JP2020170792A - 電子ビーム検査方法 - Google Patents

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Abstract

【目的】基板上に除電ムラが生じてしまう場合でも、図形パターンを認識することが可能な方法を提供する。【構成】本発明の一態様の電子ビーム検査方法は、図形パターンが形成された基板上を電子ビームでスキャンして、基板から放出される2次電子を用いて、図形パターンの2次電子画像を取得する工程と、2次電子画像から図形パターンの認識が困難な第1の領域を特定する工程と、特定された第1の領域を含む第2の領域について、スキャン速度を速めて、電子ビームでスキャンして、基板から放出される2次電子を用いて、再度、図形パターンの2次電子画像を取得する工程と、再度、取得された2次電子画像を用いて、図形パターンの検査を行い、結果を出力する工程と、を備えたことを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、電子ビーム検査方法に関する。例えば、電子ビームを用いて取得された図形パターンの画像を用いて基板に形成された図形パターンを検査する検査装置に関する。
多大な製造コストのかかるLSIの製造にとって、歩留まりの向上は欠かせない。しかし、1ギガビット級のDRAM(ランダムアクセスメモリ)に代表されるように、LSIを構成するパターンは、サブミクロンからナノメータのオーダーになっている。近年、半導体ウェハ上に形成されるLSIパターン寸法の微細化に伴って、パターン欠陥として検出しなければならない寸法も極めて小さいものとなっている。よって、半導体ウェハ上に転写された超微細パターンの欠陥を検査するパターン検査装置の高精度化が必要とされている。その他、歩留まりを低下させる大きな要因の一つとして、半導体ウェハ上に超微細パターンをフォトリソグラフィ技術で露光、転写する際に使用されるマスクのパターン欠陥があげられる。そのため、LSI製造に使用される転写用マスクの欠陥を検査するパターン検査装置の高精度化が必要とされている。
検査手法としては、拡大光学系を用いて半導体ウェハやリソグラフィマスク等の基板上に形成されているパターンを所定の倍率で撮像した光学画像と、設計データ、あるいは試料上の同一パターンを撮像した光学画像と比較することにより検査を行う方法が知られている。例えば、パターン検査方法として、同一マスク上の異なる場所の同一パターンを撮像した光学画像データ同士を比較する「die to die(ダイ−ダイ)検査」や、パターン設計されたCADデータをマスクにパターンを描画する時に描画装置が入力するための装置入力フォーマットに変換した描画データ(設計パターンデータ)を検査装置に入力して、これをベースに設計画像データ(参照画像)を生成して、それとパターンを撮像した測定データとなる光学画像とを比較する「die to database(ダイ−データベース)検査」がある。かかる検査装置における検査方法では、検査対象基板はステージ上に載置され、ステージが動くことによって光束が試料上を走査し、検査が行われる。検査対象基板には、光源及び照明光学系によって光束が照射される。検査対象基板を透過あるいは反射した光は光学系を介して、センサ上に結像される。センサで撮像された画像は測定データとして比較回路へ送られる。比較回路では、画像同士の位置合わせの後、測定データと参照データとを適切なアルゴリズムに従って比較し、一致しない場合には、パターン欠陥有りと判定する。
上述したパターン検査装置では、レーザ光を検査対象基板に照射して、その透過像或いは反射像を撮像することにより、光学画像を取得する。これに対して、電子ビームを検査対象基板に照射して、検査対象基板から放出される各ビームに対応する2次電子を検出して、パターン像を取得する検査装置の開発も進んでいる。
電子ビーム検査では、電子ビームの照射によって基板表面が帯電することがある。かかる帯電の対策として、帯電防止膜を基板面上に形成する手法がある。また、紫外線を基板表面に照射して帯電を中和するといった手法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。しかしながら、実際の検査装置では、限られた容積の中に形成された光学系の対物レンズと試料となる基板面との間の空間が限定される。電子光学系の収差や電子の相互作用に伴うぼけを小さくするには光学系の対物レンズと試料面との間の距離は短い方が好ましく、電子ビームを使った検査装置では対物レンズと基板面との間の空間は狭くなってしまう。