JP2020150170A - 冷却プレート、冷却装置及び電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】冷却プレートにおける冷却効率の高い領域を広げる。【解決手段】冷却プレート102は、櫛歯状で交互に隣合う第一櫛歯流路124A及び第二櫛歯流路124Bから、受熱面112側へ延びる第一縦流路126A及び第二縦流路126Bを備える。さらに、第一縦流路126A及び第二縦流路126Bから、受熱面112と平行な平面の外側へそれぞれ延び、交互に隣合う第一外側流路128A及び第二外側流路128Bを備える。第一櫛歯流路124A又は第一外側流路128Aと、第二櫛歯流路124B又は第二外側流路128Bからは、受熱面112側へ第一接続流路130A及び第二接続流路130Bが延びる。第一接続流路130A及び第二接続流路130Bと連通され受熱面112の熱を受ける受熱流路132を備える。【選択図】図11

Description

本願の開示する技術は冷却プレート、冷却装置及び電子機器に関する。
本体の内部を隔壁によって上部空間と下部空間に分け、上部空間をメアンダ状の仕切壁で第1流路と第2流路に仕切った構造のクーリングプレートがある。このクーリングプレートでは、第1流路は、第1冷媒貯留部内の冷媒を冷媒流出管の方向に導いて、隔壁に設けられた貫通孔を通じて下部空間に流す。第2流路は、隔壁に設けられた貫通孔を通じて下部空間から戻る冷媒を冷媒流出管の方向に流して貯留し、冷媒流出管に送り出す。
特開2017−4364号公報
櫛歯流路に冷媒を流す構造の冷却プレートでは、冷媒流入側の櫛歯流路と冷媒流出側の櫛歯流路とが交互に隣り合う配置が採られることがある。この場合、それぞれの冷媒流路は、共通流路から、平面の内側に延びて設けられ、この共通流路から冷媒が分流されたり、共通流路へ冷媒が合流されたりする。共通流路は、櫛歯流路を横切る方向に延びているため、共通流路を超えて櫛歯流路を延ばすことはできない。すなわち、櫛歯流路を冷却プレートの平面の外側に伸ばすには限界があり、冷却効率の高い領域を広げることが難しい。
本願の開示技術は、1つの側面として、冷却プレートにおける冷却効率の高い領域を広げることが目的である。
本願の開示する技術では、櫛歯状で交互に隣合う第一櫛歯流路及び第二櫛歯流路から、受熱面側へ延びる第一縦流路及び第二縦流路を備える。さらに、第一縦流路及び第二縦流路から、受熱面と平行な平面の外側へそれぞれ延び、交互に隣合う第一外側流路及び第二外側流路を備える。第一櫛歯流路又は第一外側流路と、第二櫛歯流路又は第二外側流路からは、受熱面側へ第一接続流路及び第二接続流路が延びる。第一接続流路及び第二接続流路と連通され受熱面の熱を受ける受熱流路を備える。
本願の開示する技術では、冷却プレートにおける冷却効率の高い領域を広げることができる。
図1は第一実施形態の電子機器を示す斜視図である。 図2は第一実施形態の冷却装置を示す平面図である。 図3は第一実施形態の冷却プレートを電子機器の一部と共に示す平面図である。 図4は第一実施形態の冷却プレートを電子機器の一部と共に示す正面図である。 図5は第一実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す斜視図である。 図6は第一実施形態の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図7は第一実施形態の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図8は第一実施形態の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図9は第一実施形態の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図10は第一実施形態の冷却プレートを一部破断して示す斜視図である。 図11は第一実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す図5の11−11線断面図である。 図12は第一実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す図5の12−12線断面図である。 図13は第一実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す図11の13−13線断面図である。 図14は第一実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す図11の14−14線断面図である。 図15は第一実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す図11の15−15線断面図である。 図16は比較例の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図17は比較例の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図18は比較例の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図19は比較例の冷却プレートをカバーの装着状態で示す断面図である。 図20は比較例の冷却プレートを示す断面図である。 図21は第二実施形態の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図22は第二実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す断面図である。 図23は第三実施形態の冷却プレートの一部の層プレートを示す斜視図である。 図24は第三実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す断面図である。 図25は第四実施形態の冷却プレートをカバーの装着状態で示す断面図である。 図26は第一実施形態の冷却プレートを図3とは異なる電子機器の一部と共に示す平面図である。 図27は第一実施形態の冷却プレートを図4とは異なる電子機器の一部と共に示す正面図である。
