JP2020165283A - トイレシステム - Google Patents

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【課題】トイレシステムを小型化すること。【解決手段】実施形態に係るトイレシステムは、第1の機器と、第2の機器と、PFC回路と、レギュレータとを備える。第2の機器は、第1の機器よりも消費電力が小さい。PFC回路は、交流電源に接続され、高調波電流を低減するとともに、電圧を昇圧して出力する。レギュレータは、電圧を降圧して一定電圧とする。第1の機器には、PFC回路によって昇圧された電圧が印加される。第2の機器には、レギュレータによって降圧された電圧が印加される。【選択図】図1

Description

開示の実施形態は、トイレシステムに関する。
従来、モータによって駆動されるポンプによって洗浄水を大便器に供給するトイレシステムが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、PFC回路、およびインバータ回路を介して交流電源からモータに電力を供給する装置が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2015−190269号公報 特開平10−201248号公報
ところで、トイレシステムには、ポンプを駆動するモータの他に洗浄ノズルを動作させるモータなどの他の電子機器が設けられている。そのため、トイレシステムでは、上記技術に基づき、インバータ回路などによって、ポンプを駆動するモータや、他の電子機器に印加される電圧を調整することが考えられる。
しかしながら、ポンプを駆動するために必要なモータの電力は、他の電子機器の電力よりも大きいため、ポンプを駆動するモータに流れる電流が大きくなる。そのため、ポンプを駆動するモータに電力を供給する配線、およびポンプを駆動するモータに対し、大きい電流が流れることへの対策が必要となる。
例えば、ポンプを駆動するモータの放熱量を大きくしたり、配線の径を大きくしたり、配線間の距離や、他の部材との距離を大きくしたりする必要がある。従って、トイレシステムを小型化することが困難である。
実施形態の一態様は、小型化したトイレシステムを提供することを目的とする。
実施形態の一態様に係るトイレシステムは、第1の機器と、前記第1の機器よりも消費電力が小さい第2の機器と、交流電源に接続され、高調波電流を低減するとともに、電圧を昇圧して出力するPFC回路と、電圧を降圧して一定電圧とするレギュレータと、を備え、前記第1の機器には、前記PFC回路によって昇圧された電圧が印加され、前記第2の機器には、前記レギュレータによって降圧された電圧が印加されることを特徴とする。
トイレシステムは、PFC回路によって昇圧された電圧を第1の機器に印加することで、第1の機器に流れる電流を小さくすることができ、第1の機器で発生する熱を放出する部材を小さくすることができる。また、トイレシステムは、第1の機器に電流を流す配線の径を小さくし、また配線間の距離や、他の部材との距離を小さくすることができる。そのため、トイレシステムは、小型化することができる。
また、トイレシステムは、交流電源における電圧をPFC回路によって昇圧して第1の機器に印加することで、交流電源の電圧公差に対し、第1の機器に印加する電圧の電圧公差を小さくすることができる。
また、トイレシステムは、PFC回路を介して第1の機器に電圧を印加しつつ、第1の機器よりも消費電力が小さい第2の機器に対し、レギュレータによって降圧した一定電圧を印加することができる。そのため、トイレシステムは、システム全体における電力の消費ロスを少なくすることができる。
前記レギュレータは、前記PFC回路に対し並列接続されることを特徴とする。
トイレシステムは、PFC回路を介して第1の機器に電圧を印加しつつ、第1の機器よりも消費電力が小さい第2の機器に対し、レギュレータによって降圧した一定電圧を印加することができる。そのため、トイレシステムは、システム全体における電力の消費ロスを少なくすることができる。
実施形態の一態様によれば、トイレユニットを小型化することができる。