このような限定された狭い空間に形成される、スキャンフィールド内の基板表面に電子がトラップされて形成された負帯電を紫外線等の照射によりイオン化されたガスを使って除電する場合、紫外線などの照射が十分でかつ残留ガスが十分にある除電が十分な領域と構造的な制約により紫外線などの照射が不十分でかつ残留ガスが少ない除電が不十分な領域とが存在してしまう場合がある。言い換えれば、基板上に除電ムラが生じてしまう場合がある。除電ムラが生じると、除電が不十分な領域では表面に電子がチャージアップして負に帯電しており、試料面から検出器に戻る2次電子に対する一様な加速を生じる電場となってしまい、2次電子画像のバックグランドのレベルを上げてしまう。このため、パターンのエッジ信号のコントラストが十分に得られずに、2次電子画像から図形パターンを認識することが困難となる場合が生じるといった問題があった。
特開2005−174591号公報
そこで、本発明の一態様は、基板上に除電ムラが生じてしまう場合でも、図形パターンを認識することが可能な方法を提供する。
本発明の一態様の電子ビーム検査方法は、
図形パターンが形成された基板上を電子ビームでスキャンして、基板から放出される2次電子を用いて、図形パターンの2次電子画像を取得する工程と、
2次電子画像から図形パターンの認識が困難な第1の領域を特定する工程と、
特定された第1の領域を含む第2の領域について、スキャン速度を速めて、電子ビームでスキャンして、基板から放出される2次電子を用いて、再度、図形パターンの2次電子画像を取得する工程と、
再度、取得された2次電子画像を用いて、図形パターンの検査を行い、結果を出力する工程と、
を備えたことを特徴とする。
また、2次電子画像を取得する場合と、再度、図形パターンの2次電子画像を取得する場合との少なくとも一方において、基板表面を除電しながら2次電子画像を取得すると好適である。
また、第2の領域のうち、第1の領域と第1の領域以外の第3の領域とについて、スキャン速度を変えるようにしても好適である。
2次電子画像から図形パターンの輪郭線の抽出が困難な領域が、図形パターンの認識が困難な第1の領域として特定されると好適である。
再度、取得された2次電子画像から図形パターンの輪郭線を抽出する工程をさらに備え、
図形パターンの検査として、参照輪郭線を用いて、抽出された図形パターンの輪郭線と参照輪郭線とを比較すると好適である。
本発明の一態様によれば、基板上に除電ムラが生じてしまう場合でも、図形パターンを認識できる。よって、基板の検査ができる。
実施の形態1におけるパターン検査装置の構成を示す構成図である。 実施の形態1における基板に形成される複数のチップ領域の一例を示す図である。 実施の形態1における検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。 実施の形態1における比較回路内の構成を示す内部構成図の一例である。 実施の形態1における輪郭線抽出可能領域と輪郭線抽出不可領域とを説明するための図である。 実施の形態1における図形パターンの一部が認識できない画像の一例を説明するための図である。 実施の形態1におけるスキャン速度を変調する場合の効果を説明するための図である。 実施の形態1における図形パターンの一部が認識できない領域を再スキャンして得られた画像の一例を説明するための図である。 実施の形態1における参照輪郭線と対象図形パターンの輪郭線との一例を示す図である。
以下、実施の形態において、被検査基板上に形成されたパターンを撮像する(測定画像を取得する)手法の一例として、1本の電子ビームによるシングルビームを被検査基板に照射して2次電子像を撮像する場合について説明する。但し、これに限るものではない。被検査基板上に形成されたパターンを撮像する手法として、例えば、個別ビームの光学系と個別ビームを偏向可能な偏向器とをそれぞれ備えたマルチカラムからそれぞれビームを被検査基板に照射して2次電子像を撮像する(測定画像を取得する)場合であってもよい。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1におけるパターン検査装置の構成を示す構成図である。図1において、基板に形成されたパターンを検査する検査装置100は、電子ビーム検査装置の一例である。検査装置100は、測定画像取得機構150、除電機構232、及び制御系回路160(制御部)を備えている。測定画像取得機構150は、電子ビームカラム102(電子鏡筒)、検査室103、検出回路106、チップパターンメモリ123、駆動機構142、及びレーザ測長システム122を備えている。電子ビームカラム102内には、電子銃201、照明レンズ202、ブランキング偏向器212、制限アパーチャ基板214、対物レンズ207、偏向器208、及び検出器222が配置されている。
