JP2020156791A - 使い捨ておむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】軟便中の固形物を包装シートに形成された空洞に貯留し、トップシート上に滞留する軟便を減らして、拡散を抑制し軟便が外部に漏出すのを防止することができる使い捨ておむつを提供する。【解決手段】液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、トップシートとバックシートの間に設けられた吸収要素を備えた使い捨ておむつにおいて、吸収要素を、吸収体と、吸収体を覆う包装シートから形成し、平面視において、包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成した。【選択図】図7

Description

本発明は、使い捨ておむつに関するものであり、特に、軟便中の固形物を空洞に貯留して軟便の拡散を抑制した使い捨ておむつに関するものである。
従来の使い捨ておむつでは、軟便等の高粘性液の透液性能を高めるために、トップシートを2層の不織布で形成して、2層の不織布の間に空洞を形成する技術が知られている。(特許文献1)
また、排泄物の防漏性能を高めるために、吸収体の身体側部に幅方向に所定の間隔を隔てて前後方向に延在する凸部を形成する技術が知られている。(特許文献2)
特開2004−174234号公報 特開2017−131279号公報
しかし、特許文献1の技術では、軟便中の固形物が2層の不織布の間の空洞に貯留されるが所定以上の体圧が加わった場合に、トップシートの身体側に逆流して外部に漏出すおそれがある。
特許文献2の技術では、吸収体を覆う包装シートによって吸収体への透過を抑制された多くの軟便がトップシート上に滞留して外部に漏出すおそれがある。
そこで、本発明の課題は、軟便中の固形物を包装シートに形成された空洞に貯留し、トップシート上に滞留する軟便を減らして、拡散を抑制し軟便が外部に漏出すのを防止することができる使い捨ておむつを提供することにある。
上記課題を解決した本発明は次記のとおりである。
第1手段は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に設けられた吸収要素を備えた使い捨ておむつにおいて、
前記吸収要素を、吸収体と、該吸収体を覆う包装シートから形成し、平面視において、前記包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成したことを特徴とする。
第2手段は、第1手段の構成において、平面視において、前記トップシートにおける吸収要素と対向する反身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて反身体側に向かって立設する複数の第2凸部を形成したことを特徴とする。
第3手段は、第2手段の構成において、幅方向の断面視において、前記第2凸部の高さを、幅方向の外側に位置するに従って高く形成したことを特徴とする。
第4手段は、液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に設けられた吸収要素を備えた使い捨ておむつにおいて、
前記吸収要素を、吸収体と、該吸収体を覆う包装シートから形成し、前記トップシートと吸収要素の間に、排泄物の逆戻りを防止する中間シートを設け、平面視において、前記包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成したことを特徴とする。
第5手段は、第4手段の構成において、平面視において、前記中間シートの反身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて反身体側に向かって立設する複数の第3凸部を形成したことを特徴とする。
第6手段は、第5手段の構成において、幅方向の断面視において、前記第3凸部の高さを、幅方向の外側に位置するに従って高く形成したことを特徴とする。
第7手段は、第1〜6のいずれか1項の手段の構成において、前記包装シートを、クレープ紙で形成したことを特徴とする。
第8手段は、第7手段の構成において、前記クレープ紙を形成する繊維の長手方向を前後方向に沿わせて設けたことを特徴とする。
第1手段によれば、吸収要素を、吸収体と、吸収体を覆う包装シートから形成し、平面視において、包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成したので、トップシートを透過した軟便中の固形物を空洞に貯留して、トップシート上に滞留する軟便を減らすことができる。これにより、軟便の拡散を抑制して、トップシートを伝わって外部に漏出すのを防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれも防止することができる。
