JP2020170603A - セル組合体および蓄電素子モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】セルのタブ近傍における局所的な温度上昇を抑制する。【解決手段】セル組合体15は、第1セル20A及び第2セル20Bを有する。第1セル20A及び第2セル20Bは、それぞれ、複数の電極板22を含む電極体21と、電極体を収容した外装体25と、電極体と接続して外装体の外部まで延び出したタブ30と、を有する。第1セルのタブは、外装体25に接続する基端部31と外装体から最も離間した先端部32との間に位置する接続部33にて、第2セルのタブと接触して電気的に接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、複数のセルを有したセル組合体、及び、セル組合体を含む蓄電素子モジュールに関する。
例えば、特許文献1に開示されているように、複数のセルを含んだ蓄電素子モジュールが知られている。各セルは、偏平した平板状の外輪郭を有している。蓄電素子モジュールでは、偏平形状のセルが高密度で積層されている。複数のセルを直列または並列で電気的に接続することにより、蓄電素子モジュールが所望の電圧および容量を有するようになる。
各セルは充放電時に昇温し、この際、セルのタブが発熱源となることが確認されている。タブは、電極板と電気的に接続するとともに、他のセルとの接続端子として機能する。偏平形状のセルでは熱分布が不均一となりやすく、タブ近傍で局所的に昇温することがあり。
その一方で、リチウムイオン二次電池に代表されるセルの寿命は、温度の影響を受ける。セルの昇温した部分では劣化が進む。セル内部に局所的な劣化が生じると、セル内部での化学反応に不均衡が生じ、セル全体の劣化を加速させてしまう。
特開2017−5027号公報
本発明は、以上の点を考慮してなされたものであって、セルのタブ近傍における局所的な温度上昇を抑制することを目的とする。
本発明によるセル組合体は、
第1のセル及び第2セルを備え、
前記第1のセル及び前記第2のセルは、それぞれ、複数の電極板を含む電極体と、前記電極体を収容した外装体と、前記電極体と接続して前記外装体の外部まで延び出したタブと、を有し、
前記第1のセルの前記タブは、前記外装体に接続する基端部と前記外装体から最も離間した先端部との間に位置する接続部にて、前記第2のセルの前記タブと接触して電気的に接続されている。
本発明によるセル組合体において、前記第2のセルの前記タブは、前記外装体に接続する基端部と前記外装体から最も離間した先端部との間に位置する接続部にて、前記第1のセルの前記タブと接触して電気的に接続されていてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記第2のセルの前記タブは、前記接続部よりも前記先端部側となる部分において、前記第1のセルの前記タブから離間していてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記第1のセルの前記タブ及び前記第2のセルの前記タブは、互いに接触して電気的に接続した前記接続部から前記先端部側に向かうにつれて、しだいに離間していくようにしてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記第1のセルの前記タブは、前記接続部よりも前記先端部側の部分に、スリットが設けられていてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記スリットは、前記先端部から前記接続部へ向けて延びていてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記スリットは、前記先端部と前記接続部とを結ぶ方向と非平行な方向に、前記タブの側縁から延び出していてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記スリットは、前記接続部から前記先端部に向けて交互に逆の側縁から延び出す複数のスリットを含んでいてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記タブの前記スリットの両側に位置する部分は、前記スリットを介して互いから離間していてもよい。
