JP2020177740A - コネクタおよびケーブル - Google Patents

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Yoshiyuki Itsu
好之 伊津
進 金取
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進 金取
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Abstract

【課題】 本発明は車両の電気配線に利用されるコネクタないしケーブルのノイズ遮断技術の改良に関する。【解決手段】 コネクタはメス側コネクタ部16aとオス側コネクタ部16bを有し、該メス側コネクタ部16aとオス側コネクタ部16bは放射ノイズを遮断するコネクタシールド32を備え、両コネクタ部16(16aと16b)の少なくとも一方には防水パッキン36が設けられ、メス側コネクタ部16aとオス側コネクタ部16bとが篏合固定されて防水機能を発揮する。コネクタ部16はメス側コネクタ部16aとオス側コネクタ部16bとの篏合固定時にそれぞれのコネクタシールド32の一部がシールドケーブル長手方向に重なり合い、さらにメス側コネクタ部16aには動力線18からの放射ノイズをシールドするシールド壁34を有する。【選択図】 図2

Description

本発明はコネクタ、特に車両の電気配線に利用されるコネクタないしケーブルのノイズ遮断技術の改良に関する。
近年の自動車関連産業では、従来のガソリンエンジンや機械式ブレーキなどに代わって例えば原動力として電気モータを取り入れたり、あるいは電気式ブレーキを利用するなど動力機器に関する電気制御の開発が進められている。特にハイブリッド自動車や電気自動車の開発は世界規模で注力的に取り組まれており、主要部品のみならず、それらの電気配線技術についても注目を集めている。
ところで、従来から車載機器の制御にはコンピュータ制御が利用されており、その電気配線にはいわゆるハーネスが使用されている。原動力としてガソリンエンジンが利用されている自動車においては、動力に関わる主要な電気機器が車両に組み込まれていないため、制御線の配線に関してノイズの影響をあまり考える必要はなく、したがって、車載機器とコンピュータ制御用の機器(例えば専用基板等)とを接続する自動車用ハーネスにはノイズ対策がほとんど施されていなかった。
しかしながら、近年世界規模で大きな注目を集めているハイブリッド自動車や電気自動車にはノイズ原となり得る電気モータやインバータ等の機器が車両に組み込まれており、これらの機器(特にインバータによる高周波成分等)から生じる放射ノイズが制御線(または信号線)としての自動車用ハーネスやそれら自動車用ハーネスを接続するためのコネクタに影響を与えることが懸念されていた。また、車両には多数のハーネスが至る所に混在しており、これら制御線としてのハーネスと動力線とをなるべく容易に配線するとともにメンテナンス性を向上させることも課題となっている。
そこで特許文献1には、電気自動車において電気機器に電気的に接続されたハーネスの周囲に金属製の筒状部材を設け、該筒状部材の周壁を軸方向に向けて波状に形成することで、ハーネスから放射される電磁波を筒状部材に反射させて減衰させることができる技術が開示されている。その結果、電気自動車の動力源である駆動用モータに接続されたハーネスから外部へ放射される電磁波を遮蔽することが出来る。
また特許文献2には、制御用ケーブルを金属製パイプに収容し、電源ケーブルを編組シールドで包囲し、該制御用ケーブルと電源ケーブルとを可とう性を有する樹脂製のチューブに収容することで、ノイズ対策を実現しながら、且つ、車両内部において機器への接続が容易な車両用導電路に関する技術が開示されている。
特開2005−268716号公報 特開2011−150991号公報
上記のとおり、特許文献1のように動力ケーブルとしてのハーネスをシールドすることで該ハーネスから放射される放射ノイズを防止することは出来る。しかしながら、特許文献1の技術は配線自体に工夫がなされたものではなく、しかも実際には車両のいたるところに多数のハーネスが複雑に混在している状態であるため、特許文献1の技術では車両における配線の容易性やメンテナンス性を改善することは出来ない。
また、特許文献2の技術を利用すれば、ノイズ対策を実現しながら制御用ケーブル、電源ケーブルともに車両において容易な配線が可能となるが、当然のことながら特許文献2における車両用導電路は連続した1本の導電路から形成されている。すなわち、例えば機器不良や配線不良により不良箇所に交換等の必要が生じた場合には、何の工夫もなしに当該車両用導電路を交換することは困難である。
特にこれらの車両用導電路は、配線箇所によっては車両外部に露出した状態で配線されていることもあり、このような部分では特に配線不良となる可能性が高いと言える。また、実際には車載機器同士が離れた場所に設置されていることが多い。このような場合にまで車両用導電路を取り出して交換することは非常に手間がかかる作業であり、特許文献2の技術だけでは十分とは言えず、まだまだ改良の余地がある。
