JP2020178244A - 電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】マイク及びスピーカの最適な配置と音の質を確保することができる電子機器を提供する。【解決手段】電子機器10は、互いに仕切られた第1室C1、第2室C2、及び第3室C3を有する筐体16と、第1室C1に収容された電子基板18と、第2室C2に収容されたスピーカモジュール20,21と、第3室C3に収容されたマイク22と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明は、通信会議の端末装置として利用可能な電子機器に関する。
従来、インターネットや電話回線等を利用し、遠隔地同士で音声や映像を介した会議や通話を行うことができる電子機器が利用されている。この種の電子機器は、各地で複数人が同時に通話等を行うことを前提としているため、マイクとスピーカを搭載している(例えば特許文献1参照)。
特開2008−245250号公報
上記のような電子機器は、マイク性能とスピーカ性能とを両立する必要がある。ところが、この種の電子機器は、広い室内に音声を届ける必要があるため、ある程度大型のスピーカを備える必要がある。このため、筐体がスピーカの振動で揺れ、この振動をマイクが拾った場合はノイズを生じることになる。
上記特許文献1の構成では、マイクを十字形状の筐体の四隅に配置し、中央にスピーカを配置することで、両者を遠ざけ、ノイズの発生を抑えようとしている。ところが、この構成では、マイクとスピーカとが同じ空間内に配置されるため、音の質の向上は限定的であり、また筐体が大型化することになる。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、マイク及びスピーカの最適な配置と音の質を確保することができる電子機器を提供することを目的とする。
本発明の第1態様に係る電子機器は、互いに仕切られた第1室、第2室、及び第3室を有する筐体と、前記第1室に収容された電子基板と、前記第2室に収容されたスピーカと、前記第3室に収容されたマイクと、を備える。
前記筐体は、前記第1室及び前記第2室が設けられた第1筐体と、前記第1筐体の上面に取り付けられ、前記第3室が設けられた第2筐体と、を備え、前記第1筐体は、フレーム部材によって内部空間が上下2段に仕切られることで、前記第1室の上段に前記第2室が配置され、前記スピーカは、前記フレーム部材の上面で支持された構成としてもよい。
前記第1室に収容され、前記電子基板の上部に設けられた冷却モジュールをさらに備え、前記冷却モジュールは、前記第1室の外部から吸気し、該第1室の外部へと排気するファンと、前記ファンによる空気の流通経路に設けられ、前記電子基板に実装された発熱体が発生する熱を吸熱するフィンと、を有する構成としてもよい。
前記第1筐体は、円板状の底部と、前記底部の上に設けられ、上に向かって次第に外径が小さくなる円錐状の外周面が設けられた周面部と、を有し、前記第2筐体は、円板状に形成され、前記周面部の上面に取り付けられた構成としてもよい。
前記第2筐体には、入力操作部が設けられた構成としてもよい。
前記フレーム部材は、前記第1筐体の前後方向に沿って延在し、上に膨らんだ凸部と、前記凸部の延在方向に直交する左右方向で該凸部の両側部に設けられた一対の平面部と、を有し、前記スピーカは、前記一対の平面部にそれぞれ設けられ、前記冷却モジュールは、少なくとも一部が前記凸部の下面側に形成された空間に収容され、前記前後方向に沿って空気を流通させる構成としてもよい。
前記底部は、前記前後方向で一方側に前記第1室への吸気口が設けられ、前記前後方向で他方側に前記第1室からの排気口が設けられた構成としてもよい。
前記底部には、前記電子基板と外部機器とを電気的に接続するケーブルを接続するための接続端子が設けられ、前記接続端子は、前記冷却モジュールによる空気の流通経路と重なる位置に設けられた構成としてもよい。
