JP2020155043A - リーダライタ - Google Patents

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達生 吉田
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Abstract

【課題】RFタグと交信を行うリーダライタの交信不良を抑制する。【解決手段】RFタグと交信を行うリーダライタであって、第1アンテナコイル20と、第1アンテナコイルの交信領域より狭い交信領域を有する第2アンテナコイル30とを備える。第1アンテナコイルと、第2アンテナコイルとは、互いに重なって配置されている。また、第1アンテナコイルと、第1アンテナコイルの外形より小さい外形を有する第2アンテナコイルとを備え、第1アンテナコイルと、第2アンテナコイルとは互いに重なって配置されているものであってもよい。【選択図】図1

Description

本発明はRFタグと交信を行うリーダライタに関する。
RFID(Radio Frequency Identification)技術とは、リーダライタによってRFタグ(RFIDタグとも言う)と無線で通信し、当該RFタグの情報を読み出したり、当該RFタグに情報を書き込んだりする技術である。
RFID技術は様々な産業分野で利用されており、様々な構造のリーダライタおよびRFタグが開発されている(特許文献1〜3)。
特開2011-211309号公報 特開2005-210223号公報 特開2010-122878号公報
しかしながら、前記のような従来技術では、リーダライタに対するRFタグの位置が少しずれるだけで交信不良が生じることがある。
本発明の一態様は、交信不良を抑制することができるリーダライタを実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るリーダライタは、RFタグと交信を行うリーダライタであって、第1アンテナコイルと、前記第1アンテナコイルの交信領域より狭い交信領域を有する第2アンテナコイルとを備え、前記第1アンテナコイルと、前記第2アンテナコイルとは互いに重なって配置されている。本発明の一態様に係るリーダライタは、RFタグと交信を行うリーダライタであって、第1アンテナコイルと、前記第1アンテナコイルの外形より小さい外形を有する第2アンテナコイルとを備え、前記第1アンテナコイルと、前記第2アンテナコイルとは互いに重なって配置されているものであってもよい。
前記構成によれば、第1アンテナコイルよりも第2アンテナコイルの方が交信領域が狭い。そのため、第2アンテナコイルを用いて交信可能であることを確認したRFタグに対し、第1アンテナコイルを用いて交信することにより、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
一実施形態において、前記リーダライタは、前記第2アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能か否かを判定する判定部と、前記第2アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能である場合、使用するアンテナコイルを切り替えることにより、前記第1アンテナコイルを用いて前記RFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う交信制御部とを備える。
前記構成によれば、第2アンテナコイルを用いて交信可能であると判定されたRFタグに対し、第1アンテナコイルを用いてデータの読み出しまたは書き込みを行うことができる。これにより、データの読み出しまたは書き込み中にRFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
一実施形態において、前記リーダライタは、前記第2アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能か否かを報知する報知部を備える。
前記構成によれば、第2アンテナコイルを用いてRFタグと交信可能か否かが報知されるため、RFタグが、第2アンテナコイルを用いて交信可能であることを容易に確認することができる。
一実施形態において、前記第2アンテナコイルの交信領域は、前記第1アンテナコイルの交信領域と部分的に重なっている。
前記構成によれば、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
一実施形態において、前記第1アンテナコイルは、前記第2アンテナコイルより、前記第2アンテナコイルが前記RFタグと交信する側に配置されている。
前記構成によれば、第1アンテナコイルの方がRFタグに近接するため、第2アンテナコイルを用いた場合よりも第1アンテナコイルを用いた場合の方が安定してRFタグと交信することができる。したがって、第2アンテナコイルを用いて交信可能であることを確認したRFタグに対し、第1アンテナコイルを用いて交信することにより、交信不良が生じることを抑制することができる。
一実施形態において、前記第2アンテナコイルの内周は、前記第1アンテナコイルの内周より小さい。
前記構成によれば、第1アンテナコイルよりも第2アンテナコイルの方が交信領域が狭い。そのため、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
一実施形態において、前記第1アンテナコイルの軸は、前記第2アンテナコイルの軸と揃っている。