本発明は上記従来技術の課題の鑑みて行われたものであって、その目的は、ノイズに対するシールド性を維持しながら、且つ、従来のハーネスよりも配線が容易であるとともに、さらに防水性やメンテナンス性も優れたシールドケーブルおよびコネクタを提供することである。
上記課題を解決するために、本発明に係るコネクタは、
少なくとも2本のシールドケーブルを電気接続するためのコネクタであって、
前記シールドケーブルは、その内部に動力線と制御線を有し、
前記動力線および制御線のうちの少なくともどちらか一方は、金属材料を含むシールド編組で覆われ、
前記コネクタは、一方がメス側シールドケーブルに設けられたメス側コネクタ部であり、他方がオス側シールドケーブルに設けられ該メス側コネクタ部に篏合固定されるオス側コネクタ部であり、
前記メス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するメス側端子が設けられ、前記オス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するオス側端子が設けられ、
前記メス側コネクタ部にオス側コネクタ部が篏合固定されると同時に前記メス側端子にオス側端子部が篏合され、
前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部は、動力線から外部への放射ノイズを遮断するコネクタシールドを備え、
前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のうちの少なくともどちらか一方には外部からの液体の侵入を防ぐ防水パッキンが設けられ、当該コネクタは該メス側コネクタ部とオス側コネクタ部とが篏合固定されて防水機能を発揮する防水機構を有し、
前記コネクタは、メス側コネクタ部とオス側コネクタ部との篏合固定時に該メス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部とオス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部がシールドケーブル長手方向に重なり合い、
さらに前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のどちらか一方には、前記動力線から制御線への放射ノイズをシールドするために前記メス側端子とオス側端子との篏合位置における動力線と制御線の間に金属材料を含んだシールド壁が設けられることを特徴とする。
さらに、本発明に係るコネクタは、
車両に設けられた懸架ばねの下側に位置する下側機器と該懸架ばねの上側に位置する上側機器とを電気接続するためのコネクタであって、
前記コネクタは、メス側コネクタ部と該メス側コネクタ部に篏合固定されるオス側コネクタ部を有し、該メス側コネクタ部とオス側コネクタ部のどちらか一方は前記下側機器に設けられ他方はシールドケーブルの端部に設けられ、
前記シールドケーブルは、その内部に動力線と制御線を有し、
前記動力線および制御線のうちの少なくともどちらか一方は、金属材料を含むシールド編組で覆われ、
前記メス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するメス側端子が設けられ、前記オス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するオス側端子が設けられ、
前記メス側コネクタ部にオス側コネクタ部が篏合固定されると同時に前記メス側端子にオス側端子が篏合され、
前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部は、動力線から外部への放射ノイズを遮断するコネクタシールドを備え、
前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のうちの少なくともどちらか一方には外部からの液体の侵入を防ぐ防水パッキンが設けられ、当該コネクタは該メス側コネクタ部とオス側コネクタ部とが篏合固定されて防水機能を発揮する防水機構を有し、
前記コネクタは、メス側コネクタ部とオス側コネクタ部との篏合固定時に該メス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部とオス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部がシールドケーブル長手方向に重なり合い、
さらに前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のどちらか一方には、前記動力線から制御線への放射ノイズをシールドするために前記メス側端子とオス側端子との篏合位置における動力線と制御線の間に金属材料を含んだシールド壁が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るコネクタは、
前記メス側端子は、少なくとも2種類の金属材料を含んで構成されるデュアルメタルタイプのメス側端子であることを特徴とする。
また、本発明に係るコネクタは、