第2手段によれば、第1手段による効果に加えて、平面視において、トップシートにおける吸収要素と対向する反身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて反身体側に向かって立設する複数の第2凸部を形成したので、トップシートを透過した軟便中の固形物をより大きな空洞に貯留して、トップシート上に滞留する軟便をより減らすことができる。
第3手段によれば、第2手段による効果に加えて、幅方向の断面視において、第2凸部の高さを、幅方向の外側に位置するに従って高く形成したので、トップシートの幅方向の両側部に拡散した軟便を、幅方向の中間部に移送することができるのでトップシートを伝わって外部に漏出すのをより防止することができる。
第4手段によれば、吸収要素を、吸収体と、吸収体を覆う包装シートから形成し、トップシートと吸収要素の間に、排泄物の逆戻りを防止する中間シートを設け、平面視において、包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成したので、トップシートと中間シートを透過した軟便中の固形物を空洞に貯留して、トップシート上に滞留する軟便を減らすことができる。これにより、軟便の拡散を抑制して、トップシートを伝わって外部に漏出すのを防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれも防止することができる。また、軟便中の水分の逆戻りを防止することもできる。
第5手段によれば、第4手段による効果に加えて、平面視において、中間シートの反身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて反身体側に向かって立設する複数の第3凸部を形成したので、トップシートを透過した軟便中の固形物をより大きな空洞に貯留して、トップシート上に滞留する軟便をより減らすことができる。
第6手段によれば、第5手段による効果に加えて、幅方向の断面視において、第3凸部の高さを、幅方向の外側に位置するに従って高く形成したので、トップシートの幅方向の両側部に拡散した軟便を、幅方向の中間部に移送することができるのでトップシートを伝わって外部に漏出すのをより防止することができる。
第7手段によれば、第1〜6のいずれか1項の手段による効果に加えて、包装シートを、クレープ紙で形成したので、軟便中の固形物を空洞に効率良く貯留することができる。
第8手段によれば、第7手段による効果に加えて、クレープ紙を形成する繊維の長手方向を前後方向に沿わせて設けたので、軟便中の水分当を前後方向に効率良く拡散することができるので、使い捨ておむつの幅方向の両側部から軟便の水分等が外部に漏出すのをさらに防止することができる。
使い捨ておむつの身体側の平面図である。 使い捨ておむつの反身体側の平面図である。 図1のX1−X1断面図である。 吸収体要素の(a)は平面図、(b)はX2−X2断面図、(c)は身体側に配置された包装シートの拡大断面図である。 包装シートの身体側部の平面図であり、(a)は楕円状、(b)は矩形状、(c)は連続矩形状の凸部が形成されている。 第1実施形態の中間シートの(a)は平面図、(b)はX3−X3断面図、(c)は拡大断面図である。 第1実施形態の中間シートと吸収要素の包装シートの間に形成される空洞の説明図である。 第2実施形態の中間シートの(a)は平面図、(b)はX4−X4断面図、(c)は拡大断面図である。 第2実施形態の中間シートと吸収要素の包装シートの間に形成される空洞の説明図である。 他の第2実施形態のトップシートの(a)は平面図、(b)はX5−X5断面図、(c)は拡大断面図である。 他の第2実施形態のトップシートと吸収要素の包装シートの間に形成される空洞の説明図である。 第3実施形態の中間シートの(a)は平面図、(b)はX6−X6断面図、(c)は拡大断面図である。 第3実施形態の中間シートと吸収要素の包装シートの間に形成される空洞の説明図である。 他の第3実施形態のトップシートの(a)は平面図、(b)はX7−X7断面図、(c)は拡大断面図である。 他の第3実施形態のトップシートと吸収要素の包装シートの間に形成される空洞の説明図である。
液透過性に優れる使い捨ておむつについて説明する。本明細書において「前後方向」とは、腹側と背側を結ぶ方向をいい、「幅方向」とは、前後方向と直交する方向をいう。
<第1実施形態の使い捨ておむつ>
図1〜3に示すように、第1実施形態の使い捨ておむつは、身体側に設けられた液透過性のトップシート10と、反身体側に設けられた液不透過性のバックシート11と、トップシート10とバックシート11の間に設けられた吸収要素20から形成されている。また、吸収要素20は、吸収体21と、吸収体21を覆う包装シート22とから形成されている。