前記構成によれば、第1アンテナコイルの交信領域の中央部に第2アンテナコイルの交信領域が位置する。そのため、RFタグの位置がどの方向にずれても交信不良を抑制することができる。
一実施形態において、前記第2アンテナコイルの巻き数は、前記第1アンテナコイルの巻き数より大きい。
前記構成によれば、第2アンテナコイルの交信領域をRFタグ側に伸ばすことができる。これにより、第2アンテナコイルの交信領域と、第1アンテナコイルの交信領域との位置関係を調整することができる。
本発明の一態様に係るリーダライタは、RFタグと交信を行うリーダライタであって、アンテナコイルと、前記アンテナコイルに供給する電流を変更する電流供給部と、第1電流が供給された前記アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能か否かを判定する判定部と、前記第1電流が供給された前記アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能である場合、前記第1電流より大きい第2電流を前記アンテナコイルに供給して前記RFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う交信制御部とを備える。
前記構成によれば、第2電流が供給されたアンテナコイルよりも第1電流が供給されたアンテナコイルの方が交信領域が狭い。そのため、第1電流が供給されたアンテナコイルを用いて交信可能であると判定されたRFタグに対し、第2電流が供給されたアンテナコイルを用いてデータの読み出しまたは書き込みができる。これにより、データの読み出しまたは書き込み中にRFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
なお、本明細書でいう「RFタグ」とは、内蔵メモリに格納されている情報を、電磁波を用いて非接触で読み書きする情報媒体を一般に指す。RFタグの情報を読み書きする際に用いられるのが、タグ通信装置(リーダライタ)である。RFタグは、「RFIDタグ」「電子タグ」「ICタグ」「無線タグ」などの呼称が用いられる場合がある。また、本明細書におけるRFIDタグには、パッシブタグおよびアクティブタグの両方が含まれ、また主に人間が携行する非接触ICカードも含まれる。
また、本明細書でいう「アンテナコイルの交信領域」は、リーダライタが当該アンテナコイルを用いて交信可能であるRFタグの位置の空間的範囲を指し、一態様において、当該アンテナコイルによって形成される磁界が閾値以上である領域を指す。当該閾値は、RFタグのICが駆動するための電源電圧を十分に誘起することができる磁界の値である。
本発明の一態様によれば、交信不良を抑制することができるリーダライタを実現することができる。
本発明の実施形態1に係るリーダライタの要部の構成例を表すブロック図である。 本発明の実施形態1に係るリーダライタの交信領域の例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態1に係るリーダライタのアンテナコイル周辺の構成例を模式的に示す図である。 本発明の実施形態1に係るリーダライタの処理例を示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係るリーダライタの要部の構成例を表すブロック図である。 本発明の実施形態2に係るリーダライタの処理例を示すフローチャートである。
以下、本発明の一側面に係る実施の形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
〔実施形態1〕
§1 適用例
図1は、本実施形態に係るリーダライタ1の要部の構成例を表すブロック図である。図2は、リーダライタ1の交信領域の例を模式的に示す図である。図1および図2を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。リーダライタ1は、アンテナコイル(第1アンテナコイル)20およびアンテナコイル(第2アンテナコイル)30を備え、RFタグと交信する。アンテナコイル30の交信領域31は、アンテナコイル20の交信領域21よりも狭く構成されている。一態様において、アンテナコイル30の外形は、アンテナコイル20の外形よりも小さく構成されており、これによって、アンテナコイル30の交信領域31は、アンテナコイル20の交信領域21よりも狭い。また、アンテナコイル20と、アンテナコイル30とは互いに重なって配置されている。
リーダライタ1は、アンテナコイル20を用いてRFタグと交信し、RFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う。このとき、アンテナコイル20の交信領域21の中央部に位置するRFタグ2との間では安定した交信を行うことができるが、アンテナコイル20の交信領域21の辺縁部に位置するRFタグ3との間では、RFタグ3の位置が少しずれただけで、RFタグ3が交信領域21から外れ、交信不良が生じる場合がある。
本実施形態では、アンテナコイル20と、アンテナコイル30とは互いに重なって配置されており、アンテナコイル30は、アンテナコイル20よりも狭い交信領域31を有するため、交信領域21は、交信領域31の少なくとも一部を包括するように形成される。
そのため、交信領域31内のRFタグ(例えば、RFタグ2)は、その位置が少しずれたとしても、交信領域21から外れることはない。したがって、リーダライタ1は、アンテナコイル30を用いて交信可能であるRFタグ(例えば、RFタグ2)に対し、アンテナコイル20を用いて交信することにより、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
