JP2020149860A - 表示装置および表示装置の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】基板における反射シートの配置面積の減少に起因する反射効率の低下や輝度劣化の発生を低減する技術を提供する。【解決手段】表示装置は、発光部と、前記発光部から発せられる光を変調して画像を表示する表示パネルとを有する。前記発光部は、光源を前面側に備える第1基板と、前記第1基板の前面側に配置される第1反射部材と、前記第1基板の前面側であって、前記第1反射部材と重なる位置に配置される、センサを備える第2基板と、前記第2基板の前面側に配置される第2反射部材と、を有する。【選択図】図4

Description

本発明は、表示装置および表示装置の製造方法に関する。
近年、従来よりも広い輝度レンジ(High Dynamic Range、HDR)の画像を表示可能な表示装置が提案されている。液晶表示パネルとバックライトユニットとを有する表示装置でHDRの画像の表示に対応する場合、表示する最大輝度を高くするために、さらなる高輝度、具体的には1000cd/m以上の輝度がバックライトユニットの照明光に対して要求される。
バックライトユニットの光源はLED(Light Emitting Diode)を用いることが主流になっている。バックライトユニットの光源であるLEDは、基板上に実装されている。また、LEDから出射される光の輝度やLEDの温度を測定するため、輝度センサや温度センサも基板上に実装される場合がある。さらに、これらの部品を実装した基板上に、光源基板とLEDからの光を効率よく画面側へ反射させるための反射シートが配置される。そして、反射シートには、LEDや各種センサ等の部品に干渉しないように開口が設けられている。特許文献1では、反射シートにおいてLEDを囲む開口部の形状とLED以外の部品を囲む開口部の形状とをそれぞれ異なるようにする技術が提案されている。
特開2012−3000号公報
バックライトユニットの高輝度化に伴って、基板上に実装される部品も増加すると、反射シートに設けられる開口の面積も大きくなる。このため、上記の技術では、反射シートにおける開口の面積の増大に伴って、反射シートによるLEDからの光の反射効率が低下し、輝度劣化が大きくなる可能性がある。
本発明は上記に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板における反射シートの配置面積の減少に起因する反射効率の低下や輝度劣化の発生を低減する技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明である表示装置は、
発光部と、
前記発光部から発せられる光を変調して画像を表示する表示パネルと、
を有する表示装置であって、
前記発光部は、
光源を前面側に備える第1基板と、
前記第1基板の前面側に配置される第1反射部材と、
前記第1基板の前面側であって、前記第1反射部材と重なる位置に配置される、センサを備える第2基板と、
前記第2基板の前面側に配置される第2反射部材と、
を有する、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するために、本発明である表示装置の製造方法は、
発光部と、前記発光部から発せられる光を変調して画像を表示する表示パネルと、を有する表示装置の製造方法であって、
第1反射部材を、光源を前面側に備える第1基板に配置する工程と、
前記第1基板に配置された前記第1反射部材に、センサを備える第2基板を配置する工程と、
前記第2基板に第2反射部材を配置する工程と、
を有することを特徴とする。
本発明によれば、表示装置において、反射シートの開口形状に起因する反射効率の低下や輝度劣化の発生を低減することができる。
一実施形態に係る画像表示装置を示す斜視図である。 一実施形態に係る画像表示装置を示す部分断面図である。 第1実施形態に係る画像表示装置の表示モジュールの構成を示す分解斜視図である。 図3に示すバックライトユニットの正面図である。 第1実施形態に係るバックライトユニットを示す図である。 第1実施形態に係るセンサ基板の取り付け方法を示す図である。 第1実施形態に係るセンサ基板および光源部の断面図である。 第2実施形態に係る画像表示装置のバックライトの正面図である。 第2実施形態に係るバックライトユニットを示す図である。 第2実施形態に係るセンサ基板の取り付け方法を示す図である。 従来の画像表示装置の構成を示す断面図である。 従来の画像表示装置に係るバックライトユニットの構成を示す正面図である。 従来の画像表示装置における輝度ムラの一例を示す正面図である。
