JP2020167516A - フラットスピーカ - Google Patents

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健 小栗
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【課題】音質を安定化できるとともに、長期使用に伴う音質低下を抑制できるフラットスピーカを提供する。【解決手段】本実施例のフラットスピーカ1は、振動板10、アクチュエータユニット20、支持部材30及び固定手段40を備える。振動板10は、平板状をなしている。アクチュエータユニット20は、振動板10を振動させる振動部21を有する。支持部材30は、アクチュエータユニット20が取り付けられている。固定手段40は、振動板10を支持部材30に固定するためのものである、そして、固定手段40は、第1固定部材41と第2固定部材42とを含んでいる。第1固定部材41は、振動板10に設けられている。第2固定部材42は、支持部材30に設けられるとともに磁力によって第1固定部材41に接合される。振動部21は、振動板10との間に設けられた緩衝部材50を介して振動板10に当接している。【選択図】図1

Description

本発明は、フラットスピーカに関する。
従来、平板状の振動板をアクチュエータによって振動させて、振動板から音声を出力させるフラットスピーカが用いられている。例えば、特許文献1に開示の構成では、アクチュエータは筒状の支持体に固定されており、振動板はアクチュエータの振動部に接続板を介して接着剤により固定されている。これにより、振動板はアクチュエータの振動部に支持された状態となっている。
特開2017−38340号公報
しかしながら、フラットスピーカでは、振動板とアクチュエータの振動部との接合状態に応じて振動板から出力される音質が変化する。そのため、特許文献1に開示の構成では振動板がアクチュエータの振動部とを接合する接着剤の接着力のバラツキや経年変化などに応じて音質が変化して安定しないおそれがある。また、当該接着剤が劣化したりして接着不良が生じると、振動板とアクチュエータの振動部との間にビビりなどの異音が発生して音質の著しい低下を招く。これに鑑みて、振動板とアクチュエータの振動部とをネジで強固に締め付けて両者を接合させて異音の発生を抑制することが考えられる。この場合にはネジを強固に締め付けることによって振動部の微細な振動に対する追随性が低下することとなり、その結果、長期使用によって締め付け部位が破損したり当該ネジがゆるんだりして、長期使用に伴って音質が低下するおそれがある。
本発明は、かかる背景に鑑みてなされたもので、音質を安定化できるとともに、長期使用に伴う音質低下を抑制できるフラットスピーカを提供しようとするものである。
本発明の一態様は、平板状の振動板と、
上記振動板を振動させる振動部を有するアクチュエータユニットと、
上記アクチュエータユニットが取り付けられた支持部材と、
上記振動板を上記支持部材に固定するための固定手段と、を備え、
上記固定手段は、上記振動板に設けられた第1固定部材と、上記支持部材に設けられるとともに磁力によって上記第1固定部材に吸着する第2固定部材とを含んでおり、
上記振動部は、上記振動板との間に設けられた緩衝部材を介して上記振動板に当接している、フラットスピーカにある。
上記フラットスピーカにおいては、振動板と支持部材とが磁力によって固定されている。そのため、接着剤を使用して両者を固定した場合に比べて、接着剤の劣化や接着不良による接合力のバラツキが生じず、音質を安定化させることができる。さらに、振動板と支持部材とをネジにより強固に締め付けた場合に比べて、振動板の微細な振動に対する追随性が低下しにくいため、長期間使用しても締め付け部位の破損やネジのゆるみが生じにくく、長期使用に伴う音質低下を抑制できる。
以上のごとく、本発明によれば、音質を安定化できるとともに、長期使用に伴う音質低下を抑制できるフラットスピーカを提供することができる。
