JP2020170106A - 撮像装置 - Google Patents

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慎司 尾花
英明 百瀬
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英明 百瀬
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圭那絵 中森
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Abstract

【課題】撮像装置の本体部に対して撮影レンズなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させる。【解決手段】可動部20には撮影レンズ50が着脱可能に装着され、可動部は移動可能に本体部30に支持される。操作部202の操作によって少なくとも可動部の本体部に対する相対的な移動が規制されると、可動部に対する撮影レンズの着脱が行えるようになる。【選択図】図2

Description

本発明は、撮像装置に関し、特に、撮像装置本体に対して交換レンズユニットなどのアクセサリ部材が着脱可能な撮像装置に関する。
近年、インターネットなどの通信ネットワークを用いた動画配信サービスが普及している。そして、情報通信端末のデータ処理能力が向上し、高画質な動画コンテンツを手軽に利用可能な環境となっている。
このような環境において、動画を撮像する撮像装置に対して高画質化の要望が高まっている。このような撮像装置では、大型の固体撮像素子を搭載して、大口径の交換レンズユニットの組み合わせによって高画質な動画を記録ようにしている。
ところで、デジタルカメラなどには、カメラ本体に対して交換レンズユニットおよびグリップ(把持部材)などの様々なアクセサリを着脱可能として、ユーザーの要望に応じた多様な撮影および映像記録を可能とするものが知られている(特許文献1)。
特許文献1においては、例えば、カメラ本体よりも把持部材の把手部が下方に位置する第1の姿勢と、把手部がカメラ本体よりも上方に位置する第2の姿勢との間で把持部材をカメラ本体に対して変位可能としている。これによって、把持部材を持ち替えることなく、ハイアングル撮影およびローアングル撮影を切り替えて多様な撮影スタイルに対応することができるようにしている。
特開2015−207886号公報
しかしながら、上述の特許文献1に記載の撮像装置では、例えば、把手部を掴んだ状態で交換レンズユニットを交換する際には、交換レンズユニットに接続されたカメラ本体のマウント部が把持部材に対して相対的に動いてしまう恐れがある。つまり、特許文献1に記載の撮像装置では、把手部を掴んだ状態で交換レンズユニットを交換することがうまくできないことがあり、レンズ交換の際の交換操作に手間取ってしまう。
そこで、本発明の目的は、撮像装置本体に対して交換レンズユニットなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させることができる撮像装置を提供することにある。
上記の目的を達成するため、本発明による撮像装置は、撮影レンズが着脱可能に装着される可動部と、前記可動部を移動可能に支持する本体部と、前記可動部の前記本体部に対する相対的な移動を規制する規制手段と、少なくとも前記規制手段によって前記可動部の本体部に対する相対的な移動が規制された状態となると前記可動部に対する前記撮影レンズの着脱を許可する許可手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、撮像装置本体(本体部)に対して撮影レンズなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させることができる。
本発明の第1の実施形態による撮像装置の外観を示す斜視図である。 図1に示す撮像装置の構成についてその一例を示すブロック図である。 図1に示す可動部を分解して示す斜視図である。 図1に示す操作部を分解して示す斜視図である。 図4に示す操作部の断面図である。 図2に示すチルト回転規制部の構造を示す断面図である。 図1に示すレンズ回転規制部の構造を分解して示す斜視図である。 図3に示すスライダの動作とレンズ回転規制部の動作との関係を拡大して示す断面図である。 図4に示す操作部における各ポジションとヒンジユニットの操作トルクおよびレンズユニットの取外し可否との関係を示す図である。 本発明の第2の実施形態による撮像装置で用いられる操作部の一例を拡大して示す図である。 本発明の第3の実施形態による撮像装置で用いられる操作部の一例を拡大して示す図である。 本発明の第4の実施形態による撮像装置で用いられる操作部の一例を拡大して示す図である。
以下に、本発明の実施の形態による撮像装置の一例について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、本発明の第1の実施形態による撮像装置の外観を示す斜視図である。そして、図1(a)は正面側から見た斜視図であり、図1(b)は背面側から見た斜視図である。
図示の撮像装置10は、可動部20および固定部(本体部)30を有する撮像装置本体を備えている。そして、可動部20はヒンジユニット(接続部)40によって固定部30に取り付けられており、可動部20はヒンジユニット40によって固定部30に対する位置が変化可能である。可動部20には交換レンズユニット(以下単にレンズユニットと呼ぶ)50が着脱可能に取り付けられる。
レンズユニット(撮影レンズ)50は、例えば、所謂バヨネット式の取り付け構造によって可動部20に取り付けられる。つまり、レンズユニット50にはバヨネット爪部507が形成され、可動部20にはレンズマウント211が形成されている。可動部20にレンズユニット50を取り付ける際には、まず、レンズマウント211の内側に形成された切欠きにバヨネット爪部507の突出部を位置合わせする。そして、レンズユニット50を可動部20に挿入して、レンズユニット50の光軸を中心としてレンズユニット50を回転させて可動部20に装着する。
さらに、レンズマウント211には、レンズ回転規制部204の一部である可動ピン(図示せず)が突出して形成されている。可動ピンがレンズユニット50に形成された凹部508に係合することによって、レンズ回転規制部204は、可動部20にレンズユニット50が装着された状態から外れてしまうことを規制する。
一方、レンズユニット50を可動部20から取り外す際には、操作部202を操作して可動ピンを内側に退避させてバヨネット爪部507とレンズマウント211との係合を解除する。なお、操作部202を含む可動部20については後述する。
レンズユニット50が可動部20に装着された状態では、可動部20備えられたインターフェース部(IF:図1には示さず)とレンズユニット50に備えられたインターフェース部(図1には示さず)が電気的に接続される。これによって、後述するように、レンズユニット50と可動部20とは相互通信を行うことができる。
可動部20はヒンジユニット40に保持されている。ヒンジユニット40はチルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402を有する2軸ヒンジである。チルト回転ヒンジ401は回転軸Tに回転可能に可動部20に固定されている。また、パン回転ヒンジ402は回転軸Pに回転可能に固定部30に固定されている。
これによって、チルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402を回転操作することによって固定部30に対して可動部20およびレンズユニット50を様々な姿勢に遷移させることができる。
