JP2020173709A - 制御装置及びプログラム - Google Patents

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Tetsuya Hirota
哲也 廣田
河村 大輔
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Abstract

【課題】表示された絵を介してユーザとコンピュータとの間での情報の入出力を行う技術において、その表示に対するユーザの理解をより容易なものとする。
【解決手段】ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得する入力位置取得部と、前記入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得する候補位置取得部と、前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて前記入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び前記選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御する表示制御部と、を備える、制御装置が提供される。
【選択図】図2

Description

本発明は、制御装置及びプログラムに関する。
近年、GUI(Graphical User Interface)による入力に関する技術が多く開発されている。例えば、特許文献1には、自動車の走行中でもより安定した操作が可能なように、操作ポインタと操作ボタンとを適切に表示させる技術が開示されている。
特開2018−10472号公報
しかし、特許文献1に開示されている技術等によっては、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に係る表示、及び当該入力によって選択される可能性のある選択候補に係る表示を適切に行うことができない場合があった。例えば、入力位置に係る表示が行われず、選択候補に係る表示のみが行われる場合、ユーザは、入力位置が表示部(例えば、ディスプレイ等)のどこであるかを認識することができないため、所望の選択候補を適切に選択することができない場合がある。また、入力位置に係る表示が常時行われる場合、表示が煩雑となり、ユーザが不快感を覚える可能性がある。すなわち、表示された絵(図)を介してユーザとコンピュータとの間での情報の入出力を行う技術においては、従来の技術に対して、ユーザがより理解しやすい表示の技術が求められている。
そこで、本発明は、当該問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、表示された絵を介してユーザとコンピュータとの間での情報の入出力を行う技術において、その表示に対するユーザの理解をより容易なものとすることが可能な、新規かつ改良された制御装置及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得する入力位置取得部と、前記入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得する候補位置取得部と、前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて前記入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び前記選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御する表示制御部と、を備える、制御装置が提供される。
また、前記表示制御部は、前記入力位置と前記選択候補位置とが近いほど、前記第1の強調度を低くしてもよい。
また、前記表示制御部は、前記入力位置と前記選択候補位置とが近いほど、前記第2の強調度を高くしてもよい。
また、前記選択候補位置は、前記選択可能領域の中心部であってもよい。
また、前記表示制御部は、前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて、前記入力位置が、前記選択可能領域内でありかつ前記選択可能領域の端辺から規定された範囲内であると判定した場合、前記選択可能領域内でありかつ前記選択可能領域の端辺から規定された範囲内ではないと判定した場合に比べて、前記第1の強調度を高くしてもよい。
また、前記入力位置に係る表示は、前記入力位置を示すもの、前記入力位置が含まれる範囲を示すもの、又は前記入力位置と前記選択候補位置との関係を示すものを含んでもよい。
また、前記ユーザからの前記入力を受け付ける入力受付部と、前記入力位置に係る表示及び前記選択候補に係る表示が行われる表示部とは、互いに異なる位置に設けられてもよい。