§2 構成例
[リーダライタ1のハードウェア構成例]
図1〜3を用いて、リーダライタ1のハードウェア構成の一例について説明する。図1の例では、リーダライタ1は、アンテナコイル20およびアンテナコイル30の他、報知部10、スイッチ40、送信アンプ50、受信アンプ60および主制御部70を備えている。主制御部70は、判定部71、交信制御部72および報知制御部73を備えている。
報知部10は、リーダライタ1が、アンテナコイル30を用いてRFタグと交信可能か否かを報知する。報知部10は、例えば、LEDのような光源や、ディスプレイ装置などのように光学的に報知するもの、または、スピーカのように音声的に報知するものであってよい。
アンテナコイル20およびアンテナコイル30は、RFタグが備えるアンテナコイルと交信する。アンテナコイル30の交信領域31は、アンテナコイル20の交信領域21よりも狭く構成されている。一態様において、アンテナコイル30の外形は、アンテナコイル20の外形よりも小さく構成されており、これによって、アンテナコイル30の交信領域31は、アンテナコイル20の交信領域21よりも狭い。また、一態様において、アンテナコイル30の内周は、アンテナコイル20の内周より小さく構成されており、これによって、アンテナコイル30の交信領域31は、アンテナコイル20の交信領域21よりも狭い。
アンテナコイル20と、アンテナコイル30とは互いに重なって配置されており、交信領域31は、交信領域21と部分的に重なっている。そして、アンテナコイル30は、アンテナコイル20よりも狭い交信領域31を有するため、交信領域21は、交信領域31の少なくとも一部を包括するように形成される。これにより、リーダライタ1は、アンテナコイル30を用いて交信可能であるRFタグに対し、アンテナコイル20を用いて交信することにより、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
一態様において、アンテナコイル20の軸22と、アンテナコイル30の軸32とは揃っている。これによって、交信領域21の中央部に交信領域31が位置し、RFタグの位置がどの方向にずれても交信不良を抑制することができる。
また、一態様において、アンテナコイル20は、アンテナコイル30より、アンテナコイル30がRFタグと交信する側に配置されている。これにより、アンテナコイル20の方がRFタグに近接するため、アンテナコイル30を用いた場合よりもアンテナコイル20を用いた場合の方が安定してRFタグと交信することができる。したがって、アンテナコイル30を用いて交信可能であることを確認したRFタグに対し、アンテナコイル20を用いて交信することにより、交信不良が生じることを抑制することができる。
また、一態様において、アンテナコイル30の巻き数は、アンテナコイル20の巻き数より大きい。これにより、交信領域31をRFタグ側に伸ばすことができ、第2アンテナコイルの交信領域と、第1アンテナコイルの交信領域との位置関係を調整することができる。例えば、アンテナコイル20が、アンテナコイル30より、アンテナコイル30がRFタグと交信する側に配置されている場合に、交信領域31が交信領域21よりもアンテナコイル30側に過度に引っ込んで形成されることを防ぐことができる。
続いて、リーダライタ1のアンテナコイル周辺の構成例について説明する。図3は、リーダライタ1のアンテナコイル周辺の構成例を模式的に示す図である。図3の例では、リーダライタ1は、磁性シート80および金属筐体90をさらに備えている。磁性シート80および金属筐体90は必須の構成ではなく、何れも備えない構成であってもよい。
一態様において、磁性シート80は、例えば、フェライトコアまたはフェライトシートによって構成され、アンテナコイル20およびアンテナコイル30と金属筐体90との間に配置される。
アンテナコイル20およびアンテナコイル30と金属筐体90との間に磁性シート80が配置されることにより、アンテナコイル20およびアンテナコイル30に対する金属筐体90の影響を排除することができる。
スイッチ40は、アンテナコイル20およびアンテナコイル30の何れに電力が供給されるかを切り替える。
送信アンプ50は、交信制御部72が出力した送信信号を増幅してアンテナコイル20またはアンテナコイル30に出力する。
受信アンプ60は、アンテナコイル20またはアンテナコイル30が受信した受信信号を増幅して交信制御部72に出力する。
主制御部70は、リーダライタ1の各部を統括的に制御する。判定部71は、アンテナコイル30を用いてRFタグと交信可能か否かを判定する。交信制御部72は、送信信号の生成および受信信号の処理を行うとともに、スイッチ40を制御する。交信制御部72は、判定部71がアンテナコイル30を用いてRFタグと交信可能であると判定した場合、スイッチ40を制御して使用するアンテナコイルを切り替えることにより、アンテナコイル20を用いてRFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う。報知制御部73は、判定部71の判定結果に応じて報知部10を制御し、報知部10はアンテナコイル30を用いてRFタグと交信可能か否かを報知する。これにより、ユーザは、RFタグが、第2アンテナコイルを用いて交信可能であることを容易に確認することができる。
また、リーダライタ1には、無線通信を実現するためのその他の公知の構成、例えば、フィルタ、A/D変換部、D/A変換部、整合回路、チューナー等が備えられていてもよい。
§3 動作例
