JP2020165516A - 作動油供給装置 - Google Patents

作動油供給装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020165516A
JP2020165516A JP2019068085A JP2019068085A JP2020165516A JP 2020165516 A JP2020165516 A JP 2020165516A JP 2019068085 A JP2019068085 A JP 2019068085A JP 2019068085 A JP2019068085 A JP 2019068085A JP 2020165516 A JP2020165516 A JP 2020165516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil pump
driven
supply device
hydraulic oil
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2019068085A
Other languages
English (en)
Inventor
康徳 花木
Yasunari Hanaki
康徳 花木
伸一郎 松原
Shinichiro Matsubara
伸一郎 松原
弘瑠 山田
Koryu Yamada
弘瑠 山田
雅路 山口
Masaji Yamaguchi
雅路 山口
田中 啓介
Keisuke Tanaka
啓介 田中
国棟 譚
Guo Dong Tan
国棟 譚
伊藤 慎一
Shinichi Ito
慎一 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd, Toyota Motor Corp filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2019068085A priority Critical patent/JP2020165516A/ja
Publication of JP2020165516A publication Critical patent/JP2020165516A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

【課題】電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内の作動油が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まるのを抑制する。【解決手段】第1吸入ポートを有する機械式オイルポンプと、第2吸入ポートを有すると共に機械式オイルポンプに比して低容量の電動式オイルポンプと、作動油の吸入口、第1吸入ポートに接続される第1吐出口、第2吸入ポートに接続される第2吐出口を有するストレーナと、を備える作動油供給装置において、吸入口から第2吸入ポートまでの間に設けられ、機械式オイルポンプを駆動しないと共に電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプを駆動すると共に電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁を備える。【選択図】図1

Description

本開示は、作動油供給装置に関する。
従来、この種の作動油供給装置としては、機械式オイルポンプと、機械式オイルポンプに比して低容量の電動式オイルポンプと、ストレーナと、逆止弁とを備えるものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ここで、ストレーナは、内部にフィルタを収容するストレーナ本体と、ストレーナ本体のフィルタよりも上流側に設けられる吸込口と、ストレーナ本体のフィルタよりも下流側を第1隔室と第2隔室とに区画する隔壁と、第1隔室側に設けられると共に機械式オイルポンプに接続される第1吐出口と、第2隔室側に設けられると共に電動式オイルポンプに接続される第2吐出口と備える。逆止弁は、隔壁に設けられ、第2隔室側から第1隔室側へのオイルの流入を許容すると共に第1隔室側から第2隔室側へのオイルの流入を禁止する。これにより、電動式オイルポンプによる機械式オイルポンプ内のオイルの吸い出しを抑制している。
特開2011−174413号公報
上述の作動油供給装置では、電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、機械式オイルポンプの吸入負圧により、電動式オイルポンプ内のオイル(作動油)が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まり、その後に電動式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内に溜まったエアにより油圧が立ち上がりにくくなる懸念がある。
本発明の作動油供給装置は、電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内の作動油が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まるのを抑制することを主目的とする。
本開示の作動油供給装置は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の第1の作動油供給装置は、
第1吸入ポートを有すると共に走行用の駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、
第2吸入ポートを有すると共にモータにより駆動される電動式オイルポンプと、
作動油の吸入口、前記第1吸入ポートに接続される第1吐出口、前記第2吸入ポートに接続される第2吐出口を有するストレーナと、
