JP2020187888A - 車輌用灯具 - Google Patents

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駿 野中
真一郎 近藤
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真一郎 近藤
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Abstract

【課題】 光源基板と制御基板の相互の熱の影響を抑制した上で小型化を図る。【解決手段】 光源が搭載された光源基板と、光源の点消灯を制御する制御基板と、光源基板が取り付けられ光源から出射された光を反射するリフレクターとを備え、光源基板と制御基板が異なる向きで配置された。これにより、リフレクターに取り付けられた光源基板と光源の点消灯を制御する制御基板とが対向した状態で配置されないため、光源基板と制御基板のそれぞれの配置位置に関する自由度が高くなると共に光源基板において発生する熱の制御基板に対する影響と制御基板において発生する熱の光源基板に対する影響とが何れも大きくなり難く、光源基板と制御基板の相互の熱の影響を抑制した上で小型化を図ることができる。【選択図】図2

Description

本発明は、光源が搭載された光源基板と光源の点消灯を制御する制御基板とを有する車輌用灯具についての技術分野に関する。
車輌用灯具には、ランプハウジングとカバーによって構成された灯具外筐の内部空間である灯室に光源やリフレクター等の各部が配置され、光源が光源基板に搭載され、光源の点消灯が灯室に配置された制御基板によって制御されるものがある(例えば、特許文献1の図5参照)。
特許文献1に記載された車輌用灯具においては、光源基板と制御基板がケーブルによって接続され、灯室に光源基板と制御基板が平行な状態で前後方向において対向して配置されている。
特開2019−40713号公報
ところで、車輌用灯具においては、上記したように、灯室に所要の各部が配置されるため、各部の配置位置を工夫して配置スペースの有効活用を図ることにより小型化が図られることが望ましい。
また、特許文献1に記載されたような光源基板と制御基板を有する構成においては、光源基板と制御基板の双方から熱が発生するため、光源基板と制御基板が対向して配置されると、相互に熱の影響が大きくなり易く、光源基板や制御基板に加えて光源の駆動状態が不安定になるおそれがある。
そこで、本発明車輌用灯具は、光源基板と制御基板の相互の熱の影響を抑制した上で小型化を図ることを目的とする。
第1に、本発明に係る車輌用灯具は、光源が搭載された光源基板と、前記光源の点消灯を制御する制御基板と、前記光源基板が取り付けられ前記光源から出射された光を反射するリフレクターとを備え、前記光源基板と前記制御基板が異なる向きで配置されたものである。
これにより、リフレクターに取り付けられた光源基板と光源の点消灯を制御する制御基板とが対向した状態で配置されない。
第2に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記光源基板と前記制御基板が直交する向きで配置されることが望ましい。
これにより、光源基板の厚み方向と制御基板の厚み方向とが直交する方向になるため、光源基板の厚み方向と制御基板の厚み方向の一方の方向に光源基板と制御基板の大きな配置スペースを必要としない。
第3に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記制御基板が鉛直な状態で配置されることが望ましい。
これにより、制御基板の厚み方向が鉛直方向に直交する方向になるため、前後方向において制御基板の大きな配置スペースを必要としない。
第4に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記リフレクターに係合爪を有し弾性変形可能な係合突部が設けられ、前記制御基板に前記係合突部が挿通される係合孔が形成され、前記係合突部が前記係合孔に挿通された状態において前記係合爪が前記係合孔の開口縁に係合されることにより前記制御基板が前記リフレクターに取り付けられることが望ましい。
これにより、係合突部を係合孔に挿通して係合爪を係合孔の開口縁に係合させることにより制御基板のリフレクターへの取付が可能になる。