本発明によるセル組合体は、前記第1のセルの前記タブの前記接続部よりも前記先端部側となる部分に接触した放熱部材を、さらに備えるようにしてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記放熱部材は放熱フィンを含むようにしてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記放熱部材は前記タブよりも熱伝導率の高い材料で形成されていてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記第1のセルの前記タブは、前記接続部よりも前記先端部側の領域において曲がっていてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記第1のセルの前記タブは、前記接続部から前記先端部に向けて、交互に逆向きとなるよう複数回曲がっていてもよい。
本発明によるセル組合体において、前記第1のセル及び前記第2のセルは互いに積層されていてもよい。
本発明による蓄電素子モジュールは、上述した本発明によるセル組合体のいずれかを備える。
本発明によれば、セルのタブ近傍における局所的な温度上昇を効果的に抑制することができる。
図1は、本発明の一実施の形態を説明するための図であって、蓄電素子モジュール及びセル組合体の構成を模式的に示す側面図である。 図2は、図1の蓄電素子モジュール及びセル組合体に含まれ得るセルを示す斜視図である。 図3は、図2のセルの内部を外装体や絶縁体等を除去して示す斜視図である。 図4は、図2のIV−IV線に沿った断面であって、図2のセルの第1方向及び第2方向の両方に沿った断面を示す部分縦断面図である。 図5は、図1のセル組合体に含まれた第1セル及び第2セルのタブを説明するための斜視図である。 図6は、図5に対応する図であって、第1セル及び第2セルのタブの他の例を説明するための斜視図である。 図7は、図5に対応する図であって、第1セル及び第2セルのタブの更に他の例を説明するための斜視図である。 図8は、図5に対応する図であって、第1セル及び第2セルのタブの更に他の例を説明するための斜視図である。 図9は、図5に対応する図であって、第1セル及び第2セルのタブの更に他の例を説明するための斜視図である。 図10は、図1に対応する図であって、セル組合体及びセルの一変形例を説明するための図である。
以下、図面に示された具体例を参照して本発明の一実施の形態について説明する。なお、本件明細書に添付する図面においては、図示と理解のしやすさの便宜上、適宜縮尺および縦横の寸法比等を、実物のそれらから変更し誇張してある。
図1〜図10は、本発明による一実施の形態を説明するための図である。このうち、図1は蓄電素子モジュールの主要な構成を示す模式図であり、図2は蓄電素子モジュール10に含まれるセルを示す斜視図であり、図3は図2のセルの内部を示す斜視図であり、図4は図2のセルの部分縦断面図である。
蓄電素子モジュール10は、典型的には充放電が可能な二次電池モジュールとして、非常用電源、家庭用電源、車載電源等として用いられ得る。図1に示すように、蓄電素子モジュール10は、多数のセル20を含んでいる。セル20は、蓄電素子として取り扱われる最小単位である。セル20は、種々の型式を採用することができ、例えばリチウムイオン二次電池とすることができる。一つの蓄電素子モジュール10に含まれる複数のセル20は、互いに同一の構成を有していても良いし、或いは、互いに異なる構成を有していてもよい。
とりわけ、以下に説明する一実施の形態では、他のセル20との電気的接続に用いられるタブ30の構成を工夫することで、セル20の局所的な温度上昇を効果的に回避することができる。結果として、セル20の局所的な劣化を効果的に防止して、セル20を長寿命化することができる。
まず、図2〜図4を参照して、セル20について説明する。以下では、セル20をリチウムイオン電池とした具体例について説明する。ただし、リチウムイオン電池に限られることなく、種々の型式のセルに本実施の形態を適用することができる。
図2及び図3に示すように、セル20は、複数の電極板22を含む電極体21と、電極体21を収容する外装体25と、電極体21の電極板22と電気的に接続して外装体25の外部まで延び出したタブ30と、を有している。セル20は、一対のタブ30を有している。一対のタブ30は、それぞれ正極端子または負極端子として機能する。タブ30は、金属板によって形成されている。セル20は、全体として、偏平形状を有している。
図3に示すように、電極体21は、複数の正極板22A及び複数の負極板22Bを有している。正極板22A及び負極板22Bは、一つの外装体25内に、例えば、それぞれ10枚以上、或いはそれぞれ15枚以上、或いはそれぞれ20枚以上含まれている。正極板22A及び負極板22Bは、積層方向である第1方向DAに沿って交互に配置されている。セル20及び電極体21は、全体的に偏平形状を有し、第1方向DAへの厚さが薄く、第1方向DAに直交する第2方向DB及び第3方向D3に広がっている。