を備える作動油供給装置であって、
前記吸入口から前記第2吸入ポートまでの間に設けられ、前記機械式オイルポンプを駆動しないと共に前記電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、前記機械式オイルポンプを駆動すると共に前記電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁、
を備えることを要旨とする。
この本開示の第1の作動油供給装置では、ストレーナの吸入口から電動式オイルポンプの第2吸入ポートまでの間に設けられ、機械式オイルポンプを駆動しないと共に電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプを駆動すると共に電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁を備える。これにより、電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内の作動油が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、その後に電動式オイルポンプを駆動する際に、油圧が立ち上がりにくくなるのを抑制することができる。
本開示の第2の作動油供給装置は、
第1吸入ポートを有すると共に走行用の駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、
第2吸入ポートを有すると共にモータにより駆動される電動式オイルポンプと、
作動油の吸入口、前記第1吸入ポートおよび前記第2吸入ポートに接続される吐出口を有するストレーナと、
を備える作動油供給装置であって、
前記吐出口から前記第2吸入ポートまでの間に設けられ、前記機械式オイルポンプを駆動しないと共に前記電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、前記機械式オイルポンプを駆動すると共に前記電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁、
を備えることを要旨とする。
この本開示の第2の作動油供給装置では、ストレーナの吐出口から電動式オイルポンプの第2吸入ポートまでの間に設けられ、機械式オイルポンプを駆動しないと共に電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプを駆動すると共に電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁を備える。これにより、電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内の作動油が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、その後に電動式オイルポンプを駆動する際に、油圧が立ち上がりにくくなるのを抑制することができる。
本開示の作動油供給装置20を備える動力伝達装置10の概略構成図である。 ストレーナ40の吐出部50や吸入管33の一部、逆止弁60周辺の拡大図である。 ストレーナ40の吐出部50や吸入管33の一部、逆止弁60周辺の拡大図である。 図2のA−A断面図である。 作動油供給装置20Bを備える動力伝達装置10Bの概略構成図である。 他の実施形態の作動油供給装置120を備える動力伝達装置110の概略構成図である。
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本開示の作動油供給装置20を備える動力伝達装置10の概略構成図である。動力伝達装置10は、走行用の駆動源としてのエンジンを備えると共にアイドルストップ機能を有する車両に搭載され、図1に示すように、作動油供給装置20に加えて、発進装置11や自動変速機12、油圧制御装置13を備える。
発進装置11は、エンジンのクランクシャフトに接続されるポンプインペラや、自動変速機12の入力部材に接続されるタービンランナ、ポンプインペラおよびタービンランナの内側に配置されてタービンランナからポンプインペラへの作動油(ATF)の流れを整流するステータ、ステータの回転方向を一方向に制限するワンウェイクラッチ、ダンパ装置、ロックアップクラッチ等を有する。
自動変速機12は、発進装置11に接続される入力部材や、左右の後輪(駆動輪)に連結される出力部材、複数の遊星歯車、複数の摩擦係合要素(クラッチやブレーキ)を備える。複数の摩擦係合要素は、ピストンや複数の摩擦係合プレート(摩擦プレートおよびセパレータプレート)、作動油が供給される係合油室等により構成される油圧サーボを有する。この自動変速機12は、エンジンから発進装置11を介して入力部材に伝達される動力を変速して出力部材に伝達する。油圧制御装置13は、複数の油路が形成されたバルブボディや複数のバルブ等を有し、作動油供給装置20からの作動油を発進装置11や自動変速機12に供給する。
作動油供給装置20は、オイルパン21に貯留されている作動油を油圧制御装置13に供給する装置として構成され、機械式オイルポンプ22や電動式オイルポンプ24、ストレーナ40、逆止弁60を備える。
機械式オイルポンプ22は、例えばギヤポンプとして構成されており、走行用の駆動源としてのエンジンからの動力により駆動される。機械式オイルポンプ22の吸入ポート22iは、吸入管30を介してストレーナ40に接続されており、吐出ポート22oは、吐出管31を介して油圧制御装置13に接続されている。この機械式オイルポンプ22は、オイルパン21からストレーナ40および吸入管30を介して吸引した作動油を昇圧して吐出管31を介して油圧制御装置13に供給する。
