JP2020166200A - 露光装置、露光方法、および物品の製造方法 - Google Patents

露光装置、露光方法、および物品の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度をより精度よく制御することができる露光装置を提供する。【解決手段】基板5上の複数の露光領域を露光する露光装置100であって、基板に光を照射する投影光学系と、投影光学系4と基板との間の空間に酸素濃度が空気と異なる気体を供給する供給部8と、供給部から供給される気体の供給量を制御する制御部と、を有し、制御部は、第1基板上の第1露光領域を露光する場合に供給量が第1供給量となるように制御し、第1基板上の第2露光領域を露光する場合に第1供給量とは異なる第2供給量となるように制御する。【選択図】図1

Description

本発明は、露光装置、露光方法、および物品の製造方法に関する。
半導体デバイス、MEMS、カラーフィルターまたはフラットパネルディスプレイなどの物品の製造において、基板上に形成されるパターンの微細化が進み、パターンの寸法精度の向上への要求が高まっている。
光を基板上のレジストに照射してパターンを形成する露光装置において、酸素濃度が高くなると、レジストから発生するラジカルが空気中の酸素と反応して、光重合反応が抑制され、スループットが低下する場合がある。
特許文献1は、投影光学系と基板との間の空間に不活性ガスを供給することにより酸素濃度を制御して、レジストの光重合反応が抑制されることを低減する技術を開示している。
特開2014−126748号公報
しかし、基板上の複数の露光領域を露光する場合、酸素濃度を調整するために供給された気体が投影光学系と基板との間の空間の外に流出する量が露光領域の位置によって異なり、投影光学系と基板との間の空間における気体の濃度が異なることがある。そのため、投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度と目標とする酸素濃度との偏差が大きくなることがある。
そこで本発明は、投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度をより精度よく制御することができる露光装置、露光方法、及び物品の製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の一側面としての露光装置は、基板上の複数の露光領域を露光する露光装置であって、基板に光を照射する投影光学系と、前記投影光学系と前記基板との間の空間に酸素濃度が空気と異なる気体を供給する供給部と、前記供給部から供給される前記気体の供給量を制御する制御部と、を有し、前記制御部は、第1基板上の第1露光領域を露光する場合に前記供給量が第1供給量となるように制御し、前記第1基板上の第2露光領域を露光する場合に前記第1供給量とは異なる第2供給量となるように制御する。
本発明によれば、投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度をより精度よく制御することができる露光装置、露光方法、及び物品の製造方法を提供することができる。
露光装置の構成を示す図である。 実施例1に係る露光方法を示すフローチャートである。 酸素濃度と線幅の差分の関係を示す図である。 酸素濃度と線幅の差分の関係を表すテーブルを示す図である。 実施例2に係る露光方法を示すフローチャートである。 露光領域の面積を示す図である。 従来の露光装置により露光されたウエハに形成されたパターンの線幅を示す図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して詳細に説明する。各図において、同一の部材については、同一の参照番号を付し、重複する説明は省略する。なお、本発明は以下の実施形態に限定されるものではなく、本発明の実施に有利な具体例を示すにすぎない。また、以下の実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の課題解決のために必須のものであるとは限らない。
図1は、露光装置の構成を示す図である。また、以下では、後述の投影光学系4から照射される光の光軸に平行な方向をZ軸方向(鉛直方向)とし、Z軸方向に垂直な平面内で互いに直交する2方向をX軸方向(水平方向)およびY軸方向(水平方向)とする。また、X軸周りの回転、Y軸周りの回転、Z軸周りの回転をそれぞれθX、θY、θZとする。
