JP2020152358A - 乗物用シート - Google Patents
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Abstract
Description
胸部支持プレートがヘッドレストガイドと高さ方向で重なる位置に設けられていることにより、頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
上記の構成では、車両衝突時において乗員はヘッドレストのピラーと胸部支持プレートとほぼ同時に当接するようになり、それにより頭部との沈み込み量との差をより小さくすることが可能になる。
アッパーパイプと高さ方向で重なる位置に設けることにより、ヘッドレストと胸部支持プレートの位置が近接することから頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
胸部支持プレートが、受圧部より上に位置することで、頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
胸部支持プレートの下側部分が、胸部支持プレートの上側部分より先に変形することで、頭部の沈み込み量との差をより小さくすることができる。
後退移動荷重が作用している場合、シートバックの回転軸がシートバックの下方にあることから、乗員の頭部を支えるヘッドレストの移動量が大きくなる、そのため、胸部支持プレートの上側部分の移動量を、胸部支持プレートの下側部分の移動量より大きくすると、頭部の沈み込み量との差を小さくすることができる。
胸部支持プレートの上端に、シートバックフレームと連結する第一変形部材を備えることにより、後退移動荷重が作用するとき第一変形部材が変形することから、後退移動荷重をより適切に緩衝することが可能になる。
第一変形部材がヒンジ構造を有することで、後退移動荷重をより適切に緩衝することが可能になる。
胸部支持プレートと、シートバックフレームの側部とが第二変形部材を介して連結することで、後退移動荷重が作用するときの胸部支持プレートの移動量を調整することができ、後退移動荷重をより適切に緩衝することが可能になる。
胸部支持プレートを収納する収納部を、シートバックのパッド裏面に設けることにより、例えば、通常の使用時において胸部支持プレートの位置が安定するようになる。
また、胸部支持プレートがヘッドレストガイドと高さ方向で重なる位置に設けられることにより、頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
また、乗物用シートの側面から見て、ヘッドレストのピラーの前面の延長方向に沿って形成されると、車両衝突時において乗員はヘッドレストのピラーと胸部支持プレートとほぼ同時に当接するようになり、それにより頭部との沈み込み量との差をより小さくすることが可能になる。
また、胸部支持プレートがアッパーパイプと高さ方向で重なる位置に設けられることにより、ヘッドレストと胸部支持プレートの位置が近接することから頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
また、胸部支持プレートが、受圧部より上に位置することで、頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
また、胸部支持プレートの下側部分が、胸部支持プレートの上側部分より先に変形することで、頭部との沈み込み量との差をより小さくすることができる。
また、胸部支持プレートの上側部分の移動量を、胸部支持プレートの下側部分の移動量より大きくすると、頭部の沈み込み量との差を小さくすることができる。
胸部支持プレートの上端に、シートバックフレームと連結する第一変形部材を備えることにより、後退移動荷重が作用するとき第一変形部材が変形することから、後退移動荷重をより適切に緩衝することが可能になる。
第一変形部材がヒンジ構造を有することで、後退移動荷重をより適切に緩衝することが可能になる。
胸部支持プレートと、シートバックフレームの側部とが第二変形部材を介して連結することで、後退移動荷重が作用するときの胸部支持プレートの移動量を調整することができ、後退移動荷重をより適切に緩衝することが可能になる。
また、胸部支持プレートを収納する収納部を、シートバックのパッド裏面に設けることにより、例えば、通常の使用時において胸部支持プレートの位置が安定するようになる。
なお、以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするための一例に過ぎず、本発明を限定するものではない。すなわち、以下に説明する部材の形状、寸法、配置等については、本発明の趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得るとともに、本発明にはその等価物が含まれることは勿論である。また、以下の実施形態において同一又は類似の構成要素には共通の参照符号を付して示し、理解を容易にするために、これら図面は縮尺を適宜変更している。
先ず、図1〜図7Dを参照しながら、本発明の第一実施形態であるシートフレーム101を含む乗物用シート100の全体構成について概説する。図1及び図2は、乗物用シート100及びシートフレームSFの構造例を示す図であり、図1は、乗物用シート100の外観を示す斜視図であり、図2は、シートフレーム101の外観を示す斜視図である。図3、図4は乗員Hが乗物用シート100に着座した状態を示す図、図5は、後方移動荷重がかかったときに、乗員Hが支持されつつ後方に移動した状態を示す図である。図6A〜図6Cは第一変形部材及びその別例を示す斜視図、図7A〜図7Dは、第二変形部材及びその別例を示す斜視図である。
また、胸部支持プレート20は、その下端部において下部フランジ部25が形成されている。下部フランジ部25により胸部支持プレート20が補強され、乗員Hの胸部から荷重を受けたときに胸部支持プレート20が後方に湾曲することを抑制している。なお、胸部支持プレート20は、図4に示すように、シートバックS1のパッド裏面に形成されたプレート収納部29(収納部)と接するように設けられている。パッド裏面に胸部支持プレート20が接するように凹形状に形成されたプレート収納部29に胸部支持プレート20を設置することで、通常の使用時において胸部支持プレート20の位置が安定するようになる。
