601と、ROM602と、RAM603と、HD604と、HDDコントローラ605と、ディスプレイ606と、外部機器接続I/F608と、ネットワークI/F609と、キーボード611と、ポインティングデバイス612と、DVD−RW(DVD−ReWrightable)ドライブ614と、メディアI/F616と、を備えている。
CPU601は、PC40全体の動作を制御する演算装置である。ROM602は、IPL(Initial Program Loader)等のCPU601の駆動に用いられるプログラムを記憶する不揮発性の記憶装置である。RAM603は、CPU601のワークエリアとして使用される揮発性の記憶装置である。
HD604は、プログラム等の各種データを記憶する不揮発性の記憶装置である。HDDコントローラ605は、CPU601の制御に従って、HD604に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御するコントローラである。
ディスプレイ606は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、または画像等の各種情報を表示する表示装置である。ディスプレイ606は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)または有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。
外部機器接続I/F608は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USBメモリまたはプリンタ等である。
ネットワークI/F609は、ネットワークNを利用してデータ通信をするためのインターフェースである。
バス610は、図3に示されているCPU601等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスおよびデータバス等である。
キーボード611は、文字、数値、各種指示等の入力のための複数のキーを備えた入力装置である。ポインティングデバイス612は、各種指示の選択および実行、処理対象の選択、カーソルの移動等を行う入力装置である。
DVD−RWドライブ614は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW613に対する各種データの読み出しまたは書き込みを制御する。なお、DVD−RWに限らず、DVD−R(DVD Recordable)等であってもよい。メディアI/F616は、フラッシュメモリ等の記録メディア615に対するデータの読み出しまたは書き込み(記憶)を制御する。
(情報処理システムのソフトウェア構成)
図4は、実施形態に係る情報処理システムのソフトウェア構成の一例を示す図である。図4を参照しながら、帆実施形態に係る情報処理システムのソフトウェア構成について説明する。
図4に示すように、クラウドサーバ10は、ソフトウェアの機能として、コンテンツ処理機能51と、学習・判定機能52と、メール通知機能53と、データストレージ機能54と、を有する。
コンテンツ処理機能51は、MFP30により読み取られたテンプレート画像および帳票画像に対して、各種画像処理を行うソフトウェアにより実現される機能である。例えば、コンテンツ処理機能51は、MFP30により読み取られたテンプレート画像からサインの領域を検出して抽出し、領域情報として抽出する機能を含む。また、コンテンツ処理機能51は、MFP30により読み取られた帳票画像から、領域情報に基づいて、学習・判定機能52により判定処理の対象となるサイン部分を切り出す機能を含む。
学習・判定機能52は、コンテンツ処理機能51により帳票画像から切り出された画像(切り出し画像)に対して、サインの有無、または本人のサインであるか否かの判定を行うソフトウェアにより実現される機能である。例えば、本人のサインであるか否かの判定を行う場合には、画像認識についての機械学習またはディープラーニング(深層学習)の学習モデルを用いて判定を行うものとすればよい。学習モデルとしては、例えば、ニューラルネットワーク等のモデルを用いるものとすればよい。学習モデルの生成には、予め、本人のサインを学習させる必要がある。
メール通知機能53は、学習・判定機能52による判定結果に応じて、設定されたユーザに当該判定結果をメールで通知するソフトウェアにより実現される機能である。データストレージ機能54は、MFP30からアップロードされたテンプレート画像および帳票画像等の各種データを、例えばHD604等のストレージに記憶させるソフトウェアにより実現される機能である。
なお、図4に示すコンテンツ処理機能51、学習・判定機能52、メール通知機能53およびデータストレージ機能54は、便宜的に機能を分割して示しているが、ソフトウェア構成がこのように分割されて構成されていることに限定されるものではない。例えば、1つのプログラムが複数の機能を実現するものとしてもよく、複数のプログラムが1の機能を実現するものとしてもよい。
図4に示すように、Webサーバ20は、MFP30に提供してブラウザ上で動作させるWebアプリ61と、Webアプリ61の設定を変更するためのWebページであるユーザサイト62とを、含む。
MFP30は、Webコンテンツ(例えば、HTML(HyperText Markup Language)、CSS(Cascading Style Sheets)、JavaScript(登録商標)等)を実行するブラウザ71と、当該ブラウザ71上で動作するWebアプリ72と、を含む。Webアプリ72は、Webサーバ20から提供される。
また、Webアプリ72は、一般に、Webサーバ20から取得したJavaScript等のコンテンツをブラウザ71上で動作させて、Webサーバ20との協働した処理を実行させることで実現されるが、本実施形態では、Webアプリ72の実行により実現される機能部は、MFP30上で動作するものとして説明する。
PC40は、Webコンテンツ(例えば、HTML、CSS、JavaScript等)を実行するブラウザ81を含む。
(情報処理システムの機能ブロック構成)
図5は、実施形態に係る情報処理システムの機能ブロックの構成の一例を示す図である。図6は、ユーザ管理テーブルの一例を示す図である。図5および図6を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1の機能ブロックの構成および動作について説明する。
図5に示すように、クラウドサーバ10は、通信部101と、抽出部102と、生成部103と、認証部104と、切り出し部105と、判定部106と、記憶部107と、を有する。