第5に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記リフレクターに前記制御基板が取り付けられる取付壁部が設けられ、前記係合突部が前記取付壁部の厚み方向における一方の面から突出され、前記取付壁部の厚み方向における一方の面に前記制御基板が取り付けられ、前記取付壁部の厚み方向における他方の面側に前記光源基板が位置されることが望ましい。
これにより、取付壁部を挟んで光源基板と制御基板が反対側に位置されるため、制御基板において発生する熱の光源基板側への放射が取付壁部によって抑制される。
第6に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記制御基板が前記取付壁部に対して着脱可能にされることが望ましい。
これにより、制御基板に不具合が生じたときに制御基板の交換作業を行うことが可能になる。
第7に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記取付壁部の外形状が前記制御基板の外形状以上の大きさにされることが望ましい。
これにより、制御基板において発生する熱の取付壁部による光源基板側への放射の抑制効果が高くなる。
第8に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記リフレクターと前記制御基板がアース線によって接続されることが望ましい。
これにより、リフレクターと制御基板が等電位になりリフレクターと制御基板の間での電位差がなくなる。
第9に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記制御基板から前記光源基板に電流を供給するための電源コードが設けられ、前記アース線と前記電源コードが前記制御基板を基準として反対側に位置されることが望ましい。
これにより、アース線と電源コードが互いに干渉しないスペースに位置される。
第10に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記光源基板として第1の光源基板と第2の光源基板が設けられ、前記リフレクターとして前記第1の光源基板が取り付けられる第1のリフレクターと前記第2の光源基板が取り付けられる第2のリフレクターとが設けられ、前記アース線の一部が第1の接続部と第2の接続部に分岐され、前記第1の接続部が前記第1のリフレクターに接続され、前記第2の接続部が前記第2のリフレクターに接続されることが望ましい。
これにより、アース線の第1の接続部と第2の接続部以外の部分が分岐されない状態で存在するため、アース線の配置スペースが小さくなる。
第11に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記光源基板として第1の光源基板と第2の光源基板が設けられ、前記リフレクターとして前記第1の光源基板が取り付けられる第1のリフレクターと前記第2の光源基板が取り付けられる第2のリフレクターとが設けられ、前記アース線が前記第1のリフレクター又は前記第2のリフレクターの一方に接続され、前記第1のリフレクターと前記第2のリフレクターが接続線によって接続されることが望ましい。
これにより、接続線の配置スペースが限定されないため、アース線と干渉しない位置に接続線を配置することが可能になる。
第12に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記制御基板から前記光源基板に電流を供給するための電源コードが設けられ、前記アース線及び前記接続線と前記電源コードとが前記制御基板を基準として反対側に位置されることが望ましい。
これにより、アース線及び接続線と電源コードとが互いに干渉しないスペースに位置される。
第13に、上記した本発明に係る車輌用灯具においては、前記第1の光源基板と前記第2の光源基板は厚み方向が上下方向にされた状態で上下に離隔して配置されることが望ましい。
これにより、第1の光源基板と第2の光源基板の厚み方向が上下方向にされているため上下方向において第1の光源基板と第2のの配置スペースが小さくなる。
