JP2020162986A - 肘掛け及び椅子 - Google Patents
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Abstract
Description
しかも、本態様では、係合部材と押圧部材とが直接摺動する構成であるので、係合部材と押圧部材との間にキャリア等の中間部材を介在させる場合に比べ、寸法管理の容易化や部品点数の削減できる。その結果、簡素かつ低コストながらも支持強度に優れた肘掛けを提供できる。
本態様によれば、係脱部と摺動部とを別々に設けることで、それぞれの部位に最適な形状等に設計することができる。これにより、肘掛けの支持強度をより確保し易くなる。
本態様によれば、係合部材のロック位置に向けた移動に伴い、押圧部材による押付力を徐々に増加させることができる。したがって、係合部材のスムーズな移動を実現させた上で、肘掛けの支持強度を確保できる。
本態様によれば、押圧部材やガイド壁部が配列される第2方向と異なる方向を係合部材の長手方向とするので、肘掛けが第2方向に大型化するのを抑制できる。
本態様によれば、支持体に対する肘掛け本体の位置に関わらず、ロック位置において押圧部材により支持壁部を押し付けることができる。
本態様によれば、簡素な構成ながらも、機能性に優れた椅子を提供できる。
本態様によれば、支持体を昇降ユニットに組み付けた後に、肘掛けを椅子本体に組み付けることができる。したがって、椅子本体に対して高さ調整機構を組み付ける場合に比べて組立性を向上させることができる。
本態様によれば、肘掛けの部品点数を削減できる。
[椅子]
図1は、椅子1を左前方から見た斜視図である。図2は、椅子1の背面図である。
図1、図2に示すように、椅子1は、支持構造体2と、座3と、背凭れ4と、を有している。以下の説明において、前後上下左右等の向きは、椅子1に正規姿勢で着座した人(着座者)の向きと同一とする。この場合、図中における矢印UPは上方を示し、矢印FRは前方を示し、LHは左方を示している。また、以下の説明では、各構成部材において、前後方向(第2方向)及び左右方向(幅方向、第1方向)で中心から離間する側を外側といい、中心に向かう側を内側という場合がある。
支持構造体2は、脚部11と、支基12と、背凭れ支持部13と、を備えている。
脚部11は、多岐脚14と、脚柱15と、を備えている。
多岐脚14の各脚部には、床面上を走行可能なキャスタ16が取り付けられている。
図3、図4に示すように、背凭れ支持部13は、左右方向から見た側面視でL字状に形成されている。具体的に、背凭れ支持部13は、下部フレーム21と、上部フレーム22と、を備えている。なお、背凭れ支持部13には、適宜リブや肉抜き部が形成されている。
支基連結部23は、左右方向に延在している。支基連結部23は、支基12の後端部に連結されている。
支基カバー24は、支基連結部23から前方に延在している。支基カバー24は、支基12の外周部及び支基12の周囲を下方から覆っている。
上方連結部32は、後方に向けて凸の円弧状に形成されている。
図5に示すように、上方延在部31の前面には、前方に開口する前側凹部41が形成されている。上方延在部31の後面には、後方に開口する後側凹部42が形成されている。前側凹部41及び後側凹部42は、中間板部43を間に挟んで前後方向で対向している。中間板部43には、前側凹部41及び後側凹部42間を連通させる第1孔部44が形成されている。なお、前側凹部41、後側凹部42及び第1孔部44は、上下方向に間隔をあけて複数(例えば、2つ)形成されている。
図6に示すように、上方延在部31の外側面(左右方向の外側を向く面)には、外側凹部51が形成されている。外側凹部51は、上方延在部31における上下方向の全長に亘って形成されるとともに、左右方向の外側かつ前方に開口している。
上方延在部31の内側面(左右方向の内側を向く面)には、内側凹部52が形成されている。内側凹部52は、上方延在部31において、上下方向に間隔をあけて複数(例えば、2つ)形成されている。内側凹部52は、左右方向の内側に向けて開口している。
