JP2020184966A - 栽培システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】温室10を用いた栽培システム1であって、通気性を有し、前記温室10の側面に敷設されるネット20と、前記ネット20の近傍に設けられ、電解水を噴霧するための噴霧器30と、を備え、前記噴霧器30は、前記ネット20に向けて設けられたノズルを有し、前記ネット20は、前記温室10の外部から内部に流れる空気の通過部に設けられることを特徴とする。また、例えば前記温室10内に設けられ、栽培物及び土壌が配置された土耕栽培用コンテナをさらに備え、温室10高さ方向から見て、前記噴霧器30は、前記土耕栽培用コンテナと、前記ネット20との間に設けられることを特徴とする。
【選択図】図1
Description
図1を参照して、第1実施形態における栽培システム1の一例について説明する。図1は、第1実施形態における栽培システム1の一例を示す模式図である。
温室10は、ビニールハウス等のビニール張りの建物を示すほか、例えばガラス張り等の建物を示す。温室10では、野菜や花卉等の作物を含む栽培物(例えば図7に示す栽培物120)が栽培される。栽培システム1では、主に土耕栽培を行うために温室10が用いられる。
ネット20は、温室10の平側、妻側、及び天井面を含む側面に敷設される。ネット20は、例えば平側に沿って延在し、複数設けられてもよい。ネット20は、通気性を有し、例えば網目状に形成される。ネット20として、害虫や野生動物等の侵入を防ぐための公知のネットが用いられ、例えば防虫ネットが用いられる。
噴霧器30は、ネット20の近傍に設けられ、例えば温室10内に設けられる。噴霧器30は、ネット20に向けて電解水を噴霧するためのものである。噴霧器30は、例えばネット20の延在する方向(例えば温室10の平側)に沿って複数設けられる。噴霧器30として、霧状の電解水を噴霧できる公知の装置が用いられる。
栽培システム1は、例えば電解水用配管46と、圧縮空気用配管48とを備えてもよい。電解水用配管46及び圧縮空気用配管48は、ハウジング34に接続される。電解水用配管46は、電解水を流し、噴霧器30に電解水を供給するためのものである。圧縮空気用配管48は、空気を流し、噴霧器30に空気を供給するためのものである。
栽培システム1は、例えば図3に示すように、電解水供給部40をさらに備えてもよい。電解水供給部40は、電解水用配管46と接続される。電解水供給部40は、電解水用配管46を介して、噴霧器30に電解水を供給する。電解水供給部40は、例えば強酸性電解水及び強アルカリ性電解水の少なくとも何れかを電解水として、噴霧器30に供給する。
ここで、電解水供給部40を用いた電解水の生成方法について説明する。電解水の生成方法として公知の技術を用いることができる。電解水の生成方法として、例えば水が軟水機41に供給され、水から被電解水を生成する。その後、軟水機41から、電解水生成装置42に設けられた2室のそれぞれに、被電解水が供給される。なお、電解水生成装置42に供給される被電解水には、例えば若干量の塩化ナトリウム(NaCl)が添加される。そして、陽極と陰極との間に所定の電圧を印加することで、陽極側には次亜塩素酸(HClО)を含んだ強酸性電解水が生成され、陰極側には水酸化ナトリウム(NaOH)を含む強アルカリ性電解水が生成される。
本実施形態における栽培システム1は、例えば土耕栽培用コンテナ116をさらに備える。土耕栽培用コンテナ116は、温室10内に設けられ、栽培物120及び土壌が配置される。
本実施形態における栽培システム1は、例えば図5に示すように、日光に対して透過性(透光性)を有する透光シート51をさらに備えてもよい。透光シート51は、ネット20よりも温室10の外側に敷設され、例えば温室10における外側の側面に取り付けられる。このため、ネット20に電解水を噴霧する構成に影響を与えずに、透光シート51を利用して温室10内に取り込む空気(例えば図5の矢印)を制御することができる。これにより、栽培物120のさらなる品質向上を図ることが可能となる。
本実施形態における栽培システム1は、例えば図6に示すように、日光に対して遮光性を有する遮光シート61をさらに備えてもよい。遮光シート61は、温室10の少なくとも一部を覆う。遮光シート61は、例えば温室10の天井面から少なくともネット20の上端が設けられた位置までを覆い、例えば地盤9まで延在して温室10を覆うように設けてもよい。このため、ネット20に電解水を噴霧する構成に影響を与えずに、遮光シート61を利用して温室10内に入射する日光を制御することができる。これにより、栽培物120のさらなる品質向上を図ることが可能となる。