なお、図面間での方向関係を明確化するため、第1方向DA、第2方向DB、第3方向D3並びに後述する積層方向DLを、図面間で共通する方向として示している。
図示された非限定的な例において、正極板22A及び負極板22Bは、長方形形状の外輪郭を有している。正極板22A及び負極板22Bは、第1方向DAに直交する第2方向DBに長手方向を有し、第1方向DA及び第2方向DBの両方に直交する第3方向DCに短手方向を有する。図3に示すように、正極板22A及び負極板22Bは、第2方向DBにずらして配置されている。より具体的には、複数の正極板22Aは、第2方向DBにおける一側(図3の左下側)に寄って配置され、複数の負極板22Bは、第2方向DBにおける他側(図3の右上側)に寄って配置されている。正極板22A及び負極板22Bは、第2方向DBにおける中央において、第1方向DAと重なり合っている。
なお、図4に示すように、電極体21は、電極板22に加えて、絶縁体23を更に有している。絶縁体23は、第1方向DAに隣り合う二つの正極板22A及び負極板22Bの間に配置されている。絶縁体23によって、正極板22A及び負極板22Bの短絡が防止されている。なお、図3では、絶縁体23の図示を省略している。
外装体25は、二枚の外装材26,27を積層し、外装材26,27の周縁を接着(溶着)することによって形成されている。すなわち、外装体25の周縁に、二つの外装材26,27を接着してなる接着領域が設けられている。タブ30は、二枚の外装材26,27の間を通過して、外装体25の内部から外部へと延び出している。
図示された例において、第1外装材26は、板状の部材として形成されている。一方、第2外装材27は、カップ状に形成されている。第2外装材27は、カップ状の膨出部27aと、膨出部27aに接続した鍔部27bと、を有している。鍔部27bは、膨出部27aの周縁に接続し、膨出部27aを周状に取り囲んでいる。鍔部27bは、第1外装材26と第2外装材27との間の収容空間を密閉するように、第1外装材26と接合(例えば溶着)している。膨出部27aは、例えば絞り加工によって製造される。
タブ30は、セル20における端子として機能する。電極体21の正極板22Aに対応して一方のタブ30が設けられている。図4に示すように、この一方のタブ30は、電極体21に含まれるすべての正極板22Aと電気的に接続している。電極体21の負極板22Bに対応して他方のタブ30が設けられている。他方のタブ30は、電極体21に含まれるすべての正極板22Aと電気的に接続している。タブ30は、アルミニウム、ニッケル、ニッケルメッキ銅等を用いて形成され得る板状の部材である。図示された例において、タブ30は、電極体21から第2方向DBに沿って外装体25の外へ引き出されている。
なお、外装体25とタブ30との間は、タブ30が延び出す領域において、封止されている。具体的には、図4に示すように、タブ30と外装体25との間にシール材29が設けられている。シール材29は、タブ30と外装体25との間を封止して、外装体25の収容空間を密閉する。また、シール材29は、接着性を有しており、タブ30と外装体25とを接合する。そして、密閉された外装体25内に、電極体21とともに電解液が封入される。
上述したように、以上のような構成からなる多数のセル20が、直列また並列で電気的に接続されることにより、蓄電素子モジュール10が構成されている。セル20の数量や接続を直列と並列で適宜設定することにより、一つの蓄電素子モジュール10からの出力を、所望の電圧および所望の容量とすることができる。一例として、図1に示された蓄電素子モジュール10は、12個のセル20を含んでいる。
図1に示された例において、並列接続された二つのセル20が、6組直列接続されている。図1に示された例において、並列接続された二つセル20がセル組合体15を構成している。したがって、図1に示された例において、一つの蓄電素子モジュール10において、六つのセル組合体15が直列接続されている。