露光装置100は、原版1からの光でウエハ6(基板)を露光する。ここで、原版1は、所定のパターンが形成されたレチクル、またはマスクであり、後述の照明光学系2により照明された光を透過する。ウエハ6は、例えば、シリコンウエハ、ガラスプレート、フィルム状基板等である。
光源40は、例えば、高圧水銀ランプ、ArFエキシマレーザ、及びKrFエキシマレーザなどがある。また、光源40は、露光装置100の内部にあるとは限らず、外付けになっている構成もあり得る。
光源40を出た光は、光の透過率を調整可能な減光部90を介して、照明光学系2に入射する。照明光学系2内にはビームスプリッタ60が配置され、ビームスプリッタ60は照明光学系2に入射した光をX軸方向とZ軸方向に分割する。X軸方向に分割された光は照明光学系2内に配置された積算センサ50を照射し、Z軸方向に分割された光は後述する原版ステージ3に保持された原版1を照射する。ここで、X軸方向に分割され積算センサ50を照射する光の強度は、Z軸方向に分割され原版1を照射する光の強度よりも小さく、例えば、数百万分の1とする。積算センサ50は、入射した光の積算量を計測する。
原版ステージ3は、原版1を保持する。原版ステージ3に保持された原版1は、照明光学系2からの光が照射される。投影光学系4は、原版1を透過した光をウエハ6上のレジスト5に照射して、原版1に形成されたパターンの像をレジスト5に投影する。このように、レジスト5(ウエハ6)は投影光学系4から照射される光(露光光)により露光され、ウエハ6上にパターンが形成される。
ウエハステージ7は、ウエハ6を保持して移動する。ウエハステージ7は、ウエハ6を吸着して保持するウエハチャック(不図示)を備える。ウエハステージ7はX、Y、Z、θX、θY、θZの6軸方向に駆動可能な駆動機構を有し、保持したウエハ6を露光位置に移動させる。また、ウエハステージ7上には、キャリブレーションを行うための基準マーク(不図示)を有する基準プレート13が配置されている。また、基準プレート13には、投影光学系4の像面における露光光の照度、及び照度分布を計測する照度計測部70が配置されている。照度計測部70は、ピンホールが形成された遮光板(不図示)と、ピンホールを通過した光を検知する受光素子とを備える。受光素子は、例えば、ラインセンサ又はイメージセンサなどの1又は複数の光電変換素子を含み得る。また、照度計測部70により計測される際には、ウエハステージ7は照度計測部70を計測位置に移動させる。
アライメント計測部10は、投影光学系4の光軸から所定の距離だけ離れた位置に配置され、基準マークやウエハ6上のアライメントマーク(不図示)の位置を計測する。また、アライメント計測部10により計測された基準マークの位置を用いて、ウエハステージ7のキャリブレーションが行われる。また、アライメント計測部10により計測されたアライメントマークの位置を用いて、ウエハステージ7のXY方向の位置などが制御される。
フォーカス計測部15は、ウエハステージ7によって保持されたウエハ6の高さ(Z軸方向の位置)を計測する。フォーカス計測部15は、フォーカスセンサ(不図示)を備える。フォーカスセンサは、投影光学系4の射出部付近を挟むように設置され、片側からウエハ6に斜入射光を照射し、反対側で反射した光を取り込む。次に、取り込んだ光量から画像処理系(不図示)がZ軸方向の変位量に換算し、制御部11が領域内の各点のZ軸方向の変位量から近似平面を算出する。そして、制御部11は、投影光学系4を通して投影された原版1の投影像にウエハ6の表面を合わせるように、ウエハステージ7のZ、θX、θYの駆動を制御する。
供給部8は、投影光学系4の下面とウエハステージ7に保持されたウエハ6との間の空間付近に配置された供給口を介して、投影光学系4とウエハステージ7に保持されたウエハ6との間の空間に気体を供給する。ここで、供給する気体は、例えば、窒素などの不活性ガス、酸素、空気と不活性ガスの混合気体、空気と酸素の混合気体、不活性ガスと酸素の混合気体など、酸素濃度が空気と異なる気体を含み得る。また、供給部8は、供給する混合気体を生成するために複数の気体を貯蔵できる貯蔵室を有してもよい。また、投影光学系4の下面の周囲、又はウエハステージ7のウエハチャックの周囲に凸部を設けて、供給部8から供給された気体が拡散することを抑制するようにしてもよい。
