JP2020150902A - コードホルダおよび作業機 - Google Patents

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Abstract

【課題】カッタコードが回転する際のエネルギー消費を低減し、騒音を抑制することが可能な技術を提供する。【解決手段】コードホルダ18は、カッタコード22,23が巻回されたスプール52と、前記スプールを収容するケース60,62を備えていてもよい。前記カッタコードは、ナイロン系の樹脂からなってもよく、扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されていてもよい。前記ケースは、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレット54,55を備えていてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出されてもよい。【選択図】図2

Description

本明細書によって開示される技術は、コードホルダおよび作業機に関する。
特許文献1には、カッタコードが開示されている。前記カッタコードは、ナイロン系の樹脂からなり、扁平な断面形状を有している。このように扁平な断面形状を有するカッタコードによれば、カッタコードが回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッタコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、カッタコードが回転する際の風切り音が小さくなるので、騒音を抑制することができる。
特表2006−506963号公報
カッタコードをスプールに巻回しておいて、必要な長さのカッタコードをスプールから引き出した状態で使用することがある。この場合、特許文献1のように、扁平な断面形状を有するカッタコードについては、カッタコードの断面の長手方向がスプールの回転軸と略平行となるように、スプールに巻回する必要がある。しかしながら、スプールから引き出されたカッタコードについては、カッタコードの断面の長手方向がカッタコードの回転方向と合うように、すなわちスプールの回転軸に対して捩れた角度となるように、カッタコードを保持しないと、カッタコードが回転する際の空気抵抗が増大して、エネルギー消費の増加や騒音の増大を招いてしまう。本明細書では、カッタコードが回転する際のエネルギー消費を低減し、騒音を抑制することが可能な技術を提供する。
本明細書はコードホルダを開示する。前記コードホルダは、カッタコードが巻回されたスプールと、前記スプールを収容するケースを備えていてもよい。前記カッタコードは、ナイロン系の樹脂からなってもよく、扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されていてもよい。前記ケースは、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレットを備えていてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出されてもよい。
本明細書は作業機も開示する。前記作業機は、コードホルダと、前記コードホルダを回転させる原動機を備えていてもよい。前記コードホルダは、カッタコードが巻回されたスプールと、前記スプールを収容するケースを備えていてもよい。前記カッタコードは、ナイロン系の樹脂からなってもよく、扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されていてもよい。前記ケースは、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレットを備えていてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出されてもよい。
上記の構成によれば、スプールから引き出されて、アイレットを介してケースの外部に送り出されたカッタコードは、カッタコードの断面の長手方向がカッタコードの回転方向と合うように保持される。このような構成とすることによって、カッタコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコードが回転する際の騒音を抑制することができる。
実施例に係る刈払機2を示す斜視図である。 実施例に係る刈払機2の前端ユニット6の縦断面図である。 実施例に係る刈払機2のカッタコード22の斜視図である。 実施例に係る刈払機2のカッタコード22の断面図である。 実施例に係るコードホルダ18の上側ケース60の斜視図である。 実施例に係るコードホルダ18の下側ケース62の斜視図である。 実施例に係るコードホルダ18のアイレット54,55の構造を示す横断面図である。 変形例に係るコードホルダ18のアイレット54,55の構造を示す横断面図である。
以下では、本発明の代表的かつ非限定的な具体例について、図面を参照して詳細に説明する。この詳細な説明は、本発明の好ましい例を実施するための詳細を当業者に示すことを単純に意図しており、本発明の範囲を限定することを意図したものではない。また、以下に開示される追加的な特徴ならびに発明は、さらに改善されたコードホルダや作業機、それらの製造方法及び使用方法を提供するために、他の特徴や発明とは別に、又は共に用いることができる。