前記凸部の左側の前記平面部に設けられたスピーカは、前記左右方向で左斜め上方を指向して配置されることで、前記周面部の内面に対して隙間を介して対向配置され、前記凸部の右側の前記平面部に設けられたスピーカは、前記左右方向で右斜め上方を指向して配置されることで、前記周面部の内面に対して隙間を介して対向配置され、前記周面部には、少なくとも前記スピーカと対向する位置に孔部が形成された構成としてもよい。
本発明の上記態様によれば、筐体をコンパクトに構成しつつ、マイクの品質及びスピーカの品質を確保することができる。
図1は、一実施形態に係る電子機器の斜視図である。 図2は、図1に示す電子機器の模式的な平面図である。 図3は、図1に示す電子機器の上部要素の分解斜視図である。 図4は、図1に示す電子機器の下部要素の分解斜視図である。 図5は、電子機器を上下左右方向に沿う平面で切断した模式的な断面図である。 図6は、電子機器を上下前後方向に沿う平面で切断した模式的な断面図である。
以下、本発明に係る電子機器について好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、一実施形態に係る電子機器10の斜視図である。図2は、図1に示す電子機器10の模式的な平面図である。図3は、図1に示す電子機器10の上部要素の分解斜視図である。図4は、図1に示す電子機器10の下部要素の分解斜視図である。本実施形態の電子機器10は、例えばインターネットで接続された遠隔地との間で音声や映像を利用した会議や通話を行うオンライン会議システムに用いる端末装置である。
図1〜図4に示すように、電子機器10は、第1筐体12及び第2筐体14を有する筐体16と、電子基板18と、スピーカモジュール20,21と、マイク22と、冷却モジュール24と、前側端子群26と、後側端子群28とを備える。
以下、電子機器10について、図1での上下方向をそれぞれ上、下と呼び、図2での左側を前(正面)、右側を後(背面)、上側を左、下側を右と呼んで説明する。図5は、電子機器10を上下左右方向に沿う平面で切断した模式的な断面図である。図6は、電子機器10を上下前後方向に沿う平面で切断した模式的な断面図である。
筐体16は、全体として略円錐台形状(富士山形状)を成している。筐体16は、第1筐体12の上に第2筐体14を取り付けた構成である。第1筐体12は、下から上に向かって次第に外径が小さくなる円錐台形状を成している。第2筐体14は、円板状を成しており、第1筐体12の上面12aに取り付けられている。筐体16の内部空間には、下から上に向かって順に、第1室C1と、第2室C2と、第3室C3とが設けられている(図5及び図6参照)。第1室C1及び第2室C2は、第1筐体12に形成されている。第3室C3は、第2筐体14に形成されている。
図5及び図6に示すように、第1筐体12は、底部30と、周面部32と、フレーム部材34とを備える。底部30及び周面部32は、第1筐体12の外壁を構成している。フレーム部材34は、第1筐体12の内部空間を上下2段に仕切っている。
図4〜図6に示すように、底部30は、上面が開口した円板状の筐体部材である。底部30は、皿状のベースカバー36と、ベースカバー36の底面に取り付けられたボトムカバー38とで構成されている。ベースカバー36及びボトムカバー38は、例えば樹脂製或いはマグネシウム等の金属製である。底部30は、ベースカバー36の上面開口がフレーム部材34で閉塞される。第1室C1は、底部30の内部空間と、フレーム部材34の下部空間との間に形成されている。第1室C1は、電子基板18及び冷却モジュール24の収容スペースである。ベースカバー36は、その上部外周にリング状のフランジ36aが設けられている。フランジ36aは、前側に吸気口36bが形成され、後側に排気口36cが形成されている(図4及び図6参照)。
図3に示すように、周面部32は、底部30の上に設けられている。周面部32は、上に向かって次第に外径が小さくなる円錐状の筐体部材である。周面部32は、スピーカカバー40の上にスピーカグリル42を積層した構成である。スピーカカバー40及びスピーカグリル42は、例えば樹脂製或いはマグネシウム等の金属製である。図5及び図6では、スピーカカバー40の図示を省略している。
