JP2020159330A - 送風装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】室内の天井からファンによって風を送り出す送風装置において、部屋全体への送風効率を上げる事を目的とする。【解決手段】天井面に吊り下げるように取り付けられる固定カバー2と、固定カバー2に取り付けられる取付カバー3と、取付カバー3に固定され回転軸が下方に延びたモータ部4と、回転軸に着脱自在な羽根部5と、取付カバー3に吊り下げられた円環形状の照明部6とを備えている。照明部6は、羽根部5の側方を囲むように配置され、モータ部4が第1の方向に回転すると羽根部5は上方へ送風し、取付カバー3は、円板形状で中央部が下方に突出した取付板部分10を有し、取付板部分10の中心軸は、照明部6の中心軸と同軸上に配置され、取付板部分10の直径は羽根部5の直径よりも大きいので、取付板部分10に沿ってなめらかに風が進み、効率よく部屋全体へと送風できる。【選択図】図2
Description
本発明は、室内の天井面に設置して空気循環を行う送風装置に関するものである。
従来、この種の送風装置は、室内の天井面に設置して空気の循環を行い使用者に快適さを提供し、なおかつ室内を照明するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
この送風装置は、モータとモータを保持するベースと装着フレームを備えて、装着フレームにベースを取り付け、モータにつけられた羽根を回転させることにより室内に風を供給している。また、照明部は連結部材によってベースと連結され、天井からの電源供給によって照明を行っている。
このような従来の送風装置においては、装着フレームが照明部の内径より小さい構成となっていたのでファンを第1の方向に回転(羽根部を下方から見て反時計回りに回転)させ、空気が羽根部の下方から上方へ流れる際に吸い込んだ風が天井に垂直に当たり、部屋の広範囲に風を上手く拡散できないという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、部屋全体への送風効率を上げる送風装置を提供することを目的とする。
そして、この目的を達成するために、本発明に係る送風装置は、天井面に吊り下げるように取り付けられる固定カバーと、前記固定カバーに取り付けられる取付カバーと、前記取付カバーに固定され回転軸が下方に延びたモータ部と、前記回転軸に着脱自在な羽根部と、前記取付カバーに吊り下げられた円環形状の照明部とを備え、前記照明部は、前記羽根部の側方を囲むように配置され、前記モータ部が回転すると前記羽根部は上方へ送風し、前記取付カバーは、中央部が下方に突出した円錐形状の取付板部分を有し、前記取付板部分の中心軸は、前記照明部の中心軸と同軸上に配置され、前記取付板部の直径は前記羽根部の直径よりも大きい、ことを特徴としたものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、部屋全体への送風効率を上げられる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1の送風装置の正面図である。図2は、本発明の実施の形態1の送風装置の斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1の送風装置の分解斜視図であり、下方から見た図である。図4は、本発明の実施の形態1の送風装置の分解斜視図であり、上方から見た図である。
図1は、本発明の実施の形態1の送風装置の正面図である。図2は、本発明の実施の形態1の送風装置の斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1の送風装置の分解斜視図であり、下方から見た図である。図4は、本発明の実施の形態1の送風装置の分解斜視図であり、上方から見た図である。
図1から図4に示すように、送風装置1は、固定カバー2と、取付カバー3と、モータ部4と、羽根部5と、照明部6とを備えている。
固定カバー2は、室内側の天井面18から室内側に突出した照明用の配線器具に固定可能な構成である。固定カバー2は、下方に開口した略薄皿形状であり、円板形状である固定板部分7と、固定板部分7の周縁から下方に延びる円筒形状の固定フランジ部分8とを有している。
固定板部分7は、中央には略円形状の配線開口9aを有し、配線開口9aの周囲には複数の丸孔9bを有している。配線開口9aは、配線器具と、モータ部4および照明部6とを電気的に接続する電気配線が通る通路である。複数の丸孔9bは、固定板部分7において配線器具の複数のねじ孔に対向する位置に配置されている。固定カバー2は、固定板部分7の複数の丸孔9bを介して配線器具の複数のねじ孔にねじ止めされる複数のねじによって、配線器具に固定される。
固定フランジ部分8は、後述する取付カバー3の取付フランジ部分11より一回り内径が小さい円筒形状である。固定カバー2に取付カバー3を装着すると、固定カバー2の固定フランジ部分8は、取付カバー3の取付フランジ部分11の内面に嵌る構成である。
