JP2020151338A - 医用画像撮影システム - Google Patents

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Abstract

【課題】放射線画像データの付帯情報を容易に生成することである。【解決手段】医用画像撮影システム1は、FPD10と、FPD10に通信接続される携帯端末20と、を備える。FPD10は、入射された放射線から放射線画像データを生成する放射線撮像手段と、生成された放射線画像データを記憶する第1の記憶手段と、を有する。携帯端末20は、生成された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付ける操作手段と、操作入力された付帯情報をFPD10に送信する第1の制御手段と、を有する。FPD10は、付帯情報を受信し、付帯情報を前記記憶された放射線画像データに対応付けて第1の記憶手段に記憶する第2の制御手段を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、医用画像撮影システムに関する。
従来、医師、技師などの操作者が、病棟などの回診先で、放射線画像撮影装置としてのFPD(Flat Panel Detector)を用いて、患者の放射線撮影を行う回診撮影が知られている。操作者は、放射線発生装置を有する回診車と、FPDと、を回診先に持ち込み、放射線発生装置から出射された放射線を患者に照射し、当該患者を透過した放射線をFPDで画像化して放射線画像データを生成することにより、放射線撮影を行う。
回診先の撮影対象の患者は複数いる場合があり、撮影した複数の放射線画像データを患者ごとにグループ分けする必要がある。このため、操作者は、撮影時に各患者及び撮影の特徴情報を紙にメモしておき、撮影後にFPDから放射線画像データを撮影制御装置に取り込む段階で、操作者が各放射線画像を見て手動で、患者と放射線画像データとを紐付けていた。
しかし、操作者が紙のメモを取らねばならず、またFPDの画像カウンターをいちいち確認せねばならないため、操作者の作業が煩雑であった。このため、患者の放射線撮影時に、放射線画像撮影装置に設けられた操作ボタンを操作者が操作すること、又は放射線画像撮影装置の姿勢の変化に応じて、患者の区切情報としてダミー画像を生成する放射線画像撮影システムが知られている(特許文献1参照)。
特開2016−135231号公報
しかし、特許文献1に記載の放射線画像撮影システムでは、放射線画像撮影装置に操作ボタンや専用のセンサーを準備する必要があり、放射線画像撮影装置のコストアップや操作者の運用環境条件によるセンサーの精度が保証できない場合がある。その場合、区切情報が実際の検査と異なった情報となり、患者取り違いのリスクが発生してしまう。したがって、放射線画像撮影装置から撮影制御装置に放射線画像データと区切情報を取り込む際に、操作者は慎重に確認しながら、取り込む必要があり、その作業が煩雑であった。このため、放射線画像データに付帯させる区切情報などの付帯情報を容易に生成する要請がある。
本発明の課題は、放射線画像データの付帯情報を容易に生成することである。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明の医用画像撮影システムは、
入射された放射線から放射線画像データを生成する撮像手段と、
前記生成された放射線画像データを記憶する第1の記憶手段と、を有する放射線画像撮影装置と、
前記放射線画像撮影装置に通信接続される携帯端末と、を備え、
前記携帯端末は、
前記生成された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付ける操作手段と、
前記操作入力された付帯情報を前記放射線画像撮影装置に送信する第1の制御手段と、を有し、
前記放射線画像撮影装置は、
前記付帯情報を受信し、当該付帯情報を前記記憶された放射線画像データに対応付けて前記第1の記憶手段に記憶する第2の制御手段を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記付帯情報は、複数の放射線画像データをグルーピングするための区切識別情報を含む。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記携帯端末は、
表示手段を有し、
前記第1の制御手段は、前記生成された放射線画像データを前記放射線画像撮影装置から受信して前記表示手段に表示させる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記第2の制御手段は、前記撮像手段により放射線画像データが生成された場合に、当該生成された放射線画像データに画像識別情報を付与し、当該放射線画像データを当該画像識別情報に対応付けて前記第1の記憶手段に記憶し、当該放射線画像データ及び当該画像識別情報を前記携帯端末に送信し、
前記第1の制御手段は、前記放射線画像データ及び前記画像識別情報を前記放射線画像撮影装置から受信して当該放射線画像データを前記表示手段に表示させ、
前記操作手段は、前記表示された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付け、
前記第1の制御手段は、前記操作入力された付帯情報と当該付帯情報に対応する画像識別情報とを前記放射線画像撮影装置に送信し、
