JP2020158175A - 包装袋、包装袋の製造方法、および包装袋の内容物充填密封システム - Google Patents

包装袋、包装袋の製造方法、および包装袋の内容物充填密封システム Download PDF

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Shota Tajiri
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Abstract

【課題】安価に製造することができ、梱包時や搬送時に所定枚数重ねた場合でも嵩張らない上、容易に開口することができる繰り返し密封可能な包装袋を提供する。【解決手段】包装袋P1は、表裏の胴材2a,2b、および、それらの胴材の内面にヒートシールされた帯状体3によって構成されており、表裏の胴材2a,2bの左右および底部が所定の幅でヒートシールされていることによって、下部を開口した袋状になっている。また、帯状体3が、袋本体の上端縁と平行に配置された状態になっている。帯状体3は、二軸延伸ポリアミドフィルム3dとゴム系粘着剤組成物3bとを積層した粘着ベース体の表裏に直鎖状低密度ポリエチレンフィルム3a,3cを積層したものであり、包装袋P1は、帯状体3のゴム系粘着剤組成物3bが有する粘着性によって、繰り返し密封可能になっている。【選択図】図1

Description

本発明は、食品、薬品、化粧品、洗剤等の各種の物質の包装袋として使用される合成樹脂製の包装袋に関するものである。
従来、食品、薬品、化粧品、洗剤等の各種の液体や粉体等の包装用袋として、合成樹脂製の単層フィルムや積層フィルムで形成された二方袋、三方袋、パウチ等が広く使用されている。さらに、そのような合成樹脂フィルムからなる包装袋の一種として、密封してから、一旦、開封した後でも、再度、密封できるように、上端の開口部の近くに、長尺状の係合体(突条)と被係合体(凹状溝)とからなるジッパーを設けたものが知られている(特許文献1)。また、袋本体の内面の開口部際に感熱粘着剤層を一定幅の帯状に積層し、その感熱粘着剤層と袋本体の基材とを引き剥がしたり・接合させたりすることで繰り返し密封可能な包装袋も知られている(特許文献2)。
特開2002−264950号公報 特開2003−095285号公報
しかしながら、上記特許文献1の如く開口部際にジッパーを設けた包装袋は、ジッパーが、突条と凹状溝とからなるものであり、所定の厚みを有しているので、ジッパーを袋本体の内面に加熱固着させる場合に、特に包装袋の周縁のシール部分においては、包装袋の密封性を保つために、強圧を掛けて加熱接着させる必要がある。そのため、包装袋がアルミ箔を使用したものである場合には、周縁のシール部分でアルミ箔にクラックが入ってしまい、商品の価値を損なう虞れがある。また、ジッパーは、所謂、1帖取り形式でなければ生産できないため、安価に製造することが困難である。加えて、特許文献1の如き包装袋は、ジッパーを薄く形成することができないため、所定枚数だけ重ねて梱包・搬送する際に嵩張ってしまう、という不具合もある。一方、上記特許文献2の如く袋本体の内面の開口部際に感熱粘着剤層を帯状に積層した包装袋は、開封する際に感熱粘着剤層の部分に力が集中しにくいため開封しづらい、という不具合がある。
本発明の目的は、上記従来の繰り返し密封可能な包装袋が有する問題点を解消し、安価に製造することができ、梱包時や搬送時に所定枚数重ねた場合でも嵩張らない上、容易に開口することができる繰り返し密封可能な包装袋を提供することにある。
本発明の内、請求項1に記載された発明は、内面が熱接着性を有する重なり合った合成樹脂フィルムの外周をヒートシールすることによって上端縁あるいは下端縁を開口した袋状に形成された平袋、自立袋、ガゼット袋、角底袋等の包装袋であって、両表面の熱接着層と粘着層(常温で粘着性を示すもの)との少なくとも3層を有する帯状体が、袋本体の表裏の胴材を構成している重なり合った2枚の合成樹脂フィルムの間において、開口端縁と平行な状態または開口端縁に沿った状態で、表裏2枚の合成樹脂フィルムの内の少なくとも片方に固着されていることを特徴とするものである。なお、開口端縁には、使用時に開口される予定の端縁も含まれる。
請求項2に記載された発明は、請求項1に記載された発明において、前記帯状体が、さらに中間層として剥離層を有していることを特徴とするものである。
請求項3に記載された発明は、請求項1、または請求項2に記載された発明において、前記帯状体の粘着層が、ゴム系物質を含む粘着組成物であることを特徴とする。
請求項4に記載された発明は、請求項3に記載された発明において、前記粘着層に含まれるゴム系物質が熱可塑性エラストマーであることを特徴とするものである。
請求項5に記載された発明は、請求項1〜4のいずれかに記載された発明において、前記帯状体の粘着層と隣接する層との間(粘着層と隣接する層が複数層ある場合には、「粘着層と隣接する層」は、粘着層との接着強度がより低い層を意味する)で引き剥がし・再粘着を繰り返すことが可能なものであることを特徴とする。
請求項6に記載された発明は、請求項1〜5のいずれかに記載された発明において、前記帯状体が、積層フィルムであることを特徴とする。
請求項7に記載された発明は、請求項1〜6のいずれかに記載された発明において、前記帯状体が、袋本体の表裏の胴材を構成している2枚の合成樹脂フィルムの両方に熱接着されているとともに、前記帯状体の前記開口端縁に近い側の端縁際に、前記袋本体の表側の胴材を構成している合成樹脂フィルムあるいは前記袋本体の裏側の胴材を構成している合成樹脂フィルムに熱接着されていない非熱接着部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項8に記載された発明は、請求項1〜7のいずれかに記載された発明において、前記帯状体が、袋本体の表裏の胴材を構成している2枚の合成樹脂フィルムの両方に熱接着されているとともに、前記帯状体の前記開口端縁に近い側の端縁際に、前記袋本体の表側の胴材を構成している合成樹脂フィルムに熱接着されていない表側非熱接着部、および、前記袋本体の裏側の胴材を構成している合成樹脂フィルムに熱接着されていない裏側非熱接着部が形成されていることを特徴とするものである。
請求項9に記載された発明は、請求項1〜8のいずれかに記載の包装袋の製造方法であって、袋本体の表裏の胴材を形成するための2枚の合成樹脂フィルムの間に前記帯状体を挟み込んで、その帯状体を表側および/または裏側の胴材の外側から加熱することによって、表側および/または裏側の胴材に帯状体を熱接着する帯状体熱接着工程を有することを特徴とするものである。
