JP2020161188A - 読取システム、読取方法、プログラム、及び記憶媒体 - Google Patents
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Abstract
【課題】計器において指示された数値の読み取り精度を向上できる、読取システム、読取方法、プログラム、及び記憶媒体を提供する。【解決手段】実施形態に係る読取システムは、抽出部と、生成部と、補正部と、読取部と、を備える。前記抽出部は、入力画像から、計器が撮影された領域の候補となる第1候補領域を抽出する。前記生成部は、前記第1候補領域の外形が円状である場合に、前記第1候補領域の外形に応じた四角形を、前記第1候補領域の周りに生成する。前記補正部は、生成された前記四角形を用いて、前記第1候補領域の外形を真円に近づけるように補正することで、第2候補領域を生成する。前記読取部は、前記第2候補領域から計器で指示された数値を読み取る。【選択図】図1
Description
本発明の実施形態は、読取システム、読取方法、プログラム、及び記憶媒体に関する。
計器において指示された数値を読み取るシステムがある。このシステムにおいて、数値の読み取りの精度は、高いことが望ましい。
本発明が解決しようとする課題は、計器において指示された数値の読み取り精度を向上できる、読取システム、読取方法、プログラム、及び記憶媒体を提供することである。
実施形態に係る読取システムは、抽出部と、生成部と、補正部と、読取部と、を備える。前記抽出部は、入力画像から、計器が撮影された領域の候補となる第1候補領域を抽出する。前記生成部は、前記第1候補領域の外形が円状である場合に、前記第1候補領域の外形に応じた四角形を、前記第1候補領域の周りに生成する。前記補正部は、生成された前記四角形を用いて、前記第1候補領域の外形を真円に近づけるように補正することで、第2候補領域を生成する。前記読取部は、前記第2候補領域から計器で指示された数値を読み取る。
以下に、本発明の各実施形態について図面を参照しつつ説明する。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
本願明細書と各図において、既に説明したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る読取システムの構成を表すブロック図である。
図2は、実施形態に係る読取システムの生成部及び補正部における処理を説明するための模式図である。
図3は、実施形態に係る読取システムの読取部における処理を説明するための模式図である。
図2は、実施形態に係る読取システムの生成部及び補正部における処理を説明するための模式図である。
図3は、実施形態に係る読取システムの読取部における処理を説明するための模式図である。
実施形態に係る読取システム1は、計器を含む画像から、計器内の指針で指示された数値を読み取るために用いられる。実施形態に係る読取システム1は、回転軸を中心に回転する指針と、回転軸の周りに周方向に沿って配された複数の目盛りと、を有する計器に対して好適に用いられる。読み取り対象の計器において、複数の目盛りは、円状に配列されていても良いし、円弧状に配列されていても良い。また、計器は、複数の目盛りが記された表示盤と、複数の目盛りの少なくとも一部に対応して記された数値と、をさらに含む。このような計器において、表示盤の外縁、外枠などは、典型的には円又は円状(例えば楕円やオーバルなど)である。以降の実施形態の説明では、このような計器を丸型計器と呼ぶ。
図1に表したように、実施形態に係る読取システム1は、撮像部11、抽出部12、生成部13、補正部14、及び読取部15を備える。
撮像部11は、丸型計器を撮影し、静止した画像を取得する。撮像部11は、取得した画像を抽出部12に出力する。撮像部11により動画が撮影される場合は、その動画から静止画像を切り出して抽出部12に出力する。撮影される画像には、丸型計器以外のものが写っていても良い。
抽出部12は、入力された画像から、丸型計器が撮影されている領域の候補を抽出する。ここでは、撮像部11によって撮影され、抽出部12に入力される画像を、入力画像と呼ぶ。入力画像の一部であって、丸型計器の候補となる領域を、第1候補領域と呼ぶ。第1候補領域は、丸型計器が撮影されていると抽出部12によって判定された、入力画像の一部である。抽出部12から出力される第1候補領域は複数であっても良い。
具体的な一例として、抽出部12は、輪郭抽出部12a及び選定部12bを有する。