通信部101は、ネットワークNを介してMFP30等の外部装置とのデータ通信を行う機能部である。通信部101は、例えば、図3に示すCPU601によるプログラムの実行、およびネットワークI/F609によって実現される。
抽出部102は、MFP30からアップロードされたテンプレート画像から、ユーザがサインを記入する領域を抽出して、領域情報を得る機能部である。抽出部102は、例えば、図3に示すCPU601によりコンテンツ処理機能51に対応するプログラムが実行されることによって実現される。
なお、抽出部102による抽出される領域情報として、サインを記入する領域の情報を抽出するものとしたが、これに限定されるものではなく、その他の重要項目の記入、記載、印字等(日付、押印、社外秘マーク等)の領域の情報を抽出するものとしてもよい。
生成部103は、MFP30からアップロードされたテンプレート画像に、抽出部102により抽出された領域情報を付加した領域情報付きテンプレート画像を生成する機能部である。生成部103は、例えば、図3に示すCPU601によりコンテンツ処理機能51に対応するプログラムが実行されることによって実現される。
認証部104は、MFP30を使用しようとするユーザについて認証を行う機能部である。具体的には、認証部104は、MFP30からユーザのユーザIDおよびパスワードを受け取り、記憶部107に記憶されている図6に示すユーザ管理テーブルを参照して、当該ユーザIDおよびパスワードが登録されているか否かを確認する。そして、認証部104は、ユーザ管理テーブルにユーザIDおよびパスワードが登録されている場合、当該ユーザのMFP30の使用を許可することを示す認証結果を、通信部101を介してMFP30へ送信する。認証部104は、例えば、図3に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
ここで、ユーザ管理テーブルは、予めMFP30等の使用を許可するユーザの情報が登録されたテーブルである。図6に示すユーザ管理テーブルの例では、ユーザのユーザID、パスワード、氏名およびメールアドレスを関連付けて登録されている。例えば、図6に示すユーザ管理テーブルでは、ユーザID「g46a」、パスワード「abab」、氏名「石橋 太郎」、およびメールアドレス「ishibashi@BBB.co.jp」が関連付けて登録されている。
切り出し部105は、MFP30からアップロードされた帳票画像から、抽出部102により抽出された領域情報が示す領域部分の画像(切り出し画像)を切り出す機能部である。切り出し部105は、例えば、図3に示すCPU601によりコンテンツ処理機能51に対応するプログラムが実行されることによって実現される。
判定部106は、切り出し部105により切り出された切り出し画像に対して、サインの有無、または本人のサインであるか否かの判定を行う機能部である。判定部106は、例えば、図3に示すCPU601により学習・判定機能52に対応するプログラムが実行されることによって実現される。
記憶部107は、MFP30からアップロードされたテンプレート画像および帳票画像等の各種データを記憶する機能部である。記憶部107は、図3に示すHD604およびRAM603によって実現される。
なお、図5に示すクラウドサーバ10の通信部101、抽出部102、生成部103、認証部104、切り出し部105、判定部106および記憶部107は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すクラウドサーバ10で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すクラウドサーバ10で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、図5に示すクラウドサーバ10の抽出部102、生成部103、認証部104、切り出し部105および判定部106の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGA(Field−Programmable Gate Array)またはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
図5に示すように、Webサーバ20は、通信部201と、UI(User Interface)部202と、を有する。
通信部201は、ネットワークNを介してPC40等の外部装置とのデータ通信を行う機能部である。通信部201は、例えば、図3に示すCPU601によるプログラムの実行、およびネットワークI/F609によって実現される。
UI部202は、クライアント装置(PC40等)にWebアプリ61またはWebページ(例えばユーザサイト62)を提供するによって、クライアント装置で動作するブラウザ上でのUIを提供する機能部である。UI部202は、例えば、図3に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
なお、図5に示すWebサーバ20の通信部201およびUI部202は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すWebサーバ20で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すWebサーバ20で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
図5に示すように、MFP30は、通信部301と、読取制御部302(画像取得部の一例)と、アップロード303と、抽出要求部304と、生成要求部305と、認証要求部306と、取得部307と、切り出し要求部308と、判定要求部309と、アクション実行部310(実行部)と、入力部311と、表示制御部312と、表示部313と、記憶部314と、を有する。
通信部301は、ネットワークNを介してクラウドサーバ10およびWebサーバ20等の外部装置とのデータ通信を行う機能部である。通信部301は、例えば、図2に示すCPU501によるプログラムの実行、およびネットワークI/F550によって実現される。
読取制御部302は、スキャナ部531の読み取り動作(スキャン動作)を制御する機能部である。例えば、読取制御部302は、スキャナ部531に対して帳票のテンプレート、または帳票の読み取り動作を行わせて、テンプレート画像、または帳票画像を取得する。なお、読取制御部302は、取得した帳票画像に歪みまたは傾き等が発生している場合等、必要に応じて正規化処理を行うものとしてもよい。読取制御部302は、図2に示すCPU501によりプログラムが実行されることによって実現される。