図4は、リーダライタ1の処理例を示すフローチャートである。図4のフロー図に基づいて、リーダライタ1の処理例を説明する。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な範囲で変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップを省略、置換および追加することができる。
まず、交信制御部72は、スイッチ40を制御して、リーダライタ1が使用するアンテナコイルをアンテナコイル30に切り替える(S10)。そして、交信制御部72は、アンテナコイル30を用いて、交信コマンドを送信する(S11)。
S11において送信した交信コマンドに対してRFタグからのレスポンスがあれば(S12でYES)、判定部71は、アンテナコイル30を用いてRFタグと交信可能であると判定する。そして、報知制御部73は、アンテナコイル30を用いてRFタグと交信可能であることを報知部10に報知させる(S15)。また、交信制御部72は、スイッチ40を制御して、リーダライタ1が使用するアンテナコイルをアンテナコイル20に切り替える(S16)。
そして、交信制御部72は、アンテナコイル30を用いてRFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みのための交信を行い、当該交信に成功した場合(S17でYES)、報知制御部73は、RFタグとの交信に成功したことを報知部10に報知させ(S19)、処理は終了する。一方、交信に失敗した場合(S17でNO)、報知制御部73は、RFタグとの交信に失敗したことを報知部10に報知させ(S19)、処理はS10に戻る。
また、S11において送信した交信コマンドに対してRFタグからのレスポンスがなければ(S12でNO)、判定部71は、アンテナコイル30を用いてRFタグと交信不可であると判定する。そして、報知制御部73は、アンテナコイル30を用いてRFタグと交信不可であることを報知部10に報知させる(S13)。その後、交信制御部72は、一定時間、RFタグの位置調整を待機した後(S14)、再度交信コマンドを送信する(S11に戻る)。
以上の処理により、リーダライタ1は、アンテナコイル30を用いて交信可能であると判定されたRFタグに対し、アンテナコイル20を用いてデータの読み出しまたは書き込みを行うことができる。これにより、データの読み出しまたは書き込み中にRFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図5は、本実施形態に係るリーダライタ5の要部の構成例を表すブロック図である。図5を用いて、リーダライタ5のハードウェア構成の一例について説明する。図5の例では、リーダライタ5は、報知部10、アンテナコイル20、送信アンプ(電流供給部)50、受信アンプ60および主制御部70を備えている。主制御部70は、判定部71、交信制御部72および報知制御部73を備えている。
送信アンプ50は、アンテナコイル20に供給する電流を変更することができる。交信制御部72は、送信アンプ50を制御して、アンテナコイル20に供給する電流を第1電流と、第1電流よりも大きい第2電流との間で切り替える。判定部71は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグと交信可能か否かを判定する。交信制御部72は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグと交信可能である場合、第2電流をアンテナコイル20に供給してRFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う。
図6は、リーダライタ5の処理例を示すフローチャートである。図6のフロー図に基づいて、リーダライタ5の処理例を説明する。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な範囲で変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施の形態に応じて、適宜、ステップを省略、置換および追加することができる。
まず、交信制御部72は、送信アンプ50を制御して、アンテナコイル20に供給する電流を第1電流に切り替える(S20)。そして、交信制御部72は、アンテナコイル20を用いて、交信コマンドを送信する(S21)。
S21において送信した交信コマンドに対してRFタグからのレスポンスがあれば(S22でYES)、判定部71は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグと交信可能であると判定する。そして、報知制御部73は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグと交信可能であることを報知部10に報知させる(S25)。また、交信制御部72は、交信制御部72は、送信アンプ50を制御して、アンテナコイル20に供給する電流を第2電流に切り替える(S26)。
そして、交信制御部72は、第2電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みのための交信を行い、当該交信に成功した場合(S27でYES)、報知制御部73は、RFタグとの交信に成功したことを報知部10に報知させ(S29)、処理は終了する。一方、交信に失敗した場合(S27でNO)、報知制御部73は、RFタグとの交信に失敗したことを報知部10に報知させ(S29)、処理はS20に戻る。
