JP2020154472A - 情報処理端末、情報処理システム、方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理端末、情報処理システム、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】配信用のサーバの負荷を低減する。【解決手段】実施形態の情報処理端末は、編集処理が実行されたデータの予め設定された配信先への配信を実行するサーバとの間の通信を行う通信部と、ユーザによって指定された第1のデータに対して編集処理を実行し、編集処理が実行された第1のデータである第2のデータを通信部を介してサーバに送信する第1処理部と、を備えることを特徴とする。【選択図】図4

Description

本発明は、情報処理端末、情報処理システム、方法、およびプログラムに関する。
従来、情報処理端末からデータを配信する技術がある。
データの配信に関しては、例えば、特許文献1には、印刷クライアント装置にユーザから印刷データの入力が行われると、印刷指定先プリンタに対して印刷データを、プリントサーバシステム装置を介することなく転送する技術が開示されている。
データが配信用のサーバを介して配信先に配信されるシステムにおいては、当該サーバの負荷を低減することが要望される。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、配信用のサーバの負荷を低減することが可能な情報処理端末、情報処理システム、方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、編集処理が実行されたデータを予め設定された配信先へ配信するサーバとの間の通信を行う通信部と、ユーザによって指定された第1のデータに対して編集処理を実行し、編集処理が実行された第1のデータである第2のデータを通信部を介してサーバに送信する第1処理部と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、配信用のサーバの負荷を低減するという効果を奏する。
図1は、実施形態の情報処理システム全体の構成の一例を示す図である。 図2は、実施形態のクライアントPCのハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態のサーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態の情報処理システム全体における主な機能ブロックの構成の一例を示す図である。 図5は、実施形態のクライアントPCの表示部に表示される印刷ダイアログ8の構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態の基幹システムにかかる手順の一例を示すフローチャートである。 図7は、実施形態のクライアントPCの初期設定の手順の一例を示すフローチャートである。 図8は、実施形態のデータの配信にかかる手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施形態の情報処理システムの動作の一例を示すシーケンス図である。 図10は、実施形態の情報処理端末の別の一例としてのMFPのハードウェア構成図である。
以下に、図1〜図10を参照しながら、本発明にかかる情報処理端末、情報処理システム、方法、およびプログラムの実施形態を詳細に説明する。また、以下の実施形態によって本発明が限定されるものではなく、以下の実施形態における構成要素には、当業者が容易に想到できるもの、実質的に同一のもの、およびいわゆる均等の範囲のものが含まれる。さらに、以下の実施形態の要旨を逸脱しない範囲で構成要素の種々の省略、置換、変更および組み合わせを行うことができる。
(情報処理システムの概略構成の説明)
図1は、実施形態に係る情報処理システム全体の構成の一例を示す図である。図1に示されるように、情報処理システム1は、クライアントPC(personal computer)3、基幹システム5a、認証システム5b、配信先装置7、などを含む。クライアントPC3、基幹システム5a、認証システム5b、および配信先装置7は、通信ネットワーク2を介して相互に接続されている。クライアントPC3は、実施形態の情報処理端末の一例である。基幹システム5aおよび認証システム5bは、実施形態のサーバの一例である。
基幹システム5aは、ワークフローに基づくデータの配信サービスを提供する。ワークフローは、配信対象のデータに対して実行される編集処理や、配信先情報などが設定された情報である。基幹システム5aは、データの配信元から受信したデータに対し、ワークフローに設定された編集処理を実行して、編集処理を実行済みのデータをワークフローに設定された配信先に送信することができる。
編集処理として設定され得る処理は、特定の処理に限定されない。例えば、ワークフローには、編集処理として、データのフォーマットの変換、ファイル名の変更、ファイルの拡張子の変更、画像の加工、画像の補正、OCR処理、暗号化、などが設定され得る。編集処理としては、複数の種類の処理が設定されてもよい。
認証システム5bは、基幹システム5aによる配信サービスを利用する機器の認証を実行する。
基幹システム5aおよび認証システム5bは、1台のサーバ5で構成されてもよいし、それぞれ異なるサーバ5で構成されてもよい。また、基幹システム5aおよび認証システム5bのそれぞれは、1以上のサーバ5で構成されてもよい。
クライアントPC3は、ユーザが使用する情報処理装置であって、例えばノートPC、ウェアラブルPCまたはデスクトップPCなどである。クライアントPC3は、基幹システム5aによる配信サービスによって配信されるデータの配信元となることができる。
ここで、実施形態では、クライアントPC3は、ワークフローに定義された編集処理を実行することができる。編集処理をクライアントPC3が実行するので、基幹システム5aが当該編集処理を実行する場合に比べて、基幹システム5aの負荷を低減することができる。
配信先装置7は、クライアントPC3が配信するデータの配信先となる装置である。すなわち、配信先装置7は、編集処理が実行されたデータの配信先である。例えば、配信先装置7は、メールサーバや、クラウド環境におけるストレージサーバ等である。