請求項10に記載された発明は、内面が熱接着性を有する重なり合った合成樹脂フィルムの外周をヒートシールすることによって上端縁あるいは下端縁を開口した袋状に形成された平袋、自立袋、ガゼット袋、角底袋等の包装袋の開口端縁に使用される帯状体用の積層フィルムであって、両表面の熱接着層と粘着層の少なくとも3層を有していることを特徴とするものである。
請求項11に記載された発明は、請求項1〜10のいずれかに記載の包装袋の内部に内容物を充填して密封することを特徴とする包装袋の内容物充填密封システムである。
請求項12に記載された発明は、請求項11に記載の内容物充填密封システム(内容物充填密封方法)であって、表裏いずれかの胴材の裏面に帯状体が熱接着された包装袋の内部に内容物を充填した後に、帯状体が熱接着されていない方の胴材の外側から胴材と帯状体とを加熱することによって帯状体を熱接着することによって包装袋を密封することを特徴とするものである。
請求項1に記載の包装袋は、表裏の胴材に外向きの力を加えることによって、粘着層と隣接する層との間で引き剥がして開封した後に、再度、粘着層と隣接する層を接合させる(粘着させる)ことができ、適度な強度で開封・封止(密封)を繰り返すことができる。また、リシール機能(再封止機能)を奏する帯状体を薄く形成することができるので、製造時に周縁のヒートシール部分においても強圧を掛けて加熱接着させる必要がないため、胴材の材料としてアルミ箔を使用しても、周縁のシール部分でアルミ箔にクラックが入る事態が生じない。加えて、請求項1に記載の包装袋は、帯状体を薄く形成することができるので、所定枚数だけ重ねて梱包・搬送する際でも嵩張らない。
請求項2に記載の包装袋は、粘着層が隣接する層に粘着した状態になっており、粘着層と隣接する層との単一の境界面において引き剥がし・接合(粘着)を繰り返すことができるため、粘着層の破断を防止して高い密封性でリシール再封止(密封)することができる。
請求項3に記載の包装袋は、帯状体の粘着層がゴム系物質を含む粘着組成物であるため、適度な引き剥がし強度で開封することができるとともに、適度な引き剥がし強度となるように再密封することができる。
請求項4に記載の包装袋は、粘着層に含まれるゴム系物質が熱可塑性エラストマーであるため、製造時における引き剥がし強度の調整が容易である。
請求項5に記載の包装袋は、粘着層と隣接する層との間で引き剥がし・再粘着を繰り返すことが可能なものであるため、適度な強度で開封・封止を繰り返すことができる。また、帯状体を非常に薄く形成することができ、製造時に周縁のシール部分においても強圧を掛けて加熱接着させる必要がないので、胴材の材料としてアルミ箔を使用しても、周縁のシール部分でアルミ箔にクラックが入る事態が生じない。
請求項6に記載の包装袋は、粘着層と隣接する層との単一の境界面で引き剥がし・再粘着を繰り返すことが可能なものであるため、適度な強度で開封・封止を繰り返すことができるので、粘着層の破断を防止して高い密封性でリシール再封止(密封)することができる。
請求項7に記載の包装袋は、表裏の胴材に外向きの力を加えた場合に、帯状体の非熱接着部と熱接着部分との境界で熱接着層および隣接する層が破断して、粘着層に隣接する層の非熱接着部が粘着層に粘着したままの状態で、粘着層に隣接する層の熱接着部分と粘着層との間で、引き剥がし・再接合(再粘着)が可能となる(後述する図5参照)。すなわち、表裏の胴材に外向きの力を加えた場合に、粘着層と隣接する層との間に引き剥がしの切っ掛け(起点)が形成され易いので、ズムーズに引き剥がすことができる。
請求項8に記載の包装袋は、表裏の胴材に外向きの力を加えた場合に、帯状体の表側と裏側のいずれかで、非熱接着部と熱接着部分との境界で粘着層に隣接する層が破断して、粘着層に隣接する層の非熱接着部が粘着層に粘着したままの状態で、粘着層に隣接する層の熱接着部分と粘着層との間で、引き剥がし・再接合が可能となるため(後述する図6参照)、粘着層と隣接する層との間に引き剥がしの切っ掛け(起点)がより形成され易いので、非常にズムーズに引き剥がすことができる。
請求項9に記載の包装袋の製造方法によれば、開封した後に適度な引き剥がし強度で再密封することが可能な包装袋を、安価かつ容易に製造することが可能となる。
請求項10に記載の帯状体用の積層フィルムによれば、帯状体によって開封した後に適度な引き剥がし強度で再密封することが可能な包装袋を、安価かつ容易に製造することが可能となる。
請求項11に記載の包装袋の内容物充填密封システムによれば、開封した後に適度な引き剥がし強度で再密封することが可能な包装袋を、内容物の充填と並行して、安価かつ容易に製造することが可能となる。
請求項12に記載の包装袋の内容物充填密封システムによれば、開封した後に適度な引き剥がし強度で再密封することが可能なパウチを、内容物の充填と並行して、安価かつ容易に製造することが可能となる。
包装袋を示す説明図である(aは正面図であり、bはaにおけるA−A線端面図(中央部分の鉛直断面図)である)。 包装袋の開口部を開封・再封止する様子を示す説明図(図1におけるA−A線端面図)である。 包装袋を示す説明図(中央部分の鉛直断面図)である。 包装袋を示す説明図である(aは正面図であり、bはaにおけるB−B線端面図である)。 包装袋を示す説明図(中央部分の鉛直断面図)である(aは密封した状態を示したものであり、bは開封した状態を示したものである)。 包装袋を示す説明図(中央部分の鉛直断面図)である(aは密封した状態を示したものであり、bは開封した状態を示したものである)。 包装袋を示す説明図である(aは正面図であり、bはaにおけるD−D線端面図である)。 包装袋を示す説明図(正面図)である。 包装袋を示す説明図(図1におけるE−E線端面図)である(aは密封した状態を示したものであり、bは開封した状態を示したものである)。 包装袋を示す説明図(aは正面図であり、bはaにおけるF−F線端面図である)。 包装袋を示す説明図である(aは正面図であり、bはaにおけるC−C線端面図である)。
以下、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の説明においては、各成分の特性、含有量、添加量に関する“〜”は、原則的に、左側の数値以上右側の数値以下を意味するものとする。本発明に係る包装袋(以下、単に包装袋という)は、合成樹脂フィルムによって形成される。ここでいう合成樹脂フィルムとは、食品、薬品、化粧品、洗剤等の包装材料として用いられる共押出しフィルムおよび合成紙を含む各種プラスチックフィルム、紙、アルミ箔、金属蒸着フィルムを含む酸素ガスおよび水蒸気透過抑制機能を付与したプラスチックフィルム等を必要に応じて組み合せて積層した積層フィルムのことである。また、本発明に係る包装袋に用いられる合成樹脂フィルムは、少なくとも片面(内面)が熱接着性を有している必要がある。
