JP2020173519A - 作業工数予測システムおよび作業工数予測システムを備える生産計画立案支援システム - Google Patents

作業工数予測システムおよび作業工数予測システムを備える生産計画立案支援システム Download PDF

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Abstract

【課題】各製品の工程毎の作業工数を予測できるようにすること。【解決手段】作業工数を予測する作業工数予測システム1は、作業工数を学習するための所定のデータを含み、対象製品の製造に関わる工程毎に作成される構成変更可能な分析グループ131を生成する分析グループ生成部13と、分析グループに基づいて作業工数を学習する作業工数学習部11と、作業工数学習部の学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を予測する作業工数予測部22と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明は、作業工数予測システムおよび作業工数予測システムを備える生産計画立案支援システムに関する。
作業現場での作業に要する作業時間を予測する技術は知られている(特許文献1)。なお、生産計画を生成する場合、生産対象の製品について部品構成表(Bill of materials : BOM)を作成する技術も知られている(特許文献2,3)。
特開2019−16226号公報 特開2014−199523号公報 特開2003−015722号公報
同種製品を大量生産する場合は、過去の実績データから各工程での作業工数をほぼ正確に見積もることができるのに対し、多品種少量生産の場合は、一つ一つの品種についての製造実績データが少ないため、受注した製品の製造に要する各工程での作業工数を正確に見積もるのは難しい。
さらに、従来技術では、多品種少量生産の場合に、各工程の作業工数を正確に予測することができないため、正確な生産計画を効率的に作成することが難しい。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、その目的は、各製品の工程毎の作業工数を予測できるようにした作業工数予測システムおよび作業工数予測システムを備える生産計画立案支援システムを提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う作業工数予測システムは、作業工数を予測する作業工数予測システムであって、作業工数を学習するための所定のデータを含み、対象製品の製造に関わる工程毎に作成される構成変更可能な分析グループを生成する分析グループ生成部と、分析グループに基づいて作業工数を学習する作業工数学習部と、作業工数学習部の学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を予測する作業工数予測部と、を備える。
本発明によれば、対象製品の工程毎の分析グループは構成変更可能なため、同種製品または異種製品のデータを含めて分析グループを生成することができる。本発明では、分析グループに基づいて作業工数を学習する作業工数学習部の学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を工程毎に予測することができる。
本実施形態に係る作業工数予測システムの概略図である。 作業工数予測システムの機能ブロック図である。 作業工数予測システムを含むシステム全体のハードウェア構成図である。 分析グループの構成例を示す説明図である。 作業工数を予測する全体の流れを示すフローチャートである。 マスタ設定画面を示し、工程を設定する例である。 マスタ設定画面を示し、属性を設定する例である。 マスタ設定画面を示し、製品コードを設定する例である。 学習データ編集画面を示し、工程から学習データを検索する例である。 学習データ編集画面を示し、属性から学習データを検索する例である。 属性カテゴリ編集画面を示す。 分析グループを設定する画面を示す。 分析グループ作成画面を示し、分析グループ名および工程名を入力する例である。 分析グループ作成画面を示し、製品コードを選択する例である。 分析グループ作成画面を示し、属性カテゴリを選択する例である。 分析グループ作成画面を示し、その他の条件を設定する例である。 分析グループ作成画面を示し、設定を確認する例である。 予測精度を表示する画面を示す。 作業工数を予測する画面を示す。 作業工数予測システムを備える生産計画立案支援システムの機能ブロック図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施形態は、例えば、一品一様の製品、カスタマイズ製品、試作品などの多品種少量生産に好適に用いられる。しかし、本実施形態は、多品種少量生産以外の生産方式にも用いることができる。
図1に示すように、本実施形態に係る作業工数予測システム1は、例えば、作業工数学習部11と、分析グループ生成部13と、情報記憶部15,16と、学習結果参照部20と、作業工数予測部22とを含んでいる。作業工数予測システム1は、図1に示す全ての機能を備える必要はなく、少なくとも一部の機能は省略されてもよい。
ここで、作業工数としては、例えば、作業時間が該当するが、作業工数予測システム1では、作業時間だけでなく、手間の数なども含めて取り扱うことができるように、作業工数としている。
分析グループ生成部13は、例えば、生産管理システム3(図3で後述)から取得する製造実績データ(実績データと略す場合がある)とマスタデータとに基づいて、所定のデータを持つ分析グループ131を生成する。マスタデータは、作業工数予測システム1を利用するユーザにより登録される。分析グループを構成する所定のデータは、追加、削除、または変更が可能である。
