JP2020160724A - 制御装置及び情報提示装置 - Google Patents

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【課題】認識し易い態様でユーザへの情報を提示可能にした制御装置及び情報提示装置を提供する。【解決手段】情報提示装置1は、ヘッド部3において複数の態様で照明が可能な照明部5を備える。照明部5は、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションに応じて、複数態様での照明が可能である。情報提示装置1は、ユーザの健康状態に応じた照明を行う場合、健康状態が正常であれば、その旨を通知すべく、例えば光源28が青や緑で光るように照明部5を動作させる。情報提示装置1は、健康状態が非正常であれば、その旨を通知すべく、例えば光源28が赤や橙で光り、かつ高速で点滅するように照明部5を動作させる。【選択図】図7

Description

本発明は、ユーザに情報を提示する動作を制御する制御装置及び情報提示装置に関する。
従来、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置として、例えばロボットの動きを通じて対話する技術が周知である(特許文献1等参照)。特許文献1では、身体を模倣したロボット等において、対話の内容に準じて目の動き等の表情を変化させることにより、この表情の変化を通じて、運転者等の対話者とのコミュニケーションを実行する。
特許第6443419号公報
しかし、運転者が運転中に対話する場合、ロボットの目線の動きなどを注視することが困難なため、注視しなくてよいコミュにエーション方法が望まれていた。
本発明の目的は、認識し易い態様でユーザへの情報を提示可能にした制御装置及び情報提示装置を提供することにある。
前記問題点を解決する制御装置は、ユーザと意思交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置を制御する構成であって、前記情報提示装置に設けられた照明部を、現在の環境に応じた態様で制御することにより、前記ユーザとの前記意思交換を通じたコミュニケーションを実行する制御部を備えた。
前記問題点を解決する情報提示装置は、ユーザと意思交換を通じたコミュニケーションが可能な構成であって、複数の態様で照明が可能な照明部と、現在の環境に応じた態様で照明するように前記照明部を制御することにより、前記ユーザとの前記意思交換を通じたコミュニケーションを実行する制御部とを備えた。
本発明によれば、認識し易い態様でユーザへの情報を提示することができる。
一実施形態の情報提示装置を正面から見た斜視図。 情報提示装置を裏面から見た斜視図。 ヘッド部をベース部から外した情報提示装置を正面から見た斜視図。 ヘッド部をベース部から外した情報提示装置を裏面から見た斜視図。 情報提示装置の分解斜視図。 情報提示装置の電気的構成を示すブロック図。 (a),(b)は照明部の照明態様の例示図。 (a),(b)は、照明部の照明パターンの例示図。 ヘッド部が回転及び上下動する動作態様の例示図。 ヘッド部を回転させる第1可動機構の作動図。 ヘッド部を上下動させる第2可動機構の作動図。 学習の処理の流れを示すフローチャート。
以下、制御装置及び情報提示装置の一実施形態を図1〜図12に従って説明する。
図1及び図2に示すように、情報提示装置1は、情報提示装置1の座の部分となるベース部2と、ベース部2に対して可動するヘッド部3とを備える。情報提示装置1は、ユーザとの意思交換に応じた態様でヘッド部3を動作させることにより、自身の意思を表現して、ユーザとコミュニケーションをとる。
ヘッド部3は、ヘッド本体4と、複数の態様で照明が可能な照明部5とを備える。すなわち、情報提示装置1は、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションをとるために複数態様での照明が可能な照明部5を備える。照明部5は、光が透過可能な略円板状の表示パネル6において、各種態様の照明を実行する。照明部5は、ユーザとのコミュニケーション時に、意思交換に応じた態様で照明を実行することにより、ユーザの発話に対する応答や、自身の意思を表現する。照明態様としては、例えば照明の色、照明の明るさ、照明の動き、点灯、点滅、点滅速度、及びこれらの組み合わせなどがある。照明の動きには、例えば照明によって回転を表現する態様や、照明によって直線移動を表現する態様等がある。
ヘッド部3は、ベース部2に対し、軸La回り(図1に矢印A方向)の回転と、上下方向(図1の矢印B方向)の動作とが可能に設けられている。このように、ヘッド部3は、ベース部2に対して上下及び左右の各方向に動作する。ヘッド部3は、ユーザとのコミュニケーション時に、意思交換に応じた態様で上下左右の各方向に動作することにより、ユーザの発話に対する応答や、自身の意思を表現する。
