JP2020193897A - X線撮像システム及びx線撮像方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】立体的、かつ、複雑な形状を有する検査対象物を安価な構成で撮像可能とするX線撮像システムを提供する。【解決手段】第1搬送部121の上を、一定方向に一定速度で動作する立体の検査対象物の所定範囲にX線を照射してX線画像をX線撮像するX線射出部111a、111b及びX線受光部112a、112bを複数組備え、それぞれのX線射出部111a、111b及びX線受光部112a、112bの組は、検査対象物Bにおいて異なる箇所のX線画像を取得するよう配置されることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、X線撮像システム及びX線撮像方法の技術に関する。
検査対象物を移動させつつ、X線による検査を行うX線撮像システムがある。このようなX線撮像システムにおいて、横方向に長尺である検査対象物を検査する場合、長手方向の幅全域に一度にX線を照射し、その透過画像を取得することが行われている。ここで、横方向とは、検査対象物の移動方向を縦方向とした場合における横方向である。
例えば、特許文献1には、「X線検出装置30は、低エネルギ範囲のX線をシンチレーション光に変換する低エネルギ用シンチレータ31と、シンチレーション光を検出して画像データを出力する低エネルギ用ラインセンサ32と、高エネルギ範囲のX線をシンチレーション光に変換する高エネルギ用シンチレータ33と、シンチレーション光を検出して画像データを出力する高エネルギ用ラインセンサ34とを備えている。低エネルギ用ラインセンサ32の画素Lと高エネルギ用ラインセンサ34の画素Hとは同じ画素数であり且つ同じ画素ピッチで配列され、低エネルギ用ラインセンサ32からの画像データに対してはミニマムフィルタ処理が行われ、高エネルギ用ラインセンサ34からの画像データに対しては平均化処理が行われる」放射線検出装置、放射線画像取得装置、及び放射線画像の取得方法が開示されている。
特開2018−84556号公報
検査対象物が、検査対象物の移動方向に対して横方向に長尺、かつ、複雑な立体的構造を有し、その一部の画像情報が必要となる場合がある。このような場合、検査対象部位に向けて射出されたX線が、他の立体部位により遮断されて(すなわち、影になって)しまう場合がある。このような場合、検査対象部位のX線透過画像(以下、X線画像と称する)を取得するためには、X線を遮断する他の立体部位を透過可能な大きなエネルギでX線を射出することが必要である。
しかしながら、大きなエネルギでX線を射出するためには、高価なX線射出部を用意する必要がある。
また、照射範囲を広くしたX線射出装置はコストが高く、導入に際しユーザに大きな負担を強いることとなる。
このような背景に鑑みて本発明がなされたのであり、本発明は、立体的、かつ、複雑な形状を有する検査対象物を安価な構成で撮像可能とすることを課題とする。
前記した課題を解決するため、本発明は、一定方向に移動する立体の検査対象物の所定範囲にX線を照射してX線画像を撮像する撮像部と、を備え、前記撮像部は、複数備えられ、それぞれの前記撮像部は、前記検査対象物において異なる箇所の前記X線画像を取得するよう配置されることを特徴とする。
その他の解決手段については、実施形態中で後記する。
本発明によれば、立体的、かつ、複雑な形状を有する検査対象物を安価な構成で撮像可能とすることができる。
本実施形態に係るX線撮像システムの構造を示す図である。 それぞれの撮像部の構成を示す図である。 X線撮像システムの外観図を示す図である(その1)。 X線撮像システムの断面構造図を示す図である。 X線撮像システムの外観図を示す図である(その2) 第1搬送部と第2搬送部との位置関係を示す図である。 第1搬送部の構成を示す図である。 第1搬送部におけるベース板の構成を示す図である。 本実施形態で用いられる検査対象物の一例を示す図である。 本実施形態で用いられる制御装置のハードウェア構成を示す図である。 本実施形態におけるX線撮像システムが行う処理手順を示すフローチャートである。 検査対象物における検査対象部が表示されている表示装置を示す図である。 表示領域に表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である(その1)。 表示領域に表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である(その2)。 表示領域に表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である(その3)。 表示領域に表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である(その4)。 表示領域に表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である(その5)。 表示領域に表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である(その6)。 ステルスインクで印刷されている識別情報を有する検査対象物の例を示す図である。 撮像部の変形例を示す図である。
