JP2020193897A - X線撮像システム及びx線撮像方法 - Google Patents
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Abstract
Description
その他の解決手段については、実施形態中で後記する。
図1は、本実施形態に係るX線撮像システムZの構造を示す図である。また、図2は、それぞれの撮像部110の構成を示す図である。
図1に示すように、X線撮像システムZにおいて、検査対象物Bは、ベルトコンベア等の第1搬送部121に載置され、太矢印の方向(y方向)に移動されつつ、2つのX線射出部111a,111b及び2つのX線受光部112a,112bによってX線撮像される。このような第1搬送部121を有することにより、検査対象物Bを移動させつつ、X線撮像を行うことができる。
ここで、検査対象物Bは、立体的構造を有しており、第1搬送部121による進行方向に対して横方向(x方向)に長尺の箱型の形状を有している。そして、検査対象物Bは、本体部Pcに対し、横方向の端部にリブ等の突出部Pa,Pbを有している。ここでは、突出部Pa,Pbにおける異常をX線撮像によって検査するものとする。
なお、図1に示すように検査対象物Bには、識別情報Dがバーコード等で印刷されて(付されて)いる。
図3及び図5は、X線撮像システムZの外観図を示し、図4は、X線撮像システムZの断面構造図を示す。なお、図3は、外枠体131の入口151側から見た図を示し、図5は、外枠体131の出口152側から見た図をしめしている。また、図4は、図3のA−A断面図である。そして、図3〜図5において、図1及び図2と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、適宜図1及び図2を参照する。
図3〜図5に示すように、それぞれの撮像部110を取り囲むように外枠体131が設置されている。外枠体131は、外光を遮断し、かつ、X線が透過しないよう鉛含有硬質材で天面及び左右側面が構成されている。このような外枠体131が備えられることにより、精度の高いX線撮像が可能となる。
そして、図3に示すように外枠体131において検査対象物Bが取り込まれる入口151には入口側カーテン132が設けられている。同様に、図5に示すように外枠体131において検査対象物Bが排出される出口152には出口側カーテン136が設けられている。
図3に示すように、搬送部において、外枠体131の入口151の前段には位置調整部134が備えられている。位置調整部134は、例えば、検査対象物Bの位置・姿勢をX線撮像に適したものに調整する。具体的には、位置調整部134は、例えば、左右方向(図3のx方向)に動くことで、検査対象物Bの位置・姿勢をX線撮像に適したものに調整する。つまり、位置調整部134は、撮像対象となる突出部Pa,Pbが第1搬送部121の帯幅方向において、撮像部110に対応する位置となるよう検査対象物Bの位置・姿勢を調整する。なお、図3では、位置調整部134が第1搬送部121に設置しているようにみえるが、実際には位置調整部134は、第1搬送部121とともに移動しないように設置されている。なお、位置調整部134は、マニュピレータのようなものでもよい。
図3及び図4に示すように、外枠体131の入口151の上部には読取部133が備えられている。読取部133は、検査対象物Bの上部(天面上)に印刷されているバーコード等の識別情報D(図1参照)を読み取る。読み取られた識別情報Dを制御装置200が取得する。制御装置200は、取得した識別情報Dを基に、記憶装置230に格納されている形状データから、検査対象物Bのサイズ・形状情報231を取得する。そして、制御装置200は、取得した検査対象物Bのサイズ・形状情報231を基に、それぞれの撮像部110におけるX線射出部111及びX線受光部112の位置を調整する。この処理については後記する。
図4に示すように、外枠体131の内部には検出センサ135が設けられている。検出センサ135は、例えば、赤外線発光部と、赤外線受光部とを有する光電センサ等であり、検査対象物Bによって赤外線が遮られることによって検査対象物Bの通過が検出される。制御装置200は、検出された検査対象物Bの通過タイミングを基に、それぞれの撮像部110におけるX線射出のオン・オフのタイミングを決定する。この処理については後記する。このため、検出センサ135は、最初にX線撮像を行う第1撮像部110aの前段に備えられる。
図5に示すように、外枠体131の出口152の後段には排除部140が設けられている。排除部140は、押出部141及び第2搬送部142を有している。それぞれの撮像部110によるX線画像を基に行われた検査の結果、異常が発見されると、制御装置200は押出部141を図5の細い矢印方向(第2搬送部142が存在する方向)に動作させる。なお、図5の太矢印は第1搬送部121における検査対象物Bの搬送方向を示す。これにより、検査対象物Bは第2搬送部142に移動させられ、第2搬送部142によって図示しない廃棄処理場へ搬送される。このような排除部140を有することにより、異常が発見された検査対象物Bを容易、かつ、すみやかに排除することができる。
