JP2020170122A - サービス提供装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザの意図に適合した応答が得られる音声入力型サービスを利用できるように支援する「サービス提供装置」を提供する。【解決手段】車載システム1のデータ処理装置108は、ユーザが利用可能な音声入力型サービスであるアクティブサービスを、車載システム単体で提供するローカル音声入力型サービス、音声入力型サービスAサーバ31を用いて提供する音声入力型サービスA、音声入力型サービスBサーバ32を用いて音声入力型サービスBの間で切り替える。また、データ処理装置108は、ワード関連サービステーブル103に、音声認識エンジン102が認識したワードに関連する処理を行うサービスとして、アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスと異なるサービスが登録されている場合には、当該音声入力型サービスを利用を紹介するメッセージを表示する。【選択図】図1

Description

本発明は、音声入力を受け付けてサービスを提供する音声入力型サービスの利用を支援する技術に関するものである。
音声入力を受け付けてサービスを提供する音声入力型サービスの技術としては、ユーザが使用する装置であるユーザ装置において、入力された音声が表すコマンドを音声認識し、認識したコマンドに対応づけられた動作を実行する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
また、音声入力型サービスの技術としては、ユーザ装置において、入力された音声を外部のサーバに送信し、サーバにおいて、受信した音声を音声認識し、音声認識結果に応じて行った処理の結果をユーザ装置に応答し、ユーザ装置において応答を処理する技術も知られている(たとえば、特許文献2、3)。
国際公開第2009/019768号 国際公開第2013/132615号 特開2006-203900号公報
上述したような、ユーザ装置単体で提供する音声入力型サービスや、外部のサーバを利用して提供する音声入力型サービスなどの複数の音声入力型サービスをユーザに提供可能にユーザ装置を構成し、ユーザ操作に応じて現用とする音声入力型サービスを一つ設定し、各時点において、その時点で現用に設定されている音声入力型サービスのみを利用できるようにした場合、次のような問題が生じる。
すなわち、音声入力された音声がワードを表すものとして、複数の音声入力型サービスは、それぞれ、有意な処理を行えるワードや、ワードに応じて行う処理が相互に異なるため、ワード毎に、ユーザがそのワードを音声入力した意図に沿った応答を行える音声入力型サービスや、意図に最も適した応答を行える音声入力型サービスは異なるものとなる。
そして、ユーザは、現在利用している音声入力型サービスの応答からでは、現在利用している音声入力型サービスよりも、行った音声入力の意図に適した応答を行える他の音声入力型サービスが存在していても、そのことを知得することができない。
そして、このために、ユーザが、音声入力の意図に適合した応答が得られる音声入力型サービスを利用できない状態が、ずっと継続してしまうことがある。
そこで、本発明は、複数の音声入力型サービスを択一的に提供するサービス提供装置において、ユーザが、当該ユーザの意図に適合した応答が得られる音声入力型サービスを利用できるように支援することを課題とする
前記課題達成のために、本発明は、ワードの音声入力を受け付けて処理を行うサービスである音声入力型サービスを提供するサービス提供装置に、相互に異なる複数の音声入力型サービスのうちの一つの音声入力型サービスのうちからユーザによって選択された一つの音声入力型サービスを、ユーザが利用可能な音声入力型サービスである現用サービスに設定する提供サービス制御手段と、ワード毎に、当該ワードに関連する処理を行うことができる音声入力型サービスを関連サービスとして登録したテーブルと、音声入力されたワードに対して関連サービスとして登録されている、前記現用サービスに設定されている音声入力型サービスでない音声入力型サービスである紹介サービスを紹介するメッセージである紹介メッセージをユーザに対して出力するサービス紹介手段とを備えたものである。