ワークフローは、例えば管理者によって設定される。管理者は、基幹システム5aを操作することによって、ワークフローを生成し、登録する。なお、管理者は、通信ネットワーク2に接続された任意のPCによってワークフローを生成し、当該ワークフローを通信ネットワーク2を介して基幹システム5aに登録してもよい。
なお、基幹システム5aおよび認証システム5bによる配信サービスを利用することができる機器は、クライアントPC3だけに限定されない。例えば、クライアントPC3に加えて、MFP(Multi-Functional Printer)、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラなどの種々の機器が接続され得る。これらの機器のうちの任意の機器は、基幹システム5aおよび認証システム5bによる配信サービスを利用することができる。これらの機器の任意の機器は、データの配信元となることもできるし、データの配信先となることもできる。
(クライアントPC3のハードウェア構成の説明)
実施形態の情報処理端末の一例としてのクライアントPC3のハードウェア構成図である。
図2は、クライアントPC3のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されているように、クライアントPC3は、CPU301、ROM302、RAM303、HD304、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ305、ディスプレイ306、外部機器接続I/F(Interface)308、ネットワークI/F309、データバス310、キーボード311、ポインティングデバイス312、DVD−RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ314、メディアI/F316を備えている。
これらのうち、CPU301は、クライアントPC3全体の動作を制御する。ROM302は、IPL等のCPU301の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM303は、CPU301のワークエリアとして使用される。HD304は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ305は、CPU301の制御にしたがってHD304に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ306は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F308は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F309は、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス310は、図2に示されているCPU301等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード311は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス312は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD−RWドライブ314は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW313に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD−RWに限らず、DVD−R等であってもよい。メディアI/F316は、フラッシュメモリ等の記録メディア315に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
(サーバ5のハードウェア構成)
基幹システム5aおよび認証システム5bは、1台または複数台のサーバ5に構築される。サーバ5の数は特に限定されるものではない。
図3は、サーバ5のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示されているように、サーバ5は、コンピュータによって構築されており、図3に示されているように、CPU501、ROM502、RAM503、HD504、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ505、ディスプレイ506、外部機器接続I/F(Interface)508、ネットワークI/F509、データバス510、キーボード511、ポインティングデバイス512、DVD−RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ514、メディアI/F516を備えている。
これらのうち、CPU501は、サーバ5全体の動作を制御する。ROM502は、IPL等のCPU501の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM503は、CPU501のワークエリアとして使用される。HD504は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ505は、CPU501の制御にしたがってHD504に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ506は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F508は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F509は、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。データバス510は、図3に示されているCPU501等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード511は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス512は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD−RWドライブ514は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD−RW513に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD−RWに限らず、DVD−R等であってもよい。メディアI/F516は、フラッシュメモリ等の記録メディア515に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