図1〜3に示すように、背凭れ4は、支基12の後端部に傾動可能に連結されている。背凭れ4は、背凭れ本体61と、肘掛け62と、を備えている。なお、背凭れ4は、支基12に対して傾動不能に構成されていてもよい。本実施形態では、肘掛け62が背凭れ支持部13に取り付けられる構成のため、背凭れ4の一部として説明するが、この構成に限られない。肘掛け62は、支持構造体2や座3の一部としてもよい。また、肘掛け62は、背凭れ本体61に取り付けられていてもよい。すなわち、支持構造体2、座3及び背凭れ本体61が本実施形態の椅子本体を構成している。
背凭れ本体61は、椅子1に着座した着座者の腰部や背部等を後方から支持する。背凭れ本体61は、背凭れフレーム65と、面材66と、を備えている。なお、背凭れ本体61は、背凭れ支持部13と一体に形成されていてもよい。
背凭れフレーム65の上枠部70は、縦枠部69の上端部同士を接続している。上枠部70は、後方に向けて凸の円弧状に形成されている。
図4に示すように、肘掛け62は、支持体100と、スペーサ101と、昇降ユニット102と、を備えている。なお、肘掛け62は、左右対称の構成である。そのため、以下の説明では、右側の肘掛け62を例にして説明する。
支持体100は、上下方向を長手方向とするブロック状に形成されている。支持体100は、例えば樹脂材料等によって一体形成されている。支持体100は、背凭れ支持部13の上方延在部31に固定されて、昇降ユニット102を上下動可能に支持する。支持体100は、支持ベース110と、昇降支持部111と、を備えている。
図7に示すように、支持ベース110における左右方向の外側を向く面(以下、外側面という。)には、被係合部120が形成されている。被係合部120は、左右方向の外側に向けた開口するとともに、側面視で左右方向を長軸方向とする長円形状の凹部である。被係合部120は、上下方向に間隔をあけて複数形成されている。なお、被係合部120は、凹部に限らず、凸部等であってもよい。
ガイド壁部121は、支持ベース110における前後両端部に一対で形成されている。ガイド壁部121は、外向壁部123と、第1ストッパ壁部124と、を備えている。なお、ガイド壁部121の外面は、支持ベース110の外面に滑らかに連なっている。
上下溝部127は、外向壁部123の内面において、上下方向に延在している。図6に示すように、上下溝部127は、前後方向の外側に向けて凸の半円状に形成されている。
図7、図8に示すように、引っ掛け溝部128は、上下溝部127の下端部から前方に延在している。引っ掛け溝部128は、ガイド壁部121における左右方向の外側端面上で開口している。なお、引っ掛け溝部128は、上下溝部127に交差する方向に延在していればよい。
スペーサ101は、各ガイド壁部121における左右方向の外側端面に配設されている。スペーサ101は、支持体100よりも摺動抵抗の小さい材料により形成された板状の部材である。具体的に、スペーサ101は、摺動板部130と、係止片131と、を備えている。
図9は、昇降ユニット102の斜視図である。
図9に示すように、昇降ユニット102は、支持体100に上下動可能に支持されている。昇降ユニット102は、肘掛け本体134と、高さ調整機構135(図5等参照)と、肘乗せ部136と、を備えている。
肘掛けハウジング137は、側面視でL字状に形成されている。肘掛けハウジング137は、第1外装部140と、第2外装部141と、が一体に形成された構成である。
図10に示すように、上方カバー139は、肘掛けハウジング137の上端開口部を閉塞している。上述した側方カバー138の上端部は、上方カバー139に肘掛けハウジング137の内側から係止されている。
図11は、高さ調整機構135の斜視図である。
図10、図11に示すように、高さ調整機構135は、肘掛け本体134内に収容されている。高さ調整機構135は、支持体100に対する昇降ユニット102の上下方向の位置決めを行う。
高さ調整機構135は、内装部材150と、作動部材151と、操作レバー152と、係合部材153と、押圧部材154と、を備えている。
内装部材150は、側面視でL字状に形成されている。内装部材150は、昇降ユニット102の強度部材として機能する。具体的に、内装部材150は、第1外装部140内に収容されたカムステー155と、第2外装部141内に収容されたレバーステー156と、を備えている。