図3及び図4に示すように、ヘッド部3は、ベース部2に対して着脱可能に設けられている。ヘッド部3は、ベース部2とコネクタ接続されている。すなわち、ヘッド部3は、ヘッド部3の裏面に設けられた端子7(図4に図示)と、ベース部2に設けられた端子8(図3に図示)とを接続することにより、電気接続される。
図5に示すように、ベース部2は、ベース部2の本体部分をなす基部11と、ヘッド部3を可動させる機構部分である可動機構12とを備える。基部11は、略円筒形状に形成され、中央の凹部13に可動機構12が収納されている。情報提示装置1は、例えば車体への設置にあたり、基部11が車体の組付け先に固定される。
可動機構12は、ヘッド部3を第1方向に可動させる第1可動機構12aと、ヘッド部3を第2方向に可動させる第2可動機構12bとを備える。本例の場合、第1方向は、同図の矢印A方向である。このように、本例の第1可動機構12aは、ヘッド部3を第1方向としての軸L1回りの回転方向(図中の矢印A方向)に回す機構である。また、本例の場合、第2方向は、同図の矢印B方向である。このように、本例の第2可動機構12bは、ヘッド部3を第2方向としての上下方向(図中の矢印B方向)に動作させる機構である。
第1可動機構12aは、軸L1回りに回転可能に基部11に組み付けられた回転体15と、ヘッド部3が載せられるとともに回転体15と一体に回る載置部16と、回転体15の回転駆動源となるアクチュエータ17と、アクチュエータ17の回転力を回転体15の軸L1回りの回転力に変換する一対のギヤ部18,19とを備える。アクチュエータ17は、例えばモータ17aからなり、縦向きの状態でモータ本体が回転体15に取り付け固定されている。モータ17aは、モータ軸の先端に設けられたギヤ部18が、基部11の中央に取り付け固定されたギヤ部19に噛み合い係合されている。モータ17aが回転してギヤ部18が基部11側のギヤ部19に対して回ると、回転体15が軸L1回りに回転する動きをとり、この回転によってヘッド部3が軸L1回りに回る動作をとる。
第2可動機構12bは、ヘッド部3の第2方向に沿って動く連動部22と、連動部22の移動を案内する一対のガイド部23と、連動部22の第2方向への移動の駆動源となるアクチュエータ24と、アクチュエータ24の回転力を連動部22の上下方向の駆動力に変換する一対のギヤ部25,26とを備える。アクチュエータ24は、例えばモータ24aからなり、横向きの状態でモータ本体が回転体15に取り付け固定されている。モータ24aは、モータ軸の先端に設けられたギヤ部25が、連動部22の裏面に形成されたギヤ部26に噛み合い係合されている。
一対のガイド部23は、ヘッド部3が上下動方向、すなわち連動部22が移動する矢印B方向に沿って動作できるように、円弧状に形成されるとともに、斜めに傾けて配置されている。また、連動部22の表面に設けられた端子8は、載置部16に形成された切欠部27から外部に露出されている。これにより、ヘッド部3側の端子7がベース部2側の端子8に接続可能にされる。モータ24aが回転してギヤ部25が回ると、このギヤ部25の回転がギヤ部26に伝達されることにより、連動部22が矢印B方向、すなわち上下方向に動作する。
ヘッド部3の照明部5は、前述の表示パネル6と、光源28とを備える。光源28は、例えばLED(発行ダイオード)であることが好ましい。光源28は、例えば表示パネル6の表示面6aにおいて中央に1つ配置されてもよい。さらに、光源28を複数設ける場合、表示パネル6の表示面6aにおいて周方向に沿って等間隔に配置されてもよい。なお、本例の場合、光源28としてのLEDが、表示面6aの中央に1つ配置されるとともに、その周囲に複数配列された配置パターンとする。表示パネル6の表示面6aは、光源28の光を外部に露光することが可能な光透過材料からなる。
図6に示すように、情報提示装置1は、情報提示装置1の動作を制御する制御部31と、音を集音する集音部32と、音を出力する音出力部33とを備える。照明部5は、照明部5の動作を制御する制御部31に電気接続されている。本例の場合、照明部5は、端子7,8を介して制御部31に接続される。アクチュエータ17,24は、制御部31に電気接続され、制御部31によって動作が制御される。集音部32は、例えばマイクからなる。音出力部33は、例えば車載されたスピーカからなる。
制御部31は、照明部5を現在の環境に応じた態様で制御することにより、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを実行する。また、制御部31は、アクチュエータ17,24を制御することにより、情報提示装置1を現在の環境に応じた態様で動作させて、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを実行する。現在の環境とは、車両に乗車するユーザに関係するもの、車両の状態に関係するもの、走行時の車両周辺の状況に関係するものなどがある。