分析グループ131の例は、図4で後述する。ここでは簡単に、分析グループ131について説明する。分析グループ131は、製品群の工程毎に生成されるグループであり、作業工数を学習するための学習データ(実績データ)を含んでいる。例えば、分析グループは、「制御盤の組立工程」、「制御盤のパネル穴開け工程」、「車体の溶接工程」、「車体へのエンジン取り付け工程」、「車体の塗装工程」などのように、ある範囲の製品を含む製品群について、その製品群の製造に関する工程毎に作成される。
より詳しくは、分析グループ131は、例えば、「第2情報」としての製品コード132と、「第3情報」としての属性カテゴリ133とを含む。製品コード132は、分析グループ131に含まれる製品を特定する情報である。属性カテゴリ133は、部品の属性が属するカテゴリを示す、すなわち、属性カテゴリ133は、製品コード132で特定された製品に使用される部品の属性のカテゴリを示す情報である。属性カテゴリは、具体的な部品をグループ化した部品グループと言い換えることもできる。なお、分析グループ131は、例えば分析グループ名と、対象の工程名と、分析グループの内容説明といった管理情報(あるいは書誌的情報)を含むことができる。これら管理情報は、「第1情報」の例である。
作業工数学習部11は、分析グループ毎に作業工数を学習する。作業工数学習部11は、分析グループ131に含まれる各製品コード132を持つ製番の実績データのみに基づいて、作業工数を学習する。すなわち、分析グループ131の対象となっていない実績データは、その分析グループの学習結果に影響を与えない。換言すれば、本実施形態では、製品仕様の類似する製品を同一の分析グループ131として登録することにより、作業工数の学習に利用する。
属性カテゴリ133は、複数の属性コード(部品の識別コード、大きさ等)を一つにまとめて扱うグループである。多品種少量生産の場合、使用する部品が多岐にわたるため、部品コードをそのまま属性コードに対応させてしまうと、作業工数の学習精度が十分に確保できない場合がある。例えば、多品種少量生産のため、同一製品または製品群での実績データのサンプル数が少ない場合、学習に使用する属性数(仕様の数)が膨大である場合である。そこで、本実施形態では、属性カテゴリ133を作成することにより、複数の属性コードを同一のものとして取り扱うことができ、作業工数の学習に使用する属性数を圧縮することができる。
作業工数の学習結果は、分析グループ毎に管理される。作業工数学習部11による学習結果は、学習結果参照部20に表示させることができる。ユーザは、学習結果参照部20に表示される学習結果を確認しながら、分析グループ131の構成を変更することができる。
学習結果には、例えば、分析グループ131に含まれる各属性カテゴリ133が当該分析グループ131の作業工数に与える所定の影響度と、予測精度とが含まれる。本実施例では、所定の影響度の例として、作業工数と属性カテゴリ133との相関を示す相関度を用いる。相関度は、数値またはグラフの少なくともいずれか一方または両方で表現してもよい。相関度は、値が「1」に近づくほど相関が高くなる。
ユーザは、例えば、相関度に応じて、属性カテゴリ133を分析グループ131から取り除いたり、新たな属性カテゴリ133を分析グループ131へ追加したりすることができる。ユーザは、予測精度の結果に応じて、属性カテゴリ133を変更したり、製品コード132を変更したりすることができる。
作業工数予測部22は、作業工数学習部11による学習結果に基づいて、予測対象の案件(製造予定の製品)についての作業工数を予測する。通常、一つの製品は複数の工程を経て製造される。予測対象の製品の全体についての作業工数を予測する場合は、工程毎に作業工数を予測する。
作業工数予測部22による予測結果は、他システムの例としての生産管理システム3などへ送信することもできる。予測結果は、図20で後述する生産計画立案支援システム5において利用することもできる。
情報記憶部15,16は、マスタデータと製造実績データと受注案件の仕様データ等を記憶する。
このように本実施形態に係る作業工数予測システム1は、作業工数を学習するための所定のデータを含み、対象製品の製造に関わる工程毎に作成される構成変更可能な分析グループ131を生成する分析グループ生成部13と、分析グループ131に基づいて作業工数を学習する作業工数学習部11と、作業工数学習部11の学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を予測する作業工数予測部22と、を備える。
対象製品の工程毎に作成される分析グループ131は構成変更可能なため、同種製品または異種製品のデータを含めて分析グループを生成することができる。したがって、作業工数予測部22は、分析グループ131に基づいて作業工数を学習する作業工数学習部11の学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を予測できる。
本実施形態では、分析グループ131に複数の製品コード132を対応付けることができるため、一つ一つの製品の製造実績が少ない場合であっても、類似する製品の実績を集めることにより、作業工数の学習に必要なデータを用意することができる。同種製品の製品コード131だけに限らず、異種製品の製品コード132も一緒に同じ分析グループ131に対応付けてもよい。同種または異種の製品コード132を分析グループ131に対応付けることにより、多品種少量生産の場合でも作業工数を学習することができ、使い勝手が向上する。