また、前記制御装置は、車両、航空機、又は船舶を含む移動体に搭載されてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得することと、前記入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得することと、前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて前記入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び前記選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御することと、をコンピュータに実現させるためのプログラムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、表示された絵を介してユーザとコンピュータとの間での情報の入出力を行う技術において、その表示に対するユーザの理解をより容易なものとすることが可能となる。
従来のGUIにおける表示の一例を示す図である。 本発明のGUIにおける表示の一例を示す図である。 本実施形態に係る制御システムの構成例を示すブロック図である。 本実施形態に係る制御装置によって行われる、表示態様の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。 入力位置に係る表示の変形例を示す図である。 選択候補に係る表示の変形例を示す図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
<1.発明の概要>
まず、本発明の概要について説明する。
上記のとおり、近年、GUIによる入力に関する技術が多く開発されている。例えば、特許文献1には、自動車に搭載される遠隔入力システムにおいて、自動車の走行中でもより安定した操作が可能なように、操作ポインタと操作ボタンとを適切に表示させる技術が開示されている。ここで、「遠隔入力システム」とは、ユーザ(例えば、運転者等)によって入力が行われる入力部(例えば、タッチパッド等)と、入力に関する表示が行われる表示部(例えば、ディスプレイ等)とが互いに異なる位置に設けられて実現される入力システムを指している。
しかし、特許文献1に開示されている技術等によっては、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に係る表示、及び当該入力によって選択される可能性のある選択候補に係る表示を適切に行うことができない場合があった。
図1を参照して、従来のGUIにおける表示の一例について説明する。図1は、従来のGUIにおける表示の一例を示す図である。例えば、図1に示すように、ディスプレイ等の表示部1に、ユーザからの入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受付可能な状態とする選択可能領域2が少なくとも1つ表示されているとする(図1の例では、「1」〜「9」と示された選択候補を、それぞれ選択の対象として受付可能な状態とする選択可能領域2a〜選択可能領域2iが表示されている)。ユーザは、入力部(例えば、タッチパッド等)を用いて入力位置3を移動させ、領域2a〜領域2iのうちの所望の一つに入力位置3を重畳させた状態で所定の入力(例えば、クリック等)を行うことで選択を確定することができる。
このとき、入力位置3が表示部1に表示されていないとすると、ユーザは、入力位置3が表示部1内のどこであるかを認識することができない。これによって、ユーザが、領域2a〜領域2iのうちの所望の一つに入力位置3を重畳させたとしても、選択確定のための所定の入力(例えば、クリック等)時に入力位置3が所望の領域2から外れてしまうことによって、所望の選択候補を選択することができなかったり、所望の選択候補以外の選択候補を選択してしまったりする場合がある(以降、この事象を「誤入力」と呼称する)。
一方、入力位置3が、表示部1に常時表示されているとすると、表示が煩雑となり、ユーザが不快感を覚える可能性がある。特に、自動車等の移動体に搭載される遠隔入力システムにおいて表示が煩雑となることは妥当ではない可能性が高い。
本件の発明者は、上記事情に鑑みて本発明に係る技術を創作するに至った。本発明に係る制御装置は、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得し、当該入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得し、入力位置と選択候補位置との関係に基づいて入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御する。
図2を参照して、本発明をより具体的に説明する。図2は、本発明のGUIにおける表示の一例を示す図である。図2のAには、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置20と、当該入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域10が、表示部(ディスプレイ)に表示されている様子が示されている。そして、領域10に含まれる位置である選択候補位置11は、領域10の中心部に配置されているとする(