前記第2の制御手段は、前記送信された付帯情報及び画像識別情報を受信し、当該画像識別情報を用いて、前記記憶された放射線画像データに当該付帯情報を対応付けて前記第1の記憶手段に記憶する。
請求項5に記載の発明は、請求項3又は4に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記第1の制御手段は、前記受信された放射線画像データに、前記放射線画像撮影装置に依存する補正処理と、階調処理と、間引き処理との少なくとも1つの画像処理を施して前記表示手段に表示させる。
請求項6に記載の発明は、請求項3から5のいずれか一項に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記第1の制御手段は、前記放射線画像撮影装置に関する情報を当該放射線画像撮影装置から受信して前記表示手段に表示させる。
請求項7に記載の発明は、請求項1から6のいずれか一項に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記付帯情報は、前記生成された放射線画像データの写損の有無を示す写損識別情報と、前記生成された放射線画像データに施す回転の方向及び量を示す画像回転情報と、前記生成された放射線画像データに施す反転の方向を示す画像反転情報と、の少なくとも1つを含む。
請求項8に記載の発明は、請求項1から7のいずれか一項に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記付帯情報は、前記生成された放射線画像データが再撮影であることを示す再撮影識別情報と、前記生成された放射線画像データに対応する患者に関する患者情報と、前記生成された放射線画像データに対応するテキスト情報と、前記生成された放射線画像データに対応する操作者に関する操作者情報と、の少なくとも1つを含む。
請求項9に記載の発明は、請求項1から5のいずれか一項に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記放射線画像撮影装置に通信接続される撮影制御装置を備え、
前記撮影制御装置は、
第2の記憶手段と、
前記放射線画像データの撮影後に、前記第1の記憶手段に記憶されている放射線画像データ及び付帯情報を前記放射線画像撮影装置から受信して前記第2の記憶手段に保存する第3の制御手段と、を有する。
請求項10に記載の発明は、請求項9に記載の医用画像撮影システムにおいて、
前記第3の制御手段は、前記放射線画像データ及び付帯情報を前記第2の記憶手段に保存後に、当該保存の保存完了情報を前記放射線画像撮影装置に送信し、
前記第2の制御手段は、前記保存完了情報を受信後に、前記保存された放射線画像データ及び付帯情報を前記第1の記憶手段から消去する。
本発明によれば、放射線画像データの付帯情報を容易に生成できる。
本発明の実施の形態の医用画像撮影システムを示すブロック図である。 回診先における医用画像撮影システムの一部の構成を示す図である。 FPDの機能構成を示すブロック図である。 携帯端末の機能構成を示すブロック図である。 撮影制御装置の機能構成を示すブロック図である。 FPD、携帯端末及び撮影制御装置の動作を示すシーケンス図である。 2つのグループに区切られた複数の放射線画像データを示す図である。
添付図面を参照して、本発明に係る実施の形態を説明する。なお、本発明は、図示例に限定されるものではない。
まず、図1及び図2を参照して、本実施の形態の全体の装置構成を説明する。図1は、本実施の形態の医用画像撮影システム1を示すブロック図である。図2は、回診先2における医用画像撮影システム1の一部の構成を示す図である。
医用画像撮影システム1は、病院などの医療施設に設けられ、例えば、病棟、集中治療室、手術室などの回診先に在室している移動が困難な患者を被検体として放射線撮影としてのX線撮影を行う回診撮影用の撮影システムである。図1に示すように、医用画像撮影システム1は、放射線画像撮影装置としてのFPD10と、携帯端末20と、回診車30と、撮影制御装置40と、クレードル50と、を備える。
図2に示すように、医師、技師などの操作者6は、回診撮影の際に、FPD10、携帯端末20及び回診車30を回診先2に持ち込む。回診車30は、車輪を有し、例えば医療施設内を自在に移動可能であり、放射線発生装置310と、放射線発生制御装置320と、ポケット330と、を搭載している。放射線発生装置310は、放射線源311と、被爆スイッチ312と、を有する。
放射線源311は、放射線を照射するポータブルの放射線源である。被爆スイッチ312は、放射線源311に対して放射線の照射開始の指示の押下入力を受け付けるスイッチである。
放射線発生制御装置320は、制御部と、表示部と、操作者6の操作入力を受け付ける操作部と、放射線発生装置310との通信部と、を有する。放射線発生制御装置320は、操作部を介して操作者6から入力された放射線の発生の条件情報などの操作情報に応じて、通信部を介して放射線発生装置310を制御し、放射線源311から放射線を発生させて、放射線撮影を行う。放射線発生制御装置320は、操作情報などを表示部に表示するが、FPD10で生成された放射線画像データを表示部に表示する機能はない。このため、医用画像撮影システム1は、回診車30に放射線画像データの表示機能を有する回診撮影制御装置(コンソール)を搭載する構成に比べて、コストダウンを実現でき、回診撮影制御装置の放射線画像データの表示機能に関する部分が故障して回診撮影が継続できなくなることを防ぐことができる。