第一実施形態の冷却プレートと、この冷却プレートを有する冷却装置、及び電子機器について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1に示すように、第一実施形態の冷却プレート102を有する電子機器32は、筐体34を有している。筐体34内には、プリント基板36が収容されている。図3及び図4にも示すように、プリント基板36上には、パッケージ基板38が搭載されており、パッケージ基板38は、ハンダバンプやワイヤーボンディング等の接続部材40により、プリント基板36と電気的に接続されている。なお、図1では、筐体34内で2つのパッケージ基板38を示しているが、パッケージ基板38の数は限定されない。
図4に示すように、パッケージ基板38には、電子部品64が搭載されて、図示しない接続部材により電気的に接続されている。電子部品64は、動作時に発熱する部品であり、たとえば、Central Processing Unit(CPU)やGraphics Processing Unit(GPU)等のプロセッサチップを挙げることができる。電子部品64には、グロス等の接合部材を介して、冷却プレート102が接触されている。
図2に示すように、冷却装置52は、冷却プレート102と、循環装置54と、を含んでおり、循環装置54は、後述するカバー56A、56Bと、循環配管58と、ポンプ60と、チラー62と、を有している。
ポンプ60及びチラー62は循環配管58に設けられ、循環配管58は、カバー56A、56Bによって冷却プレート102に接続されている。ポンプ60の駆動により、循環配管58で冷媒を矢印R1で示すように循環させ、冷却プレート102に対する冷媒の流入、流出を行う。
チラー62は、冷却プレート102で熱を受けて温度上昇した冷媒を冷却する。図2に示す例では2つの冷却プレート102に対し1つのポンプ60及び1つのチラー62が設けられている。これら2つの冷却プレート102とポンプ60とチラー62とは、循環配管58において直列で接続されている。
図5に示すように、冷却プレート102は、板状の複数(実施形態では7枚)の層プレート104A〜104Gを有している。それぞれの層プレート104A〜104Gは、平面視で長方形状であり、板厚方向に重ね合わされている。
上側に位置する2枚の層プレート104A、104Bにより、図11に示す櫛歯流路板106が形成されている。この櫛歯流路板106の下側に位置する2枚の層プレート104C、104Dにより、外側流路板108が形成されている。さらに、外側流路板108の下側に位置する3枚の層プレート104E、104F、104Gにより、受熱板110が形成されている。受熱板110の下面が、図11に示すように、電子部品64(図4参照)から熱を受ける受熱面112である。以下において、冷却プレート102の平面とは、この受熱面112と平行な面であり、たとえば、受熱面112の反対側の天面114である。
図6にも示すように、層プレート104Aには、板厚方向に貫通する2つの長孔116A、116Bが形成されている。本実施形態では、2つの長孔116A、116Bはいずれも、層プレート104Aの短手方向(矢印D1方向)に延びるように形成されている。2つの長孔116A、116Bは、層プレート104の長手方向(矢印L1方向)には間隔をあけて、平行に形成されている。
層プレート104Aには、長孔116A、116Bのそれぞれを周囲から覆うように、カバー56A、56Bが装着されている。カバー56A、56Bはいずれも直方体状の部材であり、層プレート104Aとの対向部分(下面)が開放されると共に、側面の1つに出入孔118が形成されている。出入孔118には、循環配管58(図2参照)が接続されている。冷媒が循環することで、一方のカバー56Aの出入孔118から冷媒が、図5に矢印F1で示すようにカバー56Aの内部に流入する。この冷媒は、図6に矢印F2で示すように、対応する長孔116Aから冷却プレート102内に流入する。また、冷媒の循環により、冷却プレート102の長孔116Bから冷媒が図11及び図12に矢印F12で示すように、カバー56Bの内部に流出する。さらにこの冷媒は、図5に矢印F13で示すように、カバー56Bの出入孔118から循環配管58に向けて流出する。
本実施形態では、図6に示すように、層プレート104Aには、カバー56A、76Bがそれぞれ嵌め込まれる凹部120が設けられている。カバー56A、76Bは、凹部120に嵌め込まれ、たとえば接着、溶接、融着等により層プレート104Aに固定される。これにより、冷却プレート102における天面114にカバー56A、76Bを固定することになるので、広い面積で強固に固定することができる。
図7に示すように、層プレート104Bには、長孔116A、116Bにそれぞれ対応する第一共通流路122A及び第二共通流路122Bが形成されている。第一共通流路122A及び第二共通流路122Bはいずれも、受熱面112と平行で、層プレート104Bの短手方向(矢印D1方向)に延在している。
