JP2020160334A - 撮像装置及び撮像システム - Google Patents

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Abstract

【課題】撮像装置における撮像素子の有効画素数を向上できる技術を提供する。【解決手段】車両に設置され、車両の周囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置は、2つの撮像部を備える。2つの撮像部は、レンズと撮像素子とを備える。また、2つの撮像部は、撮像装置が前記車両に設置された状態において2つの撮像部の2つのレンズの光軸が互いに水平方向に開いた方向を向くように設けられる。2つの撮像部のそれぞれは、当該撮像部の光軸を基準とする撮像範囲を有している。2つの撮像部の撮像範囲が互いに重複している。【選択図】図3

Description

本開示は、撮像装置及び撮像システムに関する。
特許文献1には、ディジタル電子カメラを車に搭載して事故を監視する事故監視システムが開示されている。この事故監視システムは、二眼式光学系によって二枚の画像を撮像し、三角測量方式により急ブレーキ状態を示す信号等が入力された時点の前後の時間経過に伴う画像、車速及び時刻だけでなく、車の走行軌道、相対速度及び加速度を求める。
特開平6−96384号公報
ところで、魚眼レンズなどの1つの円形型のレンズを備える撮像装置を車両に搭載し、車両の全周を撮像することが考えられる。この場合において、撮像装置が四角形状の基板の全体に複数の画素が配列された撮像素子を備えるときには、四角形状の基板のうち円形領域の内側に光が入射する。つまり、前記円形領域内の画素が有効画素となる。一方、前記円形領域外の画素は光が入射しない無駄な画素となる。
本開示は、撮像装置の撮像素子における有効画素数を向上できる技術を提供することを目的としている。
本開示の一態様は、車両に設置され、車両の周囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置であって、2つの撮像部を備える。2つの撮像部は、レンズと撮像素子とを備える。また、2つの撮像部は、撮像装置が車両に設置された状態において2つの撮像部の2つのレンズの光軸が互いに水平方向に開いた方向を向くように設けられる。2つの撮像部のそれぞれは、当該撮像部の光軸を基準とする撮像範囲を有している。2つの撮像部の撮像範囲が互いに重複している。なお、本開示でいう「2つの撮像部の撮像範囲が重複する」には、2つの撮像部の撮像範囲の境界のみが重複する(つまり2つの撮像部の撮像範囲が接する)場合も含まれる。
このような構成によれば、2つのレンズの光軸が互いに平行である撮像装置よりも水平視野角が広くなる。よって、例えば、撮像装置を2つ用意し、一方の撮像装置と他方の撮像装置とを互いに反対方向を撮像するように車両に設置することで、2つの撮像装置のそれぞれにおけるレンズの光軸の角度によっては、車両の全周又は周囲の大部分を撮像することができ得る。この構成では、各撮像装置の2つの撮像部のレンズを円形型のレンズにしなくても車両の全周又は周囲の大部分を撮像できる。したがって、例えば、2つの撮像部のレンズとして円形型以外のレンズを使用することで、撮像装置の撮像素子において入射光が照射される領域が円形状になることを抑制できる。ひいては、1つの円形型のレンズを備える撮像装置を車両に搭載して車両の周囲を撮像する場合と比較して、各撮像装置の撮像素子における有効画素数を向上できる。
本開示の一態様では、2つの撮像部による撮像装置としての水平視野角は180度以上であってもよい。
このような構成によれば、例えば、撮像装置を2つ用意し、一方の撮像装置と他方の撮像装置とを互いに反対方向を撮像するように車両に設置することで、車両の全周を撮像することができる。この構成では、各撮像装置の2つの撮像部のレンズを円形型のレンズにしなくても車両の全周を撮像できる。したがって、例えば、2つの撮像部のレンズとして円形型以外のレンズを使用することで、撮像装置の撮像素子において入射光が照射される領域が円形状になることを抑制できる。ひいては、1つの円形型のレンズを備える撮像装置を車両に搭載して車両の全周を撮像する場合と比較して、各撮像装置の撮像素子における有効画素数を向上できる。