以下に、図面を参照しつつ、本件開示の技術の好適な実施の形態について説明する。ただし、以下に記載されている構成部品の寸法、材質、形状およびそれらの相対配置等は、発明が適用される装置の構成や各種条件により適宜変更されるべきものである。よって、この発明の範囲を以下の記載に限定する趣旨のものではない。特に図示あるいは記述をしない構成や工程には、当該技術分野の周知技術または公知技術を適用することが可能である。また、重複する説明は省略する場合がある。
まず、本実施形態における画像表示装置によって解決される問題の一例について説明する。図11〜13に従来の画像表示装置100を示す。図11は、画像表示装置100に係るバックライトユニット104の断面を示す図である。バックライトユニット104は、液晶表示パネル102、バックライトケース108、光学シート類111、光源基板105から構成されている。
画像表示装置1は、表示パネルである液晶表示パネル102をベゼル103とパネルホルダ112で保持し、背面に配置されている光源基板105に実装されている光源であるLED109からの光を透過させて画像を表示させる。LED109から照射される光は、光学シート類111によって拡散および集光され、液晶表示パネル102に進行する。光源基板105は、バックライトケース108内に収容され、光源基板105上には反射
シート110が配置されている。
図12は、図11に示す画像表示装置100のバックライトユニット104から液晶表示パネル102と光学シート類111を取り除いた正面図である。反射シート110には開口部110bが形成されている。開口部110bにおいて、光源基板105上に実装されたLED109が露出している。また、光源基板105上には輝度センサ116が実装され、輝度センサ116は、LED109から照射される光の輝度を測定する。画像表示装置100では、輝度センサ116によるLED109から照射される光の輝度の測定結果を基に、最適な画像表示になるようLED109から照射される光の光量が制御される。
反射シート110には、輝度センサ116を囲む開口部110aが形成されている。輝度センサ116に隣接するLED109にも開口部を形成する必要があるが、輝度センサ116の開口部とLED109の開口部とを別々に設けると、隣り合う開口部の間隔が短くなる。この場合、間隔が短くなっている部分で反射シートが破れたり、間隔が短くなっている部分に隣接する開口部が変形したりする可能性がある。そこで、輝度センサ116と輝度センサ116に隣接するLED109とが同一の開口部から露出するように、開口部110aは形成されている。
また、近年の画像表示装置では高輝度化が求められているため、光源数が増加し、光源の配置間隔が狭くなることにより、反射シートにおける開口部の面積の比率が大きくなると反射特性が低下する可能性がある。さらに、光源以外に輝度センサや温度センサ等のバックライトユニットが基板に実装され、このユニットの輝度や温度を管理してフィードバックする構成が採用されると、反射シートの開口部の面積がさらに大きくなる可能性がある。画像表示装置の大型化に伴って反射シートの面積も大きくなると、反射シートの熱膨張を吸収できるよう開口部の面積は大きくなるため、開口部に起因して反射特性が低下する可能性がある。
上記の従来技術では、反射シートにおいて基板に実装される各部品に応じて異なる形状の開口部を形成することはできる。しかしながら、以下に説明するように、上記の従来技術では、依然として反射シートの開口部の面積が大きくなることによる輝度ムラが発生する可能性がある。
図13は、従来の画像表示装置100において輝度ムラが発生した場合の一例を示す装置の正面図である。画像表示装置100の正面にはベゼル103があり、その開口部103aから画像が視認できるようになっている。しかしながら、上記のように反射シート110の開口部110aの面積が大きいことで、反射シート110の反射特性が低下して輝度ムラ115が発生することがある。ここでは、輝度ムラは、いわゆる全白表示のような明るい色の表示の際に、画面が部分的に暗くなる現象を意味する。
本件開示の技術によれば、画像表示装置の高輝度化に伴う光源数の増加や光源の配置間隔の狭ピッチ化により構成部品の配置が高密度化した場合でも、反射効率の向上及び輝度ムラの低減を実現するバックライトユニットを提供することができる。
(第1実施形態)
以下、図面に基づいて本件開示の技術に係る第1実施形態について説明する。
図1は、第1実施形態に係る画像表示装置1を示す斜視図である。図2は、第1実施形態に係る画像表示装置1の中央部の断面図である。