輪郭抽出部12aは、例えば、入力画像における明度差に基づき、入力画像に含まれる輪郭を抽出する。輪郭を抽出する際に、輪郭抽出部12aは、入力画像に適宜処理を加えても良い。例えば、輪郭抽出部12aは、入力画像をグレイスケールに変換した後に二値化し、この二値画像から白色で表されている領域の輪郭を抽出する。
輪郭抽出部12aは、例えば、入力画像における明度差に基づき、入力画像に含まれる輪郭を抽出する。輪郭を抽出する際に、輪郭抽出部12aは、入力画像に適宜処理を加えても良い。例えば、輪郭抽出部12aは、入力画像をグレイスケールに変換した後に二値化し、この二値画像から白色で表されている領域の輪郭を抽出する。
選定部12bは、輪郭で囲まれた領域の面積を算出する。複数の輪郭が抽出された場合は、それぞれの領域の面積を算出する。選定部12bは、算出された各面積と所定の閾値とを比較し、面積が閾値以上の領域のみを選定する。これにより、面積が小さすぎる領域が候補から除外される。
また、選定部12bは、輪郭の形状を検出する。選定部12bは、輪郭の形状が円状又は四角形では無い場合、候補から除外する。
これにより、円状又は四角形の輪郭を有し、所定の面積以上の領域が、第1候補領域として選定され、生成部13へ出力される。
また、選定部12bは、輪郭の形状を検出する。選定部12bは、輪郭の形状が円状又は四角形では無い場合、候補から除外する。
これにより、円状又は四角形の輪郭を有し、所定の面積以上の領域が、第1候補領域として選定され、生成部13へ出力される。
生成部13は、まず、第1候補領域の外形が円状か四角形であるか判定する。第1候補領域の外形が四角形である場合、その外形を利用して第1候補領域を補正(射影変換)することができる。そのため、生成部13は、例えば、第1候補領域をそのまま補正部14へ出力する。なお、円状とは、楕円、卵形、長円形など、巨視的に見て丸みを帯びた形状であることを意味する。
例えば、丸形計器が撮像部11から離れた位置に配置され、撮像部11のレンズ面に対して傾いている場合、画像中の丸形計器の外縁は略楕円となる。丸形計器が撮像部11の近くに配置され、撮像部11のレンズ面に対して傾いている場合、撮像部11のレンズ特性等に応じて、画像中の丸形計器の外縁は卵形となる。
第1候補領域の外形が円状である場合、生成部13は、第1候補領域に外接する長方形を検出する。例えば図2(a)に表したように、生成部13は、第1候補領域A1の点a、b、c、及びdに外接する、長方形Rを検出する。次に、生成部13は、点a、b、c、及びdについて、長方形Rの互いに対向する辺上にある点同士を結ぶ。図2(a)の例では、点aと点bが結ばれ、点cと点dが結ばれる。そして、生成部13は、これらの線分同士の交点を、第1候補領域A1の中心点O1として検出する。
次に、生成部13は、例えば第1候補領域A1における輝度差に基づいて、丸型計器の目盛りS1を抽出する。続いて、生成部13は、以下の第1の方法及び第2の方法の少なくともいずれかにより、丸型計器の中心を含む中心領域を検出する。
第1の方法では、生成部13は、第1候補領域A1内の各領域における目盛りS1の密度を検出する。もし第1候補領域A1が歪んでいる場合、目盛りS1の密度には、ばらつきが生じる。具体的には、図2(b)に表した領域B1及び領域B2のように、撮像部11に対して、奥に位置している目盛りS1ほど、目盛りS1同士の間隔が短くなり、密度が高くなる。計器の中心は、密度が低い領域よりも密度が高い領域の近くに存在する。また、領域同士の密度の差が大きいほど、計器の中心は、密度が高い領域のより近くに存在する。生成部13は、領域同士の密度の差に基づき、丸型計器の中心が存在する可能性が高い中心領域Cを検出する。
第2の方法では、生成部13は、検出された目盛りS1に沿う延長線E1を生成する。そして、図2(c)に表したように、延長線E1同士の交点が集まった領域を、中心領域Cとして検出する。
生成部13は、第1の方法と第2の方法とを組み合わせて、中心領域Cを絞っても良い。
次に、生成部13は、中心点O1から距離xの所に在る、中心領域C中の点O2を、丸型計器の中心点と仮定する。距離xの方向は、長方形Rの短辺方向(第1候補領域A1の短軸方向)である。生成部13は、図2(d)に表したように、設定した丸形計器の中心点O2から第1候補領域A1の外縁までの複数の距離r1、r2、及びr3を算出する。
距離r1は、第1候補領域A1の外縁上の点eと、点O2と、の間の距離である。点eは、点O2を通り、長方形Rの短辺に平行な線と、第1候補領域A1の外縁と、の交点である。距離r2は、第1候補領域A1の外縁上の点fと、点O2と、の間の距離である。距離r3は、第1候補領域A1の外縁上の点gと、点O2と、の間の距離である。点f及びgは、点O2を通り、長方形Rの長辺に平行な線と、第1候補領域A1の外縁と、の交点である。