なお、以下では、「水平視野角」を単に「視野角」と記載する。つまり、以下では、「視野角」との記載は「水平視野角」を意味するものとする。
本開示の一態様では、2つの撮像部のそれぞれの視野角は90度よりも大きくてもよい。例えば、撮像装置としての視野角を180度以上にするに当たり、2つの撮像部のうちの一方の撮像部の視野角を180度に近い視野角にすることが考えられる。この構成では、視野角が180度に近い方の撮像部において、撮像素子の基板のうち円形領域外の画素が光が入射しない無駄な画素になるという前述した問題が起こり得る。
これに対して、上記構成によれば、2つの撮像部のそれぞれの視野角を90度よりも大きくすることで撮像装置としての視野角を180度以上にする。よって、一方の撮像部の視野角を180度に近い視野角にする必要はなく、撮像素子の基板のうち円形領域外の画素が光が入射しない無駄な画素になるという前述した問題が起こることを抑制することができる。
本開示の一態様では、2つの撮像装置が車両に設置された状態において、2つの撮像装置のうちの一方の撮像装置は車両の周囲のうちの特定方向を撮像し、他方の撮像装置は特定方向とは反対方向を撮像するためのものであってもよい。また、本開示の一態様では、2つの撮像装置のうちの一方の撮像装置と他方の撮像装置とが車両の前後方向に所定距離離して車両に設置された場合に、2つの撮像装置で車両の全周を撮像可能であってもよい。
このような構成によれば、前述した効果と同様の効果を奏すことができる。
本開示の一態様では、2つの撮像装置は、互いに通信するための通信部を備えてもよい。そして、2つの撮像装置のうちのいずれか一方の撮像装置によって撮像された画像を、通信部を介して他方の撮像装置に送信し、他方の撮像装置において、当該他方の撮像装置及び一方の撮像装置によって撮像された画像の両方を記憶してもよい。
このような構成によれば、一方の撮像装置には撮像画像を記憶するための記憶部を設ける必要がない。このため、車両全周を撮像する撮像システムを製造する場合において、2つの撮像装置の両方に撮像画像を記憶するための記憶部を設ける場合と比較して、製造コストを低減することができる。
図1は撮像システムの構成を示すブロック図である。 図2は撮像システムが搭載された車両の模式的な側面図である。 図3は撮像システムが搭載された車両の模式的な平面図である。 図4は実施形態の撮像素子における有効画素を示す図である。 図5は1つの円形型のレンズを備える撮像装置の撮像素子における有効画素を示す図である。 図6は他の実施形態に係る撮像システムの構成を示すブロック図である。 図7は他の実施形態に係る撮像システムの制御部の機能的構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照しながら、本開示を実施するための形態を説明する。
[1.構成]
図1〜図3に示す撮像システム1は、2つの撮像装置(第1撮像装置10及び第2撮像装置20)を備える。撮像システム1は、車両2に搭載される。撮像システム1は、車両2の全周(360度)を撮像し、撮像した画像を記憶する。つまり、第1撮像装置10及び第2撮像装置20は、ドライブレコーダである。
<第1撮像装置10>
図1に示すように第1撮像装置10は、2つの撮像部(第1撮像部11及び第2撮像部12)、記憶部13、入力部14、表示部15、通信部16及び制御部17を備え、これらの構成部品11〜17が一つの小型の筐体18に全て収容されている。なお、本実施形態では、筐体18は直方体形状である。
第1撮像部11及び第2撮像部12は同様の構成である。第1撮像部11は、レンズ111と撮像素子112とを備える。レンズ111は、当該レンズ111に入射した光が撮像素子112で結像するように集光する。レンズ111は、例えば広角レンズであり、図3に示すように視野角A1が90度よりも大きく180度よりも小さい。なお、レンズ111の視野角A1は、好ましくは120〜140度の範囲内に設定される。