第一共通流路122Aからは、複数の櫛歯状の第一櫛歯流路124Aが、受熱面112と平行な平面の内側(矢印U1方向)へ延びている。また、第二共通流路122Bからは、複数の櫛歯状の第二櫛歯流路124Bが、同じく内側(ただし、第一櫛歯流路124Aとは逆向き、矢印U2方向)へ延びている。
図11にも示すように、第一櫛歯流路124Aの先端124Sの位置は、第二共通流路122Bに達する手前である。同じく、図12にも示すように、第二櫛歯流路124Bの先端124Tの位置は、第一共通流路122Aに達する手前である。すなわち、第一櫛歯流路124Aの先端124Sの位置が、第二共通流路122Bによって制限され、第二櫛歯流路124Bの先端124Tの位置が、第一共通流路122Aによって制限されている。なお、本実施形態では、第一櫛歯流路124Aは3本であり、第二櫛歯流路124Bは4本である。層プレート104Bの短手方向(矢印D1方向)の両端の第二櫛歯流路124Bは、他の第二櫛歯流路124Bよりも幅狭である。
図13〜図15にも示すように、第一櫛歯流路124Aのそれぞれと、第二櫛歯流路124Bのそれぞれとは、層プレート104Bの一部を壁として、交互に隣合っている。
図11に示すように、層プレート104Cには、第一櫛歯流路124Aの先端124S側の位置、および基端124U(第一共通流路122Aに近い端部)側の位置に、層プレート104Cを板厚方向に貫通する第一縦流路126A、126Cが形成されている。また、図12に示すように、層プレート104Cには、第二櫛歯流路124Bの先端124T側の位置、および基端124V側の位置に、層プレート104Cを板厚方向に貫通する第二縦流路126B、126Dが形成されている。第一縦流路126A、126Cは、第一櫛歯流路124Aから、受熱面112側へ延びる流路であり、第二縦流路126B、126Dは、第二櫛歯流路124Bから、受熱面112側へ延びる流路である。
図14に示すように、第一縦流路126Aと第二縦流路126Dとは、層プレート104Cの一部を壁として、相互に隣合っている。同様に、図15に示すように、第一縦流路126Cと第二縦流路126Bとは、層プレート104Cの一部を壁として、相互に隣合っている。
図8に示すように、層プレート104Dには、第一縦流路126A、126Cのそれぞれから、受熱面112と平行な平面の外側に向けて(矢印S1方向又は矢印S2方向に)延びる第一外側流路128A、128Cが形成されている。また、層プレート104Dには、第二縦流路126B、126Dのそれぞれから、受熱面112と平行な平面の外側に向けて(矢印S2方向又は矢印S1方向に)伸びる第二外側流路128B、128Dが形成されている。
図14に示すように、第一外側流路128Aと第二外側流路128Dとは、層プレート104Dの一部を壁として、相互に隣合っている。同様に、図15に示すように、第一外側流路128Cと第二外側流路128Bとは、層プレート104Dの一部を壁として、相互に隣合っている。
図11に示すように、層プレート104C、104D、104Eには、第一櫛歯流路124Aに対応する位置に、これら層プレート104C、104D、104Eを板厚方向に貫通する第一接続流路130Aが形成されている。
同様に、図12に示すように、層プレート104C、104D、104Eには、第二櫛歯流路124Bに対応する位置に、層プレート104C、104D、104Eを板厚方向に貫通する第二接続流路130Bが形成されている。
層プレート104Eには、第一外側流路128A、128Cに対応する位置にも、層プレート104Eを板厚方向に貫通する第一接続流路130Aが形成されている。したがって、第一接続流路130Aは、第一外側流路128A、128Cが形成されている領域(外側領域112S)では、第一外側流路128A、128Cから層プレート104Eを貫通して受熱面112側へ延びている。
同様に、層プレート104Eには、第二外側流路128B、128Dに対応する位置に、層プレート104Eを板厚方向に貫通する第二接続流路130Bが形成されている。したがって、第二接続流路130Bは、第二外側流路128B、128Dが形成されている領域(外側領域112S)では、第二外側流路128B、128Dから層プレート104Eを貫通して受熱面112側へ延びている。
第一接続流路130Aと第二接続流路130Bとは同数であり、しかも、この数は、後述する受熱流路132とも同数である。
図9に示すように、層プレート104Fには、受熱流路132が形成されている。受熱流路132のそれぞれは、層プレート104Gの短手方向(矢印D1方向)に延びると共に、この短手方向及び長手方向(矢印L1方向)に並べて配置されている。第一接続流路130A及び第二接続流路130Bと一対一で対応している。そして、受熱流路132の延在方向の一方の端部に第一接続流路130Aが接続され、他方の端部に第二接続流路130Bが接続されている。受熱流路132は、図11及び図12に示すように、内側領域112Uだけでなく、外側領域112Sにも設けられている。内側領域112Uは、第一櫛歯流路124A又は第二櫛歯流路124Bに対応する領域であり、外側領域112Sは、第一外側流路128A、128B、128C、128Dのいずれかに対応する領域である。
層プレート104Gは、層プレート104Fに接触することで、受熱流路132を覆っており、実質的に、受熱流路132を冷媒が流れる構造を実現している。層プレート104の下側の面が受熱面112であり、この受熱面112で受けた熱が、受熱流路132を流れる冷媒に作用する。
次に、本実施形態の作用を、比較例と比較しつつ説明する。