図6に示すように、第2搬送部142は、第1搬送部121より所定距離Δ2だけ低く設置されている。このような位置関係とすることで、一度、第2搬送部142に送られた検査対象物Bが誤って第1搬送部121に戻ってしまうことを防ぐことができる。
図7は、第1搬送部121の構成を示す図であり、図8は第1搬送部121におけるベース板125の構成を示す図である。
第1搬送部121は、前記したように、一般的なベルトコンベアである。そして、図7に示すように第1搬送部121は、プーリ123、樹脂製の輪状搬送ベルト122を有し、プーリ123によって輪状搬送ベルト122が回転することで検査対象物Bが搬送される。しかし、樹脂製の輪状搬送ベルト122は柔らかいため、重量のあるものが載置されると、たわんでしまう。
図9は、本実施形態で用いられる検査対象物Bの一例を示す図である。
図9では、検査対象物Bの上面図を示している。
図9に示すように、本実施形態に係るX線撮像システムZで検査される検査対象物Bは、複雑な(3次元)形状を有した樹脂製のものである。また、X線撮像システムZでは、図9の突出部Pc〜Pe(例えば、フランジ)が検査対象となる。このように、本実施形態では、複雑な形状、かつ、撮像対象とする箇所が決まっている検査対象物Bが対象となる。図1における検査対象物Bについては、検査対象物Bの長手方向を単に搬送方向にそろえることで、これまでのX線撮像システムでも撮像が可能である。しかし、実際には、図9に示すような複雑、かつ、撮像対象とする箇所が決まっている検査対象物Bが対象となる。このため、これまでのX線撮像システムでは、単に検査対象物Bの方向を変えるだけでは、撮像対象部位が影になることを避けることができない場合がある。
本実施形態のX線撮像システムZによれば、それぞれの撮像部110の位置を検査対象物Bの撮像対象部位(突出部Pa,Pb)それぞれの撮像に好適な位置にX線射出部111をセットすることができる。これにより、影の元となる部位を透過させるような射出エネルギの大きいX線射出部を用いなくても、安価なX線射出部111を使用して、図9のような複雑な形状の検査対象物Bの撮像も可能となる。
図10は、本実施形態で用いられる制御装置200のハードウェア構成を示す図である。
制御装置200は、PC(Personal Computer)等で構成されている。そして、制御装置200は、メモリ210、CPU(Central Processing Unit)220、HD(Hard Disk)等の記憶装置230、キーボード、マウス等の入力装置241、NIC(Network Interface Card)等の通信装置242を有している。
撮像部調整処理部211は、それぞれの撮像部110における第1モータ115、第2モータ116を駆動することで、X線射出部111及びX線受光部112のそれぞれを移動させる。
撮像処理部212は、それぞれの撮像部110におけるX線射出部111からX線を射出させると共に、X線受光部112から信号を受信する。
画像処理部213は、それぞれの撮像部110でX線撮像された画像(X線画像)を加工することで、異常部位を検出する。
排除処理部214は、押出部141を制御することで、撮像対象ではない検査対象物Bや、異常部位が検出された検査対象物Bを第2搬送部142へ排出する。
なお、撮像部調整処理部211、撮像処理部212、画像処理部213及び排除処理部214が行うその他の処理については後記する。
サイズ・形状情報231は、検査対象物Bのサイズや、形状(突出部Pa,Pbの部位に関する情報)等が検査対象物Bに付されている識別情報Dと対応付けられて格納されている。
登録識別情報232には、X線撮像システムZによるX線撮像の対象となる検査対象物Bに付されている識別情報Dがリストとして格納されている。
図11は、本実施形態におけるX線撮像システムZが行う処理手順を示すフローチャートである。適宜、図1〜図10を参照する。
まず、ユーザによって検査対象物Bが第1搬送部121に載置される(S101)。
第1搬送部121によって検査対象物Bが搬送される途中において、位置調整部134による検査対象物Bの位置・姿勢が調整される(S102)。
そして、検査対象物Bが外枠体131の内部に入る直前において、読取部133が検査対象物Bに付されている識別情報Dを読み取る(S111)。
撮像対象でない場合(S112→No)、制御装置200はステップS133へ処理を進める。
撮像部調整処理部211は、取得したサイズ・形状の情報を基に、それぞれの撮像部110における第1モータ115及び第2モータ116を駆動させる。これによって、それぞれの撮像部110(X線射出部111及びX線受光部112)の位置がX線撮像に好適な位置に調整される(S114)。
異常が検出されなかった場合(S132→No)、制御装置200は処理を終了する。