電動式オイルポンプ24は、例えばギヤポンプとして構成されており、電子制御ユニット(以下、「ECU」という)26により制御される非走行用(電動式オイルポンプ24専用)の電動モータ(図示省略)により駆動される。この電動式オイルポンプ24の吸入ポート24iは、吸入管33を介してストレーナ40に接続されており、吐出ポート24oは、吐出管37を介して吐出管31に接続されている。吐出管37には、機械式オイルポンプ22から吐出管31に吐出された作動油が電動式オイルポンプ24側に流れるのを禁止する逆止弁38が設けられている。
電動式オイルポンプ24は、オイルパン21からストレーナ40および吸入管33を介して吸引した作動油を昇圧して吐出管37を介して油圧制御装置13に供給する。このとき、ECU26による電動モータの回転数制御により、作動油の吐出流量および吐出圧が調節される。電動式オイルポンプ24は、アイドルストップの実行時に、自動変速機12の複数の摩擦係合要素のうち発進時に係合すべき発進時要素に油圧制御装置13から油圧を作用させるために用いられ、機械式オイルポンプ22に比して低容量のオイルポンプが用いられる。
ストレーナ40は、作動油を貯留するオイルパン21内に配置され、作動油に浸漬されている。ストレーナ40は、図1の上下方向の長さが左右方向の長さおよび紙面を貫通する方向の長さに比して十分に短い形状に形成されている。このストレーナ40は、オイルパン21の底部と油圧制御装置13との間に配置される。
ストレーナ40は、互いに固定される下側ケース41および上側ケース42を有する。ストレーナ40は、ストレーナ40の内部を下側(オイルパン21の底部に近い側)の第1空間43と上側(オイルパン21の底部から遠い側)の第2空間44とに区画する隔壁45および濾材46と、作動油の吸入口47と、第2空間44内の作動油を吸入管30を介して機械式オイルポンプ22に供給するための吐出口48と、第2空間44内の作動油を吸入管33を介して電動式オイルポンプ24に供給するための吐出部50とを備える。
吸入口47は、下側ケース41の図1の左右方向における中央部付近に設けられる。吐出口48は、上側ケース42の図1の左右方向における左端部に設けられ、吸入管30が接続される。吐出部50は、上側ケース42の図1の左右方向における右端部に設けられ、吸入管33が接続される。
隔壁45および濾材46は、平板状に形成されている。濾材46は、通過する作動油を濾過するためのものであり、ストレーナ40の図1の左右方向における中央部付近から左端部にかけて延在するように(図1の上下方向において吸入口47や吐出口48と略対向するように)配置される。上側ケース42は、図1の左右方向における中央部付近から右端部側(吐出部50側)に向かうにつれて隔壁45に接近する(隔壁45に対する高さが低くなる)傾斜部42aを有する。第2空間44内のエアは上側ケース42の内壁面に沿って高い側(図1における上側)に移動すると考えられるから、傾斜部42aを有することにより、第2空間44内のエアが吐出部50側に移動するのを抑制することができる。また、第2空間44内において、吐出部50側(傾斜部42a付近)の油路断面積が吐出口48側の油路断面積に比して小さくなるから、オイルパン21の作動油がストレーナ40の吸入口47、第1空間43、濾材46、第2空間44,吐出部50を経由し更に吸入管33を介して電動式オイルポンプ24に吸入される際の吐出部50付近(傾斜部42a付近)の流速を大きくすることができる。
図2および図3は、ストレーナ40の吐出部50や吸入管33の一部、逆止弁60周辺の拡大図であり、図4は、図2のA−A断面図である。図2は、逆止弁60の開弁時を示し、図3は、逆止弁60の閉弁時を示す。
吐出部50は、図2および図3に示すように、内周が先端側に向かって段階的に拡径する有底筒状に形成されており、環状の第1環状部51と、第1環状部51から吐出部50の先端側に延出されると共に第1環状部51よりも大きい内径を有する環状の第2環状部52と、第2環状部52から吐出部50の先端側に延出されて延びると共に第2環状部52よりも大きい内径を有する筒状の筒状部53とを有する。
吸入管33は、所定方向(図2および図3の上下方向)に延びる筒状の第1筒状部34と、第1筒状部34の一端部(図2および図3における上端部)から第1筒状部34の軸方向に対して略直交する方向(図2および図3における右側)に延びる筒状の第2筒状部35とを有する。第1筒状部34の内径は、吐出部50の第1環状部51の内径よりも大きく定められており、第1筒状部34の外径は、吐出部50の第2環状部52の内径と略同一に定められている。
第1筒状部34の内周には、周方向に間隔をおいて径方向内側に延出されると共に軸方向に延びる複数(図4では3個)の爪部34aが形成されていると共に、爪部34aの一端部(図2および図3における上端部)から径方向内側に延出される突起部34bが形成されている。第1筒状部34の軸中心から爪部34aの先端部(最内径部)までの距離は、吐出部50の第1環状部51の内径の2分の1よりも長く定められている。第1筒状部34の軸中心から突起部34bの先端部(最内径部)までの距離は、吐出部50の第1環状部51の内径の2分の1と同程度にまたはそれよりも短く定められている。
第1筒状部34の外周には、径方向外側に延出される環状の外側環状部34cが形成されている。外側環状部34cの外径は、吐出部50の筒状部53の内径と略同一に定められている。吸入管33と吐出部50とは、第1筒状部34の先端部が吐出部50の第1環状部51および第2環状部52により形成される段差部に嵌合すると共に外側環状部34cの外周と吐出部50の筒状部53の内周とが嵌合した状態で互いに固定される。
逆止弁60は、機械式オイルポンプ22を駆動しないと共に電動式オイルポンプ24を駆動するときには電動式オイルポンプ22の駆動に伴う吸入負圧により開弁し、機械式オイルポンプ22を駆動すると共に電動式オイルポンプ24を駆動しないときには機械式オイルポンプ22の駆動に伴う負圧により閉弁するように構成されており、図2〜図4に示すように、収容部62内に配置される弁体64を備える。収容部62は、吸入管33の第1筒状部34の内壁面や複数の爪部34a、突起部34bと、吐出部50の第1環状部51と、により形成される。