また、S21において送信した交信コマンドに対してRFタグからのレスポンスがなければ(S22でNO)、判定部71は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグと交信不可であると判定する。そして、報知制御部73は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いてRFタグと交信不可であることを報知部10に報知させる(S23)。その後、交信制御部72は、一定時間、RFタグの位置調整を待機した後(S24)、再度交信コマンドを送信する(S21に戻る)。
本実施形態では、第1電流よりも第2電流の方が大きいため、第2電流が供給されたアンテナコイル20の交信領域は、第1電流が供給されたアンテナコイル20の交信領域よりも狭い。そのため、第2電流が供給されたアンテナコイル20の交信領域は、第1電流が供給されたアンテナコイル20の交信領域を包括するように形成される。したがって、リーダライタ5は、第1電流が供給されたアンテナコイル20を用いて交信可能であるRFタグに対し、第2電流が供給されたアンテナコイル20を用いて交信することにより、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることを抑制することができる。
以上のように、本実施形態では、アンテナコイルに供給する電流を変更することで、広さの異なる交信領域を形成している。一方、実施形態1では、外形の大きさの異なるアンテナコイルを用いて広さの異なる交信領域を形成している。外形の大きさの異なるアンテナコイルを用いた場合、交信領域の裾野の広さを大きく変化させることができるため、RFタグの位置がずれたときに交信不良が生じることをより好適に抑制することができる。
〔ソフトウェアによる実現例〕
リーダライタ1、5の制御ブロック(特に主制御部70)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、リーダライタ1、5は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1、5 リーダライタ
2、3 RFタグ
10 報知部
20、30 アンテナコイル
21、31 交信領域
22、32 軸
40 スイッチ
50 送信アンプ
60 受信アンプ
70 主制御部
71 判定部
72 交信制御部
73 報知制御部
80 磁性シート
90 金属筐体

Claims (10)

  1. RFタグと交信を行うリーダライタであって、
    第1アンテナコイルと、
    前記第1アンテナコイルの交信領域より狭い交信領域を有する第2アンテナコイルとを備え、
    前記第1アンテナコイルと、前記第2アンテナコイルとは互いに重なって配置されている、リーダライタ。
  2. RFタグと交信を行うリーダライタであって、
    第1アンテナコイルと、
    前記第1アンテナコイルの外形より小さい外形を有する第2アンテナコイルとを備え、
    前記第1アンテナコイルと、前記第2アンテナコイルとは互いに重なって配置されている、リーダライタ。
  3. 前記第2アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能か否かを判定する判定部と、
    前記第2アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能である場合、使用するアンテナコイルを切り替えることにより、前記第1アンテナコイルを用いて前記RFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う交信制御部とを備える、請求項1または2に記載のリーダライタ。
  4. 前記第2アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能か否かを報知する報知部を備える、請求項3に記載のリーダライタ。
  5. 前記第2アンテナコイルの交信領域は、前記第1アンテナコイルの交信領域と部分的に重なっている、請求項1から4のいずれか一項に記載のリーダライタ。
  6. 前記第1アンテナコイルは、前記第2アンテナコイルより、前記第2アンテナコイルが前記RFタグと交信する側に配置されている、請求項1から4のいずれか一項に記載のリーダライタ。
  7. 前記第2アンテナコイルの内周は、前記第1アンテナコイルの内周より小さい、請求項1から6のいずれか一項に記載のリーダライタ。
  8. 前記第1アンテナコイルの軸は、前記第2アンテナコイルの軸と揃っている、請求項1から7のいずれか一項に記載のリーダライタ。
  9. 前記第2アンテナコイルの巻き数は、前記第1アンテナコイルの巻き数より大きい、請求項1から8のいずれか一項に記載のリーダライタ。
  10. RFタグと交信を行うリーダライタであって、
    アンテナコイルと、
    前記アンテナコイルに供給する電流を変更する電流供給部と、
    第1電流が供給された前記アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能か否かを判定する判定部と、
    前記第1電流が供給された前記アンテナコイルを用いて前記RFタグと交信可能である場合、前記第1電流より大きい第2電流を前記アンテナコイルに供給して前記RFタグに対してデータの読み出しまたは書き込みを行う交信制御部とを備える、リーダライタ。
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