バックシート11の反身体側には、外装シート12が設けられている。また、トップシート10と吸収要素20の間には、トップシート10を透過した排泄物を吸収要素20に移動させ、排泄物の逆戻りを防止する中間シート15を設けるのが好ましい。
吸収要素20の幅方向の両側には、所定の間隔を隔てて排泄物の外部への漏れを防止する立体ギャザー30が設けられている。立体ギャザー30は、実質的に幅方向に連続するギャザーシート31と、ギャザーシート31の前後方向に沿って伸長状態で固定された細長状の弾性伸縮部材32から形成されている。
立体ギャザー30の基部の外側には、所定の間隔を隔てて排尿の外部への漏れを防止する平面ギャザー40が形成されている。平面ギャザー40は、バックシート11と、ギャザーシート31と、外装シート12と、バックシート11と、ギャザーシート31の間に前後方向に沿って伸長状態で固定された細長状の弾性伸縮部材41から形成されている。
吸収要素20の前後方向の両側には、エンドフラップ部EFがそれぞれ形成され、吸収要素20の幅方向の両側には、サイドフラップ部SFがそれぞれ形成されている。
サイドフラップ部SFにおける背側部の幅方向の両側には、ファスニングテープ50が設けられている。ファスニングテープ50は、サイドフラップSFに固定される基材51と、基材51の身体側に設けられた係止部52から形成されている。
外装シート12の反身体側の腹側部には、ファスニングテープ50の係止部52が係止される前後方向に所定の間隔を有して幅方向に延在する矩形状のターゲットシート55が設けられている。
図4に示すように、吸収体21を覆う包装シート22の身体側部には、身体側に向かって立設する複数の凸部(請求項における「第1凸部」)60が形成されている。第1実施形態の包装シート22は、包装シート22の身体側に位置する身体側部のみに凸部60を形成しているが、包装シート22の身体側に位置する身体側部と幅方向の両側部に位置する両側部に凸部60を形成することもでき、さらに、包装シート22の身体側に位置する身体側部と、幅方向の両側部に位置する両側部と、反身体側に位置する反身体側部にも凸部60を形成することもできる。また、包装シート22の繊維の長手方向は、前後方向に向かって延在し、包装シート22の繊維と繊維の隙間が小さいく形成されているので軟便の固形物の透過を抑制することができる。
平面視において、凸部60は、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて形成され、身体側部の頂部は、円状に形成されている。また、断面視において、凸部60は、幅方向の位置に係わらず所定の高さに形成されている。
図5に示すように、凸部60の形状は、円状以外にも前後方向に長手方向を有する楕円状や、前後方向に長手方向を有する矩形状や、前後方向に長手方向を有して連続する矩形状に形成することができる。
図6に示すように、トップシート10と吸収要素20の間に設けられる中間シート15は、前後方向に所定の長さを有して幅方向に所定の幅を有する矩形状に形成されている。また、断面視において、中間シート15の厚みは、幅方向の位置に係わらず所定の高さに形成されている。
図7に示すように、中間シート15と包装シート22の間には、中間シート15の反身体側部と、包装シート22の身体側部と、包装シート22の身体側部に形成された凸部60により区画される複数の空洞61が形成される。これにより、トップシート10と中間シート15を透過した軟便の固形物が、凸部60の頂部に滞留するのが防止されて空洞61に貯留される。よって、トップシート10上に滞留する軟便を減らすことができるので、軟便、特に、軟便中の水分の拡散を抑制して、トップシート10を伝わって外部に漏出すのを防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれも防止することができる。
また、中間シート15が設けられない形態においては、トップシート10の反身体側部と、包装シート22の身体側部と、包装シート22の身体側部に形成された凸部60により区画される複数の空洞61が形成されて、同様の効果を奏することができる。
表1には、吸収要素20の吸収性能試験結果を示している。
Figure 2020156791
吸収要素20における装着者の肛門に対向する部位に、15gの40%ヨーグルト便を漏下させて、5分経過後の前後方向の拡散長さと、幅方向の拡散長さを測定した結果、包装シート22に凸部60を形成した吸収要素20は、包装シート22に凸部60を形成していない吸収要素20に対して、前後方向の拡散長さは143%となり、幅方向の拡散長さは55.6%となった。
これらの結果から、ヨーグルト便の固形物が凸部60の頂部に滞留せず、凸部60の頂部の空隙が維持されていることが判った。また、包装シート22に凸部60を形成することによって包装シート22を形成する繊維が前後方向に緊張することから前後方向の拡散特性が優れることが判った。