弁体64は、有底筒状に形成されており、円形の底部65と、底部65の外周から延出されて軸方向(底部65の延在方向に直交する方向)に延びる筒状の筒状部66とを有する。この弁体64は、収容部62内に底部65が吐出部50の第1環状部51側となるように配置される。底部65および筒状部66の外径は、吐出部50の第1環状部51の内径よりも大きく、且つ、第1筒状部34の軸中心から爪部34aの先端部(最内径部)までの距離の2倍よりも大きく定められている。
この弁体64は、筒状部66の外周が吸入管33の爪部34aにより摺動自在に支持される。このとき、底部65および筒状部66の外周と、吸入管33の第1筒状部34の内壁面と、隣り合う2つの爪部34aの周方向における端面とにより、軸方向に沿って延在する複数(図4では3個)の空間Sが画成される。
図2に示すように、この弁体64が略鉛直上向きに移動して、弁体64の底部65がストレーナ40の吐出部50の第1環状部51の端面(図2における上端面)から離間すると、空間Sを介してストレーナ40内(第2空間44内)と弁体64よりも電動式オイルポンプ24側の部分とが連通する。即ち、逆止弁60が開弁する。なお、弁体64の略鉛直上向きの移動は、筒状部66の先端面(図2における上端面)と吸入管33の突起部34bの端面(図2における下端面)との当接により規制される。
また、図3に示すように、弁体64が略鉛直下向きに移動して、弁体64の底部65がストレーナ40の吐出部50の第1環状部51の端面(図3における上端面)に当接すると、空間Sとストレーナ40内(第2空間44)とが遮断される。即ち、逆止弁60が閉弁する。
この逆止弁60は、ストレーナ40の第2空間44側から電動式オイルポンプ24側への作動油の流れを許容すると共に電動式オイルポンプ24側から第2空間44側への作動油の流れを禁止する。
こうして構成される動力伝達装置10の作動油供給装置20では、エンジンが運転されているときには、エンジンからの動力により機械式オイルポンプ22が駆動されており、オイルパン21からストレーナ40および吸入管30を介して吸引された作動油が昇圧されて吐出管31を介して油圧制御装置13に供給されている。このとき、機械式オイルポンプ22の駆動に伴う吸引負圧および重力により、弁体64に略鉛直下向き(重力の向き)の力が作用しており、図3に示すように、弁体64の底部65がストレーナ40の吐出部50の第1環状部51の端面(図3における上端面)に当接しており、上述の空間Sとストレーナ40内(第2空間44)とが遮断されている。即ち、逆止弁60が閉弁している。これにより、電動式オイルポンプ24を駆動していない状態で機械式オイルポンプ22を駆動する際に、逆止弁60よりも電動式オイルポンプ24側の部分(電動式オイルポンプ24内や吸入管33内)の作動油が吸い出されてこの部分にエアが溜まるのを抑制することができる。
そして、エンジンが運転されているときに、アイドルストップ条件が成立すると、ECU26は、エンジンが停止される直前に、電動式オイルポンプ24の駆動を開始する。ここで、アイドルストップ条件としては、例えば、ブレーキオンで且つ車速が閾値以下である条件などが用いられる。上述したように、機械式オイルポンプ22を駆動しているときには、逆止弁60が閉弁しており、逆止弁60よりも電動式オイルポンプ24側の部分(電動式オイルポンプ24内や吸入管33内)に作動油が残っているから、電動式オイルポンプ24の駆動が開始されると、この部分の作動油が昇圧されて吐出管37を介して油圧制御装置13に供給される。これにより、電動式オイルポンプ24からの作動油の油圧の立ち上がりが遅くなるのを抑制することができる。油圧制御装置13は、電動式オイルポンプ24から作動油が供給されると、その後にエンジンが停止して機械式オイルポンプ22からの作動油の供給が絶たれても、電動式オイルポンプ24からの作動油を用いて自動変速機12の複数の摩擦係合要素のうち発進時(アイドルストップを解除して発進する際)に係合すべき発進時要素に油圧を作用させることができる。なお、電動式オイルポンプ24は機械式オイルポンプ22に比して低容量であるから、機械式オイルポンプ22および電動式オイルポンプ24の駆動時には、機械式オイルポンプ22の吸入負圧により逆止弁60の閉弁が保持される。
そして、エンジンの停止に伴って機械式オイルポンプ22が停止すると、電動式オイルポンプ24の駆動に伴う吸引負圧により、図2に示すように、弁体64が略鉛直上向き(重力に抗する向き)に移動して、弁体64の底部65がストレーナ40の吐出部50の第1環状部51の端面(図2における上端面)から離間し、空間Sを介してストレーナ40内(第2空間44内)と弁体64よりも電動式オイルポンプ24側の部分とが連通する。即ち、逆止弁60が開弁する。逆止弁60が開弁すると、電動式オイルポンプ24の駆動により、オイルパン21からストレーナ40および吸入管33を介して吸引された作動油が昇圧されて吐出管37を介して油圧制御装置13に供給される。なお、弁体64の略鉛直上向きの移動は、筒状部66の先端面(図2における上端面)と吸入管33の突起部34bの端面(図2における下端面)との当接により規制される。また、電動式オイルポンプ24が機械式オイルポンプ22に比して低容量であるから、電動式オイルポンプ24の駆動により逆止弁60が開弁しても、機械式オイルポンプ22内の作動油が吸い出される懸念はそれほど高くない。
その後にアイドルストップ条件が成立しなくなってエンジンが再始動されると、ECU26は、電動式オイルポンプ24を停止させる。すると、機械式オイルポンプ22の駆動に伴う吸引負圧および重力により、図3に示すように、逆止弁60が閉弁する。