検査室103内には、少なくともXY平面上を移動可能なXYステージ105が配置される。XYステージ105上には、検査対象となる基板101が配置される。基板101上には、図形パターンが形成される。基板101には、露光用マスク基板、及びシリコンウェハ等の半導体基板が含まれる。基板101が半導体基板である場合には、半導体基板には複数のチップパターン(ウェハダイ)が形成されている。基板101が露光用マスク基板である場合には、露光用マスク基板には、チップパターンが形成されている。かかる露光用マスク基板に形成されたチップパターンが半導体基板上に複数回露光転写されることで、半導体基板には複数のチップパターン(ウェハダイ)が形成されることになる。以下、基板101が半導体基板である場合を主として説明する。基板101は、例えば、パターン形成面を上側に向けてXYステージ105に配置される。また、XYステージ105上には、検査室103の外部に配置されたレーザ測長システム122から照射されるレーザ測長用のレーザ光を反射するミラー216が配置されている。検出器222は、電子ビームカラム102の外部で検出回路106に接続される。検出回路106は、チップパターンメモリ123に接続される。
また、検査室103上面には、除電機構232(VUV光源)が配置される。検査室103内には、除電機構232から照射された真空紫外光(VUV)230を反射し、基板101上へと誘導するミラー234が配置される。
また、電子ビームカラム102内および検査室103は、図示しない真空ポンプで真空引きされ、大気圧よりも低い所定の圧力に制御される。
制御系回路160では、検査装置100全体を制御する制御計算機110が、バス120を介して、位置回路107、比較回路108、参照輪郭線作成回路112、除電制御回路113、ステージ制御回路114、レンズ制御回路124、ブランキング制御回路126、偏向制御回路128、磁気ディスク装置等の記憶装置109、モニタ117、メモリ118、及びプリンタ119に接続されている。
また、チップパターンメモリ123は、比較回路108に接続されている。また、XYステージ105は、ステージ制御回路114の制御の下に駆動機構142により駆動される。駆動機構142では、例えば、X方向、Y方向、θ方向に駆動する3軸(X−Y−θ)モータの様な駆動系が構成され、XYステージ105が移動可能となっている。これらの、図示しないXモータ、Yモータ、θモータは、例えばステップモータを用いることができる。XYステージ105は、XYθ各軸のモータによって水平方向及び回転方向に移動可能である。そして、XYステージ105の移動位置はレーザ測長システム122により測定され、位置回路107に供給される。レーザ測長システム122は、ミラー216からの反射光を受光することによって、レーザ干渉法の原理でXYステージ105の位置を測長する。
電子銃201には、図示しない高圧電源回路が接続され、電子銃201内の図示しないフィラメントと引出電極間への高圧電源回路からの加速電圧の印加と共に、所定の引出電極(ウェネルト)の電圧の印加と所定の温度のカソードの加熱によって、カソードから放出された電子群が加速させられ、電子ビーム200となって放出される。照明レンズ202、及び対物レンズ207は、例えば電磁レンズが用いられ、共にレンズ制御回路124によって制御される。ブランキング偏向器212は、少なくとも2極の電極群により構成され、ブランキング用のDACアンプ或いはパルスジェネレータが配置されるブランキング制御回路126によって制御される。偏向器208は、少なくとも4極の電極群により構成され、電極毎に配置されるデジタル・アナログ変換(DAC)アンプ144を介して偏向制御回路128によって制御される。
ここで、図1では、実施の形態1を説明する上で必要な構成を記載している。検査装置100にとって、通常、必要なその他の構成を備えていても構わない。
図2は、実施の形態1における基板に形成される複数のチップ領域の一例を示す図である。図2において、基板101が半導体基板(ウェハ)である場合、基板101の検査領域330には、複数のチップ(ウェハダイ)332が2次元のアレイ状に形成されている。各チップ332には、露光用マスク基板に形成された1チップ分のマスクパターンが図示しない露光装置(ステッパ)によって例えば1/4に縮小されて転写されている。各チップ332内は、偏向器208の偏向可能幅で、例えばy方向に向かって短冊状に複数のストライプ領域32に仮想分割される。また、各ストライプ領域32は、複数のフレーム領域30(小領域)に仮想分割される。