ポケット330は、FPD10を収納する。FPD10は、操作者6が持参してもよいが、FPD10は比較的重く、落下すると壊れたり故障したりする可能性があるため、ポケット330に挿入されて回診車30により搬送できるようになっている。
操作者6は、携帯端末20を携帯している。携帯端末20が放射線撮影の妨げとならないようにするために、例えば、ストラップ20aで操作者6の首からぶら下げるようにすることが好ましい。
FPD10は、カセッテ型で可搬型の放射線検出装置であり、放射線画像データの生成及び記憶機能と、携帯端末20との無線LAN(Local Area Network)通信機能と、Webサーバー機能と、を有する。また、FPD10は、放射線を検出すると、自動で放射線画像データを生成するタイプのものとするが、これに限定されるものではない。また、FPD10は、図1、図2で1台が代表して記載されているが、複数台あってもよい。
携帯端末20は、例えば、タブレットPC(Personal Computer)からなり、操作者の放射線撮影に関する情報及び放射線画像データの付帯情報の操作入力を受け付ける機能と、FPD10及び回診車30との無線LAN通信機能と、を有する。携帯端末20は、タブレットPCに限定されるものではなく、スマートフォン、ノートPCなど、他の携帯型の端末装置としてもよい。また、携帯端末20は、回診撮影用の専用機とするが、これに限定されるものではなく、汎用機を用いる構成としてもよい。
操作者6は、FPD10を、例えばベッド4に寝ている患者の被検体5とベッド4との間、又は、図示しないベッド4の被検体5と反対面に設けられた挿入口に差し込むなどした状態で、被爆スイッチ312をオンすることで、放射線発生装置310の放射線源311から放射線を被検体5の撮影対象部位である例えば足部に照射して、被検体5の放射線撮影を行う。
FPD10は、放射線発生装置310から被検体5に照射された放射線に応じて、放射線画像データを生成して記憶する。このようにして、回診先2の複数の患者の被検体が放射線撮影され、複数の患者の放射線画像データがFPD10に一旦記憶される。このとき、操作者6は、携帯端末20への操作入力により、複数の放射線画像データを患者ごとのグループの区切識別情報などの付帯情報を生成し、FPD10の放射線画像データに対応付けて記憶させる。
図1に示すように、撮影制御装置40及びクレードル50は、放射線撮影の撮影室3に設置されているものとする。撮影制御装置40は、撮影室3内の撮影装置を用いた通常の放射線撮影用のコンソールであり、例えばワークステーションで構成される。また、撮影制御装置40は、撮影室3内の通常の放射線撮影又は回診先2の回診撮影で生成された放射線画像データを記憶する。クレードル50は、撮影制御装置40に接続されており、FPD10が載置されて電気的に接続された場合に、FPD10に電源電力を供給するとともに、FPD10と撮影制御装置40との通信を中継する。
回診先2での放射線撮影後、操作者6は、FPD10を撮影室3に持ち込み、クレードル50に載置して接続させる。撮影制御装置40は、クレードル50を介して、FPD10に記憶されている放射線画像データ、付帯情報などをFPD10から受信して取り込む。
ついで、図3〜図5を参照して、FPD10、携帯端末20及び撮影制御装置40の内部の機能構成を説明する。図3は、FPD10の機能構成を示すブロック図である。図4は、携帯端末20の機能構成を示すブロック図である。図5は、撮影制御装置40の機能構成を示すブロック図である。
図3に示すように、FPD10は、第2の制御手段としての制御部11と、操作部12と、第1の記憶手段としての記憶部13と、撮像手段としての放射線撮像部14と、無線通信部15と、有線通信部16と、を有する。FPD10の各部は、バス17を介して接続されている。
制御部11は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)などにより構成される。制御部11のCPUは、記憶部13に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、FPD10の各部を制御する。
操作部12は、スイッチなどで構成され、操作者からのメモリーモード又は通常モードの選択などの操作入力を受け付け、その操作情報を制御部11に出力する。メモリーモードは、回診先などで、撮影ごとに生成される放射線画像データをFPD10の内部のメモリーとしての記憶部13に記憶していくモードである。通常モードとは、放射線撮影により放射線画像データを1枚生成すると、当該放射線画像データをコンソール(撮影制御装置40)に送信することを繰り返すモードである。
記憶部13は、フラッシュメモリーなどの不揮発性の半導体メモリーなどにより構成され、制御部11で実行される各種プログラムや各種データを記憶する。特に、記憶部13は、放射線撮像部14で生成された放射線画像データ及びその付帯情報を記憶する。
放射線撮像部14は、直接変換方式として、放射線を直接電気信号に変換するCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサーなどの撮像素子から構成され、又は間接変換方式として、硫酸ガドリニウムやヨウ化セシウムなどの蛍光体と、蛍光体を入射した放射線で励起して発生した光を電荷として取得するフォトダイオードなどの撮像素子とで構成される。放射線撮像部14は、制御部11の制御に従って、被検体を介して入射された放射線に応じて撮像素子により放射線画像データを生成し、記憶部13に出力し記憶させる。