図1に示すように、画像表示装置1は、装置前面にベゼル3が配置され、装置背面にリアカバー14が配置されている。また、ベゼル3の開口部3aにおいて液晶表示パネル2が露出して、その画像表示領域が視認できる。図2に示すように、画像表示装置1は、表示モジュール13とその背面に配置される基板類とで構成される。基板類として、画像表示装置1に電源を供給する電源基板17と、画像表示を制御する制御基板18と、装置内部を冷却するファン19とが配置される。さらに、表示モジュール13を駆動する駆動基板6も基板類として配置されている。
また、図3に示すように、画像表示装置1の内部には、液晶表示パネル2を含む画像を表示させるためのユニットである表示モジュール13が設けられている。さらに、画像表示装置1の背面には、駆動するための電源基板、システム基板、外部から信号を入出力するためのインターフェイス基板などの電気回路基板(いずれも不図示)や、内部構造部品(不図示)も設けられている。ここでは、表示モジュール13について詳細に説明する。
まず、表示モジュール13の各部の配置について説明する。表示モジュール13は、液晶表示パネル2、ベゼル3、パネルホルダ12、光学シート類11、バックライトユニット4を有する。なお、バックライトユニット4が、発光部の一例である。また、液晶表示パネル2が、発光部から発せられる光を変調して画像を表示する表示パネルの一例である。バックライトユニット4から照射された光が、光学シート類11によって均一化される。パネルホルダ12は、光学シート類11を保持する。パネルホルダ12は、バックライトユニット4に固定され、画像表示装置1の前面にあるベゼル3によって、液晶表示パネル2を挟持することで固定することが好ましい。パネルホルダ12は、樹脂成型されたものが好適であるが、金属材料で形成されてもよく、光学シート類11から一定の空間を保つように液晶表示パネル2を保持し収納する。ベゼル3は金属を用いることが多く、プレス加工や機械加工により形成されるが、樹脂成型された構成でもよい。
バックライトユニット4は、画像表示装置1の背面から前面に向かって、バックライトケース8、光源9および輝度センサ16が実装された光源基板5、光源9からの光を光学シート類11へ反射させる反射シート10が順に配置されている。反射シート10には、光源9からの光の反射率の高い材料が用いられ、表面処理が施されてもよい。反射シート10の厚さは、0.1〜2.0mm程度が好適である。光源9は、一例としてLED(Light Emitting Diode)が用いられるが、CCFL(Cold Cathode Fluorescent Lamp、冷陰極管)など、LED以外の光源が採用されてよい。
また、本実施形態の画像表示装置1に採用されるバックライト方式は、いわゆる直下型を採用し、HDRの構成として、光源基板5の前面側に多数の光源9が配置され、光源9の配置間隔を狭くすることで、高輝度化を可能とする。バックライトケース8は、光学シート類11、反射シート15および反射シート10、及び光源基板5を収納する。バックライトケース8は、材料の強度とHDRによる高輝度化に伴う光源9からの放熱との観点から、プレス加工や機械加工により形成された金属材料で構成されることが好ましい。特に、バックライトケース8において、光源基板5と接触する部分は、熱伝導率の高い材料の鉄、アルミニウム、銅等の合金で構成されることが好ましい。
バックライトケース8の背面には、光源9を駆動する基板(不図示)が設けられている。この基板は、バックライトケース8を介して、コネクタやケーブルによって光源基板5と電気的に接続され、光源9の発光動作を制御する。コネクタとしては、Board t
o Board(以下、BtoBと表記)を用いたり、ケーブルとしては、フレキシブル
配線を用いたりすることができる。上記のように構成されるバックライトユニット4によって液晶表示パネル2が照明される。
また、バックライトケース8の背面側には、複数のヒートシンク7が、熱伝導部材(不図示)などを介してバックライトケース8に密着した状態で固定されている。これにより、光源基板5において発生した熱は、ヒートシンク7を経由してバックライトケース8の背面側の空間に放出される。なお、バックライトケース8とヒートシンク7とは一体的に形成されてもよい。
図4に、光学シート類11が取り除かれた状態のバックライトユニット4の正面図である。図4に示されるように、バックライトケース8の内部に光源基板5が配置され、反射シート10が光源基板5の前面側に配置されている。さらに、反射シート10の上に、反射シート10と重なる位置にセンサ基板21が配置される。また、センサ基板21の前面側には、光源9から照射された光を検出する輝度センサ16が実装される。センサ基板21上には反射シート10とは別の反射シート20が配置され、反射シート20には、輝度センサ16が露出される開口部20aが形成されている。