前記防水機構は、前記防水パッキンとともに前記メス側コネクタ部ないしオス側コネクタ部に樹脂材料またはゴム材料を含んだ補助パッキンが設けられて防水機能を発揮することを特徴とする。
また、本発明に係るコネクタは、
前記動力線は、三相交流用の動力線であることを特徴とする。
本発明によれば、所定の防水機構を有するコネクタに放射ノイズに対する所定のシールド構造(メス側コネクタ部とオス側コネクタ部との篏合固定時にそれぞれのコネクタシールドが重なる構造)を設け、さらにメス側端子とオス側端子との篏合位置における動力線と制御線の間にシールド壁を設けることで、動力線と制御線の同時配線において従来はシールドが困難であったコネクタ位置における動力線からの放射ノイズのシールド機能を維持しながら、且つ、車両での配線を容易にするとともに、さらに防水性やメンテナンス性も優れたコネクタを実現することが出来る。
本発明の実施形態に係るシールドシステムの概略構成図を示す。 本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタの拡大構成図を示す。 本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタを篏合固定した状態の拡大構成図を示す。 本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタの拡大断面イメージ図を示す。 本発明の実施形態に係るシールドシステムの概略構成図を示す。 本発明の実施形態に係るシールドシステムにおいて電動ブレーキ側に位置するコネクタの拡大構成図を示す。 本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタを篏合固定した状態の拡大構成図を示す。
以下、本発明のコネクタについて図面を用いて説明するが、本発明の趣旨を超えない限り何ら以下の例に限定されるものではない。
<第1実施形態>
図1に本発明の実施形態に係るシールドシステムの概略構成図を示す。本明細書では、シールドケーブルとコネクタを利用して放射ノイズ対策(シールド)を実現する電気配線のことをシールドシステムと呼んでいる。図1は、本実施形態に係るシールドシステム10を自動車の電動ブレーキにおける電気配線に利用した概略構成図であり、すなわち、シールドシステム10は、電動ブレーキ40とインバータ60とを電気接続するために利用されている。また、図1では本実施形態に係るシールドシステム10の特徴を説明するために、電動ブレーキ40およびインバータ60の大きさに対してシールドケーブルやコネクタを実際よりも大きく(太く)図示している。
ここで、本実施形態における電動ブレーキ40とは、例えば三相交流により動作するモータ42に所定の電圧を印加することで駆動させ、該モータ42ないし制御機構44によりブレーキパッド46を動作させて該ブレーキパッド46をブレーキローター48に押さえつけることで摩擦による制動を可能とするもの(自動車を停止させるもの)である。
本実施形態は、フル電動化した電子機械ブレーキシステム(EMB)に利用されるものである。そして実際にはモータ42はブレーキパッド46の近く、すなわち、自動車のタイヤ近傍に位置しているため、ブレーキボディ50等の中に収納されている。
図1の示すインバータ60は、例えばリチウムイオンバッテリーなどの電源としての車載用バッテリー(図示を省略)と接続されており、該車載用バッテリーからの直流電圧を交流電圧に変換する、または交流電圧の周波数を変換する役割を果たしている(周波数変換器とも呼ばれる)。
図1に示すシールドシステム10は、電動ブレーキ40側に位置するメス側シールドケーブル12およびインバータ60側に位置するオス側シールドケーブル14と、該メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14とを接続するコネクタ16と、を含んで構成されている(メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14とを合わせてシールドケーブルと表現することもある)。
シールドケーブルの内部には、インバータ60からの交流電圧(または交流電流)をモータ42に伝送するための動力線18と、該インバータ60と電動ブレーキ40(モータ42ないし制御機構44)との間で制御信号の送受信を行うための制御線20を有している。動力線18と制御線20は電動ブレーキ40側においてモータ42に接続されており、該モータ42と接続されている制御機構44は、例えばモータ42の駆動をブレーキパッド46に伝えるボールスクリュー機構を含んで構成されている。
シールドケーブル(メス側シールドケーブル12およびオス側シールドケーブル14)は、内部に空間を有するとともに防水絶縁材料の円筒壁を有する略円筒長手形状であり、該シールドケーブルは円筒壁全体を覆うように円筒壁シールド22が設けられている。この円筒壁シールド22は、シールドケーブル内部からの放射ノイズ(主に動力線18からの放射ノイズ等)を外部へ放射するのを防止する役割を果たしている。
