JP2020178282A - スキャン画像のプレビュー表示を行なう画像処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
<システム構成>
図1は、本実施形態に係る、画像処理システムの全体構成を示す図である。画像処理システムは、MFP(Multifunction Peripheral)110と、インターネット上でクラウドサービスを提供するサーバ装置120及び130とを含む。MFP110は、インターネットを介してサーバ装置120及び130と通信可能に接続されている。
図2は、MFP110のハードウェア構成を示すブロック図である。MFP110は、制御部210、操作部220、プリンタ部221、スキャナ部222、モデム223で構成される。制御部210は、以下の各部211〜219で構成され、MFP110全体の動作を制御する。CPU211は、ROM212に記憶された様々な制御プログラム(後述のソフトウェア構成図で示す各種機能に対応するプログラム)を読み出して実行する。RAM213は、CPU211の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。なお、本実施例では1つのCPU211が1つのメモリ(RAM213またはHDD214)を用いて後述のフローチャートに示す各処理を実行するものとするが、これに限定されない。例えば、複数のCPUや複数のRAMまたはHDDを協働させて各処理を実行してもよい。HDD214は、画像データや各種プログラムを記憶する大容量記憶部である。操作部I/F215は、操作部220と制御部210とを接続するインタフェースである。操作部220には、タッチパネルやキーボードなどが備えられており、ユーザによる操作/入力/指示を受け付ける。なお、タッチパネルへのタッチ操作には、人の指による操作やタッチペンによる操作が含まれる。プリンタI/F216は、プリンタ部221と制御部210とを接続するインタフェースである。印刷用の画像データはプリンタI/F216を介して制御部210からプリンタ部221へ転送され、紙等の記録媒体上に印刷される。スキャナI/F217は、スキャナ部222と制御部210とを接続するインタフェースである。スキャナ部222は、不図示の原稿台やADF(Auto Document Feeder)にセットされた原稿を光学的に読み取ってスキャン画像データを生成し、スキャナI/F217を介して制御部210に入力する。スキャナ部222で生成されたスキャン画像データは、プリンタ部221にて印刷したり(コピー出力)、HDD214に保存したり、LANを介してMFP連携サーバ120等の外部装置にファイル送信したりすることができる。モデムI/F218は、モデム223と制御部210とを接続するインタフェースである。モデム223は、PSTN上のファクシミリ装置(不図示)との間で画像データをファクシミリ通信する。ネットワークI/F219は、制御部210(MFP110)をLANに接続するインタフェースである。MFP110は、ネットワークI/F219を用いて、スキャン画像データをMFP連携サーバ120に送信したり、MFP連携サーバ120から各種データを受信したりする。以上説明したMFP110のハードウェア構成は一例であり、必要に応じてその他の構成を備えるものであってもよいし、一部の構成を有していなくてもよい。
図3は、MFP連携サーバ120/ストレージサーバ130のハードウェア構成を示すブロック図である。MFP連携サーバ120とストレージサーバ130は共通のハードウェア構成を有し、CPU311、ROM312、RAM313、HDD314及びネットワークI/F315で構成される。CPU311は、ROM312に記憶された制御プログラムを読み出して各種処理を実行することで、全体の動作を制御する。RAM313は、CPU311の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。HDD314は、画像データや各種プログラムを記憶する大容量記憶部である。ネットワークI/F315は、制御部310をインターネットに接続するインタフェースである。MFP連携サーバ120及びストレージサーバ130は、ネットワークI/F315を介して他の装置(MFP110など)から様々な処理のリクエストを受け、当該リクエストに応じた処理結果を返す。
図4は、本実施形態に係る、画像処理システム100のソフトウェア構成を示すブロック図である。以下、画像処理システム100を構成するMFP110及び、MFP連携サーバ120及びストレージサーバ130それぞれの役割に対応したソフトウェア構成を、順に説明する。なお、以下では、各装置が有する諸機能のうち、文書をスキャンしてファイル化し、ストレージサーバ130に保存を行うまでの処理に関わる機能に絞って説明を行うものとする。