固定部30には表示部303が備えられている。表示部303は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)又は有機EL(Electro−luminescence)ディスプレイである。表示部303には、撮影によって得られた画像および撮影条件を設定する画面などが表示される。なお、表示部303はタッチパネル機能を有するディスプレイあってもよい。
固定部30には把持部304が備えられている。把持部304は固定部30の端部に形成されており、その表面は弾性を有する材料によって成形されている。例えば、エチレンプロピレンジエンゴム(EPDM)又はシリコンゴムなどが表面用の材料として採用される。
ユーザーは把持部304を一方の手で保持した状態で、他方の手でレンズユニット50および可動部20を自由に回転操作することによって様々なアングルで撮影を行うことができる。可動部20にはアクセサリシュー209が備えられており、アクセサリシュー209には、レンズユニット以外の外部アクセサリが取り付けられる。例えば、アクセサリシュー209には、外部アクセサリとしてビデオライト又は外付けマイクなどが装着される。
図2は、図1に示す撮像装置の構成についてその一例を示すブロック図である。
レンズユニット50は撮影光学系501を有しており、撮影光学系501は複数のレンズ、これらレンズを保持するホルダ、ズームレンズ機構、フォーカスレンズ機構、および振れ補正レンズ機構を備えている。
さらに、レンズユニット50は絞りユニット502を有しており、絞りユニット502として、例えば、複数の薄い遮光シートを駆動させて光軸を中心に規定された開口の大きさを可変する光彩絞りユニットが用いられる。
レンズ駆動部503は、ズームレンズ機構、フォーカスレンズ機構、振れ補正レンズ機構、および絞りユニット502を駆動するためのアクチュエータを備えている。そして、これら機構およびユニットの各々に用いられるアクチュエータは駆動に必要な推力、速度、ストローク、停止精度、消費電力、および製造コストなどを考慮して適宜選定される。例えば、アクチュエータとして、DCモータ、ステッピングモータ、又はUSM(Ultrasonic Motor)などが用いられる。
レンズ制御部504はモータドライバICを有しており、レンズ駆動部503に備えられた各種のアクチュエータを駆動制御する。レンズユニット50および可動部20をインターフェース部(IF)506および205によって電気的に接続することによってレンズ制御部504および中央制御部207は相互通信が可能となる。
レンズユニット50はさらに振れ検出部505を備えており、振れ検出部505として、例えば、ジャイロセンサ又は加速度センサが用いられる。振れ検出部505の出力である振れ検出結果はレンズ制御部504に送られる。そして、レンズ制御部504はIF506および205を介して振れ検出結果をアナログ信号又はデジタルデータとして中央制御部207に送る。
可動部20には、撮像部201が備えられている。撮像部201はCCD(Charge Coupled Device)センサ又はCMOS(Complementary MOS)センサなどの撮像素子を備えるとともにローパスフィルタを有している。ローパスフィルタは赤外線の入射を阻止して色モアレなどの発生を防止する。撮影光学系502およびローパスフィルタを介して撮像素子に光学像が結像し、撮像部201は光学像に応じた画像信号を出力する。
中央制御部207は、撮像装置10全体を制御するCPU(中央演算処理装置)を有している。撮像部201の出力である画像信号は中央制御部207に送られ、中央制御部207は所定の画像処理を行って画像データを生成する。なお、所定の画像処理には、画像切り出しおよび回転処理による電子防振処理が含まれる。
中央制御部207は上記の画像データを記録部210に記録する。この際、中央制御部207は撮影日時および撮影の際の撮像装置10の設定条件などを記録する。
操作部202は、レンズユニット50を可動部20から取り外す際にユーザーが操作する部材であって、複数のポジションを遷移可能である。操作部位置検出部203は、操作部202のポジションを検出する。例えば、操作部位置検出部203は受光量に応じて出力信号が変化する透過型のフォトインタラプタなどによって操作部202のポジションを検出する。
操作部位置検出部203によって得られたポジション検出結果は中央制御部207に送られる。さらに、操作部202はレンズ回転規制部204と連動する。そして、レンズ回転規制部204の一部である可動ピンはレンズマウント211の表面から突出するポジションとレンズマウント211の表面から退避するポジションとの間を往復動可能である。
なお、操作部位置検出部203による検出手法および操作部202とレンズ回転規制部204との連動について後述する。
前述のように、可動部20は、ヒンジユニット40に回転可能に保持され、ヒンジユニット40はチルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402を有している。チルト回転ヒンジ401には、回転軸Tの周囲に取り付けられたチルトロータ403が備えられている。チルトロータ403は可動部20の内部に配置され、チルト回転ヒンジ401に固定される。
さらに、可動部20には、チルト回転規制部208が備えられており、チルト回転規制部208はチルトロータ403と対向する位置に配置され、可動部20とともに回転軸Tに関して回転可能に保持されている。チルト回転規制部208として、例えば、電子制御によって可動ピンを前後にスライド駆動させるリニアソレノイドアクチュエータが用いられる。
中央制御部207の制御下で、チルト回転規制部208は可動ピンをチルトロータ403の表面に押し付けるポジションと可動ピンをチルトロータ403の表面から退避するポジションとの間を往復移動する。可動ピンがチルトロータ403の表面を押圧しているポジションにおいては、チルト回転ヒンジ401に対して可動部20を回転させる摩擦負荷が増大して可動部20は容易に回転しない状態となる。
一方、可動ピンがチルトロータ403の表面から退避しているポジションでは、摩擦負荷が減少して所定の量の動トルクで可動部20は円滑に回転する状態となる。
可動ピンがチルトロータ403の表面から退避しているポジションにおいて、ヒンジユニット40は、チルト回転ヒンジ401、およびパン回転ヒンジ402が停止した状態で所定量の保持力を有する。当該保持力はレンズユニット50および可動部20の重量を受けた状態でヒンジユニット40が停止姿勢を維持する静トルクよりも高くなるように設定されている。
よって、当該ポジションではユーザーが被写体にレンズユニット50を向けてヒンジユニット40の回転を停止させると、レンズユニット50および可動部20はそのままの姿勢を維持することができる。
パン回転ヒンジ402には、回転軸Pの周囲に取り付けられたパンロータ404が備えられている。パンロータ404は固定部30の内部に配置され、パン回転ヒンジ402に固定される。
さらに、固定部30には、パン回転規制部305が備えられている。パン回転規制部305は、パンロータ404と対向する位置に配置され、固定部30に固定保持される。パン回転規制部305として、チルト回転規制部208と同様にリニアソレノイドアクチュエータなどが用いられる。
中央制御部207の制御下で、パン回転規制部305はチルト規制部208と同様に往復移動する。具体的には、パン回転規制部305は可動ピンをパンロータ404の表面に押し付けるポジションと可動ピンをパンロータ404の表面から退避するポジションとの間を往復移動する。可動ピンがパンロータ404の表面を押圧しているポジションでは、固定部30に対してパン回転ヒンジ402を回転させる摩擦負荷が増大して可動部20は容易に回転しない状態となる。
一方、可動ピンがパンロータ404の表面から退避しているポジションでは、摩擦負荷が減少して可動部20は円滑に回転する状態となる。