動力線18は、例えば12V〜400V系の三相交流モータとしてのモータ42とインバータ60とを電気接続するためのものである。動力線18は2sq〜10sqの太さであることが好ましく、特に5sqの太さであることが好適である。動力線18に流れる電流値は例えば5A〜50A程度である。また動力線18は、シールドケーブルの内部に位置する制御線20への影響(主に動力線18から制御線20への放射ノイズ等)を防止するために金属材料を含んだシールド編組(図1では図示を省略)で覆われている。
制御線20は、インバータ60と制御機構44(またはモータ42)との制御信号の送受信を行うためのものである。例えば、電動ブレーキ40の所定位置にセンサー等を設けることで、この信号により厳密なブレーキ動作を実現するためのインバータ制御を行うことが出来る。また、電動ブレーキ40での異常を検知し、その信号を制御信号としてインバータ60に伝える役割を果たすこともできる。
制御線20は、動力線18と同様に該動力線18からの放射ノイズの影響を防止するために金属材料を含んだシールド編組(図1では図示を省略)で覆われている。すなわち、動力線18をシールド編組で覆うとともにさらに制御線20をシールド編組で覆うことで、シールドケーブル内部に位置する動力線18と制御線20との相互作用による影響(主に動力線18からの放射ノイズの影響)を防止することが出来る。
また、例えば動力線18をシールド編組で覆うことなく制御線20のみをシールド編組で覆う構成(または動力線18のみをシールド編組で覆う構成)としても、動力線18からの放射ノイズを防止することが出来る。
コネクタ16は、メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14とを接続する役割を有している。このコネクタ16によってメス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14とを自由に装脱着することが出来る。
このようにシールドシステム10においてメス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14の間にコネクタ16を有する構成とすることで、車両における配線が従来よりも容易になり、さらには万が一動力線18、制御線20、各種電気機器等に不具合が生じてしまった場合には、メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14に設けられたコネクタ16により該メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14とを取り外し、メス側シールドケーブル12(電動ブレーキ40とともにメス側シールドケーブル12)またはオス側シールドケーブル14(インバータ60とともにオス側シールドケーブル14)のどちらか一方のみを交換することが出来る。
具体的には、電動ブレーキ40とインバータ60とは設置場所が離れているため(例えば電動ブレーキ40はいわゆるバネ下に設置され、インバータ60はいわゆるバネ上に設置されている等)、実際にシールドケーブルを交換することは手間がかかることが予想される。そこで本実施形態におけるシールドシステム10ではシールドケーブル(メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14)にコネクタ16を設けることで、従来の自動車用ハーネスに比べてメンテナンス性を格段に向上させることが出来る。また、本実施形態に係るシールドシステムは、バネ下とバネ上とを接続するような場合に限らず、各種の車両配線に利用することが出来る。
このように本実施形態に係るシールドシステム10では、メス側シールドケーブル12およびオス側シールドケーブル14が有する円筒壁シールド22(およびシールド編組)によって動力線18からの放射ノイズを外部(および制御線20)へ放射することを防止できるとともに、さらにコネクタ16を設けることで車両における配線が容易になり、且つメンテナンス性を格段に向上させることが出来る。
ところで、上述のように本実施形態のシールドシステム10では放射ノイズをシールドするためにいくつかの工夫(円筒壁シールド22、シールド編組)が施されている。しかしながらメス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14にコネクタ16を設ける構成とすることで、該メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14とが接続されている接続ポイントでは一般的に端子による電気接続がされるとはいえ、動力線18と制御線20を接続するためにそれぞれの線が電気的にはむき出しの状態となっている。
すなわち、メス側シールドケーブル12とオス側シールドケーブル14との接続ポイントにおいては上記シールド対策が及ばない状態が生じてしまう。同様に、この接続ポイントにおいてはシールド編組による効果も及ばない状態であるため制御線20は動力線18からの放射ノイズの影響を直接受けてしまうこととなる。
