JP2020165999A - 識別コードシール - Google Patents

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Abstract

【課題】様々な機能を持たせた識別コードシールを提供する。【解決手段】複数枚積層され、識別コード101がそれぞれに表示された粘着シート(103、105、107、109)を備え、粘着シート(103、105、107、109)のそれぞれは、積層領域からはみ出したタブ部(111、113、115、117)を備え、粘着シートのそれぞれのタブ部(111、113、115、117)は、粘着シートが積層された状態で視認できる識別コードシールを提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、複数枚積層され、識別コードがそれぞれに表示された粘着シートを備える識別コードシールに関する。
1次元バーコードまたは2次元バーコードの識別コードが表示された粘着シートを備える識別コードシールを用いて、識別コードシールが貼付された物品を識別することがなされている。特許文献1においては、第1の面のシートと第2の面のシートを重ね、それぞれの面に対応する読取情報の識別情報を記憶することがなされている。
特開2018−55529号公報
しかしながら、1次元バーコードまたは2次元バーコードは、コードリーダに読み込ませて初めて解読できるものであり、識別コードシールを一見しただけは、どのような情報が含まれているのかを理解することはできなかった。そこで、本発明は、複数枚積層され、識別コードが表示された粘着シートにタブ部を設け、タブ部に様々な情報を付加することを課題の一とする。
本発明の識別コードシールは、複数枚積層され、識別コードがそれぞれに表示された粘着シートを備え、前記粘着シートのそれぞれは、積層領域からはみ出したタブ部を備え、前記粘着シートのそれぞれの前記タブ部は、前記粘着シートが積層された状態で視認できることを特徴とする。
上記の態様によれば、粘着シートにタブ部を設け、タブ部に様々な情報を付加することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る識別コードシールの概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る識別コードシールの使用例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る識別コードシールの別の使用例を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る識別コードシールの重ね合わせの分解図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードの表示例を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで4枚一致する領域を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで4枚一致する領域において3枚を透明領域にすることを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで3枚一致する領域を示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで3枚一致する領域を2つに分けることを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで4枚一致する領域において3枚を透明領域にし、3枚一致する領域において2枚を透明領域にすることを示す図である。 本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの重ね合わせの分解図である。 本発明の第4の実施形態に係る識別コードシールの粘着シールの変色することを示す図である。
以下、本発明を実施するための様々な実施の形態を、図面を参照して説明する。要点の説明または理解の容易性を考慮して、異なる図面で便宜上符号を変えてあるいは同一にして示す。実施の形態2以降では、実施の形態1と要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施の形態を分けて示すが、異なる実施の形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。また、実施の形態2以降では、実施の形態1と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に同様の構成による同様の作用効果については、実施の形態毎には逐次言及しないものとする。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る識別コードシールの概略図である。図2は、本発明の第1の実施形態に係る識別コードシールの使用例を示す図である。図3は、本発明の第1の実施形態に係る識別コードシールの別の使用例を示す図である。図1乃至図3を参照して、第1の実施形態について説明する。