MFP110の機能モジュールは、ネイティブ機能モジュール410とアディショナル機能モジュール420の2つに大別される。ネイティブ機能モジュール410はMFP110に標準的に備えられたアプリケーションであるのに対し、アディショナル機能モジュール420はMFP110に追加的にインストールされたアプリケーションである。アディショナル機能モジュール420は、Java(登録商標)をベースとしたアプリケーションであり、MFP110への機能追加を容易に実現できる。なお、MFP110には図示しない他の追加アプリケーションがインストールされていてもよい。
まず、MFP連携サーバ120のソフトウェア構成について説明する。MFP連携サーバ120は、リクエスト制御部431、画像処理部432、ストレージサーバアクセス部433、データ管理部434、表示制御部435を有する。リクエスト制御部431は、外部装置からのリクエストを受信できる状態で待機しており、受信したリクエスト内容に応じて、画像処理部432、ストレージサーバアクセス部433、データ管理部434に対し所定の処理の実行を指示する。画像処理部432は、MFP110から送られてくるスキャン画像データに対して、文字領域の検出処理、文字認識処理、類似文書の判定処理といった画像解析処理の他、回転や傾き補正といった画像加工処理を行う。ストレージサーバアクセス部433は、ストレージサーバ130に対する処理のリクエストを行う。クラウドサービスでは、RESTやSOAPなどのプロトコルを用いてストレージサーバにファイルを保存したり、保存したファイルを取得したりするための様々なインタフェースを公開している。ストレージサーバアクセス部433は、公開されたインタフェースを使用して、ストレージサーバ130に対するリクエストを行う。データ管理部434は、MFP連携サーバ120で管理するユーザ情報や各種設定データ等を保持・管理する。表示制御部435は、インターネット経由で接続されたPCやモバイル端末(いずれも不図示)上で動作しているウェブブラウザからのリクエストを受けて、画面表示に必要な画面構成情報(HTML、CSS等)を返す。ユーザは、ウェブブラウザで表示される画面経由で、登録されているユーザ情報を確認したり、スキャン設定を変更したりできる。
図5は、MFP110で文書をスキャンし、得られたスキャン画像をファイル化してストレージサーバに保存する際の、装置間の処理の流れを示すシーケンス図である。図6はMFP110の起動時に表示されるメインメニューのUI画面(以下、「メイン画面」と表記)の一例を示す図である。文書をスキャンしてファイル化し、クラウドストレージサービスの利用に必要な専用のアプリケーションをMFP110にインストールすることで、メイン画面600上に「スキャンしてクラウドストレージに保存」ボタン601が表示されるようになる。そして、ユーザがメイン画面600内に表示されたメニューボタンの中から「スキャンしてクラウドストレージに保存」ボタン601を押下すると、図5のシーケンス図で示される一連の処理が開始する。以下、図5のシーケンス図に沿って、装置間のやり取りを時系列に説明する。なお、以下の説明において記号「S」はステップを表す。
続いて、MFP110における動作に着目して、上述の画像処理システムでストレージサービスを利用する場合の処理について詳しく説明する。図12は、MFP110における処理の流れを示すフローチャートである。この一連の処理は、制御部210において、CPU211がHDD214に記憶された制御プログラムを実行することにより実現され、前述のメイン画面600での「スキャンしてクラウドストレージに保存」ボタン601の押下に応答して開始される。以下、図12に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。なお、各処理の冒頭における記号「S」はステップを意味する。
・key:スキャン画像に設定する設定値を一意に示す値
・keyType:keyの設定値の種別を示す値
・value:設定値の初期値(例えば、スキャン画像であることを示す“scan”)
・type:設定値に入力する値の種類を示す値
(例えば、文字列なら“string”、数値なら“number”、日付なら“date”など)
・displayName:MFPのタッチパネル上に設定画面を表示するときの表示名
・required:その設定値を入力することが必須かどうかを示す値
・multiSelect:ファイル名に複数の文字領域の文字列を使用するかどうかを示す値
・separator:複数の文字領域の文字列を使用する場合の文字列間を繋ぐ区切り文字の内容
・autoInput:初期ファイル名の自動入力を行うかどうかを示す値
続いて、前述のS1209にて表示制御部421が実行するファイル名設定処理について、図18及び図19に示すフローチャートに沿って詳しく説明する。