撮像素子112は、例えば、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサを含む。撮像素子112は、レンズ111により結像された被写体像を撮像し、画像信号を制御部17に出力する。本実施形態の撮像素子112は、図4に示すように四角形状の基板112aを有し、当該基板112aの全体に複数の画素112bがマトリクス状に配列された構造を有する。図4において、破線C1は、レンズ111を介して入射した光が照射される領域を示す。つまり、破線C1の内側の領域に光が照射される。なお、本実施形態では、レンズ111として円形型のレンズ(例えば魚眼レンズ等)以外のレンズが使用される。このため、破線C1は円形とはならず、基板112aの外形である四角形に近い形状(概略四角形状)となる。
第2撮像部12は、第1撮像部11と同様の構成を備える。具体的には、第2撮像部12は、第1撮像部11のレンズ111及び撮像素子112とそれぞれ同様のレンズ121及び撮像素子122を備える。特に、図3に示すように、レンズ121の視野角A2は90度よりも大きく180度よりも小さい。
第1撮像部11及び第2撮像部12は、第1撮像装置10が車両2に搭載された状態において、水平方向における異なる方向を撮像するように第1撮像装置10に設けられる。具体的には、第1撮像部11及び第2撮像部12は、第1撮像装置10が車両2に設置された状態においてそれぞれの撮像方向(具体的にはレンズ111の光軸111a及びレンズ121の光軸121a)が互いに水平方向に開いた方向を向くように第1撮像装置10に設けられている。詳細には、第1撮像部11及び第2撮像部12は、第1撮像部11のレンズ111の光軸111a及び第2撮像部12のレンズ121の光軸121aが、第1撮像装置10を基準とする軸であって第1撮像装置10の前後方向に沿う軸(以下、基準軸)11aに対して左右方向に開いた状態で設けられている。
なお、ここでいう第1撮像装置10の前後方向は例えば次のように定義されてもよい。すなわち、本実施形態のように2つの撮像部11,12のレンズ111,121が第1撮像装置10における同じ側(直方体形状の筐体18の一方の主面側)に露出している場合、2つのレンズ111,121が露出している側を第1撮像装置10の前側として定義し、前記前側の反対側を第1撮像装置10の後ろ側として定義してもよい。そして、これらの前側及び後ろ側に従い第1撮像装置10の前後方向を定義してもよい。ただし、第1撮像装置10の前後方向の定義はこれに限られず、その他の方法で定義してもよい。
また、前記左右方向とは第1撮像装置10を基準とした左右方向である。第1撮像部11及び第2撮像部12がそれぞれの撮像方向が基準軸11aに対して左右方向に開いた状態で第1撮像装置10に設けられることで、結果として第1撮像装置10が車両2に搭載された状態において2つの撮像部11,12の撮像方向が基準軸11aに対して水平方向に開いた状態となる。
第1撮像部11のレンズ111の光軸111aと第2撮像部12のレンズ121の光軸121aとは、平面視において基準軸10aに対して線対称となるように設けられている。
第1撮像部11は、レンズ111の光軸111aを基準とする(本実施形態では光軸111aを中心とする)撮像範囲を有している。図3においては、当該撮像範囲は、視野角A1により表される範囲である。同様に、第2撮像部12は、レンズ121の光軸121aを基準とする(本実施形態では光軸121aを中心とする)撮像範囲を有している。図3においては、当該撮像範囲は、視野角A2により表される範囲である。そして、2つの撮像部11,12の撮像範囲は、基準軸10a上で重複している。図3においては、2つの撮像範囲の重複部はハッチングによって示されている。また、第1撮像部11においては、2つの撮像部11,12によって撮像される水平方向の範囲、つまり、2つの撮像部11,12による第1撮像装置10としての視野角A3は、車両前方を含む180度以上の範囲(具体的には180度よりも大きい範囲)である。
記憶部13は、各種情報を記憶する。記憶部13は、例えば、読み書き可能なメモリカード(例えばSDカード)や磁気ディスク等である。なお、SDカードは登録商標である。記憶部13には、第1撮像部11及び第2撮像部12による撮像画像に撮像時刻情報が付加された情報が記憶される。後述するとおり、記憶部13には、第1撮像装置10と対になる第2撮像装置20によって撮像された画像も記憶される。