また、以下の詳細な説明で開示される特徴や工程の組み合わせは、最も広い意味において本発明を実施する際に必須のものではなく、特に本発明の代表的な具体例を説明するためにのみ記載されるものである。さらに、上記及び下記の代表的な具体例の様々な特徴、ならびに、独立及び従属クレームに記載されるものの様々な特徴は、本発明の追加的かつ有用な実施形態を提供するにあたって、ここに記載される具体例のとおりに、あるいは列挙された順番のとおりに組合せなければならないものではない。
本明細書及び/又は特許請求の範囲に記載された全ての特徴は、実施例及び/又はクレームに記載された特徴の構成とは別に、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、個別に、かつ互いに独立して開示されることを意図するものである。さらに、全ての数値範囲及びグループ又は集団に関する記載は、出願当初の開示ならびにクレームされた特定事項に対する限定として、それらの中間の構成を開示する意図を持ってなされている。
1またはそれ以上の実施形態において、コードホルダは、カッタコードが巻回されたスプールと、前記スプールを収容するケースを備えていてもよい。前記カッタコードは、ナイロン系の樹脂からなってもよく、扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されていてもよい。前記ケースは、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレットを備えていてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出されてもよい。
上記の構成によれば、スプールから引き出されて、アイレットを介してケースの外部に送り出されたカッタコードは、カッタコードの断面の長手方向がカッタコードの回転方向と合うように保持される。このような構成とすることによって、カッタコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコードが回転する際の騒音を抑制することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記カッタコードは、前記スプールに対して、すでに巻回されている前記カッタコードの上に、新たに巻回される前記カッタコードが重なるように、一列に重ねて巻回されていてもよい。
ナイロン系の樹脂からなるカッタコードにおいては、スプールに対して、すでに巻回されているカッタコードと、新たに巻回されるカッタコードをずらして、複数列となるように巻回すると、カッタコードに捩れ癖がついてしまうことがある。カッタコードに捩れ癖がついてしまうと、ケースの外部に送り出されたカッタコードのうち、アイレットに近い部分と、アイレットから遠い部分で、カッタコードの断面の長手方向が異なる方向となってしまい、カッタコードの回転に伴うエネルギー消費の増加や騒音の増大を招いてしまう。上記のように、カッタコードをスプールに一列に重ねて巻回する構成とすることで、カッタコードに捩れ癖がついてしまうことを防止することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記ケースは、第1ケースと、第2ケースを備えていてもよい。前記第1ケースは、切り欠きを有していてもよい。前記第2ケースは、突起を有していてもよい。前記アイレットの形状は、前記切り欠きと前記突起によって規定されていてもよい。
上記の構成によれば、第1ケースから第2ケースを取り外した状態で、スプールから引き出したカッタコードを第1ケースの切り欠きにセットし、その後に第1ケースに第2ケースを組み付けることで、スプールから引き出されたカッタコードをアイレットにセットすることができる。スプールから引き出されたカッタコードを、アイレットに容易にセットすることができる。また、上記の構成によれば、第1ケースの切り欠きにセットされたカッタコードが、第2ケースの突起によって抑えられるので、カッタコードが第1ケースと第2ケースの隙間に入り込んでアイレットから外れてしまうことを防止することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記突起の高さは調整可能であってもよい。
上記の構成によれば、異なる断面形状のカッタコードを用いる場合であっても、カッタコードの断面形状に合わせて突起の高さを調整することで、カッタコードの断面形状に応じたアイレットの形状とすることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記第1ケースは、前記第1ケースに対して着脱可能であって、前記切り欠きが形成されたガイド部材を有していてもよい。
上記の構成によれば、異なる断面形状のカッタコードを用いる場合であっても、カッタコードの断面形状に合わせたガイド部材に取り換えることで、カッタコードの断面形状に応じたアイレットの形状とすることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記切り欠きは、前記カッタコードを、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度で配置可能な拡幅部と、前記第1ケースの縁部と前記拡幅部の間に配置されており、前記カッタコードを、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度で配置不能な狭幅部を備えていてもよい。