ここで、このようなサービス提供装置は、前記テーブルに、ワード毎に、当該ワードに対して関連サービスとして登録されている音声入力型サービスに、当該ワードに関連する処理を行わせるための音声入力の仕方を案内する案内メッセージを登録し、前記サービス紹介手段において、前音声入力されたワードに対して前記テーブルに登録されている、前記紹介サービスに音声入力されたワードに関連する処理を行わせるための音声入力の仕方を紹介する案内メッセージを含むメッセージを、前記紹介メッセージとしてユーザに対して出力するように構成してもよい。
また、このようなサービス提供装置は、前記テーブルには、ワード毎に、当該ワードに対して関連サービスとして登録されている音声入力型サービスの優先順位を登録し、前記サービス紹介手段において、音声入力されたワードに対して関連サービスとして登録されている、前記現用サービスに設定されている音声入力型サービスでない音声入力型サービスのうちの、前記テーブルに登録されている優先順位が、前記現用サービスに設定されている音声入力型サービスよりも高い音声入力型サービスのみを紹介サービスとして、当該紹介サービスを紹介する紹介メッセージをユーザに対して出力するように構成してもよい。
また、このようなサービス提供装置は、前記テーブルに、ワード毎に、当該ワードの音声入力に対して当該ワードに関連する処理として最も適切な処理を行うことができる一つの音声入力型サービスのみが関連サービスとして登録するようにしてもよい。
また、以上のサービス提供装置は、前記サービス紹介手段において、現用サービスに設定される音声入力型サービスが変更された後、もしくは、紹介メッセージをユーザに対して出力した後、所定期間、もしくは、所定回数の音声入力が発生するまで、前記紹介メッセージの出力を行わないようにしてもよい。
また、以上のサービス提供装置において、前記複数の音声入力型サービスは、当該サービス提供装置が単体で提供する音声入力型サービスと、当該サービス提供装置が提供を仲介する、通信を介してアクセス可能な音声入力型サービスとを含むものであってよい。
また、以上のサービス提供装置を、自動車に搭載された、当該サービス提供装置には、移動通信可能なモバイル装置を接続可能な装置とし、前記複数の音声入力型サービスを、当該サービス提供装置が単体で提供する音声入力型サービスと、当該サービス提供装置が提供を仲介する、接続された前記モバイル装置の移動通信を介してアクセス可能な音声入力型サービスとを含むものしてもよい。
以上のようなサービス提供装置によれば、ユーザが現用サービスに設定されている音声入力型サービスに対して音声入力を行ったときに、音声入力したワードに関連する処理を行える他の音声入力型サービスがユーザに対して紹介される。
したがって、ユーザは、この紹介より、音声入力したワードに関連する処理を他の音声入力型サービスによって行えることを知得することができる。よって、当該知得に基づいて、現用サービスを知得した他の音声入力型サービスに切り替えることにより、現用サービスに設定されている音声入力型サービスよりもワードの音声入力の意図に適合する処理を行える他の音声入力型サービスが存在する場合に、当該他の音声入力型サービスを利用できるようになる。
以上のように、本発明によれば、複数の音声入力型サービスを択一的に提供するサービス提供装置において、ユーザが、当該ユーザの意図に適合した応答が得られる音声入力型サービスを利用できるように支援することができる。
本発明の実施形態に係るサービス提供システムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るデータ処理装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るワード関連サービステーブルを示す図である。 本発明の実施形態に係るサービス紹介処理を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る音声入力システムの動作例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るサービス提供システムの構成を示す。
図示するように、サービス提供システムは、自動車に搭載される車載システム1と、車載システム1に有線通信や無線通信により選択的に接続されるモバイル装置2とを備えている。
また、モバイル装置2は移動通信、インターネットを介して音声入力型サービスAを提供するサーバである音声入力型サービスAサーバ31と、インターネットを介して音声入力型サービスBを提供するサーバである音声入力型サービスBサーバ32等にアクセスすることができる。
