JP2020186055A - プロテインドリンクディスペンサー装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】お客様がプロテインシェイカーを用いることなく、リクエストに応じたプロテインドリンクを即席にて得ることが可能なプロテインドリンクディスペンサー装置を提供する。【解決手段】プロテインドリンクディスペンサー装置は、操作パネルの押下に基づいてお客様のリクエストを検知する検知手段と、お客様のリクエストに応じてプロテインドリンクを供給する供給手段と、を有する。供給手段は、お客様のリクエストに応答して単位量のプロテインドリンクを生成してこれをコップCに供給する。お客様は、プロテインシェイカーを用いることなく、要望に応じたプロテインドリンクを即席にて得ることが可能となる。【選択図】 図3

Description

本発明は、プロテインを含有する原料を用いて造粒されたプロテイン顆粒を、飲料液で溶かしてプロテインドリンクとして即席にて供給するプロテインドリンクディスペンサー装置に関する。
プロテインを含有する原料を用いて造粒されたプロテイン顆粒は、水や牛乳等の飲料液に溶かして飲用されている。このようなプロテイン顆粒としては、例えば、HLB(Hydrophilic Lipophilic Balance)が13〜18である、ラウリン酸を構成脂肪酸とするポリグリセリン脂肪酸エステルを含んでなる、ホエープロテイン含有顆粒が特許文献1に開示されている。
また、プロテイン顆粒を飲料液に溶かす際には、ユーザが、蓋つきの容器、いわゆるプロテインシェイカーにプロテイン顆粒及び飲料液を入れて、プロテインシェイカーを振ることによって行っている。このようなプロテインシェイカーとしては、例えば、一端が開口した円筒状の容器と、この容器の開口を覆うように形成されている蓋部と、を有するプロテインシェイカーが特許文献2に開示されている。
国際公開第2012/161339号 特表2017−507084号公報
しかしながら、プロテイン顆粒は、水、牛乳等の飲料液に溶け難い性質であるため、ユーザが、飲料液及びプロテイン顆粒を入れたプロテインシェイカーを小刻みに振って混ぜなければならないことが課題の一つとして挙げられる。
上記従来技術に鑑み、本発明は、お客様がプロテインシェイカーを用いることなく、リクエストに応じたプロテインドリンクを即席にて得ることが可能なプロテインドリンクディスペンサー装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の1つは、リクエストを検知する検知手段と、前記リクエストに応じてドリンクを供給する供給手段と、を有するドリンクディスペンサー装置であって、前記ドリンクは、プロテインドリンクであり、前記供給手段は、プロテイン顆粒を収容するホッパーと、前記プロテイン顆粒と飲料液を混合する撹拌手段と、前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する取出し手段と、前記飲料液を前記撹拌手段に供給する飲料液供給手段とを有し、前記取出し手段は、前記リクエストに応じた前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給し、前記飲料液供給手段は、前記リクエストに応じた前記飲料液を前記撹拌手段に注ぎ、前記撹拌手段は、前記プロテイン顆粒と前記飲料液を混合してプロテインドリンクを製造し、前記プロテインドリンクを排出することを特徴とするプロテインドリンクディスペンサー装置を提供するものである。
本発明のプロテインドリンクディスペンサー装置によれば、お客様のリクエストを検知手段が検知し、リクエストに応じたプロテイン顆粒と、リクエストに応じた飲料液とが、撹拌手段に供給され、撹拌手段が、プロテイン顆粒と飲料液を混合してプロテインドリンクを製造し、プロテインドリンクを排出するので、プロテインシェイカーを振ることなく、リクエストに応じた作りたてのプロテインドリンクを、手軽に摂取することができる。
本発明のプロテインドリンクディスペンサー装置においては、前記ホッパー、前記取出し手段及び前記攪拌手段は、互いに成分が異なる前記プロテイン顆粒の種類に応じて複数設けられており、前記供給手段は、更に、容器が載置される容器載置部と、前記プロテイン顆粒及び前記飲料液が前記撹拌手段によって撹拌された前記プロテインドリンクを、前記撹拌手段から前記容器載置部に向けて流出させる流出部と、を有し、前記流出部は、前記プロテイン顆粒の種類に応じて独立した複数の流路を有していてもよい。
上記態様によれば、異なる種類のプロテイン顆粒の溶解物が、流路の途中で混じり合わないように容器に供給される。従って、複数の種類のうちの一のプロテイン顆粒に含まれている物質に対してアレルギーを有する人でも安心して利用できる。
また、前記検知手段は、前記プロテイン顆粒の種類、及び提供される前記プロテインドリンクの温度を選択可能な操作パネルを有してもよい。
上記態様によれば、プロテイン顆粒の種類、及びプロテインドリンクの温度を選択することができる。
また、前記取出し手段は、前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する一の動作において、10〜30gの前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給してもよい。