(識別コードシール)
図1に示すように、本発明の識別コードシールは、識別コード101がそれぞれに表示された第1の粘着シート103、第2の粘着シート105、第3の粘着シート107、第4の粘着シート109が、下から順に積層される。
識別コード101は、1次元バーコード、2次元バーコードなど他の物と識別するためのコードである。識別コード101は、他の物と識別できる数字、テキストデータなどの情報を書き込んでもよい。
第1乃至第4の粘着シートは、繰り返し貼ったり剥がしたりできる粘着性を有する。粘着シートは粘着シート同士だけでなく、プラスチック、ビニール、金属など他の物体に貼り付けられる。
また、第1の粘着シート103は、積層領域からはみ出した第1のタブ部111を備える。第2の粘着シート105は、積層領域からはみ出した第2のタブ部113を備える。第3の粘着シート107は、積層領域からはみ出した第3のタブ部115を備える。第4の粘着シート109は、積層領域からはみ出した第4のタブ部117を備える。このように粘着シートのそれぞれは、積層領域からはみ出したタブ部を備える。
第1乃至第4のタブ部は、それぞれ情報が記載される。例えば、粘着シートの積層数に対応した数字が記載され、第1のタブ部111は4、第2のタブ部113は3、第3のタブ部115は2、第4のタブ部117は1が記載される。タブ部に記載される数字は例示であり、識別できればいくつでもよい。
また、第1乃至第4のタブ部の色は、それぞれ変えられている。例えば、第1のタブ部111は水色、第2のタブ部113は緑色、第3のタブ部115は黄色、第4のタブ部117はオレンジ色である。識別コード外周の粘着シートの色もそれぞれタブ部と同じ色にされてもよい。タブ部の色は例示であり、識別できれば何色であってもよい。
1次元コード及び2次元コードは、正方形または長方形の四角形で表される。したがって、タブ部がこの四角形の角部にそれぞれ与えられると、粘着シートが積層された状態で視認できる。
ここでは、第1乃至4の粘着シールが四角形の場合を示したが、識別コードが四角形でも、粘着シートを5角形、6角形、7角形、8角形とし、その角部にタブ部が与えられると、粘着シートは5枚、6枚、7枚、8枚と複数枚積層できる。
このように、本実施形態によると、タブ部の数字を見ることで、何枚目の粘着シートが一番上にあるか即座に視認できる。また、タブ部を含めた粘着シートの色を見ることで、何枚目の粘着シートが一番上にあるか即座に視認できる。
(使用例1)
図2を参照して、本発明の識別コードシールの一使用例を説明する。本使用例は、制御盤の回路機器に識別コードシールを貼付する。制御盤205は、ダクト207と回路機器209、211、213を備える。図2の識別コードシール201は、一番上の粘着シート203を剥がしたものである。
識別コードシール201は、制御盤205に配置された回路機器209に貼付される。剥がされた粘着シート203は、例えば、回路機器209の傍のダクト207上に貼付される。識別コードシール201は、例えばメンテナンスがあるたびに剥がされ、回路機器209の傍のダクト207に貼られる。本使用例のように粘着シート203が1枚、ダクト207に貼られることで、1度メンテナンスがあったことがわかる。
回路機器211、213にもそれぞれ識別コードシールが貼られ、粘着シートが1枚剥がされ、メンテナンスがあると回路機器211、213のそれぞれの傍のダクトに貼られる。このようにすることで、それぞれの回路機器でメンテナンスがあった回数がわかる。回路機器211から213のそれぞれでメンテナンスがあった回数がわかることで、制御盤全体の運用ができる。
また、識別コードを読むコードリーダは、識別コードに応じた内容を記憶して表示する機能または無線または有線接続でサーバから情報を引き出して表示する機能がある。コードリーダはアプリがインストールされ、識別コードと記録情報をひも付けることもできる。
メンテナンスをする人が、貼られた識別コードをリーダで読むことで、回路機器の注意点、メンテナンスの注意点を表示できる。また、アプリ上で識別コードと記録情報をひも付けることで制御盤全体の運用が表示できる。
本使用例により、識別コードシールを貼付した回路機器のメンテナンス回数を即座に視認できる。また、本使用例は、コードリーダを用いて回路機器の注意点、制御盤全体の運用、メンテナンスの注意点等を表示できる。
(使用例2)
図3を参照して、本発明の識別コードシールの他の使用例を説明する。本使用例は、制御盤の回路機器に識別コードシールを貼付する。回路機器のある領域を区切り、制御盤の蓋に回路機器のある領域と対応させて剥がした粘着シートを貼り付ける領域を設ける。
制御盤301は、領域AからHまでの回路領域とダクト303を有する。また、制御盤301は、蓋305を備え、回路領域AからHに対応する貼付領域AからHを備える。例えば、回路領域Aに貼付された識別コードシールを剥がした後、対応する蓋305の貼付領域Aに粘着シート307を貼付する。