実施例1における、フラットスピーカの斜視概念図。 実施例1における、フラットスピーカを分解した状態の斜視概念図。 図1における、III-III線位置断面図。 図1における、IV-IV線位置断面一部拡大図。 図1における、V-V線位置断面一部拡大図。 変形例1における、フラットスピーカの斜視概念図。 変形例1における、フラットスピーカを分解した状態の斜視概念図。 変形例2における、図1のV-V線位置相当での断面一部拡大図。
上記緩衝部材は、ショアA硬度が10〜60の範囲内にある弾性材料からなる、ことが好ましい。この場合は、緩衝部材を介して振動部と振動板とが確実に当接した状態となるように緩衝部材が適度な弾力性を有することとなる。その結果、振動部と振動板との間で発生するビビりなどの異音の発生を抑制しつつ、振動板への振動の伝播が阻害されることを抑制することができ、音質向上が図られる。
上記振動板は、ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなることが好ましい。ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板は、比較的強度が高く、フラットパネルにおける振動板としての振動特性に優れている。一方、ケイ酸カルシウム板は建材のなかでは比較的脆い材料であるため、振動板とアクチュエータの振動部とを接着剤やネジ部材で直接接合した従来の構成において振動板としてケイ酸カルシウム板を採用すると、振動部の振動が振動板との接合部に繰り返し付与されることで当該接合部が破損する恐れがある。本願では、上述の通り、振動板は磁力によって支持部材に固定されており、振動板と振動部とが直接接合された状態ではないため、振動部の振動により振動板が破損することがない。そのため、上述の如く、比較的強度が高く、振動板としての振動特性に優れたゾノトライト系ケイ酸カルシウム板を振動板として使用することができ、音質の向上が期待できる。
上記支持部材は居住空間を構成する壁の下地材又は居住空間内を仕切る間仕切りの下地材であり、上記振動板は上記壁又は間仕切りの装飾面を構成する装飾パネルであることが好ましい。この場合は、居住空間の装飾面自体をフラットスピーカで形成することができるため、当該フラットスピーカが居住空間に極めてなじんだ状態にできるとともに、居住空間を広く活用することができる。さらに、当該フラットスピーカの組み付けに際して、振動板の第1固定部を支持部材の第2固定部に重ね合わせるだけで振動板を取り付けることができるため、作業性がよい。また、振動板の交換も容易となる。
上記第1固定部材と上記第2固定部材と間の吸着力は、2.00〜25.00kgfの範囲内であることが好ましい。この場合は、振動板を確実に支持することができ、かつ振動板の取り外しが容易となるとともに、アクチュエータの振動部と振動板との間にわずかな位置ズレが生じても、当該位置ズレを吸収して両者の当接状態を維持することができ、音質低下を抑制することができる。
(実施例1)
フラットスピーカ1の実施例について、図1〜図5を用いて説明する。
本実施例のフラットスピーカ1は、振動板10、アクチュエータユニット20、支持部材30及び固定手段40を備える。
振動板10は、平板状をなしている。
アクチュエータユニット20は、振動板10を振動させる振動部21を有する。
支持部材30は、アクチュエータユニット20が取り付けられている。
固定手段40は、振動板10を支持部材30に固定するためのものである、
そして、固定手段40は、第1固定部材41と第2固定部材42とを含んでいる。
第1固定部材41は、振動板10に設けられている。
第2固定部材42は、支持部材30に設けられるとともに磁力によって第1固定部材41に吸着する。
振動部21は、振動板10との間に設けられた緩衝部材50を介して振動板10に当接している。
以下、本実施例のフラットスピーカ1について、詳述する。
本実施例のフラットスピーカ1の振動板10は、図1に示すように、居住空間100の形成する壁の意匠面の一部を構成している。フラットスピーカ1はアンプ60により駆動される。そして、図2に示すように、フラットスピーカ1は支持部材30として壁の下地材30aを備える。下地材30aの構成は特に限定されず、所望の建材とすることができる。なお、本例では、振動板10の板厚方向をX方向とし、重力方向に平行な方向をZ方向とし、振動板10の幅方向であってX方向とZ方向に直交する方向をY方向とする。