そこで本実施形態では、上記シールドによる放射ノイズ対策とともにさらにコネクタ16の構成を工夫することで、接続ポイントにおいても動力線18による放射ノイズの防止を実現している。以下、本発明の特徴的な構成を有するコネクタ16について詳しく説明する。
図2には、本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタの拡大構成図を示す。同図に示すように本実施形態に係るコネクタ16は、メス側シールドケーブル12側に設けられたメス側コネクタ部16aとオス側シールドケーブル14側に設けられたオス側コネクタ部16bから構成されている。
また、メス側シールドケーブル12側の動力線18および制御線20(それぞれの端部)には導電性を有するメス側端子24が設けられ、オス側シールドケーブル14側の動力線18および制御線20には導電性を有するオス側端子26が設けられている。
例えば、メス側端子24を2種類の金属を含んで構成されたデュアルメタルタイプのメス側端子を利用するとで、振動に強いシールドシステム10(シールドケーブル)を実現することが出来る。特に電気配線においてコネクタ16がいわゆる自動車のバネ下に位置する場合、該バネ下はバネ上と比べて振動が非常に大きい領域であるため、振動に強いデュアルメタルタイプのメス側端子は大きな効果を発揮することが出来る。
ここで、本実施形態におけるバネ上とは車両に設けられた懸架ばね(サスペンション)の上側の位置を意味しており、バネ下とは車両に設けられた懸架ばねの下側の位置を意味している。
また、図1で説明したとおり本実施形態では動力線18から制御線20への放射ノイズをシールドするために動力線18はシールド編組28で覆われており、さらに制御線20もまたシールド編組30で覆われている(どちらか一方がシールド編組で覆われている構成としても良い)。
図2では、コネクタ16の特徴を分かりやすく説明するためにコネクタ接続の具体的形状(固定方法等)は省略し、コネクタ接続を単純な篏合固定構造のみとして図示している。また、実際にはそれぞれ複数本の動力線18および制御線20を有しているが、図2では1本の動力線18および1本の制御線20として図示している。
本実施形態では、メス側コネクタ部16aにオス側コネクタ部16bが篏合されると同時にメス側端子24にオス側端子26が篏合されてメス側シールドケーブル12側の動力線18(および制御線20)とオス側シールドケーブル14側の動力線18(および制御線20)が電気的に接続される。このメス側端子24にオス側端子26が篏合された位置(またはその近傍)は前述した接続ポイントとなる。
メス側コネクタ16aおよびオス側コネクタ16bにはコネクタシールド32(32a、32b)が設けられており、該コネクタシールド32はシールドケーブルの円筒壁に位置する円筒壁シールド22と接続されている(円筒壁シールド22はメス側シールドケーブル12ないしオス側シールドケーブル14の末端部近傍、つまりコネクタ部16とは長手方向に反対側の端部近傍でアース接続されている)。
さらに本実施形態に係るコネクタ16において、メス側シールドケーブル12側のコネクタシールド32aとオス側シールドケーブル14側のコネクタシールド32bとを接続できる構造にすれば、片側アースのみでシールド効果を発揮することが可能となる。
図3には、本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタを篏合固定した状態の拡大構成図を示す。同図に示すように本実施形態のシールドシステム10では、メス側コネクタ16aへオス側コネクタ16bが篏合されることでメス側コネクタ16aに設けられたコネクタシールド32aとオス側コネクタ16bに設けられたコネクタシールド32bとが長手方向で重なり合うように構成されている。
このような構成とすることで、メス側端子24とオス側端子26との篏合位置(接続ポイント)においても動力線18から外部へ放射される放射ノイズをシールド(遮断)できる。すなわち、本実施形態のシールドシステム10では配線容易性およびメンテナンス性を向上させるためにコネクタ16を有する構成でありながら、全領域に対して放射ノイズのシールドが施された(外部に対してシールドされていない領域が全く存在しない)シールドケーブルを実現することができる。
また、本実施形態においてシールド効果を得るためには、コネクタシールド32aの一部とコネクタシールド32bの一部がシールドケーブルの長手方向で重なり合えばよい。したがって、本実施形態に係るシールドケーブルにおいてはコネクタシールド32aおよび32bはそれぞれの一部が長手方向で重なり合うギリギリの長さにすればシールド効果を得ることが出来る。
ここで、コネクタ16にコネクタシールド32を設けることで、外部への放射ノイズに対するシールドは万全であると言えるが、通常であればコネクタシールド32の有無に関わらずメス側端子24とオス側端子26との篏合位置では制御線20は動力線18からの放射ノイズの影響を受けてしまう。