(各装置における機能ブロックの構成)
図4は、情報処理システム1全体における主な機能ブロックの構成の一例を示す図である。
クライアントPC3は、通信部31と、第1処理部32と、第1記憶部33と、表示部34と、を備える。
通信部31は、基幹システム5aとの間の通信を行う。
第1記憶部33は、配信対象のデータ10およびワークフロー11が格納される。データ10の種類は特定の種類に限定されない。データ10は、ドキュメントデータであってもよいし、動画を含む画像データであってもよい。ワークフロー11は、基幹システム5aに登録されたワークフロー13(後述する)と対応する。基幹システム5aに登録されたワークフロー13は、基幹システム5aからクライアントPC3に配布されて、クライアントPC3内の第1記憶部33に格納される。
第1処理部32は、クライアントPC3内のワークフロー11に設定された編集処理を実行し、編集処理が実行されたデータ10を通信部31を介して基幹システム5aに送信する。
なお、実施形態では、一例として、第1処理部32は、クライアントPC3のオペレーティングシステムによって呼び出される、仮想的なプリンタのドライバ(仮想ドライバ)として構成されている。
表示部34は、選択可能なプリンタのドライバの一覧を示す印刷ダイアログを表示する。当該印刷ダイアログには、上記仮想ドライバが、選択可能なドライバとして表示される。印刷ダイアログの具体例については後述する。
ユーザが、データ10を選択した状態で、当該印刷ダイアログに表示されたドライバの一覧から上記仮想ドライバを選択し、印刷を実行する入力を行うと、第1処理部32は、データ10に対する編集処理と、編集処理が実行されたデータ10の基幹システム5aへの送信を実行する。
なお、例えばHD304には、上記の仮想ドライバを実現するプログラム(ドライバプログラム)が予めインストールされており、クライアントPC3のCPU301は、インストール済みの当該ドライバプログラムに基づいて第1処理部32としての機能を実現する。第1記憶部33は、例えば、ROM302、RAM303、HD304、DVD−RW313、記録メディア315、またはこれらの組み合わせによって構成される。通信部31は、例えばネットワークI/F309によって構成される。表示部34は、例えばディスプレイ306によって構成される。
基幹システム5aは、通信部51と、第2処理部52と、第2記憶部53と、を備える。
通信部51は、クライアントPC3、認証システム5b、および配信先装置7との間の通信を行う。
第2記憶部53には、1以上のワークフロー12が格納される。各ワークフロー12は、管理者によって作成され、登録される。各ワークフロー12には、ユーザ識別子が対応付けられている。
ユーザ識別子は、クライアントPC3を識別するための識別情報である。任意の情報がユーザ識別子として使用され得る。例えば、クライアントPC3にアサインされたIP(Internet Protocol)アドレス、ネットワークI/F309にアサインされたMAC(Media Access Control)アドレス、予め基幹システム5aに登録されたユーザ情報、またはこれらの情報の組み合わせが、ユーザ識別子として採用され得る。また、ユーザに与えられたクライアントPC3のログインIDがユーザ識別子として使用されてもよい。
ここでは、1以上のワークフロー12のうちのワークフロー13が、クライアントPC3(より正確にはクライアント端末3のユーザ識別子)に対応付けられていることとする。
第2処理部52は、クライアントPC3から受信した編集処理が実行されたデータ10を受信すると、第2記憶部53からクライアントPC3を示すユーザ識別子に対応付けられたワークフロー13を読み出し、当該ワークフロー13に設定された配信先情報によって配信先装置7を特定する。そして、第2処理部52は、配信先装置7に編集処理が実行されたデータ10を通信部51を介して送信する。
また、第2処理部52は、少なくともデータ10を配信先装置7に送信する前に、通信部51を介して認証システム5bにアクセスすることで、クライアントPC3の認証を実行する。クライアントPC3の認証に成功した場合、第2処理部52は、クライアントPC3から受信した編集処理が実行されたデータ10を配信先装置7に送信することができる。クライアントPC3の認証に失敗した場合、第2処理部52は、クライアントPC3から受信した編集処理が実行されたデータ10を配信先装置7に送信しない。
なお、第2処理部52は、例えば、サーバ5のCPU501が、ROM502やHD504に予めインストールされたプログラムを実行することによって実現される。第2記憶部53は、例えば、ROM502、RAM503、HD504、DVD−RW513、記録メディア515、またはこれらの組み合わせによって構成される。通信部51は、例えばネットワークI/F509によって構成される。
認証システム5bは、通信部54および認証部55を備える。
通信部54は、基幹システム5aとの間の通信を行う。
認証部55は、ユーザの認証を行う。認証の方式は、特定の方式に限定されない。認証の方式としては、例えば、パスワードを使用した認証が採用され得る。また、証明書を使用した認証が採用され得る。認証部55は、何らかのタイミングでクライアントPC3から基幹システム5aを経由してパスワードや証明書を受信して、受信したパスワードや証明書を用いてクライアントPC3のユーザの認証を行う。認証部55は、認証に成功したか失敗したかを基幹システム5aに通知する。
なお、認証部55は、例えば、サーバ5のCPU501が、ROM502やHD504に予めインストールされたプログラムを実行することによって実現される。通信部54は、例えばネットワークI/F509によって構成される。
(クライアントPC3の表示部34に表示される印刷ダイアログ8の例)