<第2実施形態の使い捨ておむつ>
次に、第2実施形態の使い捨ておむつについて説明する。なお、第1実施形態の使い捨ておむつと同一部材、形態については、同一符号を付して説明を省略する。
図8に示すように、中間シート15の反身体側部には、反身体側に向かって立設する複数の凸部(請求項における「第3凸部」)70が形成されている。平面視において、凸部70は、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて形成され、反身体側部の頂部は、円状に形成されている。また、断面視において、凸部70は、幅方向の位置に係わらず所定の高さに形成されている。なお、凸部70の形状は、円状以外にも前後方向に長手方向を有する楕円状や、前後方向に長手方向を有する矩形状や、前後方向に長手方向を有して連続する矩形状に形成することができる。
図9に示すように、中間シート15と包装シート22の間には、中間シート15の反身体側部の凸部70と隣接する凸部70の間に形成される空洞71と、包装シート22の身体側部の凸部60と隣接する凸部60の間に形成される空洞61が重なり合って連通して大きな空洞72が形成される。これにより、トップシート10と中間シート15を透過した軟便の固形物が、大きな空洞72に貯留されて、包装シート22の凸部60の頂部に溢れ出て滞留するのをより防止することができる。よって、トップシート10上に滞留する軟便をより減らすことができるので、軟便、特に、軟便中の水分の拡散を抑制して、トップシート10を伝わって外部に漏出すのをより防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれもより防止することができる。
<他の第2実施形態の使い捨ておむつ>
次に、中間シート15が設けられていない他の第2実施形態の使い捨ておむつについて説明する。なお、第1実施形態の使い捨ておむつと同一部材、形態については、同一符号を付して説明を省略する。
図10に示すように、トップシート10における吸収要素20と対向する反身体側部には、反身体側に向かって立設する複数の凸部(請求項における「第2凸部」)70Aが形成されている。平面視において、凸部70Aは、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて形成され、反身体側部の頂部は、円状に形成されている。また、断面視において、凸部70Aは、幅方向の位置に係わらず所定の高さに形成されている。なお、凸部70Aの形状は、円状以外にも前後方向に長手方向を有する楕円状や、前後方向に長手方向を有する矩形状や、前後方向に長手方向を有して連続する矩形状に形成することができる。
図11に示すように、トップシート10と包装シート22の間には、トップシート10の反身体側部の凸部70Aと隣接する凸部70Aの間に形成される空洞71Aと、包装シート22の身体側部の凸部60と隣接する凸部60の間に形成される空洞61が重なり合って連通して大きな空洞72Aが形成される。これにより、トップシート10を透過した軟便の固形物が、大きな空洞72Aに貯留されて、包装シート22の凸部60の頂部に溢れ出て滞留するのをより防止することができる。よって、トップシート10上に滞留する軟便をより減らすことができるので、軟便、特に、軟便中の水分の拡散を抑制して、トップシート10を伝わって外部に漏出すのをより防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれもより防止することができる。
<第3実施形態の使い捨ておむつ>
次に、第3実施形態の使い捨ておむつについて説明する。なお、第1実施形態の使い捨ておむつと同一部材、形態については、同一符号を付して説明を省略する。
図12に示すように、中間シート15の反身体側部には、反身体側に向かって立設する複数の凸部(請求項における「第3凸部」)80が形成されている。平面視において、凸部80は、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて形成され、反身体側部の頂部は、円状に形成されている。また、断面視において、凸部80の高さは、幅方向の中心が最も低く形成され、幅方向の中心から両側に位置するに従って高く形成されている。さらに、断面視において、幅方向の両側部にのみ凸部80を形成し、幅方向の中間部には凸部80を形成しない形態にすることもできる。なお、凸部80の形状は、円状以外にも前後方向に長手方向を有する楕円状や、前後方向に長手方向を有する矩形状や、前後方向に長手方向を有して連続する矩形状に形成することができる。