そこで本実施形態では、図2および図3に示すようにシールド対策として前記コネクタシールド32を設けるとともに、さらにメス側端子24とオス側端子26との篏合位置における動力線18と制御線20の間の位置にシールド壁34を設けることで、動力線18と制御線20の相互作用ないし動力線18から制御線20への放射ノイズを防止することが出来る。このシールド壁34は、金属材料を含むことが好ましく、例えばアルミニウムを含む材料で構成されていることが好適である。
またシールド壁34は、絶縁材料で覆われている構成とすることが好ましい。このような構成とすることで、動力線18と制御線20との間の絶縁性を保つことができ(絶縁距離を短くすることができ)、シールドケーブル(またはコネクタ16)の径を小さくすることが出来る。本実施形態ではシールド壁34がメス側コネクタ16a(メス側端子24側)に設けられているが、例えばシールド壁34をオス側コネクタ16bに設ける構成としても同様の効果を発揮することが出来る。
このように本実施形態に係るシールドシステム10では、コネクタ16にコネクタシールド32とともにさらにシールド壁34を設けることで、従来では実現が不可能であったメス側端子24とオス側端子26との篏合位置における動力線18から制御線20への放射ノイズをシールドしながら、且つ、配線容易性およびメンテナンス性を向上させることが出来る。
そして、上述のとおり本実施形態のシールドシステム10は電動ブレーキ40(またはその周辺機器)に接続されるものであるため、屋外からの雨や泥水等に対する防水性も必要となる。そこで図2および図3に示すように本実施形態のコネクタ16には例えばメス側コネクタ部16aに防水パッキン36を設けることで、該メス側コネクタ部16aにオス側コネクタ16bが篏合されることで防水パッキン36を押圧して防水機能を発揮する防水機構を備えるようにすることが出来る。
さらにメス側コネクタ部16aに樹脂材料またはゴム材料を含んだ補助パッキン38を設けることで、二重の密閉性による防水機構を実現することが出来る。例えば補助パッキン38としては、Oリング(オーリング)形状、D形状、略矩形型、その他内部に空間を有する形状の補助パッキン38を利用することが出来る。また、防水パッキン36のみでも本実施形態におけるコネクタ部16の防水機能を発揮することができ、さらに、メス側コネクタ部16aとオス側コネクタ部16bの両方に防水パッキン36(および補助パッキン38)を設ける構成とすることも出来る。
図4には、本発明の実施形態に係るシールドシステムにおけるコネクタの拡大断面イメージ図を示す。図4は、メス側端子24とオス側端子26との篏合位置における断面図である。図4ではコネクタ16の特徴を説明するために該コネクタ16の外形を略矩形型として図示しているが、コネクタ16は本発明の機能を実現出来れば良く、例えば円形状等のどのような形状でも構わない。また、上述のとおり実際にはコネクタ16の外周壁部分はメス側コネクタ部16aとオス側コネクタ部16bとの篏合状態が示されるはずであるが、本発明のシールドを説明する便宜上、図4では簡略化して図示している。
同図に示すように、コネクタ16の外周壁はコネクタシールド32で覆われており、さらにメス側端子24とオス側端子26との篏合位置における動力線18と制御線20との間にはシールド壁34が設けられている。このように本実施形態のコネクタ16では、メス側端子24とオス側端子26との篏合位置において動力線18と制御線20の相互作用(主に動力線18から制御線20への放射ノイズ等)を防止することが出来る。
このように本実施形態に係るシールドシステム10では、特徴的な構成を有するコネクタ16によって、従来では実現が不可能であったメス側端子24とオス側端子26との篏合位置における動力線18からの放射ノイズをシールドしながら、且つ、配線容易性およびメンテナンス性を向上させることが出来る。
<第二実施形態>
次に、本発明の第2実施形態に係るシールドシステムについて図面を用いて説明する。図1に示した各種構成と共通するものについては符号に100を付加して図示している。
図5に本発明の本実施形態に係るシールドシステムの概略構成図を示す。同図に示すシールドシステム110は、オス側シールドケーブル114と該オス側シールドケーブル114の両端にコネクタ116を有して構成されている。また、オス側ケーブル114の内部には動力性118と制御線120を有している。
本実施形態に係るオス側ケーブル114(およびコネクタ116)は、バネ下に位置する電動ブレーキ40とバネ上に位置するインバータ60とを電気的にコネクタ接続するためのものである。以下、電動ブレーキ40のことを下側機器と表現し、インバータ60のことを上側機器と表現することもある。
電動ブレーキ40側に位置するコネクタ116は、メス側コネクタ部116aとオス側コネクタ部116bで構成されており、該メス側コネクタ116aは電動ブレーキ40のブレーキボディ50に埋められるように設けられている。すなわち、本実施形態に係るバネ下側に位置するコネクタ116はシールドケーブルとシールドケーブルとを接続するためではなく、バネ下に位置する電動ブレーキ40に直接オス側シールドケーブル114を接続するためのものである。