図1は、実施形態に係るトイレシステムの構成を示す概略図である。 図2は、実施形態に係るモータ駆動部と、制御装置との概略を説明するブロック図である。 図3は、実施形態に係る吐水処理を説明するフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本願の開示するトイレシステムの実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
近年、トイレシステムは、デザインの多様化と、節水化とによって貯水タンクを低い位置に配置し、貯水タンクの上端の高さを低くした、いわゆる「ローシルエットタイプ」が採用されている。このようなトイレシステムにおいては、さらなるデザインの多様化が追求されており、さらなる小型化が期待されている。
また、このようなトイレシステムは、貯水タンクに貯水された洗浄水を圧送するポンプを備えている。ポンプは、交流電源である商用電源から電力が供給されるが、トイレシステムが使用される国や、地域などの地理的要因による商用電源の電圧の公差などに起因し、ポンプによって圧送される洗浄水の水圧にばらつきが生じる。すなわち、洗浄水による洗浄性能にばらつきが生じる。
洗浄性能のばらつきを抑制するために、従来のトイレシステムでは、例えば、国や、地域などの電圧の公差に応じて、ポンプの出力を制御するためのパラメータを多数用意し、ポンプの出力を安定化させている。しかし、この場合には、国や、地域の商用電源の電圧の公差に合わせて、制御装置を設計しなければならず、トイレシステムを汎用化することが困難である。
また、従来のトイレシステムに対し、洗浄水の水圧のばらつきを考慮して、ポンプの加圧性能を余剰に持たせ、洗浄水の水圧を全体的に高くすることも考えられる。しかし、この場合、ポンプが大型になり、トイレシステムを小型化することが困難であった。
このような点に鑑み、実施形態に係るトイレシステム1は、以下の構成を有するとともに、吐水処理を実行することとした。
実施形態に係るトイレシステム1について図1を参照し説明する。図1は、実施形態に係るトイレシステム1の構成を示す概略図である。なお、図1では、水道水、および洗浄水が流れる経路(管)を実線で示し、電力線を破線で示し、制御信号などが伝達される線を一点鎖線で示す。
トイレシステム1は、便器本体2と、便器洗浄装置3とを備える。
便器本体2は、例えばトイレ室の床面に載置される。便器本体2は、汚物を受けるボウル部10と、ボウル部10の底部から後方へ延びる排水トラップ管路11とを備える。ボウル部10には、リム吐水を行うリム吐水口12、およびジェット吐水を行うジェット吐水口13が形成される。リム吐水口12は、ボウル部10の上部後方に形成され、ボウル部10の上縁に沿って洗浄水を吐出する。
ジェット吐水口13は、ボウル部10の底部に形成され、排水トラップ管路11に向けて洗浄水を吐出する。ジェット吐水口13からの洗浄水の吐出によって、排水トラップ管路11内を洗浄水で急速に満たし、サイホン作用を早期に発生させることができる。排水トラップ管路11は、封水を形成するとともに、下水配管(図示せず)と連通している。
便器洗浄装置3は、便器本体2の後方に配置される。便器洗浄装置3は、貯水タンク20と、ポンプユニット21と、モータ駆動部22と、PFC(Power Factor Correction)装置23と、電圧一定装置24と、機能ユニット25(第2の機器)と、制御装置26とを備える。便器洗浄装置3には、交流電源100、具体的には商用電源から電力が供給される。
貯水タンク20は、給水管60を介して水道水が供給され、供給された水道水を洗浄水として貯水する。給水管60には、水道水の供給、および停止を切り替える電磁弁61が設けられる。
ポンプユニット21は、洗浄水を圧送するポンプ30と、ポンプ30を駆動するモータ31(第1の機器)とを備える。ポンプ30は、貯水タンク20からリム吐水口12、およびジェット吐水口13に洗浄水を供給する供給管62に設けられる。すなわち、リム吐水口12、およびジェット吐水口13からは、ポンプ30によって加圧された洗浄水が吐水される。
なお、供給管62には、リム吐水口12における洗浄水の吐水、および停止を切り替える第1切替弁63が設けられる。また、供給管62には、ジェット吐水口13における洗浄水の吐水、および停止を切り替える第2切替弁64が設けられる。第1切替弁63、および第2切替弁64は、一つの切替弁として構成されてもよい。
モータ31は、PFC装置23を介して交流電源100から電力が供給され、ポンプ30を駆動させる。具体的には、モータ31は、PFC装置23によって昇圧された電圧が直接印加されて、回転軸(不図示)を回転させることで、ポンプ30を駆動させる。モータ31には、電力制御回路31Aと、回転数検出回路31B(検出部)とが設けられる。