図13に示すように、中間シート15と包装シート22の間には、中間シート15の反身体側部の凸部80と隣接する凸部80の間に形成される空洞81と、包装シート22の身体側部の凸部60と隣接する凸部60の間に形成される空洞61が重なり合って連通して大きな空洞82が形成される。
空洞81の大きさは、幅方向の中心が最も狭く形成され、幅方向の中心から両側に位置するに従って広く形成されている。これにより、空洞82の大きさは、幅方向の中心が最も狭く形成され、幅方向の中心から両側に位置するに従って広く形成されている。
これにより、トップシート10と中間シート15を透過した軟便の固形物が、より大きな空洞82に貯留されて、包装シート22の凸部60の頂部に溢れ出て滞留するのをさらに防止することができる。よって、トップシート10上に滞留する軟便をさらに減らすことができるので、軟便、特に、軟便中の水分の拡散を抑制して、トップシート10を伝わって外部に漏出すのをさらに防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれもさらに防止することができる。また、トップシート10の幅方向の両側部に拡散した軟便を、幅方向の中間部に移送することができるのでトップシート10を伝わって外部に漏出すのを防止することができる。
<他の第3実施形態の使い捨ておむつ>
次に、中間シート15が設けられていない他の第3実施形態の使い捨ておむつについて説明する。なお、第1実施形態の使い捨ておむつと同一部材、形態については、同一符号を付して説明を省略する。
図14に示すように、トップシート10における吸収要素20と対向する反身体側部には、反身体側に向かって立設する複数の凸部(請求項における「第2凸部」)80Aが形成されている。平面視において、凸部80Aは、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて形成され、反身体側部の頂部は、円状に形成されている。また、断面視において、凸部80Aの高さは、幅方向の中心が最も低く形成され、幅方向の中心から両側に位置するに従って高く形成されている。なお、凸部80Aの形状は、円状以外にも前後方向に長手方向を有する楕円状や、前後方向に長手方向を有する矩形状や、前後方向に長手方向を有して連続する矩形状に形成することができる。
図15に示すように、トップシート10と包装シート22の間には、トップシート10の反身体側部の凸部80Aと隣接する凸部80Aの間に形成される空洞81Aと、包装シート22の身体側部の凸部60と隣接する凸部60の間に形成される空洞61が重なり合って連通して大きな空洞82Aが形成される。
空洞81Aの大きさは、幅方向の中心が最も狭く形成され、幅方向の中心から両側に位置するに従って広く形成されている。これにより、空洞82Aの大きさは、幅方向の中心が最も狭く形成され、幅方向の中心から両側に位置するに従って広く形成されている。
これにより、トップシート10を透過した軟便の固形物が、より大きな空洞82Aに貯留されて、包装シート22の凸部60の頂部に溢れ出て滞留するのをさらに防止することができる。よって、トップシート10上に滞留する軟便をさらに減らすことができるので、軟便、特に、軟便中の水分の拡散を抑制して、トップシート10を伝わって外部に漏出すのをさらに防止することができ、また、装着者の肌の蒸れ、かぶれもさらに防止することができる。また、トップシート10の幅方向の両側部に拡散した軟便を、幅方向の中間部に移送することができるのでトップシート10を伝わって外部に漏出すのを防止することができる。
次に、トップシート10等の素材および特徴部分について順に説明する。
(トップシート)
トップシート10は、有孔又は無孔の不織布や、多孔性プラスチックシート等で形成されている。また、このうち不織布は、その原料繊維が何であるかは、特に限定されない。例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維等や、これらから二種以上が使用された混合繊維、複合繊維等を例示することができる。さらに、不織布は、どのような加工によって製造されたものであってもよい。加工方法としては、公知の方法、例えば、スパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、メルトブローン法、ニードルパンチ法、エアスルー法、ポイントボンド法等を例示することができる。例えば、柔軟性、ドレープ性を求めるのであれば、スパンレース法が、嵩高性、ソフト性を求めるのであれば、サーマルボンド法が、好ましい加工方法となる。
(バックシート)