次に、本発明を実施するための形態(「実施形態」という)について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。
[X線撮像システムZの基本構造]
図1は、本実施形態に係るX線撮像システムZの構造を示す図である。また、図2は、それぞれの撮像部110の構成を示す図である。
図1に示すように、X線撮像システムZにおいて、検査対象物Bは、ベルトコンベア等の第1搬送部121に載置され、太矢印の方向(y方向)に移動されつつ、2つのX線射出部111a,111b及び2つのX線受光部112a,112bによってX線撮像される。このような第1搬送部121を有することにより、検査対象物Bを移動させつつ、X線撮像を行うことができる。
ここで、検査対象物Bは、立体的構造を有しており、第1搬送部121による進行方向に対して横方向(x方向)に長尺の箱型の形状を有している。そして、検査対象物Bは、本体部Pcに対し、横方向の端部にリブ等の突出部Pa,Pbを有している。ここでは、突出部Pa,Pbにおける異常をX線撮像によって検査するものとする。
また、X線撮像システムZには、検査対象物BのX線撮像を制御する制御装置200が設けられている。
図2に示すように、X線撮像システムZは、X線射出部111a及びX線受光部112aを有する第1撮像部110aと、X線射出部111b及びX線受光部112bを有する第2撮像部110bとを有する。第1撮像部110a及び第2撮像部110bを合わせて撮像部110と称する。また、X線射出部111a及びX線射出部111bを合わせてX線射出部111と称する。同様に、X線受光部112a及びX線受光部112bを合わせてX線受光部112と称する。なお、X線受光部112は、図1及び図2に示すようにラインセンサである。
図2に示すように、それぞれの撮像部110は、X線射出部111と、X線受光部112とが対となって、互いに略対向するように設置されている。そして、図1及び図2に示すように、X線射出部111は、アクチュエータ等の第1移動部113に設置されている。そして、X線射出部111は、第1モータ115によって第1移動部113を移動することで、X線の射出位置を調整する。同様に、図1及び図2に示すように、X線受光部112は第2移動部114に設置されている。X線受光部112は、アクチュエータ等の第2モータ116によって第2移動部114を移動する。X線射出部111及びX線受光部112の移動方向は、検査対象物Bの移動方向に対して横断方向である(図1及び図2の細い両矢印;図1のx方向)。
ここで、X線射出部111及びX線受光部112は、制御装置200によって、それぞれ移動される。X線射出部111及びX線受光部112は、X線受光部112がX線射出部111の真下に位置したり、X線受光部112がX線射出部111の斜め下に位置したりする。つまり、X線射出部111、X線受光部112は、突出部Pa,Pbの撮像に対し、好適な位置となるよう、それぞれ移動する。
このような構成とすることで、検査対象物BがX線射出部111aの下方に位置したとき、X線射出部111aが突出部Paの撮像に好適な位置となるようにX線射出部111a(及びX線受光部112a)の位置をセットすることができる。同様に、検査対象物BがX線射出部111bの下方に位置したとき、X線射出部111bが突出部Pbの撮像に好適な位置となるようにX線射出部111b(及びX線受光部112b)の位置をセットすることができる。
第1撮像部110a及び第2撮像部110bは、図4に示すように、検査対象物Bの進行方向に対して前後に距離Δ1(図4参照)だけずらされた状態で設置されている。ここで、図1及び図2に示すように、第1撮像部110aのX線射出部111a及びX線受光部112bは突出部PaをX線撮像する。同様に、第2撮像部110bのX線射出部111a及びX線受光部112bは突出部PbをX線撮像するものとする。
制御装置200は、前記したように第1モータ115及び第2モータ116のそれぞれを制御することによりX線射出部111及びX線受光部112の横方向(x方向)位置を調節する。そして、所定のタイミングで制御装置200は、それぞれの撮像部110におけるX線射出部111にX線を射出させるとともに、X線受光部112から受光信号を取得する。その後、制御装置200は、受光信号を基にX線画像を生成し、生成したX線画像を表示装置300に表示させる。
なお、本実施形態では撮像部110が2つ設置されているが、3つ以上設置されてもよい。撮像部110の数は、撮像対象(突出部Pa,Pb)の数に対応させるのが好ましい。