本発明によれば、リフレクターに取り付けられた光源基板と光源の点消灯を制御する制御基板とが対向した状態で配置されないため、光源基板と制御基板のそれぞれの配置位置に関する自由度が高くなると共に光源基板において発生する熱の制御基板に対する影響と制御基板において発生する熱の光源基板に対する影響とが何れも大きくなり難く、光源基板と制御基板の相互の熱の影響を抑制した上で小型化を図ることができる。
図2乃至図8と共に本発明車輌用灯具の実施の形態を示すものであり、本図は、車輌用灯具の断面図である。 第1の灯具ユニットと第2の灯具ユニットの分解斜視図である。 第1の灯具ユニットと第2の灯具ユニットの斜視図である。 図2とは異なる方向から見た状態で示す第1の灯具ユニットと第2の灯具ユニットの分解斜視図である。 図3とは異なる方向から見た状態で示す第1の灯具ユニットと第2の灯具ユニットの斜視図である。 制御基板が取付壁部に取り付けられている途中の状態を示す断面図である。 制御基板が取付壁部に取り付けられた状態を示す断面図である。 アース線と接続線が用いられた構造の例を示す斜視図である。
以下に、本発明車輌用灯具を実施するための形態について添付図面を参照して説明する。以下に示した実施の形態は、本発明車輌用灯具を機能の異なるランプであるターンシグナルランプとバックアップランプの機能を有する所謂コンビネーションランプとして用いられる車輌用灯具に適用したものである。尚、本発明車輌用灯具は、ターンシグナルランプとバックアップランプの機能を有するコンビネーションランプへの適用に限られることがなく、他のコンビネーションランプとして用いられる各種の車輌用灯具に適用することができる。
以下の説明にあっては、車輌の進行方向を基準として前後上下左右の方向を示すものとする。従って、車体に対して車輌用灯具が配置された側が後方になる。尚、以下に示す前後上下左右の方向は説明の便宜上のものであり、本発明の実施に関しては、これらの方向に限定されることはない。
車輌用灯具1は、それぞれ車体の後端部における左右両端部に取り付けられて配置されている。
車輌用灯具1は、後端に開口を有するランプハウジング2とランプハウジング2の開口を閉塞した状態でランプハウジング2に取り付けられたカバー3とを備えている(図1参照)。ランプハウジング2とカバー3によって灯具外筐4が構成されている。灯具外筐4の内部空間は灯室4aとして形成されている。
灯室4aには第1の灯具ユニット5と第2の灯具ユニット6が上下に並んで配置されている。第1の灯具ユニット5は、例えば、ターンシグナルランプとして機能するユニットであり、第2の灯具ユニット6は、例えば、バックアップランプとして機能するユニットである。第1の灯具ユニット5と第2の灯具ユニット6は、例えば、図示しないエイミング機構によってランプハウジング2にそれぞれ傾動可能な状態で支持されている。
第1の灯具ユニット5は第1のリフレクター7と第1の光源基板8を有している(図2乃至図5参照)。
第1のリフレクター7は樹脂材料によって形成され、表面の少なくとも一部、例えば、全面にそれぞれアルミニウム等による金属蒸着が施されることにより構成されている。第1のリフレクター7は横長の形状に形成され、ベース部10と基板取付部11を有している。
ベース部10は底面部12と背面部13と側面部14、15を有し、後方及び上方に開口された形状に形成されている。底面部12から背面部13に亘る部分には後方へ向けて光を反射する凹状の反射面16、16、・・・が左右に連続して形成されている。背面部13には前方に突出された接地用突部13aが設けられている。
基板取付部11は横長の枠状部17と枠状部17から前方に突出された突部18とを有し、枠状部17がベース部10の上端部に連続して設けられている。基板取付部11には枠状部17の内側に上下方向を向く載置部19、19が設けられ、載置部19、19が枠状部17の内側における左右両端部に位置されている。
第1の光源基板8は厚み方向が上下方向にされ、横長の矩形状に形成された光源搭載部20と光源搭載部20から前方に突出された接続突部21とを有している。第1の光源基板8には図示しない回路パターンが形成されている。光源搭載部20の下面には左右に離隔して第1の光源22、22、・・・が搭載され、接続突部21の下面には接続コネクター23が接続されている。第1の光源22、22、・・・としては、例えば、発光ダイオード(LED: Light Emitting Diode)が用いられている。