なお、選択候補位置11は必ずしも領域10の中心部に限定されない。また、選択候補位置11は表示されていないとする)。
ユーザは、入力部(例えば、タッチパッド等)を用いて、表示部における入力位置20を移動させることができるところ、本発明に係る制御装置は、入力位置20と選択候補位置11とが近いほど、第1の強調度を低くし第2の強調度を高くする。より具体的に説明すると、図2のAのように、入力位置20と選択候補位置11とが相当程度離れている場合、本発明に係る制御装置は、相当の強調度で領域10に対応する選択候補、及び入力位置20を表示させる。そして、図2のBのように、入力位置20と選択候補位置11とが近づいた場合(図2のBの例では、入力位置20と選択候補位置11とが一致している)、本発明に係る制御装置は、入力位置20を非表示にし(換言すると、第1の強調度を低くし)、領域10の中心部に近いほど輝度が高くなるようなグラデーションが施された領域10を表示させる(換言すると、第2の強調度を高くする)。本発明に係る制御装置は、入力位置20の移動に伴って、第1の強調度及び第2の強調度を連続的に(又は段階的に)変化させる。
上記の表示態様によって、本発明に係る制御装置は、入力位置20に係る表示、及び選択候補に係る表示をより適切に行うことができる。より具体的には、入力位置20が選択候補位置11から相当程度離れており、入力位置20が領域10から外れているか、領域10内であり領域10の端辺から規定された範囲内である(換言すると、入力位置20が領域10から外れそうな)場合には、ユーザは、入力位置20をより容易に認識することができる。一方、入力位置20が選択候補位置11から相当程度近く、入力位置20が領域10の中心部近傍である場合(換言すると、入力位置20が領域10から外れそうにない場合)には、ユーザは、選択されている選択候補をより容易に認識することができる。本発明が、移動体(例えば、自動車等)に搭載されるシステムに適用された場合、本発明に係る制御装置は、表示の煩雑さを低減させ、ユーザを移動体の操作に集中させることができるため、特に有用であると言える。
なお、本発明に係る表示は、図2の例に限定されない。例えば、入力位置20に係る表示及び選択候補に係る表示の強調方法は図2の例に限定されない。また、領域10の形状や、領域10における選択候補位置11は図2の例に限定されない。また、選択候補は、必ずしもボタン(又はアイコン)に限定されない。例えば、選択候補は、ラジオボタン、チェックボックス、スクロールバー、又はゲージ(連続値から所望の値を選択するために使用される部品)等、GUIにて用いられる種々の部品を含む。本発明に係る表示の変形例については後段にて詳細に説明する。
また、第1の強調度に係る「入力位置20に係る表示」は、入力位置20に関する何らかの表示であればよい。より具体的には、入力位置20に係る表示は、図2のAに示すように入力位置20を示すもの(例えば、ポインタ等)であってもよい。また、入力位置20に係る表示は、入力位置20が含まれる範囲(領域)を示すものであってもよい。また、入力位置20に係る表示は、入力位置20と選択候補位置11との関係を示すものであってもよい。例えば、入力位置20に係る表示は、選択候補位置11を基準としたときの入力位置20を示すもの(例えば、選択候補位置11から入力位置20までの距離及び方向等)であってもよい。
また、第2の強調度に係る「選択候補に係る表示」は、選択候補に関する何らかの表示であればよい。より具体的には、選択候補に係る表示は、図2のBに示すように、選択可能領域10を示すものであってもよい(図2のBの例では、領域10の中心部に近いほど輝度が高くなるようなグラデーションが施されている)。また、選択候補に係る表示は、選択候補の名称を示すものであってもよい(例えば、領域10内に含まれる選択候補の名称等)。
<2.構成例>
上記では、本発明の概要について説明した。続いて、図3を参照して、本発明の一実施形態に係る制御システムの構成例について説明する。図3は、本実施形態に係る制御システムの構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る制御システム1は、制御装置100と、入力受付部200と、表示部300と、を備える。
(制御システム1)
制御システム1は、移動体に搭載される遠隔入力システムである(換言すると、制御装置100、入力受付部200、及び表示部300は移動体に搭載される)。本実施形態に係る遠隔入力システムとは、ユーザからの入力を受け付ける受付部200と、入力に関する表示が行われる表示部300とが互いに異なる位置に設けられて実現される入力システムを指している。換言すると、入力受付部200と表示部300とは、互いに異なる位置に設けられる(又は、互いに別体の装置として形成される)。なお、制御システム1が、遠隔入力システムであることはあくまで一例であり、本発明は、遠隔入力システム以外にも適用され得る。