生成部13は、距離r1〜r3及び撮像部11の特性に基づいて、第1候補領域A1の外形に応じた四角形Qを、第1候補領域A1の周りに生成する。好ましくは、四角形Qは、第1候補領域A1の外縁に接している。外接する四角形Qを、後述する射影変換に用いることで、第1候補領域A1をより正確に(より真円に近づくように)補正できる。
外接する四角形Qの生成方法の一例を説明する。撮像部11のレンズの焦点距離をfとする。撮像部11と点O2との間の距離をSOとする。距離SOは、例えば、撮像部11の焦点位置に基づいて算出される。撮像部11の光軸に対する丸形計器の傾きをθとする。丸形計器の実際の半径をRとする。
距離r1〜r3、焦点距離f、距離SO、傾きθ、半径Rの間には、以下の式(1)〜式(3)が成立する。
r1=R・f/SO (1)
r3=f・cosθ・(ln(Rsinθ+SO)−ln(SO)) (2)
r2=f・cosθ・(−ln(−Rsinθ+SO)+ln(SO)) (3)
距離r1〜r3、焦点距離f、距離SO、傾きθ、半径Rの間には、以下の式(1)〜式(3)が成立する。
r1=R・f/SO (1)
r3=f・cosθ・(ln(Rsinθ+SO)−ln(SO)) (2)
r2=f・cosθ・(−ln(−Rsinθ+SO)+ln(SO)) (3)
生成部13は、距離r1と、事前に取得された焦点距離f及び距離SOと、を式(1)に代入し、半径Rを算出する。生成部13は、半径R及び距離r2を式(2)に代入し、半径R及び距離r3を式(3)に代入する。生成部13は、これらの式を解いて、傾きθを算出する。四角形Qの頂点V1と頂点V2との間の辺の長さLe1は、以下の式(4)で表される。頂点V3と頂点V4との間の辺の長さLe2は、以下の式(5)で表される。
Le1=f・R/(SO+Rsinθ) (4)
Le2=f・R/(SO−Rsinθ) (5)
Le1=f・R/(SO+Rsinθ) (4)
Le2=f・R/(SO−Rsinθ) (5)
生成部13は、焦点距離f、距離SO、半径R、及び傾きθを式(4)及び式(5)に代入し、長さLe1及びLe2を算出する。生成部13は、算出された長さLe1及びLe2を有する四角形のうち、面積が最も小さいものを、四角形Qとする。生成部13は、四角形Qを補正部14へ出力する。
補正部14は、四角形Qが正方形となるように射影変換する。これにより、第1候補領域A1の外形が真円に近づくように補正され、例えば図2(e)に表したような第2候補領域A2が生成される。このとき、補正部14は、第1候補領域A1を規定の大きさに近づけるように、第1候補領域A1の大きさをさらに補正しても良い。なお、生成された第2候補領域A2の外形は、真円でなくても良い。第2候補領域A2の外形が、第1候補領域A1の外形よりも、真円に近ければ良い。
補正部14は、例えば、生成された第2候補領域A2を読取部15へ出力する。または、補正部14は、第2候補領域A2に対して以下の判定を行っても良い。
例えば、補正部14は、第2候補領域A2の外縁の一部を反転させ、第2候補領域A2の外縁の別の一部と重ね合わせる。補正部14は、重ね合わせた第2候補領域A2の外縁の一部と第2候補領域A2の外縁の別の一部との間の誤差量を算出し、この誤差量を予め設定された第1閾値と比較する。
例えば図2(e)に表したように、補正部14は、第2候補領域A2の中心O3を通り、長方形Rの短辺に平行な線分ijを引く。次に、補正部14は、線分ijの左側の円弧ikjと、線分ijの右側の円弧iljと、の一方を、線分ijを中心として反転させ、他方に重ね合わせる。補正部14は、重ね合わせた円弧hjiと円弧hkiとの間の誤差量を算出し、この誤差量を第1閾値と比較する。
または、補正部14は、第2候補領域A2の外縁を円で近似する。補正部14は、近似された円と第2候補領域A2の外縁との誤差量を算出し、この誤差量を第1閾値と比較する。
誤差量が第1閾値未満である場合、補正部14は、第2候補領域A2を読取部15へ出力する。この判定を行うことで、より真円に近い(より歪みが小さい)第2候補領域A2のみを読取部15へ出力することができる。
誤差量が第1閾値以上である場合、例えば、読取システム1は、生成された第2候補領域A2、及びその基となった第1候補領域A1に対する読み取りの処理を終了する。または、より望ましくは、読取システム1は以下の処理を行う。
誤差量が第1閾値以上である場合、補正部14は、その判定結果を生成部13へ出力する。生成部13は、補正部14から判定結果が入力されると、距離xを変化させ、中心領域Cの範囲内において、別の点O2を設定する。生成部13は、別の点O2に基づき、別の四角形Qを生成する。補正部14は、別の四角形Qを用いて第1候補領域A1を補正して、別の第2候補領域A2を生成する。補正部14は、この別の第2候補領域A2について、誤差量を算出する。