次に、光源基板5におけるセンサ基板21の取り付け方について説明する。図5は、センサ基板21が取り除かれた状態のバックライトユニット4の一部を示す図である。また、図6は、センサ基板21を光源基板5に取り付ける方法を模式的に示す図である。
図5に示すように、反射シート10には、スリット10cと開口部10dが形成されている。図6を参照しながら、センサ基板21について説明する。センサ基板21の正面側には輝度センサ16が配置されている。また、センサ基板21の輝度センサ16が配置されている側の面には、反射シート20が配置されている。反射シート20は、センサ基板21上に両面テープ等の粘着材(図示せず)によって接着固定されている。センサ基板21の背面側には、正面側の輝度センサ16に対応する部分に被締結部材であるボス22が設けられている。さらに、センサ基板21の背面側には、コネクタ23が配置されている。ボス22は、その略中央にタップ穴が形成されており、ネジをタップ穴にネジ止めすることができる。ボス22は、センサ基板21に加締められて固定されている。センサ基板21は、コネクタ23により、上記の駆動基板等の他の基板と接続して通信できるように構成されている。また、コネクタ23が挿入される部分には、開口部10dが開けられている。
ここで、センサ基板21を反射シート10に固定する方法について説明する。センサ基板21に設けられているボス22が、反射シート10に形成されているスリット10cに挿し入れられる。図5に示すように、スリット10cは、略X字状に形成されており、ボス22を仮固定可能に構成されている。スリット10cに挿し入れられたボス22は、スリット10cから脱落しない状態で維持できる。この状態において、締結部材であるネジ24が、バックライトケース8の光源基板5を支持する面と反対側の面からボス22のタップ穴に挿入されてネジ止めされることで、センサ基板21が反射シート10上に固定される。
また、反射シート20に形成される開口部20aと開口部20aによって囲まれる輝度センサ16との距離は、反射シート10の開口部10bと開口部10bによって囲まれる光源9との距離よりも短くすることができる。また、反射シート10は、バックライトユニット4における光源9からの光の反射領域のほぼ全体を覆うように設けられる。一方、反射シート20は、センサ基板21を覆うように設けられる。反射シート10および反射シート20は、(ポリエチレンテレフタラート)PET等をシート部材状に加工することで形成される。このため、反射シート10、20のサイズが大きくなるほど、その加工精度は低下する。図4に示されるように、反射シート20のサイズは、反射シート10のサイズよりも小さい。したがって、反射シート20の加工精度は、反射シート10の加工精
度よりも高くなり、反射シート20における輝度センサ16と開口部20aとの距離を、反射シート10における光源9と開口部10bとの距離よりも短くすることができる。すなわち、反射シート20における輝度センサ16と開口部20aとの距離は、反射シートにおける光源9と開口部10bとの距離以上となる。
また、本実施形態のバックライトユニット4では、反射シート10の上にセンサ基板21および反射シート20が配置されており、反射シート10にはセンサ基板21を囲む開口部は形成されない。このため、このような開口部が形成される場合に比べて反射シート10の光源9からの光の反射領域をより大きく維持することができる。
図7は、光源基板5、光源9、反射シート10、反射シート20、センサ基板21の断面図である。図7に示すように、光源基板5に反射シート10が配置され、反射シート10にセンサ基板21が配置される。さらに、センサ基板21に反射シート20が配置される。図7において、光源9から照射される一部の光を矢印L1、L2によって示す。矢印L1で示される光は、光源9から光源基板5の表面の法線方向に照射される光である。また、矢印L2で示される光は、矢印L1で示される光の強度の50%の強度の光である。矢印L2で示される光の進行が反射シート20によって遮られると、画像表示装置1で表示される画像に輝度ムラが生じる。そのため、反射シート20は、矢印L2で示される光の軌跡よりも下側(光源基板側)に配置されている。すなわち光源9から照射される光の強度が、光源9から光源基板の前面の法線方向に出射される光の強度の50%以下となる範囲に、反射シート20が配置されている。