なお、図1に示すように検査対象物Bには、識別情報Dがバーコード等で印刷されて(付されて)いる。
[X線撮像システムZの外観及び断面構造]
図3及び図5は、X線撮像システムZの外観図を示し、図4は、X線撮像システムZの断面構造図を示す。なお、図3は、外枠体131の入口151側から見た図を示し、図5は、外枠体131の出口152側から見た図をしめしている。また、図4は、図3のA−A断面図である。そして、図3〜図5において、図1及び図2と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。また、適宜図1及び図2を参照する。
図3〜図5に示すように、それぞれの撮像部110を取り囲むように外枠体131が設置されている。外枠体131は、外光を遮断し、かつ、X線が透過しないよう鉛含有硬質材で天面及び左右側面が構成されている。このような外枠体131が備えられることにより、精度の高いX線撮像が可能となる。
[入口151及び出口152]
そして、図3に示すように外枠体131において検査対象物Bが取り込まれる入口151には入口側カーテン132が設けられている。同様に、図5に示すように外枠体131において検査対象物Bが排出される出口152には出口側カーテン136が設けられている。
入口側カーテン132及び出口側カーテン136は、柔軟部材、具体的には、鉛含有柔軟材で構成されている。このように、入口側カーテン132及び出口側カーテン136を鉛含有柔軟材で構成することにより、入口151及び出口152からX線が漏れ出るのを防ぐことができるとともに、検査対象物Bの取り込み及び排出をスムーズに行うことができる。
[位置調整部134]
図3に示すように、搬送部において、外枠体131の入口151の前段には位置調整部134が備えられている。位置調整部134は、例えば、検査対象物Bの位置・姿勢をX線撮像に適したものに調整する。具体的には、位置調整部134は、例えば、左右方向(図3のx方向)に動くことで、検査対象物Bの位置・姿勢をX線撮像に適したものに調整する。つまり、位置調整部134は、撮像対象となる突出部Pa,Pbが第1搬送部121の帯幅方向において、撮像部110に対応する位置となるよう検査対象物Bの位置・姿勢を調整する。なお、図3では、位置調整部134が第1搬送部121に設置しているようにみえるが、実際には位置調整部134は、第1搬送部121とともに移動しないように設置されている。なお、位置調整部134は、マニュピレータのようなものでもよい。
このような位置調整部134を有することにより、検査対象物Bの位置・姿勢をX線撮像に適したものにすることができる。
[読取部133]
図3及び図4に示すように、外枠体131の入口151の上部には読取部133が備えられている。読取部133は、検査対象物Bの上部(天面上)に印刷されているバーコード等の識別情報D(図1参照)を読み取る。読み取られた識別情報Dを制御装置200が取得する。制御装置200は、取得した識別情報Dを基に、記憶装置230に格納されている形状データから、検査対象物Bのサイズ・形状情報231を取得する。そして、制御装置200は、取得した検査対象物Bのサイズ・形状情報231を基に、それぞれの撮像部110におけるX線射出部111及びX線受光部112の位置を調整する。この処理については後記する。
また、制御装置200は、取得した識別情報Dを基に予め登録識別情報232(図10参照)に登録された識別情報Dであるか否かを判定する。
[検出センサ135]
図4に示すように、外枠体131の内部には検出センサ135が設けられている。検出センサ135は、例えば、赤外線発光部と、赤外線受光部とを有する光電センサ等であり、検査対象物Bによって赤外線が遮られることによって検査対象物Bの通過が検出される。制御装置200は、検出された検査対象物Bの通過タイミングを基に、それぞれの撮像部110におけるX線射出のオン・オフのタイミングを決定する。この処理については後記する。このため、検出センサ135は、最初にX線撮像を行う第1撮像部110aの前段に備えられる。
[排除部140]
図5に示すように、外枠体131の出口152の後段には排除部140が設けられている。排除部140は、押出部141及び第2搬送部142を有している。それぞれの撮像部110によるX線画像を基に行われた検査の結果、異常が発見されると、制御装置200は押出部141を図5の細い矢印方向(第2搬送部142が存在する方向)に動作させる。なお、図5の太矢印は第1搬送部121における検査対象物Bの搬送方向を示す。これにより、検査対象物Bは第2搬送部142に移動させられ、第2搬送部142によって図示しない廃棄処理場へ搬送される。このような排除部140を有することにより、異常が発見された検査対象物Bを容易、かつ、すみやかに排除することができる。
図6は、第1搬送部121と第2搬送部142との位置関係を示す図である。