次に、車載システム1は、マイクロフォン101、マイクロフォン101から入力した音声が表すワードの音声認識を行う音声認識エンジン102、ワード関連サービステーブル103、モバイル装置2と通信を行う通信インタフェース104、表示装置105、入力装置106、自動車周辺を撮影するカメラや衛星測位を行うGNSS受信器や記憶装置やAV機器等の各種の周辺装置107、データ処理装置108を備えている。
次に、図2に、データ処理装置108の機能構成を示す。
図示するように、データ処理装置108は、サービス紹介処理部1081、ローカル音声入力型サービスを提供するローカル音声入力型サービス提供部1082、音声入力型サービスA_UI提供部1083、音声入力型サービスB_UI提供部1084、サービス制御部1085を備えている。
このような構成においてサービス制御部1085は、入力装置106に対するユーザ操作等に応じて、ユーザが利用可能なサービスであるアクティブサービスを、ローカル音声入力型サービス、音声入力型サービスA、音声入力型サービスBの間で切り替える処置を行う。
ここで、音声入力型サービスとは、音声入力を受け付け、音声入力を受け付けた音声が表すワードに応じた処理を行って処理結果を応答するサービスであり、ローカル音声入力型サービスは、たとえば、音声入力を受け付けて施設検索や目的地設定やルート案内を行うナビゲーションサービスや、音声入力に応じてAV機器等の周辺装置107の動作を制御する制御サービスや、音声入力に応じた情報を提示するサービスであり、音声入力型サービスAや音声入力型サービスBは、たとえば、音声入力に応じて施設検索結果を応答する施設検索サービスや、音声入力を受け付けるクラウド型のナビゲーションサービスや、音声入力を受け付けるAIアシスタントサービス等である。
さて、ローカル音声入力型サービスがアクティブサービスに設定されている期間中のみ、ローカル音声入力型サービス提供部1082は、マイクロフォン101から入力した音声に対して音声認識エンジン102が認識したワードを入力として受け付け、受け付けたワードに予め対応づけられた処理を行う。ここで、ローカル音声入力型サービス提供部1082は、音声認識エンジン102が認識した音声が表すワードに対応づけられた処理がない場合には、処理を行わない、もしくは、音声入力のエラーを表示装置105に表示する。
また、音声入力型サービスAがアクティブサービスに設定されている期間中のみ、音声入力型サービスA_UI提供部1083は、音声入力型サービスAサーバ31が提供する音声入力型サービスAのクライアント側のUIをマイクロフォン101や表示装置105を用いてユーザに提供する。すなわち、音声入力型サービスA_UI提供部1083は、マイクロフォン101から入力した音声をモバイル装置2を介して、音声入力型サービスAサーバ31に転送し、転送した音声に対する音声入力型サービスAの応答を表示装置105に表示する等の、当該応答に応じた処理を行う。
また、同様に、音声入力型サービスBがアクティブサービスに設定されている期間中のみ、音声入力型サービスB_UI提供部1084は、音声入力型サービスBサーバ32が提供する音声入力型サービスBのクライアント側のUIをマイクロフォン101や表示装置105を用いてユーザに提供する。すなわち、音声入力型サービスB_UI提供部1084は、マイクロフォン101から入力した音声をモバイル装置2を介して、音声入力型サービスBサーバ32に転送し、転送した音声に対する音声入力型サービスBの応答を表示装置105に表示する等の、当該応答に応じた処理を行う。
ここで、音声入力型サービスAサーバ31は、転送された音声が表すワードを認識し、認識したワードに応じた音声入力型サービスAの処理を行って処理結果を、音声の転送元に応答する。音声入力型サービスAサーバ31は、転送された音声が表すワードを認識できなかった場合や、認識したワードに応じた音声入力型サービスAの処理がない場合には、処理を行わない、もしくは、音声入力のエラーを応答する。
また、同様に、音声入力型サービスBサーバ32は、転送された音声が表すワードを認識し、認識したワードに応じた音声入力型サービスBの処理を行って処理結果を、音声の転送元に応答する。音声入力型サービスBサーバ32は、転送された音声が表すワードを認識できなかった場合や、認識したワードに応じた音声入力型サービスBの処理がない場合には、処理を行わない、もしくは、音声入力のエラーを応答する。