スピーカカバー40は、下面が開口した円錐台形状の部材である。スピーカカバー40は、右側を向いた面に前後一対の開口部40a,40bが形成され、左側を向いた面にも前後一対の開口部40c,40dが形成されている。スピーカカバー40の上面には、4個の取付ボス40eと、ケーブル挿通孔40fとが設けられている。取付ボス40eは、第2筐体14を取り付ける取付台である。ケーブル挿通孔40fは、スピーカカバー40の上面の略中央に形成されており、第2筐体14からのケーブルが挿通される。
スピーカグリル42は、下面が開口した円錐台形状の部材である。スピーカグリル42は、スカート状の周面の略全域に亘って微細な孔部42aが形成されている。本実施形態では、孔部42aをスピーカグリル42の周面の略全域に形成し、当該電子機器10の外観意匠を高めている。しかしながら、孔部42aは、少なくともスピーカカバー40の各開口部40a〜40dに重なる位置に形成されていればよい。スピーカグリル42の上面12aには、4個のブッシュ42bと、ケーブル挿通孔42cとが設けられている。ブッシュ42bは、第2筐体14の底面を支持する支持台である。ケーブル挿通孔42cは、上面12aの略中央に形成されており、第2筐体14からのケーブルが挿通される。
図5及び図6に示すように、周面部32は、その下面開口がフレーム部材34で閉塞される。第2室C2は、周面部32の内部空間と、フレーム部材34の上部空間との間に形成されている。第2室C2は、スピーカモジュール20,21の収容スペースである。
図4〜図6に示すように、フレーム部材34は、第1筐体12の内部を上下2段に仕切ることで第1室C1及び第2室C2を形成する仕切り部材である。フレーム部材34は、第1筐体12の強度を高める補強部材としても機能する。フレーム部材34は、アルミニウムやステンレス等の金属板で形成され、高い剛性を有する。
フレーム部材34は、凸部34aと、左右一対の平面部34b,34cとを有する。凸部34aは、当該フレーム部材34の左右略中央を上方に膨らませた形状であり、前後方向に延在している。凸部34aは、側面視で略台形状を成しており、下面が開口している。凸部34aは、第1室C1の高さ寸法を拡大しており、その下面側に冷却モジュール24の収容空間を形成している。凸部34aは、その内側に冷却モジュール24を収容可能な大きさである(図5及び図6参照)。凸部34aは、フレーム部材34の剛性を高める補強部としても機能する。平面部34b,34cは、略半円状のプレートである。平面部34b,34cは、スピーカモジュール20,21の載置面となる。
図1〜図6に示すように、第2筐体14は、円板状部分の外周下部をスカート状に膨ませた形状であり、帽子状である。第2筐体14は、樹脂製或いはマグネシウム等の金属製である。第2筐体14は、マイク22によるマイク機能と、操作ボタン44a,44bやタッチ操作部45によるヒューマンインタフェース機能(入力操作部)とを搭載している。操作ボタン44a,44bは、エンターボタン、ミュートボタン、バックボタン等の機能を有する。タッチ操作部45は、音量調整やナビゲーション等の機能を有する。第3室C3は、第2筐体14の内部空間である。第3室C3は、マイク22や操作ボタン44aの機構部等の収容スペースである。
電子基板18は、第1室C1に収容されている。電子基板18は、CPU(Central Processing Unit)18aやメモリ等の各種電子部品を実装している。電子基板18は、当該電子機器10のマザーボードである。電子基板18には、スピーカモジュール20,21、マイク22、冷却モジュール24、図示しない通信モジュール等が接続される。
スピーカモジュール20,21は、開口部40a〜40d及び孔部42aを通して外部に音声等を出力する。図2及び図3に示すように、右側のスピーカモジュール20は、筐体16の右側斜め上方を指向するように配置されており、前後に並んだ一対のスピーカ20L,20Rで構成されている。左側のスピーカモジュール21は、筐体16の左側斜め上方を指向するように配置されており、前後に並んだ一対のスピーカ21L,21Rで構成されている。スピーカモジュール20,21は、第1筐体12の第2室C2に収容されている。各スピーカ20L,20R、21L,21Rに接続されたケーブルは、フレーム部材34の開口34dを通して電子基板18と接続される。