気体循環部9は、露光装置100の各部が配置されている筐体12の内部に、例えば空気などの気体を循環させる。気体循環部9が循環させる気体の温度、湿度を制御することにより、露光装置100内を所定の温度、湿度に保つことができる。また、気体循環部9は不図示のフィルタを備え、フィルタによりパーティクルなどの異物が取り除かれた気体を筐体12の内部に循環させる。
濃度計測部30は、投影光学系4の下面付近に配置され、投影光学系4とウエハステージ7に保持されたウエハ6との間の空間における酸素濃度を計測する。また、濃度計測部30は、投影光学系4とウエハステージ7に保持されたウエハ6との間の空間における酸素濃度を推定することが可能な位置であれば、投影光学系4の下面付近の位置に限られない。例えば、濃度計測部30は、ウエハステージ7上のウエハ6の周辺に配置されてもよい。
制御部11は、露光装置100の各部を統括的に制御する。制御部11は、例えば、制御プログラムに従って制御のための演算を行うCPUなどを有する演算部81、制御プログラムや固定的なデータを保持するROM、演算部81のワークエリア及び一時的なデータを保持するRAMを含む。また、制御部11は、ROM、RAMよりも大容量のデータを保存することができる磁気記憶装置(HDD)を含む。また、制御部11は、CD、DVD、メモリカードといった外部メディアを装填してデータの読み込みや書き込みを行うドライブ装置を含む。本実施形態において、ROM、RAM、磁気記憶装置、ドライブ装置のうち少なくとも1つを記憶部80として、記憶部80に制御プログラム、固定的なデータ、演算部81のワークエリア、及び一時的なデータを保持するものとする。
制御部11は、例えば、積算センサ50の計測結果を用いてウエハ6を照射する露光光の露光量を算出する。また、制御部11は、例えば、照度計測部70の計測結果を用いて露光光の照度、及び照度分布を算出する。また、制御部11は、算出された露光量、照度、又は照度分布などを用いて光源40から出力される光の強度や減光部90の透過率などを制御する。また、制御部11は濃度計測部30により計測された酸素濃度と、露光条件に設定された目標濃度との差分が小さくなるように、供給部8から供給する気体の供給量を制御する。ここで、制御部11が制御する気体の供給量は、単位時間に供給される気体の供給量(単位時間当たりの供給量)としてもよいし、所定の期間内に供給される気体の供給量(累積供給量)としてもよい。ここで、所定の期間は、例えば、1つの露光領域を露光する間の期間としてもよいし、ウエハステージ7が1つの露光領域を露光位置に移動させた時から次の露光領域を露光領域に移動させるために移動を開始した時までの間の期間としてもよい。
ここで、従来の露光装置における露光処理について説明する。図7は、従来の露光装置により露光されたウエハに形成されたパターンの線幅を示す図である。ここで、パターンの線幅の差分(以下、線幅の差分とする)とは、実際に露光されたウエハ6に形成されたパターンの線幅と、目標とするパターンの線幅(以下、目標線幅とする)との差分である。図7(a)は、ウエハ6に配置された露光領域を示す図である。また、図7(a)には、ウエハ6の外周付近の露光領域(第1露光領域)の一例として露光領域602、ウエハ6の中央付近の露光領域(第2露光領域)の一例として露光領域601が示されている。ここで、ウエハ6の外周付近の露光領域はその境界にウエハ6の外周を含む露光領域とし、ウエハ6の中央付近の露光領域はその境界にウエハ6の外周を含まない露光領域とすることができる。また、ウエハ6の外周付近の露光領域は、その中心とウエハ6の中心との距離が所定の閾値より長い露光領域とし、ウエハ6の中央付近の露光領域はその中心とウエハ6の中心との距離が所定の閾値より短い露光領域とすることができる。
従来の露光装置は、ウエハ6上の露光領域の位置に関わらず、濃度計測部30により計測された酸素濃度が所定の目標濃度(例えば、35%)になるように供給部8により供給される気体の供給量を制御してウエハ6を露光していた。酸素濃度が高くなると、レジストから発生するラジカルが空気中の酸素と反応して、光重合反応が抑制され、スループットが低下することがある。また、微細なパターンを高精度に形成する場合には、酸素濃度を高くして光重合反応を抑制することもある。このように、スループットの低下、又はパターンの寸法精度の低下を抑制するためには、酸素濃度を所定の目標濃度に制御する必要がある。