本実施形態における栽培システム1は、例えば栽培装置101をさらに備える。栽培装置101は、土耕栽培用コンテナ116を用いて栽培物120を栽培するために用いられる。栽培装置101は、温室10内に設けられ、例えば一部が温室10外に設けられてもよい。
本実施形態では、例えば上述した図2及び図3に示すように、噴霧器30から電解水が噴霧されると、ネット20の表面及びネット20の近傍の少なくとも何れかに、霧状の電解水が飛散する。このとき、供給する電解水は、制御部45によって切替可能であり、電解水を強酸性電解水とするか、強アルカリ性電解水とするかによって、「空気清浄モード」、又は「ネットクリーニングモード」の何れかを選択することができる。
10 :温室
11 :仕切り板
12c :バルブ
14 :緩衝材
20 :ネット
30 :噴霧器
32 :ノズル
34 :ハウジング
40 :電解水供給部
41 :軟水機
42 :電解水生成装置
43 :強酸性水タンク
44 :強アルカリ性水タンク
45 :制御部
46 :電解水用配管
47 :コンプレッサ
48 :圧縮空気用配管
51 :透光シート
52 :巻き取り部
61 :遮光シート
62 :巻き取り部
9 :地盤
101 :栽培装置
110 :温度制御ベッド
110a :流入口
110b :排出口
110c :支脚
111 :仕切り板
112 :溶媒循環手段
112a :加熱手段
112b :移送パイプ
112c :バルブ
112d :廃液口
112e :取水口
114 :緩衝材
116 :土耕栽培用コンテナ
118 :係止部
120 :栽培物
122 :送風ファン
P :ポンプ
S :溶媒
Claims (8)
- 温室を用いた栽培システムであって、
通気性を有し、前記温室の側面に敷設されるネットと、
前記ネットの近傍に設けられ、電解水を噴霧するための噴霧器と、
を備え、
前記噴霧器は、前記ネットに向けて設けられたノズルを有し、
前記ネットは、前記温室の外部から内部に流れる空気の通過部に設けられること
を特徴とする栽培システム。 - 前記温室内に設けられ、栽培物及び土壌が配置された土耕栽培用コンテナをさらに備え、
温室高さ方向から見て、前記噴霧器は、前記土耕栽培用コンテナと、前記ネットとの間に設けられること
を特徴とする請求項1記載の栽培システム。 - 前記土壌は、前記温室が設けられた地盤から離間すること
を特徴とする請求項2記載の栽培システム。 - 前記噴霧器と接続され、前記電解水を流すための電解水用配管と、
前記電解水用配管と接続され、強酸性電解水及び強アルカリ性電解水の少なくとも何れかを前記電解水として、前記電解水用配管を介して前記噴霧器に供給するための電解水供給部と、
をさらに備えること
を特徴とする請求項1〜3の何れか1項記載の栽培システム。 - 前記電解水供給部は、
被電解水を電気分解し、前記電解水を生成する電解水生成装置と、
前記電解水生成装置から前記電解水用配管に供給される前記電解水の量を制御する制御部と、
を有し、
前記制御部は、前記強酸性電解水、及び前記強アルカリ性電解水の何れか一方を、前記電解水用配管を介して前記噴霧器に供給するためのものであること
を特徴とする請求項4記載の栽培システム。 - 前記ネットよりも前記温室の外側に敷設され、透光性を有する透光シートをさらに備えること
を特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の栽培システム。 - 前記温室の少なくとも一部を覆い、遮光性を有する遮光シートをさらに備えること
を特徴とする請求項1〜6の何れか1項記載の栽培システム。 - 前記土耕栽培用コンテナを用いて前記栽培物を栽培するための栽培装置をさらに備え、
前記栽培装置は、
前記温室内に設けられ、溶媒を循環させることにより温度制御を行う温度制御ベッドと、
前記溶媒を前記温度制御ベッドに循環させる溶媒循環手段と、
前記温度制御ベッドの溶媒表面に載置された緩衝材と、
前記土耕栽培用コンテナを固定するための係止部と、
を有し、
前記土耕栽培用コンテナは、前記緩衝材の上方に載置されること
を特徴とする請求項2又は3記載の栽培システム。
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