なお、本明細書において、「主成分」とは、各層や組成物を構成する成分の合計を100質量%したとき、50質量%以上を占める成分であることを示し、60質量%以上が好ましく、70質量%以上がより好ましく、80質量%以上が特に好ましい。
そのような合成樹脂フィルムとしては、ポリエステルフィルム、ポリアミドフィルム、ポリプロピレンフィルム等の基材フィルムに、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等の熱接着性フィルムを積層したラミネートフィルム等を好適に用いることができる。また、そのようなラミネートフィルムの中間にポリエステルフィルムやポリアミドフィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム等を中間層として挟み込んだ3層以上のラミネートフィルムも好適に用いることができる。なお、基材フィルムや中間層を形成するフィルムは、未延伸のものを用いることも可能であるし、一軸延伸あるいは二軸延伸したものを用いることも可能である。また、基材フィルムと熱接着性フィルムとの界面、基材フィルムと中間層を形成するフィルムとの界面、中間層を形成するフィルムと熱接着性フィルムとの界面には、必要に応じて、金属箔層や金属蒸着層を設けることも可能である。一方、合成樹脂フィルムの厚みは、特に限定されないが、内容物に対する保存性能や耐破袋強度等の面から、40〜250μmであると好ましく、110〜180μmであるとより好ましい。
また、本発明に係る包装袋は、合成樹脂フィルムからなる表裏2枚の胴材の外周をヒートシールすることによって、袋本体を、一部を開口させた平袋、自立袋、ガゼット袋、角底袋等の袋状に形成する必要がある。そして、そのように袋本体を形成する際のヒートシール(側部および/または底部)および裁断は、製袋機を用いて一連の加工として実施することも可能であるし、製袋充填包装機等を利用して内容物の充填と同時に製袋することも可能であるし、バッチ(非一連)の加工として実施することも可能である。なお、ヒートシールの温度は、特に限定されないが、内面の熱接着性層がポリエチレン(直鎖状低密度ポリエチレン)である合成樹脂フィルムを用いる場合には、ヒートシールの温度を170〜210℃の範囲内に調整するのが好ましい。
さらに、本発明に係る包装袋は、上記の如く袋本体を形成する際に、特定の性状を有する帯状体を、上部(あるいは下部)における表裏の胴材の間に、開口端縁と平行または開口端縁に沿うように配置させて固着する必要がある。また、そのように帯状体を袋本体の内部に固着する方法は特に限定されず、熱接着(ヒートシール)、接着剤による接着、粘着剤による粘着等の方法を好適に用いることができるが、表裏の胴材を形成するための2枚の合成樹脂フィルムの間に帯状体を挟み込んで、その帯状体を表側および/または裏側の胴材の外側から加熱する方法(表裏の胴材に帯状体を熱接着する方法)を用いると、包装袋をきわめて容易にかつ効率的に製造することが可能となるので好ましい。また、本発明に係る包装袋は、帯状体を表裏の胴材の両方に固着したものに限定されず、帯状体が表裏のいずれかの胴材に固着されており、内容物を充填した後に、帯状体を未固着の胴材に固着させて密封するものでも良い。
また、袋本体に固着させる帯状体は、両表面の熱接着層と粘着層との少なくとも3層を有することが必要である。
帯状体の粘着層は、常温で粘着性を示すものであることが必要であり、そのような粘着層の形成に用いる粘着剤組成物には、ゴム状物質を含むことが好ましい。ゴム状物質としては、天然ゴム、熱可塑性エラストマーから選ばれる1種または2種以上を主成分とし、それらの樹脂に、必要に応じて可塑剤、軟化剤、顔料、充填剤、希釈剤、架橋剤、老化防止剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤、界面活性剤、剥離調整剤、静電防止剤等の添加剤を含ませたものを好適に用いることができる。また、相溶性のある粘着付与物質の如き低分子量物質を混合(ブレンド) したものを用いるのが好ましい。粘着層は、単一の粘着剤組成物からなる層に限定されず、異なる粘着剤組成物からなる2種以上の層を積層したものとすることも可能である。
また、常温において粘着性を示す天然ゴム、熱可塑性エラストマーとしては、シス−1,4−ポリイソプレンを主成分とする天然ゴム、再生ゴム、スチレン・ブタジエンゴム(SBR)、ポリイソブチレン、ブチルゴム等を主成分とする合成ゴム、または、エチレン・ブタジエン・スチレン共重合体ゴム(SBS)、スチレン・イソプレン・スチレン共重合体ゴム(SIS)、およびSISの水添タイプであるスチレン・エチレン・プロピレン・スチレン共重合体ゴム(SEPS)、SBSの水添タイプであるスチレン・エチレン・ブチレン・スチレン共重合体ゴム(SEBS)等を主成分とするABA形ブロックコポリマー(熱可塑性ゴム)、高級ビニルアルキルエーテル、ブナN(ブタジエン―アクリルニトリルコポリマー)、高級ポリアクリル酸エステル等の熱可塑性エラストマーを挙げることができる。それらの中でも、熱可塑性エラストマーを用いるのが好ましく、スチレン系エラストマーをさらに好ましく用いることができる。
一方、粘着付与物質としては、一般にタッキファイヤーと称される樹脂類、軟化剤等(すなわち、通常分子量が数百から数千の無定形オリゴマーで常温で液体または固体の熱可塑性樹脂のことであり、ゴム状弾性体であるエラストマーに配合して、その系にタックの機能を発現させるもの)を挙げることができる。かかるタッキファイヤーとしては、たとえば、ロジン系樹脂、水添ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、水添テルペン系樹脂、脂肪族系(C5系)石油樹脂、芳香族系石油樹脂(C9系)、共重合系(C5/C9系)石油樹脂、C9系石油樹脂を水添した脂環族系石油樹脂等を挙げることができ、それらの中でも、水添タイプのもの等のゴムと相溶性の良いものが好ましい。
加えて、上記の如く、エラストマー類を主体としたゴム系粘着剤からなる組成物を粘着剤組成物として用いる場合には、ゴム状弾性体であるエラストマーとタッキファイヤーのブレンドに加えて、プロセスオイル(パラフィン系、ナフテン系、アロマ系)、流動パラフィン、液状ロジン、可塑剤、液状ポリブテン等の軟化剤を添加して、粘着剤組成物の粘度等の物性を調整するのが好ましい。