回路領域Aの識別コードシールは、メンテナンスがあるたびに剥がされ、対応する蓋305の貼付領域Aに貼られる。例えば粘着シート307が1枚、蓋の領域Aに貼られることで、1度メンテナンスがあったことがわかる。
回路領域BからHまでにもそれぞれ識別コードシールが貼られ、粘着シートが1枚剥がされ、メンテナンスがあると対応する蓋の貼付領域BからHのそれぞれに貼られる。このようにすることで、それぞれの回路領域でメンテナンスがあった回数がわかる。
回路領域AからHのそれぞれでメンテナンスがあった回数がわかることで、制御盤全体の運用ができる。また、コードリーダのアプリ上で識別コードと記録情報をひも付けることで制御盤全体の運用が表示できる。
また、アプリ上で回路領域Aの写真を撮り、識別コードとひも付け、注意事項を記入することで、次回識別コードを読み込んだときにメンテナンスの注意事項を絵付きで表示できる。このように、貼られた識別コードをコードリーダで読むことで、回路機器の注意点、メンテナンスの注意点を表示できる。
本使用例により、識別コードシールを貼付した回路機器のメンテナンス回数を即座に視認できる。また、本使用例は、コードリーダを用いて回路機器の注意点、制御盤全体の運用、メンテナンスの注意点等を表示できる。
(第2の実施形態)
図4は、本発明の第2の実施形態に係る識別コードシールの重ね合わせの分解図である。図4を参照して、本発明の第2の実施形態を説明する。第2の実施形態は、第1の実施形態と、それぞれの識別コードが異なる点で異なる。
第1の粘着シート401は、2次元バーコードである識別コード409を備える。第2の粘着シート403は、2次元バーコードである識別コード411を備える。第3の粘着シート405は、2次元バーコードである識別コード413を備える。第4の粘着シート407は、2次元バーコードである識別コード415を備える。
ここで、識別コード409、411、413及び415はそれぞれ異なる。すなわち記録されている情報が全て異なる。このようにすることで、識別コードにもメンテナンス回数などを記録できる。それぞれの粘着シートの識別コードがすべて異なるだけでなく、一部の粘着シートの識別コードが一致していてもよい。
本実施形態により、粘着シートの識別コードが使用される状況で必要な情報が記録される。本実施形態は、使用例1及び使用例2と組み合わせることで、メンテナンス回数に応じた注意点、運用方法を表示できる。本実施形態は、4枚積層する例を示したが、これに限定されず2枚、3枚、5枚、6枚など複数枚の積層に適用できる。
(第3の実施形態)
図5aは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードの表示例を示す図である。図5bは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで4枚一致する領域を示す図である。
図5cは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで4枚一致する領域において3枚を透明領域にすることを示す図である。図5dは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで3枚一致する領域を示す図である。
図5eは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで3枚一致する領域を2つに分けることを示す図である。図5fは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの2次元コードで4枚一致する領域において3枚透明領域にし、3枚一致する領域において2枚を透明領域にすることを示す図である。
図5gは、本発明の第3の実施形態に係る識別コードシールの重ね合わせの分解図である。図5a乃至5gを参照して、本発明の第3の実施形態を説明する。第3の実施形態は、第1の実施形態と、積層数の表示のみが異なる識別コードが、積層されている点で異なる。第3の実施形態を第1と第2の段階に分けて説明する。
図5aに示すように、下から順に第1の粘着シート501、第2の粘着シート503、第3の粘着シート505、第4の粘着シート507が積層される。第1の粘着シート501は、2次元バーコードである識別コード509が表示される。第2の粘着シート503は、2次元バーコードである識別コード511が表示される。第3の粘着シート505は、2次元バーコードである識別コード513が表示される。第4の粘着シート507は、2次元バーコードである識別コード515が表示される。識別コード509、511、513、515がそれぞれの粘着シートで表示したい識別コードである。
第1の段階を説明する。識別コード509、511、513、515は、積層数の表示のみが異なる。したがって、図5bに示すように、識別コード509、511、513、515は、2次元バーコードの大部分の第1の領域517で一致する。すなわち第1の領域517は、白又は黒のパターンが同じである。