本実施形態の冷却装置52では、図2に矢印R1で示すように、ポンプ60の駆動によって冷媒を循環させることができる。このように循環された冷媒は、図5に矢印F1で示すように、カバー56Aの内部に流入する。そして、図6、図11及び図12に矢印F2で示すように、カバー56A内に流入した冷媒は、長孔116Aを通って、冷却プレート102の内部に流入する。なお、図2の矢印R1の反対方向に冷媒を流す(循環させる)構造も採り得る。この場合は、冷媒はカバー56Bの内部に流入し、カバー56Aから流出する。
カバー56Aの内部に流入した冷媒は、さらに、図11に矢印F3で示すように、第一共通流路122Aから、第一櫛歯流路124A内に分かれて流れる。さらにこの冷媒の一部は、矢印F4、F5で示すように、第一縦流路126A、126Cから、第一外側流路128A、128Cへ流れる。
第一櫛歯流路124A又は第一外側流路128Aの内部の冷媒は、図10にも矢印F6、F7で示すように、第一接続流路130Aを経て、受熱流路132を流れる。受熱流路132では、冷媒は電子部品64(図4参照)の熱を受ける。
受熱流路132で熱を受けて温度が上昇した冷媒は、図10及び図12に矢印F8で示すように、第二接続流路130Bから、第二櫛歯流路124B又は第二外側流路128B、128Dへ流れる。第二外側流路128B、128Dへ流れた冷媒も、矢印F9、F10で示すように、第二縦流路126B、126Dから、第二櫛歯流路124Bへ流れる。そして、これらの冷媒は合流し、矢印F11及びF12で示すように第二共通流路122B及び長孔116Bを経て、カバー56B内に流入し、循環配管58に戻る。このようにして、冷媒は、冷却装置52内を循環しつつ電子部品64の熱を受けるので、電子部品64が冷却される。
図16〜図20には、比較例の冷却プレート72が示されている。比較例の冷却プレート72では、5枚の層プレート74A〜74Eを有している。図16に示すように、層プレート74Aには、第一実施形態と同様の長孔76A、76Bが形成されている。そして、図17に示すように、層プレート74Bでは、第一共通流路78Aから第一櫛歯流路80Aが延び、第二共通流路78Bから第二櫛歯流路80Bが延びているが、第一実施形態のような第一縦流路126A、第二縦流路126B、第一外側流路128A、第二外側流路128B(図7、図8、図11〜図15参照)は設けられていない。比較例の冷却プレートにおいても、層プレート74Eに受熱流路82が設けられ、この受熱流路82を層プレート74Eで覆っている。
比較例の冷却プレート72では、図19から分かるように、受熱面84と平行な平面の内側領域84U(第一櫛歯流路80A又は第二櫛歯流路80Bに対応する領域)では、受熱流路82を設けて、この受熱流路82に冷媒を流すことができる。しかし、外側領域84Sには、受熱流路82が設けられておらず、この外側領域84Sでの冷却効率は内側領域84Uよりも低い。
これに対し、第一実施形態の冷却プレート102では、図11及び図12から分かるように、外側領域112Sに設けた受熱流路132にも冷媒が流れる。このため、本実施形態の冷却プレート102では、比較例の冷却プレート72と比較すると、冷却効率の高い領域、すなわち、冷却プレート102において、実質的に冷却に寄与できる領域が、外側領域112Sにも広がっている。
そして、第一実施形態の冷却プレート102を備えた冷却装置52(図2参照)は、冷却プレート102において冷却効率の高い領域が、外側領域112Sにも広がった構造が得られる。
さらに、第一実施形態の冷却プレート102を備えた電子機器32(図1参照)としても、冷却プレート102において冷却効率の高い領域が、外側領域112Sにも広がった構造である。電子機器32では、広範囲で電子部品64を冷却したり、相対的に比較例の冷却プレート72よりも小型の冷却プレート102で電子部品64を冷却したりすることが可能である。
次に、第二実施形態について説明する。第二実施形態において、第一実施形態と同様の要素、部材等については第一実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
図21に示すように、第二実施形態の冷却プレート202では、第一実施形態の冷却プレート102における層プレート104C(図7、図11及び図12参照)に代えて、層プレート204Cが用いられている。
第二実施形態の層プレート204Cでは、図22にも示すように、第一櫛歯流路124Aの先端124Sの位置から基端124Uの位置に対応して連続する長孔状の第一連通部204Aが形成されている。
また、第二実施形態の層プレート204Cでは、図21に示すように、第二連通部204Bも形成されている。第二連通部204Bは、第二櫛歯流路124Bの先端124Tの位置から基端124Vの位置まで連続する長孔状である。
このため、第二実施形態では、第一縦流路126Aと第一縦流路126Cとが第一連通部204Aによって連通され、第二縦流路126Bと第二縦流路126Dとが、第二連通部204Bによって連通されている。
したがって、第二実施形態の冷却プレート202では、第一縦流路126A及び第一縦流路126Cの断面積が、第一連通部204Aによって拡大されている。これにより、第一櫛歯流路124Aから第一外側流路128A及び第一外側流路128Cまで、冷媒がよりスムーズに流れる。同様に、第二縦流路126B及び第二縦流路126Dの断面積が、第二連通部204Bによって拡大されている。これにより、第二外側流路128B及び第二外側流路128Dから第二櫛歯流路124Bまで、冷媒がよりスムーズに流れる。