一方、帯状体を作製する際に、引き剥がし・再粘着を繰り返す熱接着層と粘着層とを積層する方法としては、上記した粘着剤組成物を有機溶剤に溶かして溶液型としたもの、乳化してエマルジョン型にしたもの、水に溶かして水溶液にしたもの、または固形のままで溶融してホットメルト型にしたもの等をコーティング等によって熱接着層上に積層する方法および溶融した粘着組成物と引き剥がし・再粘着を繰り返す熱接着層とを共押出しで積層フィルムにする方法等を好適に用いることができる。
帯状体は、熱接着層を両表面に有することが重要である。そのように熱接着層を配することによって、ヒートシール温度が低温でも合成樹脂フィルムとのヒートシールが可能となり、また、合成樹脂フィルムと帯状体とを高いシール強度で融着することが可能となる。帯状体の熱接着層は、低密度ポリエチレン樹脂、直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(LLDPE)、高密度ポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂等のポリオレフィン系樹脂等を含む層であることが好ましい。
帯状体は、中間層として剥離層を有することが好ましい。剥離層はリシール機能を高めるために粘着層に隣接する層であり、包装袋を引き剥がす際の剥離面となる。剥離層とは異なる粘着層に隣接する層と粘着層との層間強度よりも、粘着層と剥離層との層間強度が小さくなるような層構成であれば特に限定されるものではないが、剥離性の観点から常温で剛性があることが好ましい、好適に剥離層に用いられる樹脂のガラス転移温度としては50℃以上であることが好ましく、70℃以上であることが好ましく、90℃以上であることがさらに好ましい。使用できる樹脂としては、ポリエステル系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリオレフィン系樹脂等が好適に用いることができき、2種以上の樹脂を用いても構わない。それらの樹脂の中でも、環状ポリオレフィン系樹脂や非晶ポリアミド系樹脂が、常温で剛性があるために好ましく、非晶ポリアミド系樹脂が特に好ましい。
非晶性ポリアミド系樹脂としては、例えば、イソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミン/ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタンの重縮合体、テレフタル酸/2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン/2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、イソフタル酸/ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタン/ω−ラウロラクタムの重縮合体、イソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、イソフタル酸/2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン/2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、イソフタル酸/テレフタル酸/2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン/2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、イソフタル酸/ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタン/ω−ラウロラクタムの重縮合体、礒フタル酸/テレフタル酸/その他ジアミン成分の重縮合体等が挙げられる。また、これらの重縮合体を構成するテレフタル酸成分および/またはイソフタル酸成分のベンゼン環が、アルキル基やハロゲン原子で置換されたものも含まれる。中でも、イソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、イソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミン/ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタンの重縮合体、またはテレフタル酸/2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン/2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、またはイソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミン/ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタンの重縮合体とテレフタル酸/2,2,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミン/2,4,4−トリメチル−1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体との混合物を好ましく用いることができる。これらの中でも、ポリアミド樹脂組成物の結晶性を阻害することなく、ブロー成形性を向上させる効果が高い点で、イソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミンの重縮合体、イソフタル酸/テレフタル酸/1,6−ヘキサンジアミン/ビス(3−メチル−4−アミノシクロヘキシル)メタンの重縮合体またはそれらの混合物を好適に用いることができる。これらの非晶性ポリアミド樹脂は2種以上併用することもできる。それらの中でも特にイソフタル酸とテレフタル酸とヘキサメチレンジアミンを重合したポリアミド6イソフタル酸/6テレフタル酸(6I/6T)が好ましく用いることができる。
帯状体のその他の層(すなわち、粘着層、熱接着層、剥離層以外の層)を設ける場合には、その層(あるいは、それらの層)は、ポリエチレンテレフタレート樹脂、ポリブチレン樹脂等のポリエステル樹脂、ポリアミド樹脂、ポリプロピレン樹脂層を加えて溶融押出しする多層押し出し等の方法によって形成しても良いし、合成樹脂フィルムをラミネート(ドライラミネートや溶融ラミネート) することによって形成しても良い。