図5に示すように、右側のスピーカモジュール20は、フレーム部材34の右側の平面部34b上でクッション材46を介して支持されている。左側のスピーカモジュール21は、フレーム部材34の左側の平面部34c上でクッション材46を介して支持されている。スピーカモジュール20,21は、凸部34aの上面に配置される部分もクッション材46で支持されている。クッション材46は、スピーカモジュール20,21で発生する振動を吸収可能な部材であり、例えばゴムブッシュである。各スピーカモジュール20,21は、周面部32の内面に対して隙間47を設けて配置されている(図5参照)。これによりスピーカモジュール20,21の振動が直接的に周面部32に伝達されることがない。本実施形態のスピーカモジュール20,21は、ブリッジ部48を介して互いに連結された一体型構造である(図3参照)。ブリッジ部48は、フレーム部材34の凸部34aの上部を左右方向に跨ぐように設けられている。
マイク22は、第2筐体14の前後左右の4方を指向するように設けられている。マイク22は、第2筐体14の第3室C3内で前後左右に4個設けられている(図2参照)。各マイク22は、所定のクッション材を介して第2筐体14に対してフローティング状態で支持されている。第2筐体14の外壁には、各マイク22に対向する位置にそれぞれ微細なマイク孔22aが形成されている。マイク22は、マイク孔22aを通して受けた外部の音声等を電気信号に変換し、電子基板18に送信する。マイク22からのケーブルを含む第2筐体14からのケーブルは、ケーブル挿通孔40f,42cと開口34dを通して電子基板18に接続される。
図4〜図6に示すように、冷却モジュール24は、第1室C1内で電子基板18の上部に配置されている。本実施形態の場合、冷却モジュール24は、フレーム部材34の凸部34aの内側空間に収容されている。冷却モジュール24は、電子基板18に実装されたCPU18a等の発熱体を冷却するものである。冷却モジュール24は、ファン50と、フィン52a,52bと、排気ダクト54とを有する。
ファン50は、ファン筐体50aと、ファン筐体50a内で回転可能に設けられたインペラ部50bとを有する。ファン50は、底部30の前部に形成された吸気口36bから外気を第1室C1内へと吸引し、底部30の後部に形成された排気口36cから第1室C1外へと排気する。本実施形態のファン50は、ファン筐体50aの上面及び下面から同時に吸気し、後側面から排気する構成である。図2及び図6中に1点鎖線で示す矢印は、冷却モジュール24による模式的な外気の流れを示している。
フィン52aは、ファン筐体50aの下に配置されている。フィン52aは、CPU18aと伝熱可能に当接している。フィン52aは、CPU18aから吸熱し、ファン50によって流通する外気に放熱する。排気ダクト54は、ファン筐体50aの排気口に接続され、ファン50から送られる空気を排気口36cへと流出させる。フィン52bは、排気ダクト54内に配置されている。フィン52bは、CPU18aや他の電子部品と伝熱可能に設けられている。
従って、冷却モジュール24は、第1室C1内の電子基板18及びこれに実装されたCPU18a等の各種電子部品を効率よく冷却することができる。その際、スピーカモジュール20,21やマイク22は、第1室C1と仕切られた第2室C2及び第3室C3に設けられている。このため、ファン50による風やファン50自体の振動が、スピーカモジュール20,21やマイク22に影響してノイズ等を生じることが抑制されている。