第1の光源基板8は第1のリフレクター7の基板取付部11に上側の開口を覆う状態でネジ止めや接着等の適宜の方法によって取り付けられる。
第1の光源基板8が基板取付部11に取り付けられた状態においては、光源搭載部20が枠状部17の内側に配置され、光源搭載部20の左右両端部がそれぞれ載置部19、19上に載置され、接続突部21の一部を除いた部分が突部18に配置され、接続コネクター23が突部18の前側に位置される。
第2の灯具ユニット6は第2のリフレクター24と第2の光源基板25を有している(図2乃至図5参照)。
第2のリフレクター24は樹脂材料によって形成され、表面の少なくとも一部、例えば、全面にそれぞれアルミニウム等による金属蒸着が施されることにより構成されている。第2のリフレクター24は横長の形状に形成され、ベース部27と基板取付部28を有している。
ベース部27は底面部29と背面部30と側面部31、32を有し、後方及び上方に開口された形状に形成されている。底面部29から背面部30に亘る部分には後方へ向けて光を反射する凹状の反射面33、33、・・・が左右に連続して形成されている。背面部30には前方に突出された接地用突部30aが設けられている。
基板取付部28は横長の枠状部34と枠状部34から上方に突出された取付壁部35とを有し、枠状部34がベース部27の上端部に連続して設けられている。基板取付部28には枠状部34の内側に上下方向を向く載置部36、36が設けられ、載置部36、36が枠状部34の内側における左右両端部に位置されている。
第2の光源基板25は厚み方向が上下方向にされ、横長の矩形状に形成された光源搭載部37と光源搭載部37から前方に突出された接続突部38とを有している。第2の光源基板25には図示しない回路パターンが形成されている。光源搭載部37の下面には左右に離隔して第2の光源39、39、・・・が搭載され、接続突部38の上面には接続コネクター40が接続されている。第2の光源39、39、・・・としては、例えば、発光ダイオード(LED: Light Emitting Diode)が用いられている。
第2の光源基板25は第2のリフレクター24の基板取付部28に上側の開口を覆う状態でネジ止めや接着等の適宜の方法によって取り付けられる。
第2の光源基板25が基板取付部28に取り付けられた状態においては、光源搭載部37と接続突部38が枠状部34の内側に配置され、光源搭載部37の左右両端部がそれぞれ載置部36、36上に載置される。
取付壁部35は前後方向を向く矩形の板状に形成され、取付壁部35の前面からは取付壁部35に対して弾性変形可能な係合突部41、41が突出されている(図4及び図5参照)。係合突部41、41は先端側に係合爪42、42を有している。係合爪42、42には先端面から取付壁部35に近付くに従って互いに離隔する傾斜面42a、42aと取付壁部35に対向して位置された係止面42b、42bとが形成されている。
取付壁部35には制御基板43が取り付けられる。制御基板43は厚み方向が前後方向にされ、取付壁部35に鉛直な状態で取り付けられる。従って、制御基板43は第1の光源基板8と第2の光源基板25に対して直交する向きで位置される。制御基板43には係合孔43a、43aが形成されている。
制御基板43の取付壁部35への取付は、制御基板43が取付壁部35に近付く方向(後方)へ押圧されることにより行われる。制御基板43が取付壁部35に近付く方向へ押圧されると、係合爪42、42の傾斜面42a、42aがそれぞれ係合孔43a、43aの開口縁に摺動され、係合突部41、41が互いに近づく方向へ弾性変形される(図6参照)。制御基板43が取付壁部35にさらに近付く方向へ押圧されると、制御基板43が係合爪42、42を乗り越え、係合突部41、41が互いに離隔する方向へ変位されて弾性復帰される(図7参照)。係合突部41、41が弾性復帰されることにより、係合爪42、42の係止面42b、42bがそれぞれ係合孔43a、43aの開口縁に係止され、制御基板43が取付壁部35の前面に取り付けられる。
このように第2のリフレクター24に弾性変形可能な係合突部41、41が設けられ、制御基板43に係合突部41、41が挿通される係合孔43a、43aが形成され、係合爪42、42が係合孔43a、43aの開口縁に係合されることにより制御基板43が第2のリフレクター24に取り付けられる。