上記の構成では、スプールから引き出されたカッタコードを、捩らずにそのまま第1ケースの縁部から切り欠きに差し入れ、狭幅部を通過させた後、拡幅部で捩ることによって、カッタコードを切り欠きにセットすることができる。捩られた状態のカッタコードは、拡幅部から狭幅部に入り込むことができないので、カッタコードを切り欠きにセットした状態を維持することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記カッタコードの前記断面の、短手方向の寸法に対する前記長手方向の寸法の比率は、1.2以上であってもよい。
上記の構成によれば、カッタコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコードが回転する際の騒音を抑制することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記アイレットは、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して略平行となるように、前記スプールから引き出された前記カッタコードを保持するコード保持部を備えていてもよい。
カッタコードを使用しないまま、スプールから引き出されたカッタコードを捩れた角度で長時間保持していると、カッタコードに捩れ癖がついてしまうおそれがある。上記の構成によれば、カッタコードを使用しない時には、スプールから引き出されたカッタコードを、コード保持部を利用して捩らない状態で保持することができるので、カッタコードに捩れ癖がついてしまうことを防止することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、作業機は、コードホルダと、前記コードホルダを回転させる原動機を備えていてもよい。前記コードホルダは、カッタコードが巻回されたスプールと、前記スプールを収容するケースを備えていてもよい。前記カッタコードは、ナイロン系の樹脂からなってもよく、扁平な断面形状を有していてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されていてもよい。前記ケースは、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレットを備えていてもよい。前記カッタコードは、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出されてもよい。
上記の構成によれば、スプールから引き出されて、アイレットを介してケースの外部に送り出されたカッタコードは、カッタコードの断面の長手方向がカッタコードの回転方向と合うように保持される。このような構成とすることによって、カッタコードを回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコードが回転する際の騒音を抑制することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記原動機はモータであってもよい。
一般的に、エンジンを原動機とする作業機では、エンジンからの騒音が大きいので、カッタコードからの騒音は作業機の静粛性にそれほど影響しない。しかしながら、モータを原動機とする作業機では、モータからの騒音はそれほど大きくないので、カッタコードからの騒音が作業機の静粛性に大きな影響を及ぼす。上記の構成によれば、カッタコードからの騒音を抑制することができるので、作業機の静粛性をより高めることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、前記作業機は、前記作業機に着脱可能であり、前記モータに電力を供給するバッテリパックをさらに備えていてもよい。
バッテリパックを電源とする作業機においては、電力消費が大きいと、バッテリパックを充電することなく連続して作業可能な時間が短くなってしまう。上記の構成によれば、カッタコードの回転に伴う電力消費を抑制することができるので、バッテリパックを充電することなく連続して作業可能な時間を長くすることができる。
(実施例)
以下では図面を参照しながら、作業機の一実施形態に係る刈払機2について説明する。図1に示す刈払機2は、園芸用の電動作業機であって、草木を刈り払うために用いられる。刈払機2は、支持棹4と、支持棹4の前端4aに設けられた前端ユニット6と、支持棹4の後端4bに設けられた後端ユニット8と、支持棹4の中間部に設けられたループハンドル10と、支持棹4のループハンドル10と後端ユニット8の間に設けられたグリップ12を備えている。支持棹4は、中空のパイプ状であって、前端4aから後端4bまで直線状に伸びている。
前端ユニット6は、モータ14(図2参照)を収容するモータハウジング16と、モータハウジング16の下方に着脱可能に取り付けられたコードホルダ18と、モータハウジング16およびコードホルダ18よりも後方で支持棹4に取り付けられた安全カバー20を備えている。モータ14は、アウタロータ型のブラシレス三相モータである。コードホルダ18は、モータ14によって回転駆動される。コードホルダ18は、紐状のカッタコード22,23を保持している。カッタコード22,23の先端は、コードホルダ18から引き出されており、コードホルダ18とともに回転する。本実施例の刈払機2は、高速で周回するカッタコード22,23によって草木を切断する。
ループハンドル10は、中空のパイプ状であって、支持棹4の上方および側方に膨らむループ形状に形成されている。ループハンドル10は、支持棹4に固定されている。