異常が検出された場合(S132→Yes)、排除処理部214は排除部140による検査対象物Bの排除処理を行い(S133)、制御装置200は処理を終了する。排除部140による排除処理は図5及び図6で説明済みである。
図12〜図14Cは画像処理の例を示す図である。
図12は、検査対象物Bにおける検査対象部が表示されている表示装置300を示す。図12において、表示領域301aには第1撮像部110aでX線撮像されたX線画像が表示されており、表示領域301bには第2撮像部110bでX線撮像されたX線画像が表示されている。つまり、表示領域301aに表示されている画像は、図1の突出部PaのX線画像であり、表示領域301bに表示されている画像は、図1の突出部PbのX線画像である。
ここで、符号321は図1の突出部Paに相当する画像であり、符号322は検査対象物Bの本体部Pcの一部である。同様に、符号331は図1の突出部Pbに相当する画像であり、符号332は検査対象物Bの本体部Pcの一部である。
まず、図13Aに示す画像は、第1撮像部110aのX線受光部112から受信した信号を基に制御装置200の画像処理部213によって生成されたX線画像である。ここで、図13A〜図13Cにおいて、符号321及び符号322は図12と同様である。
次に、画像処理部213は、図13Bに示すように、図13Aに示すX線画像に対して二値化処理等の所定階調の濃淡処理を実行する。
まず、図14Aに示す画像は、第2撮像部110bのX線受光部112から受信した信号を基に制御装置200の画像処理部213によって生成されたX線画像である。
次に、画像処理部213は、図14Bに示すように、図14Bに示すX線画像に対して二値化処理等の所定階調の濃淡処理を実行する。
図15は、ステルスインクで印刷されている識別情報Daを有する検査対象物Bの例を示す図である。
図15は、検査対象物Bの上面を示す図であり、検査対象物Bの上面(天面)にステルスインクで識別情報Daが印刷されている。ステルスインクで印刷されている識別情報Daは、読取部133(図3及び図4参照)によって読み取られる。この際、読取部133は、紫外線、赤外線等といったステルスインクを浮かび上がらせる光を照射することで、ステルスインクで印刷されている識別情報Daを読み取る。
図16は、撮像部110の変形例を示す図である。
第3撮像部110cは、X線受光部112cが面センサとなっている。同様に、第4撮像部110dは、X線受光部112dが面センサとなっている。
このようにすることで、一度にX線画像を取得することができるため、処理時間を短縮することができる。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
110a 第1撮像部
110b 第2撮像部
110c 第3撮像部
110d 第4撮像部
111,111a,111b X線射出部
112,112a〜112d X線受光部
113 第1移動部
114 第2移動部
121 第1搬送部
126a,126b スリット(開口部)
131 外枠体
132 入口側カーテン(カーテン)
133 読取部
134 位置調整部(位置合わせ部)
135 検出センサ(通過検出部)
136 出口側カーテン(カーテン)
141 押出部
142 第2搬送部
151 入口
152 出口
200 制御装置(制御部)
211 撮像部調整処理部(制御部)
212 撮像処理部(制御部)
213 画像処理部
214 排除処理部(押出制御部)
D 識別情報
Da 識別情報(ステルスインクで印刷されている)
Z X線撮像システム
その他の解決手段については、実施形態中で後記する。
110a 第1撮像部
110b 第2撮像部
110c 第3撮像部
110d 第4撮像部
111,111a,111b X線射出部
112,112a〜112d X線受光部
113 第1移動部
114 第2移動部
121 第1搬送部
126a,126b スリット(開口部)
131 外枠体
132 入口側カーテン(カーテン)
133 読取部
134 位置調整部(位置合わせ部)
135 検出センサ(通過検出部)
136 出口側カーテン(カーテン)
141 押出部
142 第2搬送部
151 入口
152 出口
200 制御装置(制御部)
211 撮像部調整処理部(制御部)
212 撮像処理部(制御部)
213 画像処理部
214 排除処理部(押出制御部)
D 識別情報
Da 識別情報(ステルスインクで印刷されている)
Pa〜Pe 突出部
Z X線撮像システム
Claims (16)
- 一定方向に移動する立体の検査対象物の所定範囲にX線を照射してX線画像を撮像する撮像部
を備え、
前記撮像部は、複数備えられ、
それぞれの前記撮像部は、前記検査対象物において異なる箇所の前記X線画像を取得するよう配置される
ことを特徴とするX線撮像システム。 - それぞれの前記撮像部は、
前記X線を射出するX線射出部と、
前記X線射出部を前記検査対象物の移動方向に対して、横断方向に移動させる第1移動路と、
前記X線射出部に対して対向して設置され、前記X線射出部から射出された後、前記検査対象物の前記所定範囲を透過した透過X線を受光するX線受光部と、