入力部14は、ユーザからの外部操作による指令を入力するための入力装置であり、各種操作ボタンを備える。
表示部15は、例えば液晶ディスプレイや有機ELディスプレイなどの、画像を表示可能な表示デバイスを有する。
通信部16は、外部の装置と有線又は無線にて通信を行うためのインタフェースである。第1撮像装置10は、通信部16を介して第2撮像装置20と通信を行う。第1撮像装置10は、通信部16を介してインターネットに接続可能であってもよい。
制御部17は、CPU171と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ172)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部17は、第1撮像装置10に内蔵される各部品の動作を統括及び制御する。制御部17は、第1撮像装置10の画像の撮像制御及び記録制御を行うように構成されている。
<第2撮像装置20>
第2撮像装置20は、基本的な構成は、第1撮像装置10と同様である。ただし、第2撮像装置20は、第1撮像装置10の記憶部13に相当する構成を備えていない。具体的には、第2撮像装置20は、第1撮像部21、第2撮像部22、入力部23、表示部24、通信部25及び制御部26を備え、これらの構成部品21〜26が一の小型の筐体27に全て収容されている。第2撮像装置20は、通信部25を介して第1撮像装置10の通信部16と通信を行う。なお、制御部26は、CPU261及びメモリ262を備える。
本実施形態では、第2撮像装置20の第1撮像部21及び第2撮像部22によって撮像して得られた画像は、撮像時刻情報が付加された状態で通信部25を介して第1撮像装置10に送信される。そして、第1撮像装置10の記憶部13に、撮像時刻情報と共に第2撮像装置20による撮像画像が記憶される。なお、本実施形態では、第1撮像装置10による撮像画像と、第2撮像装置20による撮像画像と、が撮像時刻を合わせて記憶される。換言すれば、第1撮像装置10及び第2撮像装置20の撮像画像のうち同じ撮像時刻情報に紐付けられた撮像画像同士が対応付けられた状態で記憶部13に記憶される。
第1撮像部21は、レンズ211の光軸211aを基準(本実施形態では光軸211aを中心とする)とする撮像範囲を有している。図3においては、当該撮像範囲は、視野角B1により表される範囲である。同様に、第2撮像部22は、レンズ221の光軸221aを基準(本実施形態では光軸221aを中心とする)とする撮像範囲を有している。図3においては、当該撮像範囲は、視野角B2により表される範囲である。そして、2つの撮像部21,22の撮像範囲は、基準軸20a上で重複している。図3においては、2つの撮像範囲の重複部はハッチングによって示されている。また、2つの撮像部21,22によって撮像される水平方向の範囲、つまり、2つの撮像部21,22による第2撮像装置20としての視野角B3は、車両後方を含む180度以上の範囲(具体的には180度よりも大きい範囲)である。図3においては、第2撮像装置20としての視野角は、符号B3により表される。
<撮像システム1の使用方法>
次に、撮像システム1の使用方法、具体的には、第1撮像装置10と第2撮像装置20とで車両2の全周(360度)を撮像する方法を説明する。
2つの撮像装置10,20は、車両2の前後方向に所定距離離して設けられる。具体的には、2つの撮像装置10,20のうちの一方(第1撮像装置10)は、車両前方を撮像するため、車室内の前部に設けられる。本実施形態では、第1撮像装置10は、室内のルームミラーの裏面にブラケットや接着剤を用いて装着される。又はこれに代えて、第1撮像装置10をフロントウィンドガラスの内面やダッシュボード上にブラケットや接着剤を用いて装着してもよい。
一方、2つの撮像装置10,20のうちの他方(第2撮像装置20)は、車両後方を撮像するため、車室内の後部に設けられる。本実施形態では、第2撮像装置20は、リヤウィンドガラスなどの適宜箇所にブラケットや接着剤を用いて装着される。又はこれに代えて、第2撮像装置20をリアトレイなどに装着してもよい。