グリップ12は、支持棹4の外周を覆うように形成されている。グリップ12は、上面に設けられたロックオフレバー24と、下面に設けられたトリガスイッチ26を備えている。トリガスイッチ26は前端ユニット6のモータ14を駆動させるためのスイッチである。トリガスイッチ26が押し込まれていない状態では、モータ14への電力の供給が遮断されている。トリガスイッチ26が押し込まれた状態では、モータ14へ電力が供給される。ロックオフレバー24は、トリガスイッチ26の押し込み操作の規制および規制の解除を行うためのレバーである。ロックオフレバー24が押し込まれていない状態では、トリガスイッチ26の押し込み操作が規制される。ロックオフレバー24が押し込まれた状態では、トリガスイッチ26の押し込み操作の規制が解除される。
グリップ12の上面の、ロックオフレバー24よりも前方側には、操作パネル28と表示パネル30が設けられている。操作パネル28には図示しない操作基板が収容されている。操作基板には、前端ユニット6のモータ14の駆動を制御するための図示しない操作ボタンが配設されている。作業者は、操作ボタンを操作することで、モータ14の駆動および停止の切り換え、モータ14の回転方向の切り換え、およびモータ14の回転速度の変更等の操作を行うことができる。表示パネル30には図示しない表示基板が収容されている。表示基板には、モータ14の動作状態を表示する図示しない表示ランプが取り付けられている。
後端ユニット8は、図示しない制御基板が収容された後端ハウジング32と、後端ハウジング32に着脱可能に取り付けられたバッテリパック34を備えている。バッテリパック34は、複数の再充電可能なバッテリセルを有している。バッテリパック34は、例えば、直列に接続された10本のリチウムイオンバッテリセルを有しており、36ボルトの公称電圧を有している。制御基板は、バッテリパック34からモータ14に供給される電力を制御することで、モータ14の動作を制御する。
刈払機2を使用する作業者は、一方の手でループハンドル10を把持し、他方の手でグリップ12を把持する。そして、作業者は、グリップ12を把持した手の親指の付け根でロックオフレバー24を押し込み操作し、同じ手の人差し指、中指、薬指および/または小指でトリガスイッチ26を押し込み操作する。これによって、モータ14へ電力が供給される。この状態で、作業者は、グリップ12を把持した手の親指で操作パネル28の操作ボタンを操作することで、モータ14の動作を制御することができる。
図2に示すように、モータ14の出力シャフト42は、上端がベアリング44を介してモータハウジング16に支持されており、下端がコードホルダ18に連結している。出力シャフト42を介してモータ14の回転がコードホルダ18に伝達する。
コードホルダ18は、ケース50と、ケース50に収容されたスプール52を備えている。ケース50は、出力シャフト42に固定されている。スプール52の回転軸は、出力シャフト42の回転軸に一致している。スプール52には、カッタコード22,23が巻回されている。カッタコード22,23は、ケース50に設けられたアイレット54,55を介してケース50の外部に引き出されている。
図3、図4を参照して、カッタコード22,23の形状について説明する。カッタコード22,23は、例えばPA6等のナイロン樹脂からなり、例えば押出成形や射出成形によって製造される。カッタコード22,23は、カッタコード22,23の中心線CLに直交する面OPで見た時に、長手方向の寸法W1が短手方向の寸法H1よりも大きい扁平な断面形状を有している。具体的には、カッタコード22,23は、長手方向の寸法W1の、短手方向の寸法H1に対する比率が、例えば1.2以上であり、好ましくは1.5以上である。例えば、カッタコード22,23の長手方向の寸法W1は4mmであり、短手方向の寸法H1は3mmである。カッタコード22,23がこのような扁平な断面形状を有している場合、断面の長手方向をカッタコード22,23の回転の方向に合わせることで、カッタコード22,23が回転する際の空気抵抗を低減することができ、カッタコード22,23を回転させるために消費するエネルギーを低減することができる。また、断面の長手方向をカッタコード22,23の回転の方向に合わせることで、カッタコード22,23が回転する際の風切り音が小さくなり、騒音を抑制することができる。なお、図3、図4に示す例では、カッタコード22,23は、カッタコード22,23の中心線に直交する面で見た時に、長手方向に長径を有し、短手方向に短径を有する楕円形の断面形状を有しているが、これとは異なる断面形状、例えば、角丸長方形の断面形状であってもよいし、長円形の断面形状であってもよいし、その他のオーバル形または多角形の断面形状であってもよい。いずれの場合も、長手方向の寸法W1が短手方向の寸法H1よりも小さい断面形状であれば、扁平な断面形状ということができる。
図2に示すように、カッタコード22,23は、断面の長手方向がスプール52の回転軸に沿う方向となるように、スプール52に巻回されている。本実施例では、スプール52の上部にカッタコード22が巻回されており、スプール52の下部にカッタコード23が巻回されている。カッタコード22はスプール52に対して、すでに巻回されているカッタコード22の上に、新たに巻回されるカッタコード22が完全に重なるように、同じ位置で一列に重ねて巻回されている。同様に、カッタコード23はスプール52に対して、すでに巻回されているカッタコード23の上に、新たに巻回されるカッタコード23が完全に重なるように、同じ位置で一列に重ねて巻回されている。このようにカッタコード22,23をスプール52に巻回した場合、スプール52に巻回された状態で長時間が経過しても、カッタコード22,23に捩れ癖がつかない。