電子銃201(放出部)から放出された電子ビーム200は、ブランキング偏向器212内を通過する際にブランキング制御回路126からの偏向信号によって制御されるブランキング偏向器212によって、ビームONの状態では、制限アパーチャ基板214に設けられた例えば矩形或いは円形の穴を通過するように制御される。逆に、ビームOFFの状態では、電子ビーム200全体が制限アパーチャ基板214で遮へいされるように偏向される。ビームONの状態で、電子ビーム200全体が制限アパーチャ基板214の穴を通過するように構成してもよいし、電子ビーム200の一部が制限アパーチャ基板214の穴によって成形されて通過しても良い。
制限アパーチャ基板214を通過した電子ビーム200は、対物レンズ207により基板101面上に焦点が合わされ、所望の縮小率のパターン像(ビーム径)となり、偏向器208によって、電子ビーム200が偏向され、基板101上の所望の照射位置に照射される。例えば、フレーム領域30毎に、偏向器208により電子ビーム200でフレーム領域30内を走査(スキャン)する。具体的には、図2に示すように、フレーム領域30内をy方向に電子ビーム200でスキャンし、y方向に1列のスキャンが終了すると、隣接する次の列をy方向にスキャンする。かかる動作を繰り返し、1つのフレーム領域30のスキャン動作が終了したら、x方向に次のフレーム領域30のスキャン動作を行う。フレーム領域30毎にXYステージ105を停止した状態でスキャンするステップアンドリピート動作が行われる。但し、これに限るものではない。XYステージ105を連続移動させながらスキャンを行う場合にはさらにXYステージ105の移動に追従するように、偏向器208は、トラッキング偏向を行う。
以上のようにして、基板101の所望する位置に電子ビーム200が照射されたことに起因して基板101から反射電子を含む2次電子の束(2次電子300)(図1の点線)が放出される。基板101から放出された2次電子300は、検出器222に投影される。その際、反射電子は、投影されずに発散しても構わない。検出器222は、投影された2次電子300を検出する。
電子ビーム200の照射によって、基板101上は帯電する場合がある。例えば、レジストパターンの検査を行う場合等、基板101表面のパターンが形成された部分以外の大部分が絶縁層である場合に帯電が顕著に生じる。そのため、電子ビーム200を基板101に照射する場合には、一緒に、除電機構232から真空紫外光230を照射し、ミラー234で反射することにより、真空紫外光230を基板101上へと誘導する。電子ビーム200の照射位置は、真空紫外光230によって照射される。真空紫外光230が基板101上の空間に存在する残留分子をイオン化して、基板101上に帯電する負電荷を正イオンにより中和させることによって除電できる。しかしながら、上述したように、実際の検査装置では、光学系の対物レンズ207と基板101面との間の空間が限定される。さらに、光学的な性能を得るために、対物レンズ207と基板101面との間の距離は狭くなっている。このような限定された狭い空間に形成される、スキャンフィールド内の基板101表面に電子がトラップされて形成された負帯電を紫外線等の照射によりイオン化されたガスを使って除電する場合、紫外線が十分に照射されてかつ残留ガスが十分にある除電が十分な領域と紫外線の照射が不十分でかつ残留ガスが不十分な除電が不十分な領域とが存在してしまう場合がある。言い換えれば、基板上に除電ムラが生じてしまう場合がある。除電ムラが生じると、除電が不十分な領域では2次電子画像から図形パターンを認識することが困難となる場合が生じるといった問題があった。そこで、実施の形態1では、除電が不十分な領域についてスキャン速度を変えることでチャージアップを抑えることで、2次電子画像のコントラストを平準化する。
図3は、実施の形態1における検査方法の要部工程を示すフローチャート図である。図3において、実施の形態1における検査方法は、画像取得(スキャン1)工程(S102)と、参照輪郭線作成工程(S103)と、フレーム画像作成工程(S104)と、輪郭線抽出工程(S106)と、輪郭線抽出不可領域特定工程(S108)と、スキャン速度変調工程(S110)と、画像取得(スキャン2)工程(S120)と、フレーム画像作成工程(S122)と、輪郭線抽出工程(S124)と、位置合わせ工程(S140)と、比較工程(S142)と、いう一連の工程を実施する。