無線通信部15は、アンテナ、変復調部、信号処理部などを有し、無線LAN通信方式で、携帯端末20などの外部機器と無線通信を行う。また、無線通信部15は、無線LAN通信のアクセスポイントとして機能するものとする。制御部11は、無線通信部15を介して、携帯端末20、回診車30のコンソールなどの外部機器と無線通信を行う。しかし、この構成に限定されるものではなく、アクセスポイントが、回診先2内外や、回診車30などに設けられ、当該アクセスポイントを介して、FPD10と携帯端末20とが無線通信する構成としてもよい。
有線通信部16は、クレードル50に接続される端子を含む有線通信部である。制御部11は、有線通信部16、クレードル50を介して撮影制御装置40と有線通信を行う。
また、FPD10は、FPD10の各部に電源電力を供給する2次電池などの図示しないバッテリーを有する。
図4に示すように、携帯端末20は、第1の制御手段としての制御部21と、操作手段としての操作部22と、記憶部23と、表示手段としての表示部24と、無線通信部25と、を備える。携帯端末20の各部は、バス26を介して接続されている。
制御部21は、CPU、RAMなどにより構成される。制御部21のCPUは、記憶部23に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、携帯端末20の各部を制御する。
操作部22は、表示部24の表示画面に一体的に設けられたタッチパネルで構成され、操作者からのタッチ入力を受け付け、その操作情報を制御部21に出力する。
記憶部23は、フラッシュメモリーなどの不揮発性の半導体メモリーなどにより構成される。記憶部23は、制御部21で実行される各種プログラムや各種データを記憶する。
表示部24は、LCD(Liquid Crystal Display)、EL(Electro-Luminescence)ディスプレイなどにより構成され、制御部21からの表示指示に従い、各種情報を表示する。
無線通信部25は、アンテナ、変復調部、信号処理部などを有し、無線LAN通信方式、モバイル通信方式で、外部機器と無線通信を行う。特に、制御部21は、無線通信部25を介して、FPD10などの外部機器と無線LAN通信方式で無線通信を行う。
図5に示すように、撮影制御装置40は、第3の制御手段としての制御部41と、操作部42と、第2の記憶手段としての記憶部43と、表示部44と、有線通信部45と、通信部46と、を有する。撮影制御装置40の各部は、バス47を介して接続されている。
制御部41は、CPU、RAMなどにより構成される。制御部41のCPUは、記憶部43に記憶されているシステムプログラムや各種処理プログラムを読み出してRAM内に展開し、展開されたプログラムに従って、撮影制御装置40の各部を制御する。
操作部42は、カーソルキー、数字入力キー、及び各種機能キーなどを備えたキーボードと、マウスなどのポインティングデバイスとを備えて構成され、キーボードに対するキー操作やマウス操作により入力された指示情報を制御部41に出力する。また、操作部42は、表示部44の表示画面に一体的に構成されたタッチパネルを備えてもよく、この場合、タッチパネルを介してタッチ入力された操作情報を制御部41に出力する。
記憶部43は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)などの情報の読み出し及び書き込みが可能な記憶部で構成されている。記憶部43は、制御部41で実行される各種プログラムや各種データを記憶する。特に、記憶部43は、クレードル50を介してFPD10から取り込まれた放射線画像データ及び付帯情報が記憶される。
表示部44は、LCD、ELディスプレイなどにより構成され、制御部41からの表示指示に従い、各種情報を表示する。
有線通信部45は、クレードル50に有線接続され、クレードル50に接続されたFPD10と制御部41との間の通信を介する有線通信部である。通信部46は、撮影室内の撮影装置、PACS(Picture Archiving and Communication Systems)の画像管理サーバーなどと通信ネットワークを介して通信を行う通信部である。
つぎに、図6及び図7を参照して、医用画像撮影システム1の動作を説明する。図6は、FPD10、携帯端末20及び撮影制御装置40の動作を示すシーケンス図である。図7は、グループGA,GBに区切られた放射線画像データ61〜65を示す図である。
予め、操作者は、少なくとも1台のFPD10と、携帯端末20及び回診車30とを回診先に持ち込む。そして、操作者は、FPD10の操作部12への操作入力により、FPD10をメモリーモードに設定しておく。
図6に示すように、まず、FPD10の制御部11は、Webサーバーとして起動する。また、携帯端末20の制御部21は、操作部22を介する操作者からの接続指示に応じて、ブラウザープログラムを起動し、当該起動したブラウザーから、無線通信部25を介するWebサーバーとしてのFPD10と通信接続し通信を確立する(ステップS1)。ステップS1により、少なくとも1台のFPD10が携帯端末20と通信接続される。