一方、帯状体は、熱接着層と粘着層との界面(剥離層がある構成の場合には剥離層と粘着層との界面)の剥離強度を、50gf/15mm幅以上、1500gf/15mm幅以下に調整したものであると、包装袋が開き易いものとなる上、再密封後の引き剥がし強度が適度なものとなるので好ましい。また、帯状体の形状は、特に限定されないが、5.0mm以上20mm未満の一定幅のものとすると、包装袋の開き易さ(開封容易性)、再密封時の引き剥がし強度の調整が容易なものとなるので好ましい。さらに、帯状体の厚みは、特に限定されないが、基材強度やヒートシール性の観点から10〜250μmであると好ましく、50〜180μmであるとより好ましい。さらに、包装袋は、上記した帯状体を1本のみ固着させたものに限定されず、2本以上の帯状体を袋本体の開口端縁と平行になるように固着させたものでも良い。
本発明に係る包装袋は、上記した帯状体を、表裏の胴材形成用の合成樹脂フィルムの間に所定の態様で配置させて固着したものである。図1は、本発明に係る包装袋を平袋(一部を開口させた平袋)とした一例を示したものであり、包装袋Pは、表裏の胴材2a,2b、および帯状体3によって構成されている。胴材2a,2bは、裏面が熱接着性を有する合成樹脂製の積層フィルムであり、帯状体3は、熱接着層3a、剥離層3d、粘着層3bおよび熱接着層3cを積層してなる合成樹脂製の積層フィルムである(なお、剥離層3dおよび粘着層3bによって粘着性ベース体が構成されている)。そして、包装袋Pは、胴材2a,2bを裏面が接合するように重ね合わせ、表裏の胴材2a,2bの左右の側部および上部を所定の幅でヒートシールすることによって、底部(下端縁)を開口した袋状になっており、所定の大きさ(たとえば、縦×横=220mm×105mm)を有している。また、帯状体3が、袋本体の上端から約10mm下側の位置において、表裏の胴材2a,2bの内面にヒートシールされている。さらに、上端際のヒートシール部分よりわずかに下側の左右には、上端際を容易に裁断するためのノッチが形成されている。かかる包装袋Pは、上下が逆になるように反転させて、下端の開口部Oから内容物を充填した後に、下端縁際を所定の幅でヒートシールすることによって密封して使用することができる。そして、ノッチを利用して上端際のヒートシール部分を裁断して開封し、図2の如く、粘着層3bと熱接着層3cとの間で引き剥がし・再粘着を繰り返すことができる。
また、図3は、本発明に係る包装袋を平袋とした他の一例を示したものであり、この包装袋Pにおいては、表裏の胴材2a,2bの内面に、熱接着層3a、粘着層3b、熱接着層3cからなる帯状体3がヒートシールされている。かかる包装袋Pも、上下が逆になるように反転させて、下端の開口部Oから内容物を充填した後に、下端縁際を所定の幅でヒートシールすることによって密封して使用することができる。そして、ノッチを利用して上端際のヒートシールを裁断して開封し、粘着層3bと熱接着層3cとの間で引き剥がし・再粘着を繰り返すことができる。
図4は、本発明に係る包装袋をパウチとした一例を示したものであり、包装袋Pは、表裏の胴材2a,2b、折り込み材5および帯状体3によって構成されている。胴材2a,2bおよび折り込み材5は、裏面が熱接着性を有する合成樹脂製の積層フィルムであり、帯状体3は、熱接着層3a、剥離層3d、粘着層3bおよび熱接着層3cを積層してなる合成樹脂製の積層フィルムである。そして、包装袋Pは、胴材2a,2bを裏面が接合するように重ね合わせ、それらの表裏の胴材2a,2bの底部に、二つ折り(熱接着面が外側になり上端縁が山折りになるように二つ折り)した折り込み材を挟み込み、左右の側部を所定の幅でヒートシールするとともに、底部を上端縁が略円弧状になるようにヒートシールすることによって、上端縁を開口した袋状に形成されており、所定の大きさ(たとえば、縦×横=220mm×105mm)を有している。また、帯状体3が、袋本体の上端から約10mm下側の位置において、片側(表側)の胴材2aの内面にヒートシールされている(すなわち、裏側の胴材2bにはヒートシールされていない)。さらに、上端際のヒートシール部分よりわずかに下側の左右には、上端際を容易に裁断するためのノッチが形成されている。かかる包装袋Pは、上端の開口部Oから内容物を充填した後に、上端縁際を所定の幅でヒートシールするとともに、裏側の胴材2bに帯状体3をヒートシールすることによって密封して使用することができる。そして、ノッチを利用して上端際のヒートシールを裁断して開封し、粘着層3bと熱接着層3cとの間で引き剥がし・再粘着を繰り返すことができる。
なお、上記の如く、本発明に係る包装袋をパウチとする場合には、袋本体の表裏の胴材2a,2bを形成するための2枚の合成樹脂フィルムの間に帯状体3を挟み込んで、その帯状体3を片側(表側)の胴材2aの外側から加熱することによって、片側(表側)の胴材2aに帯状体3を熱接着する帯状体熱接着工程を有する製造方法を好適に用いることができるが、そのように片側(表側)の胴材2aに帯状体3を熱接着する際には、反対側(裏側)の胴材2bと帯状体3との間に、テフロン(登録商標)からなるシート等を介在させることによって、反対側(裏側)の胴材2bと帯状体3とが熱接着してしまう事態を効果的に防止することができる。
また、包装袋の製造時に、帯状体を表裏の胴材に固着する際には、図5の如く、帯状体3の開口端縁に近い側の端縁際に、表側の胴材2aを構成している合成樹脂フィルムに(あるいは裏側の胴材2bを構成している合成樹脂フィルムに)熱接着されていない非熱接着部Nを形成するのが好ましい。そのように非熱接着部Nを形成することによって、表裏の胴材2a,2bに外向きの力を加えた場合に、図5(b)の如く、帯状体3の非熱接着部Nと熱接着部分との境界で粘着層3bと引き剥がし・再粘着を繰り返す熱接着層3cが破断して、熱接着層3cの非熱接着部Nが粘着層3bに粘着したままの状態で、熱接着層3cの熱接着部分と粘着層3bとの間で、引き剥がし・再接合(再粘着)が可能となる。すなわち、包装袋Pは、表裏の胴材2a,2bに外向きの力を加えた場合に、粘着層3bと熱接着層3cとの間に引き剥がしの切っ掛けが形成され易くなるため、ズムーズに引き剥がすことができるものとなる。
加えて、包装袋Pには、袋本体の表側あるいは裏側のいずれかに非熱接着部Nを設けることも可能であるし、図6の如く、袋本体の表側あるいは裏側の両方に非熱接着部N,Nを設けることも可能である。そのように、包装袋Pの表裏の両方に非熱接着部N,Nを設けた場合には、包装袋Pは、表裏の胴材2a,2bに外向きの力を加えた場合に、帯状体3の表側と裏側の両方において、粘着層3bと、その粘着層3bと引き剥がし・再粘着を繰り返す熱接着層3cとの間に引き剥がしの切っ掛けが形成され易くなるため、よりズムーズに引き剥がすことができるものとなる。