上記態様によれば、栄養効果を期待するのに十分な量のプロテイン顆粒を飲料液に溶解させることができると共に、プロテイン顆粒の溶け残りを生じにくくすることができる。
更に、前記撹拌手段は、槽状に形成されている撹拌槽及び棒状に形成されたシャフトの一端側において前記シャフトに対して垂直方向に延びる撹拌翼を有し、前記撹拌手段は、前記プロテイン顆粒及び前記飲料液を撹拌する一の攪拌動作において、好ましくは250〜480rpmで5〜18秒間、より好ましくは270〜400rpmで7〜15秒間稼働するようにしてもよい。
上記態様によれば、撹拌手段の撹拌翼がシャフトの軸周りに回転することによって、プロテイン顆粒と飲料液とを効率よく撹拌することが可能となる。その結果、プロテインシェイカーを用いてプロテイン顆粒と飲料液を混ぜた場合よりも、プロテイン顆粒のダマやプロテイン顆粒の溶け残りの発生を防ぐことが可能となる。また、栄養効果を期待するのに十分な量のプロテイン顆粒であっても、溶け残りが生じないように溶解させることができる。
更に、前記プロテイン顆粒は、累積体積が50%となる平均粒径が90〜300μmであり、ゆるめ嵩比重が0.15〜0.7であり、成分が均一に造粒されたものとするとよい。この態様によれば、プロテイン顆粒の溶解性を高めることができる。
なお、ここで、「ゆるめ嵩比重」とは例えば、一般社団法人日本粉体工業技術協会規格にある、粉体をふるいを通して自然落下させて容器に充てんさせたときのかさ密度(ゆるみかさ密度)や、独立行政法人医薬品医療機器総合機構版にある、容器をタップしない(上下に振動)しない(ゆるみ)状態での嵩比重のことである。
更にまた、前記プロテイン顆粒は、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリドから選ばれた少なくとも1種の乳化剤を含有するようにするとよい。この態様によれば、プロテイン顆粒がダマになることを防止して、攪拌溶解させやすくすることができる。
また、本発明のもう1つは、プロテインドリンクディスペンサー装置によってお客様の要望に応じたプロテインドリンクを提供するシステムであって、前記プロテインドリンクディスペンサー装置には、プロテイン顆粒を収納するホッパーと、前記プロテイン顆粒と飲料液を混合する撹拌手段と、前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する取出し手段と、前記飲料液を前記撹拌手段に供給する飲料液供給手段とが設定されており、前記ホッパー内には、成分が均一に造粒されたプロテイン顆粒が収容されており、前記取出し手段は、前記お客様の要望に応じたプロテインを前記撹拌手段に供給し、前記飲料液供給手段は、前記お客様の要望に応じた前記飲料液を前記撹拌手段に注ぎ、前記撹拌手段は、前記プロテイン顆粒と前記飲料液を混合して前記プロテインドリンクを製造し、前記プロテインドリンクを排出することを特徴とするプロテインドリンクの提供システムを提供するものである。
本発明によれば、お客様のリクエストに応じたプロテイン顆粒と飲料液とを、撹拌手段によって混合して、プロテインドリンクとして提供することができるので、リクエストに応じた作りたてのプロテインドリンクを、手軽に摂取することができる。
実施例に係るプロテインドリンクディスペンサー装置の斜視図である。 図1の操作パネルの拡大図である。 図1の筐体の内部構造を示す正面図である。 図3のホッパーの斜視図である。 図3の撹拌手段の斜視図である。 図5の撹拌棒の斜視図である。 図3の流出部の上面図である。 図7のA−A線に沿った流出部の断面図である。 実施例に係るプロテインドリンクディスペンサー装置の機能ブロックを示すブロック図である。 実施例に係るプロテインドリンクディスペンサー装置のプロテインドリンクを供給する処理フローである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について更に詳しく説明する。しかし、これらを適宜改変し、組み合わせてもよい。また、以下の説明及び添付図面において、実質的に同一又は等価な部分には同一の参照符を付して説明する。
図1は、実施例に係るプロテインドリンクディスペンサー装置100を示している。図1に示すように、筐体10は、直方体に形成されている。尚、筐体10は、直方体に限られず、例えば多角柱であってもよい。
筐体10は、直方体に形成されている本体部11を有する。本体部11は、中空の箱状に形成され、前面が開口して形成されている。
筐体10は、本体部11の開口を覆うように形成されている板状の前扉部12を有する。前扉部12は、本体部11の開口端において、例えば、ヒンジ等の係止部材(図示せず)によって係止されている。従って、前扉部12は、係止部材の軸まわりに回動自在に取り付けられている。
操作パネル13は、前扉部12の前面に設けられている。操作パネル13は、図中においては、4種類のプロテインドリンク及び当該プロテインドリンクの供給温度、すなわち、ホットドリンク又はコールドドリンクを選択可能な押しボタン式のパネルである。尚、操作パネル13は、押しボタン式のパネルに限られず、例えば、液晶ディスプレイ等のモニタ上に表示されるタッチパネルであってもよい。
取り出し口14は、前扉部12の前面において操作パネル13の下方に設けられている。取り出し口14は、前扉部12の前面の垂直方向に貫通して形成されている貫通孔及び当該貫通孔を塞ぐように形成されている取出しドアを有する。取出しドアは、前扉部12の前面にヒンジ等の係止部材によって取り付けられている。したがって、取出しドアは、係止部材の軸周りに回動可能である。