中央制御部207は操作部位置検出部203の出力であるポジション検出結果に応じてチルト回転制御部208およびパン回転制御部305を制御する。当該制御の手法については後述する。
可動部20にはさらに振れ検出部206が備えられている。振れ検出部206として、例えば、ジャイロセンサ又は加速度センサが用いられる。振れ検出部206の出力である振れ検出結果はアナログ信号又はデジタルデータとして中央制御部207に送られる。
前述のように、固定部30には把持部304が備えられている。この把持部304は固定部30の端部に形成されており、その表面には弾性を有する材料が用いられる。そして、ユーザーが把持部304を握った状態で操作可能な位置に操作部301が配置される。
さらに、固定部30には、電源部302および表示部303が備えられている。前述のように、表示部303には、撮影によって得られた画像および撮影条件を設定する画面などが表示される。電源部302として、例えば、アルカリ2次電池又はリチウムイオン2次電池などを搭載したバッテリパックが用いられる。そして、電源部302はヒンジユニット40の内部に配線されたワイヤハーネスなどを介して中央制御部207と電気的に接続されて、撮像装置10に電源を供給する。
図3は、図1に示す可動部を分解して示す斜視図である。
レンズマウント211は、ビス215a〜215dによってベース部材212に固定される。ベース部材212は金属ダイキャスト部品を備え、例えば、マグネシウム合金ダイキャスト又はアルミ合金ダイキャストが用いられる。さらに、ベース部材212はレンズ回転規制部204およびインターフェース部205を備えている。
インターフェース部205は、複数の接点ピン、コイルばねなどの付勢部材、これらを内包する樹脂ケースを有し、複数の接点ピンが樹脂ケースの開口部から突出している。そして、接点ピンは付勢部材(図示せず)によって裏側から常時付勢されている。さらに、接点ピンは樹脂ケースの表面から内部方向にスライド移動可能である。
インターフェース部205には、フレキシブルプリント基板214が接続されており、上記の接点ピンの突出位置に応じて、フレキシブルプリント基板の内部に配線された導電パターンと接点ピンとが電気的に導通する。接点ピンを樹脂ケースの表面から内部方向に所定量押し込むことによって、接点ピンと導電パターンとは電気的に導通する。
可動部20には側面カバー213が備えられている。側面カバー213にはアクセサリシュー209が2本のビス216によって固定される。そして、ビス217aおよび217bがアクセサリシュー209に形成されたビス穴から側面カバー213の逃げ穴を介してベース部材212に締結される。これによって、側面カバー213はベース部材212に固定される。
その後、ベース部材212に撮像部201がビス223a〜223cによって固定される。前述のように、撮像部201は撮像素子およびローパスフィルタを有している。さらに、撮像部201は撮像素子を内包して、当該撮像素子と電気的に接続された硬質パッケージを有している。そして、硬質パッケージはプリント基板に実装され、プリント基板には種々の電子部品が実装されるとともに、硬質パッケージは金属プレートに予め接着固定される。
硬質パッケージとして、例えば、セラミック基材の多層基板が用いられ、硬質パッケージの内部には導体パターンが形成される。そして、当該導体パターンの一部は表面に露出した電極端子に接続されており、この電極端子の一部と撮像素子とはワイヤボンディングなどの手法によって電気的に接続される。
さらに硬質パッケージの電極端子は、種々の電子部品とともにリフロー半田付けなどによってプリント基板に実装される。金属プレートは撮像部201をベース部材212に取り付けるための部材であり、金属プレートに硬質パッケージを位置合わせした後、硬質パッケージの側面と金属プレートの端面を接着固定する。なお、接着固定の際に用いる接着剤として、例えば、紫外線の照射による光エネルギーに反応して硬化する紫外線硬化樹脂が用いられる。
上記の撮像部201とベース部材212とは、その間にコイルばね222a〜222cを挟み込んだ状態でビスによって固定される。これによって、撮像部201はベース部材212に光軸方向に若干量変位可能に支持されることになる。そして、ビス223a〜223cの締め込み量を調整することによってベース部材212に対する撮像部201の撮像面の傾きが調整される。当該調整が完了すると、ビス223a〜223cの緩みを防止するため金属プレートと各ビスとを接着固定する。
前述のチルト回転ヒンジ401には、可動部20に固定される2つのアーム部が備えられている。そして、一方のアーム部にはホルダ218が当該アーム部に対して回転軸Tの回りに回転可能に保持される。他方のアーム部にはホルダ219が当該アーム部に対して回転軸Tの回りに回転可能に保持される。ホルダ219を保持するアーム部はその内部が中空構造になっており、当該中空部にハーネス405が挿通され、パン回転ヒンジ402の内部に配線される。
ハーネス405は、さらにパン回転ヒンジ403の内部から固定部30の内部まで配線され、操作部301、電源部302、表示部303、およびパン回転規制部305などと電気的に接続される。
ホルダ218にはチルト回転規制部208が接合される。チルト回転規制部208として、前述のように、電子制御によって可動ピンを前後にスライド駆動させるリニアソレノイドアクチュエータなどが用いられる。そして、アクチュエータ端子にはハーネスが接続される。
ホルダ218および219にはそれぞれビス締結穴が形成されており、ビス220aおよび220bによってホルダ218がベース部材212に固定され、ビス221aおよびビス221bによってホルダ219がベース部材212に固定される。
シャーシ224には複数のビス締結穴が形成されており、ビス225aおよび225bによってシャーシ224は側面カバー213に固定される。さらに、シャーシ224にはプリント基板226がビス228a〜228cによってビス締結で固定される。
プリント基板226には種々の電子部品がリフロー半田付けなどによって実装される。例えば、プリント基板226には、振れ検出部206、中央制御部207、および記録部210が実装される。さらに、プリント基板226には複数のコネクタが実装されており、フレキシブルプリント基板214、ハーネス405、チルト回転規制部208がプリント基板226に電気的に接続される。
フレキシブルプリント基板227の一端はプリント基板226に接続され、他端は撮像部201に搭載されたプリント基板に接続される。これによって、撮像部201とプリント基板226とが電気的に接続される。
背面カバー229には操作部202が備えられる。操作部202にはフレキシブルプリント基板230が延出しており、プリント基板226に実装されたコネクタに操作部202を接続した後、側面カバー213と背面カバー229とが係合される。
背面カバー229には側面カバー213に係合するための係合爪が複数個所形成されている。側面カバー213には、係合爪に対向する位置に係合爪が取り付けられる溝部が形成されている。背面カバー229を側面カバー213に組み付けると、係合爪が溝部に係合して抜け止めとして作用する。より確実にこれらカバーの外れを防止するために適宜係合部分を接着固定するようにしてもよい。
図4は、図1に示す操作部を分解して示す斜視図である。
図示のように、背面カバー229には開口部229aが形成されている。この開口部229aには背面カバー229の内側からスライダ231に備えられたスライドノブ231aが挿入される。スライダ231にはフランジ231bが形成されており、フランジ231bによってスライドノブ231aと開口部229aとの隙間が覆われて操作部202の内部が露出しないようにしている。