画像取得(スキャン1)工程(S102)として、測定画像取得機構150は、図形パターンが形成された基板101上を、基板101表面を除電しながら電子ビーム200でスキャンして、基板101から放出される2次電子300を用いて、図形パターンの2次電子画像を取得する。上述したように、測定画像取得機構150は、電子ビーム200を用いて、図形パターンが形成された被検査基板101上を走査し、電子ビーム200が照射されたことに起因して被検査基板101から放出される、2次電子300を検出する。検出器222によって検出された各画素からの2次電子の検出データ(2次電子画像)は、測定順に検出回路106に出力される。検出回路106内では、図示しないA/D変換器によって、アナログの検出データがデジタルデータに変換され、チップパターンメモリ123に格納される。そして、例えば、1つのストライプ32分の検出データが蓄積された段階で、ストライプデータとして、位置回路107からの各位置を示す情報と共に、比較回路108に転送される。
参照輪郭線作成工程(S103)として、参照輪郭線作成回路112は、基板101に形成された図形パターンの基となる設計パターンのパターンデータを用いて、基準となる図形パターンの輪郭線を作成する。参照輪郭線作成工程(S103)は、画像取得(スキャン1)工程(S102)と並行して実施されると好適である。具体的には以下のように動作する。
まず、基板101に形成される図形パターンの基となる設計パターンデータが検査装置100の外部から入力され、記憶装置109に格納されている。設計パターンデータは、画像データ(階調値データ)ではなく、例えば、ベクトルデータとして定義される。例えば、図形種、基準位置の座標、及び図形サイズ等のデータとして定義される。設計パターンデータ上の図形パターンは、角(コーナー)が例えば直角な矩形で定義される。しかし、基板101上に形成される図形パターンは、角が例えば直角な矩形には形成されない。そこで、参照輪郭線作成回路112は、フレーム領域30毎に、フレーム領域30内の図形パターンに対応する設計パターンデータ上の図形パターンに対して、角(コーナー)を丸くした輪郭線を持った図形パターンを生成する。角(コーナー)を丸くする場合の曲率半径は例えばプロセスパラメータ等によって設定すればよい。かかる角(コーナー)を丸くした輪郭線を持った図形パターンが参照図形パターンとなる。言い換えれば、参照輪郭線作成回路112は、フレーム領域30内の図形パターン毎に、基準図形パターンの輪郭線を作成する。作成された参照図形パターンの参照輪郭線データは、比較回路108に出力される。
図4は、実施の形態1における比較回路内の構成を示す内部構成図の一例である。図4において、比較回路108内には、磁気ディスク装置等の記憶装置50,52,56,58、フレーム画像作成部54、輪郭線抽出部62、抽出不可領域特定部64、スキャン速度変調指示部69、位置合わせ部68、及び比較処理部70といった各「〜部」は、処理回路を含み、その処理回路には、電気回路、コンピュータ、プロセッサ、回路基板、量子回路、或いは、半導体装置等が含まれる。また、各「〜部」は、共通する処理回路(同じ処理回路)を用いてもよい。或いは、異なる処理回路(別々の処理回路)を用いても良い。フレーム画像作成部54、輪郭線抽出部62、抽出不可領域特定部64、スキャン速度変調指示部69、位置合わせ部68、及び比較処理部70内に必要な入力データ或いは演算された結果はその都度図示しないメモリに記憶される。
比較回路108内に入力されたストライプデータは、記憶装置50に格納される。また、比較回路108内に入力された各フレーム領域30の参照輪郭線データは、記憶装置52に格納される。
フレーム画像作成工程(S104)として、フレーム画像作成部54は、ストライプ領域32毎に、ストライプデータを用いて、図2に示したフレーム領域30毎のフレーム画像を作成する。例えば、512×512画素のフレーム画像を作成する。複数のフレーム画像は、隣接するフレーム画像同士間が所定のマージン幅でオーバーラップするように作成される。かかる処理により、複数のフレーム領域30に応じた複数のフレーム画像(光学画像)が取得される。複数のフレーム画像は、記憶装置56に格納される。以上により、検査のために比較される一方の画像(測定された画像)データが生成される。
輪郭線抽出工程(S106)として、輪郭線抽出部62は、参照輪郭線上の複数の点を基点としてフレーム画像(測定画像)からフレーム画像(測定画像)内の図形パターンの輪郭線を抽出する。具体的には以下のように動作する。
輪郭線抽出部62は、検査対象となるフレーム画像(測定画像)を記憶装置56から読み出す。また、輪郭線抽出部62は、記憶装置52から検査対象となるフレーム画像内の図形パターンに対応する参照図形パターンの参照輪郭線データを読み出す。フレーム画像内の図形パターンは画素毎の階調値データとして定義されるので、輪郭線抽出部62は、例えば1画素分のサイズ毎に、各図形パターンの参照輪郭線上の点の座標を特定する。そして、輪郭線抽出部62は、フレーム画像における参照輪郭線上の複数の点の各座標位置から参照輪郭線の法線方向に向かってフレーム画像内の図形パターンの端部(エッジ)を抽出する。輪郭線抽出部62は、かかるフレーム画像内の図形パターンの端部(エッジ)を繋げることで、フレーム画像内の各図形パターンの輪郭線を抽出する。