なお、第一変形部材41,42,43は、胸部支持プレート20の側部とシートフレームとが連結するよう設けられてもよい。第一変形部材41,42,43は板バネにより実現されているが、後述する第二変形部材44〜47と同様、コイルスプリング又はダンパー等により実現されてもよい。
また、第二変形部材44〜47は、第一変形部材41〜43と同様に板バネにより実現されてもよい。
図8〜図11を参照しながら、本発明の第二実施形態である乗物用シート110について説明する。なお、乗物用シート110のシートの外観は図1に示す乗物用シート100と同様であり、シートフレーム102のシートクッションフレーム2の構造も、図2に示すシートクッションフレーム2と同様であるため、その説明は省略する。
図13〜図16を参照しながら、本発明の第三実施形態であるシートバックフレーム1を含む乗物用シート200について説明する。なお、乗物用シート200のシートの外観は図1に示す乗物用シート100と同様であり、シートフレーム201のシートバックフレーム1及びシートクッションフレーム2の構造も、図2に示すシートバックフレーム1及びシートクッションフレーム2と同様であるため、その説明は省略する。
1a、2a、3a パッド
1b、2b、3b 表皮材
2 シートクッションフレーム
11 リクライニングシャフト
15 サイドフレーム
16 アッパーパイプ
17 ヘッドレストガイド
18 下部フレーム架設部
19 ヘッドレストピラー
19a 前面
20、120 胸部支持プレート
20a 胸部当接面
20b 上端
20c、120c 背面
22 上側部分
23 下側部分
124 上部フランジ部
25、125 下部フランジ部
29 プレート収納部
30 頭部支持プレート
30a 頭部当接面
31 首部支持部
32 回転軸
40 受圧部
41、42、43、141、142 第一変形部材
41a、42a 屈曲部
141a、142a 変形部
141b 直線部
44、45、46、47、144 第二変形部材
50 ロック部材
51 ばね部材
52 凸部
53 ピン
54 脆弱部
55 溶接部
56 回転軸
57 スリット
100、110、200 乗物用シート
S1 シートバック
S2 シートクッション
S3 ヘッドレスト
101、102、201 シートフレーム
H 乗員(着座者)
H1 頭部
H2 首部
H3 胸部
B 脊椎
B1 頸椎
B2 胸椎
B3 腰椎
Claims (11)
- シートバックを備えた乗物用シートであって、
前記シートバックは、
シートバックフレームと、
該シートバックフレームの上部に設けられ、車両衝突によって乗員に後退移動荷重が作用したときに、前記乗員の胸部を受けて、前記シートバックフレームに対して後方に移動しつつ前記後退移動荷重を緩衝して、前記乗員の胸部を支持する胸部支持プレートと、を備え、
前記胸部支持プレートは、前記シートバックフレームの上部と高さ方向で重なる位置に設けられていることを特徴とする乗物用シート。 - 前記シートバックの上に設けられるヘッドレストと、
前記シートバックフレームの上端に前記ヘッドレストを支持するヘッドレストガイドと、を備え、
前記胸部支持プレートは、前記ヘッドレストガイドと高さ方向で重なる位置に設けられることを特徴とする請求項1に記載の乗物用シート。 - 前記胸部支持プレートは、前記乗物用シートの側面から見て、前記ヘッドレストのピラーの前面の延長方向に沿って形成されることを特徴とする請求項2に記載の乗物用シート。
- 前記胸部支持プレートは、前記シートバックフレームのアッパーパイプと高さ方向で重なる位置に設けられることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記シートバックは、前記シートバックフレームのサイドフレームに設けられ、前記乗員を後方から支持する受圧部を備え、
前記胸部支持プレートは、前記受圧部より上に位置するよう設けられることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の乗物用シート。 - 前記胸部支持プレートは、前記乗員に前記後退移動荷重が作用して後方に移動するとき、前記胸部支持プレートの下側部分が、前記胸部支持プレートの上側部分より先に変形することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記胸部支持プレートは、前記乗員に前記後退移動荷重が作用して後方に移動するとき、前記胸部支持プレートの上側部分の移動量が、前記胸部支持プレートの下側部分の移動量より大きいことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記胸部支持プレートは、該胸部支持プレートの上端に、前記シートバックフレームと連結する第一変形部材を備えることを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記第一変形部材はヒンジ構造を有することを特徴とする請求項8に記載の乗物用シート。
- 前記胸部支持プレートは、前記シートバックフレームの側部と、第二変形部材を介して連結することにより固定されることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の乗物用シート。
- 前記胸部支持プレートを収納する収納部を、前記シートバックのパッド裏面に設けることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の乗物用シート。
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---|---|---|---|---|
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JP2011207442A (ja) * | 2010-03-30 | 2011-10-20 | Nhk Spring Co Ltd | 車両用シートバック及びこれを備えた車両用シート |
JP2017222363A (ja) * | 2017-10-02 | 2017-12-21 | テイ・エス テック株式会社 | シートバックフレーム |
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