ユーザが、ファイル名入力欄1001をタッチすると、操作部220のタッチパネルの表示がソフトキーボードに切り替わり、任意の文字を入力したり自動入力された文字列を編集したりすることができる。例えば、前述の図21の例のように「川崎株式会社」が自動入力された状態のファイル名入力欄1001の文字列部分をタッチすると、図22に示すソフトキーボード2200が表示される。この際、図22に示すように、入力エリア2201にタッチされた文字列が入力された状態で表示される。これにより、ユーザは、ソフトキーボード2200を操作して、タッチした「川崎株式会社」の文字列を修正することができる。また、図10に示すような文字列が未入力状態のファイル名入力欄1001がタッチされた場合は、入力エリア2201が未入力状態のソフトキーボード2200が表示され、ユーザはこれを操作して任意の文字列をファイル名入力欄1001に入力することができる。
プレビュー領域1002には、前述のとおり、変倍処理が施されたスキャン画像の特定部分が表示される。そして、プレビュー領域1002内の任意の文字領域をタッチして選択すると、当該選択した文字領域の文字列がファイル名入力欄1001に追加される。この際、選択したことが分かるよう、選択に係る文字領域に対して下線を付したり、枠で囲んだり、色を付すなどして強調表示してもよい。また、選択した文字領域が中央になるよう表示部分を変更したり或いは表示倍率を変更したりしてもよい。さらに、複数の文字領域が選択された場合においては、それぞれの文字領域に対して異なる色を付す等、文字領域毎に表示態様を異ならせてもよい。そして、ユーザは、一度選択した文字領域を再度タッチすると、選択状態が解除(すなわち、文字領域に付した線や色を削除し元の状態に戻す。)され、ファイル名入力欄1002内の当該文字領域に対応する文字列も削除される。なお、本実施形態では、文字領域が未選択の状態では、プレビュー領域1002に各文字領域を示す枠等は表示しないこととしている。しかし、ユーザがタッチ可能な部分を認識できるよう各文字領域を示す枠等を予め表示しておき、選択された際にはその色を変える等してもよい。また、各文字領域が分かるようにする表示を行うかどうかをユーザがボタン等で切り替えられるようにしてもよい。そして、ユーザは、プレビュー領域1002においてスワイプ操作を行うことで、表示される画像部分を移動することができる。
「×」マークのボタン1003は、ファイル名入力欄101に入力中の文字列のうち末尾の文字列を削除するための削除ボタンである。「+」マークのボタン1004は、プレビュー領域1002に表示中の画像を拡大して表示させるための拡大ボタンであり、各文字領域をより大きく表示させたいときなどに用いる。「−」マークのボタン1005は、プレビュー領域1002に表示中の画像を縮小して表示させるための縮小ボタンであり、より広い範囲を表示させたいときなどに用いる。拡大や縮小を行う時には、プレビュー領域1002の中央の座標が拡大や縮小を行う前と同一となるように表示位置の調整がなされる。「Uターン矢印」マークのボタン1006は、スワイプ操作による表示位置の移動や、拡大ボタン1004や縮小ボタン1005の押下による表示倍率の変更を行っていた場合に、プレビュー領域1002を初期表示状態に戻すための復帰ボタンである。「送信」ボタン1007は、ファイル名設定画面1000で設定したファイル名にてスキャン画像をファイル化してストレージサーバ130に保存させるためのボタンである。この「送信」ボタン1007の押下に応答して、設定されたファイル名の情報と共にスキャン画像データがMFP連携サーバ120へ送信される。
上述のS1802(初期変倍率の決定)において、最も左の文字領域と最も右の文字領域とに基づき決定した初期変倍率に従うと、プレビュー表示される各文字領域の高さ平均が所定の閾値未満となる場合は、所定の閾値以上となるように初期変倍率を変更してもよい。この場合において、「高さの平均」は、全文字領域についての平均でもよいし、一部の文字領域についての平均でもよい。一部の文字領域についての平均の例としては、決定された初期変倍率にてプレビュー領域1002に表示されることになる文字領域の高さの平均や、スキャン画像の特定部分(例えば上半分)の文字領域の高さの平均などが挙げられる。具体例を説明する。いま、最も左の文字領域の左端と最も右の文字領域の右端との間隔(幅)が2000px、プレビュー領域1002の幅が800px、所定の閾値が15pxであったとする。ここで、全文字領域の高さの平均が60pxであった場合に算出される初期変倍率は0.4(=800÷2000)であり、全文字領域の高さの平均は24px(=60×0.4)で所定の閾値未満ではないため0.4がそのまま初期変倍率となる。