各セル組合体15に含まれる第1セル20A及び第2セル20Bは、実質的に互いの第1方向DAを揃えるようにして、積層方向DLに配置されている。また、各セル組合体15に含まれる第1セル20A及び第2セル20Bは、実質的に互いの第2方向DBを揃えるようにして且つ実質的に互いの第3方向DCを揃えるようにして、積層されている。ただし、第1セル20A及び第2セル20Bは、積層方向DLにおいて、逆向きとなっている。各セル組合体15に含まれる第1セル20A及び第2セル20Bは、互いの第1外装材26が対面するようにして積層されている。各セル組合体15において、第1セル20Aの第2外装材27の膨出部27aは、第2セル20Bから離間する側に突出し、第2セル20Bの第2外装材27の膨出部27aは、第1セル20Aから離間する側に突出している。そして、第1セル20A及び第2セル20Bの正極端子をなすタブ30同士が、積層方向DLに対面し、互いに電気的に接続されている。また、第1セル20A及び第2セル20Bの負極端子をなすタブ30同士が、積層方向DLに対面し、互いに電気的に接続されている。
また、一つの蓄電素子モジュール10に含まれて互いに直列接続された複数のセル組合体15は、各セル組合体15を構成するセル20の第1方向DAを実質的に揃えるようにして、積層方向DLに配置されている。互いに直列接続される二つのセル組合体15は、積層方向DLに隣り合うようにして配置されている。また、蓄電素子モジュール10に含まれる複数のセル組合体15は、各セル組合体15を構成するセル20の第2方向DAを実質的に揃えるようにして且つ各セル組合体15を構成するセル20の第3方向DCを実質的に揃えるようにして、配置されている。ただし、互いに直列接続される二つのセル組合体15は、各セル組合体15を構成するセル20が第2方向DAにおいて逆を向くようにして、配置されている。そして、互いに直列接続される二つのセル組合体15は、異なる極の端子をなすタブ30が積層方向DLに対面するようにして配置されている。異なる極の端子をなすタブ30は、例えば連結配線12等を介して、電気的に接続されている。
以上にようにして、一つの蓄電素子モジュール10に含まれるすべてのセル20は、第1方向DAを積層方向DLに揃えるようにして、積層されている。したがって、蓄電素子モジュール10において、多数のセル20を高密度で配置することが可能となり、エネルギー密度を改善することができる。とりわけ図示されたセル20は、第2方向DBにおける中心に位置し第2方向DBに直交する面を基準として、面対称な外形状を有している。同様に、図示されたセル20は、第3方向DCにおける中心に位置し第3方向DCに直交する面を基準として、面対称な外形状を有している。したがって、多数のセル20をより高密度で配置することが可能となっている。
ところで、一般に、各セル20は充放電時に昇温し、この際、セル20のタブ30が発熱源となることが確認されている。また、外装材26,27を積層して形成された外装体25を有するラミネート型のセル20は、通常、偏平形状、言い換えると平板形状に形成される。このような偏平形状のセル20においては熱分布が不均一となりやすい。そして、タブ30は、通常、多数の電極板22と電気的に接続し且つ他のセル20のタブ30とも電気的に接続されるようになるが、このタブ30の周囲において局所的に昇温しやすくなる。また、そもそも、蓄電素子モジュール10は、高密度に積層された偏平形状のセル20を多数含んでいる。このため蓄電素子モジュール10の中心部に熱が籠もってしまい、放熱が不十分となりやすい。
その一方で、セル20の寿命は温度の影響を大きく受け、長時間に亘って高温に曝されることで短寿命化する。また、セル20が局所的に加熱されると、加熱された部位において局所的に劣化が進む。さらに、セル20の内部に局所的な劣化が生じると、セル20の内部における化学反応に不均衡が生じ、セル全体の劣化が急速に進んでしまう。
一方、本実施の形態においては、図5に示すように、第1セル20Aのタブ30は、外装体25に接続する基端部31と外装体25から最も離間した先端部32との間に位置する接続部33にて、第2セル20Bのタブ30と接触している。そして、この接続部33にて、第1セル20Aのタブ30は第2セル20Bのタブ30と電気的に接続されている。第1セル20Aのタブ30は、接続部33において、例えば超音波溶接やレーザー溶接により、第2セル20Bのタブ30と固定されるとともに導通を確保される。
このような構成において、第1セル20A及び第2セル20Bとの間で、電流が、タブ30の基端部31と接続部33との間の領域を流れるようになる。その一方で、電流は、タブ30のうちの接続部33よりも先端部32の側となる領域には流れない。この領域は、セル組合体15及び蓄電素子モジュール10が二次電池等の蓄電素子として機能する上で、不必要となる領域である。したがって、タブ30のうちの接続部33より先端部32側となる領域は、発熱源ともならない。