また、本実施形態に係る「移動体」とは、車両、航空機、又は船舶を含む概念である。より具体的には、移動体は、車両(例えば、自動車、バス、バイク、機関車、又は電車等)、航空機(例えば、飛行機、ヘリコプター、グライダー、又は飛行船等)、又は船舶(例えば、旅客船、貨物船、又は潜水艦等)を含む。なお、移動体は、必ずしも上記の例に限定されず、移動可能な物体であればよい。また、制御システム1が、移動体に搭載されることはあくまで一例であり、本発明は、移動体以外にも搭載され得る。本実施形態では、制御システム1が、主として自動車に搭載される場合を一例として説明する。
(入力受付部200)
入力受付部200は、ユーザからの入力を受け付ける構成である。例えば、入力受付部200は、タッチパッド、マウス、ボタン、スイッチ等、又はこれらの組合せによって実現され得る。入力受付部200は、自動車の車内において、例えば運転席と助手席とを隔てるセンターコンソールに配置されることで、ユーザは、アームレスト等に自身の腕を乗せた状態で入力受付部200を用いて入力を行うことができる。なお、入力受付部200の種類、及び入力受付部200が設けられる位置は特に限定されない。ユーザが入力受付部200を用いて入力を行った場合、入力受付部200は、入力に関する情報を制御装置100へ送信する。
(表示部300)
表示部300は、入力位置に係る表示及び選択候補に係る表示を行う構成である。表示部300は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)装置、OLED(Organic Light Emitting Diode)装置、又は投影型のディスプレイ等によって実現され得る。また、表示部300は、例えば、自動車に搭載されるヘッドアップディスプレイ(Head−Up Display)、又はマルチインフォメーションディスプレイ(Multi Information Display)によって実現され得る。なお、表示部300の種類、及び表示部300が設けられる位置は特に限定されない。表示部300は、制御装置100から提供される表示画像に関する情報を用いて各種表示を行う。
(制御装置100)
制御装置100は、入力受付部200からの入力に基づいて表示部300による表示を制御する装置である。制御装置100は、例えば、自動車に搭載されるECU(Electronic Control Unit)等によって実現され得る。なお、制御装置100を実現する装置は必ずしもECUに限定されない。例えば、制御装置100は、ECUに搭載されるマイコン等によって実現されてもよい。また、制御装置100は、自動車に搭載されない外部装置(例えば、クラウドサーバ、スマートフォン、又は他の移動体等)によって実現されてもよい。図3に示すように、制御装置100は、制御部110と、通信部120と、記憶部130と、を備える。
(制御部110)
制御部110は、制御システム1にて行われる処理全般を統括的に制御する構成である。例えば、制御部110は、記憶部130に記憶されているプログラムやパラメータ等を用いて各種機能を実現するための処理を実行する。制御部110は、例えば、CPU(Central Processing Unit)や、MCU(Micro Controller Unit)等のプロセッサによって実現され得る。なお、制御部110の制御内容は特に限定されない。図3に示すように、制御部110は、入力位置取得部111と、候補位置取得部112と、表示制御部113と、を備える。
(入力位置取得部111)
入力位置取得部111は、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得する構成である。より具体的には、入力位置取得部111は、後段で説明する通信部120がユーザからの入力に関する情報を入力受付部200から受信した場合、当該情報の中から入力位置に関する情報を取得する。入力位置に関する情報は、例えば、入力位置を示す座標(例えば、二次元直交座標等)の形式をとってもよいところ、必ずしもこれに限定されない。入力位置取得部111は、取得した入力位置に関する情報を表示制御部113に提供する。
(候補位置取得部112)
候補位置取得部112は、ユーザからの入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得する構成である。より具体的には、後述する表示制御部113は、表示部300による表示に用いられる表示画像に関する情報を生成するところ、候補位置取得部112は、当該情報に基づいて選択候補位置に関する情報を取得する。選択候補位置に関する情報も、上記で説明した入力位置に関する情報と同様に、例えば、選択候補位置を示す座標(例えば、二次元直交座標等)の形式をとってもよいところ、必ずしもこれに限定されない。候補位置取得部112は、取得した選択候補位置に関する情報を表示制御部113に提供する。
(表示制御部113)