アップロード303は、読取制御部302により取得されたテンプレート画像、または帳票画像を、通信部301を介してクラウドサーバ10へアップロードする機能部である。アップロード303は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
抽出要求部304は、クラウドサーバ10に対して、アップロード303によりアップロードされたテンプレート画像から、サインの領域を検出して抽出する要求を、通信部301を介して送信する機能部である。抽出要求部304は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
生成要求部305は、クラウドサーバ10に対して、アップロード303によりアップロードされたテンプレート画像に、領域情報を付加して領域情報付きテンプレート画像を生成する要求を、通信部301を介して送信する機能部である。生成要求部305は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
認証要求部306は、クラウドサーバ10に対して、MFP30を使用しようとするユーザについての認証要求を送信する機能部である。認証要求部306は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
取得部307は、読取制御部302により取得された帳票画像に対応する領域情報、および後述するルール情報を、クラウドサーバ10から取得する機能部である。取得部307は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
切り出し要求部308は、クラウドサーバ10に対して、アップロード303によりアップロードされた帳票画像から、取得部307により取得された領域情報が示す領域部分の画像を切り出す要求を、通信部301を介して送信する機能部である。切り出し要求部308は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
判定要求部309は、クラウドサーバ10に対して、切り出し部105により切り出された切り出し画像について、サインの有無、または本人のサインであるか否かの判定を行う要求を、通信部301を介して送信する機能部である。判定要求部309は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
アクション実行部310は、判定要求部309による判定の要求により受け取った判定結果に応じて、取得部307により取得されたルール情報に従い、設定されたアクションを実行する機能部である。例えば、アクション実行部310は、アクションとして、クラウドサーバ10に対して、上述の判定結果を所定のメールアドレスに送信するように要求を行う。アクション実行部310は、図2に示すCPU501によりプログラム(Webアプリ72)が実行されることによって実現される。
入力部311は、ユーザからの操作入力を受け付ける機能部である。入力部311は、図2に示すパネル表示部540aおよびキー操作部540bによって実現される。
表示制御部312は、表示部313の表示動作を制御する機能部である。表示制御部312は、図2に示すCPU501によりブラウザ71等のプログラムが実行されることによって実現される。
表示部313は、表示制御部312による制御に従ってWebアプリの画面、またはWebページ等を表示する機能部である。表示部313は、図2に示すパネル表示部540aの表示機能によって実現される。
記憶部314は、各種データを記憶する機能部である。記憶部314は、図2に示すHD509等によって実現される。
なお、図5に示すMFP30の通信部301、読取制御部302、アップロード303、抽出要求部304、生成要求部305、認証要求部306、取得部307、切り出し要求部308、判定要求部309、アクション実行部310、入力部311、表示制御部312、表示部313および記憶部314は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すMFP30で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すMFP30で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、図5に示すMFP30の読取制御部302、アップロード303、抽出要求部304、生成要求部305、認証要求部306、取得部307、切り出し要求部308、判定要求部309、およびアクション実行部310の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC(ASIC506等)等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、情報処理システム1は、MFP30の代わりに、MFPが有するコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、およびファックス機能のうち、少なくともスキャナ機能を有するスキャナ装置(読取装置の一例)を含むものとし、当該スキャナ装置が、図5に示すMFP30が有する各機能部を有するものとしてもよい。
図5に示すように、PC40は、通信部401と、一覧取得部402と、登録部403と、入力部404と、表示制御部405と、表示部406と、を有する。
通信部401は、ネットワークNを介してWebサーバ20等の外部装置とのデータ通信を行う機能部である。通信部401は、例えば、図3に示すCPU601によるプログラムの実行、およびネットワークI/F609によって実現される。
一覧取得部402は、クラウドサーバ10に対して、登録(保存)されているテンプレート画像の一覧の要求を、通信部401を介して送信する機能部である。一覧取得部402は、図3に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
登録部403は、入力部404により入力されたルールの設定情報を、クラウドサーバ10に通信部401を介して送信して登録(保存)させる機能部である。登録部403は、図3に示すCPU601によりプログラムが実行されることによって実現される。
入力部404は、ユーザからの操作入力を受け付ける機能部である。入力部404は、図3に示すキーボード611またはポインティングデバイス612によって実現される。
表示制御部405は、表示部406の表示動作を制御する機能部である。表示制御部405は、図3に示すCPU601によりブラウザ81等のプログラムが実行されることによって実現される。