本実施形態では、ストレーナ40の吐出部50に、機械式オイルポンプ22を駆動しないと共に電動式オイルポンプ24を駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプ22を駆動すると共に電動式オイルポンプ24を駆動しないときには閉弁する逆止弁60を設ける。これにより、電動式オイルポンプ24を駆動していない状態で機械式オイルポンプ22を駆動する際に、逆止弁60よりも電動式オイルポンプ24側の部分(電動式オイルポンプ24内や吸入管33内)の作動油が吸い出されてこの部分にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、その後に電動オイルポンプ24を駆動する際に、電動式オイルポンプ24からの作動油の油圧の立ち上がりが遅くなるのを抑制することができる。しかも、ストレーナ40の吐出部50に逆止弁60を設けるから、ストレーナ40内(例えば、第2空間44内)に逆止弁を設けるものに比して、逆止弁60の配置や交換を容易に行なうことができる。
また、逆止弁60は、弁体64の略鉛直下向き(重力の向き)の移動により閉弁するから、重力を用いて逆止弁60の閉弁させることができる。さらに、逆止弁60は、逆止弁60の閉弁側に弁体64を付勢する付勢部材(例えば、バネなど)を用いないから、より簡易な構成とすることができる。そして、弁体64の略鉛直下向きの移動により閉弁すると共に弁体64を付勢する付勢部材を用いないことにより、以下の効果も奏する。機械式オイルポンプ22を駆動すると共に電動式オイルポンプ24を駆動しないときには、逆止弁60は、弁体64の自重と機械式オイルポンプ22の駆動に伴う吸入負圧により閉弁して電動式オイルポンプ24内の作動油が吸い出されるのを抑制することができる。機械式オイルポンプ22を駆動しないと共に電動式オイルポンプ24を駆動するときには、逆止弁60は、閉弁側には弁体64の自重しか作用しないから、電動式オイルポンプ24の駆動に伴う吸入負圧により容易に開弁することができる。即ち、比較的小さい容量の電動式オイルポンプ24を用いても、油圧の立ち上がりの応答性を良好なものとすることができる。
実施形態の作動油供給装置20では、逆止弁60は、有底筒状の弁体64を有するものとしたが、逆止弁60の構成は、これに限定されるものではなく、如何なる構成としてもよい。例えば、逆止弁60の閉弁側に弁体64を付勢する付勢部材(例えば、バネなど)を設けるものとしてもよい。なお、この場合、逆止弁60の開弁に要する電動式オイルポンプ24の吸入負圧が大きくなる。
実施形態の作動油供給装置20では、弁体64の略鉛直方向の移動により逆止弁60が開閉するものとした。しかし、弁体64の移動方向は、略鉛直方向に限定されるものではなく、略水平方向などとしてもよい。
実施形態の作動油供給装置20では、逆止弁60をストレーナ40の吐出部50に配置するものとしたが、図5の動力伝達装置10Bが備える作動油供給装置20Bに示すように、逆止弁60Bをストレーナ40の第2空間44内に配置するものとしてもよい。この作動油供給装置20Bでは、ストレーナ40の第2空間44は、隔壁55により吐出口48側の空間44aと吐出部50側の空間44bとに区画される。逆止弁60Bは、隔壁55に設けられ、電動式オイルポンプ24の駆動時にはその駆動に伴う吸入負圧により開弁し、機械式オイルポンプ22の駆動時にはその駆動に伴う吸入負圧により閉弁する。したがって、逆止弁60Bは、空間44a側から空間44b側への作動油の流れを許容すると共に空間44b側から空間44a側への作動油の流れを禁止する。この作動油供給装置20Bでも、機械式オイルポンプ22を駆動する際に、逆止弁60Bよりも電動式オイルポンプ24側の部分(電動式オイルポンプ24内や吸入管33内、空間44b内)の作動油が吸い出されてこの部分にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、電動オイルポンプ24を駆動する際に、電動式オイルポンプ24からの作動油の油圧の立ち上がりが遅くなるのを抑制することができる。
実施形態の作動油供給装置20では、ストレーナ40の上側ケース42は、傾斜部42aを有するものとしたが、こうした傾斜部42aを有しないものとしてもよい。
実施形態の作動油供給装置20では、逆止弁60をストレーナ40の吐出部50に配置し、作動油供給装置20Bでは、逆止弁60Bをストレーナ40の第2空間44内に配置するものとした。しかし、逆止弁60をストレーナ40の濾材46から電動式オイルポンプ24の吸入ポート24iまでの間に設けるものであればよく、例えば、逆止弁60を吸入管33における電動式オイルポンプ24の吸入ポート24i側の端部付近に設けるものなどとしてもよい。
図6は、他の実施形態の作動油供給装置120を備える動力伝達装置110の概略構成図である。図6の動力伝達装置110の作動油供給装置120は、ストレーナ40や吸入管30,33、逆止弁60をストレーナ140や吸入管130,133、逆止弁160に置き換えた点を除いて、図1の動力伝達装置10の作動油供給装置20と略同一である。したがって、作動油供給装置120のうち作動油供給装置20と同一部分については同一の符号を付し、詳細な説明を省略する。
作動油供給装置120のストレーナ140は、吐出部50を有しない点を除いて、作動油供給装置20のストレーナ40と略同一に構成されている。吸入管130は、吸入管30と同様に、ストレーナ140の吐出口48と機械式オイルポンプ22の吸入ポート22iとに接続されている。吸入管133は、電動式オイルポンプ24の吸入ポート24iと吸入管130とに接続されている。