しかし、ウエハ6の外周付近の露光領域を露光する場合に供給部8により供給された気体が投影光学系4とウエハステージ7に保持されたウエハ6との間の空間から流出する量は、ウエハ6の中央付近の露光領域を露光する場合より大きくなる。また、濃度計測部30により酸素濃度の変化が計測されてから供給部8により供給される気体の供給量を制御しても、酸素濃度が目標濃度になるまでに時間がかかる。そのため、ウエハ6の外周付近の露光領域を露光する場合に供給部8により供給される気体の供給量が不足する傾向にある。
一方、ウエハ6の中央付近の露光領域を露光する場合に供給部8により供給された気体が投影光学系4とウエハステージ7に保持されたウエハ6との間の空間から流出する量は、ウエハ6の外周付近の露光領域を露光する場合より小さくなる。また、同様に変化した酸素濃度が目標濃度になるまでに時間がかかる。そのため、ウエハ6の中央付近の露光領域を露光する場合に供給部8により供給される気体の供給量が過剰になる傾向にある。これにより、ウエハ6の外周付近の露光領域とウエハ6の中央付近の露光領域とで酸素濃度が一定になるように制御されないことがある。
ここで、図7(b)は線幅の差分を示す図である。図7(b)に示された白丸200は、線幅の差分が−120nmであることを円の大きさを示す凡例である。また、図7(b)に示された黒丸201は線幅の差分が+120nmであることを円の大きさを示す凡例である。白丸200、黒丸201以外の白丸、黒丸は、実際にウエハ6上に形成されたパターンの位置に応じて、目標とするパターンの線幅と実際に形成されたパターンの線幅との差を表している。また、白丸は線幅の差分がプラスの値であり、黒丸は線幅の差分がマイナスの値であることを表している。また、黒丸と白丸の大きさは、それぞれ黒丸201、白丸200の大きさを基準として、線幅の差分の絶対値の大きさを表している。
ウエハ6の中央付近の領域210に形成されたパターンについては、線幅の差分がマイナスの値であり、ウエハ6の外周付近の領域211に形成されるパターンについては、線幅の差分がプラスの値である傾向があることがわかる。また、形成されたパターンの位置に応じて、線幅の差分の大きさが異なる傾向があることがわかる。このように、酸素の目標濃度を一定として供給量を制御すると、ウエハ6上の複数の露光領域の位置に応じて、目標温度と実際の酸素濃度との偏差が生じることにより、パターンの線幅にばらつきが生じる。
そこで、本実施形態における露光装置では、供給部8により供給される気体の供給量を制御することにより、投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度をより精度よく制御する。
まず、実施例1に係る露光装置について説明する。本実施例では、酸素濃度と、ウエハ6上に形成されたパターンの線幅との関係から露光領域毎に酸素濃度を調整して露光を行う。次に、本実施例に係る露光方法について説明する。図2は、本実施例に係る露光方法を示すフローチャートである。S11において、制御部11は、露光されてパターンが形成されたウエハ6(第2基板)上の各露光領域における線幅の差分を取得する。制御部11は、ウエハ6上の各露光領域における線幅の差分を取得して記憶部80に記憶する。ここで、目標線幅は予め記憶部80に記憶されているものとする。また、計測されたパターンの線幅は外部の検査装置で計測された結果から取得されるものとする。例えば、目標線幅を1.0um、計測された線幅を1.1umとすると、線幅の差分は0.1umとなる。制御部11は、線幅の差分を、ウエハ6上の各露光領域において取得して記憶部80に記憶する。ここで、露光条件は記憶部80に記憶されており、制御部11は、ウエハ6を所定の露光条件に従い露光するように露光装置100の各部を制御する。また、露光条件には、例えば、パターンを形成するウエハ6上の領域である露光領域の配列情報、露光領域を露光する際に露光領域に照射される露光光の光量、濃度計測部30により計測される酸素の目標濃度などが含まれる。また、線幅の差分を各露光領域に取得する形態に限られず、予め定められた位置毎に線幅の差分を取得してもよい。
S12において、制御部11は、酸素の目標濃度を変化させてウエハ6上の露光領域の露光を行い、各酸素濃度に対する線幅の差分を取得する。また、図7(b)の例では、複数の位置に応じた線幅の差分が示されていたが、取得する線幅の差分は、ウエハ6上の所定の位置における線幅の差分でよい。また、ウエハ6上の複数の位置における線幅の差分を取得して平均等の統計処理を行った値を線幅の差分としてもよい。