一方、全文字領域の高さの平均が30pxであった場合には、全文字領域の高さの平均は12px(=30×0.4)となる。この場合、所定の閾値未満となるため、全文字領域の高さの平均が所定の閾値以上(ここでは閾値と同じ値)になるように、初期変倍率を0.5(=0.4×15÷12)に変更する。図25に、文字領域の高さの平均が閾値を満たせずに初期変倍率を調整した場合の、スキャン設定画面1000の初期表示の一例を示す。この例では、初期変倍率の値を大きくする調整を行った後、S1803において最も左の文字領域の左端と最も上の文字領域の上端に合わせて表示部分が決定されている。その結果、帳票の右側に相当する領域が表示部分に含まれなくなるが、プレビュー領域1002内に存在する各文字領域については視認性が確保されることになる。
上述のS1803(初期表示部分の決定)において、初期ファイル名に使用した文字領域が複数ある場合は、使用した文字領域のうち一番上にある文字領域がプレビュー領域1002に表示されるようにしてもよい。また、各文字領域における文字列の意味種別を判断し、ファイル名に使用する可能性の高い文字領域がプレビュー領域1002内に表示されるように表示部分を調整してもよい。また、予め指定した文字領域の数分の文字領域がプレビュー領域1002に表示されるように、表示部分を決定してもよい。さらに、初期ファイル名に使用する文字列の文字領域のうち、一番上にある文字領域と一番下にある文字領域の中間地点が、プレビュー領域1002の中央にくるように表示部分を決定してもよい。
上述のS1805(操作ガイダンスの表示)において、類似帳票のファイル名構成に従った初期ファイル名がファイル名入力欄1001に自動入力されている場合、当該初期ファイル名に使用されている文字列の文字領域に重ならないように表示してもよい。この際、初期ファイル名に使用されている文字列が複数存在し、それらの文字領域に対して重ならないように表示することが困難な場合も考えられる。このような場合には、初期ファイル名の先頭にある文字列の文字領域を優先し、末尾にある文字列の文字領域の一部又は全部に重ねて表示してもよい。また、初期ファイル名以外の文書プロパティ、例えばメタデータなどを設定する場合には、その文書プロパティのタイプに応じて操作ガイダンスの重なりを避ける文字領域を判定し、操作ガイダンスの表示位置を決めてもよい。例えば、タイプが日付型の文書プロパティに値をセットする場合であれば、対象文書における日付の文字領域には重ならないように操作ガイダンスを表示する。このとき、各文字領域に対応する文字列が日付かどうかは、スキャン画像から抽出された文字列が特定の文字配列に当て嵌るかによって判断する。例えば、yy/mm/ddの形式における、「yy」、「mm」、「dd」のそれぞれに数字が入る場合は、日付であると判断することができる。
上述のS1822(編集用ソフトキーボードの表示)において、入力エリア2201内に、タッチされた文字列を入力状態にして表示するのに代えて、ファイル名全体を入力状態にして表示してもよい。この場合、編集対象をユーザが誤認しないよう、他の文字列と区別する強調表示(色を変える、枠を付すなど)を行ったり、カーソルをその末尾に表示するなどし、編集対象の範囲が分かるように表示する。また、ファイル名入力欄1001に入力されている文字列に対するタッチ操作に応答して編集用ソフトキーボードを表示するのに代えて、さらに追加的なユーザ操作(例えば不図示の専用ボタンの押下)を待って編集用ソフトキーボードを表示するようにしてもよい。
また、本実施形態の説明では、ユーザによる文字領域へのタッチ操作が検出された場合には、タッチされた文字領域の文字列をファイル名に追加或いは削除する処理(S1817、S1818)が実行される。しかしながら、システムの応答が遅く、タッチ操作を検知してからその対象文字列の追加や削除がファイル名に反映されるまでに時間が掛かることがある。この場合、ユーザは自身のタッチ操作にシステムが反応していないと勘違いし、何度も同じ文字領域に対してタッチ操作を繰り返すことが考えられる。こうなると、同じ文字領域の文字列の追加と削除が繰り返し行われて、ユーザが所望する状態で止めることができない場合がありうる。例えば、削除対象の文字列を複数回タッチすると、削除対象の文字列が再入力されたりといったことが起こり得る。そこで、追加・削除処理中に同じ文字領域に対するタッチ操作が繰り返し行われないよう、追加・削除処理が完了するまでは同じ文字領域に対する新たな追加・削除のためのタッチ操作を受け付けないようにしてもよい。この際、処理中であることを示すメッセージの表示を併せて行うようにしてもよい。これにより、ファイル名設定時の入力操作において、ユーザが意図しない文字列の追加や削除が実行されてしまうのを防ぐことができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
