JP2020187880A - 照明器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】押出成型後における追加加工を抑制でき、製造を簡易化することができる、照明器具を提供する。【解決手段】照明器具100は、光を発光する光源部材3と、押出成型によって形成された構成であり、照射面側に光源部材3が取り付けられたヒートシンク4と、光源部材3を覆うカバー部材7と、ヒートシンク4に取り付けられ、カバー部材7を保持する固定部材8と、を有している。ヒートシンク4には、固定部材8を取り付けるための締結部材83を挿入する締結部44が押出成型により押出方向に沿って形成されている。【選択図】図3

Description

本発明は、天井等の被取付部に取り付けられる照明器具に関するものである。
従来、照明器具は、光を発光する光源ユニットと、光源ユニットからの発熱を放熱させるヒートシンクと、を備えた構成が知られている。例えば特許文献1に開示された照明装置は、電源ケースと、LEDと、電源基板と、透光カバーと、アームと、を備えた構成である。電源ケースは、電源基板を収納する収納部と、LED及び透光カバーが下面に取り付けられた載置部と、を有している。この電源ケースは、収納部と載置部とを金属材による押出成型によって一体に成型している。収納部は、押出方向に向かって中空な筒状とされ、載置部の上面に形成されている。収納部の壁面には、接続端子を取り付けるための開口部が形成されている。載置部の上面には、ヒートシンクとして複数の板状のフィンが上方向に突出するように設けられている。載置部には、透光カバーを取り付けるため接合部材を通す穴が複数形成されている。
特開2018−14232号公報
特許文献1に開示された照明装置では、押出成型によって電源ケースを成型した後に、透明カバーを取り付けるための接合部材を通す穴等を形成する必要がある。これは、押出成型の押出方向とは、異なる方向からの加工によって形成されるためである。そのため、この照明装置では、押出成型後に追加加工を行う必要があり、製造が複雑になるおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、押出成型後における追加加工を抑制でき、製造を簡易化することができる、照明器具を提供することを目的とする。
本発明に係る照明器具は、光を発光する光源部材と、押出成型によって形成された構成であり、照射面側に前記光源部材が取り付けられたヒートシンクと、前記光源部材を覆うカバー部材と、前記ヒートシンクに取り付けられ、前記カバー部材を保持する固定部材と、を有し、前記ヒートシンクには、前記固定部材を取り付けるための締結部材を挿入する締結部が前記押出成型により押出方向に沿って形成されているものである。
本発明の照明器具によれば、ヒートシンクには、カバー部材を保持する固定部材を取り付けるための締結部材を挿入する締結部が押出成型により押出方向に沿って形成されている。よって、ヒートシンクの押出成型後に、締結部材を通す穴をヒートシンクに形成する必要がないので、追加加工を抑制でき、製造を簡易化することができる。
本発明の実施の形態に係る照明器具を示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具であって、上方側から見た状態を示した分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具であって、下方側から見た状態を示した分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具のヒートシンクを示した斜視図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具のヒートシンクを示した正面図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具の固定部材を示した正面図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具の押え部材を示した正面図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具のカバー部材をヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具のカバー部材をヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具のカバー部材をヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具のカバー部材をヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具の電源ユニットをヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具の電源ユニットをヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。 