図6に示すように、第2搬送部142は、第1搬送部121より所定距離Δ2だけ低く設置されている。このような位置関係とすることで、一度、第2搬送部142に送られた検査対象物Bが誤って第1搬送部121に戻ってしまうことを防ぐことができる。
[第1搬送部121]
図7は、第1搬送部121の構成を示す図であり、図8は第1搬送部121におけるベース板125の構成を示す図である。
第1搬送部121は、前記したように、一般的なベルトコンベアである。そして、図7に示すように第1搬送部121は、プーリ123、樹脂製の輪状搬送ベルト122を有し、プーリ123によって輪状搬送ベルト122が回転することで検査対象物Bが搬送される。しかし、樹脂製の輪状搬送ベルト122は柔らかいため、重量のあるものが載置されると、たわんでしまう。
そこで、一般的にベルトコンベアでは、図7に示すように硬質部材で構成されるベース板125が輪状搬送ベルト122の上部裏側に設けられている。ここで、ベース板125は、固定されており、輪状搬送ベルト122とともに動くものではない。しかし、ベース板125は、前記したように硬質部材であるため、X線が透過しにくい。ベース板125を透過させるほど強いX線を射出可能なX線射出部111は高価なものとなってしまう。
そこで、本実施形態では、図8に示すようにベース板125にスリット126a,126bを設けている。ここで、スリット126aは、X線射出部111の移動範囲及びX線の照射範囲に対応するよう設けられている。同様に、スリット126bは、X線射出部111の移動範囲及びX線の照射範囲に対応するよう設けられている。このような構成とすることで、高価なX線射出部111を用意しなくてもX線撮像が可能となる。
なお、図3〜図5で明らかなように、第1搬送部121は外枠体131の入口151及び出口152間の距離より長い距離を有する。
[検査対象物Bの形状の例]
図9は、本実施形態で用いられる検査対象物Bの一例を示す図である。
図9では、検査対象物Bの上面図を示している。
図9に示すように、本実施形態に係るX線撮像システムZで検査される検査対象物Bは、複雑な(3次元)形状を有した樹脂製のものである。また、X線撮像システムZでは、図9の突出部Pc〜Pe(例えば、フランジ)が検査対象となる。このように、本実施形態では、複雑な形状、かつ、撮像対象とする箇所が決まっている検査対象物Bが対象となる。図1における検査対象物Bについては、検査対象物Bの長手方向を単に搬送方向にそろえることで、これまでのX線撮像システムでも撮像が可能である。しかし、実際には、図9に示すような複雑、かつ、撮像対象とする箇所が決まっている検査対象物Bが対象となる。このため、これまでのX線撮像システムでは、単に検査対象物Bの方向を変えるだけでは、撮像対象部位が影になることを避けることができない場合がある。
本実施形態のX線撮像システムZによれば、それぞれの撮像部110の位置を検査対象物Bの撮像対象部位(突出部Pa,Pb)それぞれの撮像に好適な位置にX線射出部111をセットすることができる。これにより、影の元となる部位を透過させるような射出エネルギの大きいX線射出部を用いなくても、安価なX線射出部111を使用して、図9のような複雑な形状の検査対象物Bの撮像も可能となる。
なお、図9のように突出部Pc〜Peが3つ存在する検査対象物BをX線撮像する場合、突出部Pc〜Peそれぞれに対応するよう撮像部110が3つ備えられるのが好ましい。
[制御装置200]
図10は、本実施形態で用いられる制御装置200のハードウェア構成を示す図である。
制御装置200は、PC(Personal Computer)等で構成されている。そして、制御装置200は、メモリ210、CPU(Central Processing Unit)220、HD(Hard Disk)等の記憶装置230、キーボード、マウス等の入力装置241、NIC(Network Interface Card)等の通信装置242を有している。
そして、記憶装置230に格納されているプログラムがメモリ210にロードされ、CPU220によって実行される。これにより、撮像部調整処理部211、撮像処理部212、画像処理部213及び排除処理部214が具現化する。
撮像部調整処理部211は、それぞれの撮像部110における第1モータ115、第2モータ116を駆動することで、X線射出部111及びX線受光部112のそれぞれを移動させる。
撮像処理部212は、それぞれの撮像部110におけるX線射出部111からX線を射出させると共に、X線受光部112から信号を受信する。
画像処理部213は、それぞれの撮像部110でX線撮像された画像(X線画像)を加工することで、異常部位を検出する。
排除処理部214は、押出部141を制御することで、撮像対象ではない検査対象物Bや、異常部位が検出された検査対象物Bを第2搬送部142へ排出する。
なお、撮像部調整処理部211、撮像処理部212、画像処理部213及び排除処理部214が行うその他の処理については後記する。