表示制御部113は、表示部300による表示を制御する構成である。より具体的には、表示制御部113は、制御部110の処理結果(より具体的には、各種プログラムの実行結果)に基づいて表示部300に表示させる内容(表示画像)を決定する。そして、表示制御部113は、当該決定に基づいて表示画像に関する情報を生成し、当該情報を、通信部120を介して表示部300へ提供することで表示部300による表示を実現する。
このとき、表示制御部113は、入力位置と選択候補位置との関係に基づいて入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御する。より具体的には、表示制御部113は、図2を参照して説明したように、入力位置20と選択候補位置11とが近いほど、第1の強調度を低くし第2の強調度を高くする。そして、表示制御部113は、入力位置20の移動に伴って第1の強調度及び第2の強調度を連続的に(又は段階的に)変化させる。
なお、表示制御部113によって制御される表示の態様は図2の例に限定されない。表示制御部113によって制御される表示の態様の変形例については後段にて詳細に説明する。
(通信部120)
通信部120は、外部の構成や装置との間で情報の送受信を行う構成である。例えば、ユーザが入力受付部200を用いて入力を行った場合、通信部120は、入力に関する情報を入力受付部200から受信する。また、表示制御部113によって表示部300による表示に用いられる表示画像に関する情報が生成された場合、通信部120は、当該情報を表示部300に対して送信する。なお、通信部120によって送受信される情報の内容は必ずしも上記の例に限定されない。また、通信部120による情報の送受信方式(例えば、有線通信又は無線通信等)は特に限定されない。
(記憶部130)
記憶部130は、各種情報を記憶する構成である。例えば、記憶部130は、制御部110や通信部120によって使用されるプログラムやパラメータ等を記憶する。また、記憶部130は、制御部110による処理結果や、通信部120によって外部装置から受信された情報等を記憶してもよい。なお、記憶部130が記憶する情報の内容は特に限定されない。また、記憶部130は、例えばROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等によって実現され得るところ、必ずしもこれらに限定されない。
以上、本実施形態に係る制御システム1の構成例について説明した。なお、図3を用いて説明した上記の構成はあくまで一例であり、本実施形態に係る制御システム1の構成は係る例に限定されない。例えば、制御装置100、入力受付部200、及び表示部300の数は特に限定されない。また、制御装置100は、図3に示す構成の一部を備えていなくてもよいし、図3に示していない構成を備えていてもよい。また、図3に示す制御装置100の構成が外部装置(図示なし)に設けられ、制御装置100は当該外部装置と通信連携することによって上記で説明した各機能を実現してもよい。
<3.処理フロー例>
上記では、本実施形態に係る制御システム1の構成例について説明した。続いて、図4を参照して、本実施形態に係る制御装置100によって行われる、表示態様の制御の処理フロー例について説明する。図4は、本実施形態に係る制御装置100によって行われる、表示態様の制御処理フローの一例を示すフローチャートである。
ステップS1000では、入力位置取得部111が入力位置に関する情報を取得する。より具体的には、ユーザが入力受付部200を用いて入力を行うと、通信部120が当該入力に関する情報を入力受付部200から受信し、入力位置取得部111が、当該情報の中から入力位置に関する情報を取得する。
ステップS1004では、候補位置取得部112が選択候補位置に関する情報を取得する。より具体的には、表示制御部113が表示部300による表示に用いられる表示画像に関する情報を生成し、候補位置取得部112が、当該情報に基づいて選択候補位置に関する情報を取得する。
ステップS1008では、表示制御部113が入力位置と選択候補位置との関係に基づいて第1の強調度及び第2の強調度を制御する。より具体的には、表示制御部113は、入力位置と選択候補位置とが近いほど、第1の強調度を低くし第2の強調度を高くする。そして、表示制御部113は、第1の強調度及び第2の強調度に関する情報を表示画像に関する情報に含めた上で、当該情報を、通信部120を介して表示部300へ提供する。
ユーザが入力受付部200を用いて入力を行う度に図4に示す処理が繰り返される(必ずしもこれに限定されない)。以上の処理によって、表示部300による表示が制御される。なお、図4に示したフローチャートにおける各ステップは、必ずしも記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。すなわち、フローチャートにおける各ステップは、記載された順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。
<4.変形例>
上記では、表示態様の制御の処理フロー例について説明した。続いて、表示の変形例について説明する。