本実施形態では、複数の属性コード(例えば部品、大きさ、数量等)を属性カテゴリ133にまとめることができる。このため、本実施形態では、学習に使用する属性の数を抑制して、作業工数の学習精度を向上させることができる。多品種少量生産の場合、様々なタイプの部品が使用されるため、それら部品の全てを属性として考慮すると、属性の数が多い割りに実績データが少ないという状況を招く。この状況下で作業工数を学習しても、良い精度を得るのは難しい。そこで、本実施形態では、類似する属性コードを共通の属性カテゴリ133にまとめることにより、属性数を抑制して学習精度を高めている。
本実施形態では、作業工数学習部11による学習結果をユーザは適宜参照することができるため、ユーザは学習精度を確認しながら分析グループ131の構成を変更することができ、使い勝手が向上する。
本実施形態では、属性カテゴリ133毎に、属性値と作業工数との相関を表示させることができる。本実施形態では、部品情報や製品の大きさ等の製品仕様毎に属性コードを付与する。本実施形態では、属性コード毎に属性名と属性値を管理する。属性値とは、仕様としての値である。すなわち、本実施形態では、複数の属性コードを一つの属性カテゴリ133にまとめて管理する一方、その属性カテゴリ133における属性値と作業工数との相関を計算してユーザへ提供する。これにより、ユーザは、例えば「どのような部品がどの程度使われていると作業工数に影響するのか」といった知見を得ながら、作業工数を見積もるための分析グループ131を設定することができ、使い勝手が向上する。
図2〜図19を用いて第1実施例を説明する。図2は、作業工数予測システム1の機能ブロック図である。
作業工数予測システム1は、例えば、作業工数学習部11と、学習指示部12と、分析グループ生成部13と、分析グループ設定記憶部14と、マスタ情報記憶部15と、オーダー情報記憶部16と、属性カテゴリ設定部17と、分析グループ別学習スコア記憶部18と、分析グループ別属性カテゴリ相関度記憶部19と、学習結果参照部20と、分析グループ別学習パラメータ記憶部21と、作業工数予測部22と、予測指示部23と、予測作業工数記憶部24と、オーダー属性情報取得部25と、作業工数実績情報取得部26とを備えることができる。
図2では、「部」「記憶部」「情報」という単語の表示を適宜省略している。作業工数学習部11は、作業工数を学習する。学習指示部12は、作業工数学習部11に対して学習の実行を指示する。分析グループ生成部13は、分析グループ131を生成する。分析グループ設定記憶部14は、生成された分析グループを記憶する。
マスタ情報記憶部15は、例えば、製品コード情報132と、属性コード情報135と、属性カテゴリ情報133とを記憶する。製品コード情報132(製品コード132とも呼ぶ)は、製品ごとに付与される識別子である。一つの製品コード132には、少なくとも一つの製番が含まれる。属性コード情報135(属性コード135とも呼ぶ)は、部品情報および製品の大きさ等の属性を識別する情報である。属性カテゴリ情報133(属性カテゴリ133とも呼ぶ)は、複数の異なる属性コード135をひとつにまとめるカテゴリを示す。
オーダー情報記憶部16は、例えば、オーダー基本情報161と、オーダー属性情報162と、オーダー作業工数実績情報163とを記憶する。オーダー基本情報161は、例えば製番(もしあれば枝番も)、製作数、製品コードなどの、受注した製品(製造予定の製品)についての基本情報である。オーダー属性情報162は、受注した製品に関する属性コードの情報である。オーダー作業工数実績情報163は、受注した製品の製造が完了した場合に取得される作業工数の実績情報である。
図示は省略するが、例えば、生産現場に作業指示端末を設置し、その作業指示端末を介して作業者に作業内容を指示させると共に、作業終了時にはそのことを作業者から入力させることができる。作業指示端末からの情報を取得することにより、工程毎に要した作業時間を計測することができる。この作業時間を作業工数の実績情報として記憶部26に記憶させることができる。
属性カテゴリ設定部17は、ユーザが属性コードを分類するための属性カテゴリ133を設定する機能である。
分析グループ別学習スコア記憶部18は、分析グループ毎に、学習精度としての学習スコアを記憶する。図中では、グループ別学習スコア18と略記する。分析グループ別属性カテゴリ相関情報19は、分析グループ毎に、属性カテゴリと作業工数との相関度を示す情報を記憶する。
学習結果参照部20は、ユーザが分析グループ別の学習スコアと相関度とを適宜参照するための機能である。
分析グループ別学習パラメータ記憶部21は、作業工数学習部11により得られる、分析グループ毎の学習パラメータを記憶する。
作業工数予測部22は、作業工数学習部11による学習結果である学習パラメータを用いて、分析グループ毎の作業工数を予測する。予測指示部23は、ユーザが作業工数予測部22に対して、作業工数の予測を指示する機能である。予測作業工数記憶部24は、作業工数予測部22により予測された作業工数を記憶する。
オーダー属性情報取得部25は、図外の生産管理システム3からオーダー属性情報を取得し、オーダー情報記憶部16へ記憶させる。作業工数実績情報取得部26は、作業工数の実績値を生産管理システム3から取得し、オーダー情報記憶部16へ記憶させる。
図2は、作業工数予測システム1のハードウェア構成図である。作業工数予測システム1は、例えば、コンピュータシステムとして構成されており、通信ネットワークCN1を介して、生産管理システム3(1),3(n)に接続されている。生産管理システム3(1),3(n)は、他の通信ネットワークCN2(1),CN2(n)を介して、生産現場4(1),4(n)と接続されている。特に区別しない場合、生産管理システム3(1),3(n)を生産管理システム3と、生産現場4(1),4(n)を生産現場4と、それぞれ略記する。