従って、係合突部41、41を係合孔43a、43aに挿入して係合爪42、42を係合孔43a、43aの開口縁に係合させることにより制御基板43の第2のリフレクター24への取付が可能になるため、制御基板43を第2のリフレクター24に容易に取り付けることができ車輌用灯具1の組付作業における作業性の向上を図ることができる。
また、第2のリフレクター24に制御基板43が取り付けられる取付壁部35が設けられ、取付壁部35の厚み方向における一方の面に制御基板43が取り付けられ、取付壁部35の厚み方向における他方の面側に第1の光源基板8と第2の光源基板25が位置されている。
従って、取付壁部35を挟んで第1の光源基板8及び第2の光源基板25と制御基板43とが反対側に位置されるため、制御基板43において発生する熱の第1の光源基板8及び第2の光源基板25側への放射が取付壁部35によって抑制され、第1の光源基板8と第2の光源基板25にそれぞれ搭載された第1の光源22と第2の光源39の安定した駆動状態を確保することができる。
また、取付壁部35は外形状が制御基板43の外形状以上の大きさにされていることが望ましい。取付壁部35の外形状が制御基板43の外形状以上の大きさにされていることにより、制御基板43において発生する熱の第1の光源基板8及び第2の光源基板25側への放射を抑制する効果が大きくなり、第1の光源22と第2の光源39の一層安定した駆動状態を確保することができる。
尚、上記には、制御基板43が第2のリフレクター24に取り付けられる例を示したが、制御基板43が第1のリフレクター7に取り付けられてもよい。
また、制御基板43は係合突部41、41を用いた係合による取付の他に、例えば、ネジ止めや接着等の他の方法によって取付壁部35に取り付けられてもよい。但し、制御基板43は取付壁部35に着脱可能な方法で取り付けられることが望ましい。制御基板43が取付壁部35に着脱可能にされることにより、制御基板43に不具合が生じたときに制御基板43の交換作業が容易であり、メンテナンス性の向上を図ることができる。
制御基板43には図示しない第1の制御回路と第2の制御回路が形成され、制御基板43は図示しない電源に接続されている。
制御基板43の前面における左右両端部にはそれぞれ第1のコネクター44と第2のコネクター45が接続されている(図4及び図5参照)。
第1のコネクター44には第1の電源コード46の一端部が接続されている。第1の電源コード46の他端部には接続電極47が接続されている。接続電極47は第1の光源基板8に接続されている接続コネクター23に接続され、制御基板43が第1のコネクター44と第1の電源コード46と接続電極47と接続コネクター23を介して第1の光源基板8に接続される。従って、制御基板43から第1の電源コード46と第1の光源基板8を介して第1の光源22、22、・・・に電流が供給され、制御基板43の第1の制御回路によって第1の光源22、22、・・・の点消灯が制御される。
第1の光源22、22、・・・から光が出射されると、出射された光はそれぞれ第1のリフレクター7の反射面16、16、・・・で後方へ向けて反射され、カバー3を透過されてターンシグナルランプの光として外部へ向けて照射される。
第2のコネクター45には第2の電源コード48の一端部が接続されている。第2の電源コード48の他端部には接続電極49が接続されている。接続電極49は第2の光源基板25に接続されている接続コネクター40に接続され、制御基板43が第2のコネクター45と第2の電源コード48と接続電極49と接続コネクター40を介して第2の光源基板25に接続される。従って、制御基板43から第2の電源コード48と第2の光源基板25を介して第2の光源39、39、・・・に電流が供給され、制御基板43の第2の制御回路によって第2の光源39、39、・・・の点消灯が制御される。
第2の光源39、39、・・・から光が出射されると、出射された光はそれぞれ第2のリフレクター24の反射面33、33、・・・で後方へ向けて反射され、カバー3を透過されてバックアップランプの光として外部へ向けて照射される。
