JP2020174340A - 電子番組表に基づく番組ガイド表示プログラム、装置及び方法 - Google Patents
電子番組表に基づく番組ガイド表示プログラム、装置及び方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
セットトップボックス1は、ユーザが視聴する装置のディスプレイに、番組ガイド(番組選択メニュー)を表示することができる。ユーザは、番組ガイドを閲覧しながら、自ら所持するリモコン2から、所望の放送番組を選択することができる。ユーザによって選択された放送番組は、装置のディスプレイに再生表示される。
放送済みの過去番組: 現時点で再生することができない
放送中の現在番組 : 現時点で視聴可能となる
放送予定の未来番組: 現時点で録画予約をすることができる
衛星放送、地上波放送、ケーブルテレビ放送及びIPストリーミング放送によれば、放送日時及び放送チャネルが予め決定されており、電子番組表として常時配信されている。
また、電子番組表を用いて、ユーザの所望番組を検索しやすくする技術もある。これは、「タイトル」「出演者名」「ジャンル」のような項目で絞り込んでいく階層型のメニューとなった番組ガイドが表示される。この技術によれば、ユーザ自らが、項目を絞りながら所望番組を検索していく必要もあり、手間がかかる。
この電子番組表は、上下方向に沿って時間帯が変化し、左右方向に沿ってチャネルが変化して、各セルの表示位置が変化する。
尚、特許文献3によれば、「所定の概念」とは、時間概念(蓄積時刻、放送時刻など)及び属性値(データサイズ、ジャンル、出演者名)に基づくものと記載されているが、属性値によってどのように並べ変えるのかまでは明確でない。
ユーザは、放送中の現在番組を視聴している際、又は、電子番組表を閲覧している際に、見過ごした放送済みの過去番組の存在を知る場合がある。勿論、例えば非特許文献1に記載の技術によれば、過去1ヶ月の放送番組を、オンデマンドサービスとして受信することもできる。しかしながら、オンデマンドサービスに契約しておく必要がある。
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶する電子番組表記憶手段と、
電子番組表における過去番組及び現在番組の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する指示番組特定手段と、
電子番組表の中で、指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する過去番組検索手段と、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第1の未来番組検索手段と、
第1の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する番組ガイド表示手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
過去番組検索手段は、所定条件として、
指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組、又は、
指示番組に付与されたメタデータと類似度が所定閾値以上高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組
を検索する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
電子番組表の中で、指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持ち、且つ、現在よりも未来に放送予定の1つ以上の未来番組を検索する第2の未来番組検索手段と
して更に機能させ、
番組ガイド表示手段は、第1の未来番組検索手段及び第2の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を更に指示可能とした番組ガイドを表示する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
電子番組表記憶手段は、過去から現在までに受信した複数の電子番組表を統合して記憶する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
番組ガイド表示手段によって表示された番組ガイドに含まれる未来番組がユーザによって指示された際に、録画装置に対して録画予約を指示する録画予約指示手段と
してコンピュータを機能させることも好ましい。
番組ガイド表示手段は、ユーザ指示可能な番組をサムネイル又はアイコンによって表示すると共に、過去番組のサムネイル又はアイコンの群と、現在番組サムネイル又はアイコンの群と、未来番組のサムネイル又はアイコンの群とを、列方向又は行方向に並べた番組ガイドを表示する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
番組ガイド表示手段は、ユーザ指示可能な番組のメタデータのテキストを、当該サムネイルに重畳的又は並列的に表示する
ようにコンピュータを機能させることも好ましい。
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶する電子番組表記憶手段と、
電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する過去番組検索手段と、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第1の未来番組検索手段と、
第1の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する番組ガイド表示手段と
を有することを特徴とする。
リモコンは、
視聴ユーザから発話された音声を収集するマイクと、
視聴ユーザに対する近接を検知する近接センサと
近接センサによって視聴ユーザに近接したと判定された際に、マイクによって収集された音声を、表示装置へ送信する音声送信手段と
を有し、