筐体10の右側面には、コップCが収容されているコップ収容部20が設けられている。コップ収容部20には、コップCが重力方向に積み重ねられて収容されている。コップ収容部20は、コップCを一つずつ取り出し可能になっている。コップ収容部20は、例えば、取出しボタン(図示せず)を有する。お客様は、この取出しボタンを押すことによって、コップCを一つずつ取り出すことが可能である。
コップCは、例えば、紙製のものである。コップCには、例えば提供されるプロテインドリンクの温度に応じて断熱加工が施されているようにしてもよい。また、コップCは、紙製のものに限られず、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)等の樹脂製のものであってもよい。
筐体10の左側面には、プロテインドリンクの提供価格に応じて料金を徴収する料金徴収機30が設けられている。料金徴収機30は、例えば、硬貨精算機31を備える。硬貨精算機31は、お客様によって貨幣投入口から投入された貨幣及びお客様によって選択された商品の清算を行い、つり銭状況に応じてつり銭取り出し口につり銭を供給する。尚、料金徴収機30は、紙幣を投入することが可能な紙幣投入口を備えるようにしてもよい。
料金徴収機30は、電子マネー精算機32を備える。電子マネー精算機32は、IC(Integrate Circuit)カードリーダにかざされたICカードに格納された電子マネー情報を読み取る。電子マネー精算機32は、お客様によって選択された商品の清算を行い、ICカードに電子マネー残額の書き込みを行う。
制御ユニットCUは、お客様の操作パネル13の操作に応じた、すなわち、お客様のリクエストに応じたプロテインドリンクの生成に関するプロテインドリンクディスペンサー装置100の制御を行う。
図2は、操作パネル13の拡大正面図である。図2に示すように、操作パネル13は、4種類のプロテイン顆粒及び提供されるプロテインドリンクの提供温度、すなわち、ホットドリンク又はコールドドリンクを選択可能な8つの入力ボタン13a〜13hを有する。
入力ボタン13a〜13hは、矩形の板状に形成されている。入力ボタン13a、13c、13e、13gは、コールドドリンクを選択するボタンである。入力ボタン13a、13c、13e、13gは、前面に「COLD」の文字が付されている。
入力ボタン13b、13d、13f、13hは、ホットドリンクを選択するボタンである。入力ボタン13a、13c、13f、13gは、前面に「HOT」の文字が付されている。尚、入力ボタン13a〜13hの表示態様は、一例であり、実施態様に応じて適宜変更することが可能である。
表示パネル13i〜13lは、プロテインドリンクの種類を表示するパネルである。表示パネル13i〜13lは、矩形の板状に形成されている。表示パネル13i〜13lは、その前面にプロテイン顆粒の種類が表示されている。
表示パネル13iは、例えば、疲労回復を早める疲労回復タイプのプロテイン顆粒で生成したプロテインドリンクの種類を表示する。疲労回復タイプのプロテイン顆粒は、疲労回復効果を有する成分、例えば、炭水化物や糖質、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンEなどのビタミン類、ミネラル、アミノ酸類やペプチド、クエン酸やα-リポ酸などのカルボン酸類やポリフェノール類などから選ばれた1種又は2種以上を含有している。疲労回復タイプのプロテイン顆粒は、例えば、デキストリン、砂糖、ホエイたんぱく(乳成分を含む)、ココアパウダー、食用油脂、香料、乳化剤、ビタミンC、グルタミン、酵素処理ルチン、ロイシン、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1、葉酸、ビタミンB12を原料として含有する。これらの原料は、造粒されることによってプロテイン顆粒となる。プロテイン顆粒は、当該造粒工程において均一な成分となっている。
表示パネル13jは、例えば、健康増進効果に優れた健康増進タイプのプロテイン顆粒で生成したプロテインドリンクの種類を表示する。健康増進タイプのプロテイン顆粒は、健康増進効果を有する成分、例えば、イソフラボンを含有した大豆たんぱくや、炭水化物及び糖質、ビタミン類、ミネラル、アミノ酸やペプチド、カルボン酸類やポリフェノールなどから選ばれた1種又は2種以上を含有している。健康増進タイプのプロテイン顆粒は、例えば、大豆たんぱく、砂糖、インスタントコーヒー、カラメルパウダー、食用油脂/炭酸カルシウム、香料、乳化剤、甘味料(アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムK、スクラロース)、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12を原料として含有する。これらの原料は、造粒されることによってプロテイン顆粒となる。プロテイン顆粒は、当該造粒工程において均一な成分となっている。