さらに、背面カバー229には収容部229bが形成されている。収容部229bにはボール232およびコイルばね233が組み込まれる。スライダ231には溝部231fが形成されており、背面カバー229にスライダ231、ボール232、およびコイルばね233を組み込んだ際、コイルばね233の弾性付勢力によってボール232が溝部231fに押圧される。
ベース部材234には、位置決め穴234dおよび振れ止め穴234eが形成されている。そして、背面カバー229にはボス229cおよび229dが形成されている。位置決め穴234dにボス229cを挿通し、振れ止め穴234eにボス229dを挿通して背面カバー229にベース部材234を位置合わせする。その後、ビス235aおよび235bによってベース部材234を背面カバー229に固定する。
ベース部材234には長尺状の貫通孔234aおよび234bが形成されている。一方、スライダ231にはボス231cおよび231dととともに長板状の突起形状を形成するセンサフラグ231eが形成されている。背面カバー229にスライダ231およびベース部材234を組み込むと、貫通孔234aにボス231cおよび231dが挿通される。さらに、貫通孔234bにセンサフラグ231eが挿通される。
スライダ231は背面カバー229に対して貫通孔234aおよび234bの延伸方向にスライド移動可能に保持される。スライダ231に形成された溝部231fにおいては、3つの溝がスライダ231のスライド移動方向に並んで形成される。
ここでは、常にボール232がコイルばね233の弾性付勢力によって溝部231fを押圧するので、ボール232と溝部231fのいずれかの溝とが対向すると、溝内にボール232が入り込む。コイルばね233による押圧力に抗してスライドノブ231aを操作してスライダ231をスライド移動させると、ボール232が溝内から隣接する他の溝内に移動する。そして、その過程で操作力が変化してスライドノブ231aを操作する際にクリック感が得られる。
図示の例では、溝部231fはA1、A2、およびA3で示す3つの溝が形成されているので、スライダ231は3つのポジションを往復移動可能である。
フレキシブルプリント基板230にはフォトセンサ230aが実装されている。フォトセンサ230aには、例えば、発光素子および受光素子を一つのパッケージに組み込み、受光の有無に応じて非接触で移動体の検出を行うフォトインタラプタが用いられる。
操作部位置検出部23はフレキシブルプリント基板230とフォトセンサ230aとによって構成される。ベース部材234の貫通孔234bには、センサ装着部234cが形成されている。センサ装着部234cは、フォトセンサ230aのパッケージ外形とほぼ同一寸法の切欠き部を備え、当該切欠き部にフォトセンサ230aを装着してフレキシブルプリント基板230をベース部材234に固定する。
なお、フレキシブルプリント基板230の一部をベース部材234に接着固定するようにしてもよい。
図5は、図4に示す操作部の断面図である。そして、図5(a)は操作部が第1のポジションに位置する状態を示す断面図であり、図5(b)は操作部が第2のポジションに位置する状態を示す断面図である。また、図5(c)は操作部が第3のポジションに位置する状態を示す断面図である。
図5(a)にはボール232が溝A1に位置する(入り込んでいる)第1のポジション(以下ポジションA1という)である場合の操作部202の断面が示されている。さらに、図5(b)にはボール232が溝A2に位置する第2のポジション(以下ポジションA2という)である場合の操作部202の断面が示されている。さらに、図5(c)にはボール232が溝A3に位置する第3のポジション(以下ポジションA3という)である場合の操作部202の断面が示されている。
ここで、フォトセンサ230aの発光素子(発光部)と受光素子(受光部)とを直線で結んだ線分の領域を検出部230bとする。ポジションA1においては、検出部230bに障害物の干渉がなく、発光素子から照射される光は受光素子に到達する。
ポジションA2においては、スライダ231の移動によってセンサフラグ231eが検出部230bに進入する。この結果、発光素子から照射された光はセンサフラグ231eで反射して、受光素子に到達しない。
ポジションA3においては、スライダ231がさらに移動して、センサフラグ231eが検出部230bに進入した状態が維持される。従って、ポジションA2と同様に、ポジションA3においても発光素子から照射された光はセンサフラグ231eによって反射して、受光素子に到達しない。なお、操作部202がポジションA1からポジションA2に遷移するタイミングにおいて検出部230bによる検出結果が変化する。
図6は、図2に示すチルト回転規制部の構造を示す断面図である。そして、図6(a)はチルトロータの表面からプランジャが退避する状態を示す断面図であり、図6(b)はチルトロータの表面にプランジャを押し付ける状態を示す図である。
前述のように、チルト回転規制部208はチルトロータ403と対向する位置に配置され、回転軸Tに対して回転可能に保持されている。図示の例では、チルト回転規制部208は電子制御によってプランジャ208cを前後にスライド駆動させるリニアソレノイドアクチュエータである。
ケース208a内には、固定鉄芯208b、プランジャ208c、コイルばね208d、ボビン208e、およびコイル208fが収納されている。固定鉄芯208bはコイル208fに電流を流すことによって磁界が発生するとプランジャ208cを吸引する部材である。なお、固定鉄芯208bはケース208aの底部に接着固定される。
プランジャ208cは可動鉄芯を用いたソレノイドの駆動部品である。プランジャ208cと固定鉄芯208bとの間にコイルばね208dを挿入することによって、プランジャ208cは常時回転軸Tの回転中心方向に付勢される。ボビン208eにはコイル208fが巻回され、ボビン208eはケース208a内に固定される。その後、蓋208gによってケース208aが封止される。
チルト回転規制部208は、図6(a)に示す状態と図6(b)に示す状態との間において往復移動可能である。プランジャ208cとチルトロータ403との間には、摺動シート208hが挿入されている。摺動シート208hは耐摩耗性の高い素材によって成形される。プランジャ208cが摺動シート208hを介してチルトロータ403の表面を押圧するポジションでは、チルト回転ヒンジ401に対して可動部20を回転させる摩擦負荷が増大して容易に可動部200は回転しない。
一方、可動ピンがチルトロータ403の表面から退避しているポジションにおいては、摩擦負荷が減少して可動部200は円滑に回転する。摺動シート208hに用いる材質に応じて摩擦負荷の調整が可能であり、摺動シート208hの材料として、例えば、ポリアセタール(POM)シート、ナイロンシート、又はゴムシートが適宜用いられる。
固定部30内に配置されたパン回転規制部305はチルト回転規制部208と同様の構成を有しており、パン回転ヒンジ402に回転可能に保持される。パン回転規制部305はパンロータ404の表面からプランジャ(図示せず)が退避するポジションとプランジャがパンロータ404の表面を押圧するポジションとの間で往復移動する。
チルト回転規制部208およびパン回転規制部305は、央制御部207の制御かで同一の動作を行う。例えば、チルト回転規制部208がチルトロータ403の表面にプランジャ208cを押圧する方向に移動した場合には、パン回転規制部305も同様にプランジャがパンロータ404を押圧する方向に移動する。また、チルト回転規制部208がチルトロータ403の表面からプランジャ208cが退避する方向に移動した場合には、パン回転規制部305も同様にプランジャがパンロータ404から退避する方向に移動する。