記憶装置230には、サイズ・形状情報231及び登録識別情報232が格納されている。
サイズ・形状情報231は、検査対象物Bのサイズや、形状(突出部Pa,Pbの部位に関する情報)等が検査対象物Bに付されている識別情報Dと対応付けられて格納されている。
登録識別情報232には、X線撮像システムZによるX線撮像の対象となる検査対象物Bに付されている識別情報Dがリストとして格納されている。
[フローチャート]
図11は、本実施形態におけるX線撮像システムZが行う処理手順を示すフローチャートである。適宜、図1〜図10を参照する。
まず、ユーザによって検査対象物Bが第1搬送部121に載置される(S101)。
第1搬送部121によって検査対象物Bが搬送される途中において、位置調整部134による検査対象物Bの位置・姿勢が調整される(S102)。
そして、検査対象物Bが外枠体131の内部に入る直前において、読取部133が検査対象物Bに付されている識別情報Dを読み取る(S111)。
次に、制御装置200の撮像処理部212は、読み取られた識別情報Dと、記憶装置230に格納されている登録識別情報232とを比較することで、検査対象物Bが撮像対象であるか否かを判定する(S112)。
撮像対象でない場合(S112→No)、制御装置200はステップS133へ処理を進める。
撮像対象である場合(S112→Yes)、制御装置200の撮像部調整処理部211は、読み取った識別情報Dをキーとして記憶装置230のサイズ・形状情報231を参照する。そして、撮像部調整処理部211は、サイズ・形状情報231から対象となる検査対象物Bのサイズ・形状の情報を取得する(S113)。
撮像部調整処理部211は、取得したサイズ・形状の情報を基に、それぞれの撮像部110における第1モータ115及び第2モータ116を駆動させる。これによって、それぞれの撮像部110(X線射出部111及びX線受光部112)の位置がX線撮像に好適な位置に調整される(S114)。
続いて、検出センサ135が外枠体131内における検査対象物Bの通過を検出する(S121)。そして、制御装置200の撮像処理部212が検査対象物Bの通過時刻を基に、それぞれの撮像部110における撮像タイミングを算出する(S122)。具体的には、撮像処理部212は、検査対象物Bの通過時刻、第1搬送部121の搬送速度、検出センサ135からの第1撮像部110a、第2撮像部110bそれぞれの距離を基に、どのタイミングで撮像処理を行えばよいかを算出する。
そして、撮像処理部212は、第1撮像部110aによる撮像タイミングになると、第1撮像部110aによるX線撮像を行う(S123)。具体的には、これまでオフだった第1撮像部110aのX線射出部111によるX線射出を所定時間オンにした後、X線射出を再びオフとする。X線射出をオンとする時間は、ステップS113で取得したサイズ・形状情報231から得られる突出部Paの形状及びサイズを基に算出される。
そして、撮像処理部212は、第2撮像部110bによる撮像タイミングになると、第2撮像部110bによるX線撮像を行う(S124)。具体的には、これまでオフだった第2撮像部110bのX線射出部111によるX線射出を所定時間オンにした後、X線射出を再びオフとする。X線射出をオンとする時間は、ステップS113で取得したサイズ・形状情報231から得られる突出部Pbの形状及びサイズを基に算出される。このように撮像に必要な間だけX線射出部111がオンとなることで、電気代の節約が可能となるとともに、消耗品であるX線射出部111を長持ちさせることができる。
続いて、制御装置200の画像処理部213は、第1撮像部110a、第2撮像部110bのそれぞれにおけるX線受光部112から取得した信号を基に画像を生成し、さらに画像処理を行うことで異常の検出処理を行う(S131)。ステップS131の処理は後記する。
制御装置200の排除処理部214は異常が検出されたか否かを判定する(S132)。
異常が検出されなかった場合(S132→No)、制御装置200は処理を終了する。
異常が検出された場合(S132→Yes)、排除処理部214は排除部140による検査対象物Bの排除処理を行い(S133)、制御装置200は処理を終了する。排除部140による排除処理は図5及び図6で説明済みである。
[画像解析]
図12〜図14Cは画像処理の例を示す図である。
図12は、検査対象物Bにおける検査対象部が表示されている表示装置300を示す。図12において、表示領域301aには第1撮像部110aでX線撮像されたX線画像が表示されており、表示領域301bには第2撮像部110bでX線撮像されたX線画像が表示されている。つまり、表示領域301aに表示されている画像は、図1の突出部PaのX線画像であり、表示領域301bに表示されている画像は、図1の突出部PbのX線画像である。
ここで、符号321は図1の突出部Paに相当する画像であり、符号322は検査対象物Bの本体部Pcの一部である。同様に、符号331は図1の突出部Pbに相当する画像であり、符号332は検査対象物Bの本体部Pcの一部である。