ここで、酸素濃度と線幅の差分の関係について説明する。図3は、酸素濃度と線幅の差分の関係を示す図である。図3(a)は、酸素濃度、線幅、及び線幅の差分の関係を表したテーブルを示す図である。酸素濃度を8[%]、12[%]、16[%]、21[%]と変化させて露光を行ったウエハ6上に形成されたパターンの線幅と線幅の差分を表した表である。ここで、線幅の差分を取得する際の酸素濃度を4つの値としたが、酸素濃度の数はこれに限られない。また、図3(b)は、酸素濃度と線幅の差分の関係を表したグラフを示す図である。図3の例では、酸素濃度の増加に応じて線幅の差分は小さくなっており、酸素濃度と線幅の差分との間には一定の関係があることがわかる。また、酸素濃度毎に線幅の差分を取得するために行う露光は、酸素の目標濃度以外の露光条件は同一になるようにして行われる。
ここで、図2のフローチャートの説明に戻る。S13において、制御部11は、S12で取得した酸素濃度と線幅の差分との関係から、酸素濃度と線幅の差分の関係を示す関数を取得する。ここでは、制御部11が酸素濃度と線幅の差分の関係を表す1次関数を取得する例について説明する。線幅の差分をx[um」、酸素濃度をf(x)[%]、a、bを係数とすると、f(x)は以下の式(1)で表される。
f(x)=ax+b・・・(1)
制御部11は、S12で取得した酸素濃度と線幅の差分との関係を用いて、式(1)に最小二乗法などの手法でフィッティングすることにより、係数a、bを算出することができる。これにより、図3(b)に示されたグラフのような関数を取得することができる。
S14において、制御部11は、線幅の差分を用いて、複数の露光領域のそれぞれについて酸素の目標濃度を取得する。まず、制御部11は、S11で取得した線幅の差分、及びS13で取得した酸素濃度と線幅の差分の関係を表す関数f(x)を用いて、ウエハ6上の全ての露光領域に対して設定される所定の目標濃度に対する酸素濃度の比率を露光領域毎に取得する。ここで、所定の目標濃度は、パターンが形成されたウエハ6を露光した時に酸素濃度の目標となる濃度として設定されていた目標濃度である。そして、制御部11は、S11で取得した線幅の差分を、関数f(x)に入力する。これにより、S11で取得したウエハ6上の露光領域毎に酸素濃度を取得する。そして、所定の目標濃度に対する酸素濃度の比率を露光領域毎に求める。関数f(x)を用いて取得された酸素濃度をd[%]、所定の目標濃度をtd[%]、露光領域毎の比率をrとすると、比率rは以下の式(2)で表される。
=(td−d)÷td・・・(2)
ここで、iは1からnまでの自然数を表し、nはウエハ6上の露光領域の数である。
そして、制御部11は、式(2)の露光領域毎の比率rを用いて、所定の目標濃度tdを、露光領域毎の目標濃度に変換することができる。露光領域毎の目標濃度をtd[%]とすると、露光領域毎の目標濃度tdは以下の式(3)で表される。
td=td×(1−r)÷100・・・(3)
そして、制御部11は、式(3)を用いて、露光領域毎の目標濃度tdを取得する。
ここで、酸素濃度と線幅の差分の関係として、酸素濃度と線幅の差分の関係を表す1次関数を取得する例を説明したが、これに限られない。例えば、式(1)は、xに関する高次式としてもよい。
また、ここで、式(1)の関数はウエハ6で1つ取得されるものとしたが、複数の露光領域のそれぞれについて、式(1)の関数を取得してもよい。これにより、より精度よく露光領域毎の目標濃度tdを取得することができる。
また、目標濃度以外の露光条件が異なる場合には、式(1)の関数や目標濃度がそれぞれの露光条件で異なるので、それぞれの露光条件で露光領域毎の目標濃度tdを取得する必要がある。
また、関数の代わりに酸素濃度と線幅の差分の関係のテーブルを用いて、露光領域毎に目標濃度に対する酸素濃度の比率を取得することができる。S13において、制御部11は、酸素濃度と線幅の差分の関係のテーブルを記憶部に記憶する。図4は、酸素濃度と線幅の差分の関係を表すテーブルを示す図である。図3(a)に示すテーブルと同様であるが、酸素濃度の数は多い方が望ましい。そして、S14において、テーブルを用いて、露光領域毎の目標濃度tdを求める。S11で取得した線幅の差分を入力として、テーブルにおける酸素濃度と線幅の差分の関係に基づき線形補間や多項式補間などの方法を用いて、酸素濃度を求めることができる。