電力制御回路31Aは、モータ駆動部22から出力される駆動出力信号に基づいてモータ31をPWM制御する。
回転数検出回路31Bは、モータ31の回転軸の回転数を検出し、モータ回転数出力信号を出力する。回転数検出回路31Bは、ホール素子などのセンサによって検出された信号をモータ回転数出力信号として出力する。
PFC装置23は、PFC回路23Aを備える。PFC回路23Aは、交流電源100に接続され、高調波電流を低減させて力率を改善するとともに、電圧を昇圧する。具体的には、PFC回路23Aは、交流電源100から供給される電力に対し、高調波電流を抑制し、入力された電圧を昇圧する。これにより、電圧の下限値と上限値との差を小さくすることができ、電圧公差を小さくすることができる。PFC装置23によって昇圧された電圧は、ポンプユニット21のモータ31に駆動電圧として印加される。すなわち、モータ31には、交流電源100における電圧よりも電圧公差が小さい駆動電圧が印加される。
電圧一定装置24は、交流電源100から供給された電力における電圧を一定電圧に降圧するレギュレータ24Aを備える。レギュレータ24Aは、コンバータや、インバータを含む回路である。レギュレータ24Aは、交流電圧を直流電圧に変換する。電圧一定装置24は、PFC装置23に対し、並列に配置される。すなわち、レギュレータ24Aは、PFC回路23Aに対し、並列接続される。
なお、電圧一定装置24は、複数設けられてもよい。この場合、複数の電圧一定装置24の各レギュレータ24Aは、PFC回路23Aに対し、それぞれ並列接続される。
機能ユニット25は、ポンプユニット21のモータ31よりも消費電力(必要電力)が小さい電子機器である。機能ユニット25は、電圧一定装置24によって降圧された直流電圧が印加される。
機能ユニット25は、例えば、局部洗浄ノズルや、電動開閉装置や、脱臭装置である。局部洗浄ノズルは、使用者の局部を洗浄する洗浄水を吐水する。電動開閉装置は、便蓋や、便座を自動で開閉する装置である。脱臭装置は、ボウル部10内の空気を吸引して脱臭する装置である。
なお、機能ユニット25は、上記機器に限られず、電圧一定装置24を介して電圧が印加される電子機器を含む。例えば、機能ユニット25は、電磁弁61や、第1切替弁63や、第2切替弁64を動作させるアクチュエータを含む。
モータ駆動部22は、モータ31の電力制御回路31Aに駆動出力信号を出力する。また、モータ駆動部22は、制御装置26にモータ回転数信号を出力する。
制御装置26は、ポンプユニット21や、機能ユニット25を制御する。例えば、制御装置26は、ポンプユニット21のモータ31の出力、すなわちポンプ30による洗浄水の圧送や、電磁弁61の開閉や、局部ノズルの動作などを制御する。
次に、モータ駆動部22、および制御装置26の詳細について図2を参照し説明する。図2は、実施形態に係るモータ駆動部22と、制御装置26との概略を説明するブロック図である。
モータ駆動部22は、第1光結合素子40と、第2光結合素子41と、整流回路42と、スイッチ43とを備える。
第1光結合素子40は、回転数検出回路31Bから出力されたモータ回転数出力信号を、一旦、光信号に変換した後に、再び電気信号に変換し、モータ回転数信号として出力する。
第2光結合素子41は、制御装置26から出力された駆動出力指示信号を、一旦、光信号に変換した後に、再び電気信号に変換し、駆動出力信号として出力する。
整流回路42は、コンデンサ(不図示)や、抵抗(不図示)を含むCR回路であり、第2光結合素子41によって変換された駆動出力信号を整流する。整流回路42によって整流された駆動出力信号は、モータ31の電力制御回路31Aに出力される。
スイッチ43は、例えば、スイッチング光結合素子であり、制御装置26の出力制御部53から出力される切替信号に基づいて、ON状態、またはOFF状態となる。スイッチ43がON状態になると、モータ31の電力制御回路31Aへ駆動出力信号が出力される。スイッチ43がOFF状態になると、モータ31の電力制御回路31Aへ駆動出力信号は出力されない。
制御装置26は、記憶部50と、制御部51とを備える。なお、ここでは、制御装置26のうち、ポンプユニット21を制御する機能について説明する。