Claims (12)
- 文書をスキャンして得られたスキャン画像から文字領域を検出する検出手段と、
前記スキャン画像に対しプロパティを設定するためのUI画面を表示する表示制御手段と、
を備え、
前記表示制御手段は、
前記検出手段によって検出されたすべての文字領域のうち前記スキャン画像における最も左にある文字領域と最も右にある文字領域を特定し、
前記特定された最も左にある文字領域と最も右にある文字領域とに基づいて、前記スキャン画像を前記UI画面にプレビュー表示する際に適用する変倍率を決定し、
前記決定された変倍率に基づき前記スキャン画像を拡縮して、前記プレビュー表示を行う、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、
前記特定された最も左にある文字領域の左辺と前記プレビュー表示を行うプレビュー領域の左辺とが略一致し、前記特定された最も右にある文字領域の右辺と前記UI画面のプレビュー領域の右辺とが略一致するような前記スキャン画像の変倍率を決定し、
前記決定された変倍率による拡縮後のスキャン画像における最も左の文字領域の左辺と前記プレビュー領域の左辺とが一致するように前記プレビュー表示を行う、
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記表示制御手段は、さらに、前記決定された変倍率による拡縮後のスキャン画像における最も上にある文字領域が、前記プレビュー領域の上端付近に位置するように表示することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記プレビュー領域の端から一定量の余白が確保されるように前記変倍率を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記プレビュー領域にUIコンポーネントが重畳表示される場合、当該UIコンポーネントに文字領域が重ならないように前記変倍率を決定することを特徴とする請求項2に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記スキャン画像の上下左右の端から一定量以内に存在する文字領域は、前記最も左の文字領域及び前記最も右の文字領域を求める際にその対象から除外することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記最も左の文字領域と前記最も右の文字領域とに基づき決定した変倍率に従うと、前記UI画面のプレビュー領域に表示されたときの各文字領域の高さの平均が所定の閾値未満となる場合、当該所定の閾値以上となるように、前記決定した変倍率を変更することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された文字領域の意味種別に基づき、前記プロパティの設定に使用する可能性の高い文字領域が表示されるように、前記決定された変倍率による拡縮後のスキャン画像の前記UI画面のプレビュー領域に表示する部分を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記表示制御手段は、前記検出手段によって検出された文字領域のうち、予め指定した文字領域の数分の文字領域が表示されるように、前記決定された変倍率による拡縮後のスキャン画像の、前記UI画面のプレビュー領域に表示する部分を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記プロパティは、スキャン画像をファイル化する際のファイル名であることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の画像処理装置。
- 文書をスキャンして得られたスキャン画像に対しプロパティを設定するための画像処理装置の制御方法であって、
前記スキャン画像から文字領域を検出する検出ステップと、
前記プロパティを設定するためのUI画面を表示する表示制御ステップと、
を有し、
前記表示制御ステップでは、
前記検出ステップにて検出されたすべての文字領域のうち前記スキャン画像における最も左にある文字領域と最も右にある文字領域を特定し、
前記特定された最も左にある文字領域と最も右にある文字領域とに基づいて、前記スキャン画像を前記UI画面内にプレビュー表示する際に適用する変倍率を決定し、
前記決定された変倍率に基づき前記スキャン画像を拡縮して、前記プレビュー表示を行う、
ことを特徴とする制御方法。 - コンピュータを、請求項1乃至10のいずれか1項に記載の画像処理装置として機能させるためのプログラム。
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