表示部406は、表示制御部405による制御に従ってWebページ等を表示する機能部である。表示部406は、図3に示すディスプレイ606によって実現される。
なお、図5に示すPC40の通信部401、一覧取得部402、登録部403、入力部404、表示制御部405および表示部406は、機能を概念的に示したものであって、このような構成に限定されるものではない。例えば、図5に示すPC40で独立した機能部として図示した複数の機能部を、1つの機能部として構成してもよい。一方、図5に示すPC40で1つの機能部が有する機能を複数に分割し、複数の機能部として構成するものとしてもよい。
また、図5に示すPC40の一覧取得部402および登録部403の一部または全部は、ソフトウェアであるプログラムではなく、FPGAまたはASIC等のハードウェア回路によって実現されてもよい。
また、図5に示すクラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30およびPC40の各機能部は、それぞれの情報処理装置上で必ずしも動作しなければならないわけではない。例えば、PC40におけるルール情報の登録を担う機能部は、MFP30上で実現されるものとしてもよく、クラウドサーバ10とWebサーバ20とは別々の情報処理装置ではなく、同一のサーバ装置で構成されていてもよい。
(テンプレート画像の登録処理)
図7は、実施形態に係る情報処理システムにおけるテンプレート画像の登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図8は、テンプレートの一例を示す図である。図9は、領域情報付きテンプレート画像の一例を示す図である。図7〜図9を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1におけるテンプレート画像の登録処理の流れについて説明する。
<ステップS11、S12>
まず、ユーザは、入力部311を介して、テンプレート画像を登録するためのWebアプリの表示操作を行う。表示制御部312は、ユーザによる入力部311への操作入力に従って、テンプレート画像を登録するためのWebアプリの表示要求を、通信部301を介してWebサーバ20へ送信する。
<ステップS13、S14>
Webサーバ20のUI部202は、Webアプリの表示要求を受信すると、テンプレート画像を登録するためのWebアプリのトップページの情報を、通信部201を介してMFP30へ送信する。MFP30の表示制御部312は、Webサーバ20からテンプレート画像を登録するためのWebアプリのトップページの情報を受信すると、表示部313に当該トップページを表示させる。
<ステップS15、S16>
ユーザは、帳票のサイン領域を把握させるためのテンプレートを、MFP30のコンタクトガラスにセットする。図8に、帳票のテンプレートの一例としてのテンプレート1001を示す。例えば、図8に示すように、テンプレート1001上のサイン領域を示すために色で塗り潰した塗り潰し部1001aを形成させておく。
次に、ユーザは、表示部313に表示されたWebアプリのトップページから、入力部311を介して、テンプレートに対して読み取り動作(スキャン動作)をさせるための操作を行う。そして、MFP30の読取制御部302は、スキャナ部531に対してテンプレートの読み取り動作を行わせて、テンプレート画像を取得する。
<ステップS17〜S19>
続いて、MFP30のアップロード303は、読取制御部302により取得されたテンプレート画像を、通信部301を介してクラウドサーバ10へアップロードする。クラウドサーバ10の通信部101は、MFP30からテンプレート画像を受信すると、記憶部107に保存し、当該テンプレート画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを、MFP30へ送信する。
<ステップS20>
続いて、MFP30の抽出要求部304は、クラウドサーバ10に対して、アップロード303によりアップロードされたテンプレート画像から、サインの領域を検出して抽出する要求を、受信したファイルパスと共に通信部301を介して送信する。
<ステップS21〜S23>
クラウドサーバ10の抽出部102は、MFP30からサインの領域を検出して抽出する要求およびファイルパスを受信すると、ステップS18で保存されたテンプレート画像の読み出し要求を、当該ファイルパスと共に、記憶部107へ送る。記憶部107は、テンプレート画像の読み出し要求に従って、ファイルパスで示される保存先からテンプレート画像を読み出し、抽出部102へ送る。
<ステップS24、S25>
抽出部102は、記憶部107から読み出したテンプレート画像から、塗り潰し部(図8に示す塗り潰し部1001a)を検出し、ユーザがサインを記入する領域を抽出して領域情報を得る。そして、抽出部102は、サインの領域情報を、通信部101を介してMFP30へ送信する。
<ステップS26〜S28>
MFP30の通信部301は、クラウドサーバ10からサインの領域情報を受信すると、クラウドサーバ10の記憶部107へ保存させるために当該領域情報をクラウドサーバ10へ送信する。クラウドサーバ10の通信部101は、MFP30から領域情報を受信すると、当該領域情報に対応するテンプレート画像に関連付けて当該領域情報を記憶部107に保存し、保存完了の旨を示す応答をMFP30へ送信する。
<ステップS29>
続いて、MFP30の生成要求部305は、クラウドサーバ10に対して、領域情報をテンプレート画像へはめ込む要求を、テンプレートのファイルパスおよび領域情報と共に、通信部301を介して送信する。
<ステップS30〜S32>
クラウドサーバ10の生成部103は、MFP30から領域情報をテンプレート画像へはめ込む要求、ならびにファイルパスおよび領域情報を受信すると、ステップS18で保存されたテンプレート画像の読み出し要求を、当該ファイルパスと共に、記憶部107へ送る。記憶部107は、テンプレート画像の読み出し要求に従って、ファイルパスで示される保存先からテンプレート画像を読み出し、生成部103へ送る。
<ステップS33>
生成部103は、記憶部107から読み出したテンプレート画像に、領域情報を付加した領域情報付きテンプレート画像を生成する。ここで、図9に領域情報付きテンプレート画像の一例としての領域情報付きテンプレート画像1002を示す。例えば、生成部103は、図9に示す領域情報付きテンプレート画像1002のように、領域情報で示されるサインの記入領域を領域表示部1002aのように矩形枠を付けて表示するような画像を生成する。
<ステップS34〜S36>