図5cに示すように、第2乃至第4の粘着シートの第1の領域517を透明にする。第1の粘着シート501は、白又は黒のパターンの識別コード509で表示される。第2の粘着シート503は、透明領域519と白又は黒のパターンの領域525で表示される。
第3の粘着シート505は、透明領域521と白又は黒のパターンの領域527で表示される。第4の粘着シート507は、透明領域523と白又は黒のパターンの領域529で表示される。
このようにして、第1乃至第4の粘着シートを積層すると、第1の粘着シートの白又は黒のパターンが、浮き上がるためいずれの第1乃至第4の粘着シートの積層状態でも正しい識別コードを読み取れる。
次に第2の段階を説明する。ここで、図5dに示すように、第2乃至第4の粘着シートは、第2の領域531で一致する。次に図5eに示すように、この第2の領域531を第3の領域533と第4の領域535の2つの領域に分ける。
図5fに示すように、第1の粘着シート501の識別コード509は、白又は黒のパターンで表示される。第2の粘着シート503の識別コード511は、透明領域519と白又は黒のパターンの領域525で表示される。第2の粘着シート503の透明領域519は、第1の領域517である。
第3の粘着シート505は、透明領域537と白又は黒のパターンの領域541で表示される。第3の粘着シート505の透明領域537は、第1の領域517と第3の領域533を足したものである。すなわち、第3の粘着シート505は、第1の領域517において、透明領域で表示され、第3の領域533において透明領域で表示され、第4の領域535において白又は黒のパターンで表示される。
第4の粘着シート507は、透明領域539と白又は黒のパターンの領域543で表示される。第4の粘着シート507の透明領域539は、第1の領域517と第4の領域535を足したものである。すなわち、第4の粘着シート507は、第1の領域517において、透明領域で表示され、第3の領域533において白又は黒のパターンで表示され、第4の領域535において透明領域で表示される。
この第2の段階が終了したときである図5fの状態が、第3の実施形態の粘着シートの構成例である。
図5gに示すように、第1の粘着シート501、第2の粘着シート503、第3の粘着シート505及び第4の粘着シート507を順に積層する。第4の粘着シート507が積層されているとき、第1の粘着シート501の白又は黒のパターンが浮き上がり、第2の粘着シート503の白又は黒のパターンが浮き上がるため、正しい識別コードを読み取れる。
次に第4の粘着シート507が剥がされ、第3の粘着シート505が積層されているとき、第1の粘着シート501の白又は黒のパターンが浮き上がり、第2の粘着シート503の白又は黒のパターンが浮き上がるため、正しい識別コードを読み取れる。
次に第3の粘着シート505が剥がされ、第2の粘着シート503が積層されているとき、第1の粘着シート501の白又は黒のパターンが浮き上がるため正しい識別コードを読み取れる。第1の粘着シート501は、白又は黒のパターンの識別コード509が表示されている。このように、すべての積層状態で、正しい識別コードが表示される。
このようにすることで、第1乃至第4の粘着シートの識別コードは全て異なる表示がされる。これらの識別コードを積層前に記憶しておき、第2乃至第4の粘着シートを剥がしたときに読み込むことで、真贋を判定できる。
本実施形態により、識別コードシールを貼付した物品の真贋判定ができる。本実施形態は4枚積層する例を示したが、3枚目以降の粘着シートの2分した透明領域を3つ、4つ、5つ、6つと分けることで、5枚、6枚、7枚、8枚と積層できる。
(第4の実施形態)
図6は、本発明の第4の実施形態に係る識別コードシールの粘着シールが変色することを示す図である。図6を参照して本発明の第4の実施形態を説明する。
第4の実施形態は、第1の実施形態と、それぞれの粘着シートに環境に応じて変色する機能を付加する点で異なる。例えば、第4の粘着シートには、不可逆性温度シールを用いる。例えば、オレンジ色の第4の粘着シート601が高温状態を経た場合、茶色の第4の粘着シート603に変化する。
同様に、例えば、第1の粘着シートには、硫化水素試験紙を用いる。例えば、水色の第1の粘着シートが、空気中の硫化物イオンS2−や硫化水素HSに触れた場合、紫色の第1の粘着シート607に変化する。
不可逆性温度シールや硫化水素試験紙以外にも湿度試験紙や油試験紙を用いることができる。湿度試験紙は、高湿状態を経たことを検知できる。油試験紙は、雰囲気に油があったことを検知できる。積層状態でそれぞれの粘着シートのタブ部は視認できるため、それぞれの粘着シートに異なる機能を持たせた場合、粘着シートを剥がさなくても識別コードシールが経た環境を複数識別できる。