図5は、実施形態のクライアントPC3の表示部34に表示される印刷ダイアログ8の構成の一例を示す図である。
図5に示されるように、印刷ダイアログ8は、選択中のドライバが表示されるドライバ表示部81と、選択可能なドライバの一覧を表示するプルダウンメニュー82を表示されるメニューボタン83と、印刷の実行の命令を確定させるためのOKボタン84と、を含む。
図5の例では、メニューボタン83がすでに押下されて、プルダウンメニュー82が表示されている。そして、プルダウンメニュー82には、選択可能なドライバの一覧が、各ドライバに対応するプリンタ名の一覧として表示されている。当該プルダウンメニュー82のうちの「プリンタ1(仮想プリンタ)」は、仮想ドライバとしての第1処理部32に対応する。プルダウンメニュー82から「プリンタ1(仮想プリンタ)」が選択されると、ドライバ表示部81に、「プリンタ1(仮想プリンタ)」が表示される。その状態でOKボタン84が押下されると、CPU301は、第1処理部32としての処理を開始する。つまり、CPU301は、データ10に対する編集処理および送信を実行する。
なお、ユーザは、クライアントPC3のキーボード311やポインティングデバイス312を操作することによって、メニューボタン83の押下、プルダウンメニュー82からのドライバの選択、およびOKボタン84の押下を実行することができる。
(情報処理システム1の動作)
続いて、情報処理システム1の動作を説明する。
前述したように、管理者は、ワークフロー13を予め作成し、基幹システム5aに登録する。図6は、ワークフロー13の作成時に実行される基幹システム5aにかかる手順の一例を示すフローチャートである。
管理者は、基幹システム5a上で、または任意のPC上で、ワークフローの作成を開始する(S101)。ワークフローの作成においては、管理者は、編集処理をワークフローに追加するか否かを判断する(S102)。管理者は、ワークフローに編集処理を追加する場合には(S102:Yes)、管理者は、追加する編集処理を選択する操作を実行し(S103)、選択した編集処理をワークフローに設定する操作を実行する(S104)。そして、管理者は、S102の判断を再び実行する。つまり、管理者は、さらに編集処理を追加するか否かを判断する。
管理者が、S103およびS104を、1回以上繰り返すことで、1以上の処理が、配信対象のデータに対して実行される編集処理として設定される。
管理者は、編集処理の追加を終了する場合(S102:No)、管理者は、ワークフローに配信先の設定を追加するか否かを判断する(S105)。管理者は、配信先の設定を追加する場合(S105:Yes)、管理者は、追加する配信先を選択する操作を実行し(S106)、配信先を設定する操作を実行する(S107)。これによって、ワークフローに、選択された配信先を示す配信先情報が記録される。そして、管理者は、S105の判断を再び実行する。つまり、管理者は、さらに配信先を追加するか否かを判断する。
管理者が、S106およびS107を、1回以上繰り返すことで、1以上の装置が配信先の装置として設定される。
管理者は、配信先の追加を終了する場合(S105:No)、管理者は、ワークフローを保存する操作を実行する(S108)。これによって、ワークフローは、ワークフロー12として第2記憶部53に格納される。
続いて、管理者は、作成したワークフローの配布先のクライアントPCを設定する操作を実行する(S109)。これにより、第2記憶部53に格納されたワークフロー12は、クライアントPCを示すユーザ識別子と関連付けられる。
なお、複数のクライアントPCが予め1つのグループにグループ化されている場合がある。その場合には、そのグループに対してユーザ識別子が与えられる。管理者は、作成したワークフローの配信先としてグループを設定することができる。その場合には、第2記憶部53に格納されたワークフロー12には、当該グループを示すユーザ識別子と関連付けられる。
続いて、基幹システム5aでは、第2処理部52は、ワークフロー12を当該ワークフロー12に関連付けられたユーザ識別子が示すクライアントPCに配布する(S110)。これによって、管理者が基幹システム5aに対して実行する手順が終了する。
クライアントPC3は、基幹システム5aからワークフロー12(ワークフロー13)を受信すると、当該ワークフロー13は、第1記憶部33にワークフロー11として格納される。ワークフロー13の第1記憶部33への格納は、第1処理部32によって実行されてもよいし、第1処理部32とは異なる機能構成要素によって実行されてもよい。第1記憶部33にワークフロー13(ワークフロー11)が格納されることで、第1処理部32は、ワークフロー13に設定された編集処理を実行することが可能になる。
なお、基幹システム5aは、グループを示すユーザ識別子と、当該グループを構成する複数のクライアントPCのそれぞれのユーザ識別子との関係を、何らかの方法で管理している。つまり、各ワークフロー12は、グループを示すユーザ識別子を介して複数のクライアントPCのユーザ識別子に関連付けられることができる。基幹システム5aは、当該グループを示すユーザ識別子が関連付けられたワークフロー12を配布する操作が入力された場合、当該グループを示すユーザ識別子に関連付けられた複数のユーザ識別子のそれぞれが示すクライアントPCに、ワークフロー12を配布する。
また、管理者は、編集処理の追加を実行するタイミングおよび配布先の追加を実行するタイミングは、上記したタイミングだけに限定されない。また、管理者は、いったん保存したワークフローを再び開いて、編集処理の追加や配布先の追加を再実行することができる。また、管理者は、ワークフローに設定された編集処理や配布先情報を削除することもできる。
なお、管理者は、テキストエディタを用いてワークフローを作成してもよいし、ワークフローを作成するための所定のアプリケーションプログラムを用いてワークフローを作成してもよい。当該アプリケーションプログラムは、基幹システム5a上で実行されてもよいし、任意のPC上で実行されてもよい。また、基幹システム5aは、ワークフローを生成する環境を、ブラウザを介して任意のPCに提供するように構成されてもよい。
図7は、クライアントPC3の初期設定の手順の一例を示すフローチャートである。