作業工数予測システム1は、例えば、マイクロプロセッサ(CPU)101と、メモリ102と、記憶装置103と、通信インターフェース104と、ユーザインターフェース部105とを備える。
記憶装置103には、所定のコンピュータプログラム1031と所定のデータベース1032とが記憶されている。マイクロプロセッサ101は、コンピュータプログラム1031をメモリ102に読み出して実行することにより、作業工数予測システム1としての機能を実現させる。データベース1032は、図2中の記憶部14,15,16,18,19,21,24に該当する。
通信インターフェース104は、作業工数予測システム1と生産管理システム3とが双方向通信するための装置である。
ユーザインターフェース部105は、作業工数予測システム1とユーザとが情報を交換するための装置である。ユーザインターフェース部105は、情報入力装置と情報出力装置とを備える。情報入力装置としては、例えば、キーボード、タッチパネル、ポインティングデバイス、音声入力装置などがある。情報出力装置としては、例えば、ディスプレイ、プリンタ、音声合成装置などがある。ユーザインターフェース部105を作業工数予測システム1とは別体のコンピュータ端末として構成し、ユーザインターフェース部105と作業工数予測システム1とを無線または有線で接続してもよい。図2で述べた機能のうち、例えば、学習指示部12、属性カテゴリ設定部17、学習結果参照部20、予測指示部23は、ユーザインターフェース部105を利用して実現される。
生産管理システム3も、コンピュータシステムとして構成されており、マイクロプロセッサやメモリなどを有する。生産管理システム3の詳細は割愛する。
図4は、分析グループ131の構成例を示す。上述の通り、分析グループ131は、各製品群(製品コード)の工程毎に用意されており、少なくとも一つの製品コード132と少なくとも一つの属性カテゴリ133とが対応付けられる。製品コード132は、少なくとも一つの製番134を含む。属性カテゴリ133は、少なくとも一つの属性135(属性コード135)を含む。どの製品コード132を分析グループ131に対応付けるか、どの属性カテゴリ133を分析グループ131に対応付けるか、どの製番134をどの製品コード132に対応付けるか、どの属性135をどの属性カテゴリ133に対応付けるかは、ユーザが適宜設定することができる。ユーザは、その設定に際して、属性カテゴリ133と作業工数との相関度を考慮することができる。
各製品群の工程毎に作業工数を学習するための分析グループ131を図4に示すように構成することにより、多品種少量生産の場合において、属性数に見合った実績データを準備することが可能となるため、作業工数を予測することができる。
図5は、作業工数を予測する処理の全体を示す。作業工数予測システム1(以下、システム1と略記する場合がある)では、最初にマスタデータが設定される(S11)。ステップS11では、例えば、工程のマスタデータの設定(図6の画面G11)、属性カテゴリ133および属性コード135のマスタデータ設定(図7の画面G12,G121)、製品コード132のマスタデータ設定(図8の画面G13)を行う。
作業工数予測システム1は、作業工数を学習するためのデータ(学習データ)を取得する(S12)。作業工数予測システム1は、例えば生産管理システム3から実績データを学習データの元データとして取得し、取得した元データをクレンジング処理することにより学習データを得る。データのクレンジング処理では、例えば、表記の揺れの解消、異常データの除外、製品コード132または属性カテゴリ133の設定などを実施する。クレンジング処理において、新たな属性カテゴリを発見した場合は、その新たな属性カテゴリをマスタデータへ登録することもできる。
作業工数予測システム1は、ユーザの指示に基づいて、各製品群の工程毎に分析グループ131を設定する(S13)。作業工数予測システム1は、例えば、分析グループ131に対応付ける製品コード132と属性カテゴリ133とを選択したり、対応付けられた属性カテゴリ133のうち有効にする属性カテゴリを選択したり(または無効にする属性カテゴリを選択したり)、学習データとして使用する期間を選択したりする。
作業工数予測システム1は、ステップS13で作成された分析グループ131に基づいて、作業工数を学習する(S14)。
作業工数予測システム1は、学習結果を確認する(S15)。ユーザは、学習結果に基づいて、分析グループ131の構成を変更することができる。例えば、交差検証により、学習の精度を確認することもできる。交差検証とは、対象期間の学習データを学習用とテスト用とに分けて精度を検証する方法である。作業工数予測システム1は、学習結果を確認しながら学習を繰り返すことができる(S13〜S15)。
作業工数予測システム1は、予測対象の案件のデータ(予測対象の製品についてのオーダー情報)を取得する(S16)。すなわち、作業工数予測システム1は、オーダー基本情報161とオーダー属性情報162とを生産管理システム3から取得する。
作業工数予測システム1は、ステップS13〜S15で得られた学習結果とステップS16で取得された情報とに基づいて、予測対象の製品の作業工数を工程毎に予測する(S17)。作業工数予測システム1は、予測結果の精度を演算してユーザへ提供することもできる(S17)。
作業工数予測システム1は、ステップS17での予測結果を他システムへ提供して活用させることもできる(S18)。他システムとしては、例えば、生産管理システム3、生産計画立案支援システム5等がある。それら他システムでは、作業工数予測システム1による作業工数の予測結果を、例えば製造シミュレーションまたは生産計画の立案などに利用する。