本発明の実施の形態に係る照明器具の電源ユニットをヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態に係る照明器具を示した斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る照明器具であって、上方側から見た状態を示した分解斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る照明器具であって、下方側から見た状態を示した分解斜視図である。図4は、本発明の実施の形態に係る照明器具のヒートシンクを示した斜視図である。図5は、本発明の実施の形態に係る照明器具のヒートシンクを示した正面図である。図6は、本発明の実施の形態に係る照明器具の固定部材を示した正面図である。図7は、本発明の実施の形態に係る照明器具の押え部材を示した正面図である。
本実施の形態に係る照明器具100は、図1〜図3に示すように、天井等の被取付部に取り付けられるアーム部材1と、アーム部材1に保持される光源ユニット2と、を備えている。光源ユニット2は、光を発光する光源部材3と、直方体形状のヒートシンク4と、光源部材3に電力を供給する電源ユニット5と、電源ユニット5を位置決めするスペーサー6と、光源部材3を覆うカバー部材7と、ヒートシンク4に取り付けられる固定部材8と、電源ユニット5を固定する押え部材9と、を有している。
アーム部材1は、図1〜図3に示すように、照明器具100を天井等の被取付部に取り付けための取付部材である。アーム部材1は、逆U字形状である。アーム部材1の両端部には、軸孔10と弧状孔11とが上下に並べて形成されている。アーム部材1は、軸孔10に通したボルト10a及び弧状孔11に通したボルト11aによって両端部が固定部材8に取り付けられ、固定部材8を介してヒートシンク4の側面に回動自在に取り付けられている。
光源部材3は、図2及び図3に示すように、基板30に複数の発光素子31が実装された構成である。光源部材3は、ヒートシンク4の下面に接着等で取り付けられ、電源ユニット5から電力の供給を受けて発光素子31を発光させるものである。
ヒートシンク4は、図1〜図5に示すように、光源部材3の発熱を放熱させるものである。ヒートシンク4は、例えばアルミ材等の放熱性の良い材料が用いられており、押出成型で略直方体形状に形成された構成である。ヒートシンク4は、照射面側である下面に光源部材3が取り付けられるベース部40と、ベース部40の上面から上方に向かって立ち上がるフィン42と、フィン42の上面を覆う庇部41と、を有している。ベース部40は、ヒートシンク4の下部を形成している。庇部41は、ヒートシンク4の上部を形成している。ヒートシンク4は、アーム部材1が取り付けられる両側面が開口しており、該両側面に取り付けられる固定部材8との干渉を防ぐ構造となっている。
ベース部40には、固定部材8を取り付けるための締結部材83を挿入する締結部44が押出成型により押出方向(X方向)に沿って形成されている。締結部材83は、例えばネジ等である。締結部44は、一例として、アーム部材1が取り付けられるベース部40の両縁辺に形成されている。なお、締結部44は、ネジ等の締結部材83を差し込んで固定できる構成であればよく、例えばベース部40の押出方向(X方向)の両端面に切り欠き等を形成した構成でもよい。
フィン42は、下端面がベース部40に一体的に接続され、ベース部40の上面から上方に立ち上がる複数の板部42aを、一定の間隔をあけて並列させて設けた構成である。板部42aは、上端面が庇部41に一体的に接続されている。板部42aは、ベース部40及び庇部41に対して直交させて設けられているが、当該直交に限定されず、ベース部40及び庇部41と交差する角度であればよい。なお、図示することは省略したが、フィン42は、一部の板部42aの上端面のみが、庇部41に一体的に接続された構成でもよい。