フレーム領域30内の抽出された輪郭線のデータ(抽出輪郭線データ)は、記憶装置58に格納される。
輪郭線抽出不可領域特定工程(S108)として、抽出不可領域特定部64は、フレーム画像(2次電子画像)から図形パターンの認識が困難な領域(第1の領域)を特定する。フレーム画像(2次電子画像)から図形パターンの輪郭線の抽出が困難な領域が、図形パターンの認識が困難な領域(第1の領域)として特定される。
図5は、実施の形態1における輪郭線抽出可能領域と輪郭線抽出不可領域とを説明するための図である。図5の例では、フレーム領域30の測定画像を一例として示している。例えば、除電機構232により十分に除電された領域(輪郭線抽出可能領域)では、図5に示すように、各図形パターンを認識できる。具体的には各図形パターンの輪郭線を認識できる。これに対して、十分に除電されていない帯電領域(輪郭線抽出不可領域)では、図5に示すように、各図形パターンを認識することが困難となる。具体的には各図形パターンの輪郭線を認識できない。図5では、認識できていない図形パターンを点線で示している。抽出不可領域特定部64は、図5で示した帯電領域(輪郭線抽出不可領域)を特定する。
図6は、実施の形態1における図形パターンの一部が認識できない画像の一例を説明するための図である。図6の例では、フレーム領域30内の一部の領域12に配置される図形パターン10の一部(A部)が認識できない場合を示している。抽出不可領域特定部64は、一部(A部)が認識できない領域12についても、図形パターンの認識が困難な領域(第1の領域)として特定する。
以上のようにして、各フレーム領域30のフレーム画像内の各図形パターンの輪郭線を抽出する。しかし、上述したように、除電が不十分で輪郭線を抽出できなかった図形パターンが存在する。そこで、実施の形態1では、輪郭線を抽出できなかったフレーム領域30については、スキャン速度を変えて再度スキャンする。
スキャン速度変調工程(S110)として、スキャン速度変調指示部69は、画像取得(スキャン1)工程(S102)において実施したスキャン速度を変調する。ここでは、スキャン速度を速める。例えば、10%程度変調する。例えば、偏向周波数を90MHzから100MHzに変調する。
図7は、実施の形態1におけるスキャン速度を変調する場合の効果を説明するための図である。基板101表面が負に帯電している状態では、2次電子を押し出す力が大きくなる。そのため、検出器222で検出される信号強度が大きくなる。その結果、得られる像のバックグランド信号が上がってしまい、検出器のダイナミックレンジ内でコントラストが小さくなってしまい、図形パターンの輪郭を認識することが困難となる。これに対して、実施の形態1では、フレーム領域30内のスキャン速度を速める。スキャン速度を速めることで、単位領域あたりの入射1次電子の数は減少する。よって、帯電がしにくくなる。一方で、1次電子の数が減るので放出される2次電子の数も減少する。これにより検出される信号強度は小さくなるが、バックグランド信号が上がることが無くなり、検出器のダイナミックレンジ内で検出される画像のコントラストを向上することができる。図形パターンの輪郭を認識するためには、信号強度の大きさよりも検出器のダイナミックレンジ内でのコントラストが大きいことが求められる。よって、スキャン速度を速めることでバックグランドレベルを抑えることで、結果的に図7の例に示すように取得される画像のコントラストを大きくできる。
画像取得(スキャン2)工程(S120)として、測定画像取得機構150は、特定された帯電領域(輪郭線抽出不可領域)(第1の領域)を含むストライプ領域32(第2の領域)について、スキャン速度を速めて、基板101表面を除電しながら電子ビーム200でスキャンして、基板101から放出される2次電子を用いて、再度、図形パターンの2次電子画像を取得する。ここでは、図形パターンの認識ができなかった領域について改めて画像を取得し直す。上述したように、測定画像取得機構150は、電子ビーム200を用いて、図形パターンが形成された被検査基板101上を走査し、電子ビーム200が照射されたことに起因して被検査基板101から放出される、2次電子300を検出する。検出器222によって検出された各画素からの2次電子の検出データ(2次電子画像)は、測定順に検出回路106に出力される。検出回路106内では、図示しないA/D変換器によって、アナログの検出データがデジタルデータに変換され、チップパターンメモリ123に格納される。そして、例えば、1つのストライプ32分の検出データが蓄積された段階で、ストライプデータとして、位置回路107からの各位置を示す情報と共に、比較回路108に転送される。