制御部31は、ユーザや周囲状況の状態を検知する検知部34から検知信号Saを入力する。検知部34は、例えばユーザの健康状態を検知するセンサ類、ユーザや周囲状況を撮影するカメラ等がある。このように、検知部34は、車内の運転者を検知したり、車外の障害物を検知したりするものであることが好ましい。制御部31は、検知部34から入力した検知信号Saを基に、照明部5及びアクチュエータ17,24を制御することにより、情報提示装置1をユーザとの意思交換に準じた態様で動作させる。
制御部31は、運転者等の乗員の状態を検知する動作、いわゆる「診る」態様の動作と、走行環境の状態を検知する動作、いわゆる「見る」態様の動作とを実行する。診る態様としては、例えば車内の運転者等の乗員の検知があり、その一種として、運転者等の健康状態の監視がある。また、見る態様としては、例えば車外の状況の検知があり、その一種として、交通状況、事故状況、歩行者状況等の監視がある。制御部31は、診る態様や見る態様に準じた態様で情報提示装置1を動作させ、運転者等の乗員に種々の通知を実行する。
制御部31は、情報提示装置1の動作をAI(人工知能)によって学習する学習部35を備えてもよい。学習部35は、情報提示装置1とユーザとの間で実行された声対話等のコミュニケーションを通じ、制御部31に登録された学習モデルMの特徴量や各種パラメータ等を学習により最適化していく。例えば、音声対話の際に取得した検知信号Saが好リアクションの情報だったと判定できた場合には、重みを付けるなどする。制御部31は、このようにして逐次最適化される学習モデルMに検知部34の検知信号Saを入力し、この学習モデルMの出力を基に情報提示装置1を動作させる。なお、制御部31及び学習部35が制御装置を構成する。
次に、図7〜図12を用いて、本実施形態の情報提示装置1の作用について説明する。
図7(a),(b)に示すように、制御部31は、車内の運転者等を診る態様をとる場合、運転者等の現在状態を検知する検知部34から得た検知信号Saを基に、ユーザの現在状態を識別する。そして、制御部31は、その識別結果に応じた態様で照明部5が照明を行うように照明部5を制御する。本例の場合、図7(a)に示すように、検知部34からユーザの健康状態に係る検知信号Saが取得されてユーザの健康状態が判定される場合、健康状態が正常であれば、運転者が確認できる周辺視野において、その旨を通知する態様で照明部5が光る。具体的には、青や緑で照明部5が光る。
図8(a),(b)に、照明部5の他の照明パターンを図示する。図8(a)に示すように、照明パターンは、表示面6aの中心から光が徐々に大きく広がっていき、大きく広がった後、逆に光が徐々に小さくなり元の状態に戻る光り方を繰り返す態様としてもよい。また、図8(b)に示すように、照明パターンは、表示面6aの一部分に表示された光が、円弧を描くように表示面6aの周囲を何周も回るような態様としてもよい。
一方、図7(b)に示すように、検知部34からユーザの健康状態に係る検知信号Saが取得されてユーザの健康状態が判定される場合、健康状態が不正常であれば、その旨を通知する態様で照明部5が光る。具体的には、照明部5が赤や橙で高速に点滅する状態で光る。このように、健康状態がよくないことを注意喚起するような態様で照明部5が光る。よって、運転者や他の乗員は、運転者の健康状態が好ましくないことを直ちに理解できる。
図9に示すように、制御部31は、車外の走行環境等を見る態様をとる場合、車外の走行環境を検知する検知部34から得た検知信号Saを基に、車両周辺の走行環境を識別する。そして、制御部31は、その識別結果に応じた態様で情報提示装置1が動作するように照明部5及びアクチュエータ17,24を制御する。本例の場合、ヘッド部3を上下左右に可動させて周辺を監視するような動きをとらせるとともに、定期的に照明部5を光らせる。このように、運転中、情報提示装置1に車外周辺を監視するような動きをとらせることにより、見守られている安心感をユーザに与えるようにする。
図10に示すように、ヘッド部3を矢印A方向に回転させる場合には、第1可動機構12aのモータ17aが回転する。モータ17aが回転すると、ギヤ部18も一体に回り、ベース部2側のギヤ部19は固定であるので、モータ17a側のギヤ部18がギヤ部19に対して回りながらギヤ部19を周方向に沿って移動する。これにより、ヘッド部3が可動機構12とともに一体に軸L1回りに回転する。制御部31は、ユーザの発話に対してヘッド部3を数回繰り返し横振りさせることにより、会話上の非同意を表現することができる。
図11に示すように、ヘッド部3を矢印B方向に上下動させる場合には、第2可動機構12bのモータ24aが回転する。モータ24aが回転すると、ギヤ部25も一体に回り、ギヤ部25の回転がギヤ部26に伝達されて、連動部22がガイド部23に沿って移動する。これにより、連動部22の上に載置されているヘッド部3が、載置部16に対して矢印B方向に移動する。制御部31は、ユーザの発話に対してヘッド部3を数回縦振りさせることにより、頷きを表現することができる。
図12に示すように、学習部35は、情報提示装置1とユーザとの対話の際、対話時のユーザの反応を学習する。例えば、学習部35は、音声対話の際、検知部34から検知信号Saとして、音声対話における反応のユーザデータSbを取得する(ステップ101)。ユーザデータSbとしては、例えば「いいね」等の音声による同意や、嬉しそうな顔の表情や、リラックスしていると判定できる心拍数などがある。