スプール52から引き出されたカッタコード22は、アイレット54において、断面の長手方向がカッタコード22の回転方向に略平行となるように捩られた状態で、ケース50の外部に引き出されている。スプール52からカッタコード23は、アイレット55において、断面の長手方向が、カッタコード23が回転する方向に略平行となるように捩られた状態で、ケース50の外部に引き出されている。カッタコード22,23には捩れ癖がついていないので、このようにアイレット54,55においてカッタコード22,23を引き出すことによって、外部に引き出されたカッタコード22,23の全体にわたって、断面の長手方向がカッタコード22,23の回転方向に沿うように、カッタコード22,23を保持することができる。
スプール52は、コード送出ボタン56に固定されている。コード送出ボタン56は、ケース50の下面に形成された貫通孔50aを介して、ケース50の下方に突出している。コード送出ボタン56は、通常時はスプリング58によって下方に付勢されており、スプール52がケース50に押し付けられることで、スプール52はケース50に対して回転不能となっている。このため、出力シャフト42が回転すると、ケース50とスプール52は一体的に回転する。コードホルダ18が回転する状態で、コード送出ボタン56が押されると、ケース50からスプール52が離間し、スプール52はケース50に対して回転可能となる。このとき、コードホルダ18から伸びるカッタコード22,23に作用する遠心力により、スプール52に巻かれたカッタコード22,23が送出される。なお、図1に示すように、安全カバー20には、トリムカッター20aが一体に設けられている。トリムカッター20aは、コードホルダ18から余分に送り出されたカッタコード22,23の先端を切断し、コードホルダ18から伸びるカッタコード22,23を適切な長さにトリムする。
ケース50は、図5に示す上側ケース60と、図6に示す下側ケース62を備えている。図5に示すように、上側ケース60には、アイレット54に対応する位置に、切り欠き64が形成されている。切り欠き64は、上側ケース60の縁部から伸びる通路部64aと、通路部64aに連通する窓部64bを備えている。また、上側ケース60の切り欠き64には、ガイド部材66が着脱可能に取り付けられている。ガイド部材66には、切り欠き68が形成されている。切り欠き68は、ガイド部材66の縁部から伸びる通路部68aと、通路部68aに連通するガイド部68bを備えている。通路部68aには、周方向の両側の側面から突出する係合突起68cが形成されている。係合突起68cの間隔は、カッタコード22の断面の長手方向の寸法よりも小さく、カッタコード22の断面の短手方向の寸法よりもわずかに大きい。ガイド部68bの左右方向の寸法は、カッタコード22の断面の長手方向の寸法よりもわずかに大きい。カッタコード22をガイド部材66にセットする際には、スプール52から引き出したカッタコード22を、捩ることなくそのまま通路部62a、68aに差し入れて、係合突起68cの間を通過させた後に、ガイド部68bでカッタコード22を90度捩る。これによって、ガイド部68bにカッタコード22がセットされる。なお、図5には示されていないが、上側ケース60のアイレット55に対応する位置には、切り欠き64と同様の形状の切り欠き65が形成されている。切り欠き65には、ガイド部材66と同様の形状のガイド部材67(図2参照)が着脱可能に取り付けられている。
図6に示すように、下側ケース62には、アイレット54、55に対応する位置に、突起部材70、71が固定されている。突起部材70は、下側ケース62を上側ケース60に取り付けた時に、上側ケース60の通路部62a、68aに入り込む形状を有している。突起部材71も、突起部材70と同様の形状を有している。
図7に示すように、下側ケース62を上側ケース60に取り付けた状態では、アイレット54,55において、ガイド部材66,67がカッタコード22,23を上方および側方から取り囲むとともに、突起部材70,71がカッタコード22,23を下方から押し上げる。これによって、アイレット54,55を通過するカッタコード22,23を、断面の長手方向がカッタコード22,23の回転方向に略平行となるように、捩った状態で保持することができる。なお、ガイド部材66,67のガイド部68b,69bの上面から突起部材70,71の上端までの上下方向の間隔を、カッタコード22,23の短手方向の寸法よりも小さくすることで、ガイド部材66,67と突起部材70,71によってカッタコード22,23を潰した状態で保持することもできる。
図8に示すように、ガイド部材66,67の切り欠き68,69に、カッタコード22,23を使用しない場合にカッタコード22,23を保持しておくためのコード保持部68d,69dを形成してもよい。コード保持部68d,69dは、カッタコード22,23の断面の長手方向が、スプール52の回転軸と略平行とした状態で、カッタコード22,23を保持する形状を有している。刈払機2やコードホルダ18を長期間使用しないで保管しておく際に、スプール52から引き出されたカッタコード22,23をコード保持部68d,69dで保持しておくことによって、カッタコード22,23に捩れ癖がついてしまうことを防止することができる。