例えば、補正部14で誤差量が第1閾値未満と判定されるまで、上述した、四角形Qの生成と第2候補領域A2の生成が繰り返される。誤差量が第1閾値未満と判定されると、補正部14は、その別の第2候補領域A2を、読取部15へ出力する。
または、入力画像が不鮮明な場合などは、別の複数の第2候補領域A2が生成されても、いずれの誤差量も第1閾値未満とならない可能性がある。この場合、補正部14は、例えば、極小の誤差量が得られた第2候補領域A2を、読取部15へ出力する。
読取部15は、第2候補領域A2から、丸型計器で指示された数値を読み取る。
具体的には、読取部15は、分割部15a、目盛り認識部15b、数字認識部15c、指針認識部15d、目盛り接合部15e、及び算出部15fを有する。
具体的には、読取部15は、分割部15a、目盛り認識部15b、数字認識部15c、指針認識部15d、目盛り接合部15e、及び算出部15fを有する。
分割部15aは、図3(a)に表したように、第2候補領域A2から、丸型計器の表示盤領域Fを抽出する。次に、分割部15aは、図3(b)に表したように、表示盤領域Fを、目盛りが存在する目盛り領域F1と、表示盤の数値が存在する数字領域F2と、表示盤の指針が存在する指針領域F3と、に分割する。また、分割部15aは、表示盤領域Fにおける基準線Gを決定する。基準線Gは、例えば、表示盤領域Fの中心から真下に引いた直線である。
例えば、分割部15aは、第2候補領域A2から線成分を抽出し、その中からHough変換により最も円らしいものを抽出する。この抽出された円の外周部の領域を目盛り領域F1とする。また、典型的には、表示盤の背景は、相対的に明るい色(例えば白色)であり、指針及び数字は、相対的に暗い色(例えば黒色)である。さらに、指針は、目盛り及び数字よりも表示盤の中心側に設けられる。これらの点を利用し、分割部15aは、目盛り領域F1以外の領域から、数字領域F2及び指針領域F3を抽出する。
目盛り認識部15bは、例えば、目盛り領域F1における輝度差から、図3(b)に表したように、表示盤の目盛りS2を認識する。目盛り認識部15bは、さらに、認識した目盛りS2に基づき、第2候補領域A2が適切に補正されているか判定しても良い。例えば、目盛り認識部15bは、周方向に配列された目盛りS2を、極座標変換することで一方向に沿って配列させる。次に、目盛り認識部15bは、目盛りS2同士の間隔の偏差量、目盛りS2の幅の偏差量、及び目盛りS2の形状の偏差量の少なくともいずれかを算出する。目盛り認識部15bは、算出した偏差量を予め設定された第2閾値と比較する。
偏差量が第2閾値未満の場合は、丸型計器を読み取るための処理が続けて行われる。上記判定を行うことで、より歪みが小さい表示盤領域Fに対してのみ読み取り処理を行うことができ、丸型計器で指示された値の読み取り精度を向上させることができる。
偏差量が第2閾値以上である場合、例えば、読取システム1は、その表示盤領域Fに対する読み取りの処理を終了する。または、より望ましくは、読取システム1は以下の処理を行う。
目盛り認識部15bは、偏差量が第2閾値以上である場合、例えば、その判定結果とともに、上記偏差量の少なくともいずれかを生成部13に出力する。生成部13は、上記判定結果が入力されると、偏差量に応じて距離xを変化させ、中心領域Cの範囲内において、別の点O2を設定する。生成部13は、別の点O2に基づき、別の四角形Qを生成する。補正部14は、別の四角形Qを用いて第1候補領域A1を補正して、別の第2候補領域A2を生成する。目盛り認識部15bは、この別の第2候補領域A2に基づいて目盛りS2を認識し、偏差量を再び算出する。
例えば、読取部15で偏差量が第2閾値未満と判定されるまで、上述した、四角形Qの生成、第2候補領域A2の生成、及び目盛りS2の認識が繰り返される。偏差量が第2閾値未満と判定されると、読取部15は、その表示盤領域Fに基づく目盛り領域F1、数字領域F2、及び指針領域F3を用いて、読み取り処理を行う。
または、別の複数の第2候補領域A2が生成されても、いずれの偏差量も第2閾値未満とならない場合がある。この場合、読取部15は、例えば、極小の偏差量が得られた表示盤領域Fに基づく目盛り領域F1、数字領域F2、及び指針領域F3を用いて、読み取り処理を行う。
目盛り認識部15bにおいて、偏差量が第2閾値未満と判定されると、数字認識部15cは、数字領域F2から数字を切り出す。例えば、図3(c)に表したように、数字認識部15cは、数字領域F2から数字を含む長方形Hを切り出す。数字認識部15cは、その長方形Hに含まれる数字を認識する。また、指針認識部15dは、指針領域F3に含まれる指針Iと基準線Gとの角度θを検出する。
