JP2020153684A - 画像測定装置 - Google Patents
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Abstract
Description
透光性を有する透光板を有し、前記透光板の第一面にワークが載置される載置台と、
前記透光板の下方に設けられ、前記透光板に載置されたワークに透過照明光を照射する透過照明部と、
前記透光板の上方に設けられ、前記透光板に載置されたワークに落射照明光を照射する落射照明部と、
前記載置台の上方に設けられた撮像部と、
前記撮像部のピントを調整する調整部と、
前記ワークにピントが合ったときの前記調整部の制御パラメータと、前記透光板にピントが合ったときの前記調整部の制御パラメータとに基づき、前記透光板を基準とした前記ワークの高さを求めるプロセッサと、
を有する画像測定装置を提供する。
図1は画像測定装置1の一構成例を示した斜視図である。画像測定装置1は、ワークを撮像してワーク画像を生成し、ワーク画像内のワークの寸法を測定する画像測定装置である。図1において、画像測定装置1は、測定ユニット10、制御ユニット20、キーボード31およびポインティングデバイス32を有している。ワークは画像測定装置1により形状や寸法を測定される測定対象物である。
図2は測定ユニット10の構成例を模式的に示した断面図である。ここでは測定ユニット10が撮像軸と平行な垂直面(YZ平面)により切断した場合の切断面が示されている。測定ユニット10は、ディスプレイ装置11、可動ステージ12、筐体100、ステージ駆動部101、鏡筒部102、低倍率カメラ110、高倍率カメラ120、同軸落射照明130および透過照明150を有している。低倍率カメラ110および高倍率カメラ120は寸法測定に使用されるため、測定カメラと呼ばれてもよい。
制御ユニット20は、可動ステージ12に対するカメラヘッド103の高さを調整することで、低倍率カメラ110や高倍率カメラ120などの測定カメラについてのピント合わせ(オートフォーカス)を実行する。ステージ駆動部101Zは可動ステージ12に対するカメラヘッド103の高さの調整量を把握している。そのため、制御ユニット20は、高さの調整量に基づき、ワークWの高さを測定できる。より具体的には、制御ユニット20は、測定カメラのピントが透光板13の表面に合ったときの調整量と、測定カメラのピントがワークWに合ったときの調整量との差分に基づきワークWの高さを演算する。ワークWは透光板13に載置されているため、透光板13は高さの基準となる。調整量はAF駆動量と呼ばれてもよい。
図3は制御ユニット20に搭載されるコントローラ60の機能を説明する図である。コントローラ60はプロセッサ(例:CPUなど)により構成され、測定ユニット10を制御する。CPUは中央演算処理装置の略称である。コントローラ60の機能の一部またはすべてはASICやFPGAなどのハードウエアによって実現されてもよい。ASICは特定用途集積回路の略称である。FPGAはフィールドプログラマブルゲートアレイの略称である。照明制御部81は制御ユニット20または測定ユニット10に搭載され、コントローラ60からの制御信号にしたがって照明ユニット84(同軸落射照明130および透過照明150)を制御する。撮像制御部82は制御ユニット20または測定ユニット10に搭載され、コントローラ60からの制御信号にしたがってカメラユニット85(低倍率カメラ110、高倍率カメラ120および俯瞰カメラ17R、17L)を制御する。記憶装置70はメモリやハードディスクドライブなどを有し、設定データ、低倍率画像および俯瞰画像などを記憶する。コントローラ60はカメラユニット85により取得されたワーク画像を用いてワークWの寸法測定と、測定結果が良品条件(例:公差など)を満たしているかどうかの判定とを実行する。このようにコントローラ60は寸法測定機能と良品判定機能とを有している。
図4は高さ測定を示すフローチャートである。図5ないし図9は高さ測定に関するユーザインタフェース160を示す図である。ここではワーク画像は低倍率カメラ110により取得され、高さ測定には高倍率カメラ120が用いられるものと仮定するが、これは一例に過ぎない。高さ測定に低倍率カメラ110が用いられてもよい。また、ワーク画像は俯瞰カメラ17により取得されてもよい。また、基本的に、ワーク画像Wは落射照明により取得される。