なお、第2撮像装置20は、第1撮像装置10とは車両前後方向において車両2のピラー(Aピラー201、Bピラー202及びCピラー203)のうち少なくともBピラー202及びCピラー203を挟んで配置されている。
第1撮像装置10及び第2撮像装置20は、平面視において車幅方向の中央に設けられる。特に、第1撮像装置10は、車幅方向の中央において基準軸10aが車両前後方向に一致し、撮像方向が車両前方を向くように配置されている。また、第2撮像装置20は、車幅方向の中央において基準軸20aが車両前後方向に一致し、撮像方向が車両後方を向くように配置されている。
前述のとおり、第1撮像装置10は水平方向において車両前方を含む180度以上の範囲を撮像する。また、第2撮像装置20は水平方向において車両後方を含む180度以上の範囲を撮像する。よって、本実施形態のように第1撮像装置10と第2撮像装置20とを車両前後方向に所定距離離して設置することで、車両2の全周(360度)が撮像される。
[2.効果]
以上詳述した実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)本実施形態では、第1撮像装置10は、2つの撮像部11,12を備え、2つの撮像部11,12は第1撮像装置10が車両2に設置された状態において2つのレンズ111,121の光軸111a,121aが互いに水平方向に開いた方向を向くように設けられる。また、2つの撮像部11,12の撮像範囲が重複しており、2つの撮像部11,12による第1撮像装置10としての視野角A3は180度以上である。第2撮像装置20も同様の構成を備える。
したがって、1つの円形型のレンズを備える撮像装置を車両2に設置して車両2の全周を撮像する場合と比較して、撮像装置における撮像素子の有効画素数を向上できる。すなわち、魚眼レンズなどの1つの円形型のレンズを備える撮像装置を車両2に設置して車両2の全周を撮像することが考えられる。この場合において、図5に示すように、撮像装置が四角形状の基板113aの全体に複数の画素113bがマトリクス状に配列された撮像素子113を備えるときには、四角形状の基板113のうち破線C2の内側の円形領域内の画素113bが有効画素となる。一方、破線C2の外側の画素113bは光が入射しない無駄な画素となる。
これに対して、本実施形態の撮像装置10によれば、2つの撮像部11,12による第1撮像装置10としての視野角A3は180度以上である。第2撮像装置20についても同様である。よって、一方の撮像装置10と他方の撮像装置20とを互いに反対方向を撮像するように車両2に設置することで、車両2の全周を撮像することができる。
特に、本実施形態の構成では、第1撮像装置10の2つのレンズ111,121及び第2撮像装置20の2つのレンズ211,221を円形型のレンズにしなくても車両2の全周を撮像できる。したがって、第1撮像装置10の2つのレンズ111,121として円形型以外のレンズを使用することで、第1撮像装置10の撮像素子112において入射光が照射される領域が円形状になることを抑制できる。具体的には、図4に示すように、光が照射される領域を基板112aの四角形状に近づけることができる。よって、撮像素子112において光が入射する領域を増やすことができる。同様に、第1撮像装置10の撮像素子122及び第2撮像装置20の2つの撮像素子212,222においても入射光が照射される領域が円形状になることを抑制でき、撮像素子122,212,222において光が入射する領域を増やすことができる。したがって、1つの円形型のレンズを備える撮像装置車両2に設置して車両2の全周を撮像する場合と比較して、撮像装置における撮像素子の有効画素数を向上できる。
(2)本実施形態によれば、車両2の全周画像の一部が粗くなることを抑制できる。すなわち、1つの円形型のレンズで車両2の全周を撮像する場合、車両2の全周の球面画像を得てその球面画像を平面画像に変換することが考えられる。一方、四角形状の基板のうち光が照射される円形領域の境界近傍の画素は光を十分に受光できないため、前記平面画像において、四角形状の基板のうち前記円形領域の境界近傍の画素に対応する部分の画像が粗くなる。