図10〜図12に示すように、カムステー155は、ステーベース160を備えている。ステーベース160は、第1外装部140の延在方向に沿って上下方向に延在している。図12に示すように、ステーベース160は、第1外装部140内において、ガイド壁部121に対して左右方向で対向している。
図13に示すように、カムステー155には、作動部材収容溝170が形成されている。作動部材収容溝170は、ステーベース160の上端部を跨って上下方向に延びる正面視でJ字状に形成されている。具体的に、作動部材収容溝170は、内側溝部171と、係止溝部172と、外側溝部173と、接続溝部174と、を備えている。
図11、図13に示すように、作動部材151は、作動部材収容溝170に収容された状態で、カムステー155に上下動可能に支持されている。作動部材151は、上述した作動部材収容溝170に倣ったJ字状に形成されている。具体的に、作動部材151は、外側延在部185と、接続延在部186と、内側延在部187と、カム部188と、係止部189と、を備えている。なお、作動部材151は、J字状に限らず、L字状や直線状に形成されていてもよい。
接続延在部186は、外側延在部185の上端部から左右方向の内側に延在している。接続延在部186は、接続溝部174内に収容されている。上述した付勢部材収容部177内には、接続延在部186を介して作動部材151を上方に付勢する付勢部材190が収容されている。
カム部188は、内側延在部187から下方に連なっている。具体的に、カム部188は、下方に向かうに従い左右方向の内側に向けて傾斜する傾斜部188aと、傾斜部188aの下端部から下方に延びる直線部188bと、を備えている。カム部188は、上述した貫通孔146を上下方向で跨って配置されている。
図10に示すように、操作レバー152は、レバーステー156の内側において、前後方向に延在している。操作レバー152は、回動支持部200と、操作部201と、アーム部202と、を備えている。
回動支持部200は、左右方向に沿う軸線O1回りに回動可能に回動軸203に支持されている。回動軸203は、回動支持部200を左右方向に貫通するとともに、左右方向の両端部がレバーステー156に支持されている。なお、回動軸203は、回動支持部200に一体で形成されていても、回動支持部200とは別体で形成されていてもよい。
アーム部202は、回動支持部200から後方に延在している。アーム202部の後端部は、第1外装部140内に進入している。アーム部202の後端部は、作動部材151の接続延在部186に上方から近接又は当接している。すなわち、作動部材151は、操作レバー152の回動に伴い、下方(付勢部材190の付勢力に抗する方向)に向けて押圧されることで、作動部材収容溝170内を下方に移動する。
図12に示すように、係合部材153は、内側溝部171及び係止溝部172を左右方向に貫いた状態で、係合部材収容溝180内に収容されている。係合部材153は、作動部材151の上下動に伴い、左右方向に移動可能に構成されている。係合部材153は、左右方向を長手方向とする柱状に形成されている。具体的に、係合部材153は、連係部210と、係脱部211と、を備えている。
押圧部材154は、弾性変形可能な材料によって棒状に形成されている。押圧部材154は、ガイド壁部121とレール部161との間に各別に配設されている。具体的に、押圧部材154は、介在部230と、規制部231(図8参照)と、を備えている。
次に、上述した肘掛け62の動作方法について説明する。以下の説明では、着座者が椅子1に着座した状態で、昇降ユニット102が最下端位置にある状態から最上端位置へ移動させる場合を例にして説明する。すなわち、昇降ユニット102が最下端位置にあるとき、被係合部120のうち、最下部に位置する被係合部120に係脱部211が係合されている。
図10に示すように、昇降ユニット102を上昇させるには、例えば肘乗せ部136とともに操作部201を把持して、操作部201を引き上げる。すると、操作レバー152が軸線O1回りの一方側に回動することで、アーム部202によって作動部材151を下方に押し下げる。すると、作動部材151は、作動部材収容溝170内を下方に移動する。
図13、図14に示すように、作動部材151が下方に移動すると、カム部188の傾斜部188aがカム従節部215の傾斜部215a上を摺動する。これにより、作動部材151の下方移動に伴い、係合部材153が係合部材収容溝180内を左右方向の外側に移動する。すると、係脱部211が被係合部120から退避することで、係合部材153がロック解除位置に移動する。その結果、昇降ユニット102の上下方向の移動が許容される。