中央制御部207は、操作部202においてセンサフラグ231eが検出部230bに進入している際には、常にプランジャがチルトロータ403およびパンロータ404を押圧する方向に移動するように制御する。一方、操作部202においてセンサフラグ231eが検出部230bに進入していない場合には、中央制御部207は常にプランジャがチルトロータ403およびパンロータ404から退避する方向に移動するように制御する。
図7は、図1に示すレンズ回転規制部の構造を分解して示す斜視図である。また、図8は図3に示すスライダの動作とレンズ回転規制部の動作との関係を拡大して示す断面図である。そして、図8(a)は第1のポジションから第2のポジションに移行させる際の断面図であり、図8(b)は第2のポジションから第2のポジションに移行させる際の断面図である。
なお、ここでは、説明の便宜上、光軸と平行な方向に対して被写体側を前方とし、レンズマウント211から見て背面カバー229側を後方とする。そして、図示のように、X軸、Y軸、およびZ軸座標を規定する。
図7および図8を参照して、レンズ回転規制部204はベース部材212に組み付けられる。ここでは、まず、可動ピン204bがその軸の一端をレンズマウント211に形成された貫通穴212aに挿通して収容部204aに収容される。さらに、前方からコイルばね204cを可動ピン204bの軸の他端側に挿通してカバー204dを収容部204aに組み付ける。この状態では、可動ピン204bは常にコイルばね204cによって後方に付勢されて保持される。可動ピン204bの後方側の先端はレンズマウント211に形成された貫通穴212aから若干量突出する位置で停止する。
次に、ベース部材212にスライダ204eをベース部材212の後方から組み付ける。ベース部材212にはばね掛け部212bが形成されており、ばね掛け部212bにコイルばね204fを装着して、スライダ204eを+Y方向に付勢して保持する。そして、スライダカバー204gを後方から組み付けて、ビス204hおよび204iで締結する。
ベース部材212には、ボス212cおよび212dが形成されており、ボス212cおよび212dはY軸方向に並ぶように配置される。スライダ204eにはY軸方向に延在するスリット240aが形成されており、スリット240a内にボス212cおよび212dを挿通させてベース部材212にスライダ204eを組み付ける。ボス212cおよび212dの直径とスリット240aのスリット幅とは嵌合寸法になっており、スライダ204eはベース部材212に対してY軸方向にスライド移動可能に保持される。
スライダ204eは、可動ピン204bの後方側端部が当接する当接面240bを有している。当該当接面240bは前方に突出する前方平面部240dと、この平面部240dよりも一定量後方に位置する後方平面部240eと、これら2つの平面部を緩やかな斜面で繋ぐ斜面部240fとを有している。
ベース部材212にレンズ回転規制部204を組み付けた状態では、図8(a)に示すようにスライダ204eはコイルばね204fの付勢力を受けて+Y方向に片寄せられる。この際、可動ピン204bの後方側端部は前方平面部240dに当接して、可動ピン204bの前方側端部はレンズマウント211の貫通穴から一定量露出する位置で保持される。
スライダ204eにはさらに受け面240cが形成されている。スライダ204eは受け面240cに対して+Y方向から−Y方向に向けて押圧することによってY軸方向にスライド移動する。受け面240cの上部には操作部202を構成するスライダ231のボス231dが対向する。
図8(a)において、実線で示すボス231dは、スライダ231が第1のポジション(ポジションA1)の際の停止位置を示す。そして、二点鎖線で示すボス231dは、スライダ231が第2のポジション(ポジションA2)の際の停止位置を示す。ポジションA1からポジションA2に移行する間、ボス231dは受け面240cから一定の距離離間した状態を維持する。
図8(b)に示す状態はスライダ231をポジションA2からさらにポジションA3に移行させた際の状態を示す。図示の状態では、ボス231dはスライダ204eの受け面240cを−Y方向に押圧してスライダ204eを−Y方向にスライド移動させる。すると、可動ピン204bの後方側端部は前方平面部240dに当接した状態から斜面部240fを滑って後方平面部240eに当接する。
この結果、可動ピン204bはコイルばね204cの付勢力を受けて+Z方向に移動する。そして、図8(b)に示すように、可動ピン204bの前方側端部はマウント211の貫通穴内に退避する位置で保持される。
可動部20にレンズユニット50が装着されている場合、可動ピン204bがマウント211の貫通穴に退避することによってレンズユニット50が光軸を中心として回転可能となって、レンズユニット50を取り外すことができる(つまり、許可される)。
再度スライダ231をポジションA3からポジションA2、そして、ポジションA1に移行すると、スライダ204eはコイルばね204fの付勢力を受けて+Y方向にスライド移動して、図8(a)に示す状態に復帰する。この際、コイルばね204cによって可動ピン204bが+Z方向にスライダ231を押圧する力に応じた摩擦などを受けてスライダ204eが図8(a)に示す状態に復帰する動作を阻止する。
一方、コイルばね204cおよび204fでは、上記の摩擦力に抗してスライダ204eが+Y方向に移動可能な押圧力を確保するようにばね定数が設定されている。よって、スライダ231をポジションA3からポジションA2、そして、ポジションA1に移行すると、スライダ204eは図8(a)に示す状態に復帰する。
図9は、図4に示す操作部における各ポジションとヒンジユニットの操作トルクおよびレンズユニットの取外し可否との関係を示す図である。
前述のように、操作部202のポジションがポジションA1の場合、チルト回転規制部208およびパン回転規制部305はそれぞれチルトロータ403およびパンロータ404からプランジャが退避する方向に移動して停止している。この際、ヒンジユニット40はチルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402に掛かる摩擦負荷が少なく円滑に動作する。
操作部202のポジションがポジションA2およびA3の場合、チルト回転規制部208およびパン回転規制部305はそれぞれチルトロータ403およびパンロータ404にプランジャが押圧する方向に移動している。この際、チルト回転ヒンジ401およびパン回転ヒンジ402に掛かる摩擦負荷が増大し、ヒンジユニット40は少ない操作力では動作しない。
操作部202のポジションがポジションA1およびA2の場合、可動ピン204bの後方側端部は当接面240bの前方平面部240dに当接し、可動ピン204bの前方側端部はレンズマウント211の貫通穴から露出する位置で保持される。従って、操作部202のポジションがポジションA1およびA2の場合には、レンズユニット50の回転が規制されてレンズユニット50を取り外すことができない。
操作部202のポジションがポジションA3の場合、可動ピン204bの後方側端部は当接面240bの後方平面部240eに当接し、可動ピン204bの前方側端部がマウント211の貫通穴内に退避する位置で保持される。従って、操作部202のポジションがA3の場合には、レンズユニット50は回転規制されず、レンズユニット50を取り外すことができる。
撮像装置10を用いて撮影を行う場合、ユーザーは操作部202のポジションをポジションA1に合わせて撮影を行う。この場合には、ユーザーはヒンジユニット40を円滑に動作させて、様々な被写体の撮影を円滑に行うことができる。
前述のように、ポジションA1においては、レンズユニット50は可動部20にロックされており、撮影中不意にレンズユニット50が外れて落ちてしまうなどの恐れがない。さらに、ヒンジユニット40を任意のポジションで固定して撮影したいというユースケースでは、操作部202のポジションをポジションA2に切り替えれば所望の撮影を行うことができる。この際にも、撮影中に不意にレンズユニット50が外れて落ちてしまうなどの恐れはない。