図13A〜図13Cは、表示領域301aに表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である。
まず、図13Aに示す画像は、第1撮像部110aのX線受光部112から受信した信号を基に制御装置200の画像処理部213によって生成されたX線画像である。ここで、図13A〜図13Cにおいて、符号321及び符号322は図12と同様である。
次に、画像処理部213は、図13Bに示すように、図13Aに示すX線画像に対して二値化処理等の所定階調の濃淡処理を実行する。
そして、画像処理部213は、所定階調の濃淡処理が実行されることで、欠陥部が強調された図13Bに示す画像から図13Cに示すような内部欠陥画像311を取得する。
図14A〜図14Cは、表示領域301bに表示されているX線画像の画像解析手順を示す図である。ここで、図14A〜図14Cにおいて、符号331及び符号332は図12と同様である。
まず、図14Aに示す画像は、第2撮像部110bのX線受光部112から受信した信号を基に制御装置200の画像処理部213によって生成されたX線画像である。
次に、画像処理部213は、図14Bに示すように、図14Bに示すX線画像に対して二値化処理等の所定階調の濃淡処理を実行する。
そして、画像処理部213は、所定階調の濃淡処理が実行されることで、欠陥部が強調された図14Bに示す画像から図14Cに示すような内部欠陥画像312を取得する。
このような画像処理によって、内部欠陥画像311,312が取得されることにより、欠陥の検出精度を向上させることができる。
本実施形態によれば、複数(本実施形態では2つ)の撮像部110は、検査対象物Bにおいて異なる箇所のX線画像を取得するよう配置される。このようにすることで、低コストで、複雑、かつ、立体的な形状を有している検査対象物Bにおける特定の部分のX線撮像が可能となる。つまり、複数のX線射出部111を検査対象物Bの移動方向に対して横断方向に移動させることで、大きな射出エネルギを有さなくても、1つのX線射出部からX線が射出される形式だと影が生じてしまうような部位の撮像が可能となる。一般に、X線射出部111は、出力の2乗に対応してコストが高くなる。したがって、本実施形態のように、撮像対象に応じた数だけX線射出部111が備えられても、X線射出部111が安価であれば、出力の大きいX線射出部を備えるよりX線撮像システムZのコストを安価にすることができる。
また、本実施形態では、X線射出部111を検査対象物Bの移動方向に対して、横断方向に移動させる第1移動部113を有している。さらに、X線受光部112を検査対象物Bの移動方向に対して、横断方向に移動させる第2移動部114を有している。このような構成とすることで、撮像部110が撮像対象の位置へ容易に移動することが可能となる。
さらに、本実施形態では、第1撮像部110a及び第2撮像部110bが、検査対象物Bの移動方向に所定量ずらして配置されている。このようにすることで、それぞれの撮像部110の撮像範囲が重複しないようにすることができる。
そして、本実施形態では、読取部133によって読み取られた識別情報Dを基に、撮像対象の検査対象物Bであるか否かが判定され、撮像対象の検査対象物Bであれば撮像処理が行われる。このようにすることで、撮像対象ではない検査対象物Bの撮像を行わないですむため、電気代節約の実現や、消耗品であるX線射出部111を長持ちさせることができる。
また、本実施形態では、読取部133によって読み取られた識別情報Dを基に、検査対象物Bのサイズ・形状に関する情報が取得される。そして、この情報に基づいてX線射出部111及びX線受光部112の位置調整が行われる。このようにすることで、X線撮像の効率を向上させることができる。
[ステルスインク]
図15は、ステルスインクで印刷されている識別情報Daを有する検査対象物Bの例を示す図である。
図15は、検査対象物Bの上面を示す図であり、検査対象物Bの上面(天面)にステルスインクで識別情報Daが印刷されている。ステルスインクで印刷されている識別情報Daは、読取部133(図3及び図4参照)によって読み取られる。この際、読取部133は、紫外線、赤外線等といったステルスインクを浮かび上がらせる光を照射することで、ステルスインクで印刷されている識別情報Daを読み取る。
このように、識別情報Daをステルスインクで印刷することによって、検査対象物Bの情報について秘匿性を高めることができる。
[撮像部110の変形例]
図16は、撮像部110の変形例を示す図である。
第3撮像部110cは、X線受光部112cが面センサとなっている。同様に、第4撮像部110dは、X線受光部112dが面センサとなっている。
このようにすることで、一度にX線画像を取得することができるため、処理時間を短縮することができる。