また、図22から分かるように、第二実施形態の冷却プレート202では、第一連通部204Aが設けられていることで、内側領域112Uの間での第一接続流路130Aの長さが短くなっている。第一連通部204Aを有さない構造と比較して、第一接続流路130Aの流路抵抗が小さいので、第一櫛歯流路124Aから受熱流路132まで、スムーズに冷媒が流れる。同様に、第二連通部204Bが設けられていることで、内側領域112Uでの第二接続流路130Bの長さも短くなっている。第二連通部204Bを有さない構造と比較して、第二接続流路130Bの流路抵抗が小さいので、受熱流路132から第二櫛歯流路124Bまで、スムーズに冷媒が流れる。
次に、第三実施形態について説明する。第三実施形態において、第一実施形態又は第二実施形態と同様の要素、部材等については第一実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
図23に示すように、第三実施形態の冷却プレート302では、第一実施形態の冷却プレート102における層プレート104D(図8、図11及び図12参照)に代えて、層プレート304Dが用いられている。
第三実施形態の層プレート304Dでは、層プレート104Bの第一櫛歯流路124Aの先端124Sの位置から基端124Uの位置に対応して連続する長孔状の第一連通部304Aが形成されている。第一縦流路126Aと第二縦流路126Dの間に、第一連通部304Aが位置しており、第一縦流路126Aと第一縦流路126Cとは、層プレート304Dにおいて第一連通部304Aによって連通されている。
また、第三実施形態の層プレート304Dでは、層プレート104Bの第二櫛歯流路124Bの先端124Tの位置から基端124Uの位置に対応して連続する長孔状の第二連通部304Bが形成されている。第二縦流路126Bと第二縦流路126Dの間に、第二連通部304Bが位置しており、第二縦流路126Bと第二縦流路126Dとは、層プレート304Dにおいて第二連通部304Bによって連通されている。
第三実施形態の冷却プレート302では、層プレート104Cには、第一接続流路130A及び第二接続流路130Bは形成されていない。
したがって、第三実施形態の冷却プレート302では、第一外側流路128Aと第一外側流路128Cとが、第一連通部304Aによって連通されている。第一外側流路128Aと第一外側流路128Cとの間で冷媒が移動可能なので、第一櫛歯流路124Aから第一外側流路128A及び第一外側流路128Cへの冷媒の流れを均等化できる。同様に、第二外側流路128Bと第二外側流路128Dとが、第二連通部304Bによって連通されている。第二外側流路128Bと第二外側流路128Dとの間で冷媒が移動可能なので、第二外側流路128B及び第二外側流路128Dから第二櫛歯流路124Bへの冷媒の流れを均等化できる。
また、図24から分かるように、第三実施形態の冷却プレート302では、第一連通部304Aが設けられていることで、内側領域112Uにおける第一接続流路130Aが、層プレート104Eのみを貫通している。すなわち、第一接続流路130Aの実質的な長さが長くなっている。第一連通部304Aを有さない構造と比較して、第一接続流路130Aの流路抵抗が小さいので、第一櫛歯流路124Aから受熱流路132まで、スムーズに冷媒が流れる。同様に、第二連通部304Bが設けられていることで、内側領域112Uにおける第二接続流路130Bも層プレート104Eのみを貫通しており、第二接続流路130Bの実質的な長さが短くなっている。第二連通部304Bを有さない構造と比較して、第二接続流路130Bの流路抵抗が小さいので、受熱流路132から第二櫛歯流路124Bまで、スムーズに冷媒が流れる。
次に、第四実施形態について説明する。第四実施形態において、第一実施形態又は第二実施形態と同様の要素、部材等については第一実施形態と同一の符号を付して、詳細な説明を省略する。
図25に示すように、第四実施形態の冷却プレート402では、第一実施形態の冷却プレート102における層プレート104C及び層プレート104Dに代えて、層プレート204C及び層プレート304Dが用いられている。
このように、第四実施形態の冷却プレート402では、層プレート204C及び層プレート304Dの両方を用いた構造である。すなわち、第一櫛歯流路124Aの先端124S側の第一縦流路126Aと基端124U側の第一縦流路126Cとが連続している。換言すれば、第一縦流路126A及び第一縦流路126Cの断面積が、第一連通部204Aによって拡大され、さらに、第一連通部304Aによっても拡大されている。これにより、第一櫛歯流路124Aから第一外側流路128A及び第一外側流路128Cまで、冷媒がよりスムーズに流れる。また、第二櫛歯流路124Bの先端124S側の第二縦流路126Bと、基端124U側の第二縦流路126Dとが連続して設けられた構造である。換言すれば、第二縦流路126B及び第二縦流路126Dの断面積が、第二連通部204Bによって拡大され、さらに第二連通部304Bによっても拡大されている。これにより、第二外側流路128B及び第二外側流路128Dから第二櫛歯流路124Bまで、冷媒がよりスムーズに流れる。
また、第四実施形態の冷却プレート402では、第一連通部204A及び第一連通部304Aが設けられていることで、内側領域112Uの間での第一接続流路130Aの長さが短くなっている。第一連通部204A及び第一連通部304Aを有さない構造と比較して、第一接続流路130Aの流路抵抗が小さいので、第一櫛歯流路124Aから受熱流路132まで、スムーズに冷媒が流れる。同様に、第二連通部204B及び第二連通部304Bが設けられていることで、内側領域112Uでの第二接続流路130Bの長さも短くなっている。第二連通部204B及び第二連通部304Bを有さない構造と比較して、第二接続流路130Bの流路抵抗が小さいので、受熱流路132から第二櫛歯流路124Bまで、スムーズに冷媒が流れる。