なお、上記の如く、帯状体と表側および/または裏側の胴材との間に非熱接着部を設ける場合には、非熱接着部の幅(上下幅)は特に限定されないが、0.1mm以上3.0mm以下に調整すると、包装袋の開封がスムーズな上、密封性も良好に保たれるので好ましい。また、包装袋の表側あるいは裏側の両方に非熱接着部を設ける場合には、包装袋の表側と裏側とで非熱接着部の幅を異ならせることも可能である。
また、図7は、本発明に係る包装袋を平袋とした他の一例を示したものであり、この包装袋Pにおいては、表裏の胴材2a,2bの内面の下端際に、帯状体3がヒートシールされている。さらに、帯状体3の下側には、開封時に把持するための所定の幅(5〜10mm程度)の摘み代6が設けられている。かかる包装袋Pは、上端の開口部Oから内容物を充填した後に、上端縁際を所定の幅でヒートシールすることによって密封して使用することができる。そして、上下を反転して陳列に供することができ、摘み代6の部分を把持して帯状体3の粘着層3bと熱接着層3cとの間で引き剥がし・再粘着を行うことによって、開封・密封を繰り返すことができる。
さらに、図8は、本発明に係る包装袋を平袋とした別の一例を示したものであり、この包装袋Pにおいては、表裏の胴材2a,2bの内面の下端際に沿って、帯状体3がヒートシールされている(すなわち、帯状体3の下側には摘み代が設けられていない)。かかる包装袋Pは、上端の開口部Oから内容物を充填してから密封した後に、上下を反転して陳列に供することができ、帯状体3の下側(外端縁と反対側)で表裏の胴材2a,2bを把持して帯状体3の粘着層3bと熱接着層3cとの間で引き剥がし・再粘着を行うことによって、開封・密封を繰り返すことができる。
上記の如く、本発明に係る包装袋を、袋本体の上端縁あるいは下端縁に沿って帯状体3を熱接着させたものとする場合には、図9の如く、袋本体の表側および/または裏側における帯状体3の内部側(外端縁と反対側)の端縁際に非熱接着部Nを設けることも可能である。そのように帯状体3の内部側の端縁際に非熱接着部Nを設けることによって、帯状体3の下側(外端縁と反対側)において表裏の胴材2a,2bに外向きの力を加えた場合に、粘着層3bと熱接着層3cとの間に引き剥がしの切っ掛けが形成され易くなるため、包装袋は、よりズムーズに引き剥がすことができるものとなる。
さらに、図10は、本発明に係る包装袋を平袋とした別の一例を示したものであり、この包装袋Pにおいては、片側(表側)の胴材2aの内面の上端際に、帯状体3がヒートシールされている。また、帯状体3の上側には、開封時に把持するための所定の幅(5〜10mm程度)の摘み代6が設けられている。かかる包装袋Pは、上端の開口部Oから内容物を充填した後に、裏側の胴材2bの外側から胴材2bと帯状体3とを加熱して帯状体3を胴材2bに熱接着することによって密封して使用することができる。そして、上下を反転させることなくそのまま陳列に供することができ、摘み代6の部分を把持して帯状体3の粘着層3bと熱接着層3cとの間で引き剥がし・再粘着を行うことによって、開封・密封を繰り返すことができる。なお、本発明に係る包装袋を、図10の包装袋Pの如く、袋本体の開口した端縁際において片側の胴材の内面に帯状体を熱接着させたものとする場合には、摘み代6を設けたものでも良いし摘み代6のないものでも良い。加えて、そのように摘み代6のないものとする場合には、袋本体の表側および/または裏側における帯状体3の内部側の端縁際に非熱接着部Nを設けることも可能である。
また、帯状体を表裏の胴材の間に所定の態様で配置させて熱接着する際には、ベタシール、線状シール、網目シールまたは異形シールのいずれかおよびそれらの組み合わせによって加熱する部分の形状を任意に調整することも可能である。加えて、帯状体を袋本体にヒートシールする際の加熱温度は、特に限定されないが、帯状体の熱接着層がポリエチレン(直鎖状低密度ポリエチレン)である場合には、加熱温度を170〜210℃の範囲内に調整するのが好ましい。
加えて、本発明の包装袋は、密封性の高いものとすべく、帯状体の設置側(上側あるいは下側)の外周縁をヒートシールしたものとするのが好ましい。そのように帯状体の設置側の外周縁をヒートシールした場合には、包装袋は、当該ヒートシール部分を裁断除去した後に、表裏の胴材に外向きの力を加えることによって、粘着層と、その粘着層3bと引き剥がし・再粘着を繰り返す熱接着層との間で引き剥がして開封することが可能なものとなる。また、そのように、帯状体の設置側の外周縁をヒートシールする場合には、ヒートシール部分を裁断除去し易いように、ヒートシール部分と帯状体との間の左右の側部にノッチを設けたり、ヒートシール部分と帯状体との間に水平なレーザーカットを施したり、ヒートシール部分と帯状体との間に位置した表裏の胴材に、開封に便利な引き裂きテープを貼り付けたりすることも可能である。
以下、本発明に係る包装袋およびその製造方法について実施例に基づいてより詳細に説明するが、本発明は、かかる実施例の態様に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更することが可能である。また、実施例、比較例における物性、特性の評価方法は以下の通りである。
<開封容易性>
実施例・比較例で得られた帯状体を15mm幅の短冊状に切り出し、万能試験機(インテスコ社製)を用いて、非融着部を試験機にセットし、引張速度200mm/min、引張角度90度の条件で剥離し、下記の2段階で評価した。
○:剥離強度が50gf/15mm幅以上、1500gf/15mm幅以下
×:剥離強度が50gf/15mm幅未満、1500gf/15mm幅を超える、もしくは剥離不可
<再密封性>
開封容易性評価で使用した試験片の剥離面を指で圧着し、万能試験機(インテスコ社製)を用いて、非融着部を試験機にセットし、引張速度200mm/min、引張角度90度の条件で剥離し、下記の2段階で評価した。
○:剥離強度が50gf/15mm幅以上、1500gf/15mm幅以下
×:剥離強度が50gf/15mm幅未満、1500gf/15mm幅を超える、もしくは剥離不可
[実施例1]
・帯状体の作製
共押出Tダイ法により、押出設定温度80℃(予熱温度)以上250℃(最高点温度)以下 の条件で共押出によって総厚み70μmの広幅の長尺のロールフィルムを採取し、さらに、その長尺のロールフィルムを12mm幅の長尺ロールフィルムにスリットした。そして、包装袋にヒートシールするために12mm×150mm の帯状体を作製した。なお、帯状体の粘着層(第5層)と剥離層(第6層)との初期の剥離強度(90°剥離強度)は、660gf/15mmであった。