次に、第1実施形態の画像表示装置1の製造方法について説明する。まず、バックライトユニット4の製造方法について説明する。バックライトケース8は、画像表示装置1の前面に向かって開口する開口部を有し、画像表示装置1の背面側に底面を有する。光源9が配置された光源基板5は、バックライトケース8の開口を経由して底面に配置される。これによって、光源基板5は、その後面側からバックライトケース8によって支持される状態でバックライトケース8に収容される。次に、反射部材である反射シート10に、光源基板5に実装される光源9の周囲を囲む開口部10bが形成される。また、反射シート10にスリット10cが形成される。そして、バックライトケース8に収容された光源基板5に、反射シート10が配置される。また、反射シート10によってバックライトケース8の内壁も覆われる。
次に、センサ基板21が反射シート10の上に配置される。また、反射シート20に、センサ基板21に実装される輝度センサ16が露出する開口部20aが形成される。そして、センサ基板21に反射シート20が配置される。光源基板5、センサ基板21、バックライトケース8は、図6を参照しながら説明したように互いに組み付けられる。このようにしてバックライトユニット4が製造され、図3に示すように、バックライトユニット4が、液晶表示パネル2、ベゼル3、パネルホルダ12、光学シート類11と互いに組み付けられることで表示モジュール13が製造される。そして、表示モジュール13は、電気回路基板、内部構造部品、リアカバー14等と組み付けられることで画像表示装置1が製造される。
従来技術では、バックライトユニットの高輝度化に伴って光源や輝度センサ等の部品が基板上に高密度に配置される場合に、反射シートに形成される部品の開口部を共通化するため反射シートの占有面積が小さくなり反射シートの反射率が低下する可能性がある。一方、本実施形態では、光源基板5が反射シート10よって覆われ、反射シート10の上にセンサ基板21が配置されることで反射シート10にセンサ基板21を囲む開口部を形成する必要がない。さらに、光源基板5と別体として設けられるセンサ基板21が反射シート20によって覆われる。したがって、本実施形態では、従来技術のように反射シートに
開口部を形成する場合よりも開口部の開口面積を小さくしつつ、センサ基板21を囲む開口部など追加の開口部を形成する必要がないため、反射シートの反射率の向上が期待できる。
(第2実施形態)
次に、図面を参照しながら第2実施形態について説明する。第2実施形態における画像表示装置の構成は第1実施形態と同様であるため、以下の説明では、第1実施形態と構成が異なる反射シートの詳細について説明する。また、第2実施形態において第1実施形態と同様の構成要素には同一の符号を付し、必要な場合を除いて詳細な説明は省略する。
図8は、第2実施形態に係る画像表示装置200のバックライトユニット204の正面図である。画像表示装置200においては、バックライトユニット204のバックライトケース208に光源基板5が配置され、光源基板5の上には反射シート220が配置されている。さらに、図8に示すように、反射シート220の上にセンサ基板221が配置され、センサ基板221には輝度センサ16が実装される。センサ基板221の上には反射シート230が配置され、反射シート230には、輝度センサ16を囲む開口部230aが形成されている。
センサ基板221は、ネジ224によってバックライトケース208に固定されている。また、センサ基板221を固定するネジ224とは別のネジ234が、反射シート220を介してバックライトケース208に設けられたタップ(図示せず)に係止される。また、バックライトユニット204の上面視において、ネジ224のサイズは、ネジ234のサイズよりも小さい。ここで、バックライトユニット204の上面視とは、バックライトケース208に固定された光源基板5またはセンサ基板221の法線方向にバックライトユニット204を見た状態を意味する。輝度センサ16が反射シートによって反射される光を効率良く測定するためには、センサ基板221における反射シート230の占有面積はできるだけ大きいことが望ましい。したがって、ネジ224のサイズはできるだけ小さくすることが望ましい。
図9は、センサ基板221を取り除いた状態のバックライトユニット204の一部の正面図である。また、図10は、第2実施形態に係るセンサ基板221をバックライトケース208に取り付ける方法を示す図である。
反射シート220には、開口部220b、220d、220dがそれぞれ形成されている。開口部220bは、光源9を露出させるための開口部である。開口部220dは、センサ基板221の裏面、すなわち反射シート220に対向する面に実装されているコネクタ214を受け入れるための開口部である。開口部220eは、ボス222が挿入される開口部である。ボス222は、バックライトケース208に加締められて固定される部材であり、ボス222の略中央にタップ穴が形成されており、ネジ224をタップ穴にネジ止めすることができる。センサ基板221をバックライトケース208に固定する場合は、ネジ224をボス222にネジ止めすることで、ネジ224とボス222とによってセンサ基板221を挟むことで固定する。