バックシート11は、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂や、ポリエチレンシート等に不織布を積層したラミネート不織布、防水フィルムを介在させて実質的に液不透過性を確保した不織布(この場合は、防水フィルムと不織布とでバックシートが構成される。)等で形成されている。もちろん、このほかにも、近年、ムレ防止の観点から好まれて使用されている液不透過性かつ透湿性を有する素材も例示することができる。この液不透過性かつ透湿性を有する素材のシートとしては、例えば、ポリエチレンやポリプロピレン等のオレフィン系樹脂中に無機充填剤を混練して、シートを成形した後、一軸又は二軸方向に延伸して得られた微多孔性シートを例示することができる。さらに、マイクロデニール繊維を用いた不織布、熱や圧力をかけることで繊維の空隙を小さくすることによる防漏性強化、高吸水性樹脂または疎水性樹脂や撥水剤の塗工といった方法により、防水フィルムを用いずに液不透過性としたシートも、バックシート11として用いることができる。
(外装シート)
外装シート12は、吸収要素20を支持し、着用者に装着するための部分である。外装シート12は、両側部の前後方向中央部が括れた砂時計形状とされており、ここが着用者の脚を囲む部位となる。
外装シート12は、不織布で形成するのが好適であるが、これに限定されない。不織布の種類は特に限定されず、素材繊維としては、たとえばポリエチレンまたはポリプロピレン等のオレフィン系、ポリエステル系、ポリアミド系等の合成繊維の他、レーヨンやキュプラ等の再生繊維、綿等の天然繊維を用いることができ、加工法としてはスパンレース法、スパンボンド法、サーマルボンド法、エアスルー法、ニードルパンチ法等を用いることができる。ただし、肌触り及び強度を両立できる点でスパンボンド不織布やSMS不織布、SMMS不織布等の長繊維不織布が好適である。不織布は一枚で使用する他、複数枚重ねて使用することもできる。後者の場合、不織布相互をホットメルト接着剤等により接着するのが好ましい。不織布を用いる場合、その繊維目付けは10〜50g/m2、特に15〜30g/m2のものが望ましい。
(中間シート)
中間シート15は、トップシート10と同様の素材で形成されている。中間シート15は、トップシート10に接合するのが好ましく、その接合にヒートエンボスや超音波溶着を用いる場合は、中間シート15の素材は、トップシート10と同程度の融点をもつものが好ましい。中間シート15に不織布を用いる場合、その不織布の繊維の繊度は2.0〜5.0dtex程度とするのが好ましい。
(吸収体)
吸収体21は、繊維の集合体により形成することができる。この繊維集合体としては、綿状パルプや合成繊維等の短繊維を積繊したものの他、セルロースアセテート等の合成繊維のトウ(繊維束)を必要に応じて開繊して得られるフィラメント集合体も使用できる。繊維目付けとしては、綿状パルプや短繊維を積繊する場合は、例えば100〜300g/m2程度とすることができ、フィラメント集合体の場合は、例えば30〜120g/m2程度とすることができる。合成繊維の場合の繊度は、例えば、1〜16dtex、好ましくは1〜10dtex、さらに好ましくは1〜5dtexである。フィラメント集合体の場合、フィラメントは、非捲縮繊維であってもよいが、捲縮繊維であるのが好ましい。捲縮繊維の捲縮度は、例えば、1インチ当たり5〜75個、好ましくは10〜50個、さらに好ましくは15〜50個程度とすることができる。また、均一に捲縮した捲縮繊維を用いる場合が多い。
吸収体21は、高吸収性ポリマー粒子を含むのが好ましく、特に、少なくとも液受け入れ領域において、繊維の集合体に対して高吸収性ポリマー粒子(SAP粒子)が実質的に厚み方向全体に分散されているものが望ましい。
吸収体21の上部、下部、及び中間部にSAP粒子が無い、あるいはあってもごく僅かである場合には、「厚み方向全体に分散されている」とは言えない。したがって、「厚み方向全体に分散されている」とは、繊維の集合体に対し、厚み方向全体に「均一に」分散されている形態のほか、上部、下部及び又は中間部に「偏在している」が、依然として上部、下部及び中間部の各部分に分散している形態も含まれる。また、一部のSAP粒子が繊維の集合体中に侵入しないでその表面に残存している形態や、一部のSAP粒子が繊維の集合体を通り抜けて包装シート22上にある形態も排除されるものではない。
高吸収性ポリマー粒子とは、「粒子」以外に「粉体」も含む。高吸収性ポリマー粒子の粒径は、この種の吸収性物品に使用されるものをそのまま使用でき、1000μm以下、特に150〜400μmのものが望ましい。高吸収性ポリマー粒子の材料としては、特に限定無く用いることができるが、吸水量が40g/g以上のものが好適である。高吸収性ポリマー粒子としては、でんぷん系、セルロース系や合成ポリマー系等のものがあり、でんぷん−アクリル酸(塩)グラフト共重合体、でんぷん−アクリロニトリル共重合体のケン化物、ナトリウムカルボキシメチルセルロースの架橋物やアクリル酸(塩)重合体等のものを用いることができる。高吸収性ポリマー粒子の形状としては、通常用いられる粉粒体状のものが好適であるが、他の形状のものも用いることができる。