第1層(熱接着層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ10μm)
第2層(その他の層):接着樹脂(厚さ12μm)
第3層(その他の層):ポリアミド樹脂(厚さ18.5μm)
第4層(その他の層):接着樹脂(厚さ10μm)
第5層(粘着層):スチレン系エラストマー樹脂(厚さ15μm)
第6層(剥離層):非晶性ポリアミド樹脂(厚さ2μm)(ポリアミド6I/6T、Tg=125℃)
第7層(熱接着層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ2.5μm)
・包装袋の作製
包装袋の表裏の胴材を形成するための合成樹脂フィルムとして、厚さ15μmの二軸延伸ポリアミドフィルムの上に、厚さ12μmのエチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム(中間層)を積層し、その上に、厚さ80μmの直鎖状低密度ポリエチレンフィルム(熱接着性フィルム)を積層してなる合成樹脂積層フィルムを用いた。そして、その長尺状の合成樹脂積層フィルムを2枚、熱接着性フィルム層同士が内側になるように上下に重ね合わせるとともに、それらの2枚の合成樹脂積層フィルムの間に、上記した長尺状の帯状体を、第1層を上側にして長手方向に沿うように挟み込み(2枚の合成樹脂積層フィルムの幅方向の片端縁際に挟み込み)、その帯状体を挟み込んだ上下の合成樹脂積層フィルムの外側から所定の温度(約190℃)で加熱することによって、2枚の合成樹脂積層フィルムの間に帯状体をヒートシールした。さらに、そのように中間に帯状体をヒートシールした長尺状の2枚の合成樹脂積層フィルムに、長手方向に沿って所定の間隔で、長手方向に対して直交するように所定の幅(前後幅)でヒートシールするとともに、帯状体と反対側の端縁際を長手方向に沿って所定の幅(左右幅)でヒートシールしながら、長手方向に直交するようにヒートシールした部分の中間(前後の中間)を裁断することによって、図11の如き形状を有する実施例1の包装袋(三方袋)を連続的に製造した。そして、その包装袋を用いて、上記した方法によって「開封容易性」および「再密封性」を評価した。評価結果を、包装袋の性状とともに表1に示す。
[実施例2]
包装袋を製造する際に、帯状体として以下の層構成(7層)からなるものを用いた。なお、この帯状体の粘着層(第5層)と剥離層(第6層)との初期の剥離強度(90°剥離強度)は、510gf/15mmであった。
第1層(熱接着層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ10μm)
第2層(その他の層):接着樹脂(厚さ12μm)
第3層(その他の層):ポリアミド樹脂(厚さ18.5μm)
第4層(その他の層):接着樹脂(厚さ10μm)
第5層(粘着層):スチレン系エラストマー樹脂(厚さ15μm)
第6層(剥離層):非晶性ポリアミド樹脂(厚さ2μm)(ポリアミド6I/6T、Tg=125℃)
第7層(熱接着層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ2.5μm)
そして、上記の如く帯状体を変更した以外は実施例1と同様な方法によって、実施例2の包装袋(三方袋)を得た。そして、得られた実施例2の包装袋を用いて、上記した方法によって「開封容易性」および「再密封性」を評価した。評価結果を、包装袋の性状とともに表1に示す。
[比較例1]
実施例1と同様な胴材形成用の合成樹脂フィルムの長手方向に対して直交するように所定の幅(前後幅)でヒートシールするとともに、帯状体と反対側の端縁際を長手方向に沿って所定の幅(左右幅)でヒートシールしながら、長手方向に直交するようにヒートシールした部分の中間(前後の中間)を裁断することによって比較例1の包装袋(三方袋)を連続的に製造した。そして、上記した比較例1の包装袋を用いて、上記した方法によって「開封容易性」および「再密封性」を評価した。評価結果を、包装袋の性状とともに表1に示す。
[比較例2]
包装袋を製造する際に、帯状体として以下の層構成(7層)からなるものを用いた。
第1層(熱接着層) :直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ13μm)
第2層(その他の層):接着樹脂(厚さ5μm)
第3層(その他の層):ポリアミド樹脂(厚さ22.5μm)
第4層(その他の層):接着樹脂(厚さ5μm)
第5層(その他の層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ4μm)
第6層(その他の層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ30.5μm)
第7層(熱接着層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ8μm)
そして、上記の如く帯状体を変更した以外は実施例1と同様な方法によって、比較例2の包装袋(三方袋)を得た。そして、得られた比較例2の包装袋を用いて、上記した方法によって「開封容易性」および「再密封性」を評価した。評価結果を、包装袋の性状とともに表1に示す。
[比較例3]
包装袋を製造する際に、帯状体として以下の層構成(7層)からなるものを用いた。
第1層(熱接着層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ13.5μm)
第2層(その他の層):接着樹脂(厚さ5μm)
第3層(その他の層):ポリアミド樹脂(厚さ26μm)
第4層(その他の層):接着樹脂(厚さ5μm)
第5層(その他の層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ10μm)
第6層(その他の層):直鎖状低密度ポリエチレン樹脂(厚さ36.5μm)
第7層(熱接着層):2種混合層(低密度ポリエチレン樹脂 67重量%、ポリブチレン樹脂 33重量%(厚さ4μm)
そして、上記の如く帯状体を変更した以外は実施例1と同様な方法によって、比較例3の包装袋(三方袋)を得た。そして、得られた比較例3の包装袋を用いて、上記した方法によって「開封容易性」および「再密封性」を評価した。評価結果を、包装袋の性状とともに表1に示す。
Figure 2020158175