記憶部50は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。
制御部51は、回転数判別部52と、出力制御部53と、出力指示部54とを備える。
制御部51は、コントローラ(controller)であり、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、記憶部50内部の記憶デバイスに記憶されている各種プログラムがRAMを作業領域として実行される。これにより、制御部51は、回転数判別部52、出力制御部53、および出力指示部54として機能する。なお、回転数判別部52、出力制御部53、および出力指示部54は、統合されてもよく、また複数に分割されてもよい。
回転数判別部52は、モータ駆動部22からモータ回転数信号が入力され、モータ回転数信号に基づく実モータ回転数と、目標モータ回転数との差を算出する。目標モータ回転数は、洗浄水の吐水状態、すなわちポンプ30による洗浄水の圧送状態に応じて予め設定される回転数である。例えば、目標モータ回転数は、洗浄水の吐水の種類(リム吐水、およびジェット吐水)に応じて設定される。
出力制御部53は、スイッチ43のON状態、またはOFF状態を切り替える切替信号を生成し、出力する。
出力制御部53は、ボウル部10に洗浄水を吐水する場合、例えば、使用者による洗浄操作が行われた場合や、使用者の離脱を検知して自動洗浄を行う場合に、スイッチ43をON状態にする切替信号を生成する。以下では、スイッチ43をON状態にする切替信号「ON信号」と称する場合がある。
また、出力制御部53は、ON信号を生成した後に、予め設定された所定洗浄時間が経過した場合に、スイッチ43をOFF状態にする切替信号を生成する。以下では、スイッチ43をOFF状態にする切替信号を「OFF信号」と称する場合がある。
出力指示部54は、算出された差がゼロとなるように、すなわち、実モータ回転数が目標モータ回転数に一致、または近づくように、駆動出力指示信号を生成する。具体的には、出力制御部53は、フィードバック制御により、実モータ回転数が目標モータ回転数に一致、または近づくように駆動出力指示信号を生成し、モータ31の出力を制御する。なお、出力制御部53は、フィードフォワード制御を組み合わせて駆動出力指示信号を生成してもよい。
次に、実施形態に係る吐水処理について図3を参照し説明する。図3は、実施形態に係る吐水処理を説明するフローチャートである。
制御装置26は、ボウル部10への洗浄水の吐水を開始する場合には(S100:Yes)、ON信号を生成し、出力する(S101)。制御装置26は、ボウル部10への洗浄水の吐水を開始しない場合には(S100:No)、今回の処理を終了する。
制御装置26は、入力されたモータ回転数信号に基づいて、実モータ回転数と目標モータ回転数との差を算出する(S102)。そして、制御装置26は、フィードバック制御により、実モータ回転数が目標モータ回転数に一致、または近づくように、駆動出力指示信号を生成し、出力する(S103)。
制御装置26は、洗浄水の吐水を終了しない場合、具体的には、洗浄水の吐水を開始してから所定洗浄時間が経過していない場合には(S104:No)、S102の処理に戻り、上記する駆動出力指示信号の出力を継続する。
制御装置26は、洗浄水の吐水を終了する場合、具体的には、洗浄水の吐水を開始してから所定洗浄時間が経過した場合には(S104:Yes)、OFF信号を生成し、出力する(S105)。
次に、実施形態に係るトイレシステム1の効果について説明する。
トイレシステム1は、交流電源100に接続されるPFC回路23Aによって、高調波電流を低減するとともに、電圧を昇圧する。そして、トイレシステム1は、昇圧した電圧を、洗浄水を圧送するポンプ30を駆動するモータ31に印加する。
トイレシステム1は、PFC回路23Aによって昇圧された電圧をモータ31に直接印加することで、モータ31に流れる電流を小さくすることができる。これにより、トイレシステム1は、例えば、モータ31で発生する熱を放出するための部材などを小さくすることができる。また、トイレシステム1は、モータ31に電流を流す配線の径を小さくし、また配線間の距離や、他の部材との距離を小さくすることができる。そのため、ポンプユニット21などを小型化することができ、トイレシステム1を小型化することができる。また、トイレシステム1は、PFC回路23Aを介してモータ31に電圧を印加することで、高調波電流を抑制することができる。