高吸収性ポリマー粒子としては、吸水速度が70秒以下、特に40秒以下のものが好適に用いられる。吸水速度が遅すぎると、吸収体21内に供給された液が吸収体21外に戻り出てしまう所謂逆戻りを発生し易くなる。
高吸収性ポリマー粒子の目付け量は、当該吸収体21の用途で要求される吸収量に応じて適宜定めることができる。したがって一概には言えないが、50〜350g/m2とすることができる。ポリマーの目付け量が50g/m2未満では、吸収量を確保し難くなる。350g/m2を超えると、効果が飽和するばかりでなく、高吸収性ポリマー粒子の過剰によりジャリジャリした違和感を与えるようになる。
(包装シート)
包装シート22は、ティッシュペーパ、特にクレープ紙、不織布、ポリラミ不織布、小孔が開いたシート等で形成されている。ただし、高吸収性ポリマー粒子が抜け出ないシートであるのが望ましい。クレープ紙に換えて不織布を使用する場合、親水性のSMMS(スパンボンド/メルトブローン/メルトブローン/スパンボンド)不織布が特に好適であり、その材質はポリプロピレン、ポリエチレン/ポリプロピレン等を使用できる。繊維目付けは、5〜40g/m2、特に10〜30g/m2のものが望ましい。
(立体ギャザー)
立体ギャザー30のギャザーシート31としては撥水性不織布を用いることができ、また弾性伸縮部材32としては糸ゴム等を用いることができる。弾性伸縮部材は、複数本設ける他、各1本設けることができる。
ギャザーシート31の反身体側面は、トップシート10の側部上に幅方向の固着始端を有し、この固着始端から幅方向外側の部分は、バックシート11の側部およびその幅方向外側に位置する外装シート12の側部にホットメルト接着剤等により固着されている。
脚周りにおいては、立体ギャザー30の固着始端より幅方向内側は、製品前後方向両端部ではトップシート10上に固定されているものの、その間の部分は非固定の自由部分であり、この自由部分が弾性伸縮部材32の収縮力により起立するようになる。おむつの、装着時には、おむつが舟形に体に装着されるので、そして弾性伸縮部材32の収縮力が作用するので、弾性伸縮部材32の収縮力により立体ギャザー30が起立して脚周りに密着する。その結果、脚周りからのいわゆる横漏れが防止される。
(平面ギャザー)
ギャザーシート31とバックシート11との間に、糸ゴム等からなる脚周り弾性伸縮部材41が前後方向に沿って伸長された状態で固定されている。脚周り弾性伸縮部材41は、複数本設ける他、各1本設けることができる。
(ファスニングテープ)
ファスニングテープ50の基材51の基部は、ホットメルト接着剤等によってギャザーシート31と外装シート12の間に固定されている。また、基材51は、不織布、プラスチックフィルム、ポリラミ不織布、紙やこれらの複合素材から形成されている。
係止部52は、メカニカルファスナーのフック材から形成されている。フック材は、その外面側に多数の係合突起を有する。係合突起の形状としては、(A)レ字状、(B)J字状、(C)マッシュルーム状、(D)T字状、(E)ダブルJ字状(J字状のものを背合わせに結合した形状のもの)等が存在するが、いずれの形状であっても良い。もちろん、ファスニングテープ50の係止部として粘着材層を設けることもできる。
(ターゲットシート)
ターゲットシート55は、ループ糸が表面に多数設けられたプラスチックフィルムや不織布等から形成されている。
<明細書中の用語の説明>
明細書中で以下の用語が使用される場合、明細書中に特に記載が無い限り、以下の意味を有するものである。
・「前後(縦)方向」とは腹側(前側)と背側(後側)を結ぶ方向を意味し、「幅方向」とは前後方向と直交する方向(左右方向)を意味する。
・「表側」とは装着者の肌に近い方を意味し、「裏側」とは装着者の肌から遠い方を意味する。「表面」とは部材の、装着者の肌に近い方の面を意味し、「裏面」とは装着者の肌から遠い方の面を意味する。
・「MD方向」及び「CD方向」とは、製造設備における流れ方向(MD方向)及びこれと直交する横方向(CD方向)を意味し、いずれか一方が製品の前後方向となるものであり、他方が製品の幅方向となるものである。不織布のMD方向は、不織布の繊維配向の方向である。繊維配向とは、不織布の繊維が沿う方向であり、例えば、TAPPI標準法T471の零距離引張強さによる繊維配向性試験法に準じた測定方法や、前後方向及び幅方向の引張強度比から繊維配向方向を決定する簡易的測定方法により判別することができる。
・「展開」とは、収縮や弛み無く平坦に展開した状態を意味する。
・「伸長率」は、自然長を100%としたときの値を意味する。例えば、伸長率が200%とは、伸長倍率が2倍であることと同義である。