ヒートシンク4は、フィン42とベース部40及び庇部41とが、一体的に接続されているので、ベース部40から伝熱される光源部材3の発熱を、フィン42から庇部41へと伝熱させて、フィン42と庇部41とで放熱することができる。そのため、本実施の形態におけるヒートシンク4は、例えばフィン42を構成する板部42aの枚数を少なくして軽量化を図ることができ、且つ伝熱面積が大きく放熱効率も高めることもできる。
庇部41には、中央部分において、一端縁側から他端縁側まで延びる開口部41aが形成されている。開口部41aには、長手方向(X方向)の両側の開口縁に沿って、ベース部40側に凹んだ段差部が形成されている。段差部には、電源ユニット5が着脱自在に取り付けられる係合部43が設けられている。係合部43は、外向きに屈曲させた1対のL字の爪部43aであり、段差部の長手方向(X方向)に沿ってレール状に形成されている。また、図2〜図5に示すように、係合部43の押出方向(X方向)の両端部には、ネジ等の接合部材92を挿入して押え部材9を固定するための接合部43bが形成されている。接合部43bは、一例として係合部43の長手方向に沿って形成されたネジ孔である。なお、接合部43bは、ネジ等の接合部材92を挿入して固定できる構成であればよく、例えば係合部43の両端面に切り欠き等を形成した構成でもよい。
電源ユニット5は、光源部材3に電力を供給するものである。電源ユニット5は、図1〜図3に示すように、筒状で直方体形状の電源ケース50と、電源ケース50の内側に設けられた点灯回路部(図示なし)と、電源ケース50の両端の開口を塞ぐ端板51と、を備えている。電源ケース50の下面には、ヒートシンク4に形成された係合部43に係合する電源脚部53が設けられている。電源脚部53は、内向きに屈曲させた1対のL字の爪部53aであり、電源ケース50の長手方向に沿ってレール状に形成されている。端板51は、例えば板金で形成されており、パッキンを挟んで電源ケース50の開口面に取り付けられている。2つの端板51のうち、一方の端板51には、点灯回路部に接続される電源電線を電源ケース50の内部に通すための開口が形成されており、該開口部分に電源電線を保持するソケット52が設けられている。
電源ユニット5は、係合部43の一端側から電源脚部53が差し込まれ、他端側に向かってスライドさせることで、ヒートシンク4に取り付けることができる。照明器具100は、電源ユニット5をヒートシンク4と一体になるように取り付けることで、電源ユニット5の発熱をヒートシンク4に伝熱することができるので、電源ユニット5の温度上昇を抑制することができる。なお、係合部43の向きと、電源脚部53の爪部53aの向きは、逆でもよい。また、電源脚部53は、スライドさせて係合部43と係合する構成に限定されず、弾性変形を利用して押し込むように係合する構成でもよい。
スペーサー6は、図1〜図3に示すように、庇部41の係合部43に差し込まれて、ヒートシンク4に取り付けられた電源ユニット5を位置決めして固定するために設けられている。スペーサー6は、平板状であり、ヒートシンク4に形成された係合部43に係合するスペーサー脚部60を有している。スペーサー脚部60は、電源脚部53と同一形状であり、例えば平板の対向する両側縁から下方に向かって突き出し、内向きに屈曲させた1対のL字の爪部60aで構成されている。
スペーサー6は、係合部43の一端側からスペーサー脚部60が差し込まれ、先に差し込んだ電源ユニット5に突き当たるまでスライドさせることで、ヒートシンク4に取り付けられる。スペーサー6は、電源ユニット5と組み合わせた場合に、開口部41aの長手方向の長さと略一致する長さとなるように形成されている。このように、スペーサー6を設けることによって、電源ユニット5の電源ケース50を点灯回路部の形状に合わせた大きさにすることができるので、製造コストを削減することもできる。
なお、スペーサー6は、庇部41の係合部43に取り付けられた状態で、上面が庇部41の上面と略面一となるように形成されているが、形状はこの限りではない。また、係合部43の向きと、スペーサー脚部60の爪部60aの向きは、逆でもよい。また、スペーサー脚部60は、スライドさせて係合部43と係合する構成に限定されず、弾性変形を利用して押し込むように係合する構成でもよい。
また、図示したスペーサー6は、電源ユニット5の長手方向の一端側にのみ設けた構成を示しているが、電源ユニット5の長手方向の両端に設けてもよい。なお、電源ユニット5の長さが開口部41aの長手方向の長さと一致する場合には、スペーサー6を設けなくてもよい。また、電源ユニット5が必要ない場合には、スペーサー6を庇部41の開口部41aの長さと同じ長さとし、スペーサー6で当該開口部41aを塞ぐ構成とする。