第2のコネクター45にはアース線50の一端部が接続されている。アース線50は他端側の部分が第1の接続部50aと第2の接続部50bに分岐され、第1の接続部50aの先端部に第1のクリップ51が接続され、第2の接続部50bに第2のクリップ52が接続されている。第1のクリップ51は第1のリフレクター7の背面部13に設けられた接地用突部13aに接続され、第2のクリップ52は第2のリフレクター24の背面部30に設けられた接地用突部30aに接続される。
従って、金属蒸着が施されている第1のリフレクター7と金属蒸着が施されている第2のリフレクター24と制御基板43との間で接地が図られ、第1のリフレクター7と第2のリフレクター24と制御基板43が等電位になり、第1のリフレクター7と第2のリフレクター24と制御基板43の間での電位差がなくなる。
このように車輌用灯具1にあっては、第1のリフレクター7及び第2のリフレクター24と制御基板43とがアース線50によって接続されているため、第1のリフレクター7と第2のリフレクター24と制御基板43が等電位になり第1のリフレクター7と第2のリフレクター24と制御基板43の間での電位差がなくなり、落雷時のサージ電流が生じず、制御基板43の帯電による破壊を防止することができる。
また、アース線50の一部が第1の接続部50aと第2の接続部50bに分岐され、第1の接続部50aが第1のリフレクター7に接続され、第2の接続部50bが第2のリフレクター24に接続されている。
従って、アース線50の第1の接続部50aと第2の接続部50b以外の部分が分岐されない状態で存在するため、アース線50の配置スペースが小さく、車輌用灯具1の小型化を確保した上で第1のリフレクター7と第2のリフレクター24と制御基板43を等電位にして制御基板43の帯電による破壊を防止することができる。
さらに、アース線50が分岐された第1の接続部50aと第2の接続部50bを有する構成にされているため、二つのアース線を用いて第1のリフレクター7と第2のリフレクター24への接続を各別に行う必要がなく、接続作業における作業性の向上を図った上で制御基板43の帯電による破壊を防止することができる。
さらにまた、アース線50と第1の電源コード46が制御基板43を基準として反対側に位置されているため、アース線50と第1の電源コード46が互いに干渉しないスペースに位置され、アース線50と第1の電源コード46の配置位置に関する自由度が向上し、設計の自由度による作業性の向上を図ることができる。
尚、上記には、アース線50と第1の電源コード46が制御基板43を基準として反対側に位置され、アース線50と第2の電源コード48が制御基板43を基準として同じ側に位置された例を示したが、例えば、アース線50が制御基板43を基準として左右方向における一方の側に位置され第1の電源コード46と第2の電源コード48が制御基板43を基準として左右方向における他方の側に位置されてもよい。
また、上記には、第1のリフレクター7及び第2のリフレクター24と制御基板43とがアース線50によって接続された例を示したが、例えば、アース線50に代えて分岐されていないアース線50Aと接続線53とが用いられてもよい(図8参照)。
この場合には、アース線50Aが第1のリフレクター7又は第2のリフレクター24の一方に接続され、第1のリフレクター7と第2のリフレクター24が接続線53によって接続される。具体的には、例えば、第2のリフレクター24に接地用突部30bが設けられ、接続線53の両端部にクリップ54とクリップ55が接続され、アース線50Aがクリップ52を介して第2のリフレクター24の接地用突部30aに接続され、接続線53がそれぞれクリップ54、55を介して第1のリフレクター7の接地用突部13aと第2のリフレクター24の接地用突部30bとに接続される。
このようにアース線50Aと接続線53が用いられた場合には、接続線53の配置スペースが限定されないため、アース線50Aと干渉しない位置に接続線53を配置することが可能になる。従って、接続線53の配置位置に関する自由度が向上し、第1のリフレクター7と第2のリフレクター24と制御基板43を等電位にして制御基板43の帯電による破壊を防止した上で設計の自由度の向上による作業性の向上を図ることができる。