撮像装置10においてレンズユニット50を交換する場合には、操作部202のポジションをポジションA3に移行させる。ここでは、ポジションA3に移行する前のポジションが必ずポジションA2となるようにされている。つまり、ポジションA1からポジションA3に移行する場合も、ポジションA2を経由することになる。
従って、レンズユニット50を交換する際には、まずヒンジユニット40の操作トルクを重い状態に移行した後、レンズユニット50の取り外しができるようになる。よって、例えば、ユーザーが片手で把持部304を掴んだ状態で他方の手でレンズユニット50を取り外す場合においてレンズユニット50を保持するレンズマウント211が把持部304に対して容易に相対移動することがない。このため、ユーザーはレンズ交換作業を円滑に行うことができる。
このように、本発明の第1の実施形態では、撮像装置本体に対してレンズユニットなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させることができる。
[第2の実施形態]
続いて、本発明の第2の実施形態による撮像装置の一例について説明する。なお、第2の実施形態による撮像装置の構成は図1および図2に示す撮像装置と同様であり、ここでは、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。また、第2の実施形態に係る撮像装置を参照番号11で示す。
図10は、本発明の第2の実施形態による撮像装置で用いられる操作部の一例を拡大して示す図である。
撮像装置11においては、第1の実施形態で説明した操作部202の代わりに操作部112を有している。図示のように、背面カバー113には開口部113aが形成され、スライダ114のスライドノブ114aが開口部113aから露出する。スライダ114は背面カバー113に対して相対移動が可能に保持されている。そして、開口部113aはL字形状に形成されている。
スライドノブ114aは開口部113aの一端であるポジションB1(第1のポジション)で停止している。ユーザーがスライドノブ114aを操作すると、スライドノブ114aはポジションB2(第2のポジション)に移行する。そして、ポジションB2からスライドノブ114aを開口部113aの他端方向に操作すると、スライドノブ114aはポジションB3(第3のポジション)に移行する。
操作部112のポジションB1〜B3はそれぞれ第1の実施形態で説明した操作部211のポジションA1〜A3に対応する。つまり、操作部112のポジションがポジションB1の場合、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷は少なくヒンジユニット40を円滑に操作することができる。操作部112のポジションがポジションB2およびB3の場合、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷が増大して、操作力を大きくしないとヒンジユニット40を操作することができない。
さらに、操作部112のポジションがポジションB1およびB2の場合、レンズユニット50の回転が規制されてレンズユニット50を取り外すことができない。一方、操作部112のポジションがポジションB3の場合には、レンズユニット50の取り外しが可能になる。
撮像装置11において、レンズユニット50を交換する場合には、操作部112のポジションをポジションB3に移行させる。ここでも、ポジションB3に移行する前のポジションは必ずポジションB2となり、ポジションB1からポジションB3に移行させる場合もポジションB2を経由することになる。
従って、レンズユニット50を交換する際には、ヒンジユニット40の操作トルクを重い状態に移行した後、レンズユニット50の取り外しを行うことができる。よって、例えば、ユーザーが片手で把持部304を掴んだ状態で他方の手でレンズユニット50を取り外す場合、レンズユニット50を保持するレンズマウント211が把持部304に対して容易に相対移動することがない。このため、ユーザーはレンズ交換作業を円滑に行うことができる。
また、図10に示すように、操作部112はポジションB1からポジションB2に移行させる際の操作方向とポジションB2からポジションB3に移行させる際の操作方向が直交する。これによって、例えば、ヒンジユニット40を任意のポジションで固定して撮影するユースケースにおいて、操作部112のポジションをポジションB2で停止させるはずが誤ってポジションB3まで操作してしまうといった事態を回避させることができる。つまり、誤操作によるレンズユニット50の落下などを低減させることができる。
さらには、操作部112がポジションB1〜B3に移動した際、操作時のクリック感が得られて、より操作感を感じて操作部112の操作ができる。この場合、例えば、スライダ114の裏側に各ポジション間のピッチと同一の間隔および角度の凹部を形成する。そして、これら凹部に進入するボールおよびボールを凹部に押圧する付勢部材などを追加して背面カバー113に固定する。これによって、各ポジションにスライダ114を停止させるとボールが凹部へ落ち込んで、さらなるクリック感を得ることができる。
このように、本発明の第2の実施形態においても、撮像装置本体に対してレンズユニットなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させることができる。
[第3の実施形態]
続いて、本発明の第3の実施形態による撮像装置の一例について説明する。なお、第3の実施形態による撮像装置の構成は図1および図2に示す撮像装置と同様であり、ここでは、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。また、第3の実施形態に係る撮像装置を参照番号12で示す。
図11は、本発明の第3の実施形態による撮像装置で用いられる操作部の一例を拡大して示す図である。
撮像装置12においては、第1の実施形態で説明した操作部202の代わりに操作部115を有している。図示のように、背面カバー116には開口部116aが形成され、スライダ117のスライドノブ117aおよびプッシュボタン117bが開口部116aから露出する。開口部116aはスライダ117を囲う一方向において、所定の隙間を有している。スライダ117は背面カバー116に相対移動可能に保持され、上記の隙間を覆う方向にスライド移動する。
スライドノブ117aはプッシュボタン117bを内包しており、プッシュボタン117bはスライドノブ117aに対して直交する方向、つまり、背面カバー116の表面から内部に押し込む方向に往復移動可能である。プッシュボタン117bは一度押し込むと所定定量だけ落ち込んだ位置(以下押し込み位置と呼ぶ)で停止する。そして、押し込み位置において、プッシュボタン117bをさらに押し込むと再び元の位置(以下復帰位置と呼ぶ)に復帰する。
なお、プッシュプッシュ117bは、例えば、押し込み操作部と押し込み操作部をカバー表面方向に付勢する付勢部材と、これらの間に挿入されたカム部材および回転子とを有している。カム部材および回転子は、例えば、一般に普及するノック式ボールペンなどで用いられる機構である。スライドノブ117aの内壁部にカム部を形成すれば、カム部材を省略することができる。
回転子は円筒形の外周面を有し、当該外周面に等間隔に凸形状の羽根部材が形成されている。スライドノブ117aにおいて、プッシュボタン117bを嵌合保持する内周部が円筒形であり、この円筒部にカム部が形成される。カム部においては、羽根部材がカム部の途中で係止されプッシュボタン117bが押し込み位置で停止する部位と、羽根部材がカム部に嵌合し復帰位置まで復帰可能な部位が交互に形成される。プッシュボタン117bの押し込み操作部を押し込む度に羽根部材の停止位置が切り替わり、これによって、プッシュプッシュ構造が規定される。
