JP2020190259A - ヒンジ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】扉と筐体の隣接板部との間の隙間を小さくすることができるヒンジ装置を提供する。【解決手段】ヒンジ装置5は、筐体2に取り付けられる本体6と、扉3に取り付けられ、本体6に対して揺動可能なアーム7と、を備える。本体6は、閉じ位置にある扉3に隣接する筐体2の隣接板部2cに取り付けられる。アーム7の回転中心4は、隣接板部2cの厚みt2の範囲内にある。【選択図】図6

Description

本発明は、筐体に取り付けられる本体と、扉に取り付けられ、本体に対して揺動可能なアームと、を備えるヒンジ装置に関する。
この種のヒンジ装置として、図14(a)に示すように、筐体62に取り付けられる本体66と、扉63に取り付けられ、本体66に対して揺動可能なアーム67と、を備えるヒンジ装置65が開示されている(特許文献1参照)。表側からヒンジ装置65が見えないように、ヒンジ装置65は筐体62と扉63の裏面に取り付けられる。筐体62には、閉じ位置にある扉63に隣接する隣接板部62cが形成される。ヒンジ装置65の本体66は、隣接板部62cの裏面に取り付けられる。ヒンジ装置65のアーム67は、扉63の裏面に取り付けられる。アーム67は、本体66に対して軸68の回りを揺動する。扉63はアーム67と共に、図14(a)に示す閉じ位置から図14(b)に示す開き位置まで軸68の回りを揺動する。
実開昭58−143955号
この種のヒンジ装置において、扉63を開く際、扉63は軸68を中心とした円弧の軌跡に沿って移動する。互いに対向する扉63の端部と隣接板部62cの端部とが干渉しないように、扉63と隣接板部62cとの間には目地と呼ばれる隙間δを空ける必要がある。しかし、この隙間δは、見栄えを悪くしたり、ごみ等の異物が入るのを許容したりする。
そこで、本発明は、扉と筐体の隣接板部との間の隙間を小さくすることができるヒンジ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、筐体に取り付けられる本体と、扉に取り付けられ、前記本体に対して揺動可能なアームと、を備え、前記本体が、閉じ位置にある前記扉に隣接する前記筐体の隣接板部に取り付けられ、前記アームの回転中心が、前記隣接板部の厚みの範囲内にあるヒンジ装置である。
本発明によれば、アームの回転中心が筐体の隣接板部の厚みの範囲内にあるので、扉と隣接板部との間の隙間が小さくても、扉と隣接板部とが干渉するのを防止することができる。
本発明の第1の実施形態のヒンジ装置を使用したキャビネットの斜視図である。 隣接板部と扉の上面側斜視図である。 隣接板部と扉の下面側斜視図である。 本実施形態のヒンジ装置の分解斜視図である。 図1の左右方向に沿ったヒンジ装置の断面図である。 図1の前後方向に沿ったヒンジ装置の断面図である(図6(a)は扉の閉じ位置、図6(b)は扉の40°開き位置を示す)。 図1の前後方向に沿ったヒンジ装置の断面図である(図7(a)は扉の80°開き位置、図7(b)は扉の開き位置を示す)。 本発明の第1の実施形態のヒンジ装置を使用したキャビネットの他の例の斜視図である。 図8の左右方向に沿ったヒンジ装置の断面図である。 本発明の第2の実施形態のヒンジ装置を使用したキャビネットの斜視図である。 扉、ヒンジ装置、筐体の分解斜視図である。 本発明の第2の実施形態のヒンジ装置の分解斜視図である。 図10の左右方向に沿った断面図である。 従来のヒンジ装置の断面図である(図14(a)は扉の閉じ位置、図14(b)は扉の開き位置を示す)。
以下、添付図面に基づいて、本発明の実施形態のヒンジ装置を詳細に説明する。ただし、本発明のヒンジ装置は種々の形態で具体化することができ、本明細書に記載される実施形態に限定されるものではない。本実施形態は、明細書の開示を十分にすることによって、当業者が発明の範囲を十分に理解できるようにする意図をもって提供されるものである。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態のヒンジ装置5を使用したキャビネット1の斜視図を示す。2は筐体、3は扉である。筐体2は、箱状であり、底板2aと、側板2bと、を備える。側板2bは、枠状である。側板2b上には、側板2b上の一部を覆う隣接板部2cが設けられる。隣接板部2cは、筐体2の天板を構成する。