なお、第1搬送部121、第2搬送部142はベルトコンベアであるとしたが、これに限らない。例えば、ローラコンベア等としてもよい。
また、前記した各構成、機能、各部211〜214、記憶装置230等は、それらの一部、または、すべてを、例えば集積回路で設計すること等によりハードウェアで実現してもよい。また、図10に示すように、前記した各構成、機能等は、CPU220等のプロセッサがそれぞれの機能を実現するプログラムを解釈し、実行することによりソフトウェアで実現してもよい。各機能を実現するプログラム、テーブル、ファイル等の情報は、HDに格納すること以外に、メモリ210や、SSD(Solid State Drive)等の記録装置、または、IC(Integrated Circuit)カードや、SD(Secure Digital)カード、DVD(Digital Versatile Disc)等の記録媒体に格納することができる。
また、各実施形態において、制御線や情報線は説明上必要と考えられるものを示しており、製品上必ずしもすべての制御線や情報線を示しているとは限らない。実際には、ほとんどすべての構成が相互に接続されていると考えてよい。
110 撮像部
110a 第1撮像部
110b 第2撮像部
110c 第3撮像部
110d 第4撮像部
111,111a,111b X線射出部
112,112a〜112d X線受光部
113 第1移動部
114 第2移動部
121 第1搬送部
126a,126b スリット(開口部)
131 外枠体
132 入口側カーテン(カーテン)
133 読取部
134 位置調整部(位置合わせ部)
135 検出センサ(通過検出部)
136 出口側カーテン(カーテン)
141 押出部
142 第2搬送部
151 入口
152 出口
200 制御装置(制御部)
211 撮像部調整処理部(制御部)
212 撮像処理部(制御部)
213 画像処理部
214 排除処理部(押出制御部)
D 識別情報
Da 識別情報(ステルスインクで印刷されている)
Z X線撮像システム
前記した課題を解決するため、本発明は、検査対象物の形状に関する情報である形状情報を記憶している記憶部を有し、一定方向に移動する立体の前記検査対象物の突出部の影の部位にX線を照射してX線画像を撮像する撮像部前記形状情報の撮像対象部位の数に応じて複数備えられているX線撮像システムにおいて前記記憶部から、前記形状情報を取得し、取得した前記検査対象物の形状に関する情報を基に、それぞれの前記撮像部に対して、前記検査対象物における前記撮像対象部位を割り振り割り振られた前記撮像対象部位を撮像するのに好適な位置となるよう、前記撮像部を移動させる制御部を有することを特徴とする。
その他の解決手段については、実施形態中で後記する。
110 撮像部
110a 第1撮像部
110b 第2撮像部
110c 第3撮像部
110d 第4撮像部
111,111a,111b X線射出部
112,112a〜112d X線受光部
113 第1移動部
114 第2移動部
121 第1搬送部
126a,126b スリット(開口部)
131 外枠体
132 入口側カーテン(カーテン)
133 読取部
134 位置調整部(位置合わせ部)
135 検出センサ(通過検出部)
136 出口側カーテン(カーテン)
141 押出部
142 第2搬送部
151 入口
152 出口
200 制御装置(制御部)
211 撮像部調整処理部(制御部)
212 撮像処理部(制御部)
213 画像処理部
214 排除処理部(押出制御部)
D 識別情報
Da 識別情報(ステルスインクで印刷されている)
Pa〜Pe 突出部
Z X線撮像システム

Claims (16)

  1. 一定方向に移動する立体の検査対象物の所定範囲にX線を照射してX線画像を撮像する撮像部
    を備え、
    前記撮像部は、複数備えられ、
    それぞれの前記撮像部は、前記検査対象物において異なる箇所の前記X線画像を取得するよう配置される
    ことを特徴とするX線撮像システム。
  2. それぞれの前記撮像部は、
    前記X線を射出するX線射出部と、
    前記X線射出部を前記検査対象物の移動方向に対して、横断方向に移動させる第1移動路と、
    前記X線射出部に対して対向して設置され、前記X線射出部から射出された後、前記検査対象物の前記所定範囲を透過した透過X線を受光するX線受光部と、
    前記X線受光部を前記検査対象物の移動方向に対して、横断方向に移動させる第2移動路と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載のX線撮像システム。
  3. 前記撮像部を制御する制御部を有し、
    それぞれの前記撮像部は、前記検査対象物の移動方向に所定量ずらして設置され、
    前記制御部は、
    それぞれの前記撮像部の撮像範囲が、それぞれの前記撮像部が撮像する前記検査対象物の撮像部位を撮像可能となるよう、それぞれの前記撮像部の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線撮像システム。