図11において、操作部115は、スライドノブ117aが開口部116aの左側端に片寄せされて、かつプッシュボタン117bが復帰位置で停止するポジションC1で停止している。ユーザーがプッシュボタン117bを押し込み操作して押し込み位置に移行すると、操作部115はポジションC2に移行する。そして、ポジションC2からスライドノブ117aを開口部116aの右側端方向に操作すると、操作部115はポジションC3に移行する。
操作部115のポジションC1〜C3はそれぞれ第1の実施形態で説明した操作部211のポジションA1〜A3に対応する。つまり、操作部115のポジションがポジションC1の場合、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷が少なくヒンジユニット40を円滑に操作することができる。一方、操作部115のポジションがポジションC2およびC3の場合、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷が増大して、操作力を大きくしないとヒンジユニット40を操作することができない。
さらに、操作部115のポジションがポジションC1およびC2の場合、レンズユニット50の回転が規制されてレンズユニット50を取り外すことができない。一方、操作部115のポジションがポジションC3の場合には、レンズユニット50の取り外しが可能になる。
撮像装置12において、レンズユニット50を交換する場合には、操作部115のポジションをポジションC3に移行させる。操作部115において、プッシュボタン117bはスライドノブ117aのスライド操作をロックするロック機構を有する。そして、プッシュボタン117bが復帰位置で停止している場合、つまり、ポジションC1の場合には、スライドノブ117aが右側端部にスライドできないようにスライドノブ117aがロックされる。
ロック機構において、例えば、プッシュボタン117bの位置をフォトセンサなどで検出する。そして、プッシュボタン117bが復帰位置で位置すると判定すると、中央制御部207はスライドノブ117aの移動軌跡に規制部材を干渉する位置まで進入させる。この場合、規制部材がスライドノブ117aのスライド操作をロックしてポジションの移行を規制するが、この構成に限定されることなく適宜変形が可能である。
操作部115はロック機構によってポジションC3に移行する前のポジションは必ずポジションC2となり、ポジションC1からポジションC3に移行させる場合もポジションC2を経由することになる。
従って、レンズユニット50を交換する際には、ヒンジユニット40の操作トルクを重い状態に移行した後、レンズユニット50の取り外しを行うことができる。よって、例えば、ユーザーが片手で把持部304を掴んだ状態で他方の手でレンズユニット50を取り外す場合、レンズユニット50を保持するレンズマウント211が把持部304に対して容易に相対移動することがない。このため、ユーザーはレンズ交換作業を円滑に行うことができる。
また、操作部115はポジションC1からポジションC2に移行させる際の操作方向とポジションC2からポジションC3に移行させる際の操作方向が直交する。これによって、例えば、ヒンジユニット40を任意のポジションで固定して撮影するユースケースにおいて、操作部112のポジションをポジションC2で停止させるはずが誤ってポジションC3まで操作してしまうといった事態を回避させることができる。つまり、誤操作によるレンズユニット50の落下などを低減させることができる。
このように、本発明の第3の実施形態においても、撮像装置本体に対してレンズユニットなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させることができる。
[第4の実施形態]
次に、本発明の第4の実施形態による撮像装置の一例について説明する。なお、第4の実施形態による撮像装置の構成は図1および図2に示す撮像装置と同様であり、ここでは、第1の実施形態と異なる部分についてのみ説明する。また、第4の実施形態に係る撮像装置を参照番号13で示す。
図12は、本発明の第4の実施形態による撮像装置で用いられる操作部の一例を拡大して示す図である。
撮像装置13においては、第1の実施形態で説明した操作部202の代わりに操作部118を有している。図示のように、背面カバー119には開口部119aが形成され、スライダ120のスライドノブ120aが開口部119aから露出する。スライダ120は背面カバー119に対して相対移動が可能に保持されている。そして、開口部119aはT字形状に形成されている。
図12において、スライドノブ120aは開口部119aのT字形状の一端であるポジションD1で停止している。ユーザーがスライドノブ120aを操作すると、スライドノブ120aはT字形状の交差部に位置するポジションD2に移行する。そして、ポジションD2からスライドノブ120aを開口部119aのT字形状において二手に分岐する開口スリットのうちヒンジユニット40側に向かう方向に操作する。これによって、スライドノブ114aはポジションD3に移行する。また、ポジションD2からスライドノブ120aを開口部119aにおいてT字形状の二手に分岐する開口スリットのうちアクセサリシュー209側に向かう方向に操作する。これによって、スライドノブ120aはポジションD4に移行する。
操作部118のポジションD1〜D3はそれぞれ第1の実施形態で説明した操作部211のポジションA1〜A3に対応する。つまり、操作部118のポジションがポジションD1の場合、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷は少なくヒンジユニット40を円滑に操作することができる。操作部118のポジションがポジションD2およびD3の場合、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷が増大して、操作力を大きくしないとヒンジユニット40を操作することができない。
さらに、操作部118のポジションがポジションD1およびD2の場合、レンズユニット50の回転が規制されてレンズユニット50を取り外すことができない。一方、操作部118のポジションがポジションD3の場合には、レンズユニット50の取り外しが可能になる。
撮像装置13において、レンズユニット50を交換する場合には、操作部118のポジションをポジションD3に移行させる。ここでも、ポジションD3に移行する前のポジションは必ずポジションD2となり、ポジションD1からポジションD3に移行させる場合もポジションD2を経由することになる。
従って、レンズユニット50を交換する際には、ヒンジユニット40の操作トルクを重い状態に移行した後、レンズユニット50の取り外しを行うことができる。よって、例えば、ユーザーが片手で把持部304を掴んだ状態で他方の手でレンズユニット50を取り外す場合、レンズユニット50を保持するレンズマウント211が把持部304に対して容易に相対移動することがない。このため、ユーザーはレンズ交換作業を円滑に行うことができる。
撮像装置13においては、アクセサリシュー209内にアクセサリ取り外し規制部(図示せず)が配置されている。例えば、外付けマイクなどのアクセサリ部材をアクセサリシュー209に装着すると、アクセサリ取り外し規制部はアクセサリ部材がアクセサリシュー209に装着された状態でロックする。
アクセサリ取り外し規制部で用いられるロック機構は、例えば、アクセサリ部材の装着位置をフォトセンサなどで検出する。そして、アクセサリ部材が完全に装着されたと判定すると、中央制御部207はアクセサリ部材の移動軌跡に規制部材を干渉する位置まで進入させる。ロック機構はこの構成に限定されることなく適宜変形が可能である。