扉3は、上開き式である。扉3は、側板2bと隣接板部2cによって形成される開口を開閉する。扉3は、水平面内にある閉じ位置(図6(a)参照)から上方に開き位置(図7(b)参照)まで開く。閉じ位置おいて、扉3は、側板2b上に載る。閉じ位置にある扉3には、隣接板部2cが隣接する(図6(a)参照)。扉3の表面と隣接板部2cの表面とは、実質的に同一平面にある。扉3の厚みt1と隣接板部2cの厚みt2は、実質的に同一である(図6(a)参照)。
なお、以下では、説明の便宜上、キャビネットを正面視したときの方向、すなわち図1に示す前後、上下、左右の各方向を用いてヒンジ装置5の構成を説明する。もちろん、ヒンジ装置5の配置は、これに限られるものではない。
図2は、隣接板部2cと扉3の斜視図を示す。隣接板部2cには、例えば左右一対のヒンジ装置5が取り付けられる。ヒンジ装置5の個数は、限定されるものではない。ヒンジ装置5は、隣接板部2cに取り付けられる本体6と、本体6に対して回転中心4(図1参照)の回りを回転可能なアーム7と、を備える。本体6は、隣接板部2cの裏面にねじ等の締結部材8によって取り付けられる。本体6には、締結部材8が挿入される取付け穴が形成される。アーム7は、扉3の裏面にねじ等の締結部材9によって取り付けられる。アーム7には、締結部材9が挿入される取付け穴が形成される。アーム7は、本体6に対して軸10の回りを揺動する。扉3は、アーム7と共に軸10の回りを揺動する。11はアーム7を覆うアームカバーである。
図3に示すように、隣接板部2cの裏面には、凹部12が形成される。凹部12は、隣接板部2cの扉3側の端部から溝状に延びる。図2に示すように、凹部12には、本体6の凸部6aが嵌合する。凸部6aには、アーム7の回転中心4を構成する軸10が配置される。軸10は、凹部12に収容される。
図4は、ヒンジ装置5の分解斜視図を示す。ヒンジ装置5は、本体6と、アーム7と、を備える。本体6は、ケース13と、ケース13に収容される力付与機構14と、を備える。ケース13は、取付けプレート17と、取付けプレート17の下面に取り付けられる下プレート18と、を備える。アーム7は、取付けプレート17に軸10を介して揺動可能に支持される。軸10は、水平方向を向く。下プレート18には、力付与機構14が収容される。以下に、アーム7、取付けプレート17、下プレート18、力付与機構14を順番に説明する。
アーム7は、湾曲する。アーム7の内周側には、扉3を開く際、隣接板部2cとの干渉を避けるための円弧状の切欠き7aが形成される。アーム7の一端部には、軸10が入る穴7bが形成される。アーム7の他端部には、取付け穴7cが形成される。アーム7は、中央の樹脂製のアーム本体7−1と、アーム本体7−1の左右の側面に取り付けられる金属製の一対の補強アーム7−2と、から構成される。アーム7は、単一の部材から構成されもよい。19は軸10が入るカラーである。アームカバー11は、アーム7に着脱可能に取り付けられる。
取付けプレート17は、金属板を曲げ加工することで形成される。取付けプレート17は、隣接板部2cの裏面に接する左右一対の取付け部17aと、取付け部17aに対して折れ曲がり、隣接板部2cの凹部12に入る左右一対の壁部17bと、左右一対の壁部17bを連結するウェブ部17cと、を備える。取付け部17aと壁部17bは略直角である。壁部17bとウェブ部17cは略直角である。ウェブ部17cは、取付け部17aと平行である。壁部17bとウェブ部17cによって、断面コ字状の凸部6aが構成される。取付け部17aには、取り付け穴が形成される。取付け部17aには、スライダ21のストッパ21aが嵌められる溝17a1が形成される。壁部17bには、軸10の両端部が挿入される穴17b1が形成される。ウェブ部17cには、軸10の近傍のアーム7との干渉を避けるように切欠き17c1が形成される。