図4及び図6に示すように、前側端子群26は、電子基板18の前縁部に設けられている。前側端子群26の各接続端子は、底部30の前壁30aから筐体16外に臨んでいる。各接続端子は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した端子、HDMI(登録商標)規格等の外部入出力端子、電源接続用の端子等である。図1及び図2中の参照符号56は、例えばHDMI規格の外部出力ケーブルである。
前壁30aは、前側端子群26の各接続端子の形状や取扱いの都合上、プレート状を成しており、左右方向に延在している。各接続端子は、前壁30aに左右に並んで設けられている。このため、前壁30aは、周面部32の最大外径部分よりも内側にオフセットした位置に設けられている(図6参照)。つまり前側端子群26は、周面部32の傘の下に配置され、各接続端子及びこれに接続された外部出力ケーブル56の端子部等が筐体16の外観で目立たない。同時に、前壁30aの外側には、周面部32の傘で隠されたスペースが形成される。そこで、吸気口36bは、このスペースの天面を形成するフランジ36aに形成することで、吸気口36bも外観上で隠されている。
図4及び図6に示すように、後側端子群28は、電子基板18の後縁部に設けられえちる。後側端子群28の各接続端子は、底部30の後壁30bから筐体16外に臨んでいる。各接続端子は、例えばUSB(Universal Serial Bus)規格に準拠した端子、HDMI規格等の外部入出力端子、通信ケーブル接続用の端子等である。図1及び図2中の参照符号57,58は、例えばUSB規格の外部入力ケーブルである。
後壁30bについても、後側端子群28の各接続端子の形状や取扱いの都合上、プレート状を成しており、左右方向に延在している。そして、後側端子群28の各接続端子についても、後壁30bに左右に並んで設けられている。このため、後側端子群28についても、各接続端子及びこれに接続された外部入力ケーブル57の端子部等が筐体16の外観上で隠される。さらに排気口36cについても、フランジ36aに形成されることで周面部32の傘の下に隠される。
以上のように、本実施形態の電子機器10は、筐体16の内部が第1室C1、第2室C2、第3室C3に仕切られている。そして、電子基板18が第1室C1に収容されている。スピーカモジュール20,21は、第2室C2に収容されている。マイク22は、第3室C3に収容されている。なお、上記では、筐体16は、第1筐体12に第2筐体14を装着した構成を例示したが、筐体16は1つの筐体内がフレーム部材34及び図示しない別のフレーム部材によって3室に仕切られた構成でもよい。
このように、当該電子機器10は、互いに仕切られた各室C1〜C3にそれぞれ電子基板18、スピーカモジュール20,21、マイク22を収容している。このため、スピーカモジュール20,21が発生する振動が、マイク22に対して直接的に作用し、ノイズを生じることを抑制できる。また、マイク22でのエコーキャンセルは、スピーカモジュール20,21から孔部42aを通した通常の音声出力に基づく音は対応できるが、筐体16内から伝わった別経路の音については対応が難しい。この点、当該電子機器10は、スピーカモジュール20,21が発生する音声等が、筐体16の内部を通ってマイク22に伝達されることを抑制できるため、ノイズの発生を一層抑制できる。従って、当該電子機器10は、筐体16をコンパクトに構成しつつも、マイク22とスピーカモジュール20,21を最適に配置し、マイク22の品質及びスピーカモジュール20,21での品質を確保することができる。
筐体16は、第1室C1及び第2室C2が設けられた第1筐体12と、第1筐体12の上面12aに取り付けられ、第3室C3が設けられた第2筐体14とを備える。第1筐体12は、フレーム部材34によって内部空間が上下2段に仕切られることで、第1室C1の上段に第2室C2が配置されている。そして、スピーカモジュール20,21は、クッション材46を介してフレーム部材34の上面で支持されている。すなわち、第1筐体12内を仕切るフレーム部材34は、第1筐体12の外壁を構成する部材よりも分厚い金属板等で構成し易い。このため、スピーカモジュール20,21での振動をより効果的に抑制できる。しかもマイク22を搭載する第3室C3が、第1筐体12とは別の第2筐体14に設けられている。このため、第3室C3を第1室C1や第2室C2と容易に仕切ることができると共に、スピーカモジュール20,21からの振動を一層確実に遮断できる。またマイク22が山形の筐体16の頂部に位置するため、受信感度も良好となる。また、操作ボタン44等の入力操作部は、筐体16の頂上の第2筐体14にあるため、高い操作性が得られる。