透光板13は高い透光性を求められる。なぜなら、画像に黒点が現れるような透光性が低い透過版は、ワークのエッジ誤検出を招くからである。その一方で、透光板13の透光性が高くなると、AF部62による透光板13に対するピント合わせが困難となる。したがって、この二律背反する課題を解決することが要求される。発明者らはガラス製の透光板13の表面を加工することで、高い透光性を維持しつつ透光板13に対するピント合わせを容易にすることを思いついた。加工方法として、エッチング、ドライブラスト、およびウエットブラストが採用され、これらについて評価が実行された。エッチング、ドライブラスト、およびウエットブラストはガラスの表面における光の散乱度(拡散度)を増加することができる。評価手法としては、ピンゲージの測定誤差について評価と、透光板13の表面プロファイルの形状についての評価とが採用された。
可動ステージ12は、透光性を有する透光板13を有し、透光板13の第一面にワークWが載置される載置台として機能する。第一面はワークWの載置面(ワークWに接触する面)である。透過照明150は透光板の下方に設けられ、透光板に載置されたワークに透過照明光を照射する透過照明部として機能する。同軸落射照明130やリング照明などは、透光板の上方に設けられ、透光板に載置されたワークに落射照明光を照射する落射照明部として機能する。低倍率カメラ110や高倍率カメラ120などの測定カメラは載置台の上方に設けられた撮像部として機能する。AF部62やステージ駆動部101Z、ZモータM1は撮像部のピントを調整する調整部として機能する。コントローラ60や高さ測定部63は、ワークにピントが合ったときの調整部の制御パラメータ(例:AF駆動量)と、透光板にピントが合ったときの調整部の制御パラメータとに基づき、透光板を基準としたワークの高さを求めるプロセッサの一例である。このように、本実施例によれば、プローブが不要となるため、より簡単にワークの高さを測定することが可能となる。
Claims (9)
- 透光性を有する透光板を有し、前記透光板の第一面にワークが載置される載置台と、
前記透光板の下方に設けられ、前記透光板に載置されたワークに透過照明光を照射する透過照明部と、
前記透光板の上方に設けられ、前記透光板に載置されたワークに落射照明光を照射する落射照明部と、
前記載置台の上方に設けられた撮像部と、
前記撮像部のピントを調整する調整部と、
前記ワークにピントが合ったときの前記調整部の制御パラメータと、前記透光板にピントが合ったときの前記調整部の制御パラメータとに基づき、前記透光板を基準とした前記ワークの高さを求めるプロセッサと、
を有する画像測定装置。 - 前記透光板には、前記撮像部のピントを前記透光板の前記第一面に合わせやすくするための加工が施されている、請求項1に記載の画像測定装置。
- 前記透光板の前記第一面は、前記透過照明部からの前記透過照明光を透過させ、前記落射照明部からの前記落射照明光を散乱させるように加工されている、請求項2に記載の画像測定装置。
- 前記透光板の前記第一面は、前記透過照明部からの前記透過照明光が照射されたときよりも、前記落射照明部からの前記落射照明光が照射されたときの方が、光が散乱しやすくなるように加工されている、請求項2ないし3のいずれか一項に記載の画像測定装置。
- 前記透光板の前記第一面の表面粗さは前記透光板の第二面の表面粗さよりも粗い、請求項2ないし4のいずれか一項に記載の画像測定装置。
- 前記透光板の前記第一面はウエットブラストにより加工されている、請求項2ないし5のいずれか一項に記載の画像測定装置。
- 前記透光板の前記第一面に付与された凹凸のピッチは2ピクセル以上かつ20ピクセル以下である、請求項2ないし6のいずれか一項に記載の画像測定装置。
- 前記撮像部のピントを前記透光板の前記第一面に合わせる際に適用される撮像条件を記憶したメモリをさらに有し、
前記プロセッサは、前記撮像部のピントを前記透光板の前記第一面に合わせる際には、前記撮像条件にしたがって前記撮像部、前記透過照明部および前記落射照明部を制御し、前記撮像部のピントを前記透光板に載置されたワークに合わせる際には動的に撮像条件を制御する、請求項1ないし7のいずれか一項に記載の画像測定装置。 - 前記撮像条件は、前記透過照明部を消灯し、前記落射照明部を点灯させることを含む、請求項8に記載の画像測定装置。
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JP2004125708A (ja) * | 2002-10-04 | 2004-04-22 | Olympus Corp | 三次元形状測定装置及び三次元形状測定方法 |
JP2014092490A (ja) * | 2012-11-05 | 2014-05-19 | Keyence Corp | 形状測定装置、形状測定方法および形状測定プログラム |
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