取付カバー3は、固定カバー2に固定可能な構成である。取付カバー3は、上方に開口した略薄皿形状であり、円錐形状である取付板部分10と、取付板部分10の周縁から上方に延びる円筒形状の取付フランジ部分11とを有している。
取付板部分10は、円筒形状の取付フランジ部分11の下端から、下を凸とした円錐形状を有している。円錐形状である取付板部分10の中央部には、円形の孔10aを有している。円錐形状である取付板部分10の側面と、水平面とが成す角度は、15度から25度(図に記載の送風装置は20度)である。取付板部分10の下部には、モータ部4を備えている。
取付フランジ部分11は、固定カバー2の固定フランジ部分8より一回り内径が大きい円筒形状である。固定カバー2に取付カバー3を装着すると、取付カバー3の取付フランジ部分11は、固定カバー2の固定フランジ部分8の外面に嵌る構成である。固定カバー2の固定フランジ部分8と、取付カバー3の取付フランジ部分11には、取付カバー3を固定カバー2に仮り止めする仮止め部12と、取付カバー3を固定カバー2に固定する取付部13を有している。
図5は、本発明の実施の形態1の送風装置の仮止め部12の拡大図である。図5に示すように、仮止め部12の一例は、取付フランジ部分11に設けたL字形状のスリット12aと、固定フランジ部分8に設けたねじ孔12bと、スリット12aを介してねじ孔12bにねじ止め可能なねじ12cである。取付カバー3を固定カバー2に固定する場合には、まず、ねじ12cを固定フランジ部分8に設けたねじ孔12bに仮止めし、次に、仮止めされたねじ12cを取付フランジ部分11に設けたスリット12aに通し、取付カバー3を上方へ移動させ、ねじ12cが突き当たった後にスリット12aの最奥まで取付カバー3を回すことで固定カバー2と取付カバー3を仮止めする。
図6は、本発明の実施の形態1の送風装置の取付部13の拡大図である。図6に示すように、取付部13の一例は、取付フランジ部分11に設けた孔13aと、固定フランジ部分8に設けたねじ孔13bと、孔13aを介してねじ孔13bにねじ止め可能なねじ13cである。取付カバー3を固定カバー2に固定する場合には、取付カバー3の取付フランジ部分11を固定カバー2の固定フランジ部分8の外面に嵌めこみ、仮止め部12によって、仮止めした後に、ねじ13cを取付フランジ部分11の孔13aを介して、固定フランジ部分8のねじ孔13bにねじ止めする。
図1から図4に示すように、取付板部分10は、中央には略円形状のモータ開口(図示せず)を有している。モータ部4は、取付板部分10の上面に固定されている。固定カバー2に取付カバー3を装着すると、モータ部4は、固定カバー2と取付カバー3の間に配置される。モータ部4は、モータ部4の底面から下方に延びた回転軸14を有している。モータ部4の回転軸14は、モータ開口(図示せず)を介して、取付板部分10の下方に延びている。
羽根部5は、モータ部4の回転軸14に着脱自在な構成である。羽根部5の一例は、軸流ファンであり、モータ部4によって羽根部5を第1の方向に回転(羽根部を下方から見て反時計回りに回転)すると、空気が羽根部5の下方から上方へ流れる。
照明部6は、円環形状であり、光を照射する構成である。照明部6は、取付カバー3から下方に延びた複数の連結部材15によって、取付カバー3に吊り下げられている。照明部6は、羽根部5の側方を囲むように配置されている。なお、照明部6の中心軸と、羽根部5の回転軸14と、取付カバー3の中心軸とは、同軸上に配置されている。
照明部6は、照明支持部分16と、発光部分(図示せず)と、照明カバー17とを有する。照明支持部分16は、円環状の板形状であり、照明支持部分16の上面には、複数の連結部材15の下端部が固定され、照明支持部分16の下面には、発光部分(図示せず)が固定されている。発光部分(図示せず)は、複数の基板(図示せず)と、基板に装着された複数の発光ダイオード(図示せず)を有している。基板が、照明支持部分16の下面に固定されている。照明カバー17は、円環状で、発光部分(図示せず)を覆い、照明支持部分16に固定されている。照明カバー17は、光に対して透光性および反射性を有する材質である。これにより、発光部分(図示せず)である複数の発光ダイオードから照射された光の一部は、照明カバー17内で反射を繰り返しながら、その一部の光は、照明カバー17を介して室内へ照射される。
以上の構成において、モータ部4によって羽根部5を第1の方向に回転(羽根部5を下方から見て反時計回りに回転)させると、室内の空気が羽根部5の下方から、照明部6内を通り上方へ流れ、照明部6と取付カバー3との間から、室内上部に送風される。
本実施形態の特徴は、取付板部分10は、羽根部5の直径よりも大きい円板形状であり、中央部が下方に突出した点である。これにより、羽根部5から送風される空気が、取付板部分10に当たる際、取付板部分10に垂直に当たるのではなく、取付板部分10に対して斜めに当たり、取付板部分10に沿ってなめらかに進み易くなる。