ユーザは、クライアントPC3にドライバプログラムをインストールする(S201)。ドライバプログラムは、インストールによって、例えばHD304に格納される。続いて、ユーザは、クライアントPC3に基幹システム5aを登録する操作を実行する(S202)。ユーザは、例えば、クライアントPC3で仮想ドライバの設定画面を開いて、設定画面上で、基幹システム5aを示す識別子を登録する。識別子は、例えば、IPアドレスやMACアドレスなどである。これによって、第1処理部32は、データ10を基幹システム5aに送信することが可能となる。
さらに、ユーザは、クライアントPC3を用いて基幹システム5aにアクセスすることによって、ユーザ登録を実行する(S203)。つまり、クライアントPC3を基幹システム5aに登録する。
図8は、ユーザがクライアントPC3を用いてデータ10を配信する手順の一例を示すフローチャートである。
例えば、ユーザは、クライアントPC3を操作して、クライアントPC3の表示部34にドキュメントを表示させる(S301)。ドキュメントは、例えばデータ10の内容である。ユーザは、例えばテキストエディタなどの所定のアプリケーションプログラムを用いてデータ10を開くことで、当該アプリケーションプログラムのウィンドウが表示部34に表示され、当該ウィンドウ内にデータ10の内容のドキュメントが表示される。
続いて、ユーザは、当該ドキュメントを印刷するための印刷ダイアログ8を表示する操作を実行する(S302)。当該操作は、例えばドキュメントを開いているウィンドウのタブなどから「印刷」メニューを選択することである。クライアントPC3のオペレーティングシステムは、当該操作に応じて印刷ダイアログ8を表示部34に表示する。
続いて、ユーザは、印刷ダイアログ8のプルダウンメニュー82から「プリンタ1(仮想プリンタ)」を選択することで、仮想ドライバを選択する(S303)。そして、ユーザは、OKボタン84を押下する(S304)。「プリンタ1(仮想プリンタ)」が選択された状態でOKボタン84が押下されることによって、第1処理部32が起動される。
一般に、ドキュメントを開いた状態で印刷ダイアログ8を表示させることは、当該ドキュメントを印刷の対象として選択中であることに対応する。そして、印刷ダイアログ8に含まれるOKボタン84を押下することは、印刷を実行する指示を入力したことに対応する。
しかしながら、ここでは、プルダウンメニュー82から「プリンタ1(仮想プリンタ)」が選択されている。第1処理部32は、印刷ダイアログ8が表示されたタイミングで開かれていたドキュメント、つまりデータ10を、配信の対象として選択されている、と解釈する。また、「プリンタ1(仮想プリンタ)」が選択されている状態でOKボタン84が押下されることは、第1処理部32は、配信を実行する指示が入力された、と解釈する。S304より後の処理は、第1処理部32、認証部55、または第2処理部52の何れかによって実行される。つまり、OKボタン84の押下の後、ユーザからの操作を要すること無くデータ10の配信が実行される。
第1処理部32の起動後、例えば、認証部55によって、クライアントPC3の認証が実行される(S305)。認証部55が認証に成功すると(S305:成功)、第1処理部32は、まず、データ10から画像データを生成する(S306)。つまり、第1処理部32は、通常のプリンタのドライバと同様の方法で、データ10を、ドキュメントの内容を画像として示す、画像データに変換する。なお、第1処理部32は、必ずしも画像データへの変換を実行しなくてもよい。
続いて、第1処理部32は、画像データに対し、第1記憶部33に格納されたワークフロー11に設定された編集処理を実行する(S307)。
そして、第1処理部32は、編集処理が実行されたデータ10を、基幹システム5aに送信する(S308)。編集処理が実行されたデータ10の基幹システム5aへの送信が成功すると(S308:成功)、基幹システム5aでは、第2処理部52は、クライアントPC3から受信した編集処理が実行されたデータ10を、配信先装置7に送信する(S309)。具体的には、第2処理部52は、第2記憶部53に格納された、クライアントPC3のユーザ識別子が関連付けられたワークフロー13を読み出して、当該ワークフロー13に設定された配信先情報から配信先装置7を特定する。そして、第2処理部52は、クライアントPC3から受信した編集処理が実行されたデータ10を、配信先装置7に送信する。
なお、認証部55が認証に失敗した場合(S305:失敗)、第1処理部32は、表示部34にエラー通知を表示する(S310)。また、何らかの原因で基幹システム5aへの送信が失敗した場合にも(S308:失敗)、第1処理部32は、表示部34にエラー通知を表示する(S311)。
このように、ユーザは、ドキュメントを開いた状態で印刷ダイアログ8を表示させて、「プリンタ1(仮想プリンタ)」を選択し、OKボタン84を押下する。すると、情報処理システム1によって、編集処理と、配信と、が自動で実行される。
つまり、ユーザは、データ10を印刷する手順と同様の簡単な手順で、クライアントPC3を操作するだけで、情報処理システム1に、データ10に対する編集処理と、編集処理が実行されたデータ10の配信と、を実行させることができる。
図9は、情報処理システム1の動作の一例を示すシーケンス図である。本図に示されるように、まず、管理者は、ワークフローの生成と登録とを実行する(S401)。S401の具体的な手順は、図6のS102〜S108に対応する。S401によって、ワークフロー13が基幹システム5aの第2記憶部53に格納される。
続いて、管理者は、ワークフロー13に、クライアントPC3を関連付ける(S402)。S401の具体的な手順は、図6のS109に対応する。S402によって、第2記憶部53は、ワークフロー13を、クライアントPC3またはクライアントPC3を含むグループのユーザ識別子に関連付けて記憶した状態になる。
基幹システム5aでは、第2処理部52は、第2記憶部53に格納されたワークフロー13をクライアントPC3に配布する(S403)。クライアントPCでは、基幹システム5aによって配布されたワークフロー13は、ワークフロー11として第1記憶部33に格納される。