表示パネル13kは、例えば、筋肉増強効果に優れた筋肉増強タイプのプロテイン顆粒で生成したプロテインドリンクを表示する。筋肉増強タイプのプロテイン顆粒は、筋肉増強効果を有する成分、例えば、動物性たんぱく及び植物性たんぱく、炭水化物及び糖質、ビタミン類、ミネラル、アミノ酸やペプチド、3−ヒドロキシイソ吉草酸などのカルボン酸類などから選ばれた1種又は2種以上を含有している。筋肉増強タイプのプロテイン顆粒は、例えば、カゼインカルシウム(乳成分を含む)、ホエイたんぱく、大豆たんぱく、インスタントコーヒー、砂糖、食用油脂、たんぱく加水分解物、食塩/炭酸Ca、香料、乳化剤、甘味料(アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、アセスルファムカリウム、スクラロース)、酵素処理ルチン、グルタミン、ピロリン酸鉄、ナイアシン、パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、ビタミンB2、ビタミンB1、葉酸、ビタミンB12を原料として含有する。これらの原料は、造粒されることによってプロテイン顆粒となる。プロテイン顆粒は、当該造粒工程において均一な成分となっている。
表示パネル13lは、例えば、減量効果に優れた減量タイプのプロテイン顆粒で生成したプロテインドリンクを表示する。減量タイプのプロテイン顆粒は、減量効果を有する成分、例えば、食物繊維、多糖類、L−カルニチンなどのアミノ酸やその誘導体及びペプチド、共役リノール酸などのカルボン酸類、カプサイシンなどアルカロイドから選ばれた1種又は2種以上を含有している。減量タイプのプロテイン顆粒は、例えば、ホエイたんぱく、砂糖、ミルクカルシウム、L−カルニチンL−酒石酸塩、食用油脂、貝カルシウム、クエン酸、炭酸カルシウム、香料、乳化剤、ヒスチジン、甘味料(アスパルテーム・L−フェニルアラニン化合物、スクラロース)、酵素処理ルチン、ビタミンC、ピロリン酸鉄、パントテン酸カルシウム、ナイアシン、ビタミンE、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、葉酸、ビタミンD、ビタミンB12を原料として含有する。これらの原料は、造粒されることによってプロテイン顆粒となる。プロテイン顆粒は、当該造粒工程において均一な成分となっている。
したがって、入力ボタン13aは、疲労回復タイプのプロテイン顆粒を用いたコールドドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。入力ボタン13bは、疲労回復タイプのプロテイン顆粒を用いたホットドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。
入力ボタン13cは、健康増進タイプのプロテイン顆粒を用いたコールドドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。入力ボタン13dは、健康増進タイプのプロテイン顆粒を用いたホットドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。
入力ボタン13eは、筋肉増強タイプのプロテイン顆粒を用いたコールドドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。入力ボタン13fは、筋肉増強タイプのプロテイン顆粒を用いたホットドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。
入力ボタン13gは、減量タイプのプロテイン顆粒を用いたコールドドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。入力ボタン13hは、減量タイプのプロテイン顆粒を用いたホットドリンクのプロテインドリンクの製造を受け付けるメニューボタンである。
尚、上記の疲労回復タイプ、健康増進タイプ、筋肉増強タイプ及び減量タイプのプロテイン顆粒は、累積体積が50%となる平均粒径が、好ましくは90〜300μmであり、より好ましくは100〜260μmである。また、疲労回復タイプ、健康増進タイプ、筋肉増強タイプ及び減量タイプのプロテイン顆粒は、ゆるめ嵩比重が、好ましくは0.15〜0.7であり、より好ましくは0.20〜0.50である。プロテイン顆粒の平均粒径をこのようにすることによって、プロテイン顆粒の飲料液への溶解性を高めることができる。
また、上記の疲労回復タイプ、健康増進タイプ、筋肉増強タイプ及び減量タイプのプロテイン顆粒の原料に含まれている乳化剤は、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリドから選ばれた少なくとも1種を含有する。乳化剤がこれらの成分を含むことにより、プロテイン顆粒がダマになることを防止して、攪拌溶解させやすくすることができる。
尚、図2における表示パネル13i〜13lの表示態様は、一例であり、実施態様に応じて適宜変更することが可能である。例えば、プロテイン顆粒を溶かす飲料液の種類を選択可能な入力ボタンを設けてもよい。具体的には、プロテイン顆粒を溶かす飲料液を水とする入力ボタンや、プロテイン顆粒を溶かす飲料液を牛乳とするとする入力ボタンを設けてもよい。
図3は、筐体10の本体部11の内部を示している。図3に示すように、4つのホッパー41a〜41dは、本体部11の内部に収容されている。ホッパー41a〜41dは、直方体の容器状に形成されている。ホッパー41a〜41dの下端には、嵌合突起(図示せず)が形成されている。
尚、本体部11の右側面から左側面にかけてフレームFRが形成されている。当該フレームには、嵌合孔(図示せず)が形成されている。ホッパー41a〜41dは、嵌合突起をフレームの嵌合孔に嵌合させることにより本体部11に設けられている。