その一方で本実施の形態では、タブ30のうちの接続部33より先端部32側となる領域35を、放熱部として用いている。タブ30は、通常、板状に形成されている。したがって、放熱領域35における体積に対する表面積の割合は、非常に高くなる。このため、放熱領域35から高効率で放熱することができる。このようにして本実施の形態によれば、タブ30が電気的接続を確保する部位として機能するとともに、放熱のための放熱領域35を有している。したがって、局所的に加熱されやすいタブ30近傍の熱を放熱領域35から効率的に放熱することができる。また、蓄電素子モジュール10の中心部に籠もった熱をタブ30に吸熱し、さらにタブ30の放熱領域35から放熱することもできる。このようにして、セル20の温度上昇、とりわけタブ30近傍における局所的な温度上昇を効果的に抑制することができる。これにより、セル20の劣化、とりわけタブ30近傍における局所的な早期劣化を効果的に回避して、セル20の長寿命化を図ることができる。
また、図5に示された例において、第1セル20Aのタブ30と同様に、第2セル20Bのタブ30も、外装体25に接続する基端部31と外装体25から最も離間した先端部32との間に位置する接続部33にて、第1セル20Aのタブ30と接触して電気的に接続されている。このような具体例によれば、第2セル20Bのタブ30のうちの接続部33よりも先端部32側となる放熱領域35も、放熱部として機能させることができる。したがって、セル20の温度上昇、とりわけタブ近傍における局所的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
さらに、図5に示された例において、第2セル20Bのタブ30は、接続部33よりも先端部32側となる放熱領域35において、第1セル20Aのタブ30から離間している。すなわち、第1セル20Aのタブ30の放熱領域35と、第2セル20Bのタブ30の放熱領域35は、互いから離間している。このような具体例によれば、セル組合体15に含まれるタブ30の放熱領域35の表面積を効率的に増やすことができる。したがって、セル20の温度上昇、とりわけタブ30近傍における局所的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
さらに、図5に示された例において、第1セル20Aのタブ30及び第2セル20Bのタブ30は、互いに接触して電気的に接続した接続部33から先端部32の側に向かうにつれて、しだいに離間していく。より具体的には、図1及び図5に示すように、第1セル20Aのタブ30及び第2セル20Bのタブ30の積層方向DLに沿った離間間隔は、接続部33から先端部32の側へ離間するにつれて広がる。このような具体的によれば、放熱領域35のうちの先端部32の側での放熱が促進される。結果として、タブ30において先端部32に向けた熱の移動が促進され、これにともなって、セル20の熱をタブ30に吸収してタブ30の放熱領域35から効率的に放熱することができる。したがって、放熱領域35からより効率的に放熱を行うことができる。
また、図5に示された例とは異なる例として、図6及び図7に示された第1セル20Aのタブ30は、接続部33よりも先端部32の側となる部分に、スリット36を設けられている。放熱領域35にスリット36を設けることで、放熱領域35の表面積を広げることができる。例えばタブ30のスリット36の両側に位置する部分を、スリット36を介し、互いから離間させることで、放熱領域35の表面席を大幅に広げることができるとともに、放熱を促進することができる。これらにより、セルの温度上昇、とりわけタブ近傍における局所的な温度上昇をより効果的に抑制することができる。
図6に示された例において、スリット36は、先端部32から接続部33へ向けて延びている。とりわけ、スリット36は、先端部32と接続部33との間をタブ30の長手方向に沿って、延びている。ここでタブ30の長手方向は、基端部31及び先端部32を結ぶ方向である。このような具体例によれば、限られた空間にタブ30の放熱領域35を配置しながら、効率的に放熱を行うことができる。例えば、第2方向DBに沿った寸法の大型化を抑制しながら、放熱領域35のスリット36を介して隣り合う部分を、積層方向DLにずらすことで、効果的に放熱効率を改善することができる。また、タブ30のスリット36の両側に位置する部分を、スリット36を介し、各セル20の第3方向DCに離間させることも可能であり、このとき、積層方向DLにセル20を近接して配置しながら放熱を促進することができる。