これに対して、本実施形態のように2つの撮像装置10,20を使用する場合、撮像装置10,20のレンズとして円形型のレンズを使用しなくても車両2の全周を撮像できる。このため、撮像素子112において入射光が照射される領域が円形領域になることを抑制し、円形領域の境界近傍の画素に対応する画像が粗くなるといった上記事態が発生することを抑制することができる。つまり、車両2の全周の画像の一部が粗くなることを抑制できる。
(3)本実施形態によれば、車両2の全周画像において車両2のピラー201〜203やヘッドレストなどの障害物によって発生する死角領域を小さくできる。すなわち、1つの円形型のレンズで車両2の全周を撮像する撮像装置を例えば車室内における前部(例えばフロントガラス前方上部)に設置することが考えられる。この場合、撮像装置付近にヘッドレストやピラー21などの障害物があり撮像画像において死角領域が大きくなる。
一方、本実施形態の構成では、2つの撮像装置10,20の設置場所及び設置角度によっては同一の障害物が2つの撮像装置10,20の撮像範囲の両方に含まれる場合がある。この場合、一方の撮像装置(例えば第1撮像装置10)と前記障害物との距離が近く、第1撮像装置10による撮像画像において前記障害物による死角領域が大きくなり得る。しかしながら、第1撮像装置10ともう一方の撮像装置(第2撮像装置20)とは距離を置いて設置されるため、第2撮像装置20は第1撮像装置10よりも前記障害物と離れて設置され得る。このため、他方の撮像装置20による撮像画像においては前記障害物による死角領域を小さくできる。よって、前記同一の障害物を含む撮像範囲については第2撮像装置20による撮像画像を使用することで、車両2の全周画像において前記同一の障害物によって発生する死角領域を小さくすることができる。
(4)また、従来の一眼カメラを2台使って車両前方を撮像し、それらにより撮像された2つの画像の合成画像(横長のパノラマ写真のような画像の動画等)を得ようとした場合、2台のカメラの上下前後左右方向の相対的な位置関係を微調整する必要がある。これに対して、本実施形態の第1撮像装置10によれば、2台のカメラに相当する2つの撮像部11,12の上下前後左右方向の相対的な位置関係があらかじめ固定されている。よって、上記のような2台のカメラの相対的な位置関係の微調整を行う必要がない。
(5)本実施形態では、第1撮像装置10の2つの撮像部10,20のそれぞれの視野角A1,A2は、90度よりも大きい。例えば、第1撮像装置10としての視野角A3を180度以上にするに当たり、2つの撮像部11,12のうちの一方の撮像部の視野角(例えば第1撮像部11の視野角A1)を180度に近い画角にすることが考えられる。この構成では、視野角A1が180度に近い方の第1撮像部11において、前述した撮像素子112の基板112aのうち円形領域外の画素が光が入射しない無駄な画素になるという問題が起こり得る。
これに対して、本実施形態によれば、2つの撮像部11,12のそれぞれの視野角A1,A2を90度よりも大きくすることで第1撮像装置10としての視野角A3を180度以上にする。よって、一方の撮像部の視野角を180度に近い画角にする必要はなく、前述した撮像素子の基板のうち円形領域外の画素が光が入射しない無駄な画素になるという問題が起こることを抑制できる。
(6)本実施形態では、2つの撮像装置10,20は、互いに通信するための通信部16,25を備え、2つの撮像装置10,20のうちの一方の撮像装置20によって撮像された画像を、通信部25を介して他方の撮像装置10に送信し、当該他方の撮像装置10において、第2撮像装置20によって撮像された画像を記憶する。
したがって、撮像装置20には撮像画像を記憶するための記憶部を設ける必要がない。このため、車両2全周を撮像する撮像システム1を製造する場合において、2つの撮像装置の両方に撮像画像を記憶するための記憶部を設ける場合と比較して、製造コストを低減することができる。