なお、音声入力型サービスA_UI提供部1083は、モバイル装置2の通信機能を利用して、音声入力型サービスAサーバ31にアクセスする、音声入力型サービスAサーバ31のクライアントとして動作するものであってもよいし、モバイル装置2と協調動作して、モバイル装置2において動作する音声入力型サービスAサーバ31のクライアントのUIを、マイクロフォン101や表示装置105を用いてユーザに提供する動作を行うものであってもよい。
同様に、音声入力型サービスB_UI提供部1084は、モバイル装置2の通信機能を利用して、音声入力型サービスAサーバ31にアクセスする、音声入力型サービスBサーバ32のクライアントとして動作するものであってもよいし、モバイル装置2と協調動作して、モバイル装置2において動作する音声入力型サービスBサーバ32のクライアントのUIを、マイクロフォン101や表示装置105を用いてユーザに提供する動作を行うものであってもよい。
次に、車載システム1が備えるワード関連サービステーブル103の例を図3に示す。
図示するように、ワード関連サービステーブル103には、ローカル音声入力型サービス、音声入力型サービスA、音声入力型サービスBのいずれかにおいて対応する有意な処理が行われるワード毎に、当該ワードに関連する処理を行えるサービスを表す関連サービスと、各関連サービス毎に登録された当該関連サービスを紹介する文章である紹介メッセージと、各関連サービス毎に登録された当該関連サービスの優先順位とが登録される。
ここで、関連サービスが行えるワードに関連する処理とは、当該ワードの音声入力によってユーザが意図していると考えられる要求に適した応答、動作を行う処理である。また、紹介メッセージは、ワードに関連する処理を、関連サービスに行わせるための音声入力の仕方の例示を含むメッセージとする。また、優先順位は、ワードに関連する処理として、当該ワードの音声入力によってユーザが意図していると考えられる要求に、より適合する応答や動作を行う関連サービスがより高い優先順位となるように設定する。
すなわち、たとえば、ワード「近くのガソリンスタンド」に関連する処理として、音声入力型サービスAとローカル音声入力型サービスが、現在位置近くのガソリンスタンドの検索処理を行い、音声入力型サービスBはワード「近くのガソリンスタンド」に関連する処理を行わない場合には、図3に例示したように、ワード関連サービステーブル103には、ワード「近くのガソリンスタンド」に対する関連サービスとして、音声入力型サービスAとローカル音声入力型サービスが登録される。
また、ワード「近くのガソリンスタンド」を音声入力するユーザの意図は、現在位置近くのガソリンスタンドを見つけ出すことであるので、現在位置近くのガソリンスタンドの検索をより正確に行える順に、関連サービスとして登録した音声入力型サービスAとローカル音声入力型サービスに優先順位が設定される。すなわち、たとえば、音声入力型サービスAが、ガソリンスタンドの廃業や新設などに応じて随時更新される施設データベースを用いて現在位置近くのガソリンスタンドの検索を行うものであり、ローカル音声入力型サービスが記憶装置に記憶したバージョンアップ時にのみ更新される施設データを用いて現在位置近くのガソリンスタンドの検索を行うものである場合には、音声入力型サービスAの方が、ローカル音声入力型サービスよりも、より最新の状況に整合するガソリンスタンドを正確に検索できるので、図3に例示したように、音声入力型サービスA、ローカル音声入力型サービスの順に優先順位が設定される。
また、関連サービスとして登録した音声入力型サービスAに対して紹介メッセージとして、音声入力型サービスAに現在位置近くのガソリンスタンドの検索処理を行わせることのできる音声入力の仕方の例を示す”新しいガソリンスタンド情報を検索するには、音声入力型サービスAに「近くのガソリンスタンド」と言ってみてください”といったような文章が登録され、関連サービスとして登録したローカル音声入力型サービスに対して紹介メッセージとしてローカル音声入力型サービスに現在位置近くのガソリンスタンドの検索処理とルート設定を行わせることのできる音声入力の仕方の例を示す”詳細なルートを設定したい場合には、ローカル音声入力型サービスに「近くのガソリンスタンド」と言ってみてください”といったような文章が登録される。