ここで、図2のフローチャートの説明に戻る。S15において、制御部11は、不図示の基板搬送部によりウエハステージ7上に露光対象のウエハ6(第1基板)を搬送させ、露光する対象の露光領域が所定の露光位置に位置するように、ウエハステージ7を移動させる。
S16において、制御部11は、露光する対象の露光領域に対応する目標濃度tdに基づき気体の供給量を制御して、供給部8により気体を供給させる。
S17において、制御部11は、光源40、照明光学系2、投影光学系4などを制御して、対象の露光領域を露光する。
S18において、制御部11は、ウエハ6上の全ての露光領域の露光が終了したかを判断する。終了したと判断された場合は、制御部11は、不図示の基板搬送部によりウエハステージ7上から露光対象のウエハ6を搬出させ、露光を終了する。終了していないと判断された場合は、S15に戻り、制御部11は、次に露光する対象の露光領域が所定の露光位置に位置するように、ウエハステージ7を移動させる。
このように、制御部11は、目標濃度tdに基づき気体の供給量を制御する。よって、ウエハ6の外周付近の露光領域を露光する場合に供給させる気体の供給量(第1供給量)は、ウエハ6の中央付近の露光領域を露光する場合に供給させる気体の供給量(第2供給量)より大きくなるように制御される。これにより、ウエハ6の外周付近の露光領域を露光する場合とウエハ6の中央付近の露光領域を露光する場合とで酸素濃度のばらつきが抑制される。
以上により、本実施例に係る露光装置によれば、露光領域毎に酸素の目標濃度を設定して供給部8による気体の供給を制御するので、投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度をより精度よく制御することができる。
次に実施例2に係る露光装置について説明する。なお、ここで言及しない事項は、実施例1に従い得る。実施例2に係る露光装置では、露光領域の面積に基づき、露光領域毎の酸素の目標濃度を決定して露光を行う。
実施例1に係る露光装置のように線幅の差分を取得するためには、実際にウエハ6に対して露光、現像などの処理を行い、パターンを形成した後に、外部の検査装置でパターンの線幅を計測するために時間がかかる。
そこで、本実施例では、パターンの線幅を計測することなく、ウエハ6上の露光領域の面積に応じて酸素濃度の変化率を推定する。図5は、本実施例に係る露光方法を示すフローチャートである。S21において、制御部11は、ウエハ6上の露光領域の面積を取得する。ここで、制御部11は、記憶部80から露光条件に含まれる露光領域の配列情報に基づき、露光領域毎の面積を算出することができる。ここで、露光領域の面積について説明する。図6は、露光領域の面積を示す図である。ウエハ6の中央付近の露光領域601は、全ての領域がウエハ6上に含まれている。一方、ウエハ6の外周付近の露光領域602は、一部の領域がウエハ6の外周から外にはみ出している。つまり、露光領域601の面積の方が露光領域602の面積よりも大きい。よって、露光領域601の面積をaとし、露光領域602の面積をaとすると、a>aとなる。露光領域の配列情報には、ウエハ6の半径などのウエハ6の形状に関する情報、露光領域の位置、大きさ、数など露光領域の配置に関する情報などが含まれる。また、ウエハ6の形状に関する情報には、ウエハ6の外周に形成されているノッチ又はオリフラの寸法が含まれてもよい。
そして、制御部11は、露光領域の配列情報に基づき、露光領域毎に露光領域の面積を算出する。また、制御部11は、露光領域の面積を、外部の情報処理装置などから取得してもよい。
S22において、制御部11は、S21で取得した露光領域の面積を用いて、複数の露光領域のそれぞれにおける目標濃度を取得する。
ここで、露光領域602において、はみ出した一部の領域があることにより、供給された気体が投影光学系4とウエハ6との間の空間から流出する量がより多くなる。さらに、はみ出した一部の領域の面積が大きいほど、供給された気体が流出する量が多くなる。よって、露光領域の面積に基づき、酸素濃度の比率を推定することができる。
露光領域602のように全ての領域がウエハ6上に含まれる露光領域の面積を基準面積aとし、対象の露光領域の面積をaとする。また、目標濃度をtd[%]、空気の酸素濃度をad[%]とする。目標濃度に対する酸素濃度の比率をrとすると、比率rは以下の式(4)で表される。