図6〜図19を用いて、作業工数予測システム1がユーザへ提供する各画面の例を説明する。
図6は、工程のマスタデータを設定する画面G11である。図6では、「工程」を設定するためのタブが選択されている。選択されたタブ(メニュー)であることを示すために、図中では太い黒枠を用いている。
工程を設定する画面G11は、例えば、検索条件を入力する入力部GP111と、検索結果を表示する表示部GP112と、追加ボタンGP113、編集ボタンGP114、削除ボタンGP115を備える。
ユーザが入力部GP111に工程名を入力して検索させると、入力された検索条件に一致する工程の一覧が表示部GP112に表示される。ここでは、説明の便宜上、「組立工程」と「検査工程」の両方を表示部GP112に表示させている。
ユーザは、表示部GP112に表示された工程の中から、操作を希望する工程のチェックボックス欄(図6中の左側に示す四角形)を選択する。ユーザは、工程の追加を希望する場合、追加ボタンGP113を押す。これにより、工程を追加するための工程追加画面(不図示)が表示される。ユーザは、工程追加画面に工程名と工程ID(識別子)とを入力することにより、マスタデータに工程を追加することができる。
ユーザは、編集ボタンGP114を押すことにより、選択された工程を編集することができる。ユーザは、削除ボタンGP115を押すことにより、選択された工程を削除することができる。
図7は、属性カテゴリ133と属性コード135のマスタデータを設定する画面G12である。画面G12は、例えば、検索条件を入力する入力部GP121と、検索結果を表示する表示部GP122と、使用状況の詳細を確認する詳細ボタンGP123と、追加ボタンGP124と、編集ボタンGP125と、削除ボタンGP126とを含む。
ユーザが詳細ボタンGP123を押すと、属性の使用状況を詳細に示す画面G121が表示される。画面G121には、表示部GP122で選択された属性について、例えば属性名、属性ID、属性カテゴリ、分析グループが表示される。
ユーザは、追加ボタンGP124を押すことにより、属性をマスタデータに追加することができる。ユーザは、編集ボタンGP125を押すことにより、選択された属性を編集することができる。ユーザは、削除ボタンGP126を押すことにより、選択された属性を削除することができる。
図8は、製品コード132のマスタデータを設定する画面G13である。画面G13は、例えば、検索条件を入力する入力部GP131と、検索結果を表示する表示部GP132と、詳細ボタンGP133と、追加ボタンGP134と、編集ボタンGP135と、削除ボタンGP136とを含む。
ユーザは、表示部GP132に表示された検索結果の中から操作を希望する製品コードを選択することができる。ユーザが詳細ボタンGP133を押すと、図示せぬ詳細画面が表示される。その詳細画面は、製品コードの使用状況の詳細を表示する。製品コードの使用状況の詳細には、例えば、製品コード名、対応する分析グループ名等が含まれる。
さらに、ユーザは、追加ボタンGP134を押すことにより、製品コードを追加することができる。ユーザは、編集ボタンGP135を押すことにより、選択された製品コードを編集することができる。ユーザは、削除ボタンGP136を押すことにより、選択された製品コードを削除することができる。
図9は、学習データを編集する画面G21を示す。この画面G21では、工程名から学習データを検索する。画面G21は、例えば、検索条件を入力する入力部GP211と、検索結果を表示する表示部GP212と、有効化ボタンGP213と、無効化ボタンGP214とを含む。
表示部GP212では、例えば、製番(および枝番)と製品コードと工程名の組合せで学習データが表示される。学習データとしての実績データは、例えば、作業工数としての作業に要した時間(作業時間)、作業の終了日時を示す終了時刻、有効または無効のいずれの状態であるかを示すフラグを備える。
ユーザが有効化ボタンGP213を押すと、選択された学習データが有効な学習データとして扱われる。ユーザが無効化ボタンGP214を押すと、選択された学習データは入力部GP211で指定された工程についてのみ無効とされる。
図10は、学習データを編集する他の画面G22を示す。この画面では、属性から学習データを検索する。画面G22は、例えば、検索条件を入力する入力部GP221と、検索結果を表示する表示部GP222と、有効化ボタンGP223と、無効化ボタンGP224とを備える。
入力部GP221では、製番、属性カテゴリ、属性名のいずれかに基づいて、学習データを検索させることができる。なお、無効化ボタンGP2244によって無効化される学習データは、全工程について無効とされる。
図11は、属性カテゴリを編集する画面G31である。画面G31は、例えば、検索条件を入力する入力部GP311と、検索結果を表示する表示部GP312と、編集ボタンGP313とを含む。
ユーザは、入力部GP311において、属性カテゴリ名または属性名のいずれかを指定することにより、学習データを検索させることができる。その検索結果は、学習データの属性として表示部GP312に表示される。表示部GP312には、属性または属性カテゴリ毎に学習データが表示される。属性カテゴリが未設定の属性(属性コード)が検出された場合は、その旨の警告を表示させることもできる。
ユーザは、編集を希望する学習データを表示部GP312で選択した後に、編集ボタンGP313を押すことにより、選択された学習データを編集することができる。すなわち、選択された属性の学習データを属性カテゴリに対応付けることができる。