また、ワード「フロントカメラ」に関連する処理として、ローカル音声入力型サービスが、自動車に周辺装置107として備えたフロントカメラで撮影した映像の表示装置105への表示を開始する処理を行い、音声入力型サービスAと音声入力型サービスBがワード「フロントカメラ」に関連する処理を行わない場合、図3に例示したように、ワード関連サービステーブル103には、ワード「フロントカメラ」に対する関連サービスとしてローカル音声入力型サービスのみが最優先の優先順位を与えられて登録される。また、関連サービスとして登録したローカル音声入力型サービスに対して紹介メッセージとして、”フロントカメラ映像を表示するには、ローカル音声入力型サービスに「フロントカメラ」と言ってみてください”といったような文章が登録される。
また、ワード「天気」に関連する処理として、音声入力型サービスBが、今日の天気情報を提供するを処理を行い、ローカル音声入力型サービスと音声入力型サービスAがワード「天気」に関連する処理を行わない場合、図3に例示したように、ワード関連サービステーブル103には、ワード「天気」に対する関連サービスとして音声入力型サービスBのみが最優先の優先順位を与えられて登録される。また、関連サービスとして登録した音声入力型サービスBに対して紹介メッセージとして、”今日の天気情報を検索するには、音声入力型サービスBに「今日の天気」と言ってみてください”といったような文章が登録される。
次に、車載システム1のデータ処理装置108のサービス紹介処理部1081が行うサービス紹介処理について説明する。
図4に、サービス紹介処理の手順を示す。
図示するように、サービス紹介処理部1081は、サービス紹介処理において、音声認識エンジン102におけるマイクロフォン101から入力した音声が表すワードの認識の発生を監視する(ステップ402)。なお、音声認識エンジン102は、アクティブサービスが、ローカル音声入力型サービス、音声入力型サービスA、音声入力型サービスBのいずれであるかに関わらずに、マイクロフォン101から入力した音声の音声認識を行う。
そして、ワードの認識が発生したならば(ステップ402)、認識されたワードが、ワード関連サービステーブル103に登録されているかどうかを調べ(ステップ404)、登録されていなければステップ402からの処理に戻る。
一方、認識されたワードがワード関連サービステーブル103に登録されていれば、認識されたワードに対して、関連サービスとして、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスよりも優先順位の高い音声入力型サービスが登録されているかどうかを調べ(ステップ406)、登録されていなければステップ402からの処理に戻る。なお、ステップ406では、認識されたワードに対して、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスが関連サービスとして登録されていない場合には、関連サービスとして登録されている他の音声入力型サービスは、全て、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスよりも優先順位が高いものとする。
そして、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスよりも優先順位の高い音声入力型サービスが登録されている場合には、当該優先順位の高い音声入力型サービスである関連サービスに対してワード関連サービステーブル103に登録されている紹介メッセージを表示装置105に所定期間(たとえば、2秒)表示し(ステップ408)、ステップ402からの処理に戻る。
以上、データ処理装置108のサービス紹介処理部1081が行うサービス紹介処理について説明した。
図5に、このようなサービス紹介処理の処理例を示す。
図5aは、ローカル音声入力型サービスがアクティブサービスに設定されており、ローカル音声入力型サービスが「近くのガソリンスタンド」という音声入力されたワードに対して、GNNS受信器での測位位置を用いて算定した現在位置近くのガソリンスタンドを記憶装置に記憶された施設データから検索して、検索したガソリンスタンドの情報を表示装置105に表示する処理を行うものであり、音声入力型サービスAが「近くのガソリンスタンド」という音声入力されたワードに対して、車載システム1またはモバイル装置2から現在位置を取得し、現在位置近くのガソリンスタンドを音声入力型サービスAサーバ31に記憶された施設データベースから検索して、検索したガソリンスタンドの情報を応答する処理を行うものであり、音声入力型サービスA_UI提供部1083が応答されたガソリンスタンドの情報を表示装置105に表示する処理を行うものである場合についてのものである。