目盛り接合部15eは、図3(d)に表したように、それぞれの目盛りS2を延長した直線E2と、基準線Gと、の間の角度を、それぞれの目盛りの位置情報として抽出する。また、目盛り接合部15eは、認識された各目盛りS2に対応する数字を決定する。
算出部15fは、目盛りS2の位置情報、目盛りS2と数字の対応情報、及び指針の角度に基づき、指針が示す数値を算出する。読取部15は、例えば、算出された数値を外部へ出力する。
図4は、実施形態に係る読取システムの生成部及び補正部における処理を説明するための模式図である。
生成部13は、以下の第3方法により、丸形計器の中心を検出しても良い。まず、生成部13は、図4(a)に表したように、第1候補領域A1に外接する長方形Rを検出する。第1候補領域A1と長方形Rの各接点を点a〜dとする。点aと点bを結ぶ線分を長軸abとし、点cと点dを結ぶ線分を短軸cdとする。線分abと線分cdの交点をO1とする。生成部13は、第1候補領域A1における輝度差及びHough変換の結果から、丸形計器の指針Iに沿う直線Lmを生成する。生成部13は、図4(b)に表したように、直線Lmと、第1候補領域A1の短軸(線分cd)と、の交点を、丸形計器の中心O2とする。
生成部13は、以下の第3方法により、丸形計器の中心を検出しても良い。まず、生成部13は、図4(a)に表したように、第1候補領域A1に外接する長方形Rを検出する。第1候補領域A1と長方形Rの各接点を点a〜dとする。点aと点bを結ぶ線分を長軸abとし、点cと点dを結ぶ線分を短軸cdとする。線分abと線分cdの交点をO1とする。生成部13は、第1候補領域A1における輝度差及びHough変換の結果から、丸形計器の指針Iに沿う直線Lmを生成する。生成部13は、図4(b)に表したように、直線Lmと、第1候補領域A1の短軸(線分cd)と、の交点を、丸形計器の中心O2とする。
生成部13は、例えば以下の方法により直線Lmを生成する。まず、生成部13は、Hough変換の結果から、第1候補領域A1のサイズに基づく所定の長さ以上の線分を1つ以上抽出する。次に、生成部13は、抽出されたそれぞれの線分を延伸させ、円形メータの中心と推定される領域を通過する直線を、直線Lmとして抽出する。なお、円形メータの中心と推定される領域は、例えば、図4(a)に表した外接長方形Rの長軸abと短軸cdの交点O1近傍に設定される。
なお、上述した方法により指針Iに沿う直線を生成した場合、図4(c)に表したように、指針Iの両端にそれぞれ沿う2本の直線Lm1及びLm2が生成される場合がある。この場合、生成部13は、直線Lm1及びLm2の間の中心を通る直線を生成し、この直線を直線Lmとする。
生成部13は、この第3の方法により設定された中心を基に、図2(d)に表した距離r1〜r3を算出し、四角形Qを生成する。この場合、丸形計器の中心をより正確に求めることができる。従って、補正部14による誤差量の算出、目盛り認識部15bによる偏差量の算出等を省略しても良い。
図5〜図7は、実施形態に係る読取システムの動作を表すフローチャートである。
なお、図6は、図5におけるステップS13の詳細な動作を表すフローチャートである。図7は、図5におけるステップS14及びS15の詳細な動作を表すフローチャートである。
なお、図6は、図5におけるステップS13の詳細な動作を表すフローチャートである。図7は、図5におけるステップS14及びS15の詳細な動作を表すフローチャートである。
図5に表したように、読取システム1は、まず、撮像部11により丸型計器を含む画像を取得する(ステップS11)。輪郭抽出部12aは、入力画像に含まれる輪郭を抽出する(ステップS12a)。選定部12bは、輪郭で囲まれた領域の面積を算出する。選定部12bは、輪郭の形状を検出する。選定部12bは、面積が閾値以上であり、輪郭が円状又は四角形の領域のみを選定する(ステップS12b)。選定部12bは、選定された領域を、第1候補領域として生成部13へ出力する。
次に、第1候補領域に外接する四角形の生成(ステップS13)、第2候補領域の生成(ステップS14)、及び指示値の読み取り(ステップS15)が行われる。その後、第1候補領域が他にあるか判定される(ステップS16)。別の第1候補領域が在る場合、その第1候補領域について、ステップS13が行われる。