続いて、ユーザは、基幹システム5aおよびクライアントPC3を登録する(S404)。この処理は、例えば図7のS202〜S203の処理に対応する。S404の処理に応じて、クライアントPC3では、例えば第1処理部32は、基幹システム5aに対して接続確認を実行する(S405)。すると、基幹システム5aでは、例えば第2処理部52は、クライアントPC3を所定のデータベースに登録する(S406)。そして、第2処理部52は、クライアントPC3に、第2記憶部53に格納されたワークフロー13をクライアントPC3に配布する(S407)。クライアントPCでは、基幹システム5aによって配布されたワークフロー13は、ワークフロー11として第1記憶部33に格納される。
なお、ここでは、S403と、S407と、の2回のタイミングでワークフロー13が配布されている。これは、基幹システム5aの第2記憶部53に格納されたワークフロー13と、クライアントPC3の第1記憶部33に格納されたワークフロー11と、を同期させるためである。
つまり、基幹システム5aの第2記憶部53に格納されたワークフロー13は、管理者によって任意のタイミングで編集され得る。基幹システム5aの第2記憶部53に格納されたワークフロー13が変更された場合であっても、第1記憶部33に格納されたワークフロー11を、第2記憶部53に格納されたワークフロー13と同じ状態に維持するために、ワークフロー13が複数のタイミングで配布されている。
なお、ワークフロー13の配布のタイミングや回数は、これに限定されない。所定の時間間隔でワークフロー13の配布が実行されてもよいし、クライアントPC3において配信要求の操作(例えば図8のS304の処理)が実行されたタイミングで実行されてもよい。
S407に続いて、ユーザは、クライアントPC3において配信要求の操作(例えば図8のS304の処理)を実行する(S408)。
すると、クライアントPC3では、第1処理部32は、データ10から画像データを生成し(S409)、当該画像データに対し、ワークフロー11に設定された編集処理を実行する(S410)。
そして、第1処理部32は、編集処理が実行されたデータ10を、基幹システム5aに送信する(S411)。
基幹システム5aでは、第2処理部52は、認証システム5bにクライアントPC3の認証を依頼する(S412)。認証システム5bでは、認証部55は、クライアントPC3の認証を実行し、認証の結果を基幹システム5aに返す。
クライアントPC3の認証が完了すると、第2処理部52は、クライアントPC3のユーザ識別子またはクライアントPC3が属するグループのユーザ識別子が関連付けられたワークフロー13に設定された配信先情報から、配信先装置7を特定して、編集処理が実行されたデータ10を、配信先装置7に送信する(S413)。
これによって、クライアントPC3を配信元とし、配信先装置7を配信先とするデータ10の配信が実現する。
以上述べたように、実施形態によれば、クライアントPC3の第1処理部32は、ユーザによって指定されたデータ10に対して編集処理を実行し、編集処理が実行されたデータ10を通信部31を介して基幹システム5aに送信する。基幹システム5aは、編集処理が実行されたデータ10を予め設定された配信先(配信先装置7)へ配信する。
つまり、予め設定された編集処理は、基幹システム5aではなくクライアントPC3で実行されるので、配信用のサーバ5である基幹システム5aの負荷を低減することができる。
また、クライアントPC3の表示部34には、印刷ダイアログ8が表示される。第1処理部32は、印刷ダイアログ8に表示されたドライバの一覧(プルダウンメニュー82)からユーザによって第1処理部32に対応したドライバ(図5の例ではプリンタ1「仮想プリンタ」)が選択された場合に、データ10に対する編集処理と、編集処理が実行されたデータ10の基幹システム5aへの送信と、を実行する。
つまり、ユーザは、データ10を選択して特定のドライバを選択することによって、編集処理と、編集処理が実行されたデータ10の配信と、が自動的に実行される。
なお、実施形態と比較される配信技術として、ホットフォルダを利用した配信技術が知られている。ホットフォルダによれば、編集処理はユーザが手動で実行するか、または配信要のサーバで実行される必要があった。実施形態によれば、編集処理は第1処理部32によって実行される。よって、ユーザは、簡単な手順を実行するだけで編集処理後のデータ10を配信することが可能となる。
また、クライアントPC3は、編集処理の設定が記録されたワークフロー11を記憶する第1記憶部33をさらに備える。第1処理部32は、ワークフロー11に従って編集処理をデータ10に対して実行する。
また、基幹システム5aは、ワークフロー13によって、クライアントPC3と配信先装置7とを関連付けて第2記憶部53に記憶する。そして、第2処理部52は、クライアントPC3から編集処理が実行されたデータ10を受信すると、クライアントPC3に関連付けられた配信先装置7を特定し、特定した配信先装置7へ編集処理が実行されたデータ10を送信する。
よって、データの配信元の機器毎に異なる配信先を関連付けることが可能である。つまり、配信元の機器毎に異なる配信先にデータを送信することが可能となる。
本実施形態の情報処理端末としてのクライアントPC3は、CPU301などの演算装置と、ROM302、RAM303、HD304、DVD-RWドライブ314などの外部記憶装置と、ディスプレイ306などの表示装置と、キーボード311やポインティングデバイス312などの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態の情報処理端末としてのクライアントPC3で実行されるドライバプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の情報処理端末としてのクライアントPC3で実行されるドライバプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態の情報処理端末としてのクライアントPC3で実行されるドライバプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態の情報処理端末としてのクライアントPC3で実行されるドライバプログラムを、ROM502等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態の情報処理端末としてのクライアントPC3で実行されるドライバプログラムは、上述した第1処理部32を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU301(プロセッサ)が上記記憶媒体からドライバプログラムを読み出して実行することにより第1処理部32が主記憶装置上に生成されるようになっている。