センサ基板221は、光源基板5に比べて小型化が容易であるため、センサ基板221をバックライトケース208に固定するためのネジ224も、光源基板5に用いられるネジ234よりも小型化することができる。すなわち、反射シート230においてネジ224によって覆われる領域を小さくすることで、センサ基板221における反射シート230の占有面積をできるだけ大きく確保し、反射シート230による光源9の光の反射率が低下することを抑制することができる。
以上のように、第2実施形態においても、バックライトユニットに用いられる反射シートの占有面積を減少させず、光源からの光を効率的に液晶表示パネル側に反射されるようにすることで、画像表示装置によって表示される画像の輝度ムラを低減できる。
なお、各実施形態の説明は本件開示の技術を説明する上での例示であり、本件開示の技術は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更または組み合わせて実施することができる。例えば、上記の実施形態では、画像表示装置の表示モジュールが、バックライトユニットと液晶表示パネルを有する液晶表示モジュールである場合を想定しているが、表示モジュールは液晶表示モジュールに限られない。例えば、発光部と、発光部から発せられた光を画像データに基づいて透過することにより画像を表示する表示パネルと、を有する他の表示モジュールが採用されてもよい。具体的には、表示素子としてMEMS(Micro
Electro Mechanical System)シャッターを用いたMEMSシャッター方式の表示モジュールが採用されてもよい。また、自発光型の表示モジュールが採用されてもよい。具体的には、有機EL(Electro−Luminescence)表示パネル、プラズマ表示パネル、等が採用されてもよい。
また、上記の実施形態では、センサ基板をバックライトケースに固定する締結部材としてネジを使用するが、ネジの代わりにプッシュリベット等の締結部材に適宜変更してもよい。また、上記の実施形態では、反射シートの開口部によって囲まれるセンサは輝度センサを想定しているが、輝度センサの代わりに温度センサが開口部によって囲まれる構成としてもよい。温度センサによって光源からの発熱の温度を測定する場合、温度センサが反射シートで覆われると、温度センサによって正確な温度を測定することができないためである。また、基板上に実装されているセンサ以外の部品が反射シートの開口部によって囲まれる構成であっても上記の実施形態の構成を適用できる。
2・・・液晶表示パネル、4・・・バックライトユニット、5・・・光源基板、8・・・バックライトケース、9・・・光源、16・・・センサ、20,30・・・反射シート、10b,20a・・・開口部

Claims (18)

  1. 発光部と、
    前記発光部から発せられる光を変調して画像を表示する表示パネルと、
    を有する表示装置であって、
    前記発光部は、
    光源を前面側に備える第1基板と、
    前記第1基板の前面側に配置される第1反射部材と、
    前記第1基板の前面側であって、前記第1反射部材と重なる位置に配置される、センサを備える第2基板と、
    前記第2基板の前面側に配置される第2反射部材と、
    を有する、
    ことを特徴とする表示装置。
  2. 前記第1反射部材は、前記光源を露出させるための第1開口部を有し、
    前記第2反射部材は、前記センサを露出させるための第2開口部を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記第1開口部における、前記光源から前記第1反射部材までの距離は、前記第2開口部における、前記センサから前記第2反射部材までの距離以上である、ことを特徴とする請求項2に記載の表示装置。
  4. 前記発光部はさらに、前記第1基板の後面側から前記第1基板を支持するケースを有し、
    前記第2基板は、締結部材を受け入れる被締結部材を有し、
    前記締結部材は、前記ケースの前記第1基板を支持する面と反対側の面から、前記ケースおよび前記第1基板を経由して前記被締結部材に受け入れられる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  5. 前記被締結部材は前記第2基板に係止されたボスであり、前記締結部材はネジである、ことを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
  6. 前記第1反射部材には、前記被締結部材が前記締結部材を受け入れる位置に対応する位置に、前記被締結部材を仮固定可能なスリットが形成されている、ことを特徴とする請求項4または5に記載の表示装置。