ホッパー41a〜41dは、各々互いに異なる種類のプロテイン顆粒が収容されている。ホッパー41aは、例えば、上述した疲労回復タイプのプロテイン顆粒が収容されている。ホッパー41bは、例えば、上述した健康増進タイプのプロテイン顆粒が収容されている。ホッパー41cは、例えば、上述した筋肉増強タイプのプロテイン顆粒が収容されている。ホッパー41dは、例えば、上述した減量タイプのプロテイン顆粒が収容されている。
取出し手段51aは、ホッパー41aの下端に設けられた接続口(図示せず)に接続されている。取出し手段51bは、ホッパー41bの下端に設けられた接続口(図示せず)に接続されている。取出し手段51cは、ホッパー41cの下端に設けられた接続口(図示せず)に接続されている。取出し手段51dは、ホッパー41dの下端に設けられた接続口(図示せず)に接続されている。
取出し手段51a〜51dは、入力ボタン13a〜13hの押下に応じて、入力されたプロテインドリンクの種類に応じたプロテイン顆粒をホッパー41a〜41dから取り出す装置である。取出し手段51a〜51dの各々は、例えば、プロテイン顆粒を取り出す一の動作につき、10〜30gのプロテイン顆粒を取り出す。
尚、取出し手段51a〜51dがホッパー41a〜41dから取り出すプロテイン顆粒の量は、10〜30g以下にすることが好ましく、12〜25gにすることがより好ましい。プロテイン顆粒の量は、プロテイン顆粒の種類や、プロテインドリンクの濃度に応じて適宜変更することが可能であるが、上記範囲とすることにより、栄養効果を期待するのに十分な量のプロテイン顆粒を飲料液に溶解させることができる。
撹拌手段61a〜61dは、取出し手段51a〜51dの下端に接続されている。撹拌手段61a〜61dには、プロテイン顆粒の溶媒となる水、牛乳等の飲料液を導入する飲料液供給手段LSが接続されている。撹拌手段61a〜61dは、取出し手段51a〜51dによって取出されたプロテイン顆粒及び飲料液を攪拌してプロテインドリンクを生成する装置である。
飲料液供給手段LSは、撹拌手段61a〜61dの各々に飲料液を供給する装置である。飲料液供給手段LSは、例えば、水、牛乳等の飲料液を貯蔵するタンク(図示せず)、当該タンクと撹拌手段61a〜61dまでを接続するチューブTB及びチューブTBを介してタンクから撹拌手段61a〜61dまで飲料液を導くポンプを有する。尚、飲料液供給手段LSは、必ずしもタンクを備える必要はなく、例えば、上水道の水道管に直結されていてもよい。
飲料液は、水、牛乳以外には、例えば、オレンジジュース、ぶどうジュース、リンゴジュース等の果汁飲料、炭酸水、サイダー、コーラ、ジンジャーエール等の炭酸飲料、麦茶、ウーロン茶、緑茶、紅茶、等の茶類、コーヒー、ココア、豆乳等の飲料液を用いてもよい。尚、本実施例においては、飲料液の一例として水を用いて説明する。
容器載置部70は、前面が開口した直方体の箱状に形成されている。容器載置部70は、本体部11の底面にネジやボルト等によって固定されている。容器載置部70の底部は、水等の飲料を切るために網目状に形成されている。容器載置部70の底部の中央には、コップCを載置可能な窪み(図示せず)が設けられている。
流出部80は、中空のプレート状に形成されている。流出部80は、容器載置部70の上面に固定されている。流出部80の内部には、プロテインドリンクが流れる流路(図示せず)が設けられている。
流出部80は、プロテインドリンクを容器載置部70に向けて撹拌手段61a〜61dからプロテインドリンクを流出させることが可能である。
図4は、ホッパー41aの斜視図を示している。ホッパー41a〜41dは、同一の構造を有する。本図においては、ホッパー41aを代表例として説明し、ホッパー41b〜41dの説明を省略する。
ホッパー41aは、直方体の箱状に形成されている。ホッパー41aは、底部側に形成される基部42a及び基部42aに続いて上部側に形成されている導入部43aを有する。
基部42aは、右側面及び左側面が底部に向かうに従って窄んで形成されている。基部42aの前面には、当該前面から垂直方向に延びた円筒状の接続口44aが形成されている。
接続口44aは、取出し手段51aに接続されている。取出し手段51aは、棒状に形成されているシャフト(図示せず)と、当該シャフトに取り付けられたバネと、1の取出し動作分のプロテイン顆粒を貯留可能な貯留部(図示せず)と、当該貯留部を覆うように形成されている筒状部を有する。従って、シャフトが軸周り回転すると、貯留部からプロテイン顆粒が排出される。排出されたプロテイン顆粒は、筒状部を伝って撹拌手段61aに供給される。
導入部43aは、ホッパー41aの上部側において、ホッパー41aの上部を覆うことが可能な蓋部を有する。蓋部は、ヒンジ等の係止部材によって導入部43aに係止されている。従って、蓋部はヒンジの軸周りに回動することが可能である。
従って、ユーザは、導入部43aの蓋部を開けることにより、ホッパー41aにプロテイン顆粒を補充することができる。また、ユーザは、プロテイン顆粒をホッパー41aに補充した後に蓋部を閉めることにより、ホッパー41aの内部に異物が混入することを防止することが可能である。
図5は、撹拌手段61aの斜視図を示している。撹拌手段61a〜61dは、同一の構造を有する。本図においては、撹拌手段61aを代表例として説明し、撹拌手段61b〜61dの説明を省略する。
攪拌槽62aは、槽状に形成されている。具体的には、攪拌槽62aは、上面が窪んで略直方体の皿状に形成された皿状部63a及び皿状部63aの底面の長手方向の一端側において筒状に形成されている筒状部64aを有する。尚、皿状部63a及び筒状部64aは一体に形成されている。