また、この場合に、アース線50A及び接続線53と第1の電源コード46が制御基板43を基準として反対側に位置される状態にすることにより、アース線50A及び接続線53と第1の電源コード46とが互いに干渉しないスペースに位置され、アース線50A及び接続線53と第1の電源コード46との配置位置に関する自由度が向上し、設計の自由度の向上による作業性の向上を図ることができる。
尚、アース線50Aと接続線53が用いられた場合においても、アース線50Aと接続線53が制御基板43を基準として左右方向における一方の側に位置され第1の電源コード46と第2の電源コード48が制御基板43を基準として左右方向における他方の側に位置されてもよい。
以上に記載した通り、車輌用灯具1にあっては、第1の光源基板8及び第2の光源基板25と制御基板43とが異なる向きで配置されている。
従って、第1のリフレクター7に取り付けられた第1の光源基板8及び第2のリフレクター24に取り付けられた第2の光源基板25と点消灯を制御する制御基板43とが対向した状態で配置されない。これにより、第1の光源基板8と第2の光源基板25と制御基板43のそれぞれの配置位置に関する自由度が高くなると共に第1の光源基板8と第2の光源基板25において発生する熱の制御基板43に対する影響と制御基板43において発生する熱の第1の光源基板8と第2の光源基板25に対する影響とが何れも大きくなり難く、第1の光源基板8及び第2の光源基板25と制御基板43の相互の熱の影響を抑制した上で車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
尚、上記には、第1の光源基板8及び第2の光源基板25と制御基板43とが異なる向きで配置された例を示したが、第1の光源基板8又は第2の光源基板25の一方のみと制御基板43とが異なる向きで配置されていてもよい。
また、車輌用灯具1にあっては、第1の光源22が搭載された第1の光源基板8を有する第1の灯具ユニット5と、第2の光源39が搭載された第2の光源基板25を有する第2の灯具ユニット6と、第1の光源22の点消灯と第2の光源39の点消灯とを各別に制御する制御基板43とが設けられている。
従って、第1の灯具ユニット5における第1の光源22の点消灯と第2の灯具ユニット6における第2の光源39の点消灯とがともに制御基板43によって制御されるため、第1の光源22の点消灯と第2の光源39の点消灯とを制御する各別の制御基板を必要としない。また、機能の異なる第1の灯具ユニット5と第2の灯具ユニット6により、第1の灯具ユニット5の第1の光源22と第2の灯具ユニット6の第2の光源39からそれぞれ出射される光によって異なる配光パターンが形成され、高い機能性を確保することが可能になる。これにより、車輌用灯具1の光の照射に関する高い機能性を確保した上で部品点数の削減及び小型化を図ることができる。
また、第1の光源基板8と第2の光源基板25が同じ向きで配置され、第1の光源基板8及び第2の光源基板25と制御基板43とが直交する向きで配置されている。
従って、第1の光源基板8及び第2の光源基板25の厚み方向と制御基板43の厚み方向とが直交する方向になるため、第1の光源基板8及び第2の光源基板25の厚み方向と制御基板43の厚み方向の一方の方向に第1の光源基板8及び第2の光源基板25と制御基板43の大きな配置スペースを必要とせず、車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
尚、車輌用灯具1にあっては、第1の光源基板8又は第2の光源基板25の一方のみと制御基板43とが直交する向きで配置されていてもよい。
さらに、制御基板43が鉛直な状態で配置されているため、制御基板43の厚み方向が鉛直方向に直交する方向になり、前後方向において制御基板43の大きな配置スペースを必要とせず、車輌用灯具1の一層の小型化を図ることができる。
さらにまた、車輌用灯具1にあっては、第1の光源基板8と第2の光源基板25は厚み方向が上下方向にされた状態で上下に離隔して配置されている。
従って、第1の光源基板8と第2の光源基板25の上下方向における配置スペースが小さくなり、また、第1の光源基板8と第2の光源基板25が前後方向において並ばない構成になり、車輌用灯具1が上下方向と前後方向の何れの方向においても極端に大きくなることがなく、全体として車輌用灯具1の小型化を図ることができる。