操作部118のポジションがポジションD4の場合に、アクセサリ取り外し規制部によるロックが解除され、アクセサリ部材の取り外しが可能になる。さらに、操作部118のポジションがポジションD4であると、ヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷は増大した状態を維持する。
従って、アクセサリ部材を交換する際には、他のポジションから必ずポジションD2を経由してポジションD4に移行する。このため、ヒンジユニット40の操作トルクを重い状態に移行した後に、アクセサリ部材の取り外しを行うことができる。よって、例えば、ユーザーが一方の手で可動部20を保持し、他方の手でアクセサリ部材を操作して取り外す場合、可動部20に対して固定部30が相対的に移動してしまい、アクセサリ部材の交換作業を妨げるという事態を回避することができる。
図12に示すように、操作部118はポジションD1からポジションD2に移行させる際の操作方向とポジションD2からポジションD3に移行させる際の操作方向、そして、ポジションD2からポジションD4に移行させる際の操作方向とが直交する。これによって、例えば、ヒンジユニット40を任意のポジションで固定して撮影するユースケースにおいて、操作部118のポジションをポジションD2で停止させるはずが誤ってポジションD3又はD4まで操作してしまうといった事態を回避することができる。つまり、誤操作によるレンズユニット50又はアクセサリ部材の落下などを低減させることができる。
さらには、操作部118がポジションD1〜D3に移動した際、操作時のクリック感が得られて、より操作感を得て操作部118の操作ができる。この場合、例えば、スライダ120の裏側に各ポジション間のピッチと同一の間隔および角度の凹部を形成する。そして、これら凹部に進入するボールおよびボールを凹部に押圧する付勢部材などを追加して背面カバー119に固定する。これによって、各ポジションにスライダ120を停止させるとボールが凹部へ落ち込んで、さらなるクリック感を得ることができる。
このように、本発明の第4の実施形態においても、撮像装置本体に対してレンズユニットおよび卒付マイクロフォンなどのアクセサリ部材を着脱する際の操作性を向上させることができる。
なお、上述の第1〜第4の実施形態では、チルト回転規制部208およびパン回転規制部305が中央制御部207の制御下で同一の動作を行うようにした。一方、チルト回転規制部208およびパン回転規制部305のいずれか一方の回転を規制するようにしてもよい。つまり、チルト回転規制部208およびパン回転規制部305のいずれか一方の回転を規制すればレンズユニット50を着脱する際の操作性を向上させることができれば、一方のみの回転を規定するようにしてもよい。この場合には、パン回転軸Pおよびチルト回転軸Tのいずれか一方のみに規制部を配置されることになる。
さらに、上述の第1〜第4の実施形態では、チルト回転規制部208およびパン回転規制部305が動作するとヒンジユニット40に掛かる摩擦負荷が増大するとしたが、例えば、ヒンジユニット40を完全にロックするようにしてもよい。この場合には、例えば、ロータ表面に所定の周期で凹部を形成してプランジャがロータ表面を押圧すると、当該凹部にプランジャ先端が入り込んでロックするようにすればよい。
また、上述の第1〜第4の実施形態では、固定部30に対して可動部20を相対的に移動させるためヒンジユニット40を用いたが、この構成に限定されず、例えば、球面を有するジョイント部を有する所謂自由ヒンジを用いるようにしてもよい。
加えて、上述の第1〜第4の実施形態では、ポジションを移行させる際の操作方向が直交するようにしたが、必ずしも直交する必要はない。例えば、2つ又は3つの操作方向に所定の角度をもって各ポジションを配置すれば、誤操作を低減させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10 撮像装置
20 可動部
30 固定部(本体部)
40 ヒンジユニット(接続部)
50 レンズユニット(撮影レンズ)
112,115,118,202 操作部
207 中央制御部
208 チルト回転規制部
209 アクセサリシュー
305 パン回転規制部

Claims (11)

  1. 撮像装置であって、
    撮影レンズが着脱可能に装着される可動部と、
    前記可動部を移動可能に支持する本体部と、
    前記可動部の前記本体部に対する相対的な移動を規制する規制手段と、
    少なくとも前記規制手段によって前記可動部の本体部に対する相対的な移動が規制された状態となると前記可動部に対する前記撮影レンズの着脱を許可する許可手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  2. ユーザーによって操作される操作部を備え、
    前記操作部によって前記規制手段および前記許可手段の操作が行われることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記操作部は複数のポジションを有し、
    前記操作部が前記複数のポジションのうちの所定のポジションに移行すると前記規制手段による規制が行われることを特徴とする請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記操作部が前記所定のポジションを除く予め定められたポジションに移行すると前記許可手段による許可が行われることを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記複数のポジションとして第1のポジション、第2のポジション、および第3のポジションがあり、
    前記第2のポジションが前記所定のポジションであり、前記第3のポジションが前記予め定められたポジションであり、前記第1のポジションで撮影が可能となることを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記第2のポジションでは前記規制手段によって前記本体部に対する前記可動部の相対的な移動が規制され、前記第3のポジションでは前記許可手段によって前記撮影レンズが前記可動部にロックされた状態が解除されることを特徴とする請求項5に記載の撮像装置。
  7. 前記第1のポジションから前記第3のポジションに移行する際には、前記第2のポジションを経由することを特徴とする請求項6に記載の撮像装置。
  8. 前記第1のポジションから前記第2のポジションに移行する方向と、前記第2のポジションから前記第3のポジションに移行する方向とは所定の角度をなすことを特徴とする請求項7に記載の撮像装置。
  9. 前記所定の角度は直交する角度であることを特徴とする請求項8に記載の撮像装置。
  10. 前記本体部には、前記可動部を前記本体部に支持し前記可動部の前記本体部に対する位置を変化可能とする接続部が備えられていることを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の撮像装置。
  11. 撮像装置であって、
    アクセサリ部材が着脱可能に装着される装着部と、
    前記装着部を移動可能に支持する本体部と、
    前記装着部の前記本体部に対する相対的な移動を規制する規制手段と、
    少なくとも前記規制手段によって前記装着部の本体部に対する相対的な移動が規制された状態となると前記装着部に対する前記アクセサリ部材の着脱を許可する許可手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
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