以降では、入力位置に係る表示の変形例と、選択候補に係る表示の変形例とを順に説明していくところ、表示制御部113は、それぞれの変形例を組み合せて表示部300による表示を制御することができる(もちろん、図2を参照して説明した表示が組み合わされてもよい)。なお、以降で説明する表示もあくまで一例であり、入力位置に係る表示及び選択候補に係る表示はこれらに限定されないことは言うまでもない。
(4.1.入力位置に係る表示の変形例)
まず、図5を参照して、入力位置に係る表示の変形例について説明する。図5は、入力位置に係る表示の変形例を示す図である。
図5のAには、入力位置20と、選択可能領域10が表示部300に表示されている様子が示されている。そして、領域10に含まれる位置である選択候補位置11は、領域10の中心部に配置されているとする(なお、選択候補位置11は表示されていないとする)。
ここで、制御装置100の表示制御部113は、図5のAに示すように、入力位置20と選択候補位置11との関係に基づいて、入力位置20が、領域10内でありかつ領域10の端辺から規定された範囲内であると判定した場合(図5のAの例では、入力位置20が、端辺から規定された範囲内の領域21に含まれると判定した場合)、領域10内でありかつ領域10の端辺から規定された範囲内でないと判定した場合に比べて、第1の強調度(入力位置20に係る表示の強調度)を高くしてもよい。強調される「入力位置20に係る表示」には、上記のとおり様々な態様があるところ、図5のAの例では、入力位置20に係る表示として、入力位置20が含まれる範囲(端辺から規定された範囲内の領域21)を示すものが用いられている。もちろん、入力位置20に係る表示として、入力位置20を示すもの(例えば、ポインタ等)や、入力位置20と選択候補位置11との関係を示すものが用いられ、強調されてもよいことは言うまでもない(換言すると、ポインタ等が強調されてもよい)。
これによって、入力位置20が領域10から外れそうな場合に、ユーザは、入力位置20をより容易に認識することができるため、選択確定のための入力(例えば、クリック等)時に入力位置20が所望の領域10から外れてしまうことが防止される。換言すると、表示制御部113は、誤入力の発生を防止することができる。
図5のB及びCには、入力位置20に係る表示として、入力位置20と選択候補位置11との関係を示すものが用いられる場合の具体例が示されている。より具体的には、図5のB及びCには、それぞれ、選択候補位置11を基準としたときの入力位置20を示すグラデーション表示22及びグラデーション表示23が示されている。グラデーション表示22は、頂点を選択候補位置11とし、頂点を通り底辺に直行する線と底辺との交点を入力位置20とする二等辺三角形状を有しており、選択候補位置11に近いほど輝度が高くなるように表示されている。グラデーション表示23は、入力位置20が領域10から外れている場合に用いられるものであり、頂点を、入力位置20及び選択候補位置11間を結ぶ線と領域10の端辺との交点とし、頂点を通り底辺に直行する線と底辺との交点を入力位置20とする二等辺三角形状を有しており、選択候補位置11に近いほど輝度が高くなるように表示されている。図5のB及びCの表示態様によって、ユーザは、入力位置20と選択候補位置11との関係をより容易に認識することができる。
(4.2.選択候補に係る表示の変形例)
続いて、図6を参照して、選択候補に係る表示の変形例について説明する。
「選択候補に係る表示」には、上記のとおり様々な態様があるところ、図6のAの例では、選択候補に係る表示として、選択可能領域10を突出させて見せる立体表示12が用いられている。より具体的には、表示制御部113は、入力位置20と選択候補位置11とが近いほど、領域10がより突出して見えるように立体表示12を変化させる。
また、図6のBの例では、選択候補に係る表示として、領域10内に含まれる選択候補の名称(図6のBの例では、「1」)を突出させて見せる立体表示13が用いられている。より具体的には、表示制御部113は、入力位置20と選択候補位置11とが近いほど、選択候補の名称がより突出して見えるように立体表示13を変化させる。図6のA及びBの表示態様によって、表示制御部113は、各選択候補の選択状況(選択候補が確実に選択されているか否か等)をユーザに認識させることができる。
また、図6のCの例では、表示制御部113は、入力位置20が領域10から外れている場合には、領域10を表示させず(又は表示を薄くし)、入力位置20が領域10内である場合には、領域10を表示させている(又は表示を濃くしている)。図6のCの表示態様によって、表示制御部113は、選択されていない選択候補をユーザに認識させにくくし、表示の煩雑さを低減させることができる。
<5.むすび>
以上で説明してきたように、制御装置100は、ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得し、当該入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得し、入力位置と選択候補位置との関係に基づいて入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御する。