また、図7に示された例において、スリット36は、先端部32と接続部33とを結ぶ方向と非平行な方向に、タブ30の側縁から延び出している。このような具体例によれば、限られたスペースに放熱領域35を配置しながら、効率的に放熱を行うことができる。例えば、積層方向DL、第2方向DB及び第3方向DCのいずれかへの大型化を効果的に防止しながら、タブ30の放熱領域35の表面積を拡大することができる。とりわけ図7に示された例では、スリット36は、接続部33から先端部32に向けて交互に逆の側縁から延び出す複数のスリット36を含んでいる。このような例によれば、限られた空間に大面積の放熱領域35をより効率的に配置することができる。
さらに別の例として、図8に示された例において、第1セル20Aのタブ30は、接続部33よりも先端部32の側となる放熱領域35において湾曲または折れ曲がっていてもよい。このような具体例によれば、限られた空間にタブ30の放熱領域35を配置しながら、効率的に放熱を行うことができる。
図8に示す例において、放熱領域35は、接続部33から先端部32に向けて、交互に逆向きとなるよう複数回曲がっている。特に図8の放熱領域35は、交互に逆向きとなるように折れ曲がっており、折り曲げ軸線は、タブ30の長手方向と非平行な方向であって、とりわけタブ30の長手方向に直交する方向となっている。このような放熱領域35は、大きな表面積だけでなく、大きな熱容量を持つようになる。したがって、タブ30の放熱領域35は、セル20の内部から効果的に吸熱を行うともに、効率的に放熱することができる。
さらに別の例として、図9に示すように、セル組合体15またはセル20が、放熱部材37を、さらに有するようにしてもよい。放熱部材37は、第1セル20Aのタブ30の接続部33よりも先端部32の側となる放熱領域35に接触し、放熱領域35に固定されている。放熱領域35への放熱部材37の固定は、螺子等の固定具を使用してもよいし、超音波接合や接着剤を用いた接着等であってもよい。放熱領域35は、放熱を促進する部材であり、例えば、図9に示された例のように放熱フィンであってもよいし、或いは、タブ30よりも熱伝導率の高い材料で形成された部材であってもよい。螺子等の固定具を用いる場合、一つの放熱部材37が、第1セル20Aのタブ30の放熱領域35及び第2セル20Bのタブ30の放熱領域35の両方に固定されるようにしてもよい。放熱部材37を用いることで、セル20の内部からタブ30への吸熱、及び、放熱部材37を介したタブ30からの放熱を効果的に促進することができる。
なお、図9に示された例において、放熱フィンのフィンがタブ30の長手方向に直交する幅方向に延びている。ただし、これに限られず、放熱フィンのフィンがタブ30の長手方向に延びるようにしてもよい。放熱フィンのフィンがタブ30の長手方向に延びる場合、タブ30の長手方向に沿った熱の移動を促進することができ、結果として、効率的な放熱を実現することができる。
以上に説明してきた一実施の形態において、セル組合体15は、第1セル20A及び第2セル20Bを有する。第1セル20A及び第2セル20Bは、それぞれ、複数の電極板22を含む電極体21と、電極体21を収容した外装体25と、電極体21と接続して外装体25の外部まで延び出したタブ30と、を有している。第1セル20Aのタブ30は、外装体25に接続する基端部31と外装体25から最も離間した先端部32との間に位置する接続部33にて、第2セル20Bのタブ30と接触して電気的に接続されている。このような実施の形態によれば、第1セル20Aのタブ30のうちの接続部33から先端部32までの領域35を、放熱部として機能させることができる。したがって、セル20の温度上昇、とりわけタブ30近傍における局所的な温度上昇を効果的に抑制することができる。これにより、セル20の劣化、とりわけタブ30近傍における局所的な早期劣化を効果的に回避して、セル20の長寿命化を図ることができる。
上述した一実施の形態の一具体例において、第1セル20A及び第2セル20Bは互いに積層されていてもよい。セル20が積層されると熱が籠もりやすくなり、セル20の温度上昇がより深刻となる。このように積層された複数のセル20を含むセル組合体15や蓄電素子モジュール10に対して、本実施の形態は好適である。
一実施の形態を複数の具体例により説明してきたが、これらの具体例が一実施の形態を限定することを意図していない。上述した一実施の形態は、その他の様々な具体例で実施されることが可能であり、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更、追加等を行うことができる。
例えば上述した具体例において、一つのセル組合体15に含まれる第1セル20A及び第2セル20Bのタブ30が同様の構成を有する例を示したが、この例に限られず、第1セル20Aのタブ30と第2セル20Bのタブ30が異なる構成を有するようにしてもよい。例えば、第1セル20Aのタブ30と第2セル20Bのタブ30の一方が、放熱領域35を有さないようにしてもよい。第1セル20Aのタブ30と第2セル20Bのタブ30が異なる構成の放熱領域35を有するようにしてもよい。