=[{td×(a÷a)}+{ad×(a−a)÷a}]÷td・・・(4)
ここで、iは1からnまでの自然数を表し、nはウエハ6上の露光領域の数である。
例えば、基準面積aに対する露光領域の面積aの比率が0.8、目標濃度tdが10[%]、空気の酸素濃度adを20[%]とすると、比率rは0.12となる。
そして、制御部11は、実施例1と同様に式(3)を用いて、露光領域毎の目標濃度tdを取得する。
ここで、S15以降は、実施例1と同様であるため、説明を省略する。
これにより、面積の小さい露光領域(第1露光領域)を露光する場合に供給部8から供給される気体の供給量(第1供給量)は、面積の大きい露光領域(第2露光領域)を露光する場合に供給部8から供給される気体の供給量(第2供給量)より大きくなる。
また、露光領域の面積の代わりに、露光領域の位置に応じて酸素濃度を推定してもよい。例えば、露光領域の中心とウエハ6の中心との距離に応じて酸素濃度の比率を推定してもよい。また、例えば、露光領域の中心とウエハ6の中心とを結ぶ線上における露光領域の中心とウエハ6の外周との距離に応じて酸素濃度の比率を推定してもよい。つまり、制御部11は、露光領域とウエハ6の中心との距離が大きくなるほど、または露光領域とウエハ6の外周との距離が小さくなるほど、供給された気体が流出する量が多くなるので、供給部8から供給される気体の供給量が大きくなるように制御する。
これにより、ウエハ6の中心との距離が大きい露光領域(第1露光領域)を露光する場合の気体の供給量(第1供給量)は、ウエハ6の中心との距離が小さい露光領域(第2露光領域)を露光する場合の気体の供給量(第2供給量)より大きくなる。また、ウエハ6の外周との距離が小さい露光領域(第1露光領域)を露光する場合の気体の供給量(第1供給量)は、ウエハ6の外周との距離が大きい露光領域(第2露光領域)を露光する場合の気体の供給量(第2供給量)より大きくなる。
以上により、本実施例に係る露光装置によれば、露光領域毎に酸素の目標濃度を設定して供給部8による気体の供給を制御するので、投影光学系と基板との間の空間の酸素濃度をより精度よく制御することができる。また、本実施例に係る露光装置によれば、露光領域の面積に基づき露光領域毎の目標濃度を取得するので、より短時間で露光領域毎に酸素の目標濃度を取得することができる。
(物品の製造方法)
本実施形態における物品の製造方法は、例えば、デバイス(半導体素子、磁気記憶媒体、液晶表示素子など)などの物品を製造するのに好適である。かかる製造方法は、露光装置EXPを用いて、感光剤が塗布された基板(ウエハ)を露光する(基板にパターンを形成する)工程と、露光された基板を現像する(基板の加工を行う)工程を含む。また、かかる製造方法は、他の周知の工程(酸化、成膜、蒸着、ドーピング、平坦化、エッチング、レジスト剥離、ダイシング、ボンディング、パッケージングなど)を含みうる。本実施形態における物品の製造方法は、従来に比べて、物品の性能、品質、生産性および生産コストの少なくとも1つにおいて有利である。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはいうまでもなく、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。

Claims (15)

  1. 基板上の複数の露光領域を露光する露光装置であって、
    基板に光を照射する投影光学系と、
    前記投影光学系と前記基板との間の空間に酸素濃度が空気と異なる気体を供給する供給部と、
    前記供給部から供給される前記気体の供給量を制御する制御部と、を有し、
    前記制御部は、第1基板上の第1露光領域を露光する場合に前記供給量が第1供給量となるように制御し、前記第1基板上の第2露光領域を露光する場合に前記第1供給量とは異なる第2供給量となるように制御する、
    ことを特徴とする露光装置。
  2. 前記制御部は、前記第1露光領域を露光する場合に前記空間の酸素濃度の目標となる第1目標濃度を用いて前記供給量を制御し、前記第1基板上の第2露光領域を露光する場合に前記第1目標濃度とは異なる第2目標濃度を用いて前記供給量を制御することを特徴とする、請求項1に記載の露光装置。
  3. 前記空間の酸素濃度を計測する濃度計測部を有し、