表示装置は、
リモコンから受信した音声に対する音声認識手段を有し、
指示番組特定手段は、音声認識手段によって認識されたキーワードを表示する番組を、当該視聴ユーザからの指示番組として特定する
ことを特徴とする。
リモコンは、
視聴ユーザによって把持された動作を検知する加速度センサと
加速度センサによって所定動作が検知された際に、当該所定動作に基づく操作識別子を、表示装置へ送信する操作識別子送信手段と
を有し、
表示装置は、
操作識別子と、視聴ユーザの操作内容とを対応付けた操作認識手段を有し、
指示番組特定手段は、操作認識手段を用いて、リモコンから受信した操作識別子に対応する操作内容に応じて、当該視聴ユーザからの指示番組を特定する
ことを特徴とする。
装置は、
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶しており、
電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する第1のステップと、
電子番組表の中で、当該指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する第2のステップと、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第3のステップと、
第2のステップによって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する第4のステップと
を実行することを特徴とする。
放送波を受信するアンテナインタフェース
ケーブルテレビ事業者網に接続するケーブルインタフェース
インターネットに接続する通信インタフェース
アンテナインタフェースは、衛星波又は地上波を介して、放送中の現在番組及び電子番組表を受信する。
ケーブルインタフェースは、ケーブルを介して、放送中の現在番組及び電子番組表を受信する。
通信インタフェースは、インターネットを介して、IP(Internet Protocol)ストリームとして放送中の現在番組及び電子番組表を受信する。
ユーザは、電子番組表に基づく番組ガイドを閲覧しながら、リモコンを用いて、所望番組を選択することができる。リモコンは、セットトップボックス1へ、赤外線又は無線LAN(Local Area Network)によって操作信号を送信することができる。
図2によれば、セットトップボックス1は、放送受信部101と、電子番組表記憶部11と、過去番組検索部121と、第1の未来番組検索部122と、第2の未来番組検索部123と、番組ガイド表示部13と、録画予約指示部14と、音声認識部151と、操作認識部152と、指示番組特定部153とを有する。これら機能構成部は、装置としてのセットトップボックスに搭載されたコンピュータを機能させるプログラムを実行することによって実現される。また、これら機能構成部の処理の流れは、番組ガイド表示方法としても理解できる。
放送受信部101は、アンテナインタフェース、ケーブルインタフェース及び/又は通信インタフェースから、放送中の現在番組及び電子番組表を受信する。
各インタフェースは、1つ以上の放送リソースから放送番組を常時受信することができる。同一の放送リソースであっても、複数のチャネルから、チャネル毎に異なる放送番組を配信しているために、各放送リソースから電子番組表も受信する。
放送中の現在番組は、テレビ等の外部ディスプレイへ出力され、電子番組表は、電子番組表記憶部11へ出力される。
電子番組表記憶部11は、放送受信部101から、放送リソース毎に、過去から現在までに受信した電子番組表を記憶する。また、電子番組表記憶部11は、異なる放送リソースであっても、過去(例えば1ヶ月前)から現在までに受信した複数の電子番組表を統合して記憶することも好ましい。
電子番組表は、「放送済みの過去番組」、「放送中の現在番組」及び「放送予定の未来番組」それぞれのメタデータが記述されたものである。一般的に、過去8日分の放送済みの過去番組における放送日時及び放送チャネルと、放送中の現在番組における放送日時及び放送チャネルと、未来8日分の放送予定の未来番組における放送日時及び放送チャネルとが記述されている。
電子番組表記憶部11は、過去番組検索部121、第1の未来番組検索部122及び第2の未来番組検索部123から参照される。
尚、図3によれば、本発明のシーケンスが、S1〜S3によって表されている。
指示番組特定部153は、電子番組表における過去番組及び現在番組の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する。即ち、指示番組は、放送済みの過去番組、又は、放送中の現在番組の中から、1つの指示番組が特定される。
勿論、ユーザ自ら番組を指示することなく、「視聴中の現在番組」を指示番組として、自動的に特定するものであってもよい。
過去番組検索部121は、電子番組表の中で、指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する。
ここで、過去番組検索部121は、所定条件として、以下のいずれかによって検索するものであってもよい。
(1)指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組
(2)指示番組に付与されたメタデータと類似度が所定閾値以上高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組
類似度としては、例えば単語間のcos距離を算出するものであってもよい。メタデータ同士を比較し、最もcos距離が短くなる類似度を、そのメタデータ間の類似度としてもよい。例えばWord2vecのような単語ベクトルを用いることもできる。
地上波放送ch1:「ドラマA第1話」
IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」
衛星放送BS1 :「ドラマAインタビュー1」
第1の未来番組検索部122は、電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する。