そして、生成部103は、生成した領域情報付きテンプレート画像を、記憶部107へ送り保存させ、、当該領域情報付きテンプレート画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを受け取る。このような領域情報付きテンプレート画像を記憶部107へ保存させておくことによって、後述するルール登録処理において、サムネイルの一覧表示等をさせる場合に利用することができる。
<ステップS37、S38>
生成部103は、領域情報付きテンプレート画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを、通信部101を介してMFP30へ送信する。MFP30の通信部301は、領域情報付きテンプレート画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを受信すると、記憶部314に当該ファイルパスを記憶させる。また、MFP30の表示制御部312は、テンプレート画像の登録処理が完了した旨を、表示部313に表示させる。
以上のステップS11〜S38の流れによって、情報処理システム1によるテンプレート画像の登録処理が行われる。
(ルール登録処理)
図10は、実施形態に係る情報処理システムにおけるルール登録処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図11は、ルール設定画面の一例を示す図である。図12は、設定ダイアログボックスの一例を示す図である。図10〜図12を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1におけるルール登録処理の流れについて説明する。
<ステップS41、S42>
まず、ユーザは、PC40の入力部404を介して、帳票に対するアクションについてのルールを設定して登録するためのWebアプリの表示操作を行う。表示制御部405は、ユーザによる入力部404への操作入力に従って、帳票に対するアクションについてのルールを設定して登録するためのWebアプリの表示要求を、通信部401を介してWebサーバ20へ送信する。
<ステップS43、S44>
Webサーバ20のUI部202は、Webアプリの表示要求を受信すると、帳票に対するアクションについてのルールを設定して登録するためのWebアプリのルール設定画面の情報を、通信部201を介してPC40へ送信する。表示制御部405は、Webサーバ20から、Webアプリのルール設定画面の情報を受信すると、表示部406に当該画面を表示させる。
ここで、図11に帳票に対するアクションについてのルールを設定して登録するためのWebアプリのルール設定画面の一例であるルール設定画面1101を示す。図11に示すように、ルール設定画面1101は、選択ボタン1101_1と、取消ボタン1101_2と、変更ボタン1101_3と、を含む。選択ボタン1101_1は、後述するように、テンプレート画像の一覧を取得して、ルールを設定するテンプレート画像を選択するためのボタンである。取消ボタン1101_2は、選択ボタン1101_1により選択したテンプレート画像を取り消すためのボタンである。変更ボタン1101_3は、選択ボタン1101_1により選択したテンプレート画像に対応するルールを変更設定するためのボタンである。
<ステップS45、S46>
ユーザは、入力部404を介してルール設定画面1101の選択ボタン1101_1を押下操作することによって、クラウドサーバ10に登録されているテンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧を取得するための操作を行う。PC40の一覧取得部402は、クラウドサーバ10に対して、登録(保存)されているテンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧の要求を、通信部401を介して送信する。
<ステップS47〜S49>
クラウドサーバ10の記憶部107は、テンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧の要求に従って、登録(保存)されている当該テンプレート画像の一覧を読み出す。通信部101は、記憶部107から読み出されたテンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧を、PC40へ送信する。ここで、テンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧とは、例えば、画像のサムネイルの一覧でもよく、各画像のファイル名またはパスの一覧であってもよい。PC40の表示制御部405は、クラウドサーバ10から、通信部401を介してテンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧を受信すると、当該一覧を表示部406に表示されているルール設定画面1101に表示させる。
<ステップS50〜S52>
ユーザは、入力部404を介して、ルール設定画面1101に表示されたテンプレート画像(領域情報付きテンプレート画像)の一覧から、ルールの設定登録を行う画像(画像のファイル名またはパスであってもよい)を選択操作を行う。表示制御部405は、例えば、入力部404を介して選択された領域情報付きテンプレート画像のサムネイルを、図11に示すように表示させる。
<ステップS53〜S55>
ユーザは、選択した領域情報付きテンプレート画像の表示状態を確認した後、当該画像に対応する帳票に対するルールの設定を変更する場合、入力部404を介して変更ボタン1101_3を押下操作する。すると、表示制御部405は、例えば、図12に示すように、選択された領域情報付きテンプレート画像に対応する帳票に対応するルールを設定変更するための設定ダイアログボックス1102を表示させる。
図12に示すように、設定ダイアログボックス1102は、条件入力部1102_1と、アクション入力部1102_2と、アクション入力部1102_3と、設定ボタン1102_4と、キャンセルボタン1102_5と、を含む。条件入力部1102_1は、帳票の領域情報で示される領域に対する条件を選択入力する部分である。例えば、条件入力部1102_1では、当該領域にサインが記入されていることを確認するための「入力されている」、または、当該領域に入力されているサインが、MFP30にログインしている(認証された)ユーザの名前と一致するか否かを判定するための「ユーザの名前と一致する」等のうち、いずれかを選択入力する。