前記X線受光部を前記検査対象物の移動方向に対して、横断方向に移動させる第2移動路と、
を有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮像システム。 - 前記撮像部を制御する制御部を有し、
それぞれの前記撮像部は、前記検査対象物の移動方向に所定量ずらして設置され、
前記制御部は、
それぞれの前記撮像部の撮像範囲が、それぞれの前記撮像部が撮像する前記検査対象物の撮像部位を撮像可能となるよう、それぞれの前記撮像部の位置を調整する
ことを特徴とする請求項1に記載のX線撮像システム。 - 前記撮像部を制御する制御部を
有することを特徴とする請求項2に記載のX線撮像システム。 - 前記検査対象物に付与された識別情報を読み取る読取部を有し、
前記制御部は、
前記読取部によって読み取られた前記識別情報が、予め登録された識別情報である場合、それぞれの前記撮像部による撮像を実行する
ことを特徴とする請求項4に記載のX線撮像システム。 - 前記識別情報は、可視光が照射されている状態では視認不可能であるが、不可視光が照射されることで視認可能となるステルスインクで印刷されており、
前記読取部は、前記検査対象物における前記識別情報が印刷されている部位に、前記不可視光を照射した後、前記識別情報を読み取る
ことを特徴とする請求項5に記載のX線撮像システム。 - 前記識別情報と、前記検査対象物の形状に関する情報である形状情報とが、記憶部に記憶されており、
前記制御部は、
前記読取部によって読み取られた前記識別情報を基に、前記記憶部に記憶されている前記形状情報を取得し、
取得した前記形状情報を基に、それぞれの前記撮像部における前記X線射出部及び前記X線受光部の位置を調整する
ことを特徴とする請求項5に記載のX線撮像システム。 - 前記検査対象物が所定の位置を通過したことを検出する通過検出部を有し、
前記制御部は、
前記通過検出部により、前記検査対象物が所定の位置を通過したことが検知されると、それぞれの前記撮像部の位置に前記検査対象物が位置するタイミングを算出し、算出した、それぞれの前記タイミングで、当該タイミングに対応する前記撮像部による撮像を実行する
ことを特徴とする請求項4に記載のX線撮像システム。 - 外光を遮断する外枠体が前記撮像部の周囲に設置されており、
前記外枠体は、鉛含有硬質材で天面及び左右側面が構成され、前記検査対象物を取り込む入口と、前記検査対象物を排出する出口とに、鉛含有柔軟材で複数の短冊状に構成するカーテンを配する
ことを特徴とする請求項1に記載のX線撮像システム。 - 少なくとも前記外枠体の入口及び出口の間隔より大きい長さを有すると共に、前記入口及び出口以下の所定帯幅を有し、前記検査対象物を搬送する第1搬送部を有し、
前記第1搬送部の一部が前記外枠体の入口及び出口の間に配設されること、
を特徴とする請求項9に記載のX線撮像システム。 - 前記第1搬送部は、
それぞれの前記撮像部に対応する位置に、前記X線を透過可能な開口部
を有することを特徴とする請求項10に記載のX線撮像システム。 - 前記撮像部で撮像された前記X線画像を処理する画像処理部を有し、
前記画像処理部は、
それぞれの前記撮像部において撮像された前記X線画像を取得し、
それぞれの前記撮像部において撮像された、それぞれの前記X線画像に対し、異常を検出する画像処理を実行する
ことを特徴とする請求項10に記載のX線撮像システム。 - 前記外枠体の出口の後段における前記第1搬送部と並走する第2搬送部と、
前記外枠体の出口から排出され、前記第1搬送部を搬送されている前記検査対象物を、前記第2搬送部へ押し出す押出部と、
前記押出部によって、前記画像処理によって異常が検出された前記検査対象物を前記第2搬送部に搬出する押出制御部と
を有することを特徴とする請求項12に記載のX線撮像システム。 - 前記第1搬送部は、前記外枠体の入口の前段に、それぞれの前記撮像部による撮像を行う際に、前記検査対象物が、前記検査対象物の移動方向に対して、横断方向における好適な位置となるよう調整する位置合せ部を
有することを特徴とする請求項11に記載のX線撮像システム。 - 前記X線受光部は、ラインセンサまたは面センサである
ことを特徴とする請求項2に記載のX線撮像システム。 - 読取部が、一定方向に移動する立体の検査対象物に付されている識別情報を読み取る識別情報読取ステップと、
読み取った前記識別情報を基に前記検査対象物のサイズ及び形状に関する情報である形状情報を記憶部から取得する形状情報取得ステップと、
撮像部調整処理部が、取得した前記形状情報に基づいて、それぞれの撮像部を、前記検査対象物の移動方向に対して横断方向における位置を調整する撮像部調整ステップと、
撮像処理部が、それぞれの前記撮像部による前記検査対象物の撮像を行う撮像ステップと、
を実行することを特徴とするX線撮像方法。
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