また、ワード関連サービステーブル103には、図3に示すように、ワード「近くのガソリンスタンド」に対して、関連サービスとして、優先順位1の音声入力型サービスAと、優先順位2のローカル音声入力型サービスが登録され、音声入力型サービスAの紹介メッセージとして”新しいガソリンスタンド情報を検索するには、音声入力型サービスAに「近くのガソリンスタンド」と言ってみてください”との文章が登録され、ローカル音声入力型サービスの紹介メッセージとして”新しいガソリンスタンド情報を検索するには、ローカル音声入力型サービスに「近くのガソリンスタンド」と言ってみてください”との文章が登録されている場合についてのものである。
この場合、ユーザが、「近くのガソリンスタンド」と音声入力すると、音声認識エンジン102によってワード「近くのガソリンスタンド」が認識され、アクティブサービスであるローカル音声入力型サービスを提供するローカル音声入力型サービス提供部1082によって、現在位置の近くのガソリンスタンドが記憶装置に記憶された施設データから検索され、検索結果が表示装置105に表示される。
また、サービス紹介処理部1081は、認識されたワード「近くのガソリンスタンド」に対してワード関連サービステーブル103に関連サービスとして、アクティブサービスであるローカル音声入力型サービスよりも優先順位の高い音声入力型サービスAが登録されているので、ワード関連サービステーブル103に音声入力型サービスAの紹介メッセージとして登録されている文章”新しいガソリンスタンド情報を検索するには、音声入力型サービスAに「近くのガソリンスタンド」と言ってみてください”を表示装置105に表示する。
次に、図5bは、音声入力型サービスBがアクティブサービスに設定されており、音声入力型サービスA、Bにおいては「フロントカメラ」という音声入力されたワードに対応する処理は存在せず、ローカル音声入力型サービスにおいては「フロントカメラ」という音声入力されたワードに対して自動車のフロントに設置されたカメラで撮影した映像を表示装置105に表示する処理を行うものである場合についてのものである。
また、ワード関連サービステーブル103には、図3に示すように、ワード「フロントカメラ」に対して、関連サービスとしてローカル音声入力型サービスのみが登録され、ローカル音声入力型サービスの紹介メッセージとして”フロントカメラ映像を表示するには、ローカル音声入力型サービスに「フロントカメラ」と言ってみてください”との文章が登録されている場合についてのものである。
なお、ここでは、音声入力型サービスA、Bにおいてはワード「フロントカメラ」に対して有意な処理は行われず、ローカル音声入力型サービスにおいてのみワード「フロントカメラ」に対して有意な処理が行われるので、関連サービスとしてローカル音声入力型サービスのみが優先順位1の関連サービスとして登録されている。
この場合、ユーザが、「フロントカメラ」と音声入力すると、音声入力型サービスB_UI提供部1084から音声が音声入力型サービスBサーバ32に転送され、ワード「フロントカメラ」に対応する処理が音声入力型サービスBにないことより、音声入力型サービスBサーバ32から、たとえば。「すみません、よくわかりません」といったようなエラー通知が応答され、音声入力型サービスB_UI提供部1084によって表示装置105に表示される。
一方、サービス紹介処理部1081は、ユーザの音声入力に対して音声認識エンジン102が認識したワード「フロントカメラ」に対してワード関連サービステーブル103に、アクティブサービスである音声入力型サービスBが登録されておらず、ローカル音声入力型サービスのみが登録されているので、ワード関連サービステーブル103にローカル音声入力型サービスの紹介メッセージとして登録されている文章”フロントカメラ映像を表示するには、ローカル音声入力型サービスに「フロントカメラ」と言ってみてください”を表示装置105に表示する。
以上、本発明の実施形態について説明した。
このような本実施形態によれば、ユーザがアクティブサービスに設定されている音声入力型サービスに対して音声入力を行ったときに、アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスよりも、ワードの音声入力の意図により適合する処理を行う他の音声入力型サービスが存在する場合には、当該他の音声入力型サービスがユーザに対して紹介される。