また、それぞれの識別コードに粘着シートが有している機能を記録することで、コードリーダで識別コードを読み込んだときにどのような機能シールなのかリーダのモニタに表示できる。さらに、コードリーダが、機能を判定しつつ、粘着シートの色を撮影し、判定することで、コードリーダに識別コードシールが経た環境を表示できる。
本実施形態により、識別コードシールの貼られた物品が経た環境を知ることができる。本実施形態は、粘着シートを4枚積層に限定されず、2枚、3枚、5枚、6枚と複数枚の積層に適用できる。
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
本発明は、制御盤のメンテナンスに用いることができる。また、流通している物品の真贋判定に用いることができる。また、さまざまな環境を経る機器の製造工程に用いることができる。
101 識別コード
103 第1の粘着シート
105 第2の粘着シート
107 第3の粘着シート
109 第4の粘着シート
111 第1のタブ部
113 第2のタブ部
115 第3のタブ部
117 第4のタブ部
201 識別コードシール
203 粘着シート
205 制御盤
207 ダクト
209 回路機器
211 回路機器
213 回路機器
301 制御盤
303 ダクト
305 蓋
307 粘着シート
401 第1の粘着シート
403 第2の粘着シート
405 第3の粘着シート
407 第4の粘着シート
409 識別コード
411 識別コード
413 識別コード
415 識別コード
501 第1の粘着シート
503 第2の粘着シート
505 第3の粘着シート
507 第4の粘着シート
509 識別コード
511 識別コード
513 識別コード
515 識別コード
517 第1の領域
519 透明領域
521 透明領域
523 透明領域
525 白又は黒のパターンの領域
527 白又は黒のパターンの領域
529 白又は黒のパターンの領域
531 第2の領域
533 第3の領域
535 第4の領域
537 透明領域
539 透明領域
541 白又は黒のパターンの領域
543 白又は黒のパターンの領域
601 オレンジ色の第4の粘着シート
603 茶色の第4の粘着シート
605 水色の第1の粘着シート
607 紫色の第1の粘着シート

Claims (7)

  1. 複数枚積層され、識別コードがそれぞれに表示された粘着シートを備え、
    前記粘着シートのそれぞれは、積層領域からはみ出したタブ部を備え、
    前記粘着シートのそれぞれの前記タブ部は、前記粘着シートが積層された状態で視認できる識別コードシール。
  2. 前記タブ部は、前記粘着シートの積層数に対応した数字が記載され、前記粘着シートを剥がした回数を識別できる請求項1に記載の識別コードシール。
  3. 前記粘着シートのそれぞれに表示された識別コードは、他の前記粘着シートに表示された識別コードと異なる、請求項1または2に記載の識別コードシール。
  4. 前記粘着シートは、4枚積層される、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の識別コードシール。
  5. 前記識別コードは、1次元バーコードまたは2次元バーコードである、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の識別コードシール。
  6. 第1乃至第4の粘着シートが下から順に積層され、
    前記識別コードは、2次元バーコードであり、
    前記第1乃至第4の粘着シートの識別コードは、何枚目かを識別するコードのみが異なる識別コードシールであって、
    第1の領域は、前記第1乃至第4の粘着シートで同じパターンの領域であり、第2の領域は、前記第1の粘着シートと異なるパターンで、前記第2乃至第4の粘着シートで同じパターンの領域であり、第3及び第4の領域は、前記第2の領域を2つに分けた領域であり、
    前記第1の粘着シートは、前記第1の領域において、白又は黒のパターンで表示され、
    前記第2乃至第4の粘着シートは、前記第1の領域において、透明領域で表示され、
    前記第2の粘着シートは、前記第2の領域において、白又は黒のパターンで表示され、
    前記第3の粘着シートは、前記第3の領域において、透明領域で表示され、前記第4の領域において、白又は黒のパターンで表示され、
    前記第4の粘着シートは、前記第3の領域において、白又は黒のパターンで表示され、
    前記第4の領域において、透明領域で表示される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の識別コードシール。
  7. 少なくとも一の前記粘着シートは、温度、湿度、油または硫化水素の環境を検知して変色するシートであり、
    前記一の粘着シートの前記識別コードは、検知する環境が記録される、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の識別コードシール。
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