皿状部63aの底面の長手方向の他端側には、当該底面を貫通して形成された飲料液導入口が形成されている。飲料液導入口には、飲料液供給手段LSのチューブTBを接続することが可能である。例えば、入力ボタン13aが押下されると、飲料液供給手段LSのチューブTBから皿状部63aの飲料液導入口に水が供給される。
筒状部64aの底面には、当該底面を貫通して形成されている排出孔65aが形成されている。排出孔65aは、上面視が略円形となるように形成されている。具体的には、排出孔65aは、当該円の中心部に形成された孔及び当該円の中心部から放射状に形成され孔を有する。
撹拌棒66aは、棒状に形成されたシャフトSH、シャフトSHの先端側に形成されている撹拌翼WG及びシャフトSHの基端側に形成され当該シャフトSHに軸周りの回転動力を伝達する動力伝達部PTを有する。シャフトSHの先端は、排出孔65aの中心部に形成された孔に挿通することが可能である。
撹拌翼WGは、シャフトSHに対して垂直な方向に延在する円板状に形成されている。撹拌翼WGは、シャフトSHが挿通されている中心から放射状に孔が形成されている。従って、プロテイン顆粒が攪拌槽62aに導入されると、プロテイン顆粒は、撹拌翼WGの孔を通って攪拌槽62aの底面に落下する。
動力伝達部PTは、その基端側に嵌合穴が形成されている。この嵌合穴は、フレームFRに設けられた駆動軸(図示せず)の先端と嵌合させることが可能である。従って、駆動軸が軸周りに回転すると、動力伝達部PTが回転して撹拌棒66aが回転する。
図6は、撹拌手段61aの撹拌棒66aの斜視図である。図6に示すように、撹拌棒66aは、シャフトSHが挿通されている中心から放射状に延びて形成されている6つのリブRBを有する。6つのリブRBは、等間隔に配置されている。また、6つのリブRBは、中心側から縁に向かって漸次高さが低くなるように形成されている。
図7は、流出部80の拡大上面図である。尚、図中において矢印は前後方向及び左右方向を示している。図7に示すように、流出部80は、上面視において前方に向かうに従い左右方向の幅が狭まる略六角形に形成されている。流出部80は、中空の板状に形成されている。
流出部80の上面には、プロテインドリンクを導入する導入孔81a〜81dが4か所に設けられている。各々の導入孔81a〜81dは、流出部80の幅方向に沿って配列されている。各々の導入孔81a〜81dは、撹拌手段61a〜61dの排出孔65a〜65dの配置位置に応じて形成されている。すなわち、排出孔65a〜65dから排出されたプロテインドリンクは、導入孔81a〜81dに導入される。
具体的には、導入孔81aは、撹拌手段61aの位置に応じて形成されている。導入孔81bは、撹拌手段61bの位置に応じて形成されている。導入孔81cは、撹拌手段61cの位置に応じて形成されている。導入孔81dは、撹拌手段61dの位置に応じて形成されている。
流出部80の底面の前方側には、底面に対して垂直方向に延びた4つのノズル82a〜82dを有する。4つのノズル82a〜82dは、流出部80の底面を貫通し、流出部80の内部と接続されている。
流出部80の内部は、後方から前方に向かって高さが低くなるように傾斜している。流出部80の内部には、導入孔81a〜81dからノズル82a〜82dの間を仕切る仕切板83が設けられている。
この仕切板83によって、導入孔81aからノズル82aまでの流路をなす流路84a、導入孔81bからノズル82bまでの流路をなす流路84b、導入孔81cからノズル82aまでの流路をなす流路84c及び導入孔81dからノズル82dまでの流路をなす流路84dが形成されている。
図8は、図7のA−A線に沿った流出部80の断面図である。図8に示すように、仕切板83は、流出部80の内部空間を仕切るように、床部から天井部に亘って形成されている。流路84a〜84dは、流路84a〜84dのいずれかに流体が流れた際に、他の流路84a〜84dに流体が混入することがないように形成されている。言い換えれば、流路84a〜84dは、互いに独立した流路である。
図9は、プロテインドリンクディスペンサー装置100の機能ブロックを示している。図9に示すように、操作パネル13は、上述したように4種類のプロテインドリンク及び当該プロテインドリンクの供給温度、すなわち、ホットドリンク又はコールドドリンクを選択可能な押しボタン式のパネルである。
取出し手段51a〜51dは、上述したように、入力ボタン13a〜13hの押下に応じて、入力されたプロテインドリンクの種類に応じたプロテイン顆粒をホッパー41a〜41dから取り出す装置である。
飲料液供給手段LSは、上述したように、撹拌手段61a〜61dの各々に飲料液を供給する装置である。
撹拌手段61a〜61dは、上述したように、取出し手段51a〜51dによって取出されたプロテイン顆粒及び飲料液を攪拌してプロテインドリンクを生成する装置である。
制御ユニットCUは、上述したように、お客様のリクエストに応じたプロテインドリンクの生成に関するプロテインドリンクディスペンサー装置100の制御を行う。
入力部91は、操作パネル13と接続されているインターフェース部である。制御ユニットCUは、入力部91を介して操作パネル13に対してなされた操作、すなわちお客様のリクエストを取得可能である。