また、本実施形態のサーバ5は、CPU501などの演算装置と、ROM502、RAM503、HD504、DVD-RWドライブ514などの外部記憶装置と、ディスプレイ506などの表示装置と、キーボード511やポインティングデバイス512などの入力装置を備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。
本実施形態のサーバ5で実行されるサーバプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態のサーバ5で実行されるサーバプログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また、本実施形態のサーバ5で実行されるサーバプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成しても良い。
また、本実施形態のサーバ5で実行されるサーバプログラムを、ROM502等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本実施形態のサーバ5で実行されるサーバプログラムは、上述した第2処理部52および認証部55を含むモジュール構成となっており、実際のハードウェアとしてはCPU501(プロセッサ)が上記記憶媒体からサーバプログラムを読み出して実行することにより第2処理部52および認証部55が主記憶装置上に生成されるようになっている。
上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
(変形例)
以上の説明においては、クライアント端末3を実施形態の情報処理端末の一例として挙げた。実施形態の情報処理端末は、演算処理機能、記憶機能、および通信機能を備えた装置であれば、クライアントPC3に限られない。実施形態の情報処理端末は、例えば、MFP(Multi-Functional Printer)、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、およびルカメラ等であってもよい。
図10は、実施形態の情報処理端末の別の一例としてのMFPのハードウェア構成図である。図10に示されているように、MFP9は、コントローラ910、近距離通信回路920、エンジン制御部930、操作パネル940、ネットワークI/F950を備えている。
これらのうち、コントローラ910は、コンピュータの主要部であるCPU901、システムメモリ(MEM−P)902、ノースブリッジ(NB)903、サウスブリッジ(SB)904、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)906、記憶部であるローカルメモリ(MEM−C)907、HDDコントローラ908、及び、記憶部であるHD909を有し、NB903とASIC906との間をAGP(Accelerated Graphics Port)バス921で接続した構成となっている。
これらのうち、CPU901は、MFP9の全体制御を行う制御部である。NB903は、CPU901と、MEM−P902、SB904、及びAGPバス921とを接続するためのブリッジであり、MEM−P902に対する読み書きなどを制御するメモリコントローラと、PCI(Peripheral Component Interconnect)マスタ及びAGPターゲットとを有する。
MEM−P902は、コントローラ910の各機能を実現させるプログラムやデータの格納用メモリであるROM902a、プログラムやデータの展開、及びメモリ印刷時の描画用メモリなどとして用いるRAM902bとからなる。なお、RAM902bに記憶されているプログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、CD−R、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。
SB904は、NB903とPCIデバイス、周辺デバイスとを接続するためのブリッジである。ASIC906は、画像処理用のハードウェア要素を有する画像処理用途向けのIC(Integrated Circuit)であり、AGPバス921、PCIバス922、HDD908およびMEM−C907をそれぞれ接続するブリッジの役割を有する。このASIC906は、PCIターゲットおよびAGPマスタ、ASIC906の中核をなすアービタ(ARB)、MEM−C907を制御するメモリコントローラ、ハードウェアロジックなどにより画像データの回転などを行う複数のDMAC(Direct Memory Access Controller)、並びに、スキャナ部931及びプリンタ部932との間でPCIバス922を介したデータ転送を行うPCIユニットとからなる。なお、ASIC906には、USB(Universal Serial Bus)のインターフェースや、IEEE1394(Institute of Electrical and Electronics Engineers 1394)のインターフェースを接続するようにしてもよい。
MEM−C907は、コピー用画像バッファ及び符号バッファとして用いるローカルメモリである。HD909は、画像データの蓄積、印刷時に用いるフォントデータの蓄積、フォームの蓄積を行うためのストレージである。HD909は、CPU901の制御にしたがってHD909に対するデータの読出又は書込を制御する。AGPバス921は、グラフィック処理を高速化するために提案されたグラフィックスアクセラレータカード用のバスインタフェースであり、MEM−P902に高スループットで直接アクセスすることにより、グラフィックスアクセラレータカードを高速にすることができる。
また、近距離通信回路920には、近距離通信回路920aが備わっている。近距離通信回路920は、NFC、Bluetooth(登録商標)等の通信回路である。