ステップS13では、図6に表したように、生成部13が、第1候補領域の外形が円状か判定する(ステップS13a)。第1候補領域の外形が円状である場合、生成部13は、第1候補領域に外接する長方形を生成する(ステップS13b)。生成部13は、第1候補領域及び外接する長方形から、第1候補領域の中心点を検出する(ステップS13c)。生成部13は、丸型計器の中心を含む中心領域を検出する(ステップS13d)。生成部13は、中心領域中のある点を丸型計器の中心点と仮定する(ステップS13e)。生成部13は、この仮想の中心点を用いて、第1候補領域の周りに四角形を生成する(ステップS13f)。
ステップS14では、図7に表したように、補正部14が、四角形を用いて第1候補領域を補正し、第2候補領域を生成する(ステップS14a)。補正部14は、第2候補領域について誤差量を算出し、その誤差量と第1閾値を比較する(ステップS14b)。誤差量が第1閾値以上である場合、ステップS13eに戻り、別の仮想の中心点を設定する。
分割部15aは、第2候補領域から丸型計器の表示盤領域を抽出し、目盛り領域と、数字領域と、指針領域と、に分割する(ステップS15a)。目盛り認識部15bは、表示盤の目盛りを認識する(ステップS15b1)。目盛り認識部15bは、認識した目盛りについて偏差量を算出し、この偏差量を第2閾値と比較する(ステップS15b2)。偏差量が第2閾値以上である場合、ステップS13eに戻り、別の仮想の中心点を設定する。
数字認識部15cは、数字領域から数字を認識する(ステップS15c)。指針認識部15dは、指針領域に含まれる指針の角度を検出する(ステップS15d)。目盛り接合部15eは、目盛りの位置情報、及び目盛りと数字の対応情報を抽出する(ステップS15e)。算出部15fは、目盛りの位置情報、目盛りと数字の対応情報、及び指針の角度から、丸型計器で指示された値を算出する(ステップS15f)。その後、第1候補領域が他にあるか判定される(ステップS16)。別の第1候補領域が在る場合、その第1候補領域について、ステップS13aが行われる。
実施形態の効果を説明する。
丸型計器の数値を読み取るための読取システムでは、入力画像における丸型計器が歪んでいる場合、例えば、丸型計器に附帯する長方形の外枠を利用して、画像を補正する。画像の歪みや大きさが適切に補正されることで、丸型計器において指示された数値をより高精度に読み取ることが可能となる。しかし、丸型計器には、長方形の外枠が設けられていないものも存在する。その場合、従来の手法では、画像を適切に補正出来ず、丸型計器の指示値の読み取り精度が低下する。
この課題について、本実施形態では、読取システム1が生成部13を備える。生成部13は、第1候補領域の外形が円状である場合、その周りに四角形を生成する。生成部13により四角形が生成されることで、この外接四角形を用いて第1候補領域を補正することが可能となる。
従って、本実施形態によれば、丸型計器が長方形の外枠を備えていない場合でも、第1候補領域を適切に補正し、丸型計器で指示された数値をより高精度に読み取ることが可能となる。
丸型計器の数値を読み取るための読取システムでは、入力画像における丸型計器が歪んでいる場合、例えば、丸型計器に附帯する長方形の外枠を利用して、画像を補正する。画像の歪みや大きさが適切に補正されることで、丸型計器において指示された数値をより高精度に読み取ることが可能となる。しかし、丸型計器には、長方形の外枠が設けられていないものも存在する。その場合、従来の手法では、画像を適切に補正出来ず、丸型計器の指示値の読み取り精度が低下する。
この課題について、本実施形態では、読取システム1が生成部13を備える。生成部13は、第1候補領域の外形が円状である場合、その周りに四角形を生成する。生成部13により四角形が生成されることで、この外接四角形を用いて第1候補領域を補正することが可能となる。
従って、本実施形態によれば、丸型計器が長方形の外枠を備えていない場合でも、第1候補領域を適切に補正し、丸型計器で指示された数値をより高精度に読み取ることが可能となる。
また、読取システム1では、補正部14により、第1候補領域が適切に補正されているか、第2候補領域の誤差量に基づいて判定される。この判定が行われることで、より歪みの小さい画像に対して指示値の読み取りを行うことができ、読み取り精度が向上する。
さらに、読取システム1では、読取部15により、第1候補領域が適切に補正されているか、第2候補領域から抽出される目盛りの偏差量に基づいて判定される。この判定が行われることで、上記と同様に、より歪みの小さい画像に対して指示値の読み取りを行うことができ、読み取り精度が向上する。
図8は、実施形態に係る読取システムを実現するためのハードウェア構成を表すブロック図である。