そして、通信接続されたFPD10の制御部11は、無線通信部15を介して、自装置の装置情報を携帯端末20に送信する(ステップS2)。装置情報は、FPD10の固有ID、名称、属性(サイズなど)などの情報である。
そして、FPD10の制御部11は、無線通信部15を介して、自装置の状態情報を携帯端末20に送信する(ステップS3)。状態情報は、自装置のFPD10の、バッテリーの充電状態、無線通信の接続状態、記憶部13に保存されている放射線画像データ枚数/最大保存枚数、撮影可否を示す状態、記憶部13に保存されている撮像した全放射線画像データの画像IDごとのサムネイル画像リストなどの情報である。携帯端末20の制御部21は、無線通信部25を介して、装置情報及び状態情報をFPD10から受信し、表示部24に表示する。携帯端末20の制御部21は、無線通信部25を介して、状態情報をFPD10から受信し、ステップS2で取得した装置情報とともに表示部24に表示する。
操作者は、回診撮影のための情報を放射線発生制御装置320の操作部に入力し、そして、操作者は、放射線撮影用に、放射線源311及びFPD10の位置を調整する。放射線発生制御装置320は、操作情報などに応じて、放射線発生装置310を制御する。そして、放射線発生制御装置320は、操作者により被爆スイッチ312が押下入力されたことをトリガーとして、放射線発生装置310に放射線源311から放射線を被検体に照射させる。
FPD10の制御部11は、放射線撮像部14により、放射線発生装置310から被検体に照射され透過された放射線を検出すると、当該透過された放射線に応じた放射線画像データを生成する(ステップS4)。
そして、FPD10の制御部11は、ステップS4で生成された放射線画像データに画像IDを付与し、当該生成された放射線画像データを画像IDに対応付けて放射線画像データを記憶部13に保存する(ステップS5)。画像IDは、放射線画像データの識別情報であり、例えば、1,2,3…などの昇順のカウント値とする。なお、ステップS5では、FPD10依存のオフセット、ゲインなどの補正処理を実施し、その後記憶部13に保存してもよい。
そして、FPD10の制御部11は、無線通信部15を介して、ステップS5で保存された画像ID及び放射線画像データを携帯端末20に送信する(ステップS6)。携帯端末20の制御部21は、無線通信部25を介して、画像ID及び放射線画像データをFPD10から受信する。
そして、携帯端末20の制御部21は、ステップS6で受信した放射線画像データをプレビュー用に画像処理を施して、ステップS6で受信した画像IDとともに表示部24のブラウザー画面に表示する(ステップS7)。ステップS7の画像処理は、例えば、FPD10依存の欠陥などの補正処理、階調処理、間引き処理(縮小処理)の少なくとも1つである。なお、制御部21は、操作部22を介する操作者からの拡大、縮小、回転又は反転の指示情報の入力に応じて、表示中の放射線画像データを拡大、縮小、回転又は反転して表示部24のブラウザー画面に表示可能な構成とする。また、ステップS7では、ステップS2で受信されたFPD10の装置情報及びステップS3で受信されたFPD10の状態情報も、表示部24のブラウザー画面に表示される構成としてもよい。
そして、携帯端末20の制御部21は、操作部22を介して、ステップS7で表示された放射線画像データに対応する付帯情報の入力を受け付ける(ステップS8)。付帯情報は、
・複数の放射線画像データについて、同一患者を1グループとして区切るための区切識別情報、
・放射線画像データが写損画像であることを示す写損識別情報、
・放射線画像データが、写損後に再撮影した再撮影画像であることを示す再撮影識別情報、
・患者情報、
・テキスト情報、
・画像回転情報、画像反転情報、
・操作者情報、
の少なくとも1つが含まれる。
図7を参照して、付帯情報を説明する。図7に示すように、放射線画像データ61〜65が順に撮影されたものとする。放射線画像データ61〜65には、ステップS8で入力された付帯情報71〜75が対応付けられている。例えば、付帯情報71〜75は、それぞれ、放射線画像データ61〜65に含められるものとするが、別々のデータとしてもよい。
放射線画像データ61〜63が患者Aを被検体としたものであり、放射線画像データ64,65が患者Bを被検体としたものである。このため、放射線画像データ61,62の撮影後のステップS8では区切識別情報が入力されず、放射線画像データ63の撮影後のステップS8では区切識別情報が入力され付帯情報に含められる。よって、放射線画像データ61〜63が患者AのグループGAに区切られる。同様にして、放射線画像データ64,65が患者BのグループGBに区切られる。
写損識別情報は、放射線画像データの撮影の失敗を示す情報であり、写損理由を含めてもよい。写損理由は、例えば、FPD10に対する被検体のポジショニングが悪いため、撮影時の放射線の量の不足又は過多のため、被検体のネックレスなどの異物が写ったため、などである。図7では、放射線画像データ64の撮影後のステップS8で写損識別情報が入力され、付帯情報72に含められている。
画像回転情報は、放射線画像データに対し必要な回転方向及び回転量を示す情報であり、例えば、FPD10の縦方向の撮影において、被検体が大きい場合にFPD10の横方向で撮影しておいて、後で右方向に90度の回転が必要なことを示す情報や、撮影時に患部に対してFPD10が回転してずれていた場合に、角度のずれ方向及びずれ量を示す情報である。