尚、上記には、本発明を、それぞれ金属蒸着が施された第1のリフレクター7及び第2のリフレクター24と制御基板43とが接地された構造に適用した例を示したが、本発明は、リフレクター以外の車輌用部品であるエクステンション等の他の部品と制御基板43とが接地された構造に適用することも可能である。
1…車輌用灯具、7…第1のリフレクター、8…第1の光源基板、22…第1の光源、24…第2のリフレクター、25…第2の光源基板、35…取付壁部、39…第2の光源、41…係合突部、42…係合爪、43…制御基板、43a…係合孔、46…第1の電源コード、48…第2の電源コード、50…アース線、50a…第1の接続部、50b…第2の接続部、50A…アース線、53…接続線

Claims (13)

  1. 光源が搭載された光源基板と、
    前記光源の点消灯を制御する制御基板と、
    前記光源基板が取り付けられ前記光源から出射された光を反射するリフレクターとを備え、
    前記光源基板と前記制御基板が異なる向きで配置された
    車輌用灯具。
  2. 前記光源基板と前記制御基板が直交する向きで配置された
    請求項1に記載の車輌用灯具。
  3. 前記制御基板が鉛直な状態で配置された
    請求項1又は請求項2に記載の車輌用灯具。
  4. 前記リフレクターに係合爪を有し弾性変形可能な係合突部が設けられ、
    前記制御基板に前記係合突部が挿通される係合孔が形成され、
    前記係合突部が前記係合孔に挿通された状態において前記係合爪が前記係合孔の開口縁に係合されることにより前記制御基板が前記リフレクターに取り付けられる
    請求項1から請求項3の何れかに記載の車輌用灯具。
  5. 前記リフレクターに前記制御基板が取り付けられる取付壁部が設けられ、
    前記係合突部が前記取付壁部の厚み方向における一方の面から突出され、
    前記取付壁部の厚み方向における一方の面に前記制御基板が取り付けられ、
    前記取付壁部の厚み方向における他方の面側に前記光源基板が位置された
    請求項4に記載の車輌用灯具。
  6. 前記制御基板が前記取付壁部に対して着脱可能にされた
    請求項5に記載の車輌用灯具。
  7. 前記取付壁部の外形状が前記制御基板の外形状以上の大きさにされた
    請求項5又は請求項6に記載の車輌用灯具。
  8. 前記リフレクターと前記制御基板がアース線によって接続された
    請求項1から請求項7の何れかに記載の車輌用灯具。
  9. 前記制御基板から前記光源基板に電流を供給するための電源コードが設けられ、
    前記アース線と前記電源コードが前記制御基板を基準として反対側に位置された
    請求項8に記載の車輌用灯具。
  10. 前記光源基板として第1の光源基板と第2の光源基板が設けられ、
    前記リフレクターとして前記第1の光源基板が取り付けられる第1のリフレクターと前記第2の光源基板が取り付けられる第2のリフレクターとが設けられ、
    前記アース線の一部が第1の接続部と第2の接続部に分岐され、
    前記第1の接続部が前記第1のリフレクターに接続され、
    前記第2の接続部が前記第2のリフレクターに接続された
    請求項8又は請求項9に記載の車輌用灯具。
  11. 前記光源基板として第1の光源基板と第2の光源基板が設けられ、
    前記リフレクターとして前記第1の光源基板が取り付けられる第1のリフレクターと前記第2の光源基板が取り付けられる第2のリフレクターとが設けられ、
    前記アース線が前記第1のリフレクター又は前記第2のリフレクターの一方に接続され、
    前記第1のリフレクターと前記第2のリフレクターが接続線によって接続された
    請求項8に記載の車輌用灯具。
  12. 前記制御基板から前記光源基板に電流を供給するための電源コードが設けられ、
    前記アース線及び前記接続線と前記電源コードとが前記制御基板を基準として反対側に位置された
    請求項11に記載の車輌用灯具。
  13. 前記第1の光源基板と前記第2の光源基板は厚み方向が上下方向にされた状態で上下に離隔して配置された
    請求項10から請求項12の何れかに記載の車輌用灯具。
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