逆止弁160は、吸入管133に設けられており、機械式オイルポンプ22を駆動しないと共に電動式オイルポンプ24を駆動するときには電動式オイルポンプ22の駆動に伴う吸入負圧により開弁し、機械式オイルポンプ22を駆動すると共に電動式オイルポンプ24を駆動しないときには機械式オイルポンプ22の駆動に伴う負圧により閉弁するように構成されている。なお、逆止弁160は、逆止弁60と同様に、弁体の下向きの移動により閉弁すると共に弁体の上向きの移動により開弁し且つ逆止弁160の閉弁側に弁体を付勢する付勢部材(例えば、バネなど)を用いないものとしてもよい。
こうして構成される作動油供給装置120でも、作動油供給装置20と同様に、電動式オイルポンプ24を駆動していない状態で機械式オイルポンプ22を駆動する際に、逆止弁160よりも電動式オイルポンプ24側の部分の作動油が吸い出されてこの部分にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、その後に電動オイルポンプ24を駆動する際に、電動式オイルポンプ24からの作動油の油圧の立ち上がりが遅くなるのを抑制することができる。
実施形態の作動油供給装置20では、逆止弁60は、電動式オイルポンプ24の駆動に伴う吸入負圧や機械式オイルポンプ22の駆動に伴う吸入負圧により開閉するものとしたが、アクチュエータの駆動により、機械式オイルポンプ22を駆動しないと共に電動式オイルポンプ24を駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプ22を駆動すると共に電動式オイルポンプ24を駆動しないときには閉弁するものとしてもよい。
実施形態の作動油供給装置20を備える動力伝達装置10を搭載する車両は、機械式オイルポンプ22の駆動も行なう走行用の駆動源として、エンジンを備えるものとしたが、エンジンに加えてまたは代えてモータを備えるものとしてもよい。
以上説明したように、本開示の第1の作動油供給装置は、第1吸入ポート(22i)を有すると共に走行用の駆動源により駆動される機械式オイルポンプ(22)と、第2吸入ポート(24i)を有すると共にモータにより駆動される電動式オイルポンプ(24)と、作動油の吸入口(47)、前記第1吸入ポート(22i)に接続される第1吐出口(48)、前記第2吸入ポート(24i)に接続される第2吐出口(50)を有するストレーナ(40)と、を備える作動油供給装置(20,20B)であって、前記吸入口(47)から前記第2吸入ポート(24i)までの間に設けられ、前記機械式オイルポンプ(22)を駆動しないと共に前記電動式オイルポンプ(24)を駆動するときには開弁し、前記機械式オイルポンプ(22)を駆動すると共に前記電動式オイルポンプ(24)を駆動しないときには閉弁する逆止弁(60,60B)を備えることを要旨とする。
この本開示の第1の作動油供給装置では、ストレーナの吸入口から電動式オイルポンプの第2吸入ポートまでの間に設けられ、機械式オイルポンプを駆動しないと共に電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプを駆動すると共に電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁を備える。これにより、電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内の作動油が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、その後に電動式オイルポンプを駆動する際に、油圧が立ち上がりにくくなるのを抑制することができる。
本開示の第1の作動油供給装置において、前記ストレーナ(40)は、内部に濾材(46)を有し、前記逆止弁(60)は、前記濾材(46)から前記第2吸入ポート(24i)までの間に設けられるものとしてもよい。この場合、前記逆止弁(60)は、前記第2吐出口(50)から前記第2吸入ポート(24i)までの間に設けられるものとしてもよい。この場合、前記第2吐出口(50)は、前記第2吸入ポート(24i)に油路(33)を介して接続され、前記逆止弁(60)は、前記第2吐出口(50)に設けられるものとしてもよい。こうすれば、逆止弁をストレーナ内に設けるものに比して、逆止弁の配置や交換を容易に行なうことができる。
本開示の第1の作動油供給装置において、前記ストレーナ(40)内において、前記第2吐出口(50)側の油路断面積は、前記第1吐出口(48)側の油路断面積に比して小さいものとしてもよい。
本開示の第2の作動油供給装置は、第1吸入ポート(22i)を有すると共に走行用の駆動源により駆動される機械式オイルポンプ(22)と、第2吸入ポート(24i)を有すると共にモータにより駆動される電動式オイルポンプ(24)と、作動油の吸入口(47)、前記第1吸入ポート(22i)および前記第2吸入ポート(24i)に接続される吐出口(48)を有するストレーナ(140)と、を備える作動油供給装置(120)であって、前記吐出口(48)から前記第2吸入ポート(24i)までの間に設けられ、前記機械式オイルポンプ(22)を駆動しないと共に前記電動式オイルポンプ(24)を駆動するときには開弁し、前記機械式オイルポンプ(22)を駆動すると共に前記電動式オイルポンプ(24)を駆動しないときには閉弁する逆止弁(160)を備えることを要旨とする。
この本開示の第2の作動油供給装置では、ストレーナの吐出口から電動式オイルポンプの第2吸入ポートまでの間に設けられ、機械式オイルポンプを駆動しないと共に電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、機械式オイルポンプを駆動すると共に電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁を備える。これにより、電動式オイルポンプを駆動していない状態で機械式オイルポンプを駆動する際に、電動式オイルポンプ内の作動油が吸い出されて電動式オイルポンプ内にエアが溜まるのを抑制することができる。この結果、その後に電動式オイルポンプを駆動する際に、油圧が立ち上がりにくくなるのを抑制することができる。