例えば、実施形態に係る読取システムは、図8に表した読取装置5及び撮像装置6から構成される。読取装置5は、例えばコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)51、RAM(Random Access Memory)52、CPU(Central Processing Unit)53、およびHDD(Hard Disk Drive)54を有する。
例えば、実施形態に係る読取システムは、図8に表した読取装置5及び撮像装置6から構成される。読取装置5は、例えばコンピュータであり、ROM(Read Only Memory)51、RAM(Random Access Memory)52、CPU(Central Processing Unit)53、およびHDD(Hard Disk Drive)54を有する。
ROM51は、コンピュータの動作を制御するプログラムを格納している。ROM51には、コンピュータを、上述した実施形態における、抽出部、変換部、補正部、読取部などとして機能させるために必要なプログラムが格納されている。
RAM52は、ROM51に格納されたプログラムが展開される記憶領域として機能する。CPU53は、ROM51に格納された制御プログラムを読み込み、当該制御プログラムに従ってコンピュータの動作を制御する。また、CPU53は、コンピュータの動作によって得られた様々なデータをRAM52に展開する。HDD54は、読み取りに必要な情報や、読み取りの過程で得られた情報を記憶する。
また、読取装置5は、HDD54に代えて、eMMC(embedded Multi Media Card)、SSD(Solid State Drive)、SSHD(Solid State Hybrid Drive)などを有していても良い。
撮像装置6は、被写体(丸型計器)を撮影し、取得した画像を読取装置5へ送信する。撮像装置6は、例えば、カメラである。
出力装置7は、読取装置5から出力されたデータ(読み取られた丸型計器の指示値)を、ユーザが認識できるように出力する。出力装置7は、例えば、モニタ、プリンタ、またはスピーカなどである。
出力装置7は、読取装置5から出力されたデータ(読み取られた丸型計器の指示値)を、ユーザが認識できるように出力する。出力装置7は、例えば、モニタ、プリンタ、またはスピーカなどである。
読取装置5、撮像装置6、及び出力装置7は、例えば、有線又は無線で相互に接続される。または、これらはネットワークを介して相互に接続されていても良い。あるいは、読取装置5、撮像装置6、及び出力装置7の少なくとも2つが、1つの装置に組み込まれていても良い。例えば、読取装置5が、撮像装置6の画像処理部などと一体に組み込まれていても良い。
以上で説明した実施形態に係る読取システム及び読取方法を用いることで、計器において指示された数値を、より高精度に読み取ることが可能となる。同様に、コンピュータを、読取システムとして動作させるためのプログラムを用いることで、計器で指示された数値を、より高精度にコンピュータに読み取らせることが可能となる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を例示したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更などを行うことができる。これら実施形態やその変形例は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。また、前述の各実施形態は、相互に組み合わせて実施することができる。
1 読取システム、 5 読取装置、 6 撮像装置、 7 出力装置、 11 撮像部、 12 抽出部、 12a 輪郭抽出部、 12b 選定部、 13 生成部、 14 補正部、 15 読取部、 15a 分割部、 15b 目盛り認識部、 15c 数字認識部、 15d 指針認識部、 15e 目盛り接合部、 15f 算出部、 A1 第1候補領域、 A2 第2候補領域、 B1、B2 領域、 C 中心領域、 E1 延長線、 E2 直線、 F 表示盤領域、 F1 目盛り領域、 F2 数字領域、 F3 指針領域、 G 基準線、 H 長方形、 I 指針、 Lm、Lm1、Lm2 直線、 O1 中心点、 O2 点、 O3 中心、 Q 四角形、 R 長方形、 S1、S2 目盛り
Claims (13)
- 入力画像から、計器が撮影された領域の候補となる第1候補領域を抽出する抽出部と、
前記第1候補領域の外形が円状である場合に、前記第1候補領域の外形に応じた四角形を、前記第1候補領域の周りに生成する生成部と、
生成された前記四角形を用いて、前記第1候補領域の外形を真円に近づけるように補正することで、第2候補領域を生成する補正部と、
前記第2候補領域から計器で指示された数値を読み取る読取部と、