したがって、ユーザは、この紹介より、ワードの音声入力の意図により適合する処理を他の音声入力型サービスによって行えることを知得して、当該他の音声入力型サービスを利用することができるようになる。
ところで、以上の実施形態におけるデータ処理装置108のサービス紹介処理部1081が行うサービス紹介処理では、アクティブサービスが変更された後、もしくは、ステップ408で、紹介メッセージを表示装置105に表示した後、一定期間、または、一定回数、アクティブサービスへの音声入力が行われるまでは、紹介メッセージの表示を行わないようにしてもよい。
また、以上の実施形態の図4に示したサービス紹介処理の408は、ワード関連サービステーブル103に、音声入力されたワードの関連サービスとして登録されている、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスよりも優先順位の高い音声入力型サービスが所定数n(nは1以上の整数)より多く存在した場合には、優先順位が高いものより所定数nの音声入力型サービスを選定し、選定した音声入力型サービスについてのみ、その紹介メッセージを所定期間表示し、ステップ402に戻る処理としてもよい。
または、以上の実施形態の図4に示したサービス紹介処理のステップ406、408は、優先順位に関わらずに、ワード関連サービステーブル103に、音声入力されたワードの関連サービスとして登録されている、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービス以外の音声入力型サービス全てについて、その紹介メッセージを所定期間表示し、ステップ402に戻る処理としてもよい。また、この場合には、ワード関連サービステーブル103に、音声入力されたワードの関連サービスとして登録されている、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービス以外の音声入力型サービスが所定数n(nは1以上の整数)より多く存在する場合には、所定数n(nは1以上の整数)の音声入力型サービスを優先順位の順に、または、優先順位に関わらずに選定して、選定した音声入力型サービスについてのみ、その紹介メッセージを所定期間表示し、ステップ402に戻るようにしてよい。このようにしても、ユーザは、アクティブサービスに設定されている音声入力型サービスの他に、現用サービスに設定されている音声入力型サービスへのワードの音声入力の意図に整合する処理を行える他の音声入力型サービスの存在を知得して、当該他の音声入力型サービスを利用することができる。
また、以上の実施形態は、ワード関連サービステーブル103に、ローカル音声入力型サービス、音声入力型サービスA、音声入力型サービスBのいずれかにおいて対応する有意な処理が行われるワード毎に、ワードに関連する処理として、当該ワードの音声入力によってユーザが意図していると考えられる要求に最も適合する応答や動作を行う一つ音声入力型サービスのみを関連サービスとして登録するようにしてもよい。ただし、この場合には、図4に示したサービス紹介処理のステップ406は、認識されたワードに対して、ワード関連サービステーブル103に、関連サービスとして、現在アクティブサービスに設定されている音声入力型サービス以外の音声入力型サービスが登録されているかどうかを調べ、登録されていなければステップ402からの処理に戻り、登録されていればステップ408に進む処理とする。また、ステップ408は、認識されたワードに対して登録されている関連サービスに対してワード関連サービステーブル103に登録されている紹介メッセージを表示装置105に所定期間表示し、ステップ402に戻る処理とする。
また、以上の実施形態では、ローカル音声入力型サービスとサービス紹介処理部1081で一つの音声認識エンジン102を共用したが、これは、ローカル音声入力型サービスが用いる音声認識エンジン102とは別に、サービス紹介処理部1081が用いる音声認識エンジン102を設け、サービス紹介処理部1081において、これをローカル音声入力型サービスが用いる音声認識エンジン102に代えて用いるようにしてもよい。