カバー部材7は、光源部材3と対向する側に開口を有する箱形であり、ヒートシンク4のベース部40に取り付けられた光源部材3を覆って保護するものである。カバー部材7は、例えば透過性のある樹脂材料で形成されている。カバー部材7には、開口縁に沿って外方に突き出すフランジ部70が設けられている。カバー部材7は、フランジ部70をヒートシンク4のベース部40の下面に当接させ、固定部材8を介してヒートシンク4に取り付けられている。
なお、図示することは省略したが、カバー部材7は、内側にレンズユニット又はリフレクタを設けた構成としてよい。カバー部材7の内側にレンズユニットを設ける場合には、光源部材3をレンズユニットと一体化した後に、カバー部材7をヒートシンク4に取り付けるとよい。これにより、発光素子31とレンズユニットとの位置ずれを抑制でき、組立作業を容易に行うことができる。
固定部材8は、図1〜図3に示すように、アーム部材1が取り付けられるヒートシンク4の両側面に設けられる。固定部材8は、金属板を曲げて形成された構成であり、ヒートシンク4を側面方向から見て倒立T字状とされている。金属板は、例えばアルミ材よりも強度がある材料であることが好ましい。固定部材8をヒートシンク4の補強部材として機能させるためである。固定部材8は、カバー部材7を保持するカバー固定部80と、アーム部材1をヒートシンク4に回動自在に取り付けるアーム固定部81と、を有している。
カバー固定部80は、図6に示すように、ヒートシンク4の押出方向に沿って延びる平板部80aと、平板部80aの下端縁からカバー部材7に向かって突き出し、ヒートシンク4の押出方向に沿って延びる保持部80bと、保持部80bの両端部から延伸させた部分をヒートシンク4に向かって約90度屈曲させた固定部80cと、を有している。固定部80cには、ネジ等の締結部材83の軸部を通す締結孔80dが形成されている。固定部材8は、締結孔80dに通した締結部材83をヒートシンク4の締結部44にネジ込むことによって、ヒートシンク4に取り付けられる。カバー固定部80は、保持部80bと、ヒートシンク4の下面とで、カバー部材7のフランジ部70を挟み付けて、カバー部材7が落下しないように保持する構成である。そのため、本実施の形態に係る照明器具100では、例えばヒートシンク4にカバー部材7を引っ掛ける形状を設ける必要がないので、構造を簡易化することができる。また、ネジ等の締結部材を用いて樹脂部材であるカバー部材7をヒートシンク4に固定する構成でもないので、ネジ等の締結よる負荷によってカバー部材7が割れたり、破損したりするおそれもない。
なお、照明器具100は、カバー部材7のフランジ部70の上面を覆うL字状の部材を追加してもよい。当該部材を追加することで、カバー部材7の固定を強固にすることができる。L字状の部材は、断面L字形状がY方向に沿って形成され、Y方向両端に穴が形成され、締結部44に固定される。
アーム固定部81は、図1〜図3及び図6に示すように、平板部80aの上端縁の中央部分から上方に向かって突き出す本体部81aと、本体部81aの上端縁からヒートシンク4に向かって約90度屈曲させた屈曲部81bと、を有している。アーム固定部81は、アーム部材1が取り付けられるヒートシンク4の両側面の開口を塞がないようにするために、平板部80aの上端縁の中央部分に設けている。これは、ヒートシンク4の放熱への影響と、器具の軽量化を考慮したものである。
本体部81aには、ボルト10aの軸部を通す貫通孔81cと、ボルト11aの軸部を通す貫通孔81dが形成されている。また、本体部81aの内面側には、ボルト10a及びボルト11aを締め付けるナット82が取り付けられている。アーム部材1は、軸孔10に通したボルト10aの軸部を、アーム固定部81の貫通孔81cに通してナット82で締め付けると共に、弧状孔11に通したボルト11aの軸部を、アーム固定部81は貫通孔81dに通してナット82で締め付けることにより、ヒートシンク4に回動自在に取り付けられている。屈曲部81bは、上面が庇部41の下面に当接するように設けられている。なお、庇部41に屈曲部81bが嵌り込むような溝を設けて、屈曲部81bの移動を規制する構成としてもよい。この溝は、X方向に亘って形成されている。