を備えた読取システム。 - 前記補正部は、
前記第2候補領域の外縁を円で近似し、
近似された前記円と前記第2候補領域の外縁との間の誤差量を算出し、
前記誤差量が予め設定された第1閾値未満の場合、前記第2候補領域を前記読取部へ出力する、
請求項1記載の読取システム。 - 前記補正部は、
反転させた前記第2候補領域の外縁の一部を、前記第2候補領域の外縁の別の一部と重ね合わせて誤差量を算出し、
前記誤差量が予め設定された第1閾値未満の場合、前記第2候補領域を前記読取部へ出力する、
請求項1記載の読取システム。 - 前記誤差量が前記第1閾値以上の場合、前記生成部は、前記第1候補領域の周りに別の前記四角形を生成し、
前記補正部は、
別の前記四角形を用いて前記第1候補領域を補正することで、別の前記第2候補領域を生成し、
別の前記第2候補領域に基づく前記誤差量が前記第1閾値未満の場合、別の前記第2候補領域を前記読取部へ出力する、
請求項2または3に記載の読取システム。 - 前記誤差量が前記第1閾値以上の場合、前記生成部は、前記第1候補領域の周りに別の複数の前記四角形を生成し、
前記補正部は、
別の複数の前記四角形を用いて前記第1候補領域を補正することで、別の複数の前記第2候補領域を生成し、
別の複数の前記第2候補領域に基づいて複数の前記誤差量を算出し、極小の前記誤差量が得られた別の前記第2候補領域を前記読取部へ出力する、
請求項2または3に記載の読取システム。 - 前記読取部は、
前記第2候補領域から複数の目盛りを認識し、
前記目盛り同士の間隔、それぞれの前記目盛りの幅、及び前記目盛り同士の間の角度の少なくともいずれかの偏差量を算出し、
前記偏差量が予め設定された第2閾値未満の場合、前記第2候補領域から計器の数値を読み取る、
請求項1〜5のいずれか1つに記載の読取システム。 - 前記偏差量が前記第2閾値以上の場合、前記生成部は、前記第1候補領域の周りに別の前記四角形を生成し、
前記補正部は、別の前記四角形を用いて前記第1候補領域を補正することで、別の前記第2候補領域を生成し、
前記読取部は、別の前記第2候補領域に基づく前記偏差量が前記第2閾値未満の場合、別の前記第2候補領域から計器の数値を読み取る請求項6記載の読取システム。 - 前記誤差量が前記第2閾値以上の場合、前記生成部は、前記第1候補領域の周りに別の複数の前記四角形を生成し、
前記補正部は、別の複数の前記四角形を用いて前記第1候補領域を補正することで、別の複数の前記第2候補領域を生成し、
前記読取部は、別の複数の前記第2候補領域に基づいて複数の前記偏差量を算出し、極小の前記偏差量が得られた別の前記第2候補領域から計器の数値を読み取る請求項6記載の読取システム。 - 前記生成部は、前記第1候補領域の外形が円状である場合に、
前記第1候補領域における目盛りの密度、目盛りの延長線同士の交点、及び前記第1候補領域における指針と短軸との交点、の少なくともいずれかを用いて、計器の中心点を設定し、
前記中心点から前記第1候補領域の外縁までの複数の距離を用いて前記四角形を生成する、
請求項1〜8のいずれか1つに記載の読取システム。 - 前記生成部は、前記第1候補領域に外接する前記四角形を生成する請求項1〜9のいずれか1つに記載の読取システム。
- 入力画像から、計器が撮影された領域の候補となる第1候補領域を抽出し、
前記第1候補領域の外形が円状である場合に、前記第1候補領域の外形に応じた四角形を、前記第1候補領域の周りに生成し、
生成された前記四角形を用いて、前記第1候補領域の外形を真円に近づけるように補正することで、第2候補領域を生成し、
前記第2候補領域から計器で指示された数値を読み取る読取方法。 - コンピュータに、
入力画像から、計器が撮影された領域の候補となる第1候補領域を抽出させ、
前記第1候補領域の外形が円状である場合に、前記第1候補領域の外形に応じた四角形を、前記第1候補領域の周りに生成させ、
生成された前記四角形を用いて、前記第1候補領域の外形を真円に近づけるように補正することで、第2候補領域を生成させ、
前記第2候補領域から計器で指示された数値を読み取らせる、
プログラム。 - コンピュータに、
入力画像から、計器が撮影された領域の候補となる第1候補領域を抽出させ、
前記第1候補領域の外形が円状である場合に、前記第1候補領域の外形に応じた四角形を、前記第1候補領域の周りに生成させ、
生成された前記四角形を用いて、前記第1候補領域の外形を真円に近づけるように補正することで、第2候補領域を生成させ、
前記第2候補領域から計器で指示された数値を読み取らせる、
プログラムを記憶した記憶媒体。
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