下プレート18は、金属板を曲げ加工することで形成される。下プレート18は、取付けプレート17の取付け部17aに接する左右一対の取付け部18aと、取付け部18aに対して折れ曲がる左右一対の壁部18bと、一対の壁部18bを連結するウェブ部18cと、を備える。取付け部18aと壁部18bは略直角である。壁部18bとウェブ部18cは略直角である。ウェブ部18cは、取付け部18aと平行である。下プレート18は、かしめ等の固定手段によって取付けプレート17に固定される。取付け部18aには、取付け穴が形成される。ウェブ部18cの後端部には、受け片18c1が形成される。ウェブ部18cには、アーム7との干渉を避けるための切欠き18c2が形成される。
力付与機構14は、リンク20、スライダ21、付勢手段としてのばね23、ダンパ22、受け体24を備える。
スライダ21は、ケース13に前後方向にスライド可能に収容される。スライダ21には、取付けプレート17の溝17a1に入るストッパ21aが形成される。スライダ21の前方向への移動は、ストッパ21aによって制限される。スライダ21には、アーム7との干渉を避けるための切欠き21bが形成される。スライダ21には、リンク20の枢軸20a(図6参照)が前後方向にスライドするのを案内する溝21cが形成される。
リンク20は、アーム7の回転とスライダ21のスライドを連動させる。リンク20の一端部は、アーム7に枢軸20b(図6(a)参照)を介して回転可能に連結される。リンク20の他端部は、スライダ21に枢軸20a(図6(a))を介して回転可能に連結される。上記のように、枢軸20aは、スライダ21に対して前方へスライド可能である。
ばね23は、スライダ21と受け体24との間に介在し、スライダ21を前方向へ付勢する。ばね23は、スライダ21に設けたばね凹部に収容される。ばね23の付勢力は、スライダ21、リンク20を介してアーム7に伝達される。
ダンパ22は、スライダ21と受け体24との間に介在し、スライダ21の後方向への移動を制動する。ダンパ22は、ばね23の内側に配置される。
受け体24は、ケース13に後方向へ移動不可能に支持される。受け体24には、保持筒24aが一体に形成される。保持筒24aの内側にダンパ22が収容されていて、保持筒24aの外側にばね23が配置される。
図5は、軸10に沿ったヒンジ装置5の断面図を示す。本体6は、隣接板部2cの裏面に取り付けられる。アーム7の回転中心4(すなわち軸10の中心)は、隣接板部2cの厚みt2の範囲内にある。軸10は、隣接板部2cの凹部12に収容される。なお、軸10は、その一部が凹部12に収容されてもよい。
図6、図7は、扉3の開閉時の力付与機構14の動作図を示す。図6(a)は扉3の閉じ位置(0°)、図6(b)は40°の開き位置、図7(a)は90°未満の所定角度(80°)の開き位置、図7(b)は扉3の開き位置(105°)を示す。
図6(a)に示すように、扉3を開く際、扉3は軸10を中心とした円弧の軌跡Cに沿って移動する。互いに対向する扉3の端部と隣接板部2cの端部とが干渉しないように、扉3と隣接板部2cとの間には、隙間δを空ける必要がある。この隙間δは、回転中心4が隣接板部2cの表面に近ければ近いほど、ゼロに近づけることができる。本実施形態によれば、回転中心4が隣接板部2cの厚みt2の範囲内にあるので、この隙間δを小さくすることができる。
なお、この隙間δは、回転中心4が隣接板部2cの端部から離れれば離れるほど(図6(a)中右方向にあればあるほど)小さくなる。しかし、軸10が隣接板部2cの端部から離れると、図7(b)に示す開き位置にある扉3が上方へ高く持ち上げられる。このため、回転中心4を隣接板部2cの端部から離すのには限界がある。
力付与機構14は、扉3が図6(a)に示す閉じ位置から図7(a)に示す所定位置(80°)まで回転する間、扉3に開き方向のアシスト力を付与する。スライダ21は、ばね23によって前方(図6中左方向)に付勢される。アーム7には、スライダ21、リンク20を介して、開き方向のアシスト力(図6中右回りのトルク)が働く。扉3が図6(a)に示す閉じ位置から図7(a)に示す所定位置(80°)まで回転する間、スライダ21は前方へスライドする。