過去番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」−>
再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」
過去番組・IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」−>
再放送の未来番組・IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」
ユーザが、再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」を選択した場合、その録画予約が実行される。
逆に、ユーザが、再放送の未来番組・IP放送:「ドラマAダイジェスト1」を選択した場合、その録画予約が実行される。
図4のS2によれば、指示番組「ドラマAインタビュー1」に対して、類似度順に、以下の2つの過去番組が選択されている。
IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」
衛星放送BS1 :「ドラマAインタビュー1」
図4のS3によれば、検索された2つの過去番組の中で、再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される以下の2つの未来番組が検索される。
過去番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」−>
再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」
過去番組・IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」−>
再放送の未来番組・IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」
図4によれば、ユーザは、再放送の未来番組・IP放送:「ドラマAダイジェスト1」を選択しており、その録画予約が実行されている。
第2の未来番組検索部123は、電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持ち、且つ、現在よりも未来に放送予定の1つ以上の未来番組を検索する。
地上波放送ch3:「ドラマAインタビュー2」
最終的に、ユーザに対して、3つの未来番組が検索されている。
再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」
再放送の未来番組・IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」
未来番組・地上波放送ch3:「ドラマAインタビュー2」
番組ガイド表示部13は、第1の未来番組検索部122及び第2の未来番組検索部123によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能とした番組ガイドを表示する。
サムネイルは、当該番組の概要をユーザに直感的に認識させることができる。
各番組のサムネイルの群は、m列(m=3列:現在、過去、未来)に並べられ、各番組がn行に並べられる。
サムネイルは、ユーザによって選択(クリック又は視覚的押下)可能なアイコン状のものであり、当該番組の中の1枚の静止画像であってもよい。例えば1枚の静止画像が、一定時間(例えば2秒)毎に、パラパラと更新されるものであってもよい。
ここで、サムネイルに、電子番組表における当該番組に対応するセルに記述された番組内容のテキストが、重畳的又は並列的に表示されている。ユーザとしては、サムネイルのみならず、番組内容をテキストで理解することもできる。
図7(b)のS1によれば、視聴中の現在番組「ドラマA第2話」が、指示番組として特定されている。
図7(b)のS2によれば、指示番組「ドラマA第2話」に対して、以下の3つの過去番組が選択されている。
衛星放送BS1 :「ドラマAインタビュー1」
地上波放送ch1:「ドラマA第1話」
地上波放送ch3:「ドラマAダイジェスト1」
図7(b)のS3によれば、検索された3つの過去番組の中で、以下の3つの未来番組が検索される。
再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」
再放送の未来番組・IP放送 :「ドラマAダイジェスト1」
未来放送・地上波放送ch3:「ドラマAインタビュー2」
そして、ユーザは、再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」を選択しており、その録画予約が実行される。
録画予約指示部14は、番組ガイドで表示された未来番組を、ユーザが指示した際に、録画装置に対して録画予約を指示する。
このとき、図8(b)へ遷移し、再放送の未来番組・地上波放送ch1:「ドラマA第1話」について、録画予約するか否かを、ユーザに問い合わせる。
これによって、この再放送の未来番組に対する録画予約を実行することができる。
マイクは、視聴ユーザから発話された音声を収集する。
近接センサは、視聴ユーザに対する近接を検知する。具体的には、近接センサと物体(口元)との距離が所定閾値以下となった場合に、近接を検知する。ユーザがリモコン2を口元に寄せるだけで、テレビに、番組ガイドが表示される。
音声送信部は、近接センサによって視聴ユーザに近接したと判定された際に、マイクによって収集された音声(ユーザの発話音声)を、セットトップボックス1へ送信する。
これに対して、図9(c)によれば、セットトップボックス1について、音声認識部151は、リモコン2から受信した音声に対して音声認識する。
加速度センサは、視聴ユーザによって把持された動作を検知する。
操作識別子送信部は、加速度センサによって所定動作が検知された際に、当該所定動作に基づく操作識別子を、セットトップボックス1へ送信する。加速度センサは、例えば「持ち上げ動作」を検知する。