下側ケース62に対する突起部材70,71の上端の位置を調整可能としてもよい。例えば、突起部材70,71を下側ケース62に上下方向に移動可能に保持して、突起部材70,71をばね等の弾性部材によって上方に向けて付勢する構成としてもよい。あるいは、突起部材70,71を下側ケース62に上下方向に移動可能に保持して、調整ネジ等の調整部材によって下側ケース62の上下方向の位置を調整する構成としてもよい。
上記の実施例では、上側ケース60に切り欠き68,69を有するガイド部材66,67が設けられており、下側ケース62に突起部材70,71が設けられている構成について説明した。これとは異なり、下側ケース62に切り欠き68,69を有するガイド部材66,67を設けて、上側ケース60に突起部材70,71を設ける構成としてもよい。
上記の実施例では、刈払機2が、バッテリパック34から供給される電力によってモータ14を駆動する構成について説明した。これとは異なり、刈払機2は、バッテリパック34の代わりに、電源コードから供給される電力によってモータ14を駆動する構成としてもよい。
上記の実施例では、刈払機2が、コードホルダ18を回転させる原動機としてモータ14を備える構成について説明した。これとは異なり、刈払機2は、コードホルダ18を回転させる原動機として、エンジンを備える構成としてもよい。
上記の実施例では、作業機の例として刈払機2について説明したが、作業機は、例えば車輪を有する草刈機や芝刈機等、他の種類の作業機であってもよい。
以上のように、1またはそれ以上の実施形態において、コードホルダ18は、カッタコード22,23が巻回されたスプール52と、スプール52を収容するケース50を備えている。カッタコード22,23は、ナイロン系の樹脂からなり、扁平な断面形状を有している。カッタコード22,23は、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸と略平行となるように、スプール52に巻回されている。ケース50は、スプール52から引き出されたカッタコード22,23をケース50の外部へ送り出すアイレット54,55を備えている。カッタコード22,23は、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸に対して捩れた角度となるように、アイレット54,55から送り出されている。
上記の構成によれば、スプール52から引き出されて、アイレット54,55を介してケース50の外部に送り出されたカッタコード22,23は、カッタコード22,23の断面の長手方向がカッタコード22,23の回転方向と合うように保持される。このような構成とすることによって、カッタコード22,23を回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコード22,23が回転する際の騒音を抑制することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、カッタコード22,23は、スプール52に対して、すでに巻回されているカッタコード22,23の上に、新たに巻回されるカッタコード22,23が重なるように、一列に重ねて巻回されている。
ナイロン系の樹脂からなるカッタコード22,23においては、スプール52に対して、すでに巻回されているカッタコード22,23と、新たに巻回されるカッタコード22,23をずらして、複数列となるように巻回すると、カッタコード22,23に捩れ癖がついてしまうことがある。カッタコード22,23に捩れ癖がついてしまうと、ケース50の外部に送り出されたカッタコード22,23のうち、アイレット54,55に近い部分と、アイレット54,55から遠い部分で、カッタコード22,23の断面の長手方向が異なる方向となってしまい、カッタコード22,23の回転に伴うエネルギー消費の増加や騒音の増大を招いてしまう。上記のように、カッタコード22,23をスプール52に一列に重ねて巻回する構成とすることで、カッタコード22,23に捩れ癖がついてしまうことを防止することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、ケース50は、上側ケース60(第1ケースの例)と、下側ケース62(第2ケースの例)を備えていてもよい。上側ケース60は、切り欠き68,69を有するガイド部材66,67を備えている。下側ケース62は、突起部材70,71(突起の例)を有している。アイレット54,55の形状は、切り欠き68,69と突起部材70,71によって規定されている。
上記の構成によれば、上側ケース60から下側ケース62を取り外した状態で、スプール52から引き出したカッタコード22,23を上側ケース60の切り欠き68,69にセットし、その後に上側ケース60に下側ケース62を組み付けることで、スプール52から引き出されたカッタコード22,23をアイレット54,55にセットすることができる。スプール52から引き出されたカッタコード22,23を、アイレット54,55に容易にセットすることができる。また、上記の構成によれば、上側ケース60の切り欠き68,69にセットされたカッタコード22,23が、下側ケース62の突起部材70,71によって抑えられるので、カッタコード22,23が上側ケース60と下側ケース62の隙間に入り込んでアイレット54,55から外れてしまうことを防止することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、突起部材70,71の高さは調整可能である。