図2に示すように、支持部材30としての下地材30aの表面である下地表面31には、第2固定部材42とアクチュエータユニット20とが取り付けられている。図5に示すように、第2固定部材42は、長板状の金属板を屈曲させてなる。第2固定部材42において、長手方向の両端部421は下地表面31に平行となっており、両端部421の間の中間部422は下地表面31から離れる方向に両端部421からコ字状に突出している。そして、両端部421はネジ43により下地表面31にネジ止めされており、中間部422は、後述する振動板10の裏側面11に取り付けられた磁石からなる第1固定部材41に当接して互いに磁力によって接合されている。第2固定部材42は高さ方向Yに所定間隔をおいて2個設けられている。
図2、図3に示すように、アクチュエータユニット20は、2個の第2固定部材42の間に設けられている。アクチュエータユニット20の構成は限定されず、公知のフラットスピーカ用のアクチュエータを採用することができる。本例では、アクチュエータユニット20として、株式会社オアシスソフト社製、フルレンジ20W振動スピーカーユニット(型番NO:F−B−3)を使用した。図4に示すように、アクチュエータユニット20は、振動部21、本体部22、ブランケット23及びワイヤ25を有する。ワイヤ25を介してアンプから入力された信号に基づいて本体部22で振動が発生されて、これにより振動部21が振動する。本体部22はブランケット23を介して支持部材30にネジ24によりネジ止め固定されている。振動部21は円盤部21aと、円盤部21aと本体部22とを接続する軸部21bとからなる。
図3、図4に示すように、振動部21の円盤部21aと後述する振動板10の裏側面11との間には、緩衝部材50が介在している。緩衝部材50は円盤部21aと裏側面11との両方に当接しており、両者の間の空間を埋めている。緩衝部材50は弾性材料からなっており、ショアA硬度が10〜60の範囲内にある弾性材料からなることが好ましく、ショアA硬度が10〜30の範囲内にある弾性材料からなることがより好ましい。本例では、緩衝部材50はショアA硬度が20のシリコンゴムからなる。なお、ショアA硬度は、日本工業規格のJIS K6253−3:2012に準拠して、デュロメータのタイプA、温度20℃の条件での試験により取得することができる。緩衝部材50の形状は、例えば、0.5〜5.0mmの範囲内の厚さを有するシート状とすることができ、本例では、厚さ1.5mmとしている。厚さ方向Yから見たときの緩衝部材50の外形は特に限定されないが、本例では円盤部21aの外形よりも若干大きくなっている。
図1に示すように、本例では振動板10は居住空間100の装飾面を構成する装飾パネルを構成している。振動板10の材質は特に限定されず、ケイ酸カルシウム板、木材、樹脂材料、金属材料、カーボンファイバー、紙、布、又はこれらのなかの任意のものを組み合わせたものとすることができる。ケイ酸カルシウム板としてはゾノトライト系ケイ酸カルシウム板を採用することが好ましい。ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板はトバモライト系ケイ酸カルシウム板に比べて、強度が高いからである。本例では図3に示すように、振動板10はゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなる基材10aと樹脂フィルム10bとからなる。基材10aは板状である。基材10aにおいて、下地表面31に対向する主面である裏側面11は平滑面となっており、下地表面31と反対側の主面である表側面12は凹凸形状が設けられた凹凸面となっている。そして、基材10aは表側面12と四方の側面13と裏側面11の外縁部が一枚の樹脂フィルム10bによって被覆されている。樹脂フィルム10bの被覆方法は公知の方法を採用することができ、本例では、真空圧着法により、基材10aに樹脂フィルム10bが密着された状態となっている。図1〜図3に示すように、表側面12は幅方向に伸びる複数の湾曲面が高さ方向Yに連なった形状となっている。なお、本例では、図3においては樹脂フィルム10bの厚さを実際よりも大きく記載している。また、振動板10の大きさ、厚さは適宜設定することができ、例えば、建材の規格サイズを採用することができる。