コネクタ116のオス側コネクタ部116bには樹脂モールド116cが設けられている。このような構成とすることで、第1実施形態におけるコネクタに比べて防水性を向上させることができ、さらにコネクタ部分の耐久性(強度)を維持することが出来る。
インバータ60側に位置するコネクタ116は、バネ上に位置するインバータ60とオス側シールドケーブル114とを接続するために設けられている。このインバータ側に位置するコネクタ116(116b)はホイールハウスに固定されている。また、インバータ60側のコネクタ116はバネ上に位置しているため、振動や防水については考慮する必要がない。したがって、例えばインバータ60側に位置するコネクタ116は一般的なコネクタで構成しても良い。
図6には、本発明の実施形態における電動ブレーキ側に位置するコネクタの拡大構成図を示す。同図では第1実施形態に係るコネクタ16(16a、16b)と同様に、メス側コネクタ部116aにオス側コネクタ部116bが篏合されると同時にメス側端子124にオス側端子126が篏合されて電動ブレーキ40からの動力線118(および制御線120)とオス側シールドケーブル114側の動力線118(および動力線120)とが電気的に接続される。本実施形態においてオス側コネクタ部116bには樹脂モールド116cが設けられ、該樹脂モールド116cにオス側シールドケーブル114が接続される構成となっている。
そして図7には、本発明の実施形態におけるコネクタを篏合固定した状態の拡大構成図を示す。同図に示すように本実施形態のコネクタ116では、メス側コネクタ116aへオス側コネクタ116bが篏合されることでメス側コネクタ116aに設けられたコネクタシールド132aとオス側コネクタ116bに設けられたコネクタシールド132bとが長手方向で重なり合うように構成されている。
また、第1実施形態と同様に図6(および図7)に示すようにシールド対策として前記コネクタシールド132を設けるとともに、さらにメス側端子124とオス側端子126との篏合位置における動力線118と制御線120の間の位置にシールド壁134を設けることで、動力線118から制御線120への放射ノイズを防止することが出来る。
本実施形態におけるコネクタ116は、第1実施形態におけるコネクタ16のシールド機能やメンテナンス性等を全て備えながら、さらにオス側コネクタ116bに樹脂モールド116cを設けることで(またはオス側コネクタ116bと樹脂モールド116cとを一体形成することで)、従来のコネクタと比較して防水性や耐久性も向上させることが出来る。
特にバネ下に位置する下側機器とバネ上に位置する上側機器とを接続する際にはシールド性、メンテナンス性、防水性、および耐久性の全てを兼ね備えたコネクタ116は非常に効果を発揮する。
このように、本実施形態のコネクタ116では電動ブレーキ40に直接オス側シールドケーブル114を接続する場合であっても、第1実施形態と同様に、コネクタシールド132およびシールド壁134によってメス側端子124とオス側端子126との篏合位置(接続ポイント)において動力線118から外部へ放射される放射ノイズをシールド(遮断)することができ、さらにオス側コネクタ116bに樹脂モールド116cを設けることで第1実施形態におけるシールド性およびメンテナンス性を維持しながら防水性と耐久性を向上させることが出来る。
また、本実施形態ではシールドシステムを電動ブレーキ40とインバータ60との電気配線に利用しているが、例えば、自動車の原動力としての電気モータや車内エアコン等、自動車における他の動力機器への配線にも利用することが出来る。
そして本実施形態では、メス側コネクタ部116a側にメス側端子124が設けられているが、例えばメス側コネクタ部116a側にオス側端子126が設けられ、オス側コネクタ部116b側にメス側端子124が設けられる構成にすることも出来る。さらに、メス側コネクタ部116aとオス側コネクタ部116bの位置は本発明の効果を得るために特に限定されるものではなく、したがって、図示した構成とは逆の構成(メス側コネクタ部116aとオス側コネクタ部116bを図示した位置と逆にした構成)としても本発明の効果を得ることが出来る。
10 シールドシステム
12 メス側シールドケーブル
14 114 オス側シールドケーブル
16 116 コネクタ
16a 116a メス側コネクタ部
16b 116b オス側コネクタ部
18 118 動力線
20 120 制御線
22 122 円筒壁シールド
24 124 メス側端子
26 126 オス側端子
28 128 シールド編組
30 130 シールド編組
32 132 コネクタシールド
34 134 シールド壁
36 136 防水パッキン
38 138 補助パッキン
40 電動ブレーキ(下側機器)
42 モータ
44 制御機構
46 ブレーキパッド
48 ブレーキローター
50 ブレーキボディ
60 インバータ(上側機器)

Claims (5)

  1. 少なくとも2本のシールドケーブルを電気接続するためのコネクタであって、
    前記シールドケーブルは、その内部に動力線と制御線を有し、
    前記動力線および制御線のうちの少なくともどちらか一方は、金属材料を含むシールド編組で覆われ、