・「ゲル強度」は次のようにして測定されるものである。人工尿49.0gに、高吸収性ポリマーを1.0g加え、スターラーで攪拌させる。生成したゲルを40℃×60%RHの恒温恒湿槽内に3時間放置したあと常温にもどし、カードメーター(I.techno Engineering社製:Curdmeter−MAX ME−500)でゲル強度を測定する。
・「人工尿」は、尿素:2wt%、塩化ナトリウム:0.8wt%、塩化カルシウム二水和物:0.03wt%、硫酸マグネシウム七水和物:0.08wt%、及びイオン交換水:97.09wt%を混合したものであり、特に記載の無い限り、温度40度で使用される。
・「目付け量」は次のようにして測定されるものである。試料又は試験片を予備乾燥した後、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内に放置し、恒量になった状態にする。予備乾燥は、試料又は試験片を温度100℃の環境で恒量にすることをいう。なお、公定水分率が0.0%の繊維については、予備乾燥を行わなくてもよい。恒量になった状態の試験片から、試料採取用の型板(100mm×100mm)を使用し、100mm×100mmの寸法の試料を切り取る。試料の重量を測定し、100倍して1平米あたりの重さを算出し、目付けとする。
・「厚み」は、自動厚み測定器(KES−G5 ハンディー圧縮試験機)を用い、荷重:0.098N/cm2、及び加圧面積:2cm2の条件下で自動測定する。
・「吸水量」は、JIS K7223−1996「高吸水性樹脂の吸水量試験方法」によって測定する。
・「吸水速度」は、2gの高吸収性ポリマー及び50gの生理食塩水を使用して、JIS K7224‐1996「高吸水性樹脂の吸水速度試験法」を行ったときの「終点までの時間」とする。
・試験や測定における環境条件についての記載がない場合、その試験や測定は、標準状態(試験場所は、温度23±1℃、相対湿度50±2%)の試験室又は装置内で行うものとする。
・各部の寸法は、特に記載が無い限り、自然長状態ではなく展開状態における寸法を意味する。
本発明は、使い捨ておむつ等の吸収性物品に利用可能なものである。
10 トップシート
11 バックシート
15 中間シート
20 吸収要素
21 吸収体
22 包装シート
60 凸部(第1凸部)
61 空洞
70 凸部(第3凸部)
70A 凸部(第2凸部)
72 空洞
72A 空洞
80 凸部(第3凸部)
80A 凸部(第2凸部)
82 空洞
82A 空洞

Claims (8)

  1. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に設けられた吸収要素を備えた使い捨ておむつにおいて、
    前記吸収要素を、吸収体と、該吸収体を覆う包装シートから形成し、
    平面視において、前記包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、
    トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成したことを特徴とする使い捨ておむつ。
  2. 平面視において、前記トップシートにおける吸収要素と対向する反身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて反身体側に向かって立設する複数の第2凸部を形成した請求項1記載の使い捨ておむつ。
  3. 幅方向の断面視において、前記第2凸部の高さを、幅方向の外側に位置するに従って高く形成した請求項2記載の使い捨ておむつ。
  4. 液透過性のトップシートと、液不透過性のバックシートと、前記トップシートとバックシートの間に設けられた吸収要素を備えた使い捨ておむつにおいて、
    前記吸収要素を、吸収体と、該吸収体を覆う包装シートから形成し、
    前記トップシートと吸収要素の間に、排泄物の逆戻りを防止する中間シートを設け、
    平面視において、前記包装シートの身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて身体側に向かって立設する複数の第1凸部を形成し、
    トップシートの反身体側部と包装シートの身体側部の間に空洞を形成したことを特徴とする使い捨ておむつ。
  5. 平面視において、前記中間シートの反身体側部に、前後方向と幅方向に所定の間隔を隔てて反身体側に向かって立設する複数の第3凸部を形成した請求項4記載の使い捨ておむつ。
  6. 幅方向の断面視において、前記第3凸部の高さを、幅方向の外側に位置するに従って高く形成した請求項5記載の使い捨ておむつ。
  7. 前記包装シートを、クレープ紙で形成した請求項1〜6のいずれか1項に記載の使い捨ておむつ。
  8. 前記クレープ紙を形成する繊維の長手方向を前後方向に沿わせて設けた請求項7記載の使い捨ておむつ。
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