押え部材9は、ヒートシンク4の係合部43に係合した電源ユニット5及びスペーサー6を固定するためのものである。押え部材9は、図1〜図3及び図7に示すように、金属板を曲げて略U字状に形成された構成である。押え部材9は、ヒートシンク4の押出方向と直交する方向(Y方向)に延びる平板状の押え本体部90と、押え本体部90の両端部からヒートシンク4に向かって約90度屈曲させた押え屈曲部91と、を有している。押え本体部90には、接合部材92の軸部を通す貫通孔90aが形成されている。
次に、図8〜図11に基づいて、カバー部材7をヒートシンク4に取り付ける手順を説明する。図8〜図11は、本発明の実施の形態に係る照明器具のカバー部材をヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。
先ず、図8に示すように、ベース部40が上面となるようにヒートシンク4を配置し、ベース部40の上面に、光源部材3と該光源部材3を覆うカバー部材7を配置する。そして、接着等を用いて光源部材3をベース部40の上面に固定する。次に、図9に示すように、カバー部材7のフランジ部70をベース部40の上面に当接させ、光源部材3を囲うようにベース部40の上面にカバー部材7を載置させる。そして、アーム部材1が取り付けられるヒートシンク4の両側面に1対の固定部材8を対向させて配置する。
次に、図10に示すように、ヒートシンク4の開口を有する側面に固定部材8を取り付ける。固定部材8は、ヒートシンク4の開口に対向する方向(Y方向)から嵌め込まれて取り付けられる。このとき、カバー固定部80の保持部80bとヒートシンク4の下面とで、カバー部材7のフランジ部70を挟み付ける。また、カバー固定部80の固定部80cに形成された締結孔80dと、ヒートシンク4に設けられた締結部44との位置を合わせる。また、アーム固定部81の屈曲部81bの上面を、庇部41の下面に当接させる。そして、位置を合わせた締結孔80dと締結部44に、ボルト等の締結部材83を配置する。
次に、図11に示すように、締結孔80dに通した締結部材83をヒートシンク4の締結部44にネジ込んで、固定部材8をヒートシンク4に固定する。カバー部材7は、カバー固定部80の保持部80bとヒートシンク4の下面とで、フランジ部70が挟み付けら、更にカバー固定部80の平板部80a及び固定部80cで、フランジ部70の水平方向の移動が拘束されることで、落下しないように保持される。
次に、図12〜図14に基づいて、電源ユニット5をヒートシンク4に取り付ける手順を説明する。図12〜図14は、本発明の実施の形態に係る照明器具の電源ユニットをヒートシンクに取り付ける工程を示した説明図である。
先ず、図12に示すように、ヒートシンク4の庇部41の上面に、電源ユニット5及びスペーサー6を配置する。次に、電源ユニット5の電源脚部53を係合部43の一端側から差し込み、他端側に向かってスライドさせて、図13に示すように、電源ユニット5をヒートシンク4に取り付ける。そして、スペーサー6のスペーサー脚部60を係合部43の一端側から差し込み、先に差し込んだ電源ユニット5に突き当たるまでスペーサー6をスライドさせて、ヒートシンク4に取り付ける。そして、1対の押え部材9を各係合部43に対向させて配置する。次に、押え部材9の押え屈曲部91を係合部43に嵌め込み、図14に示すように、押え本体部90を係合部43の端面に当接させる。係合部43の他面、スペーサー6の端面及び電源脚部53の端面は、押え本体部90によって覆われる。そして、押え本体部90の貫通孔90aに通した接合部材92の軸部を、係合部43の接合部43bにネジ込んで締結し、押え部材9をヒートシンク4に固定する。
なお、固定部材8は、カバー固定部80とアーム固定部81を押出方向(X方向)からヒートシンク4に挿し込むような仕様でも良い。このとき、固定部材8とヒートシンク4は、互いに嵌合し合うような形状を有しており、カバー固定部80及びアーム固定部81を、ヒートシンク4の締結部44に締結部材83が締結されて、押出方向(X方向)への移動が規制される。
以上のように、本実施の形態に係る照明器具100は、光を発光する光源部材3と、押出成型によって形成された構成であり、照射面側に光源部材3が取り付けられたヒートシンク4と、光源部材3を覆うカバー部材7と、ヒートシンク4に取り付けられ、カバー部材7を保持する固定部材8と、を有している。ヒートシンク4には、固定部材8を取り付けるための締結部材83を挿入する締結部44が押出成型により押出方向に沿って形成されている。よって、本実施の形態に係る照明器具100は、ヒートシンク4の押出成型後に、締結部材83を通す穴をヒートシンク4に形成する必要がないので、追加加工を抑制でき、製造を簡易化することができる。