また、係合部材153は、付勢部材222の復元力によって左右方向の内側に向けて押し込まれることで、傾斜部188a,215a同士が摺動する。これにより、係合部材153が作動部材収容溝170内を左右方向の内側に移動するのに伴い、作動部材151が上方に押し上げられる。そして、係合部材153が左右方向の内側に移動することで、各被係合部120のうち、最上部の被係合部120内に進入する。その結果、係合部材153が再びロック位置となる。
したがって、ロック解除位置では、介在部230と逃げ面220aとが前後方向で離間している。
次に、上述した肘掛け62の組み付け方法について説明する。
図9、図11に示すように、内装部材150に付勢部材190,222をセットした後、係合部材収容溝180内に係合部材153を収容する。その後、作動部材151を作動部材収容溝170内に上方から進入させる。この際、作動部材151の係止部189及びカム部188を係合部材153の挿通孔213内に挿通し、係止部189を係止溝部172内に進入させる。なお、この状態で、側方カバー138を内装部材150にセットする。すなわち、側方カバー138の貫通孔146内に係脱部211を挿通した状態で、側方カバー138を内装部材150に沿って配置する。
以上により、肘掛け62が組み立てられる。
この構成によれば、係合部材153がロック位置にあるとき、係合部材153自体が被係合部120に係合するとともに、係合部材153によって押圧部材154を直接ガイド壁部121に押し付けることができる。これにより、支持体100に対して昇降ユニット102を上下方向に交差する2方向で係合させることができ、昇降ユニット102の支持強度を確保できる。
しかも、本実施形態では、係合部材153と押圧部材154とが直接摺動する構成であるので、係合部材153と押圧部材154との間にキャリア等の中間部材を介在させる場合に比べ、寸法管理の容易化や部品点数の削減できる。その結果、簡素かつ低コストながらも支持強度に優れた肘掛け62を提供できる。
この構成によれば、係脱部211と摺動部220とを別々に設けることで、それぞれの部位に最適な形状等に設計することができる。これにより、昇降ユニット102の支持強度をより確保し易くなる。
この構成によれば、係合部材153のロック位置に向けた移動に伴い、押圧部材154による押付力を徐々に増加させることができる。したがって、係合部材153のスムーズな移動を実現させた上で、昇降ユニット102の支持強度を確保できる。なお、係合部材153の操作性や押圧力は、摺動部220の形状(角度等)を適宜調整することで、変更が可能である。
この構成によれば、押圧部材154やガイド壁部121が配列される前後方向と異なる方向を係合部材153の長手方向とするので、昇降ユニット102が前後方向に大型化するのを抑制できる。
この構成によれば、支持体100に対する昇降ユニット102の位置に関わらず、ロック位置において押圧部材154によりガイド壁部121を押し付けることができる。
この構成によれば、支持体100を昇降ユニット102に組み付けた後に、肘掛け62を背凭れ支持部13に組み付けることができる。したがって、背凭れ支持部13に対して高さ調整機構135を組み付ける場合に比べて組立性を向上させることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれら実施形態に限定されることはない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、及びその他の変更が可能である。本発明は上述した説明によって限定されることはなく、添付の特許請求の範囲によってのみ限定される。
例えば、上述した実施形態では、背凭れ支持部13に対して左右両側に肘掛け62が配設された構成について説明したが、この構成のみに限られない。肘掛け62は、背凭れ支持部13に対して左右方向における少なくとも第1側に配設されていればよい。
上述した実施形態では、係合部材153が左右方向に移動する構成について説明したが、この構成に限られない。係合部材153は、前後方向等に移動する構成であってもよい。