学習部35は、検知部34から取得したユーザデータSbを基に、音声対話の学習を実行する(ステップ102)。このとき、学習部35は、学習モデルMの特徴量や各種パラメータを更新することにより、学習モデルMを最適化する。そして、学習部35は、ユーザとの音声対話が行われる度、学習モデルMの最適化を逐次実行する。よって、音声対話時、ユーザの特性や嗜好に応じた反応を情報提示装置1が返すことになるので、ユーザが望む好適な対話を実現することが可能となる。
上記実施形態の情報提示装置1によれば、以下のような効果を得ることができる。
情報提示装置1に制御部31を設け、情報提示装置1に設けられた照明部5を、現在の環境に応じた態様で制御することにより、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを実行する。情報提示装置1からの情報の出力を照明で実施すれば、情報提示装置1からどのような情報が出力されているのかは、注視せずとも周辺視野で認識することが可能である。よって、ユーザが情報提示装置1と、音声対話等のコミュニケーションをとるにあたり、情報提示装置1から認識し易い態様でユーザへ情報を提示することができる。
情報提示装置1は、ベース部2と、ベース部2に対してアクチュエータ17,24を駆動源に動作するヘッド部3とを備える。制御部31は、アクチュエータ17,24を制御することにより、情報提示装置1を現在の環境に応じた態様で動作させて、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを実行する。よって、例えばヘッド部3を身体の頭部のように動作させることにより、情報提示装置1であっても、人と会話をしているような態様で、ユーザとのコミュニケーションをとることができる。
ヘッド部3は、ベース部2に対し、複数方向に動作可能に設けられている。制御部31は、ベース部2に対するヘッド部3の複数方向の動きの組み合わせにより、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを実行する。よって、ヘッド部3を様々な態様で動かすので、ユーザとの間の複雑な意見交換も可能となる。よって、コミュニケーション力の高い情報提示装置1を提供することができる。
制御部31は、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションにおいて、ベース部2に対してヘッド部3を縦方向及び横方向に動かす動作を用いる。例えば、ヘッド部3の軸L1回りの回転運動、すなわち横方向の複数回の回転により、否定の首振りを表現しつつ、この動作の際にヘッド部3の縦方向の動きを含ませるようにする。こうすることで、人の首振りに似た動きをヘッド部3にとらせることが可能となるので、より愛着の持てる装置となる。このように、ユーザの発話に対する頷きや否定などを表現することで、コミュニケーション力が一層高い情報提示装置1を提供することができる。
ヘッド部3は、ベース部2に対して着脱可能に設けられている。よって、ヘッド部3を持ち運ぶことが可能となるので、ヘッド部3を保管するなどして、盗難に対する対策をとることができる。
情報提示装置1に学習部35を設け、ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを通じて、情報提示装置1が実行する動作を学習する。よって、情報提示装置1が実行する動作の最適化が可能となるので、情報提示装置1のコミュニケーション力を一層高めることができる。
なお、本実施形態は、以下のように変更して実施することができる。本実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
[ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションについて]
・このコミュニケーションは、音声対話に限定されない。例えば、顔の表情や目線の変化等による対話でもよいし、これらと音声との組み合わせでもよい。また、身体の一部を用いたジェスチャによる対話でもよい。
・診る態様と見る態様は、車両の使用状態や機器状態に応じて、適宜切り替わることが好ましい。例えば、乗員が乗車してシートに着座する際に見る態様が実行され、走行が開始されると、見る態様に切り替わる。走行中は、診る態様と見る態様とが規定のタイミングで交互に切り替わるようにする。
[照明部5及びその照明について]
・照明部5は、光源28としてLEDを用いたものに限らず、他の部材を使用してもよい。また、照明部5は、1つでもよいし、複数でもよい。
・照明部5は、液晶等のディスプレイとしてもよい。
・照明部5の照明は、ユーザとのコミュニケーションが可能な態様であればよい。
[現在の環境について]
・現在の環境とは、ユーザや車両の現在状況であればよい。