また、トイレシステム1は、小型化することで、デザインの多様化を図ることができ、意匠性を向上させることができる。
また、トイレシステム1は、PFC回路23Aによって商用電源(交流電源100)の電圧を昇圧してモータ31に印加する。これにより、トイレシステム1は、商用電源の電圧公差に対し、モータ31に印加される電圧の下限値と上限値との差を小さくすることができ、電圧公差を小さくすることができる。そのため、トイレシステム1は、ポンプ30によって圧送する洗浄水の水圧のばらつきを小さくすることができる。
従って、トイレシステム1は、トイレシステム1が使用される国や、地域における商用電源の電圧公差などに起因した洗浄水による洗浄性能のばらつきを小さくすることができる。また、トイレシステム1は、国や、地域における商用電源の電圧公差に対応した多数の制御パラメータを用意せずに、洗浄性能のばらつきを小さくすることができ、制御装置26の設計を容易とし、トイレシステム1を汎用化することができる。
また、トイレシステム1は、PFC回路23Aに対して並列接続されたレギュレータ24Aによって電圧を降圧して一定電圧とする。そして、トイレシステム1は、レギュレータ24Aによって降圧した電圧を、モータ31よりも消費電力が小さい機能ユニット25に印加する。
これにより、トイレシステム1は、モータ31に昇圧した電圧を印加し、機能ユニット25に降圧した一定電圧の電圧を印加することができ、システム全体における電力の消費ロスを少なくすることができる。
PFC回路23Aによって昇圧された電圧は、昇圧によって電圧公差を小さくすることができるが、レギュレータ24Aなどによって整流された電圧と比較すると、多少ばらついた状態である。すなわち、PFC回路23Aによって昇圧された電圧は、所定のリプル幅を有する電圧となる。
これに対し、トイレシステム1は、実モータ回転数が目標モータ回転数に近づくように、モータ31の出力を制御する。
これにより、トイレシステム1は、PFC回路23Aによって昇圧された電圧が印加されるモータ31における出力のばらつき、すなわち、モータ31の回転数のばらつきを抑制することができる。そのため、トイレシステム1は、ポンプ30によって圧送する洗浄水の水圧のばらつきを小さくすることができる。従って、トイレシステム1は、洗浄性能を向上させることができる。
また、トイレシステム1は、ポンプ30に対し、余剰な加圧性能を持たせずに、洗浄性能を向上させることができる。そのため、トイレシステム1を小型化することができる。
なお、上記実施形態では、ポンプ30によって圧送された洗浄水をボウル部10に吐水させるトイレシステム1を一例として説明したが、これに限られることはない。トイレシステム1は、ポンプ30によって圧送した洗浄水をジェット吐水口13から吐水し、かつ水道水をリム吐水口12から吐水する、いわゆるハイブリッド式のトイレシステム1であってもよい。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 トイレシステム
2 便器本体
3 便器洗浄装置
20 貯水タンク
21 ポンプユニット
22 モータ駆動部
23 PFC装置
23A PFC回路
24 電圧一定装置
24A レギュレータ
25 機能ユニット(機器)
26 制御装置
30 ポンプ
31 モータ
31A 電力制御回路
31B 回転数検出回路(検出部)
50 記憶部
51 制御部
52 回転数判別部
53 出力制御部
54 出力指示部
100 交流電源

Claims (2)

  1. 第1の機器と、
    前記第1の機器よりも消費電力が小さい第2の機器と、
    交流電源に接続され、高調波電流を低減するとともに、電圧を昇圧して出力するPFC回路と、
    電圧を降圧して一定電圧とするレギュレータと、
    を備え、
    前記第1の機器には、前記PFC回路によって昇圧された電圧が印加され、
    前記第2の機器には、前記レギュレータによって降圧された電圧が印加される
    ことを特徴とするトイレシステム。
  2. 前記レギュレータは、前記PFC回路に対し並列接続される
    ことを特徴とする請求項1に記載のトイレシステム。
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