    前記制御部は、前記濃度計測部により計測された酸素濃度を用いて前記供給量を制御する、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の露光装置。
  4. 前記制御部は、前記第1露光領域を露光する場合に前記濃度計測部により計測された酸素濃度と前記第1目標濃度との差分が小さくなるように前記供給量を制御し、前記第2露光領域を露光する場合に前記濃度計測部により計測された酸素濃度と前記第2目標濃度との差分が小さくなるように前記供給量を制御する、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の露光装置。
  5. 前記制御部は、前記第1露光領域に対応する、第2基板上の第3露光領域に形成されたパターンの第1線幅、前記第2露光領域に対応する、第2基板上の第4露光領域に形成されたパターンの第2線幅、前記第1線幅の目標となる第1目標線幅、及び前記第2線幅の目標となる第2目標線幅に基づき、前記第1目標濃度、及び前記第2目標濃度を取得する
    ことを特徴とする、請求項2乃至4のいずれか1項に記載の露光装置。
  6. 前記第1線幅と前記第1目標線幅との差分の絶対値が、前記第2線幅と前記第2目標線幅との差分の絶対値よりも大きい場合に、前記制御部は、前記第1供給量が前記第2供給量より大きくなるように制御する、
    ことを特徴とする、請求項5に記載の露光装置。
  7. 前記制御部は、前記第1露光領域の面積、及び前記第2露光領域の面積に基づき、前記供給量を制御することを特徴とする、請求項1に記載の露光装置。
  8. 前記第1露光領域の面積が前記第2露光領域の面積よりも小さい場合に、前記制御部は、前記第1供給量が前記第2供給量より大きくなるように制御することを特徴とする、請求項7に記載の露光装置。
  9. 前記制御部は、前記第1露光領域の位置、及び前記第2露光領域の位置に基づき、前記供給量を制御することを特徴とする、請求項1に記載の露光装置。
  10. 前記第1露光領域と前記基板の中心との距離が前記第2露光領域と前記基板の中心との距離よりも大きい場合に、前記制御部は、前記第1供給量が前記第2供給量より大きくなるように制御することを特徴とする、請求項9に記載の露光装置。
  11. 前記第1露光領域と前記基板の外周との距離が前記第2露光領域と前記基板の外周との距離よりも小さい場合に、前記制御部は、前記第1供給量が前記第2供給量より大きくなるように制御することを特徴とする、請求項9に記載の露光装置。
  12. 前記第1露光領域が前記基板の外周付近にあり、前記第2露光領域が前記基板の中央付近にある場合に、前記制御部は、前記第1供給量が前記第2供給量より大きくなるように制御することを特徴とする、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の露光装置。
  13. 前記気体は、不活性ガス、酸素、空気と不活性ガスの混合気体、空気と酸素の混合気体、または不活性ガスと酸素の混合気体であることを特徴とする、請求項1乃至12のいずれか1項に記載の露光装置。
  14. 基板上の複数の露光領域を露光する露光方法であって、
    前記基板に光を照射する投影光学系と前記基板との間の空間に酸素濃度が空気と異なる気体を供給する供給量が第1供給量になるように制御して前記基板上の第1露光領域を露光する工程と、
    前記空間に前記気体を供給する供給量が前記第1供給量とは異なる第2供給量となるように制御して前記基板上の第2露光領域を露光する工程と、を有する
    ことを特徴とする露光方法。
  15. 基板に光を照射する投影光学系と前記基板との間の空間に酸素濃度が空気と異なる気体を供給する供給量が第1供給量になるように制御して前記基板上の第1露光領域を露光する工程と、
    前記空間に前記気体を供給する供給量が前記第1供給量とは異なる第2供給量となるように制御して前記基板上の第2露光領域を露光する工程と、
    露光した前記基板にパターンを形成する工程と、
    前記パターンが形成された前記基板の加工を行う工程と、
    を有し、前記加工が行われた前記基板から物品を製造することを特徴とする物品の製造方法。
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