具体的には、取付板部分10は、下に凸の円錐形状であり。中央部から外側に向かうにつれて上方へ傾斜する傾斜面である取付板部斜面10bを有する。これにより、羽根部5から送風される空気が、取付板部分10に当たる際、取付板部斜面10bに垂直に当たるのではなく、取付板部斜面10bに対して斜めに当たり、取付板部斜面10bに沿ってなめらかに進み易くなる。結果として、部屋全体に送風が広がり易くなる。
また、照明支持部分16の上面には、円環板形状であり、中央から外側に向かうにつれて上方へ傾斜する円環傾斜面16aを有する。これにより、取付板部分10で反射した風を逃がす事なく、斜面に沿って進んでいくので、部屋全体に送風が広がり易くなる。
また、取付板部斜面10bと円環傾斜面16aとの距離は、中央から外側に向かうにつれて短くなる。円環傾斜面16aは、取付板部斜面10bの下方に配置されている。これにより、送風器装置から送風される際の送風口の隙間が狭くなり、その隙間を通って送風される風速が、羽根部5から送風される時の風速よりも上がる。結果として、部屋全体に送風が広がり易くなる。なお、水平面から取付板部斜面10bが斜め上方へ傾斜する角度は、水平面から円環傾斜面16aが斜め上方へ傾斜する角度より小さい。
本発明は、室内の天井面に設置して空気循環を行う送風装置として適している。
1 送風装置
2 固定カバー
3 取付カバー
4 モータ部
5 羽根部
6 照明部
7 固定板部分
8 固定フランジ部分
9a 配線開口
9b 丸孔
10 取付板部分
10a 孔
10b 取付板部斜面
11 取付フランジ部分
12 仮止め部
12a スリット
12b ねじ孔
12c ねじ
13 取付部
13a 孔
13b ねじ孔
13c ねじ
14 回転軸
15 連結部材
16 照明支持部分
16a 円環傾斜面
17 照明カバー
18 天井面
2 固定カバー
3 取付カバー
4 モータ部
5 羽根部
6 照明部
7 固定板部分
8 固定フランジ部分
9a 配線開口
9b 丸孔
10 取付板部分
10a 孔
10b 取付板部斜面
11 取付フランジ部分
12 仮止め部
12a スリット
12b ねじ孔
12c ねじ
13 取付部
13a 孔
13b ねじ孔
13c ねじ
14 回転軸
15 連結部材
16 照明支持部分
16a 円環傾斜面
17 照明カバー
18 天井面
Claims (4)
- 天井面に吊り下げるように取り付けられる固定カバーと、
前記固定カバーに取り付けられる取付カバーと、
前記取付カバーに固定され回転軸が下方に延びたモータ部と、
前記回転軸に着脱自在な羽根部と、
前記取付カバーに吊り下げられた円環形状の照明部とを備え、
前記照明部は、前記羽根部の側方を囲むように配置され、
前記モータ部が回転すると前記羽根部は上方へ送風し、
前記取付カバーは、円板形状で中央部が下方に突出した取付板部分を有し、
前記取付板部分の中心軸は、前記照明部の中心軸と同軸上に配置され、
前記取付板部の直径は前記羽根部の直径よりも大きいことを特徴とする送風装置。 - 前記取付板部分は、中央部が下方に突出した円錐形状であることを特徴とする請求項1に記載の送風装置。
- 前記照明部は、
前記取付カバーに吊り下げられた照明支持部分と、
前記照明支持部分の下面に固定され発光部分とを有し、
前記照明支持部分の上面には、円環板形状であり、中央から外側に向かうにつれて上方へ傾斜する円環傾斜面を有することを特徴とする請求項1または2に記載の送風装置。 - 前記取付板部分と前記円環傾斜面との距離は、中央から外側に向かうにつれて短くなることを特徴とする請求項3に記載の送風装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019062151A JP2020159330A (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 送風装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019062151A JP2020159330A (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 送風装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020159330A true JP2020159330A (ja) | 2020-10-01 |
Family
ID=72642478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019062151A Pending JP2020159330A (ja) | 2019-03-28 | 2019-03-28 | 送風装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020159330A (ja) |
-
2019
- 2019-03-28 JP JP2019062151A patent/JP2020159330A/ja active Pending
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