・現在の環境とは、車内監視の場合、対象は運転者等の乗員に限らず、車載された各種機器としてもよい。
・現在の環境とは、車外監視の場合、車両の走行や運転に係る種々の状況を含む。
・現在の環境とは、運転者等の乗員に関係する状況を含む。
・現在の環境とは、乗員や車両に係る状況に限定されず、例えば車外の通行人や歩行者等の第三者の状況も含む。
[制御部31について]
・制御部31は、機能が情報提示装置1及び車体のそれぞれに分けられて設けられる構成としてもよい。
・制御部31は、情報提示装置1に組み込まれる構成と、車体に設けられる構成とのいずれでもよい。
[検知部34について]
・検知部34は、車内や車外の状況を監視できるセンサ類、スイッチ類、カメラ類の種々の部材が使用できる。
・検知部34は、車両に既設されたものに限定されず、新たに搭載された部品でもよい。
・検知部34は、情報提示装置1に組み込まれていてもよい。
・検知部34は、情報提示装置1及び車体の両方に設けられた部品群でもよい。
[学習部35について]
・学習の手法は、何を用いてもよい。
・学習部35は、情報提示装置1から省略されてもよい。
[情報提示装置1について]
・情報提示装置1のアクチュエータ17,24は、モータ17a,24aに限らず、例えばシリンダ等の他の部材を使用してもよい。
・ヘッド部3の可動の方向に、直線方向の移動を含ませてもよい。
・ヘッド部3を複数方向に可動できるようにする場合、例えば全てが回転運動のように、同じ動きの種類としてもよい。
・ヘッド部3の複数方向に可動できるようにする場合、例えば3方向以上に可動するようにしてもよい。
・ヘッド部3は、ベース部2から着脱不可としてもよい。
・集音部32及び音出力部33は、情報提示装置1に組み込まれた部品でもよいし、或いは車載された部品を使用してもよい。
・診る態様において、照明部5の照明のみでユーザと意思交換することに限定されず、音声を併用してもよい。
・情報提示装置1は、ヘッド部3がインストルメントパネルの上面等に直接取り付けられる構成としてもよい。
・情報提示装置1は、車体に一体に組み込まれた構成としてもよい。
・情報提示装置1の形状や構造は、他に適宜変更することができる。
[その他]
・情報提示装置1は、制御部31や学習部35を有する1つのユニット部品としてもよい。
・情報提示装置1は、車両に使用されることに限定されず、他の機器やシステムに使用されてもよい。
1…情報提示装置、2…ベース部、3…ヘッド部、5…照明部、17…アクチュエータ、24…アクチュエータ、31…制御装置を構成する制御部、35…制御装置を構成する学習部。

Claims (7)

  1. ユーザと意思交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置を制御する制御装置であって、
    前記情報提示装置に設けられた照明部を、現在の環境に応じた態様で制御することにより、前記ユーザとの前記意思交換を通じたコミュニケーションを実行する制御部を備えた制御装置。
  2. 前記情報提示装置は、ベース部と、前記ベース部に対してアクチュエータを駆動源に動作するヘッド部とを備え、
    前記制御部は、前記アクチュエータを制御することにより、前記情報提示装置を現在の環境に応じた態様で動作させて、前記ユーザとの前記意思交換を通じたコミュニケーションを実行する
    請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記ヘッド部は、前記ベース部に対し、複数方向に動作可能に設けられ、
    前記制御部は、前記ベース部に対する前記ヘッド部の複数方向の動きの組み合わせにより、前記ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを実行する
    請求項2に記載の制御装置。
  4. 前記制御部は、前記ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションにおいて、前記ベース部に対して前記ヘッド部を縦方向及び横方向に動かす動作を用いる
    請求項2又は3に記載の制御装置。
  5. 前記ヘッド部は、前記ベース部に対して脱着可能に設けられている
    請求項2〜4のうちいずれか一項に記載の制御装置。
  6. 前記ユーザとの意思交換を通じたコミュニケーションを通じて、前記情報提示装置が実行する動作を学習する学習部を備える
    請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の制御装置。
  7. ユーザと意思交換を通じたコミュニケーションが可能な情報提示装置であって、
    複数の態様で照明が可能な照明部と、
    現在の環境に応じた態様で照明するように前記照明部を制御することにより、前記ユーザとの前記意思交換を通じたコミュニケーションを実行する制御部と
    を備えた情報提示装置。
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