出力部92は、取出し手段51a〜51d、飲料液供給手段LS及び撹拌手段61a〜61dと接続されているインターフェース部である。出力部92は、取出し手段51a〜51d、飲料液供給手段LS及び撹拌手段61a〜61dに駆動信号を送出する。制御ユニットCUは、出力部92からの駆動信号によって、取出し手段51a〜51d、飲料液供給手段LS及び撹拌手段61a〜61dに対して上述した動作をさせることが可能である。
制御部93は、演算処理装置としてのCPU(Central Processing Unit)と、主記憶装置としてのROM(Read Only Memory)と、RAM(Random Access Memory)と、を有するコンピュータによって実現される。CPUは、ROMから処理内容に応じたプログラムを読み出してRAMに展開し、展開したプログラムと協働して、各種機能を実現する。
検知手段93aは、操作パネル13の入力操作を検知することが可能である。検知手段93aは、操作パネル13に対する操作がなされたことを入力部91を介して取得することが可能である。従って、検知手段93aは、操作パネル13の操作、すなわちお客様のリクエストを検知したか否かを判定することが可能である。
供給手段93bは、取出し手段51a〜51d、飲料液供給手段LS及び撹拌手段61a〜61dを出力部92を介して稼働させることが可能である。従って、供給手段93bは、リクエストを検知すると、リクエストに応じて所定の単位量のプロテインドリンクを生成しこれを供給することが可能である。
図10は、プロテインドリンクディスペンサー装置100のプロテインドリンクを供給する処理フローである。図10に示すように、制御部93は、リクエストを検知したかを判定する(ステップS01)。具体的には、制御部93は、操作パネル13の入力ボタン13a〜13hのいずれかがお客様によって、押されたか否かによって当該お客様のリクエストの検知を判定する。従って、制御部93は、検知手段93aとして機能する。
制御部93は、ステップS01の判定において、リクエストを検知していないと判定した場合(ステップS01:N)、処理を終了する。
制御部93は、ステップS01の判定において、リクエストを検知したと判定した場合(ステップS01:Y)、取出し手段51a〜51d、飲料液供給手段LS及び撹拌手段61a〜61dを出力部92を介して稼働させ、プロテインドリンクを生成する(ステップS02)。
具体的には、制御部93は、押された入力ボタンのプロテインドリンクの種類、すなわちお客様のリクエストに応じて、取出し手段51a〜51dのいずれかを稼働させる。制御部93によって稼働された取出し手段51a〜51dは、ホッパー41a〜41dからリクエストに応じたプロテイン顆粒を10〜30g取り出して撹拌手段61a〜61dに供給する。
また、制御部93は、押された入力ボタンのプロテインドリンクの種類、すなわちお客様のリクエストに応じて、飲料液供給手段LSを稼働させる。制御部93によって稼働された飲料液供給手段LSは、タンクからコップCの1杯分のプロテインドリンクの飲料液、例えば、100〜300mlを撹拌手段61a〜61dに供給する。言い換えれば、飲料液供給手段LSは、プロテインドリンクの温度に応じた飲料液を撹拌手段61a〜61dに注ぐ。
制御部93は、押された入力ボタンのプロテインドリンクの種類、すなわちお客様のリクエストに応じて、撹拌手段61a〜61dを稼働させる。この際、撹拌手段61a〜61dは、撹拌スピードと撹拌時間を制御することで、効率よく撹拌でき、好ましくは250〜480rpmで5〜18秒間、より好ましくは270〜400rpmで7〜15秒間稼働してプロテイン顆粒及び飲料液を撹拌する。
撹拌手段61a〜61dの撹拌翼がシャフトの軸周りに回転することによって、プロテイン顆粒と飲料液とを効率よく撹拌することが可能となる。その結果、プロテインシェイカーを用いてプロテイン顆粒と飲料液を混ぜた場合よりも、プロテイン顆粒のダマやプロテイン顆粒の溶け残りの発生を防ぐことが可能となる。また、栄養効果を期待するのに十分な量のプロテイン顆粒であっても、溶け残りが生じないように溶解させることができる。
このように、プロテインドリンクディスペンサー装置100は、お客様によって、入力ボタン13a〜13hが押されることによって、お客様の要望、すなわちリクエストを取得することが可能である。ここで、お客様の要望とは、提供されるプロテインドリンクに用いられるプロテイン顆粒の種類、提供されるプロテインドリンクに用いられる飲料液の種類、提供されるプロテインドリンクの温度である。
言い換えれば、お客様は、栄養効果が互いに異なる複数の種類のプロテイン顆粒の中から任意の種類のプロテイン顆粒を選択し、例えば、水、牛乳、豆乳のうちから当該プロテイン顆粒に混ぜる飲料液を選択し、かつプロテインドリンクの提供温度、すなわち、プロテインドリンクをアイスドリンクとするか、又はホットドリンクとするかを選択することが可能である。
制御部93は、ステップS02が終了すると、撹拌手段61a〜61dの稼働を停止し、排出孔65a〜65dからプロテインドリンクを供給する(ステップS03)。具体的には、制御部93は、排出孔65a〜65dからプロテインドリンクを排出させ、流出部80の流路84a〜84dを介してノズル82a〜82dからプロテインドリンクを流下させる。ノズル82a〜82dから流下されたプロテインドリンクは、容器載置部70に載置されたコップCに注がれる。従って、制御部93は、リクエストに応答して単位量のプロテインドリンクを生成してこれを供給する供給手段として機能する。