画像反転情報は、放射線画像データに対し必要な反転方向を示す情報であり、例えば、被検体を例外的に背面側から撮影し、診断で正面側からの画が欲しい場合に、正面側となる反転方向を示す情報である。操作者は、携帯端末20で、操作部22への操作入力により、表示中の放射線画像データを自在に回転、反転可能であるため、回転、反転後の放射線画像を確認しつつ、ステップS8の画像回転情報、画像反転情報を入力できる。
患者情報は、被検体の患者に関する情報である。テキスト情報は、操作者が自由に書き込む情報であり、例えば、右手の撮影が指示されていたが誤って左手を撮影したことを示す情報、操作者の独断で、指示された胸部だけでなく腹部も撮影したことを示す情報である。操作者情報は、操作者のID、名称などの情報である。
そして、携帯端末20の制御部21は、無線通信部25を介して、ステップS8で入力された付帯情報をステップS6で受信された画像IDに対応付けてFPD10に送信する(ステップS9)。FPD10の制御部11は、無線通信部15を介して、画像ID及び付帯情報を携帯端末20から受信する。
携帯端末20では、ステップS3〜S9において、状態情報、画像ID、放射線画像データ及び付帯情報は、制御部21のRAMに一時的に記憶されるのみであって、記憶部23には保存されない。というのは、放射線画像データ及び付帯情報などの患者を特定する情報の漏洩を防止するためである。また、ステップS9の実行後、制御部21のRAMに一時的に記憶されている状態情報、放射線画像データ、付帯情報などを消去する構成としてもよい。この構成では、携帯端末20は、放射線撮影のたびに、状態情報、放射線画像データがFPD10から取得される。さらに、制御部21は、操作部22を介する操作者からの操作情報に応じて、消去した状態情報、放射線画像データ、付帯情報などをFPD10に要求してFPD10から取得する構成としてもよい。
そして、FPD10の制御部11は、ステップS5で保存された放射線画像データの画像IDに対応付けて、ステップS9で受信された付帯情報を記憶部13に保存する(ステップS10)。そして、操作者は、放射線撮影を終了するか否かを判別する(ステップS11)。放射線撮影を終了しない場合(ステップS11;NO)、ステップS3に移行される。
放射線撮影を終了する場合(ステップS11;YES)、操作者により、撮影後のFPD10が撮影室に持ち込まれてクレードル50に接続され、FPD10の制御部11はメモリーモードから通常モードへ設定する。そして、撮影制御装置40の制御部41は、有線通信部45を介して、FPD10と通信接続し通信を確立する(ステップS12)。
そして、FPD10の制御部11は、撮影された全ての画像ID、放射線画像データ及び付帯情報を記憶部13から読み出し、有線通信部16を介して、撮影制御装置40に送信する(ステップS13)。撮影制御装置40の制御部41は、有線通信部45を介して、全ての画像ID、放射線画像データ及び付帯情報をFPD10から受信する。
そして、撮影制御装置40の制御部41は、ステップS13で受信された画像ID、放射線画像データ及び付帯情報を表示部44に表示し、記憶部43に保存する(ステップS14)。ステップS14では、例えば、制御部41は、画像IDごとの放射線画像データのサムネイルと、当該放射線画像データの写損識別情報がある場合に写損であることを示すアイコンとを、区切識別情報による患者のグループの区切りごとに表示し、操作部42を介する操作者からのサムネイル、アイコンのクリック入力などの操作入力に応じて、放射線画像データ及び付帯情報を自在に選択して表示可能な画面UI(User Interface)で表示する。
そして、撮影制御装置40の制御部41は、有線通信部45を介して、ステップS14で画像ID、放射線画像データ及び付帯情報を記憶部43に保存完了した旨の保存完了情報をFPD10に送信する(ステップS15)。そして、FPD10の制御部11は、ステップS13で送信した放射線画像データ及び付帯情報を記憶部43から消去する(ステップS16)。
FPD10の放射線画像データ及び付帯情報の消去後、撮影制御装置40の制御部41は、操作部42を介する操作者から入力される操作情報に応じて、記憶部43に記憶されている放射線画像データに画像調整を行う。画像調整は、例えば、放射線画像データに対して、診断用放射線画像データにするための画像処理を施したり、各種マーカーを重畳することに加え、付帯情報の画像回転情報、画像反転情報に応じた回転、反転の画像処理を施すことを含めるものとする。撮影制御装置40の制御部41は、通信部46を介して、画像調整後の放射線画像データ、画像ID及び付帯情報を画像管理サーバーに送信して記憶させる。
以上、本実施の形態によれば、医用画像撮影システム1は、FPD10と、FPD10に通信接続される携帯端末20と、を備える。FPD10は、入射された放射線から放射線画像データを生成する放射線撮像部14と、生成された放射線画像データを記憶する記憶部13と、を有する。携帯端末20は、生成された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付ける操作部22と、操作入力された付帯情報をFPD10に送信する制御部21と、を有する。FPD10は、付帯情報を受信し、付帯情報を前記記憶された放射線画像データに対応付けて記憶部13に記憶する制御部11を有する。