上記の構成によれば、異なる断面形状のカッタコード22,23を用いる場合であっても、カッタコード22,23の断面形状に合わせて突起部材70,71の高さを調整することで、カッタコード22,23の断面形状に応じたアイレット54,55の形状とすることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、上側ケース60は、上側ケース60に対して着脱可能であって、切り欠き68,69が形成されたガイド部材66,67を有している。
上記の構成によれば、異なる断面形状のカッタコード22,23を用いる場合であっても、カッタコード22,23の断面形状に合わせたガイド部材66,67に取り換えることで、カッタコード22,23の断面形状に応じたアイレット54,55の形状とすることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、切り欠き68,69は、カッタコード22,23を、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸に対して捩れた角度で配置可能なガイド部68b,69b(拡幅部の例)と、上側ケース60の縁部とガイド部68b,69bの間に配置されており、カッタコード22,23を、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸に対して捩れた角度で配置不能な係合突起68cの間の領域(狭幅部の例)を備えている。
上記の構成では、スプール52から引き出されたカッタコード22,23を、捩らずにそのまま上側ケース60の縁部から切り欠き68,69に差し入れ、係合突起68cの間を通過させた後、ガイド部68b,69bで捩ることによって、カッタコード22,23を切り欠き68,69にセットすることができる。捩られた状態のカッタコード22,23は、ガイド部68b,69bから係合突起68cの間に入り込むことができないので、カッタコード22,23を切り欠き68,69にセットした状態を維持することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、カッタコード22,23の断面の、短手方向の寸法に対する長手方向の寸法の比率は、1.2以上である。
上記の構成によれば、カッタコード22,23を回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコード22,23が回転する際の騒音を抑制することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、アイレット54,55は、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸に対して略平行となるように、スプール52から引き出されたカッタコード22,23を保持するコード保持部68d,69dを備えている。
カッタコード22,23を使用しないまま、スプール52から引き出されたカッタコード22,23を捩れた角度で長時間保持していると、カッタコード22,23に捩れ癖がついてしまうおそれがある。上記の構成によれば、カッタコード22,23を使用しない時には、スプール52から引き出されたカッタコード22,23を、コード保持部68d,69dを利用して捩らない状態で保持することができるので、カッタコード22,23に捩れ癖がついてしまうことを防止することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、刈払機2(作業機の例)は、コードホルダ18と、コードホルダ18を回転させるモータ14(原動機の例)を備えている。コードホルダ18は、カッタコード22,23が巻回されたスプール52と、スプール52を収容するケース50を備えている。カッタコード22,23は、ナイロン系の樹脂からなり、扁平な断面形状を有している。カッタコード22,23は、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸と略平行となるように、スプール52に巻回されている。ケース50は、スプール52から引き出されたカッタコード22,23をケース50の外部へ送り出すアイレット54,55を備えている。カッタコード22,23は、カッタコード22,23の断面の長手方向がスプール52の回転軸に対して捩れた角度となるように、アイレット54,55から送り出されている。
上記の構成によれば、スプール52から引き出されて、アイレット54,55を介してケース50の外部に送り出されたカッタコード22,23は、カッタコード22,23の断面の長手方向がカッタコード22,23の回転方向と合うように保持される。このような構成とすることによって、カッタコード22,23を回転させるために消費するエネルギーを低減することができるとともに、カッタコード22,23が回転する際の騒音を抑制することができる。
1またはそれ以上の実施形態において、コードホルダ18を回転させる原動機は、モータ14である。
一般的に、エンジンを原動機とする作業機では、エンジンからの騒音が大きいので、カッタコード22,23からの騒音は作業機の静粛性にそれほど影響しない。しかしながら、モータ14を原動機とする刈払機2では、モータ14からの騒音はそれほど大きくないので、カッタコード22,23からの騒音が刈払機2の静粛性に大きな影響を及ぼす。上記の構成によれば、カッタコード22,23からの騒音を抑制することができるので、刈払機2の静粛性をより高めることができる。