表1から、実施例1,2の包装袋は、「開封容易性」、「再密封性」とも良好であることが分かる。それに対して、帯状体がない比較例1の包装袋、もしくは、帯状体に粘着層がない比較例2の包装袋では、「開封容易性」を評価する際に、剥離する前に基材が切れてしまい、開封不可であった。また、比較例3の包装袋に関しては、「開封容易性」は良好であったが、帯状体に粘着層がないため、「再密封性」が不良だった。
<包装袋の変更例>
本発明に係る包装袋の構成は、上記した各実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、袋本体や帯状体の形状、構造、材質、大きさ等の構成を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更できる。
たとえば、包装袋は、上記実施形態の如く、三方袋に限定されず、二方袋、パウチ、ガゼット袋、角底袋等でも良い。また、袋本体を形成するための合成樹脂フィルムは、上記実施形態の如く、ポリアミドフィルムとエチレン−ビニルアルコール共重合体フィルムとポリエチレンフィルム(直鎖状低密度ポリエチレンフィルム)とを積層させたものに限定されず、他の材質の合成樹脂フィルムを積層させたものでも良いし、金属箔や金属蒸着フィルム等を積層させたものでも良い。
一方、帯状体は、上記実施形態の如く、粘着性ベース体(剥離層および粘着層)の表裏に熱接着層として直鎖状低密度ポリエチレンフィルムを積層させたものに限定されず、直鎖状低密度ポリエチレン以外の樹脂によって熱接着層を形成したものでも良い。さらに、帯状体は、粘着性ベース体の剥離層として、ポリアミドフィルムやPETフィルムを用いたものに限定されず、ポリ塩化ビニルフィルム(PVCフィルム)やポリビニルアルコールフィルム(PVAフィルム)、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム等を剥離層として用いたものでも良い。
また、包装袋は、上記実施形態の如く、帯状体が長手方向の全体にわたって粘着層を挟み込んでいるものに限定されず、袋本体の左右両側のヒートシール部分においては、帯状体が粘着層を挟み込んでいないもの(すなわち、帯状体の粘着層が、袋本体の左右のヒートシール部分の内側同士の長さに調整されており、帯状体の長手方向の両端際に粘着層が積層されていないもの)とすることも可能である。加えて、包装袋は、帯状体の粘着層の両端縁際(袋本体の左右両側のヒートシール部分に相当する部位)に貫通孔(たとえば、直径=3〜15mmの貫通孔)が設けられており、その貫通孔の内部においては、表裏の胴材が熱接着しているもの等に変更することも可能である。
本発明の包装袋は、上記の如く優れた効果を奏するものであるから、繰り返し密封可能な包装袋として好適に用いることができる。
P,P〜P6・・包装袋
2a,2b・・胴材
3・・帯状体
3a・・熱接着層
3b・・粘着層
3c・・熱接着層
3d・・剥離層
4・・ヒートシール部分

Claims (12)

  1. 内面が熱接着性を有する重なり合った合成樹脂フィルムの外周をヒートシールすることによって上端縁あるいは下端縁を開口した袋状に形成された平袋、自立袋、ガゼット袋、角底袋等の包装袋であって、
    両表面の熱接着層と粘着層との少なくとも3層を有する帯状体が、袋本体の表裏の胴材を構成している重なり合った2枚の合成樹脂フィルムの間において、開口端縁と平行な状態または開口端縁に沿った状態で、表裏2枚の合成樹脂フィルムの内の少なくとも片方に固着されていることを特徴とする包装袋。
  2. 前記帯状体が、さらに中間層として剥離層を有していることを特徴とする請求項1に記載の包装袋。
  3. 前記帯状体の粘着層が、ゴム系物質を含む粘着組成物であることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載の包装袋。
  4. 前記粘着層に含まれるゴム系物質が熱可塑性エラストマーであることを特徴とする請求項3に記載の包装袋。
  5. 前記帯状体の粘着層と隣接する層との間で引き剥がし・再粘着を繰り返すことが可能なものであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装袋。
  6. 前記帯状体が積層フィルムである、請求項1〜5のいずれかに記載の包装袋。
  7. 前記帯状体が、袋本体の表裏の胴材を構成している2枚の合成樹脂フィルムの両方に熱接着されているとともに、
    前記帯状体の前記開口端縁に近い側の端縁際に、前記袋本体の表側の胴材を構成している合成樹脂フィルムあるいは前記袋本体の裏側の胴材を構成している合成樹脂フィルムに熱接着されていない非熱接着部が形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の包装袋。
  8. 前記帯状体が、袋本体の表裏の胴材を構成している2枚の合成樹脂フィルムの両方に熱接着されているとともに、
    前記帯状体の前記開口端縁に近い側の端縁際に、前記袋本体の表側の胴材を構成している合成樹脂フィルムに熱接着されていない表側非熱接着部、および、前記袋本体の裏側の胴材を構成している合成樹脂フィルムに熱接着されていない裏側非熱接着部が形成されていることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の包装袋。
  9. 請求項1〜8のいずれかに記載の包装袋の製造方法であって、
    袋本体の表裏の胴材を形成するための2枚の合成樹脂フィルムの間に前記帯状体を挟み込んで、その帯状体を表側および/または裏側の胴材の外側から加熱することによって、表側および/または裏側の胴材に帯状体を熱接着する帯状体熱接着工程を有することを特徴とする包装袋の製造方法。
  10. 内面が熱接着性を有する重なり合った合成樹脂フィルムの外周をヒートシールすることによって上端縁あるいは下端縁を開口した袋状に形成された平袋、自立袋、ガゼット袋、角底袋等の包装袋の開口端縁に使用される帯状体用の積層フィルムであって、両表面の熱接着層と粘着層の少なくとも3層を有していることを特徴とする帯状体用の積層フィルム。
  11. 請求項1〜10のいずれかに記載の包装袋の内部に内容物を充填して密封することを特徴とする包装袋の内容物充填密封システム。
  12. 表裏いずれかの胴材の裏面に帯状体が熱接着された包装袋の内部に内容物を充填した後に、
    帯状体が熱接着されていない方の胴材の外側から胴材と帯状体とを加熱することによって帯状体を熱接着することによって包装袋を密封することを特徴とする請求項11に記載の内容物充填密封システム。
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