このため、携帯端末20の操作入力により、放射線画像データの付帯情報を容易に生成でき、放射線画像データを付帯情報と対応付けて記憶できる。
また、付帯情報は、複数の放射線画像データをグルーピングするための区切識別情報を含む。このため、FPD10に操作ボタンやセンサーが不要であるので、FPD10のコストアップを防ぐことができ、センサーの精度が保証できない場合の患者取り違いのリスクの発生を防ぐことができ、操作者の慎重かつ煩雑な作業がないので、複数の放射線画像データを容易かつ正確にグルーピングできる。
また、携帯端末20は、表示部24を有する。制御部21は、生成された放射線画像データをFPD10から受信して表示部24に表示させる。このため、操作者が放射線画像データを目視により確認でき、確認した放射線画像データに対応する適切な付帯情報を操作入力できる。
また、制御部11は、放射線撮像部14により放射線画像データが生成された場合に、生成された放射線画像データに画像IDを付与し、放射線画像データを画像IDに対応付けて記憶部13に記憶し、放射線画像データ及び画像IDを携帯端末20に送信する。制御部21は、放射線画像データ及び画像IDをFPD10から受信して放射線画像データを表示部24に表示させる。操作部22は、表示された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付ける。制御部21は、操作入力された付帯情報と付帯情報に対応する画像IDとをFPD10に送信する。制御部11は、送信された付帯情報及び画像IDを受信し、当該画像IDを用いて、記憶された放射線画像データに当該付帯情報を対応付けて記憶部13に記憶する。このため、放射線画像データに付帯情報を正確に対応付けて記憶できる。
また、制御部21は、受信された放射線画像データに、FPD10に依存する補正処理と、階調処理と、間引き処理との少なくとも1つの画像処理を施して表示部24に表示させる。このため、FPD10、携帯端末20の少なくとも一方に適する画像処理を施した放射線画像データを表示できる。
また、制御部21は、FPD10に関する装置情報及び状態情報をFPD10から受信して表示部24に表示させる。このため、操作者が、FPD10に関する装置情報及び状態情報を目視により確認でき、確認した装置情報及び状態情報に対応する適切な付帯情報を操作入力できる。
また、付帯情報は、生成された放射線画像データの写損の有無を示す写損識別情報と、生成された放射線画像データに施す回転の方向及び量を示す画像回転情報と、生成された放射線画像データに施す反転の方向を示す画像反転情報と、の少なくとも1つを含む。このため、後の工程で用いる、写損識別情報、画像回転情報及び画像反転情報の少なくとも1つを含む適切な付帯情報を生成できる。
また、付帯情報は、生成された放射線画像データが再撮影であることを示す再撮影識別情報と、生成された放射線画像データに対応する患者に関する患者情報と、生成された放射線画像データに対応するテキスト情報と、生成された放射線画像データに対応する操作者に関する操作者情報と、の少なくとも1つを含む。このため、後の工程で用いる、再撮影識別情報、患者情報、テキスト情報及び操作者情報の少なくとも1つを含む適切な付帯情報を生成できる。
また、医用画像撮影システム1は、FPD10に通信接続される撮影制御装置40をさらに備える。撮影制御装置40は、記憶部43と、放射線画像データの撮影後に、記憶部13に記憶されている放射線画像データ及び付帯情報をFPD10から受信して記憶部43に保存する制御部41と、を有する。このため、撮影制御装置40において、放射線画像データ及び付帯情報を記憶でき、付帯情報に基づき、放射線画像データに回転、反転などの処理を行うことができる。
また、制御部41は、放射線画像データ及び付帯情報を記憶部43に保存後に、当該保存の保存完了情報をFPD10に送信する。制御部11は、保存完了情報を受信後に、保存された放射線画像データ及び付帯情報を記憶部13から消去する。このため、放射線画像データ及び付帯情報を確実に保存できるとともに、FPD10の記憶可能な容量を回復でき、このFPD10を次の放射線画像撮影に容易に用いることができる。
なお、上記実施の形態における記述は、本発明に係る好適な医用画像撮影システムの一例であり、これに限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態では、携帯端末20において、区切識別情報などを入力して付帯情報に含める構成としたが、これに限定されるものではない。携帯端末20の制御部21が、無線通信部25を介して、保存済の画像ID、放射線画像データ及び付帯情報をFPD10に要求してFPD10から受信し、受信した画像ID、放射線画像データ及び付帯情報を表示部24に表示して、区切識別情報を削除するなどの当該付帯情報の修正の指示入力を受け付けて修正し、修正後の付帯情報をFPD10に送信して上書きすることにより、付帯情報を修正する構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、FPD10で1枚の放射線画像データが生成されるごとに、携帯端末20で当該1枚の放射線画像データに対応する付帯情報が入力される構成としたが、これに限定されるものではない。FPD10で患者単位などの複数枚の放射線画像データが生成されるごとに、携帯端末20で当該複数枚分の付帯情報が入力される構成としてもよい。