    前記コネクタは、一方がメス側シールドケーブルに設けられたメス側コネクタ部であり、他方がオス側シールドケーブルに設けられ該メス側コネクタ部に篏合固定されるオス側コネクタ部であり、
    前記メス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するメス側端子が設けられ、前記オス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するオス側端子が設けられ、
    前記メス側コネクタ部にオス側コネクタ部が篏合固定されると同時に前記メス側端子にオス側端子部が篏合され、
    前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部は、動力線から外部への放射ノイズを遮断するコネクタシールドを備え、
    前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のうちの少なくともどちらか一方には外部からの液体の侵入を防ぐ防水パッキンが設けられ、当該コネクタは該メス側コネクタ部とオス側コネクタ部とが篏合固定されて防水機能を発揮する防水機構を有し、
    前記コネクタは、メス側コネクタ部とオス側コネクタ部との篏合固定時に該メス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部とオス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部がシールドケーブル長手方向に重なり合い、
    さらに前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のどちらか一方には、前記動力線から制御線への放射ノイズをシールドするために前記メス側端子とオス側端子との篏合位置における動力線と制御線の間に金属材料を含んだシールド壁が設けられることを特徴とするコネクタ。
  2. 車両に設けられた懸架ばねの下側に位置する下側機器と該懸架ばねの上側に位置する上側機器とを電気接続するためのコネクタであって、
    前記コネクタは、メス側コネクタ部と該メス側コネクタ部に篏合固定されるオス側コネクタ部を有し、該メス側コネクタ部とオス側コネクタ部のどちらか一方は前記下側機器に設けられ他方はシールドケーブルの端部に設けられ、
    前記シールドケーブルは、その内部に動力線と制御線を有し、
    前記動力線および制御線のうちの少なくともどちらか一方は、金属材料を含むシールド編組で覆われ、
    前記メス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するメス側端子が設けられ、前記オス側コネクタ部に位置する動力線および制御線のそれぞれの端部には導電性を有するオス側端子が設けられ、
    前記メス側コネクタ部にオス側コネクタ部が篏合固定されると同時に前記メス側端子にオス側端子が篏合され、
    前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部は、動力線から外部への放射ノイズを遮断するコネクタシールドを備え、
    前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のうちの少なくともどちらか一方には外部からの液体の侵入を防ぐ防水パッキンが設けられ、当該コネクタは該メス側コネクタ部とオス側コネクタ部とが篏合固定されて防水機能を発揮する防水機構を有し、
    前記コネクタは、メス側コネクタ部とオス側コネクタ部との篏合固定時に該メス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部とオス側コネクタ部が有するコネクタシールドの一部がシールドケーブル長手方向に重なり合い、
    さらに前記メス側コネクタ部およびオス側コネクタ部のどちらか一方には、前記動力線から制御線への放射ノイズをシールドするために前記メス側端子とオス側端子との篏合位置における動力線と制御線の間に金属材料を含んだシールド壁が設けられることを特徴とするコネクタ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のコネクタであって、
    前記メス側端子は、少なくとも2種類の金属材料を含んで構成されるデュアルメタルタイプのメス側端子であることを特徴とするコネクタ。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記防水機構は、前記防水パッキンとともに前記メス側コネクタ部ないしオス側コネクタ部に樹脂材料またはゴム材料を含んだ補助パッキンが設けられて防水機能を発揮することを特徴とするコネクタ。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載のコネクタであって、
    前記動力線は、三相交流用の動力線であることを特徴とするコネクタ。
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