このように、異なる種類の複数のプロテインドリンクが、各々独立した流路でコップCに注がれることにより、異なる種類のプロテイン顆粒の溶解物が、流路の途中で混じり合わないように容器に供給される。従って、複数の種類のうちの一のプロテイン顆粒に含まれている物質に対してアレルギーを有する人でも安心して利用できる。
以上のように、本実施例のプロテインドリンクディスペンサー装置100によれば、お客様がプロテインシェイカーを振ることなく、作りたてのプロテインドリンクを手軽に摂取することができる。また、お客様は、プロテイン顆粒の計量を行うことなくプロテインドリンクを摂取することが可能となる。
100 プロテインドリンクディスペンサー装置
41a〜41d ホッパー
51a〜51d 取出し手段
61a〜61d 攪拌手段
62a〜42d 撹拌槽
WG 撹拌翼
LS 飲料液供給手段
70 容器載置部
80 流出部
84a〜84d 流路
93a 検知手段
93b 供給手段

Claims (8)

  1. リクエストを検知する検知手段と、
    前記リクエストに応じてドリンクを供給する供給手段と、を有するドリンクディスペンサー装置であって、
    前記ドリンクは、プロテインドリンクであり、
    前記供給手段は、プロテイン顆粒を収容するホッパーと、前記プロテイン顆粒と飲料液を混合する撹拌手段と、前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する取出し手段と、前記飲料液を前記撹拌手段に供給する飲料液供給手段とを有し、
    前記取出し手段は、前記お客様の要望に応じた前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給し、
    前記飲料液供給手段は、前記お客様の要望に応じた前記飲料液を前記撹拌手段に注ぎ、
    前記撹拌手段は、前記プロテイン顆粒と前記飲料液を混合してプロテインドリンクを製造し、前記プロテインドリンクを排出することを特徴とするプロテインドリンクディスペンサー装置。
  2. 前記ホッパー、前記取出し手段及び前記攪拌手段は、互いに成分が異なる前記プロテイン顆粒の種類に応じて複数設けられており、
    前記供給手段は、更に、容器が載置される容器載置部と、前記プロテイン顆粒及び前記飲料液が前記撹拌手段によって撹拌された前記プロテインドリンクを、前記撹拌手段から前記容器載置部に向けて流出させる流出部と、を有し、
    前記流出部は、前記プロテイン顆粒の種類に応じて独立した複数の流路を有する、請求項1に記載のプロテインドリンクディスペンサー装置。
  3. 前記検知手段は、前記プロテイン顆粒の種類、及び提供される前記プロテインドリンクの温度を選択可能な操作パネルを有する、請求項1又は2に記載のプロテインドリンクディスペンサー装置。
  4. 前記取出し手段は、前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する一の動作において、10〜30gの前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する、請求項1〜3のいずれかに記載のプロテインドリンクディスペンサー装置。
  5. 前記撹拌手段は、槽状に形成されている撹拌槽及び棒状に形成されたシャフトの一端側において前記シャフトに対して垂直方向に延びる撹拌翼を有し、
    前記撹拌手段は、前記プロテイン顆粒及び前記飲料液を撹拌する一の攪拌動作において、250〜480rpmで5〜18秒間稼働する、請求項1〜4のいずれかに記載のプロテインドリンクディスペンサー装置。
  6. 前記プロテイン顆粒は、累積体積が50%となる平均粒径が90〜300μmであり、ゆるめ嵩比重が0.15〜0.7である、請求項1〜5のいずれかに記載のプロテインドリンクディスペンサー装置。
  7. 前記プロテイン顆粒は、レシチン、グリセリン脂肪酸エステル、ショ糖脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エステル、ポリグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、プロピレングリコール脂肪酸エステル、有機酸モノグリセリドから選ばれた少なくとも1種の乳化剤を含有する、請求項1〜6のいずれかに記載のプロテインドリンクディスペンサー装置。
  8. プロテインドリンクディスペンサー装置によってお客様の要望に応じたプロテインドリンクを提供するシステムであって、
    前記プロテインドリンクディスペンサー装置には、プロテイン顆粒を収納するホッパーと、前記プロテイン顆粒と飲料液を混合する撹拌手段と、前記プロテイン顆粒を前記撹拌手段に供給する取出し手段と、前記飲料液を前記撹拌手段に供給する飲料液供給手段とが設定されており、
    前記ホッパー内には、成分が均一に造粒されたプロテイン顆粒が収容されており、
    前記取出し手段は、前記お客様の要望に応じたプロテインを前記撹拌手段に供給し、
    前記飲料液供給手段は、前記お客様の要望に応じた前記飲料液を前記撹拌手段に注ぎ、
    前記撹拌手段は、前記プロテイン顆粒と前記飲料液を混合して前記プロテインドリンクを製造し、前記プロテインドリンクを排出することを特徴とするプロテインドリンクの提供システム。
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