また、上記実施の形態では、付帯情報を放射線画像データごとに対応付ける構成としたが、これに限定されるものではない。付帯情報を、検査など、他の情報ごとに対応付ける構成としてもよい。
また、以上の実施の形態における医用画像撮影システム1を構成する各部の細部構成及び細部動作に関して本発明の趣旨を逸脱することのない範囲で適宜変更可能である。
1 医用画像撮影システム
10 FPD
11 制御部
12 操作部
13 記憶部
14 放射線撮像部
15 無線通信部
16 有線通信部
17 バス
20 携帯端末
21 制御部
22 操作部
23 記憶部
24 表示部
25 無線通信部
26 バス
30 回診車
310 放射線発生装置
311 放射線源
312 被爆スイッチ
320 放射線発生制御装置
330 ポケット
40 撮影制御装置
41 制御部
42 操作部
43 記憶部
44 表示部
45 有線通信部
46 通信部
47 バス
50 クレードル

Claims (10)

  1. 入射された放射線から放射線画像データを生成する撮像手段と、
    前記生成された放射線画像データを記憶する第1の記憶手段と、を有する放射線画像撮影装置と、
    前記放射線画像撮影装置に通信接続される携帯端末と、を備え、
    前記携帯端末は、
    前記生成された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付ける操作手段と、
    前記操作入力された付帯情報を前記放射線画像撮影装置に送信する第1の制御手段と、を有し、
    前記放射線画像撮影装置は、
    前記付帯情報を受信し、当該付帯情報を前記記憶された放射線画像データに対応付けて前記第1の記憶手段に記憶する第2の制御手段を有する医用画像撮影システム。
  2. 前記付帯情報は、複数の放射線画像データをグルーピングするための区切識別情報を含む請求項1に記載の医用画像撮影システム。
  3. 前記携帯端末は、
    表示手段を有し、
    前記第1の制御手段は、前記生成された放射線画像データを前記放射線画像撮影装置から受信して前記表示手段に表示させる請求項1又は2に記載の医用画像撮影システム。
  4. 前記第2の制御手段は、前記撮像手段により放射線画像データが生成された場合に、当該生成された放射線画像データに画像識別情報を付与し、当該放射線画像データを当該画像識別情報に対応付けて前記第1の記憶手段に記憶し、当該放射線画像データ及び当該画像識別情報を前記携帯端末に送信し、
    前記第1の制御手段は、前記放射線画像データ及び前記画像識別情報を前記放射線画像撮影装置から受信して当該放射線画像データを前記表示手段に表示させ、
    前記操作手段は、前記表示された放射線画像データに対応する付帯情報の操作入力を受け付け、
    前記第1の制御手段は、前記操作入力された付帯情報と当該付帯情報に対応する画像識別情報とを前記放射線画像撮影装置に送信し、
    前記第2の制御手段は、前記送信された付帯情報及び画像識別情報を受信し、当該画像識別情報を用いて、前記記憶された放射線画像データに当該付帯情報を対応付けて前記第1の記憶手段に記憶する請求項3に記載の医用画像撮影システム。
  5. 前記第1の制御手段は、前記受信された放射線画像データに、前記放射線画像撮影装置に依存する補正処理と、階調処理と、間引き処理との少なくとも1つの画像処理を施して前記表示手段に表示させる請求項3又は4に記載の医用画像撮影システム。
  6. 前記第1の制御手段は、前記放射線画像撮影装置に関する情報を当該放射線画像撮影装置から受信して前記表示手段に表示させる請求項3から5のいずれか一項に記載の医用画像撮影システム。
  7. 前記付帯情報は、前記生成された放射線画像データの写損の有無を示す写損識別情報と、前記生成された放射線画像データに施す回転の方向及び量を示す画像回転情報と、前記生成された放射線画像データに施す反転の方向を示す画像反転情報と、の少なくとも1つを含む請求項1から6のいずれか一項に記載の医用画像撮影システム。
  8. 前記付帯情報は、前記生成された放射線画像データが再撮影であることを示す再撮影識別情報と、前記生成された放射線画像データに対応する患者に関する患者情報と、前記生成された放射線画像データに対応するテキスト情報と、前記生成された放射線画像データに対応する操作者に関する操作者情報と、の少なくとも1つを含む請求項1から7のいずれか一項に記載の医用画像撮影システム。
  9. 前記放射線画像撮影装置に通信接続される撮影制御装置を備え、
    前記撮影制御装置は、
    第2の記憶手段と、
    前記放射線画像データの撮影後に、前記第1の記憶手段に記憶されている放射線画像データ及び付帯情報を前記放射線画像撮影装置から受信して前記第2の記憶手段に保存する第3の制御手段と、を有する請求項1から5のいずれか一項に記載の医用画像撮影システム。
  10. 前記第3の制御手段は、前記放射線画像データ及び付帯情報を前記第2の記憶手段に保存後に、当該保存の保存完了情報を前記放射線画像撮影装置に送信し、
    前記第2の制御手段は、前記保存完了情報を受信後に、前記保存された放射線画像データ及び付帯情報を前記第1の記憶手段から消去する請求項9に記載の医用画像撮影システム。
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