これによって、制御装置100は、入力位置に係る表示、及び選択候補に係る表示をより適切に行うことができる。より具体的には、入力位置が選択候補位置から相当程度離れており、入力位置が領域から外れているか、領域内であり領域の端辺から規定された範囲内である(換言すると、入力位置が領域から外れそうな)場合には、ユーザは、入力位置をより容易に認識することができる。一方、入力位置が選択候補位置から相当程度近く、入力位置が領域の中心部近傍である場合(換言すると、入力位置が領域から外れそうにない場合)には、ユーザは、選択されている選択候補をより容易に認識することができる。本発明が、移動体(例えば、自動車等)に搭載されるシステムに適用された場合、制御装置100は、表示の煩雑さを低減させ、ユーザを移動体の操作に集中させることができるため、特に有用であると言える。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
1 制御システム、10 選択可能領域、11 選択候補位置(選択可能領域に含まれる位置)、20 入力位置、100 制御装置、110 制御部、111 入力位置取得部、112 候補位置取得部、113 表示制御部、120 通信部、130 記憶部、200 入力受付部、300 表示部

Claims (9)

  1. ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得する入力位置取得部と、
    前記入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得する候補位置取得部と、
    前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて前記入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び前記選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御する表示制御部と、を備える、
    制御装置。
  2. 前記表示制御部は、前記入力位置と前記選択候補位置とが近いほど、前記第1の強調度を低くする、
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記表示制御部は、前記入力位置と前記選択候補位置とが近いほど、前記第2の強調度を高くする、
    請求項1または請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記選択候補位置は、前記選択可能領域の中心部である、
    請求項2または請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記表示制御部は、前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて、前記入力位置が、前記選択可能領域内でありかつ前記選択可能領域の端辺から規定された範囲内であると判定した場合、前記選択可能領域内でありかつ前記選択可能領域の端辺から規定された範囲内ではないと判定した場合に比べて、前記第1の強調度を高くする、
    請求項1から4までのいずれか1項に記載の制御装置。
  6. 前記入力位置に係る表示は、前記入力位置を示すもの、前記入力位置が含まれる範囲を示すもの、又は前記入力位置と前記選択候補位置との関係を示すものを含む、
    請求項1から5までのいずれか1項に記載の制御装置。
  7. 前記ユーザからの前記入力を受け付ける入力受付部と、前記入力位置に係る表示及び前記選択候補に係る表示が行われる表示部とは、互いに異なる位置に設けられる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の制御装置。
  8. 前記制御装置は、車両、航空機、又は船舶を含む移動体に搭載される、
    請求項1から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. ユーザからの入力によって指定される位置である入力位置に関する情報を取得することと、
    前記入力によって選択される可能性のある選択候補を、選択の対象として受け付け可能な状態とする選択可能領域に含まれる位置である選択候補位置に関する情報を取得することと、
    前記入力位置と前記選択候補位置との関係に基づいて前記入力位置に係る表示の強調度である第1の強調度、及び前記選択候補に係る表示の強調度である第2の強調度を制御することと、
    をコンピュータに実現させるためのプログラム。
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JP2018136616A (ja) * 2017-02-20 2018-08-30 カルソニックカンセイ株式会社 表示操作システム

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