図12は、分析グループを設定する画面G41である。画面G41は、例えば、画面G41は、作成済みの分析グループを一覧表示する表示部GP411と、作成ボタンGP412と、編集ボタンGP413と、設定詳細ボタンGP414と、学習実行ボタンGP415と、学習中止ボタンGP416と、精度表示ボタンGP417と、削除ボタンGP418とを備える。
表示部GP411には、例えば、各分析グループについて、チェックボックス欄、工程名、説明、設定更新日、学習実行日、最終学習日、精度指標などが表示される。なお、図中では、設定更新日を更新日と、学習実行日を学習と、最終学習日を学習日と、それぞれ略記している。表示部GP411中の「説明」とは、分析グループがどの製品(製品群)のどの工程についての学習データであるかを示す。
作成ボタンGP412は、分析グループを作成するためのボタンである。編集ボタンGP413は、選択された分析グループを編集するためのボタンである。設定詳細ボタンGP414は、選択された分析グループの設定の詳細を表示させるボタンである。学習実行ボタンGP415は、選択された分析グループの学習を実行させるボタンである。学習中止ボタンGP416は、選択された分析グループの学習を中止させるボタンである。精度表示ボタンGP417は、選択された分析グループについての学習結果の精度を表示させるボタンである。削除ボタンGP418は、選択された分析グループを削除させるボタンである。
図13は、分析グループを作成する画面G42である。ユーザが図12の画面G41において作成ボタンGP412を押すと、図13に示す画面G42が表示される。画面G42は、例えば、分析グループ名の入力と工程を選択するメニュー、製品コードを選択するメニュー、属性カテゴリを選択するメニュー、その他条件を設定するメニュー、設定を確認するメニューを有する。画面G42には、さらにキャンセルボタンと、戻るボタンと、進むボタンとが表示される。
図13は、分析グループ名の入力と工程を選択するメニューが選択された状態を示す。この状態では、入力部GP421が表示される。入力部GP421は、例えば、分析グループ名を入力する入力部と、分析グループの説明を入力する入力部と、工程名を入力する入力部とを含む。
図14は、製品コードを選択するメニューが選択された場合の画面G43である。画面G43の右側には、製品コードの一覧GP431が表示される。製品コードの一覧GP431は、例えば、製品コード名と、有効か無効かを示すフラグと、学習データの件数とを含む。
図15は、属性カテゴリを選択するメニューが選択された場合の画面G44である。画面G44の右側には、属性カテゴリの一覧GP441が表示される。画面G44の下側には、属性カテゴリと作業工数との相関を示すグラフGP442が表示される。
属性カテゴリの一覧GP441は、例えば、チェックボックス欄と、属性カテゴリ名と、有効か無効かのいずれの状態であるかを示すフラグと、学習データの件数と、作業工数との相関度(図中、CWと略記)と、グラフを表示させるボタンと、有効化ボタンと、無効化ボタンとが含まれる。
グラフGP442は、縦軸が作業工数としての作業時間を示し、横軸が選択された属性カテゴリに属する各属性の値を示す。すなわち、ユーザが属性カテゴリ一覧GP441の中から属性カテゴリを選択して、グラフ表示ボタンを押すと、グラフGP442には、工程と製品コードとが一致する属性値と作業時間との関係の散布図が表示される。さらに、グラフGP442には、回帰直線を表示させることもできる。これによりユーザは、属性カテゴリと作業工数との相関を容易に確認することができ、その確認結果に応じて分析グループの構成を変更することができる。
図16は、その他条件を設定するメニューが選択された場合の画面G45である。画面G45の右側には、その他の条件を指定する入力部GP451が表示される。入力部GP451は、例えば学習データの期間と、最大工数と、交差検証の回数とが含まれる。
図17は、設定確認メニューが選択された場合の画面G46である。画面G46の右側には、設定確認部GP461が表示される。設定確認部GP461には、図13〜図16で設定された内容が表示される。すなわち、設定確認部GP461には、分析グループ名の入力と工程名の選択の内容、製品コードの選択内容、属性カテゴリの選択内容、その他条件の設定内容が表示される。
図18は、分析グループの予測精度を表示する画面G47である。画面G47は、例えば、交差検証の指標を表示する指標表示部GP471と、属性カテゴリを表示する属性カテゴリ表示部GP472と、グラフGP473とを備える。
指標表示部GP471には、交差検証に使用する指標が表示される。属性カテゴリ表示部GP472には、分析グループに対応付けられた属性カテゴリと、有効であるか無効であるかを示すフラグと、作業工数との相関度とが表示される。属性カテゴリ表示部GP472は、グラフを表示させるボタンも含まれている。
図12の画面G41において、ユーザが分析グループを選択し、精度表示ボタンGP417を押すと、図18の画面G47が表示される。ユーザが属性カテゴリ表示部GP472のグラフボタンを押すと、属性カテゴリ表示部GP472で選択された属性カテゴリについて、作業工数(作業時間)との相関度を示すグラフGP473が表示される。各グラフの内容は上述した通りである。
図19は、予測対象の案件(製造予定の製品)について作業工数を予測する画面G51である。画面G51は、例えば、検索条件を入力する入力部GP511と、検索結果を表示する表示部GP512と、属性詳細を表示させるボタンGP513と、作業工数を予測させるボタンGP514と、確定フラグを切り替えるボタンGP515とを含む。
入力部GP511では、例えば、製品コード、製番、工程名、分析グループを指定することにより、予測対象のデータを検索させる。