上述した実施形態では、昇降ユニット102が上方に向かうに従い前方や左右方向の外側に延在することで、昇降ユニット102が支持体100に対して上方に向かうに従い前方及び左右方向の外側に移動する構成とした。但し、昇降ユニット102は、支持体100に対して上下方向に直線状に移動してもよい。すなわち、昇降ユニット102は、少なくとも上下方向の成分をもって移動する構成であれば、左右方向や前後方向の成分をもっていてもよい。
上述した実施形態では、保持溝126,167内に押圧部材154が収容された構成について説明したが、この構成に限られない。押圧部材154は、内装部材150(レール部161)と、支持体100(ガイド壁部121)と、の間に介在していればよい。
上述した実施形態では、係合部材153の移動方向(第1方向)と、接続延在部186の延在方向(第2方向)と、が一致している場合について説明したが、この構成に限られない。
上述した実施形態では、押圧部材154がガイド壁部121の外向壁部123を主に前後方向に押圧する構成について説明したが、この構成に限られない。すなわち、押圧部材154は、係合部材153を介してガイド壁部121を押圧する構成であれば、例えば第1保持溝126の内面を介してガイド壁部121を左右方向に押圧してもよい。
上述した実施形態では、操作レバー152が回動可能に支持された構成について説明したが、この構成に限られない。
すなわち、組付時のばらつき(例えば、押圧部材154が傾いて取り付けられた場合等)や、各部材の寸法ばらつきを、押圧部材154が弾性変形することで吸収できる。これにより、係合部材153の動作を安定させた上で、押圧部材154によって安定した押圧力を付与できる。
上述した実施形態では、係合部材153が左右方向を長手方向とする構成について説明したが、この構成のみに限られない。
2…支持構造体(椅子本体)
3…座(椅子本体)
13…背凭れ支持部(椅子本体)
61…背凭れ本体(椅子本体)
121…ガイド壁部(支持壁部)
134…肘掛け本体
135…高さ調整機構
153…係合部材
154…押圧部材
211…係脱部
220…摺動部
Claims (8)
- 椅子本体における幅方向の側方に、前記椅子本体に対して上下動可能に配置された肘掛け本体と、
前記肘掛け本体に設けられるとともに、前記椅子本体に設けられる支持体に対して上下方向の位置決めを行う高さ調整機構と、を備え、
前記高さ調整機構は、
上下方向に交差する第1方向に移動可能に設けられ、上下方向に間隔をあけて前記支持体に形成された複数の被係合部のうち、何れかの前記被係合部に係合するロック位置、及び前記被係合部との係合が解除されたロック解除位置の間を移動する係合部材と、
前記支持体のうち、上下方向に交差する第2方向の両側から前記高さ調整機構を支持する支持壁部、及び前記係合部材の間に介在するとともに、前記係合部材の前記ロック位置への移動に伴い前記支持壁部に向けて押し付けられる押圧部材と、を備えている肘掛け。 - 前記係合部材は、
前記被係合部に対して係脱される係脱部と、
前記係脱部に対して前記第1方向で前記被係合部と反対側に位置し、前記係合部材の前記第1方向への移動に伴い前記押圧部材が摺動する摺動部と、を備えている請求項1に記載の肘掛け。 - 前記摺動部は、前記第1方向で前記係脱部から離間するに従い、前記第2方向で前記支持壁部に接近する方向に傾斜している部位を少なくとも一部に有している請求項2に記載の肘掛け。
- 前記係合部材は、前記第1方向を長手方向とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の肘掛け。
- 前記押圧部材は、上下方向に沿って延在している請求項1から請求項4の何れか1項に記載の肘掛け。
- 椅子本体と、
前記椅子本体における幅方向の側方に設けられた請求項1から請求項5の何れか1項に記載の肘掛けと、を備えている椅子。 - 前記肘掛けは、
前記椅子本体における幅方向の側方に、前記椅子本体とは別体で前記椅子本体に取り付けられる前記支持体と、
前記支持体に上下動可能に支持された肘掛け本体と、を備えている請求項6に記載の椅子。 - 前記支持体は、前記椅子本体に一体で形成されている請求項6に記載の椅子。
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