ここで、再スキャンするストライプ領域32全体についてスキャン速度を速めた状態でスキャンする場合を説明したがこれに限るものではない。例えば、ストライプ領域32(第2の領域)のうち、帯電領域(輪郭線抽出不可領域)(第1の領域)と帯電領域(輪郭線抽出不可領域)(第1の領域)以外の領域(輪郭線抽出可能領域)(第3の領域)とについて、スキャン速度を変えるようにしても好適である。例えば、帯電領域(輪郭線抽出不可領域)(第1の領域)ではスキャン速度を速くし、それ以外の領域では遅くする。
また、再スキャンする領域は、ストライプ領域32単位ではなくフレーム領域30単位であっても構わない。
フレーム画像作成工程(S122)として、フレーム画像作成部54は、特定された帯電領域(輪郭線抽出不可領域)(第1の領域)を含むストライプ領域32のストライプデータを用いて、特定された帯電領域(輪郭線抽出不可領域)(第1の領域)を含むフレーム領域30のフレーム画像を作成する。例えば、512×512画素のフレーム画像を作成する。得られたフレーム画像は、記憶装置56に格納される。以上により、不足していた画像(測定された画像)データが生成される。
輪郭線抽出工程(S124)として、輪郭線抽出部62は、再度、取得されたフレーム画像(測定画像)から図形パターンの輪郭線を抽出する。言い換えれば、輪郭線の抽出が困難であったフレーム領域30のフレーム画像について、フレーム画像(測定画像)内の図形パターンの輪郭線を抽出する。抽出の仕方は上述した通りである。
図8は、実施の形態1における図形パターンの一部が認識できない領域を再スキャンして得られた画像の一例を説明するための図である。図8の例では、図6の例で示した図形パターン10の一部(A部)が認識できない領域12を再スキャンした場合の画像を示している。図8に示すように、スキャン速度を速めることで、フレーム領域30内の一部の領域12に配置される図形パターン10全体が認識できる。
位置合わせ工程(S140)として、位置合わせ部68は、参照輪郭線と抽出された対象図形パターンの輪郭線との位置合わせ(アライメント)を行う。その際、参照輪郭線を最小二乗法等のモデルを用いて補正しても好適である。
比較工程(S142)として、比較処理部70は、取得されたフレーム画像(2次電子画像)を用いて、図形パターンの検査を行い、結果を出力する。ここでは、例えば、取得されたフレーム画像から抽出された輪郭線を用いて、図形パターンの検査を行い、結果を出力する。図形パターンの検査として、参照輪郭線を用いて、抽出された図形パターンの輪郭線と参照輪郭線とを比較する。ここでは、位置合わせが行われた参照輪郭線と図形パターンの輪郭線とを比較する。具体的には以下のように動作する。
図9は、実施の形態1における参照輪郭線と対象図形パターンの輪郭線との一例を示す図である。比較処理部70は、位置合わせが行われた参照輪郭線11上の複数の点15から参照輪郭線11の法線方向に比較対象となる図形パターンの輪郭線13までの距離Δを測定する。距離Δはサブ画素単位で測定すると好適である。そして、参照輪郭線11上の複数の点15から参照輪郭線11の法線方向に測定された図形パターンの輪郭線13までの距離Δが、判定閾値Thを超える個所については欠陥が存在すると判定する。比較結果は、記憶装置109、モニタ117、メモリ118に出力されればよい。或いはプリンタ119から出力されればよい。
上述した例では、ダイ−データベース検査を行う場合を説明したが、これに限るものではない。ダイ−ダイ検査を行う場合であっても構わない。かかる場合には、同じパターンが形成された2つのフレーム画像の一方を参照画像とし、参照画像内の各図形パターンの輪郭線を抽出する。かかる場合、基準となる参照輪郭線データが無いので、画素データから輪郭線をまずは演算により求める。例えば、階調値分布で立ち上がり後のピーク値を示す複数の位置を繋ぐことで輪郭線を作成する。そして、求めた輪郭線を参照輪郭線とする。そして、他方の画像を被検査画像として、被検査画像内の各図形パターンの輪郭線を抽出する。そして、両画像の輪郭線同士をダイ−データベース検査の場合と同様に比較すればよい。なお、かかる場合に抽出できない輪郭線が存在すれば、除電が不十分の領域として、上述したようにスキャン速度を変調して再スキャンする。参照輪郭線の作成に使用したフレーム画像側に抽出できない輪郭線が存在することもあり得る。よって、両フレーム画像を逆にして、同様の動作を行って、抽出できない輪郭線が存在する領域の特定を行うと好適である。
以上のように、実施の形態1によれば、基板上に除電ムラが生じてしまう場合でも、図形パターンを認識できる。よって、基板の検査ができる。