本開示の第2の作動油供給装置において、前記第1吸入ポート(22i)は、前記吐出口(48)に第1油路(130)を介して接続され、前記第2吸入ポート(24i)は、第2油路(133)を介して前記第1油路(130)に接続され、前記逆止弁(160)は、前記第2油路(133)に設けられるものとしてもよい。
本開示の第1または第2の作動油供給装置において、前記逆止弁(60,60B)は、前記機械式オイルポンプ(22)の駆動に伴う吸入負圧により閉弁すると共に前記電動式オイルポンプ(24)の駆動に伴う吸入負圧により開弁するものとしてもよい。
本開示の第1または第2の作動油供給装置において、前記逆止弁(60)は、弁体(64)の下向きの移動により閉弁し、前記弁体(64)の上向きの移動により開弁するものとしてもよい。こうすれば、重力を用いて逆止弁を閉弁することができる。
本開示の第1または第2の作動油供給装置において、前記逆止弁(60,60B)は、閉弁側に弁体(64)を付勢する付勢部材を有しないものとしてもよい。こうすれば、逆止弁をより簡易な構成とすることができる。
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本開示は、作動油供給装置の製造産業などに利用可能である。
10,10B,110 動力伝達装置、11 発進装置、12 自動変速機、13 油圧制御装置、20,20B,120 作動油供給装置、21 オイルパン、22 機械式オイルポンプ、22i,24i 吸入ポート、22o,24o 吐出ポート、24 電動式オイルポンプ、26 ECU、30,33,130,133 吸入管、31,37 吐出管、34 第1筒状部、34a 爪部、34b 突起部、34c 外側環状部、35 第2筒状部、38 逆止弁、40,140 ストレーナ、41 下側ケース、42 上側ケース、42a 傾斜部、43 第1空間、44 第2空間、44a,44b 空間、45 隔壁、46 濾材、47 吸入口、48 吐出口、50 吐出部、51 第1環状部、52 第2環状部、53 筒状部、55 隔壁、60,60B 逆止弁、62 収容部、64 弁体、65 底部、66 筒状部。

Claims (10)

  1. 第1吸入ポートを有すると共に走行用の駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、
    第2吸入ポートを有すると共にモータにより駆動される電動式オイルポンプと、
    作動油の吸入口、前記第1吸入ポートに接続される第1吐出口、前記第2吸入ポートに接続される第2吐出口を有するストレーナと、
    を備える作動油供給装置であって、
    前記吸入口から前記第2吸入ポートまでの間に設けられ、前記機械式オイルポンプを駆動しないと共に前記電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、前記機械式オイルポンプを駆動すると共に前記電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁、
    を備える作動油供給装置。
  2. 請求項1記載の作動油供給装置であって、
    前記ストレーナは、内部に濾材を有し、
    前記逆止弁は、前記濾材から前記第2吸入ポートまでの間に設けられる、
    作動油供給装置。
  3. 請求項2記載の作動油供給装置であって、
    前記逆止弁は、前記第2吐出口から前記第2吸入ポートまでの間に設けられる、
    作動油供給装置。
  4. 請求項3記載の作動油供給装置であって、
    前記第2吐出口は、前記第2吸入ポートに油路を介して接続され、
    前記逆止弁は、前記第2吐出口に設けられる、
    作動油供給装置。
  5. 請求項1ないし4のうちの何れか1つの請求項に記載の作動油供給装置であって、
    前記ストレーナ内において、前記第2吐出口側の油路断面積は、前記第1吐出口側の油路断面積に比して小さい、
    作動油供給装置。
  6. 第1吸入ポートを有すると共に走行用の駆動源により駆動される機械式オイルポンプと、
    第2吸入ポートを有すると共にモータにより駆動される電動式オイルポンプと、
    作動油の吸入口、前記第1吸入ポートおよび前記第2吸入ポートに接続される吐出口を有するストレーナと、
    を備える作動油供給装置であって、
    前記吐出口から前記第2吸入ポートまでの間に設けられ、前記機械式オイルポンプを駆動しないと共に前記電動式オイルポンプを駆動するときには開弁し、前記機械式オイルポンプを駆動すると共に前記電動式オイルポンプを駆動しないときには閉弁する逆止弁、
    を備える作動油供給装置。
  7. 請求項6記載の作動油供給装置であって、
    前記第1吸入ポートは、前記吐出口に第1油路を介して接続され、
    前記第2吸入ポートは、第2油路を介して前記第1油路に接続され、
    前記逆止弁は、前記第2油路に設けられる、
    作動油供給装置。
  8. 請求項1ないし7のうちの何れか1つの請求項に記載の作動油供給装置であって、
    前記逆止弁は、前記機械式オイルポンプの駆動に伴う吸入負圧により閉弁すると共に前記電動式オイルポンプの駆動に伴う吸入負圧により開弁する、
    作動油供給装置。
  9. 請求項1ないし8のうちの何れか1つの請求項に記載の作動供給装置であって、
    前記逆止弁は、弁体の下向きの移動により閉弁し、前記弁体の上向きの移動により開弁する、
    作動供給装置。
  10. 請求項1ないし9のうちの何れか1つの請求項に記載の作動油供給装置であって、
    前記逆止弁は、閉弁側に弁体を付勢する付勢部材を有しない、
    作動油供給装置。