これに対して、図9(c)によれば、セットトップボックス1について、操作認識部152は、操作識別子(例えば持ち上げ動作)と、視聴ユーザの操作内容とを対応付ける。その操作内容の認識結果を入力した指示番組特定部153は、リモコンから受信した操作識別子に対応する操作内容に応じて、当該視聴ユーザによって選択又は指示されたと判定する。
ユーザがリモコン2を持ち上げるだけで、テレビに、本発明の番組ガイドが表示される。勿論、持ち上げ動作に限られず、リモコンを○状や△状に回すことによって、番組ガイドが表示されるものであってもよい。
図10(a)によれば、ユーザは、リモコン2に対して「1番!」と発話するだけで、放送中の現在番組「ドラマA第2話」を選択することができる。
宇10(b)によれば、ユーザは、リモコン2に対して「2話!」と発話するだけで、放送中の現在番組「ドラマA第2話」を選択することができる。
(1)見過ごした番組A(日曜日夜8:00)があったことを翌日(月曜日)に気付いたとする。その場合、過去前日の番組表へ戻って、日曜日夜8:00を一時的選択する。そすると、未来番組として、土曜日昼13:00の番組Aの再放送が表示され、録画予約することができる。ケーブル放送は、特に再放送番組が多いために、過去の放送番組の予約操作によって、未来の再放送番組を予約することができる。
引用文献3は、過去番組自体を録画していることを前提としており、録画していなければ当然のことながら再生することもできない。また、引用文献3には、SI情報に記述された過去番組情報をユーザに表示できると記載されているが、過去番組を録画することなく、SI情報のみで実現することを全く想定していない。即ち、引用文献3は、番組を録画するレコーダを想定したものである。
これに対し、本発明は、レコーダとして番組自体を記憶するものではなく、録画した過去番組を前提としたものでもない。本発明によれば、過去番組は、電子番組表に記述された範囲内で特定されているに過ぎず、引用文献3のように録画された過去番組の番組ガイドを表示するものではない。
ユーザが過去番組の見過ごしに気が付いても、過去番組は録画されていない限り、再生することはできない。できない。唯一回復できるのは、過去番組の再放送が、放送予定の未来番組に含まれているか否かである。含まれていれば、その未来番組を予約視聴又は予約録画をすることができる。
特に、本発明は、比較的短い時間間隔(例えば8日程度)で再放送される場合が多い放送形態に適する。例えば、ケーブルテレビ放送や衛星放送、IPストリーミング放送に適する。但し、地上波放送の場合、比較的短い時間間隔で再放送される場合は少ないと考えられ、その場合、過去番組が再放送される未来番組も少なくなる。
本発明は特に、ケーブルテレビ用のセットトップボックスであって、電子番組表の中で再放送(繰り返し放送)を所定複数回数以上含むチャネルの放送を受信するものに適する。
101 放送受信部
11 電子番組表記憶部
121 過去番組検索部
122 第1の未来番組検索部
123 第2の未来番組検索部
13 番組ガイド表示部
14 録画予約指示部
151 音声認識部
152 操作認識部
153 指示番組特定部
2 リモコン
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶する電子番組表記憶手段と、
電子番組表における過去番組及び現在番組の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する指示番組特定手段と、
電子番組表の中で、指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組を検索する過去番組検索手段と、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第1の未来番組検索手段と、
第1の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する番組ガイド表示手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする。
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶する電子番組表記憶手段と、
電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組を検索する過去番組検索手段と、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第1の未来番組検索手段と、
第1の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する番組ガイド表示手段と
を有することを特徴とする。
装置は、
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶しており、
電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する第1のステップと、
電子番組表の中で、当該指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組を検索する第2のステップと、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第3のステップと、
第2のステップによって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する第4のステップと
を実行することを特徴とする装置の番組ガイド表示方法。
Claims (12)
- 受信した電子番組表に基づく番組ガイドをディスプレイへ表示する装置に搭載されたコンピュータを機能させるプログラムにおいて、
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶する電子番組表記憶手段と、
電子番組表における過去番組及び現在番組の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する指示番組特定手段と、