1またはそれ以上の実施形態において、刈払機2は、刈払機2に着脱可能であり、モータ14に電力を供給するバッテリパック34をさらに備えている。
バッテリパック34を電源とする刈払機2においては、電力消費が大きいと、バッテリパック34を充電することなく連続して作業可能な時間が短くなってしまう。上記の構成によれば、カッタコード22,23の回転に伴う電力消費を抑制することができるので、バッテリパック34を充電することなく連続して作業可能な時間を長くすることができる。
2 :刈払機
4 :支持棹
4a :前端
4b :後端
6 :前端ユニット
8 :後端ユニット
10 :ループハンドル
12 :グリップ
14 :モータ
16 :モータハウジング
18 :コードホルダ
20 :安全カバー
20a :トリムカッター
22 :カッタコード
23 :カッタコード
24 :ロックオフレバー
26 :トリガスイッチ
28 :操作パネル
30 :表示パネル
32 :後端ハウジング
34 :バッテリパック
42 :出力シャフト
44 :ベアリング
50 :ケース
50a :貫通孔
52 :スプール
54 :アイレット
55 :アイレット
56 :コード送出ボタン
58 :スプリング
60 :上側ケース
62 :下側ケース
62a :通路部
64 :切り欠き
64a :通路部
64b :窓部
65 :切り欠き
66 :ガイド部材
67 :ガイド部材
68 :切り欠き
68a :通路部
68b :ガイド部
68c :係合突起
68d :コード保持部
69 :切り欠き
69b :ガイド部
69d :コード保持部
70 :突起部材
71 :突起部材

Claims (11)

  1. コードホルダであって、
    カッタコードが巻回されたスプールと、
    前記スプールを収容するケースを備えており、
    前記カッタコードが、ナイロン系の樹脂からなり、扁平な断面形状を有しており、
    前記カッタコードが、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されており、
    前記ケースが、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレットを備えており、
    前記カッタコードが、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出される、コードホルダ。
  2. 前記カッタコードが、前記スプールに対して、すでに巻回されている前記カッタコードの上に、新たに巻回される前記カッタコードが重なるように、一列に重ねて巻回されている、請求項1のコードホルダ。
  3. 前記ケースが、第1ケースと、第2ケースを備えており、
    前記第1ケースが、切り欠きを有しており、
    前記第2ケースが、突起を有しており、
    前記アイレットの形状が、前記切り欠きと前記突起によって規定されている、請求項1または2のコードホルダ。
  4. 前記突起の高さが調整可能である、請求項3のコードホルダ。
  5. 前記第1ケースが、前記第1ケースに対して着脱可能であって、前記切り欠きが形成されたガイド部材を有する、請求項3または4のコードホルダ。
  6. 前記切り欠きが、
    前記カッタコードを、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度で配置可能な拡幅部と、
    前記第1ケースの縁部と前記拡幅部の間に配置されており、前記カッタコードを、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度で配置不能な狭幅部を備えている、請求項3から5の何れか一項のコードホルダ。
  7. 前記カッタコードの前記断面の、短手方向の寸法に対する前記長手方向の寸法の比率が、1.2以上である、請求項1から6の何れか一項のコードホルダ。
  8. 前記アイレットが、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して略平行となるように、前記スプールから引き出された前記カッタコードを保持するコード保持部を備える、請求項1から7の何れか一項のコードホルダ。
  9. コードホルダと、
    前記コードホルダを回転させる原動機を備える作業機であって、
    前記コードホルダが、
    カッタコードが巻回されたスプールと、
    前記スプールを収容するケースを備えており、
    前記カッタコードが、ナイロン系の樹脂からなり、扁平な断面形状を有しており、
    前記カッタコードが、前記カッタコードの断面の長手方向が前記スプールの回転軸と略平行となるように、前記スプールに巻回されており、
    前記ケースが、前記スプールから引き出された前記カッタコードを前記ケースの外部へ送り出すアイレットを備えており、
    前記カッタコードが、前記カッタコードの前記断面の前記長手方向が前記スプールの前記回転軸に対して捩れた角度となるように、前記アイレットから送り出される、作業機。
  10. 前記原動機がモータである、請求項9の作業機。
  11. 前記作業機に着脱可能であり、前記モータに電力を供給するバッテリパックをさらに備える、請求項10の作業機。
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