上記各実施形態において、第一外側流路128Aは第一櫛歯流路124Aと同方向(矢印S1矢印)に延びており、第一外側流路128Cは第一櫛歯流路124Aの反対方向(矢印S2方向)に延びている。また、第二外側流路128Bは、第二櫛歯流路124Bと同方向(矢印S2方向)に伸びており、第二外側流路128Dは、第二櫛歯流路124Bの反対方向(矢印S1方向)に伸びている。これにより、外側領域112Sにおいて、第一外側流路128Aと第二外側流路128Dとが交互に隣合う構造を実現できると共に、外側領域112Sにおいて、第二外側流路128Bと第一外側流路128Cとが交互に隣合う構造である。すなわち、2つの外側領域112Sの両方において、受熱流路132を設けて冷媒を流し、冷却効率の高い領域を広げることが可能な構造を実現できる。
ただし、第一外側流路128A及び第一外側流路128Cのいずれか一方と、第二外側流路128D及び第二外側流路128Bのいずれか一方を設ける構造でもよい。たとえば、2つの外側領域112Sの一方では、第一外側流路128Aと第二外側流路128Dとが対応している(図14参照)。すなわち、第一外側流路128C及び第二外側流路128Bは設けない構造であっても、第一外側流路128A及び第二外側流路128Dによって、冷却効率の高い領域を、外側領域112Sの一方に広げることが可能である。
上記各実施形態では、第一縦流路として、第一櫛歯流路124Aの先端124S側の第一縦流路126Aと、基端124U側の第一縦流路126Cの2つを有する構造を挙げた。第一縦流路としては、第一櫛歯流路124Aから第一外側流路128A及び第一外側流路128Cに冷媒が流れる構造であれば、1つでもよい。2つの第一縦流路126A、126Cを設けることで、第一櫛歯流路124Aから第一外側流路128A、128Cのそれぞれに、より確実に冷媒が流れる構造となる。
同様に、第二縦流路としても、第二櫛歯流路124Bの先端124S側の第二縦流路126Bと、基端124U側の第二縦流路126Dの2つを有する構造を挙げた。しかし、第二縦流路としては、第二外側流路128B及び第二外側流路128Dから第二櫛歯流路124Bに冷媒が流れる構造であれば、1つでもよい。2つの第二縦流路126B、126Dを設けることで、第二外側流路128B、128Dのそれぞれから第二櫛歯流路124Bに、より確実に冷媒が流れる構造となる。
上記実施形態では、図13に示したように、第一櫛歯流路124Aと第二櫛歯流路124Bとが交互に隣合っている。また、図14及び図15に示すように、第一外側流路128Aと第二外側流路128Dとが交互に隣合い、第一外側流路128Cと第二外側流路128Bとが隣合っている。このため、受熱流路132を密に配置した構造を容易に実現できる。
上記各実施形態では、図14に示したように、第一縦流路126Aと第二縦流路126Dが、交互に隣合っている。また、図15に示したように、第一縦流路126Cと第二縦流路126Bも、交互に隣合っている。このように、第一縦流路が隣合うことで、第一外側流路128A、128Cと、第二外側流路128B、128Dとに、より均等に冷媒を流すことができる。
上記各実施形態では、冷却プレート102の天面114(受熱面112の反対側の面)に、長孔116A、116Bが設けられている。すなわち、第一共通流路122A及び第二共通流路122Bが、天面114に開口しており、この開口を通じて、冷媒が冷却プレート102を出入りする。冷媒の出入口を、たとえば冷却プレート102の側面に設けた構造として、開口の断面積を広く確保できる。
また、天面114には、長孔116A、116Bを周囲から覆うと共に冷媒の出入りを可能とするカバー56A、56Bが取り付けられている。冷却プレート102において、天面114は側面よりも広い面積を有する面なので、冷却プレート102の広い面積の部分を用いて、カバー56A、56Bを強固に固定することができる。
そして、カバー56A、56Bを冷却プレートの側面に取り付けないので、冷却プレートの外側にカバー56A、56Bが出っ張らない。すなわち、平面視(矢印A1方向視)で、より狭い面積で、冷却プレートを配置することが可能である。
上記各実施形態では、受熱面112において冷却効率の高い領域が、内側領域112Uだけでなく、外側領域112Sにも広がっている。したがって、図26及び図27に示すように、内側領域112Uに電子部品64を接触させて冷却できるだけでなく、外側領域112Sでも電子部品64を接触させて冷却できる。一例として、内側領域112Uには、プロセッサチップを接触させ、外側領域112Sには、High Bandwidth Memory (HBM)等のメモリチップを接触させる構造を採り得る。
また、換言すれば、上記各実施形態の冷却プレートでは、比較例の冷却プレート72と比較して、平面視でより狭い面積であっても、十分な冷却効率を有する面積が得られる。冷却プレートの各層プレート104A〜104Gは、たとえば、大サイズの板材からエッチング等によって所定サイズの複数枚に分割されて製造されるが、この板材から得られる各層プレート104A〜104Gの枚数が、比較例の冷却プレート102よりも多い。このため、冷却プレート102の製造コストの低減を図ることが可能である。
本願の電子機器32としては、たとえば、サーバや、各種のコンピュータ、信号変換装置、信号切替装置等を挙げることができる。
以上、本願の開示する技術の実施形態について説明したが、本願の開示する技術は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
本明細書は、以上の実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