電子番組表の中で、指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する過去番組検索手段と、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第1の未来番組検索手段と、
第1の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する番組ガイド表示手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とするプログラム。 - 過去番組検索手段は、所定条件として、
指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組、又は、
指示番組に付与されたメタデータと類似度が所定閾値以上高いメタデータを持つ1つ以上の過去番組
を検索する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1に記載のプログラム。 - 電子番組表の中で、指示番組に付与されたメタデータと類似度が高いメタデータを持ち、且つ、現在よりも未来に放送予定の1つ以上の未来番組を検索する第2の未来番組検索手段と
して更に機能させ、
番組ガイド表示手段は、第1の未来番組検索手段及び第2の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を更に指示可能とした番組ガイドを表示する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1又は2に記載のプログラム。 - 電子番組表記憶手段は、過去から現在までに受信した複数の電子番組表を統合して記憶する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のプログラム。 - 番組ガイド表示手段によって表示された番組ガイドに含まれる未来番組がユーザによって指示された際に、録画装置に対して録画予約を指示する録画予約指示手段と
してコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のプログラム。 - 番組ガイド表示手段は、ユーザ指示可能な番組をサムネイル又はアイコンによって表示すると共に、過去番組のサムネイル又はアイコンの群と、現在番組サムネイル又はアイコンの群と、未来番組のサムネイル又はアイコンの群とを、列方向又は行方向に並べた番組ガイドを表示する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のプログラム。 - 番組ガイド表示手段は、ユーザ指示可能な番組のメタデータのテキストを、当該サムネイルに重畳的又は並列的に表示する
ようにコンピュータを機能させることを特徴とする請求項6に記載のプログラム。 - 受信した電子番組表に基づく番組ガイドをディスプレイへ表示する表示装置において、
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶する電子番組表記憶手段と、
電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する過去番組検索手段と、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第1の未来番組検索手段と、
第1の未来番組検索手段によって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する番組ガイド表示手段と
を有することを特徴とする表示装置。 - ケーブルテレビ用のセットトップボックスであって、電子番組表の中で再放送(繰り返し放送)を所定複数回数以上含むチャネルの放送を受信する
ことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。 - 請求項8又は9に記載の表示装置と、表示装置と通信可能なリモコンとが通信可能なシステムであって、
リモコンは、
視聴ユーザから発話された音声を収集するマイクと、
視聴ユーザに対する近接を検知する近接センサと
近接センサによって視聴ユーザに近接したと判定された際に、マイクによって収集された音声を、表示装置へ送信する音声送信手段と
を有し、
表示装置は、
リモコンから受信した音声に対する音声認識手段を有し、
指示番組特定手段は、音声認識手段によって認識されたキーワードを表示する番組を、当該視聴ユーザからの指示番組として特定する
ことを特徴とするシステム。 - 請求項8又は9に記載の表示装置と、表示装置と通信可能なリモコンとが通信可能なシステムであって、
リモコンは、
視聴ユーザによって把持された動作を検知する加速度センサと
加速度センサによって所定動作が検知された際に、当該所定動作に基づく操作識別子を、表示装置へ送信する操作識別子送信手段と
を有し、
表示装置は、
操作識別子と、視聴ユーザの操作内容とを対応付けた操作認識手段を有し、
指示番組特定手段は、操作認識手段を用いて、リモコンから受信した操作識別子に対応する操作内容に応じて、当該視聴ユーザからの指示番組を特定する
ことを特徴とするシステム。 - 受信した電子番組表に基づく番組ガイドをディスプレイへ表示する装置の番組ガイド表示方法において、
装置は、
放送済みの過去番組、放送中の現在番組及び放送予定の未来番組それぞれのメタデータが記述された電子番組表を記憶しており、
電子番組表の中で、ユーザによって指示された指示番組を特定する第1のステップと、
電子番組表の中で、当該指示番組よりも過去に放送済みであって、当該指示番組に対して所定条件を満たす1つ以上の過去番組を検索する第2のステップと、
電子番組表の中で、検索された当該過去番組の再放送であって、且つ、現在よりも未来に放送される1つ以上の未来番組を検索する第3のステップと、
第2のステップによって検索された1つ以上の未来番組を指示可能な番組ガイドを表示する第4のステップと
を実行することを特徴とする装置の番組ガイド表示方法。
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