(7)本実施形態では、第2撮像装置20は、当該第2撮像部22によって撮像して得られた画像を撮像時刻情報が付加された状態で通信部25を介して第1撮像装置10に送信する。そして、第1撮像装置10の記憶部13においては、第1撮像装置10によって撮像された画像と、第2撮像装置20によって撮像された画像と、が撮像時刻を合わせて記憶される。具体的には、同じ撮像時刻情報に紐付けられた撮像画像同士が対応付けられた状態で記憶部13に記憶される。
したがって、一方の第2撮像装置20で撮像した画像を他方の第1撮像装置10の記憶部13に記憶する場合であっても、同じ撮像時刻の画像を互いに対応付けて記憶し、同一時刻の車両2の全周の撮像画像を構成しやすくすることができる。
[3.他の実施形態]
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示は前述の実施形態に限定されることなく、種々変形して実施することができる。
(1)上記実施形態では、車両2には2つの撮像装置10,20が設置されるが、車両2に設置される撮像装置の数はこれに限られない。例えば、車両2には1つ又は3つ以上の撮像装置が設置されてもよい。
(2)上記実施形態では、第1撮像装置10の2つのレンズ111,121の光軸111a,121aは基準軸20aに対して左右方向に開いているが、2つのレンズの光軸と基準軸との位置関係等はこれに限られない。例えば、2つのレンズの光軸は「基準軸」に対して左右方向に開いた状態である必要はない。具体的には例えば、第1撮像装置の一方のレンズの光軸が基準軸と平行であり、他方のレンズの光軸が、基準軸と平行な前記一方のレンズの光軸に対して左右方向に開くように2つの撮像部が設けられていてもよい。つまり、2つのレンズの光軸は平面視において基準軸に対して線対称に設けられていなくてもよい。
(3)上記実施形態では、第1撮像装置10の2つの撮像部11,12の撮像範囲は基準軸20a上で重複しているが、2つの撮像部の撮像範囲はこれに限られない。例えば、第1撮像装置の2つの撮像部の撮像範囲は基準軸上とは異なる箇所で互いに重複していてもよい。第2撮像装置20についても同様である。
(4)上記実施形態において、第1撮像装置10としての視野角A3は180度未満であってもよい。また、第1撮像装置10の2つの撮像部11,12の視野角A1,A2はいずれも90度以下であってもよい。第2撮像装置20についても同様である。
(5)撮像システムの構成は上記実施形態のものに限られない。例えば、撮像システムは、図6に示す撮像システム3であってもよい。撮像システム3は、前述した2台の撮像装置(第1撮像装置10及び第2撮像装置20)と、本体部30と、を備える。この本体部30は、カメラ以外のドライブレコーダの各種機能部を備えていてもよい。具体的には、本体部30は、通信部31と、メモリドライブ32と、制御部33と、を備える。
通信部31は、外部の装置と有線又は無線にて通信を行うためのインタフェースである。本体部30は、通信部31を介して第1撮像装置10及び第2撮像装置20と通信を行う。本体部30は、通信部31を介してインターネットに接続可能であってもよい。
メモリドライブ32は、撮像された画像データをSDカード32aなどの汎用携帯型記録媒体に記録する。
制御部33は、CPU331と、RAM、ROM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ(以下、メモリ332)と、を有する周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。制御部33は、CPU331がプログラムを実行することで実現される機能の構成として、図7に示すように、衝突検出機能部33aと録画処理機能部33bとを備える。
衝突検出機能部33aは、図示省略する、本体部30の加速度を検出する加速度センサの検出結果等に基づき、車両2に対する衝突を検出する。
録画処理機能部33bは、衝突検出機能部33aにより衝突が検出された場合に録画を開始する。
このような構成によれば、前述した効果(1)〜(5)等を奏しつつ、2台の撮像装置10,20で車両2全周を撮像するドライブレコーダを提供することができる。
(6)上記実施形態において、第2撮像装置20は、当該撮像装置20によって撮像された画像を記憶する記憶部を備えていてもよい。つまり、撮像システム1を構成する複数の撮像装置10,20の全てが撮像画像を記憶する記憶部を備えていてもよい。