そして、本例では、図1に示すように振動板10の幅方向Xの両端は壁101に接しておらず、両者の間に隙間102が形成されている。また、図4に示すように、振動板10の高さ方向Zの下端と床105との間に隙間103が形成されており、振動板10の高さ方向Zの上端側にも隙間104が形成されている。これらにより、振動板10は上下左右の端部がすべて自由端となっている。
図2、図3に示すように、振動板10の裏側面11には、第1固定部材41としての磁石が設けられている。第1固定部材41における磁石の吸着力は、第1固定部材41と第2固定部材42との間に生じる振動板10の自重に基づく滑り荷重又は引っ張り荷重を考慮して、当該荷重の負荷に耐えうる吸着力とすることができる。例えば、振動板10としてケイ酸カルシウム板からなる化粧パネルを用いた場合は、第1固定部材41における磁力による吸着力を2.00〜25.00kgfの範囲内とすることができ、好ましくは3.00〜6.00kgfの範囲内とすることができる。本例では、第1固定部材41として、マグファイン社製のキャップネオジム磁石丸型皿穴であって5.68kgfの吸着力を有する磁石を合計4個設けて、第1固定部材41全体としての吸着力を22.72kgfとしている。
図4に示すように、第1固定部材41は、振動板10の裏側面11に埋め込まれた鬼目ナット44とネジ45とを介して振動板10の裏側面11に固定されている。そして、図2に示すように、第1固定部材41は振動板10の幅方向Xの中央に位置する仮想中央線11aを挟むように仮想中央線11a近傍に2個設けられている。そして本例では、かかる2個の第1固定部材41が、振動板10の高さ方向中央位置よりも上側の領域と下側の領域とにそれぞれ1セットずつ設けられ、合計4個の第1固定部材41が備えられている。
図4に示すように、第1固定部材41の厚さd1と、第2固定部材42の厚さd2、すなわち、図5に示す中間部422における振動板10側の面の下地表面31からの距離d2との合計である間隙幅d3は、アクチュエータユニット20の厚さd4よりも小さくなっている。そして、アクチュエータユニット20と振動板10との隙間に介在する緩衝部材50は厚さd5であって両者の間が埋められている。
次に、本例のフラットスピーカ1における作用効果について、詳述する。
本例のフラットスピーカ1においては、振動板10は磁力によって支持部材30に固定されている。そのため、接着剤を使用して両者を固定した場合に比べて、接着剤の劣化や接着不良による接合力のバラツキが生じず、音質を安定化させることができる。さらに、振動板10と支持部材30とをネジにより強固に締め付けた場合に比べて、振動部21の微細な振動に対する追随性が低下しにくく、長期間使用しても締め付け部位の破損やネジのゆるみが生じにくく、長期使用に伴う音質低下を抑制できる。
また、本例では、緩衝部材50は、ショアA硬度が10〜60の範囲内にある材料からなる。これにより、緩衝部材50を介して振動部21と振動板10とが確実に当接した状態となるように緩衝部材50が適度な弾力性を有することとなる。その結果、振動部21と振動板10との間で発生するビビりなどの異音の発生を抑制しつつ、振動板10への振動の伝播が阻害されることを抑制することができ、音質向上が図られる。
また、本例では、振動板10は、ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなる。ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板は、比較的強度が高く、フラットパネルにおける振動板10としての振動特性に優れているため、音質向上に寄与する。そして、本例では、上述の通り、振動板10は磁力によって支持部材30に固定されており、振動板10と振動部21とが直接接合された状態ではないため、振動部21の振動により振動板10が破損することがない。