力付与機構14が付与するアシスト力は、図6(a)に示す扉3の閉じ位置近傍で大きくなり、図7(a)に示す所定位置(80°)近傍で小さくなる。扉3の自重モーメントの大きさに合わせるためである。図6(a)に示す閉じ位置近傍では、ばね23の付勢力も大きくなり、リンク20からアーム7に働く分力(トルクに寄与する分力)も大きくなる。このため、アシスト力を大きくすることができる。
また、力付与機構14は、扉3が図7(a)に示す所定位置(80°)から図7(b)に示す開き位置(105°)まで回転する間、扉3をフリーに回転させる。図7(a)に示す所定位置(80°)まで扉3を回転させると、スライダ21の前方への移動がストッパ21a(図4参照)によって制限される。扉3が図7(a)に示す所定位置(80°)から図7(b)に示す開き位置(105°)まで回転する間、スライダ21は停止したままであり、リンク20の枢軸20aがスライダ21の溝21cを前方へスライドする。このため、アーム7にアシスト力が働くことがなく、扉3をフリーに回転させることができる。扉3の開き位置は、アーム7が取付けプレート17に当接することで保持される。
扉3を閉じる際、力付与機構14は、以下のように扉3にアシスト力及び制動力を付与する。扉3が図7(b)に示す開き位置から図7(a)に示す所定角度(80°)まで回転する間、扉3がフリーに回転するので、開き位置にある扉3を軽い力で閉じることができる。扉3を所定角度(80°)まで回転させると、ダンパ22とばね23が圧縮し始まる。扉3が図7(a)に示す所定角度(80°)から図6(a)に示す閉じ位置(0°)まで回転する間、ダンパ22とばね23の圧縮量が増える。このため、扉3をゆっくり閉じることができる。
以上に本実施形態のヒンジ装置5の構成を説明した。本実施形態のヒンジ装置5によれば、以下の効果を奏する。
アーム7の回転中心4が筐体2の隣接板部2cの厚みt2の範囲内にあるので、扉3と隣接板部2cとの間の隙間δが小さくても、扉3と隣接板部2cとが干渉するのを防止することができる。
本体6が隣接板部2cの裏面に取り付けられ、アーム7の回転中心4を構成する軸10が隣接板部2cの裏面に形成される凹部12に収容されるので、ヒンジ装置5を隣接板部2cと扉3の裏側に隠すことができる。
取付けプレート17が、隣接板部2cの裏面に接する取付け部17aと、取付け部17aに対して折れ曲がり、凹部12に入る壁部17bと、を有し、軸10が取付けプレート17の壁部17bに支持されるので、軸10を凹部12に収容することができる。
取付けプレート17のウェブ部17cが、軸10の近傍のアーム7との干渉を避けるように切欠き17c1を有するので、軸10を隣接板部2cの表面に近づけることができ、したがって、扉3と隣接板部2cとの間の隙間δをより小さくすることができる。
扉3の厚みt1と隣接板部2cの厚みt2が実質的に同一であるので、キャビネット1の見栄えをよくすることができる。
(キャビネットの他の例)
図8は、本発明の第1の実施形態のヒンジ装置5を使用したキャビネットの他の例を示す。この実施形態の扉33は板金製であり、筐体32も板金製である。扉33の内部は、空洞に形成される。筐体32の底板32a、側板32b、天板を構成する隣接板部32cの内部も、空洞に形成される。
図9に示すように、ヒンジ装置5の本体6は、隣接板部32cの裏面に取り付けられる。隣接板部32cの裏面には、凹部としての開口35が形成される。開口35内には、軸10が収容される。回転中心4は、隣接板部32cの厚みt2の範囲内にある。この例のように、キャビネット31の扉33、筐体32を板金製にしてもよい。
(第2の実施形態)
図10は、本発明の第2の実施形態のヒンジ装置45を使用したキャビネット41を示す。第1の実施形態のヒンジ装置5では、本体6が隣接板部2cの裏側に取り付けられる。図11に示すように、第2の実施形態のヒンジ装置45では、本体46が隣接板部2cの表側に取り付けられる。筐体2、扉3の構成は、図1に示すキャビネット1と同一であるので、同一の符号を附してその説明を省略する。
