JP2020177868A - 電気機器 - Google Patents

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JP2020177868A
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進一 三浦
Shinichi Miura
進一 三浦
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Abstract

【課題】本明細書は、ワイヤハーネスの端子をボルトで筐体に固定する際に端子が回転してしまうことを防止する技術を提供する。【解決手段】本明細書が開示する電気機器(電力変換器10)は、金属製の筐体11にワイヤハーネス40が固定されているデバイスである。ワイヤハーネス40の先端の端子41がボルト42で筐体11に固定されている。端子42から延びているツメ43が、筐体11に設けられた孔(把持孔31a)に係止されている。端子41から延びているツメ43が筐体11に設けられた孔(把持孔31a)に係止されることで、ボルト42で端子41を固定する際の端子41の回転が防止される。【選択図】図3

Description

本明細書が開示する技術は、電気機器に関する。特に、金属製の筐体にワイヤハーネスが固定されている電気機器に関する。
電気機器の筐体は内部の電気部品のグランド(アース)として用いられることがある。特に、特許文献1に記載されているような車載の電気機器では、車両のボディが車載の複数の電気機器に共通のグランドとして用いられることがある。そのような場合、ボディに接続されているワイヤハーネスの端子を筐体に取り付ける必要がある。
特開2005−137116号公報
本明細書は、ワイヤハーネスの端子をボルトで筐体に固定する際に端子が回転してしまうことを防止する技術を提供する。
本明細書が開示する電気機器は、金属製の筐体にワイヤハーネスが固定されている電気機器である。ワイヤハーネスの先端の端子がボルトで筐体に固定されている。端子から延びているツメが、筐体に設けられた孔に係止されている。端子から延びているツメが筐体に設けられた孔に係止されることで、ボルトで端子を固定する際の端子の回転が防止される。
ツメが係止される孔は、筐体を移動する際に移動用の治具に利用される把持孔であってよい。すなわち、もともと筐体に備えられた孔をツメの係止に利用することで、ツメ係止専用の孔を新たに設ける必要がない。
本明細書が開示する技術の詳細とさらなる改良は以下の「発明を実施するための形態」にて説明する。
実施例の電気機器(電力変換器)の利用形態を示す図である。 電力変換器の斜視図である。 図3(A)は、図2の破線IIIが示す範囲の拡大図である。図3(B)は、図3(A)からワイヤハーネスを外した図である。
図面を参照して実施例の電気機器を説明する。実施例の電気機器は、ハイブリッド車に搭載される電力変換器10である。まず、電力変換器10の利用形態を説明する。
図1に、電力変換器10を搭載したハイブリッド車100のフロントコンパートメント101の斜視図を示す。ハイブリッド車100は、走行用にエンジン110と2個のモータ106、107を備えている。2個のモータ106、107は、トランスアクスル105のケースに収容されている。
トランスアクスル105は、エンジン110と車幅方向で連結されている。トランスアクスル105とエンジン110は、フロントコンパートメント101の下方で車両前後方向に平行に延びる一対のサイドメンバ104に懸架されている。図1では、一方のサイドメンバはエンジン110に隠れて見えない。
電力変換器10は、フロントブラケット102とリアブラケット103によってトランスアクスル105の上に固定されている。電力変換器10をトランスアクスル105の上に配置することで、電力変換器10からモータ106、107へ電力を供給するパワーケーブルを短くすることができる。パワーケーブルが短いほど、電力の伝送損失を小さくすることができる。
電力変換器10の筐体の前面には、ワイヤハーネス40が接続されている。電力変換器10の筐体は金属製であり、その内部に収容される電気機器のグランド端子を兼ねている。ハイブリッド車100のボディ全体が、車両に搭載される複数の電気機器の共通のグランドを兼ねており、ワイヤハーネス40は、電力変換器10の筐体とボディを電気的に接続する。
図2に電力変換器10の斜視図を示す。電力変換器10の筐体11は、上ケース20と下ケース30に分かれている。上ケース20の前面29には、筐体移動用の治具が利用する把持孔21a、21bが設けられている。図2では見えないが、反対側の後面にも2個の把持孔が設けられている。なお、「前面」とは、車載されたときに車両前方を向く面を意味する。
下ケース30の前面39にも2個の把持孔31a、31bが設けられている。図2では見えないが、反対側の後面にも2個の把持孔が設けられている。