また、本例では、支持部材30は図2に示す居住空間100を構成する壁101の下地材30aであって、振動板10は壁の装飾面を構成する装飾パネルである。これにより、居住空間100の装飾面自体をフラットスピーカ1で形成することができるため、フラットスピーカ1が居住空間に極めてなじんだ状態にできるとともに、居住空間を広く活用することができる。さらに、フラットスピーカ1の組み付けに際して、振動板10の第1固定部材41を支持部材30の第2固定部材42に重ね合わせるだけで振動板10を取り付けることができるため、作業性がよい。また、振動板10の交換も容易となる。
なお、本例では、支持部材30は居住空間100を構成する壁101の下地材30aとしたがこれに替えて、図6、図7に示す変形例1のように、脚部35を有する居住空間100を仕切る間仕切りの下地材30aであってもよい。そして、当該変形例1では、アンプ60を間仕切りの下地材30の背面側に配置して、振動板10側からアンプ60が視認されにくいようにしている。当該変形例1においても本例と同等の作用効果を奏する。
また、本例では、第1固定部材41と第2固定部材42とは、2.00〜25.00kgfの範囲内の接合力を呈する磁力で接合されている。これにより、振動板10を確実に支持することができ、かつ振動板10の取り外しが容易となるとともに、アクチュエータユニット20の振動部21と振動板10との間にわずかな位置ズレが生じても、当該位置ズレを吸収して両者の当接状態を維持することができ、音質低下を抑制することができる。
なお、本実施例の場合と替えて、図8に示す変形例2のように、第2固定部材42の中間部422を下地表面31に当接させて固定し、第2固定部材42の両端部421と振動板10に設けられた第1固定部材41とを磁力によって接合するようにしてもよい。この場合も実施例1と同様の作用効果を奏する。また、当該変形例2では、アクチュエータユニット20は中間部422に取り付けられている。これにより、第2固定部材42とアクチュエータユニット20とを予め一体的に構成することができ、組付け作業性の向上を図ることができる。
なお、本例では、第1固定部材41を磁石で構成するとともに第2固定部材42を屈曲させた長板状の金属板で構成することとしたが、両者を入れ替えて、第1固定部材41を屈曲させた長板状の金属板で構成するとともに第2固定部材42を磁石で構成することとしてもよい。この場合も本例と同等の作用効果を奏する。
以上のごとく、本例及び各変形例によれば、音質を安定化できるとともに、長期使用に伴う音質低下を抑制できるフラットスピーカ1を提供することができる。
本発明は上記各実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の実施例に適用することが可能である。
1 フラットスピーカ
10 振動板
20 アクチュエータユニット
21 振動部
30 支持部材
30a 下地材
40 固定手段
41 第1固定部材
42 第2固定部材
50 緩衝部材

Claims (5)

  1. 平板状の振動板と、
    上記振動板を振動させる振動部を有するアクチュエータユニットと、
    上記アクチュエータユニットが取り付けられた支持部材と、
    上記振動板を上記支持部材に固定するための固定手段と、を備え、
    上記固定手段は、上記振動板に設けられた第1固定部材と、上記支持部材に設けられるとともに磁力によって上記第1固定部材に吸着する第2固定部材とを含んでおり、
    上記振動部は、上記振動板との間に設けられた緩衝部材を介して上記振動板に当接している、フラットスピーカ。
  2. 上記緩衝部材は、ショアA硬度が10〜60の範囲内にある弾性材料からなる、請求項1に記載のフラットスピーカ。
  3. 上記振動板は、ゾノトライト系ケイ酸カルシウム板からなる、請求項1又は2に記載のフラットスピーカ。
  4. 上記支持部材は居住空間を構成する壁の下地材又は居住空間内を仕切る間仕切りの下地材であり、上記振動板は上記壁又は間仕切りの装飾面を構成する装飾パネルである、請求項1〜3のいずれか一項に記載のフラットスピーカ。
  5. 上記第1固定部材と上記第2固定部材と間の吸着力は、2.00〜25.00kgfの範囲内である、請求項1〜4のいずれか一項に記載のフラットスピーカ。
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