表示部GP512には、検索された予測対象データが一覧表示される。表示部GP512では、予測対象のデータが例えば、製番および枝番、製品コード、工程名により特定されて表示される。製品コードと工程名が特定されると、分析グループは一意に決定されるため、分析グループも表示部GP512に表示させることができる。
確定フラグは、予測された作業工数(予測結果)を確定された値として扱うか否かを示すフラグである。他システム3,5は、確定フラグの設定された予測作業工数を確定値として取り扱う。確定フラグのオンオフは、ユーザが確定フラグ切替ボタンGP515を操作することにより変更することができる。
ユーザが属性詳細ボタンGP513を押すと、属性の詳細を示す画面(不図示)が表示される。その属性詳細画面では、例えば、製品コード、製番、枝番、工程名で特定される各属性の属性名と属性値とが表示される。
ユーザが予測実行ボタンGP514を押すと、作業工数が予測されて、その予測結果が表示部GP512の予測工数の欄に表示される。
このように構成される本実施例によれば、多品種少量生産のように製造の実績データが少ない場合でも、複数の製品を一つの製品コードにまとめることにより、学習データとなる実績データを確保することができる。さらに、本実施例によれば、多種多様な属性(属性コード)を属性カテゴリとして集約できるため、属性カテゴリの数と学習データとの適切なバランスを得ることもできる。この結果、本実施例によれば、実績データが乏しい生産現場であっても、作業工数を予測することができ、使い勝手が向上する。
本実施例では、学習の精度をユーザは適宜参照することができるため、ユーザは学習精度を確認しながら分析グループの構成を変更でき、使い勝手が向上する。
本実施例では、属性カテゴリ毎に、属性値と作業工数との相関度を表示させることができるため、ユーザは、作業工数に影響する属性カテゴリがどれであるかを確認しながら、分析グループの構成を変更等することができ、使い勝手がさらに向上する。
本実施例では、多品種少量生産に適用する場合を例に挙げて説明したが、本実施例は多品種少量生産以外の生産形態にも適用可能である。
図20を用いて第2実施例を説明する。本実施例では、作業工数予測システム1を生産計画立案支援システム5に利用する場合を説明する。
図20は、生産計画立案支援システム5の全体概要を示す。生産計画立案支援システム5は、それぞれ後述するように、例えば、生産計画立案部51と、データベース記憶部52と、顧客要求情報取得部53と、生産進捗情報取得部54と、日程計画情報記憶部55と、選択部56と、情報提供部57と、生産計画反映部58と、生産計画記憶部59と、と、作業工数予測システム1とを備えることができる。
生産計画立案部51は、後述のように、顧客要求情報から選択された生産基本情報521と、図3で示した生産現場4の生産能力情報522と、生産現場4での生産進捗情報とに基づいて、生産計画を立案する。
生産計画立案部51で生成された生産計画は、ユーザの承認を受けることにより正式に生産計画として採用され、生産計画記憶部59へ記憶される。本実施例では、ユーザの承認を受ける前の生産計画を生産計画案と呼び、ユーザの承認を受けた後の生産計画と区別する場合がある。なお、顧客要求情報に変更が生じた場合、生産計画立案部51は、その変更に応じて生産計画を再立案する。
生産計画立案部51は、ユーザの指定する任意の期間について、例えば設計者、生産現場4の作業エリア、作業者グループ、設備、製造ライン、試験場、電力などの各種リソースを共用する製品群の生産が生産現場4の全体として最適となるように、生産計画案を作成する。「設計者」とは、生産対象の製品についての案件をとりまとめる設計者の工数を管理するリソースである。
「記憶部」としてのデータベース記憶部52は、生産計画の立案に使用する複数の所定の情報を格納する。データベース記憶部52(以下、記憶部52とも呼ぶ)は、例えば、モデル別生産基本情報521と、生産能力情報522と、製品構成情報523とを記憶している。記憶部52には、例えば、フラッシュメモリデバイス、ハードディスクデバイスといった不揮発性の記憶装置を用いることができる。
モデル別生産基本情報521は、製品のモデル別に生成されるものであって、例えば、製品の生産に要する各工程の情報と、各工程で使用するリソースごとのリソース消費量と、を含む。さらに、モデル別生産基本情報521は、原単位コード、製品名称、その製品の基準製作数などの管理情報を含むことができる。
生産能力情報522は、生産現場4の生産能力を示す情報である。生産能力情報522は、例えば、各工程で使用可能なリソースの最大消費量(上限値)を含む。
製品構成情報523は、過去に生産された製品の構成を示す情報と、これから生産しようとする製品の構成を示す。製品構成情報523には、部品構成表を作成できるほどの正確さは要求されない。
顧客要求情報取得部53は、顧客要求情報を取得する機能である。顧客要求情報とは、製品の発注主である顧客が製品に対して要求する情報であり、例えば、製品仕様や製作数といった情報を含む。例えば、生産計画立案支援システム5のユーザは、ユーザインターフェース部105を用いることにより、顧客要求情報を生産計画立案支援システム5へ入力することができる。
生産進捗情報取得部54は、生産現場4の各工程での進捗を示す情報を生産管理システム3から取得する。取得された生産進捗情報は、生産計画記憶部59を介して生産計画立案部51に提供される。
日程計画情報記憶部55は、日程計画情報を記憶する。日程計画情報は、中期間または長期間の生産計画日程を示す情報であり、いつ設計を開始し、いつ終了するか(出荷するか)といった日程を保持する。さらに、日程計画情報には、リソース消費量について特別に指示するための計画値を含めることができる。日程計画情報に計画値が設定されている場合、計画値は生産基本情報521に定義されたリソース消費量に優先する。