  7. 前記発光部はさらに、前記第1基板の後面側から前記第1基板を支持するケースを有し
    前記第1基板および前記第1反射部材は、第1締結部材によって前記ケースに締結され、
    前記第2基板および前記第2反射部材は、第2締結部材によって前記ケースに締結され、
    前記発光部の上面視において、前記第2反射部材における前記第2締結部材は、前記第1反射部材における前記第1締結部材よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の表示装置。
  8. 前記光源から照射される光の強度が、前記光源から前記第1基板の前記前面の法線方向に照射される光の強度の50%以下となる範囲に、前記第2反射シートが配置されている、ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の表示装置。
  9. 発光部と、前記発光部から発せられる光を変調して画像を表示する表示パネルと、を有
    する表示装置の製造方法であって、
    第1反射部材を、光源を前面側に備える第1基板に配置する工程と、
    前記第1基板に配置された前記第1反射部材に、センサを備える第2基板を配置する工程と、
    前記第2基板に第2反射部材を配置する工程と、
    を有することを特徴とする表示装置の製造方法。
  10. 前記第1反射部材に対して、前記光源を露出させるための第1開口部を形成する工程と、
    前記第2反射部材に対して、前記センサを露出させるための第2開口部を形成する工程と、
    をさらに有する、ことを特徴とする請求項9に記載の表示装置の製造方法。
  11. 前記第1開口部における、前記光源から前記第1反射部材までの距離は、前記第2開口部における、前記センサから前記第2反射部材までの距離以上である、ことを特徴とする請求項9または10に記載の表示装置の製造方法。
  12. 前記発光部はさらに、前記第1基板の後面側から前記第1基板を支持するケースを有し、
    前記製造方法はさらに、
    前記第2基板に、締結部材を受け入れる被締結部材を設ける工程と、
    前記締結部材を、前記ケースの前記第1基板を支持する面と反対側の面から、前記ケースおよび前記第1基板を経由して前記被締結部材に受け入れさせる工程と、
    を有する、ことを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  13. 前記被締結部材は前記第2基板に係止されたボスであり、前記締結部材はネジである、ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置の製造方法。
  14. 前記第1反射部材の、前記被締結部材が前記締結部材を受け入れる位置に対応する位置に、前記被締結部材を仮固定可能なスリットを形成する工程をさらに有する、ことを特徴とする請求項12または13に記載の表示装置の製造方法。
  15. 前記発光部はさらに、前記第1基板の後面側から前記第1基板を支持するケースを有し
    前記製造方法はさらに、
    前記第1基板および前記第1反射部材を、第1締結部材によって前記ケースに締結する工程と、
    前記第2基板および前記第2反射部材を、第2締結部材によって前記ケースに締結する工程と、
    を有し、
    前記発光部の上面視において、前記第2反射部材における前記第2締結部材は、前記第1反射部材における前記第1締結部材よりも小さい、
    ことを特徴とする請求項9から11のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  16. 前記光源から出射される光の強度が、前記光源から前記第1基板の前記前面の法線方向に出射される光の強度の50%以下となる範囲に、前記第2反射シートが配置されている、ことを特徴とする請求項9から15のいずれか一項に記載の表示装置の製造方法。
  17. 前記センサは、前記光源から照射された光を検出する輝度センサである、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置。
  18. 前記センサは、前記光源からの発熱の温度を検出する温度センサである、ことを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112764267A (zh) * 2021-01-08 2021-05-07 Oppo广东移动通信有限公司 背光模组、显示屏组件以及电子设备

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