電力変換器10は、製造の際、上ケース20と下ケース30のそれぞれに部品を入れた後に上ケース20と下ケース30が連結される。連結の際、上ケース20と下ケース30は、上下が反転される。すなわち、上ケース20が上下反対向きで台座の上に固定され、上から上下反転された下ケース30がかぶせられる。下ケース30は、把持孔31a、31b(及び後面の把持孔)に移動用の治具のアームの先端が嵌合し、吊り上げられた状態で上ケース20の上方へ移動される。
上ケース20には、直流電力を交流電力に変換するインバータの主要部品が収容される。下ケース30には、モータ駆動用のメインバッテリの電圧をサブバッテリの電圧まで降圧する電圧コンバータの主要部品が収容される。筐体11の内部では、インバータと電圧コンバータが上下方向に重なるように配置される。
上ケース20の中の部品の一部は、下ケース30に向けて上ケース20から張り出している。下ケース30を上からかぶせる際、下ケース30の位置を上ケース20に対して正確に位置合わせしないと、下ケース30が上ケース20から張り出している部品と干渉するおそれがある。従って、把持孔31a、31bは、高い寸法精度で作られる。下ケース30(及び上ケース20)は、アルミニウム製であり、鋳造で作られる。把持孔31a、31aは、鋳造の際に作ることもできるが、高い寸法精度を得るため、ケース鋳造後に切削加工で作られる。
上ケース20の把持孔21a、21bも同様に切削加工で作られる。切削加工で高精度に作られる把持孔21a、21b、31a、31bは、上ケース20と下ケース30を組み付ける際の位置合わせの精度向上にも貢献する。
先に述べたように、筐体11の前面に、ワイヤハーネス40が接続されている。より詳しくは、ワイヤハーネス40の先端の端子41が、下ケース30の前面39に固定されている。端子41は、ボルト42で下ケース30に固定されている。先に述べたように、ワイヤハーネス40は、電力変換器10の筐体11と車両のボディを電気的に導通し、両者をグランド電位に保持するために設けられている。
図3(A)に、図2の破線IIIの範囲の拡大図を示す。端子41は、その側縁からツメ43が延びている。ツメ43は、把持孔31aに係止されている。端子41のツメ43が把持孔31aに係止されるので、ボルト42を回転させても端子41が回転してしまうことが防止される。
ハイブリッド車100のフロントコンパートメント101には様々なデバイスやワイヤハーネスが入り組んでいる。ボルト42の回転に伴って端子41が回転してしまうと、ワイヤハーネス40も振り回され、周囲のデバイスや他のワイヤハーネスと干渉してしまう。ボルト締結時に端子41の回転(ボルト42との共回り)が防止されることで、ワイヤハーネス40が不安定に振り回されることが防止される。
先に述べたように、ツメ43が係止される把持孔31aは、下ケース30を運搬する際に治具が利用する孔である。すなわち、ツメ43を係止する孔は、下ケース30にもともと備えられた孔であり、ツメ43の係止専用の孔ではない。もともと存在する把持孔31aをツメ43の係止に利用することで、係止専用の孔を設ける必要がない。図2から理解されるように、筐体11の側面には、様々な部品が取り付けられていたり、様々な孔やリブが設けられている。もともと存在する把持孔31aをツメ43の係止に活用することで、ツメ係止専用の孔を設けるためのスペースを確保する必要がない。
図3(B)は、図3(A)の図から端子41(ワイヤハーネス40)を外した図である。ボルト42を固定するボルト孔32は、把持孔31aの隣に設けられている。把持孔31aが形成されているボス座と、ボルト孔32が形成されているボス座は一部が連続しており、全体がだるま形状(ひょうたん形状)をなしている。把持孔31aが形成されているボス座と、ボルト孔32が形成されているボス座の一部が連結しており、両方のボス座の頭頂面(孔が設けられている面)が面一であることは、ツメ43を係止し易くすることに貢献する。
実施例で説明した技術に関する留意点を述べる。本明細書が開示する技術は、電力変換器以外の電気機器に適用されてもよい。また、車載の電気機器以外の電気機器に適用されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
10:電力変換器、 11:筐体、 20:上ケース、 21a、21b、31a、31b:把持孔、 29、39:前面、 30:下ケース、 32:ボルト孔、 40:ワイヤハーネス、 41:端子、 42:ボルト、 43:ツメ

Claims (2)

  1. 金属製の筐体にワイヤハーネスが固定されている電気機器であり、
    前記ワイヤハーネスの先端の端子がボルトで前記筐体に固定されているとともに、前記端子から延びているツメが、前記筐体に設けられた孔に係止されている、電気機器。
  2. 前記孔は、前記筐体を移動させる治具に利用される把持孔である、請求項1に記載の電気機器。
JP2019081264A 2019-04-22 2019-04-22 電気機器 Pending JP2020177868A (ja)

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