JP2019068085A 2019-03-29 2019-03-29 作動油供給装置 Pending JP2020165516A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019068085A JP2020165516A (ja) 2019-03-29 2019-03-29 作動油供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019068085A JP2020165516A (ja) 2019-03-29 2019-03-29 作動油供給装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020165516A true JP2020165516A (ja) 2020-10-08

Family

ID=72717358

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019068085A Pending JP2020165516A (ja) 2019-03-29 2019-03-29 作動油供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020165516A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022186077A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 ジヤトコ株式会社 車両の制御装置、車両の制御方法、及びプログラム

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108977A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toyota Motor Corp オイル吸入装置
JP2010276035A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Nissan Motor Co Ltd 電動オイルポンプの設置構造
JP2015200369A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 本田技研工業株式会社 油圧制御装置
JP2017227297A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 ジヤトコ株式会社 車両の制御装置及び車両の制御方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009108977A (ja) * 2007-10-31 2009-05-21 Toyota Motor Corp オイル吸入装置
JP2010276035A (ja) * 2009-05-26 2010-12-09 Nissan Motor Co Ltd 電動オイルポンプの設置構造
JP2015200369A (ja) * 2014-04-08 2015-11-12 本田技研工業株式会社 油圧制御装置
JP2017227297A (ja) * 2016-06-23 2017-12-28 ジヤトコ株式会社 車両の制御装置及び車両の制御方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2022186077A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 ジヤトコ株式会社 車両の制御装置、車両の制御方法、及びプログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8882480B2 (en) Oil pump with air vent structure
KR20140013918A (ko) 자동 트랜스미션용 능동 유압 유체 레벨 제어
WO2012118072A1 (ja) ハイブリッド駆動装置
WO2012117914A1 (ja) 車両用駆動装置
JP2013155771A (ja) 油圧供給装置
JP2011174413A (ja) オイルストレーナ
US8779639B2 (en) Drive apparatus for hybrid vehicle and case thereof
JP5332005B2 (ja) ハイドロリック式に作動されるオートマチック式伝動装置のためのハイドロリック供給システム
JP2020165516A (ja) 作動油供給装置
US9777830B2 (en) Power transmission device
JP4438732B2 (ja) 動力伝達機構
JP2011132937A (ja) エンジンケース
JP2008523329A (ja) 流体式クラッチ
JP5916104B2 (ja) 油圧ハイブリッド車両
JP2010007761A (ja) 動力伝達装置の潤滑装置
JP5940844B2 (ja) 油圧ハイブリッド車両
JP2017180171A (ja) エンジンのオイル供給装置
CN112240380A (zh) 通气装置
KR101836826B1 (ko) 자동 변속장치
JP7031999B2 (ja) 変速機
JP4965342B2 (ja) 自動変速機のオイル回収構造
JP5833860B2 (ja) ロックアップクラッチの制御装置
JP6288849B2 (ja) 車両用油圧回路
JP6451419B2 (ja) 蓄圧装置
JP2019002474A (ja) オイルストレーナ

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20210423

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220927

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230328