第一共通流路から受熱面と平行な平面の内側へ櫛歯状に延びる第一櫛歯流路と、
第二共通流路から前記内側へ櫛歯状に延び前記第一櫛歯流路と交互に隣合う第二櫛歯流路と、
前記第一櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第一縦流路と、
前記第二櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第二縦流路と、
前記第一縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延びる第一外側流路と、
前記第二縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延び前記第一外側流路と交互に隣合う第二外側流路と、
前記第一櫛歯流路又は前記第一外側流路から前記受熱面側へ延びる第一接続流路と、
前記第二櫛歯流路又は前記第二外側流路から前記受熱面側へ延び前記第一接続流路と交互に隣合う第二接続流路と、
前記第一接続流路及び前記第二接続流路と連通され前記受熱面の熱を受ける受熱流路と、
を有する冷却プレート。
(付記2)
前記第一縦流路と前記第二縦流路とが交互に隣合う付記1に記載の冷却プレート。
(付記3)
前記第一縦流路が、前記第一櫛歯流路の先端側及び基端側にそれぞれ設けられ、
前記第二縦流路が、前記第二櫛歯流路の先端側及び基端側にそれぞれ設けられる付記2に記載の冷却プレート。
(付記4)
前記先端側に設けられた前記第一縦流路と、前記基端側に設けられた前記第一縦流路とを連通する第一連通部と、
前記先端側に設けられた前記第二縦流路と、前記基端側に設けられた前記第二縦流路とを連通する第二連通部と、
を有する付記3に記載の冷却プレート。
(付記5)
前記第一縦流路が、前記第一櫛歯流路において先端側から基端側まで連続して設けられ、
前記第二縦流路が、前記第二櫛歯流路において先端側から基端側まで連続して設けられる付記1に記載の冷却プレート。
(付記6)
前記第一外側流路が、前記第一縦流路から、前記第一櫛歯流路が延びる方向と同方向及び反対方向にそれぞれ延びており、
前記第二外側流路が、前記第二縦流路から、前記第二櫛歯流路が延びる方向と同方向及び反対方向にそれぞれ延びている付記1〜付記5のいずれか1つに記載の冷却プレート。
(付記7)
前記第一共通流路及び前記第二共通流路が、前記受熱面の反対側の天面に開口している付記1〜付記6のいずれか1つに記載の冷却プレート。
(付記8)
前記第一櫛歯流路及び前記第二櫛歯流路が設けられた櫛歯流路板と、
前記第一縦流路、前記第二縦流路、第一外側流路及び第二外側流路が設けられ前記櫛歯流路板に積層される外側流路板と、
前記第一接続流路、前記第二接続流路及び前記受熱流路が設けられ前記外側流路板に前記櫛歯流路板の反対側で積層されると共に前記受熱面を備える受熱板と、
を有する付記1〜付記7のいずれか1つに記載の冷却プレート。
(付記9)
第一共通流路から受熱面と平行な平面の内側へ櫛歯状に延びる第一櫛歯流路と、
第二共通流路から前記内側へ櫛歯状に延び前記第一櫛歯流路と交互に隣合う第二櫛歯流路と、
前記第一櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第一縦流路と、
前記第二櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第二縦流路と、
前記第一縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延びる第一外側流路と、
前記第二縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延び前記第一外側流路と交互に隣合う第二外側流路と、
前記第一櫛歯流路又は前記第一外側流路から前記受熱面側へ延びる第一接続流路と、
前記第二櫛歯流路又は前記第二外側流路から前記受熱面側へ延び前記第一接続流路と交互に隣合う第二接続流路と、
前記第一接続流路及び前記第二接続流路と連通され前記受熱面の熱を受ける受熱流路と、
を有する冷却プレートと、
前記第一共通流路と前記第二共通流路とに冷媒を循環させる循環装置と、
を有する冷却装置。
(付記10)
第一共通流路から受熱面と平行な平面の内側へ櫛歯状に延びる第一櫛歯流路と、
第二共通流路から前記内側へ櫛歯状に延び前記第一櫛歯流路と交互に隣合う第二櫛歯流路と、
前記第一櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第一縦流路と、
前記第二櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第二縦流路と、
前記第一縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延びる第一外側流路と、
前記第二縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延び前記第一外側流路と交互に隣合う第二外側流路と、
前記第一櫛歯流路又は前記第一外側流路から前記受熱面側へ延びる第一接続流路と、
前記第二櫛歯流路又は前記第二外側流路から前記受熱面側へ延び前記第一接続流路と交互に隣合う第二接続流路と、
前記第一接続流路及び前記第二接続流路と連通され前記受熱面の熱を受ける受熱流路と、
を有する冷却プレートと、
前記第一共通流路と前記第二共通流路とに冷媒を循環させる循環装置と、
前記受熱面と対向して配置される電子部品と、
を有する電子機器。
32 電子機器
52 冷却装置
54 循環装置
56A カバー
64 電子部品
102 冷却プレート