1…車載システム、2…モバイル装置、31…音声入力型サービスAサーバ、32…音声入力型サービスBサーバ、101…マイクロフォン、102…音声認識エンジン、103…ワード関連サービステーブル、104…通信インタフェース、105…表示装置、106…入力装置、107…周辺装置、108…データ処理装置、1081…サービス紹介処理部、1082…ローカル音声入力型サービス提供部、1083…音声入力型サービスA_UI提供部、1084…音声入力型サービスB_UI提供部、1085…サービス制御部。

Claims (7)

  1. ワードの音声入力を受け付けて処理を行うサービスである音声入力型サービスを提供するサービス提供装置であって、
    相互に異なる複数の音声入力型サービスのうちの一つの音声入力型サービスのうちからユーザによって選択された一つの音声入力型サービスを、ユーザが利用可能な音声入力型サービスである現用サービスに設定する提供サービス制御手段と、
    ワード毎に、当該ワードに関連する処理を行うことができる音声入力型サービスを関連サービスとして登録したテーブルと、
    音声入力されたワードに対して関連サービスとして登録されている、前記現用サービスに設定されている音声入力型サービスでない音声入力型サービスである紹介サービスを紹介するメッセージである紹介メッセージをユーザに対して出力するサービス紹介手段とを有することを特徴とするサービス提供装置。
  2. 請求項1記載のサービス提供装置であって、
    前記テーブルには、ワード毎に、当該ワードに対して関連サービスとして登録されている音声入力型サービスに、当該ワードに関連する処理を行わせるための音声入力の仕方を案内する案内メッセージが登録されており、
    前記サービス紹介手段は、前音声入力されたワードに対して前記テーブルに登録されている、前記紹介サービスに音声入力されたワードに関連する処理を行わせるための音声入力の仕方を紹介する案内メッセージを含むメッセージを、前記紹介メッセージとしてユーザに対して出力することを特徴とするサービス提供装置。
  3. 請求項1または2記載のサービス提供装置であって、
    前記テーブルには、ワード毎に、当該ワードに対して関連サービスとして登録されている音声入力型サービスの優先順位が登録されており、
    前記サービス紹介手段は、音声入力されたワードに対して関連サービスとして登録されている、前記現用サービスに設定されている音声入力型サービスでない音声入力型サービスのうちの、前記テーブルに登録されている優先順位が、前記現用サービスに設定されている音声入力型サービスよりも高い音声入力型サービスのみを紹介サービスとして、当該紹介サービスを紹介する紹介メッセージをユーザに対して出力することを特徴とするサービス提供装置。
  4. 請求項1、2または2記載のサービス提供装置であって、
    前記テーブルには、ワード毎に、当該ワードの音声入力に対して当該ワードに関連する処理として最も適切な処理を行うことができる一つの音声入力型サービスのみが関連サービスとして登録されていることを特徴とするサービス提供装置。
  5. 請求項1、2、3または4記載のサービス提供装置であって、
    前記サービス紹介手段は、現用サービスに設定される音声入力型サービスが変更された後、もしくは、紹介メッセージをユーザに対して出力した後、所定期間、もしくは、所定回数の音声入力が発生するまで、前記紹介メッセージの出力を行わないことを特徴とするサービス提供装置。
  6. 請求項1、2、3、4または5記載のサービス提供装置であって、
    前記複数の音声入力型サービスは、当該サービス提供装置が単体で提供する音声入力型サービスと、当該サービス提供装置が提供を仲介する、通信を介してアクセス可能な音声入力型サービスとを含むことを特徴とするサービス提供装置。
  7. 請求項1、2、3、4または5記載のサービス提供装置であって、
    当該サービス提供装置は、自動車に搭載されており、
    当該サービス提供装置には、移動通信可能なモバイル装置を接続可能であり、
    前記複数の音声入力型サービスは、当該サービス提供装置が単体で提供する音声入力型サービスと、当該サービス提供装置が提供を仲介する、接続された前記モバイル装置の移動通信を介してアクセス可能な音声入力型サービスとを含むことを特徴とするサービス提供装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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