また、上述した具体例において、直列接続される二つのセル20が、連結配線12を介して電気的に接続される例を示したが、この例に限られない。例えば図10に示すように、直列接続される二つのセル20が、互いのタブ30を接触した状態で固定することで、電気的に接続されるようにしてもよい。図10に示された蓄電素子モジュール10において、六つのセル20が直列で電気的に接続されている。この例において、直列に接続される二つのセル20が、セル組合体15を構成している。セル組合体15を構成する二つのセル20の少なくとも一方のタブ30が放熱領域35を含むようにしてもよい。
さらに、上述した具体例において、セル20が第1方向DAにおける一方の側のみに膨出する例を示したが、この例に限られず、図10に示すように、セル20が第1方向DAにおける両方の側に膨出するようにしてもよい。
10 蓄電素子モジュール
12 連結配線
15 セル組合体
20 セル
20A 第1セル
20B 第2セル
21 電極体
22 電極板
22A 正極板
22B 負極板
23 絶縁体
25 外装体
26 第1外装材
27 第2外装材
27a 膨出部
27b 鍔部
29 シール材
30 タブ
31 基端部
32 先端部
33 接続部
35 放熱領域
36 スリット
37 放熱部材
DA 第1方向
DB 第2方向
DC 第3方向
DL 積層方向

Claims (16)

  1. 第1のセル及び第2のセルを備え、
    前記第1のセル及び前記第2のセルは、それぞれ、複数の電極板を含む電極体と、前記電極体を収容した外装体と、前記電極体と接続して前記外装体の外部まで延び出したタブと、を有し、
    前記第1のセルの前記タブは、前記外装体に接続する基端部と前記外装体から最も離間した先端部との間に位置する接続部にて、前記第2のセルの前記タブと接触して電気的に接続されている、セル組合体。
  2. 前記第2のセルの前記タブは、前記外装体に接続する基端部と前記外装体から最も離間した先端部との間に位置する接続部にて、前記第1のセルの前記タブと接触して電気的に接続されている、請求項1に記載のセル組合体。
  3. 前記第2のセルの前記タブは、前記接続部よりも前記先端部側となる部分において、前記第1のセルの前記タブから離間している、請求項2に記載のセル組合体。
  4. 前記第1のセルの前記タブ及び前記第2のセルの前記タブは、互いに接触して電気的に接続した前記接続部から前記先端部側に向かうにつれて、しだいに離間していく、請求項2又は3に記載のセル組合体。
  5. 前記第1のセルの前記タブは、前記接続部よりも前記先端部側の部分に、スリットが設けられている、請求項1〜4のいずれか一項に記載のセル組合体。
  6. 前記スリットは、前記先端部から前記接続部へ向けて延びている、請求項5に記載のセル組合体。
  7. 前記スリットは、前記先端部と前記接続部とを結ぶ方向と非平行な方向に、前記タブの側縁から延び出している、請求項5に記載のセル組合体。
  8. 前記スリットは、前記接続部から前記先端部に向けて交互に逆の側縁から延び出す複数のスリットを含んでいる、請求項7に記載のセル組合体。
  9. 前記タブの前記スリットの両側に位置する部分は、前記スリットを介して互いから離間している、請求項5〜8のいずれか一項に記載のセル組合体。
  10. 前記第1のセルの前記タブの前記接続部よりも前記先端部側となる部分に接触した放熱部材を、さらに備える、請求項1〜9のいずれか一項に記載のセル組合体。
  11. 前記放熱部材は放熱フィンを含む、請求項10に記載のセル組合体。
  12. 前記放熱部材は前記タブよりも熱伝導率の高い材料で形成されている、請求項10又は11に記載のセル組合体。
  13. 前記第1のセルの前記タブは、前記接続部よりも前記先端部側の領域において曲がっている、請求項1〜12のいずれか一項に記載のセル組合体。
  14. 前記第1のセルの前記タブは、前記接続部から前記先端部に向けて、交互に逆向きとなるよう複数回曲がっている、請求項13に記載のセル組合体。
  15. 前記第1のセル及び前記第2のセルは互いに積層されている、請求項1〜14のいずれか一項に記載のセル組合体。
  16. 請求項1〜15のいずれか一項に記載されたセル組合体を備える蓄電素子モジュール。
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