また、本実施の形態に係る照明器具100は、光源部材3に電力を供給する電源ユニット5を更に備えている。ヒートシンク4には、電源ユニット5を取り付けるための係合部43が、押出成型により押出方向に沿って形成されている。また、係合部43には、係合した電源ユニット5を固定させる押え部材9を取り付けるための接合部材92を挿入する接合部43bが、押出成型により押出方向に沿って形成されている。よって、本実施の形態に係る照明器具100は、ヒートシンク4の押出成型後に、電源ユニット5を取り付けるために必要な加工を減らすことができるので、追加加工を抑制でき、製造を簡易化することができる。
また、固定部材8は、ヒートシンク4の押出方向に沿って延び、カバー部材7をヒートシンク4と共に挟み付けて保持する保持部80bと、締結部材83によって締結部44に固定される固定部80cと、を有している。よって、本実施の形態に係る照明器具100は、ヒートシンク4に取り付けるための加工をカバー部材7に行う必要がないので、製造を簡易化することができる。
また、本実施の形態に係る照明器具100は、被取付部に取り付けられるアーム部材1を更に備えている。固定部材8は、アーム部材1をヒートシンク4に回動自在に取り付けるアーム固定部81を有している。よって、本実施の形態に係る照明器具100は、固定部材8でカバー部材7と共にアーム部材1を取り付けることができるので、アーム部材1を取り付けるための専用の部材を省略でき、軽量化及び製造の簡易化を図ることができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、照明器具100は、天井以外の被取付部に取り付けてもよい。また、図示した照明器具100は、一例であって、他の構成要素を含んでもよい。要するに、本発明は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 アーム部材、2 光源ユニット、3 光源部材、4 ヒートシンク、5 電源ユニット、6 スペーサー、7 カバー部材、8 固定部材、9 押え部材、10 軸孔、11 弧状孔、10a、11a ボルト、30 基板、31 発光素子、40 ベース部、41 庇部、41a 開口部、42 フィン、42a 板部、43 係合部、43a 爪部、43b 接合部、44 締結部、50 電源ケース、51 端板、52 ソケット、53 電源脚部、53a 爪部、60 スペーサー脚部、60a 爪部、70 フランジ部、80 カバー固定部、80a 平板部、80b 保持部、80c 固定部、80d 締結孔、81 アーム固定部、81a 本体部、81b 屈曲部、81c、81d 貫通孔、82 ナット、83 締結部材、90 押え本体部、90a 貫通孔、91 押え屈曲部、92 接合部材、100 照明装置。

Claims (4)

  1. 光を発光する光源部材と、
    押出成型によって形成された構成であり、照射面側に前記光源部材が取り付けられたヒートシンクと、
    前記光源部材を覆うカバー部材と、
    前記ヒートシンクに取り付けられ、前記カバー部材を保持する固定部材と、を有し、
    前記ヒートシンクには、前記固定部材を取り付けるための締結部材を挿入する締結部が前記押出成型により押出方向に沿って形成されている照明器具。
  2. 前記光源部材に電力を供給する電源ユニットを更に備え、
    前記ヒートシンクには、前記電源ユニットを取り付けるための係合部が、前記押出成型により押出方向に沿って形成されており、
    前記係合部には、係合した前記電源ユニットを固定させる押え部材を取り付けるための接合部材を挿入する接合部が、前記押出成型により押出方向に沿って形成されている請求項1に記載の照明器具。
  3. 前記固定部材は、
    前記ヒートシンクの押出方向に沿って延び、前記カバー部材を前記ヒートシンクと共に挟み付けて保持する保持部と、
    前記締結部材によって前記締結部に固定される固定部と、を有している請求項1又は2に記載の照明器具。
  4. 被取付部に取り付けられるアーム部材を更に備え、
    前記固定部材は、前記アーム部材を前記ヒートシンクに回動自在に取り付けるアーム固定部を有している請求項1〜3のいずれか一項に記載の照明器具。
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