  4. 前記撮像部を制御する制御部を
    有することを特徴とする請求項2に記載のX線撮像システム。
  5. 前記検査対象物に付与された識別情報を読み取る読取部を有し、
    前記制御部は、
    前記読取部によって読み取られた前記識別情報が、予め登録された識別情報である場合、それぞれの前記撮像部による撮像を実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線撮像システム。
  6. 前記識別情報は、可視光が照射されている状態では視認不可能であるが、不可視光が照射されることで視認可能となるステルスインクで印刷されており、
    前記読取部は、前記検査対象物における前記識別情報が印刷されている部位に、前記不可視光を照射した後、前記識別情報を読み取る
    ことを特徴とする請求項5に記載のX線撮像システム。
  7. 前記識別情報と、前記検査対象物の形状に関する情報である形状情報とが、記憶部に記憶されており、
    前記制御部は、
    前記読取部によって読み取られた前記識別情報を基に、前記記憶部に記憶されている前記形状情報を取得し、
    取得した前記形状情報を基に、それぞれの前記撮像部における前記X線射出部及び前記X線受光部の位置を調整する
    ことを特徴とする請求項5に記載のX線撮像システム。
  8. 前記検査対象物が所定の位置を通過したことを検出する通過検出部を有し、
    前記制御部は、
    前記通過検出部により、前記検査対象物が所定の位置を通過したことが検知されると、それぞれの前記撮像部の位置に前記検査対象物が位置するタイミングを算出し、算出した、それぞれの前記タイミングで、当該タイミングに対応する前記撮像部による撮像を実行する
    ことを特徴とする請求項4に記載のX線撮像システム。
  9. 外光を遮断する外枠体が前記撮像部の周囲に設置されており、
    前記外枠体は、鉛含有硬質材で天面及び左右側面が構成され、前記検査対象物を取り込む入口と、前記検査対象物を排出する出口とに、鉛含有柔軟材で複数の短冊状に構成するカーテンを配する
    ことを特徴とする請求項1に記載のX線撮像システム。
  10. 少なくとも前記外枠体の入口及び出口の間隔より大きい長さを有すると共に、前記入口及び出口以下の所定帯幅を有し、前記検査対象物を搬送する第1搬送部を有し、
    前記第1搬送部の一部が前記外枠体の入口及び出口の間に配設されること、
    を特徴とする請求項9に記載のX線撮像システム。
  11. 前記第1搬送部は、
    それぞれの前記撮像部に対応する位置に、前記X線を透過可能な開口部
    を有することを特徴とする請求項10に記載のX線撮像システム。
  12. 前記撮像部で撮像された前記X線画像を処理する画像処理部を有し、
    前記画像処理部は、
    それぞれの前記撮像部において撮像された前記X線画像を取得し、
    それぞれの前記撮像部において撮像された、それぞれの前記X線画像に対し、異常を検出する画像処理を実行する
    ことを特徴とする請求項10に記載のX線撮像システム。
  13. 前記外枠体の出口の後段における前記第1搬送部と並走する第2搬送部と、
    前記外枠体の出口から排出され、前記第1搬送部を搬送されている前記検査対象物を、前記第2搬送部へ押し出す押出部と、
    前記押出部によって、前記画像処理によって異常が検出された前記検査対象物を前記第2搬送部に搬出する押出制御部と
    を有することを特徴とする請求項12に記載のX線撮像システム。
  14. 前記第1搬送部は、前記外枠体の入口の前段に、それぞれの前記撮像部による撮像を行う際に、前記検査対象物が、前記検査対象物の移動方向に対して、横断方向における好適な位置となるよう調整する位置合せ部を
    有することを特徴とする請求項11に記載のX線撮像システム。
  15. 前記X線受光部は、ラインセンサまたは面センサである
    ことを特徴とする請求項2に記載のX線撮像システム。
  16. 読取部が、一定方向に移動する立体の検査対象物に付されている識別情報を読み取る識別情報読取ステップと、
    読み取った前記識別情報を基に前記検査対象物のサイズ及び形状に関する情報である形状情報を記憶部から取得する形状情報取得ステップと、
    撮像部調整処理部が、取得した前記形状情報に基づいて、それぞれの撮像部を、前記検査対象物の移動方向に対して横断方向における位置を調整する撮像部調整ステップと、
    撮像処理部が、それぞれの前記撮像部による前記検査対象物の撮像を行う撮像ステップと、
    を実行することを特徴とするX線撮像方法。
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