冷却モジュール24は、第1室C1内で電子基板18の上部に収容されている。そして、冷却モジュール24は、第1室C1の外部から吸気し、第1室C1の外部へと排気するファン50と、ファン50による空気の流通経路に設けられ、電子基板18に実装された発熱体であるCPU18aが発生する熱を吸熱するフィン52a,52bとを有する。このため、冷却モジュール24が、CPU18a等の発熱体を冷却することで、パフォーマンスの低下を抑制できる。しかも電子基板18及び冷却モジュール24は、スピーカモジュール20,21やマイク22を収容した各室C2,C3と仕切られた第1室C1に搭載されている。このため、CPU等の発熱体から発生した熱が、筐体16の内部空間の全域に広がることがない。つまり冷却モジュール24は、範囲の限られた第1室C1のみを冷却すればよい。このため、ファン50をコンパクトに構成でき、当該電子機器10の一層のコンパクト化が可能となる。また、冷却モジュール24の振動が、スピーカモジュール20,21やマイク22に影響することも抑制される。また、冷却モジュール24が下段の第1室C1にあるため、吸気口36bや排気口36cを筐体16の外観上で目立ち難い底部30にも設けることができる。
第1筐体12は、円板状の底部30と、底部30の上に設けられ、上に向かって次第に外径が小さくなる円錐状の外周面が設けられた周面部32とを有する。このため、当該電子機器10は、スピーカモジュール20,21からの出力を全方位に向け易い。また筐体16の外観意匠も向上する。
フレーム部材34は、第1筐12体の前後方向に沿って延在し、上に膨らんだ凸部34aと、凸部34aの延在方向に直交する左右方向で凸部34aの両側部に設けられた一対の平面部34b,34cとを有する。スピーカモジュール20,21は、一対の平面部34b,34cにそれぞれ設けられている。冷却モジュール24は、少なくとも一部が凸部34aの下面側に形成された空間に収容され、前後方向に沿って空気を流通させる構成となっている。つまり当該電子機器10は、第2室C2内でスピーカモジュール20,21が設置されないデッドスペースに凸部34aを設け、第1室C1を拡大している。このため、当該電子機器10は、第1室C1内での冷却モジュール24の設置スペースを確保しつつも、筐体16自体の大型化を抑制可能となっている。
当該電子機器10は、底部30には、電子基板18とPC等の外部機器とを電気的に接続するケーブルを接続するための前側端子群26及び後側端子群28が設けられている。これら端子群26,28は、冷却モジュール24による空気の流通経路と重なる位置に設けられ、吸気口36bや排気口36cと重なる位置にある。そこで、当該電子機器10は、例えば左右それぞれに人が着席するテーブル上に載置して使用される際、例えば前方に設置された外部ディスプレイに対して筐体16の前部を向けた姿勢で配置される。これにより前側端子群26が外部ディスプレイを臨んで配置されるため、外部出力ケーブル56を円滑に外部ディスプレイに接続できる。そうすると、前側端子群26及び後側端子群28がテーブル前後を臨んで設けられる。このため、ケーブル56〜58がテーブル左右に着席した人の目の前のスペースに設けられず、邪魔になることがない。一方、スピーカモジュール20,21の各スピーカ20L,20R,21L,21Rは、それぞれ左右に居る人に向いた配置となるため、音声等を円滑に人に届けることができる。しかも冷却モジュール24での空気の流通方向が前後方向となるため、後方の排気口36cからの排気がテーブル左右に着席した人に不快感を与えることがない。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