アクション入力部1102_2は、条件入力部1102_1で入力された条件を満たす場合に、アクションとして実行する動作を選択入力する部分である。アクション入力部1102_3は、条件入力部1102_1で入力された条件を満たさない場合に、アクションとして実行する動作を選択入力する部分である。例えば、アクション入力部1102_2、1102_3では、後述する図13において帳票に対する読み取り動作を実行したユーザに対してメールで通知する、サインで特定されるユーザに対してメールで通知する、または、領域情報で示される領域のサインが確認された帳票画像を特定者に対してメール送信する等のアクションを選択入力する。例えば、サインが、認証されたユーザと一致しない場合におけるアクションとして、サインで特定されるユーザに対してメールで通知することを設定しておくことによって、実際にサインを記入したユーザに対して注意を喚起することができる。また、サインの記入が確認できない場合(例えば、サインとしての体を成していない場合、サインが記入されていない場合等)のアクションとして、帳票に対する読み取り動作を実行したユーザに対してメールで通知することを設定しておくことによって、帳票へのサインの記入漏れを通知することが可能となる。
設定ボタン1102_4は、条件入力部1102_1およびアクション入力部1102_2、1102_3で入力された設定情報を決定(登録)するためのボタンである。キャンセルボタン1102_5は、条件入力部1102_1およびアクション入力部1102_2、1102_3で入力された設定をキャンセルするためのボタンである。
<ステップS56、S57>
そして、ユーザは、入力部404を介して、設定ダイアログボックス1102の設定ボタン1102_4を押下操作する。すると、PC40の登録部403は、設定ダイアログボックス1102の条件入力部1102_1およびアクション入力部1102_2、1102_3で入力されたルールの設定情報(ルール情報)を、通信部401を介してクラウドサーバ10へ送信する。
<ステップS58〜S60>
クラウドサーバ10の通信部101は、PC40からルール情報を受信すると、当該ルール情報に対応するテンプレート画像(ステップS50、S51で選択されたテンプレート画像)に関連付けて当該ルール情報を記憶部107に保存させ、保存完了の旨を示す応答をPC40へ送信する。PC40の表示制御部405は、通信部401を介してルール情報の保存完了の旨を示す応答を受信すると、表示部406に登録完了の旨を表示させる。
以上のステップS41〜S60の流れによって、情報処理システム1によるルール登録処理が行われる。
(情報処理システムの帳票処理)
図13は、実施形態に係る情報処理システムにおける帳票処理の流れの一例を示すシーケンス図である。図13を参照しながら、本実施形態に係る情報処理システム1における帳票処理の流れをについて説明する。
<ステップS71、S72>
まず、ユーザは、MFP30の入力部311を介して、ユーザIDおよびパスワードを入力操作し、MFP30の使用の許可についての認証を要求する操作を行う。すると、MFP30の認証要求部306は、クラウドサーバ10に対して、MFP30を使用しようとするユーザについての認証要求を、ユーザIDおよびパスワードと共に、通信部301を介して送信する。
<ステップS73〜S75>
クラウドサーバ10の認証部104は、MFP30から認証要求、ユーザIDおよびパスワードを受信すると、記憶部107に記憶されている図6に示すユーザ管理テーブルを参照して、当該ユーザIDおよびパスワードが登録されているか否かを確認する。そして、認証部104は、ユーザ管理テーブルにユーザIDおよびパスワードが登録されている場合、当該ユーザのMFP30の使用を許可することを示す認証結果を、通信部101を介してMFP30へ送信する。MFP30の表示制御部312は、クラウドサーバ10から認証結果を受信すると、当該認証結果を表示部313に表示させる。以下、当該認証結果として、当該ユーザの認証がなされたことが示されたものとして説明する。
<ステップS76、S77>
次に、ユーザは、入力部311を介して、帳票処理を行うためのWebアプリの表示操作を行う。表示制御部312は、ユーザによる入力部311への操作入力に従って、帳票処理を行うためのWebアプリの表示要求を、通信部301を介してWebサーバ20へ送信する。
<ステップS78、S79>
Webサーバ20のUI部202は、Webアプリの表示要求を受信すると、帳票処理を行うためのWebアプリのトップページの情報を、通信部201を介してMFP30へ送信する。MFP30の表示制御部312は、Webサーバ20から帳票処理を行うためのWebアプリのトップページの情報を受信すると、表示部313に当該トップページを表示させる。
<ステップS80、S81>
ユーザは、帳票処理の対象となる帳票を、MFP30のコンタクトガラスにセットする。次に、ユーザは、表示部313に表示されたWebアプリのトップページから、入力部311を介して、帳票に対して読み取り動作(スキャン動作)をさせるための操作を行う。そして、MFP30の読取制御部302は、スキャナ部531に対して帳票の読み取り動作を行わせて、帳票画像を取得する。
<ステップS82〜S84>
続いて、MFP30のアップロード303は、読取制御部302により取得された帳票画像を、通信部301を介してクラウドサーバ10へアップロードする。クラウドサーバ10の通信部101は、MFP30から帳票画像を受信すると、記憶部107に保存し、当該帳票画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを、MFP30へ送信する。
<ステップS85〜S87>
MFP30の取得部307は、読取制御部302により取得された帳票画像に対応する領域情報およびルール情報を要求する領域情報・ルール情報要求を、通信部301を介してクラウドサーバ10へ送信する。クラウドサーバ10の通信部101は、領域情報・ルール情報要求を受信すると、当該要求が示す領域情報およびルール情報を記憶部107から読み出して、当該領域情報およびルール情報をMFP30へ送信する。
ここで、帳票画像に対応する領域情報およびルール情報とは、例えば、帳票画像に対応するテンプレート画像を特定し、特定したテンプレート画像に関連付けて記憶部107に記憶された領域情報およびルール情報を示す。したがって、クラウドサーバ10は、例えば、ステップS83で記憶部107に記憶された帳票画像を、記憶部107に登録されている1以上のテンプレート画像と照合し、一致する(または一致度の高い)テンプレート画像に関連付けられた領域情報およびルール情報を記憶部107から読み出して、MFP30へ送信するものとすればよい。
そして、取得部307は、クラウドサーバ10から送信された領域情報およびルール情報を、通信部301を介して取得する。
<ステップS88>