更に、エンジン制御部930は、スキャナ部931及びプリンタ部932によって構成されている。また、操作パネル940は、現在の設定値や選択画面等を表示させ、操作者からの入力を受け付けるタッチパネル等のパネル表示部940a、並びに、濃度の設定条件などの画像形成に関する条件の設定値を受け付けるテンキー及びコピー開始指示を受け付けるスタートキー等からなる操作パネル940bを備えている。コントローラ910は、MFP9全体の制御を行い、例えば、描画、通信、操作パネル940からの入力等を制御する。スキャナ部931又はプリンタ部932には、誤差拡散やガンマ変換などの画像処理部分が含まれている。
なお、MFP9は、操作パネル940のアプリケーション切り替えキーにより、ドキュメントボックス機能、コピー機能、プリンタ機能、およびファクシミリ機能を順次に切り替えて選択することが可能となる。ドキュメントボックス機能の選択時にはドキュメントボックスモードとなり、コピー機能の選択時にはコピーモードとなり、プリンタ機能の選択時にはプリンタモードとなり、ファクシミリモードの選択時にはファクシミリモードとなる。
また、ネットワークI/F950は、通信ネットワーク2を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。近距離通信回路920及びネットワークI/F950は、PCIバス922を介して、ASIC906に電気的に接続されている。
MFP9において、例えば、CPU901は、第1処理部32として機能する。また、ROM902a、RAM902b、またはHD909は、第1記憶部33として機能する。また、ネットワークI/F950は、通信部31として機能する。
1 情報処理システム
2 通信ネットワーク
3 クライアント端末
5 サーバ
5a 基幹システム
5b 認証システム
7 配信先装置
8 印刷ダイアログ
10,11,12 データ
31,51,54 通信部
32 第1処理部
33 第1記憶部
34 表示部
52 第2処理部
53 第2記憶部
55 認証部
81 ドライバ表示部
82 プルダウンメニュー
83 メニューボタン
84 OKボタン
301,501,901 CPU
302,502 ROM
303,503 RAM
304,504 HD
305,505,908 HDDコントローラ
306,506 ディスプレイ
308,508 外部機器接続I/F
309,509,950 ネットワークI/F
310,510 データバス
311,511 キーボード
312,512 ポインティングデバイス
313,513 DVD−RW
314,514 DVD−RWドライブ
315,515 記録メディア
316,516 メディアI/F
902 システムメモリ
903 ノースブリッジ
904 サウスブリッジ
906 ASIC
907 ローカルメモリ
910 コントローラ
920,920a 近距離通信回路
921 AGPバス
922 PCIバス
930 エンジン制御部
931 スキャナ部
932 プリンタ部
940 操作パネル
940a パネル表示部
940b 操作パネル
特開2000−66854号公報

Claims (7)

  1. 編集処理が実行されたデータを予め設定された配信先へ配信するサーバとの間の通信を行う通信部と、
    ユーザによって指定された第1のデータに対して前記編集処理を実行し、前記編集処理が実行された前記第1のデータである第2のデータを前記通信部を介して前記サーバに送信する第1処理部と、
    を備える情報処理端末。
  2. ドライバの一覧を表示するダイアログを表示する表示部をさらに備え、
    前記第1処理部は、前記ダイアログに表示された前記ドライバの一覧から前記ユーザによって特定のドライバが選択された場合に、前記第1のデータに対する前記編集処理と、前記第2のデータの前記サーバへの送信と、を実行する、
    請求項1に記載の情報処理端末。
  3. 前記ダイアログは、印刷ダイアログであって、
    前記第1処理部は、前記ダイアログに表示された前記ドライバの一覧のうちの前記特定のドライバが選択された状態で印刷を実行する指示が入力されると、前記第1のデータに対する前記編集処理と、前記第2のデータの前記サーバへの送信と、を実行する、
    請求項2に記載の情報処理端末。
  4. 前記サーバから配布された前記編集処理の設定が記録されたワークフローを記憶する第1記憶部をさらに備え、
    前記第1処理部は、前記ワークフローに従って前記編集処理を実行する、
    請求項1から3の何れか一項に記載の情報処理端末。
  5. 請求項1から4の何れか一項に記載の情報処理端末と、
    請求項1から4の何れか一項に記載のサーバと、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記ユーザの認証を行う認証部と、
    前記情報処理端末と前記配信先とを関連付けて記憶する第2記憶部と、
    前記認証部による認証が完了した前記情報処理端末から前記第2のデータを受信すると、前記第2記憶部から前記情報処理端末に関連付けられた前記配信先を読み出し、前記配信先に前記第2のデータを送信する第2処理部と、
    を備える、情報処理システム。
  6. 情報処理端末が、ユーザによって指定されたデータに対して編集処理を実行するステップと、
    前記情報処理端末が、前記編集処理が実行されたデータをサーバに送信するステップと、
    前記サーバ、前記情報処理端末の認証を行うステップと、
    前記サーバが、前記情報処理端末と配信先とを関連付けて記憶部に記憶するステップと、
    前記サーバが、認証が完了した前記情報処理端末から前記編集処理が実行された前記データを受信すると、前記情報処理端末に関連付けられた前記配信先を特定し、前記編集処理が実行された前記データを送信するステップと、
    を備える方法。
  7. 編集処理が実行されたデータを予め設定された配信先へ配信するサーバに接続されたコンピュータに、
    ユーザによって指定された第1のデータに対して前記編集処理を実行するステップと、
    前記編集処理が実行された前記第1のデータを前記サーバに送信するステップと、
    を実行させるプログラム。
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