(7)上記実施形態において、撮像装置10は、レンズ111,121の光軸111a,121aの方向(すなわち2つの撮像部11,12の撮像方向)を鉛直又は水平方向に変更する駆動機構を備えていてもよい。すなわち、前述のとおり、上記実施形態の第1撮像装置10によれば、2つの撮像部11,12の上下前後左右の相対的な位置関係があらかじめ固定されている。このため、2台の一眼カメラで車両前方を撮像する場合における2台のカメラの上下前後左右の相対的な位置関係の微調整に相当する調整を行う必要がない。しかしながら、場合によっては、上記のような駆動機構を撮像装置10に設け、光軸111a,121aの方向を変更してもよい。
(8)上記実施形態において、第1撮像装置10又は第2撮像装置20は、3つ以上の撮像部を備えていてもよい。
(9)上記実施形態では、第1撮像装置10は、車両2の周囲の少なくとも一部を撮像し、撮像した画像を記憶するドライブレコーダであるが、撮像装置はこれに限られない。例えば、撮像装置は、車両の周辺を監視する監視装置であってもよい。
(10)上記実施形態における1つの構成要素が有する複数の機能を、複数の構成要素によって実現したり、1つの構成要素が有する1つの機能を、複数の構成要素によって実現したりしてもよい。また、複数の構成要素が有する複数の機能を、1つの構成要素によって実現したり、複数の構成要素によって実現される1つの機能を、1つの構成要素によって実現したりしてもよい。また、上記実施形態の構成の一部を省略してもよい。また、上記実施形態の構成の少なくとも一部を、他の上記実施形態の構成に対して付加又は置換してもよい。なお、特許請求の範囲に記載した文言によって特定される技術思想に含まれるあらゆる態様が本開示の実施形態である。
1…撮像システム、2…車両、10,20…撮像装置、10a,20a…基準軸、
11,12…第1撮像装置の撮像部、21,22…第2撮像装置の撮像部。

Claims (6)

  1. 車両に設置され、前記車両の周囲の少なくとも一部を撮像する撮像装置であって、
    レンズと撮像素子とを備える2つの撮像部を備え、
    前記2つの撮像部は、前記撮像装置が前記車両に設置された状態において前記2つの撮像部の2つの前記レンズの光軸が互いに水平方向に開いた方向を向くように設けられており、
    前記2つの撮像部のそれぞれは、当該撮像部の前記光軸を基準とする撮像範囲を有しており、
    前記2つの撮像部の前記撮像範囲が互いに重複している、撮像装置。
  2. 請求項1に記載の撮像装置であって、
    前記2つの撮像部による前記撮像装置としての水平視野角は180度以上である、撮像装置。
  3. 請求項2に記載の撮像装置であって、
    前記2つの撮像部のそれぞれの水平視野角は90度よりも大きい、撮像装置。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか1項に記載の撮像装置を2つ備える撮像システムであって、
    2つの前記撮像装置が前記車両に設置された状態において、前記2つの撮像装置のうちの一方の撮像装置は前記車両の周囲のうちの特定方向を撮像し、他方の撮像装置は前記特定方向とは反対方向を撮像するためのものである、撮像システム。
  5. 請求項4に記載の撮像システムであって、
    前記2つの撮像装置のうちの一方の撮像装置と他方の撮像装置とが前記車両の前後方向に所定距離離して前記車両に設置された場合に、前記2つの撮像装置で前記車両の全周を撮像可能である撮像システム。
  6. 請求項4又は請求項5に記載の撮像システムであって、
    前記2つの撮像装置は、互いに通信するための通信部を備え、
    前記2つの撮像装置のうちのいずれか一方の撮像装置によって撮像された画像を、前記通信部を介して他方の撮像装置に送信し、前記他方の撮像装置において、当該他方の撮像装置及び前記一方の撮像装置によって撮像された画像の両方を記憶する、撮像システム。
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