そして、MFP30の切り出し要求部308は、アップロード303によりアップロードされた帳票画像から、取得部307により取得された領域情報が示す領域部分の画像を切り出す要求を、当該帳票画像のファイルパスおよび取得部307により取得された領域情報と共に、通信部301を介してクラウドサーバ10へ送信する。
<ステップS89〜S91>
クラウドサーバ10の切り出し部105は、MFP30から領域情報が示す領域部分の画像を切り出す要求、ならびにファイルパスおよび領域情報を受信すると、ステップS83で保存された帳票画像の読み出し要求を、当該ファイルパスと共に、記憶部107へ送る。記憶部107は、帳票画像の読み出し要求に従って、ファイルパスで示される保存先から帳票画像を読み出し、切り出し部105へ送る。
<ステップS92>
そして、切り出し部105は、記憶部107から読み出された帳票画像から、ステップS88でMFP30から受信した領域情報が示す領域部分の画像を切り出し画像として切り出す。
<ステップS93〜S96>
切り出し部105は、切り出した切り出し画像を、記憶部107へ送り保存させ、当該切り出し画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを受け取る。そして、切り出し部105は、切り出し画像の記憶部107への保存先を示すファイルパスを、通信部101を介してMFP30へ送信する。
<ステップS97>
MFP30の判定要求部309は、切り出し部105により切り出された切り出し画像について、サインの有無、または本人のサインであるか否かの判定を行う要求を、受信した切り出し画像のファイルパスと共に通信部301を介してクラウドサーバ10へ送信する。
<ステップS98〜S100>
クラウドサーバ10の判定部106は、MFP30から判定要求、および切り出し画像のファイルパスを受信すると、ステップS94で保存された切り出し画像の読み出し要求を、当該ファイルパスと共に、記憶部107へ送る。記憶部107は、切り出し画像の読み出し要求に従って、ファイルパスで示される保存先から切り出し画像を読み出し、判定部106へ送る。
<ステップS101、S102>
判定部106は、切り出し部105により切り出された切り出し画像に対して、サインの有無、または本人のサインであるか否かの判定を行う。なお、判定の処理として、サインの有無のみの判定を行うか、サインの有無に加えてさらに本人のサインであるか否かの判定を行うかについては、例えば、ルール設定画面1101で設定可能であるものとしてもよい。また、本人のサインであるか否かの判定を行う場合には、判定部106は、ステップS74で認証されたユーザ、すなわち、帳票のスキャン動作を行ったユーザ自身のサインであるか否かの判定を行う。そして、判定部106は、切り出し画像に対しての判定結果を、通信部101を介してMFP30へ送信する。
<ステップS103>
MFP30のアクション実行部310は、クラウドサーバ10から通信部301を介して受信した判定結果に応じて、取得部307により取得されたルール情報に従い、設定されたアクションを実行する。例えば、アクション実行部310は、判定結果が、サインが記入されていない旨を示し、かつ、ルール情報が、サインがない場合には帳票に対する読み取り動作を実行したユーザに対してメールで通知する設定内容を含む場合、帳票画像の領域情報が示す領域には、サインが記入されていない旨の通知を、当該ユーザ宛てにメールで送信する。または、アクション実行部310は、当該通知のメールの送信を、クラウドサーバ10に指示するものとしてもよい。メールの送信先(メールアドレス)は、クラウドサーバ10の記憶部107に記憶されているユーザ管理テーブルから取得するものとすればよい。
また、例えば、アクション実行部310は、判定結果が、本人のサインではない旨を示し、かつ、ルール情報が、本人のサインでない場合にはサインで特定されるユーザに対してメールで通知する設定内容を含む場合、帳票画像の領域情報が示す領域には、ユーザ自身のサインではないサインが記入されている旨の通知を、サインで特定されるユーザ(サインの記入者)にメールで送信する。または、アクション実行部310は、当該通知のメールの送信を、クラウドサーバ10に指示するものとしてもよい。メールの送信先(メールアドレス)は、クラウドサーバ10の記憶部107に記憶されているユーザ管理テーブルから、サインで特定される名前(氏名)に関連付けられたメールアドレスを取得するものとすればよい。
<ステップS104>
MFP30の表示制御部312は、アクション実行部310によるアクションの実行結果を、表示部313に表示させる。
以上のステップS71〜S104の流れによって、情報処理システム1による帳票処理が行われる。
以上のように、本実施形態に係る情報処理システム1では、テンプレート画像から所定の記載事項(例えばサイン)の領域情報を抽出し、読み取られた帳票画像から当該領域情報で示される領域の記載内容について判定を行い、判定結果に応じて、設定されたルール情報に従ってアクションを実行するものとしている。これによって、読み取った帳票の画像に対する判定の結果に応じたアクションを実行することができ、作業漏れによる手戻りの発生を減少させることができる。
なお、上述の実施形態において、クラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30およびPC40の各機能部の少なくともいずれかがプログラムの実行によって実現される場合、そのプログラムは、ROM等に予め組み込まれて提供される。また、上述の実施形態に係るクラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30およびPC40で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)、フレキシブルディスク(FD)、CD−R(Compact Disk−Recordable)、またはDVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態に係るクラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30およびPC40で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上述の実施形態に係るクラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30およびPC40で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、上述の実施形態に係るクラウドサーバ10、Webサーバ20、MFP30およびPC40で実行されるプログラムは、上述した各機能部のうち少なくともいずれかを含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPUが上述の記憶装置からプログラムを読み出して実行することにより、上述の各機能部が主記憶装置上にロードされて生成されるようになっている。