図11に示すように、隣接板部2cの扉3側の端部には、矩形状の切欠き2c1が形成される。切欠き2c1の周囲は、平滑に削られて、段差2c2が形成される。ヒンジ装置45の本体46は、段差2c2にねじ等の締結部材48によって取り付けられる。
見栄えをよくするために、本体46は本体カバー49によって覆われる。ヒンジ装置45のアーム47は、扉3の裏面にボルト等の締結部材50によって取り付けられる。アーム47の取付け穴は、アームカバー51によって覆われる。
図12は、第2の実施形態のヒンジ装置45の分解斜視図を示す。図13は、図10の左右方向に沿ったヒンジ装置45の断面図を示す。本体46には、筒状の収容空間46aが形成される。収容空間46aには、ねじりばね48が収容される。また、収容空間46aには、アーム47の軸47aが回転可能に収容される。アーム47は、回転中心52の回りを回転する。ねじりばね48の一端部は、本体46に連結される。ねじりばね48の他端部は、アーム47に連結される。アーム47には、ねじりばね48によって開き方向のアシスト力が付与される。
第2の実施形態のヒンジ装置45においても、図13に示すように、アーム47の回転中心52は、隣接板部2cの厚みt2の範囲内にある。このため、扉3と隣接板部2cとの間の隙間が小さくても、扉3と隣接板部2cとが干渉するのを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に具現化されるのに限られることはなく、本発明の要旨を変更しない範囲で他の実施形態に変更可能である。
上記実施形態では、扉が上開き式、すなわち水平面内にある閉じ位置から扉を上方に向かって開いているが、扉が下開き式、すなわち水平面内にある閉じ位置から扉を下方に向かって開いてもよいし、垂直面内にある閉じ位置から扉を上方向又は下方向に開くようにしてもよい。
2,32…筐体
2c,32c…隣接板部
3,33…扉
4,52…回転中心
5,45…ヒンジ装置
6,46…本体
7,47…アーム
10,47a…軸
12,35…凹部
14…力付与機構
17…取付けプレート
17a…取付け部
17b…壁部
17c1…切欠き(取付けプレートの一部)
t1…扉の厚み
t2…隣接板部の厚み
δ…隙間

Claims (6)

  1. 筐体に取り付けられる本体と、
    扉に取り付けられ、前記本体に対して揺動可能なアームと、を備え、
    前記本体が、閉じ位置にある前記扉に隣接する前記筐体の隣接板部に取り付けられ、
    前記アームの回転中心が、前記隣接板部の厚みの範囲内にあるヒンジ装置。
  2. 前記本体が、前記隣接板部の裏面に取り付けられ、
    前記アームの回転中心を構成する軸の少なくとも一部が、前記隣接板部の前記裏面に形成される凹部に収容されることを特徴とする請求項1に記載のヒンジ装置。
  3. 前記本体が、前記隣接板部の裏面に接する取付け部と、前記取付け部に対して折れ曲がり、前記凹部に入る壁部と、を有する取付けプレートを備え、
    前記軸が、前記取付けプレートの前記壁部に支持されることを特徴とする請求項2に記載のヒンジ装置。
  4. 前記取付けプレートの一部が、前記軸の近傍の前記アームとの干渉を避けるように切り欠かれることを特徴とする請求項3に記載のヒンジ装置。
  5. 前記扉の厚みと前記隣接板部の厚みが実質的に同一であることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
  6. 前記扉が上開き式の扉であり、
    前記ヒンジ装置は、前記扉に開き方向のアシスト力を与える力付与機構を備え、
    前記力付与機構は、前記扉が閉じ位置から90°未満の所定位置まで回転する間、前記扉に開き方向のアシスト力を働かせ、前記扉が前記所定位置から90°より大きい開き位置まで回転する間、前記扉をフリーに回転させることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか一項に記載のヒンジ装置。
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