以上の説明において、一連の「〜回路」は、処理回路を含み、その処理回路には、電気回路、コンピュータ、プロセッサ、回路基板、量子回路、或いは、半導体装置等が含まれる。また、各「〜回路」は、共通する処理回路(同じ処理回路)を用いてもよい。或いは、異なる処理回路(別々の処理回路)を用いても良い。プロセッサ等を実行させるプログラムは、磁気ディスク装置、磁気テープ装置、FD、或いはROM(リードオンリメモリ)等の記録媒体に記録されればよい。例えば、位置回路107、比較回路108、及び参照輪郭線作成回路112等は、上述した少なくとも1つの処理回路で構成されても良い。
以上、具体例を参照しつつ実施の形態について説明した。しかし、本発明は、これらの具体例に限定されるものではない。上述した例では、1回目のスキャン動作と、2回目の再スキャン動作の両方において、除電しながら実施する場合を説明したが、これに限るものではない。除電した後に実施してもよいし、1回目のスキャン動作と、2回目の再スキャン動作との少なくとも一方について除電しながら実施する場合であっても適用できる。或いは、特別な除電処理をしない状態で1回目のスキャン動作と、2回目の再スキャン動作とを行う場合にも適用しても構わない。
また、装置構成や制御手法等、本発明の説明に直接必要しない部分等については記載を省略したが、必要とされる装置構成や制御手法を適宜選択して用いることができる。
その他、本発明の要素を具備し、当業者が適宜設計変更しうる全ての電子ビーム検査方法は、本発明の範囲に包含される。
10 図形パターン
11,13 輪郭線
12 領域
15 点
30 フレーム領域
32 ストライプ領域
50,52,56,58 記憶装置
54 フレーム画像作成部
62 輪郭線抽出部
64 抽出不可領域特定部
68 位置合わせ部
69 スキャン速度変調指示部
70 比較処理部
100 検査装置
101 基板
102 電子ビームカラム
103 検査室
106 検出回路
107 位置回路
108 比較回路
109 記憶装置
110 制御計算機
112 参照輪郭線作成回路
113 除電制御回路
114 ステージ制御回路
117 モニタ
118 メモリ
119 プリンタ
120 バス
122 レーザ測長システム
123 チップパターンメモリ
124 レンズ制御回路
126 ブランキング制御回路
128 偏向制御回路
142 駆動機構
144 DACアンプ
150 測定画像取得機構
160 制御系回路
200 電子ビーム
201 電子銃
202 照明レンズ
207 対物レンズ
208 偏向器
212 ブランキング偏向器
214 制限アパーチャ基板
216 ミラー
222 検出器
230 真空紫外光
232 除電機構
234 ミラー
300 2次電子
330 検査領域
332 チップ

Claims (5)

  1. 図形パターンが形成された基板上を電子ビームでスキャンして、前記基板から放出される2次電子を用いて、前記図形パターンの2次電子画像を取得する工程と、
    前記2次電子画像から前記図形パターンの認識が困難な第1の領域を特定する工程と、
    特定された第1の領域を含む第2の領域について、スキャン速度を速めて、電子ビームでスキャンして、前記基板から放出される2次電子を用いて、再度、前記図形パターンの2次電子画像を取得する工程と、
    再度、取得された2次電子画像を用いて、前記図形パターンの検査を行い、結果を出力する工程と、
    を備えたことを特徴とする電子ビーム検査方法。
  2. 前記2次電子画像を取得する場合と、前記再度、前記図形パターンの2次電子画像を取得する場合との少なくとも一方において、前記基板表面を除電しながら前記2次電子画像を取得することを特徴とする請求項1記載の電子ビーム検査方法。
  3. 前記第2の領域のうち、前記第1の領域と前記第1の領域以外の第3の領域とについて、スキャン速度を変えることを特徴とする請求項1又は2記載の電子ビーム検査方法。
  4. 前記2次電子画像から前記図形パターンの輪郭線の抽出が困難な領域が、前記図形パターンの認識が困難な前記第1の領域として特定されることを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の電子ビーム検査方法。
  5. 再度、取得された2次電子画像から前記図形パターンの輪郭線を抽出する工程をさらに備え、
    前記図形パターンの検査として、参照輪郭線を用いて、抽出された前記図形パターンの輪郭線と前記参照輪郭線とを比較することを特徴とする請求項1〜4いずれか記載の電子ビーム検査方法。
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