また、上述の実施形態での各機能は、一または複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上述した各機能を実行するよう設計されたASIC、DSP(Digital Signal Processor)、FPGAや従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
1 情報処理システム
10 クラウドサーバ
20 Webサーバ
30 MFP
40 PC
51 コンテンツ処理機能
52 学習・判定機能
53 メール通知機能
54 データストレージ機能
61 Webアプリ
62 ユーザサイト
71 ブラウザ
72 Webアプリ
81 ブラウザ
101 通信部
102 抽出部
103 生成部
104 認証部
105 切り出し部
106 判定部
107 記憶部
201 通信部
202 UI部
301 通信部
302 読取制御部
303 アップロード部
304 抽出要求部
305 生成要求部
306 認証要求部
307 取得部
308 切り出し要求部
309 判定要求部
310 アクション実行部
311 入力部
312 表示制御部
313 表示部
314 記憶部
401 通信部
402 一覧取得部
403 登録部
404 入力部
405 表示制御部
406 表示部
500 コントローラ
501 CPU
502 MEM−P
502a ROM
502b RAM
503 NB
504 SB
505 AGPバス
506 ASIC
507 MEM−C
508 HDDコントローラ
509 HD
520 近距離通信回路
520a 通信部
522 PCIバス
530 エンジン制御部
531 スキャナ部
532 プリンタ部
540 操作パネル
540a パネル表示部
540b キー操作部
550 ネットワークI/F
560 FCU
601 CPU
602 ROM
603 RAM
604 HD
605 HDDコントローラ
606 ディスプレイ
608 外部機器接続I/F
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1002a 領域表示部
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1101_2 取消ボタン
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1102 設定ダイアログボックス
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1102_4 設定ボタン
1102_5 キャンセルボタン
C クラウド
N ネットワーク
特開2010−049360号公報

Claims (10)

  1. 帳票についてのテンプレート画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出部と、
    読取装置による前記帳票に対する読み取り動作によって、該帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得部と、
    前記画像取得部により取得された前記帳票画像において、前記抽出部により抽出された前記領域情報が示す領域の記載内容についての判定を行う判定部と、
    前記判定部による判定結果に応じて、予め設定されたルール情報で規定されたアクションを実行する実行部と、
    を有する情報処理システム。
  2. 前記判定部による判定結果に応じて実行されるアクションを設定した情報を前記ルール情報として登録する登録部を、さらに備えた請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記帳票画像から前記領域情報で示される領域の画像を切り出す切り出し部を、さらに備え、
    前記判定部は、前記切り出し部により切り出された画像の前記記載内容についての判定を行う請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記テンプレート画像は、前記読取装置により前記帳票についてのテンプレートが読み取られた画像である請求項1〜3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記抽出部は、前記テンプレート画像から、前記領域情報として帳票へのサインが記入される領域を示す情報を抽出する請求項1〜4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記判定部は、少なくとも前記帳票画像の前記領域情報で示される領域についてサインの記入の有無を判定する請求項5に記載の情報処理システム。
  7. 前記実行部は、前記判定部により前記帳票画像の前記領域情報で示される領域においてサインの記入が確認されない場合、前記ルール情報に規定されたアクションとして、該サインの記入が確認されない旨を、前記読取装置の利用者へメールによる通知を行う請求項6に記載の情報処理システム。
  8. 前記判定部は、さらに、前記帳票画像の前記領域情報で示される領域で確認されたサインが前記読取装置の利用者の名前と一致するか否かを判定する請求項6または7に記載の情報処理システム。
  9. 前記実行部は、前記判定部により前記帳票画像の前記領域情報で示される領域で確認されたサインが前記読取装置の利用者の名前と一致しないと判定された場合、前記ルール情報に規定されたアクションとして、前記領域に該利用者のサインではないサインが記入されている旨を、前記領域で確認されたサインの記入者へメールによる通知を行う請求項8に記載の情報処理システム。
  10. 帳票についてのテンプレート画像における所定の記載事項の領域を示す領域情報を抽出する抽出ステップと、
    読取装置による前記帳票に対する読み取り動作によって、該帳票の画像である帳票画像を取得する画像取得ステップと、
    取得した前記帳票画像において、抽出した前記領域情報が示す領域の記載内容についての判定を行う判定ステップと、
    前記判定ステップにおける判定結果に応じて、予め設定されたルール情報で規定されたアクションを実行する実行ステップと、
    を有する情報処理方法。
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