106 櫛歯流路板
108 外側流路板
110 受熱板
112 受熱面
112S 外側領域
112U 内側領域
114 天面
116A 長孔
116B 長孔
122A、122B 第二共通流路
124A、124B 第二櫛歯流路
124S、124T 先端
124U、124V 基端
126A、126C 第一縦流路
126B、126D 第二縦流路
128A、128C 第一外側流路
128B、128D 第二外側流路
130A、 第一接続流路
130B 第二接続流路
132 受熱流路
202 冷却プレート
204A 第一連通部
204B 第二連通部
302 冷却プレート
304A 第一連通部
304B 第二連通部
402 冷却プレート

Claims (6)

  1. 第一共通流路から受熱面と平行な平面の内側へ櫛歯状に延びる第一櫛歯流路と、
    第二共通流路から前記内側へ櫛歯状に延び前記第一櫛歯流路と交互に隣合う第二櫛歯流路と、
    前記第一櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第一縦流路と、
    前記第二櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第二縦流路と、
    前記第一縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延びる第一外側流路と、
    前記第二縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延び前記第一外側流路と交互に隣合う第二外側流路と、
    前記第一櫛歯流路又は前記第一外側流路から前記受熱面側へ延びる第一接続流路と、
    前記第二櫛歯流路又は前記第二外側流路から前記受熱面側へ延び前記第一接続流路と交互に隣合う第二接続流路と、
    前記第一接続流路及び前記第二接続流路と連通され前記受熱面の熱を受ける受熱流路と、
    を有する冷却プレート。
  2. 前記第一縦流路と前記第二縦流路とが交互に隣合う請求項1に記載の冷却プレート。
  3. 前記第一縦流路が、前記第一櫛歯流路の先端側及び基端側にそれぞれ設けられ、
    前記第二縦流路が、前記第二櫛歯流路の先端側及び基端側にそれぞれ設けられる請求項2に記載の冷却プレート。
  4. 前記第一櫛歯流路及び前記第二櫛歯流路が設けられた櫛歯流路板と、
    前記第一縦流路、前記第二縦流路、第一外側流路及び第二外側流路が設けられ前記櫛歯流路板に積層される外側流路板と、
    前記第一接続流路、前記第二接続流路及び前記受熱流路が設けられ前記外側流路板に前記櫛歯流路板の反対側で積層されると共に前記受熱面を備える受熱板と、
    を有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の冷却プレート。
  5. 第一共通流路から受熱面と平行な平面の内側へ櫛歯状に延びる第一櫛歯流路と、
    第二共通流路から前記内側へ櫛歯状に延び前記第一櫛歯流路と交互に隣合う第二櫛歯流路と、
    前記第一櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第一縦流路と、
    前記第二櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第二縦流路と、
    前記第一縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延びる第一外側流路と、
    前記第二縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延び前記第一外側流路と交互に隣合う第二外側流路と、
    前記第一櫛歯流路又は前記第一外側流路から前記受熱面側へ延びる第一接続流路と、
    前記第二櫛歯流路又は前記第二外側流路から前記受熱面側へ延び前記第一接続流路と交互に隣合う第二接続流路と、
    前記第一接続流路及び前記第二接続流路と連通され前記受熱面の熱を受ける受熱流路と、
    を有する冷却プレートと、
    前記第一共通流路と前記第二共通流路とに冷媒を循環させる循環装置と、
    を有する冷却装置。
  6. 第一共通流路から受熱面と平行な平面の内側へ櫛歯状に延びる第一櫛歯流路と、
    第二共通流路から前記内側へ櫛歯状に延び前記第一櫛歯流路と交互に隣合う第二櫛歯流路と、
    前記第一櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第一縦流路と、
    前記第二櫛歯流路から、前記受熱面側へ延びる第二縦流路と、
    前記第一縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延びる第一外側流路と、
    前記第二縦流路から、前記平面の外側へそれぞれ延び前記第一外側流路と交互に隣合う第二外側流路と、
    前記第一櫛歯流路又は前記第一外側流路から前記受熱面側へ延びる第一接続流路と、
    前記第二櫛歯流路又は前記第二外側流路から前記受熱面側へ延び前記第一接続流路と交互に隣合う第二接続流路と、
    前記第一接続流路及び前記第二接続流路と連通され前記受熱面の熱を受ける受熱流路と、
    を有する冷却プレートと、
    前記第一共通流路と前記第二共通流路とに冷媒を循環させる循環装置と、
    前記受熱面と対向して配置される電子部品と、
    を有する電子機器。
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