選択部56は、「生産基本情報選択部」の例である。選択部56は、ユーザの手動操作により、または自動的に、顧客要求情報に応じた生産基本情報を、記憶部52に記憶された生産基本情報521の中から少なくとも一つ選択する。
情報提供部57は、生産計画立案部51で作成された生産計画案をユーザに提示する機能である。ユーザは、提示された生産計画案について生産計画立案支援システム5に修正指示を与えたり、承認指示を与えたりする。
生産計画反映部58は、生産計画案がユーザにより承認されると、その生産計画案を生産計画として生産計画記憶部59に記憶させる機能である。
生産計画記憶部59は、製品ごとの生産計画を記憶する機能である。
生産計画立案部51は、作業工数予測システム1により予測された作業工数等に基づいて、各工程の全体として最適な生産計画となるように、生産計画を作成する。
このように構成される本実施例では、作業工数予測システム1により予測された作業工数を使用することにより、多品種少量生産の生産計画をより正確に作成できる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。上述の実施形態において、添付図面に図示した構成例に限定されない。本発明の目的を達成する範囲内で、実施形態の構成や処理方法は適宜変更することが可能である。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
さらに本実施形態は、計算機を用いて生産計画の立案を支援する方法を開示する。この生産計画立案支援方法は、例えば、「計算機を用いて作業工数を予測する作業工数予測方法であって、作業工数を学習するための所定のデータを含み、対象製品の製造に関わる工程毎に作成される構成変更可能な分析グループを生成する分析グループ生成ステップと、前記分析グループに基づいて作業工数を学習する学習ステップと、前記学習ステップの学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を予測する予測ステップと、を備え、前記所定のデータは、分析グループの対象とする対象製品群および対象工程を特定する第1情報と、前記対象製品群に含まれる対象製品を特定する第2情報と、前記対象製品群に含まれる前記対象製品に含まれる部品属性のカテゴリを特定する第3情報とを、含んでおり、前記第2情報と前記第3情報とのうち少なくといずれか一方は変更可能である」と表現することができる。この表現は一例であり、開示された実施形態の範囲内で他の表現も可能である。
1:作業工数予測システム、3:生産管理システム、4:作業現場、5:生産計画立案支援システム、11:作業工数学習部、13:分析グループ生成部、20:学習結果参照部、22:作業工数予測部

Claims (7)

  1. 作業工数を予測する作業工数予測システムであって、
    作業工数を学習するための所定のデータを含み、対象製品の製造に関わる工程毎に作成される構成変更可能な分析グループを生成する分析グループ生成部と、
    前記分析グループに基づいて作業工数を学習する作業工数学習部と、
    前記作業工数学習部の学習結果を用いることにより、予測対象の製品の作業工数を予測する作業工数予測部と、
    を備える、
    作業工数予測システム。
  2. 前記所定のデータは、分析グループの対象とする対象製品群および対象工程を特定する第1情報と、前記対象製品群に含まれる対象製品を特定する第2情報と、前記対象製品群に含まれる前記対象製品に含まれる部品属性のカテゴリを特定する第3情報とを、含んでおり、
    前記第2情報と前記第3情報とのうち少なくともいずれか一方は変更可能である、
    請求項1に記載の作業工数予測システム。
  3. 前記第2情報は、前記対象製品の識別コードと、前記対象製品に対応付けられる学習データとしての製番とを含み、
    前記分析グループ生成部は、前記第2情報に含まれる前記製番の数を表示して選択させることができる、
    請求項2に記載の作業工数予測システム。
  4. 前記第3情報は、前記部品属性のカテゴリの識別コードと、前記部品属性のカテゴリに対応付けられる他の学習データとしての部品の識別コードとを含み、
    前記分析グループ生成部は、前記第3情報に含まれる前記部品の識別コードの数を表示して選択させることができる、
    請求項2または請求項3のいずれか一項に記載の作業工数予測システム。
  5. 前記分析グループ生成部は、前記部品属性のカテゴリが前記分析グループの作業工数に与える所定の影響度を算出して表示させる、
    請求項4に記載の作業工数予測システム。
  6. 前記第2情報および第3情報は、それぞれ分割または統合が可能である、
    請求項2に記載の作業工数予測システム。
  7. 請求項1に記載の作業工数予測システムを備え、生産計画の立案を支援する生産計画立案支援システムであって、
    製品の生産管理に用いる所定の生産基本情報と生産能力を管理する生産能力情報とを記憶する記憶部と、
    入力される顧客要求情報に基づいて、前記記憶部に記憶された生産基本情報の中から少なくとも一つの生産基本情報を選択する生産基本情報選択部と、
    前記選択された生産基本情報と前記生産能力情報と生産現場から取得される生産進捗情報とに基づいて、生産計画案を生成する生産計画立案部と、
    前記生産計画立案部により生成された生産計画案を、生産計画記憶部の記憶する生産計画として反映させる生産計画反映部と、
    を備える生産計画立案支援システム。
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