10 電子機器
12 第1筐体
14 第2筐体
16 筐体
18 電子基板
18a CPU
20,21 スピーカモジュール
20L,20R,21L,21R スピーカ
22 マイク
24 冷却モジュール
26 前側端子群
28 後側端子群
30 底部
32 周面部
34 フレーム部材
34a 凸部
34b,34c 平面部
36b 吸気口
36c 排気口
46 クッション材
47 隙間
50 ファン
52a,52b フィン
C1 第1室
C2 第2室
C3 第3室

Claims (9)

  1. 電子機器であって、
    互いに仕切られた第1室、第2室、及び第3室を有する筐体と、
    前記第1室に収容された電子基板と、
    前記第2室に収容されたスピーカと、
    前記第3室に収容されたマイクと、
    を備えることを特徴とする電子機器。
  2. 請求項1に記載の電子機器であって、
    前記筐体は、前記第1室及び前記第2室が設けられた第1筐体と、
    前記第1筐体の上面に取り付けられ、前記第3室が設けられた第2筐体と、を備え、
    前記第1筐体は、フレーム部材によって内部空間が上下2段に仕切られることで、前記第1室の上段に前記第2室が配置され、
    前記スピーカは、前記フレーム部材の上面で支持されていることを特徴とする電子機器。
  3. 請求項2に記載の電子機器であって、
    前記第1室に収容され、前記電子基板の上部に設けられた冷却モジュールをさらに備え、
    前記冷却モジュールは、前記第1室の外部から吸気し、該第1室の外部へと排気するファンと、前記ファンによる空気の流通経路に設けられ、前記電子基板に実装された発熱体が発生する熱を吸熱するフィンと、を有することを特徴とする電子機器。
  4. 請求項3に記載の電子機器であって、
    前記第1筐体は、円板状の底部と、
    前記底部の上に設けられ、上に向かって次第に外径が小さくなる円錐状の外周面が設けられた周面部と、を有し、
    前記第2筐体は、円板状に形成され、前記周面部の上面に取り付けられていることを特徴とする電子機器。
  5. 請求項4に記載の電子機器であって、
    前記第2筐体には、入力操作部が設けられていることを特徴とする電子機器。
  6. 請求項4又は5に記載の電子機器であって、
    前記フレーム部材は、前記第1筐体の前後方向に沿って延在し、上に膨らんだ凸部と、前記凸部の延在方向に直交する左右方向で該凸部の両側部に設けられた一対の平面部と、を有し、
    前記スピーカは、前記一対の平面部にそれぞれ設けられ、
    前記冷却モジュールは、少なくとも一部が前記凸部の下面側に形成された空間に収容され、前記前後方向に沿って空気を流通させることを特徴とする電子機器。
  7. 請求項6に記載の電子機器であって、
    前記底部は、前記前後方向で一方側に前記第1室への吸気口が設けられ、前記前後方向で他方側に前記第1室からの排気口が設けられていることを特徴とする電子機器。
  8. 請求項6又は7に記載の電子機器であって、
    前記底部には、前記電子基板と外部機器とを電気的に接続するケーブルを接続するための接続端子が設けられ、
    前記接続端子は、前記冷却モジュールによる空気の流通経路と重なる位置に設けられていることを特徴とする電子機器。
  9. 請求項6〜8のいずれか1項に記載の電子機器であって、
    前記凸部の左側の前記平面部に設けられたスピーカは、前記左右方向で左斜め上方を指向して配置されることで、前記周面部の内面に対して隙間を介して対向配置され、
    前記凸部の右側の前記平面部に設けられたスピーカは、前記左右方向で右斜め上方を指向して配置されることで、前記周面部の内面に対して隙間を介して対向配置され、
    前記周面部には、少なくとも前記スピーカと対向する位置に孔部が形成されていることを特徴とする電子機器。
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