JP2020149304A - 撮像装置および表情検出方法 - Google Patents

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慶 中川
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Abstract

【課題】表情を識別することの可能な撮像装置および表情検出方法を提供する。【解決手段】本開示の一実施の形態に係る撮像装置は、撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を出力するイベント検出素子と、イベント検出素子から出力されるイベント信号に基づいて表情を検出する表情検出部とを備えている。【選択図】図1

Description

本開示は、撮像装置および表情検出方法に関する。
近年、デジタルカメラや、スマートフォンでは、笑顔の瞬間を的確に捉えるために、被写体が笑顔であるか否かの判定結果に応じて自動的にシャッターを切る“スマイルシャッタ”(登録商標)という機能が搭載されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2018−151660号公報
ところで、笑顔には、真の笑顔だけでなく、作り笑いや、苦笑いなど、様々な笑顔がある。しかし、これらの違いは非常にわずかであり、例えば、真の笑顔を他の種類の笑顔と識別することは困難であるという問題があった。従って、表情を識別することの可能な撮像装置および表情検出方法を提供することが望ましい。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置は、撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を出力するイベント検出素子と、イベント検出素子から出力されるイベント信号に基づいて表情を検出する表情検出部とを備えている。
本開示の一実施の形態に係る表情検出方法は、撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を生成することと、生成したイベント信号に基づいて表情を検出することとを含む。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置および表情検出方法では、撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号に基づいて表情が検出される。これにより、表情のわずかな違いを識別することが可能である。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置の概略構成の一例を表す図である。 図1のイベント検出素子の概略構成の一例を表す図である。 図2の画素の概略構成の一例を表す図である。 図1の撮像素子の概略構成の一例を表す図である。 図4の画素の概略構成の一例を表す図である。 図1の信号処理部の概略構成の一例を表す図である。 図1の撮像装置における表情検出手順の一例を表す図である。 図1の撮像装置における表情検出手順の一変形例を表す図である。 図1の撮像装置における真の笑顔の検出手順の一変形例を表す図である。 図1の撮像装置における真の笑顔の検出手順の一変形例を表す図である。 図1の撮像装置の概略構成の一変形例を表す図である。 図1の撮像装置の概略構成の一変形例を表す図である。 図1の撮像装置の概略構成の一変形例を表す図である。 図1の撮像装置の概略構成の一変形例を表す図である。 図14の信号処理部の概略構成の一例を表す図である。 図14の撮像装置における表情検出手順の一例を表す図である。 図14の撮像装置における表情検出手順の一変形例を表す図である。 図14の撮像装置の概略構成の一変形例を表す図である。 図18の撮像装置における真の笑顔の検出手順の一変形例を表す図である。 図18の撮像装置における真の笑顔の検出手順の一変形例を表す図である。 図12の撮像装置の概略構成の一変形例を表す図である。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、説明は以下の順序で行う。

1.実施の形態(撮像装置)
イベント検出素子と撮像素子を備えた例(図1〜図10)
2.変形例(撮像装置)
変形例A:検出用とは別に撮像素子を備えた例(図11)
変形例B:イベント検出素子と撮像素子を複合させた素子を
備えた例(図12、図13)
変形例C:フレーミングを行う例(図14〜図17)
変形例D:フレーミングを行い、さらに検出用とは別に
撮像素子を備えた例(図18〜図20)
変形例E:イベント検出素子と撮像素子を複合させた素子を備え
さらに、フレーミングを行う例(図21)
<1.実施の形態>
[構成]
本開示の一実施の形態に係る撮像装置100について説明する。図1は、本実施の形態に係る撮像装置100の概略構成例を表したものである。撮像装置100は、表情を検出することの可能な装置である。撮像装置100は、例えば、撮像レンズ110、イベント検出素子120、撮像レンズ130、撮像素子140、信号処理部150、記憶部160および制御部170を備えている。
撮像レンズ110は、入射光を集光してイベント検出素子120に導く。イベント検出素子120は、撮像により得られる画素信号(第1画素信号)の時間的な変化に対応するイベント信号をイベント画像Ibとして出力する。撮像レンズ130は、入射光を集光して撮像素子140に導く。撮像素子140は、撮像により画素信号(第2画素信号)を生成し、生成した画素信号を撮像画像Iaとして出力する。信号処理部150は、イベント画像Ibおよび撮像画像Iaに基づいて所定の処理を行い、その処理後のデータを記憶部160に格納したり、外部に出力したりする。記憶部160は、信号処理部150からのデータを記録する。制御部170は、イベント検出素子120や撮像素子140を制御して撮像を実行させる。
図2は、イベント検出素子120の概略構成例を表したものである。イベント検出素子120は、例えば、複数の画素122が行列状に配置された画素アレイ部121と、行駆動回路123と、列駆動回路124と、信号処理回路125とを有している。各画素122は、撮像により得られる画素信号(第1画素信号)の時間的な変化(時間的な前後の差分)に対応するイベント信号を出力する。行駆動回路123は、行アドレスを選択して、その行アドレスに対応するイベント信号を信号処理回路125に出力させる。列駆動回路124は、列アドレスを選択して、その列アドレスに対応するイベント信号を信号処理回路125に出力させる。信号処理回路125は、画素アレイ部121から出力されたイベント信号に対して所定の信号処理を実行する。信号処理回路125は、例えば、イベント信号を画素信号として二次元格子状に配列し、画素毎に1ビットの情報を有する画像データ(イベント画像Ib)を生成すし、信号処理部150に出力する。
図3は、各画素122の概略構成例を表したものである。各画素122は、例えば、フォトダイオード122A、電流電圧変換回路122B、バッファ回路122C、減算器122D、量子化器122Eおよび転送回路122Fを有している。
フォトダイオード122Aは、入射光を光電変換して光電流を生成する。電流電圧変換回路122Bは、対応するフォトダイオード122Aからの光電流を電圧信号に変換する。電流電圧変換回路122Bは、例えば、対応するフォトダイオード122Aからの光電流を対数の電圧信号に変換する対数変換回路である。対数変換回路としては、例えば、ダイオード型、ゲート接地型、ソース接地型、または、ゲインブースト型などが挙げられる。電流電圧変換回路122Bは、電圧信号をバッファ回路122Cに出力する。バッファ回路122Cは、例えば、インピーダンス変換を行うソースフォロア回路であり、電流電圧変換回路122Bから入力された電圧信号の信号レベルを補正し、補正後の電圧信号を減算器122Dに出力する。
減算器122Dは、行駆動回路123からの行駆動信号に従ってバッファ回路122Cからの電圧信号のレベルを低下させる。減算器122Dは、例えば、2つのコンデンサと、インバータと、スイッチとを有する。一方のコンデンサ(以下、「コンデンサC1」と称する。)では、一端がバッファ回路122Cの出力端に接続され、他端がインバータの入力端に接続される。他方のコンデンサ(以下、「コンデンサC2」と称する。)は、インバータに並列接続される。スイッチは、インバータに並列接続される。スイッチは行駆動信号に従って開閉する。インバータは、コンデンサC1を介してバッファ回路122Cから入力された電圧信号を反転する。インバータは反転した信号を量子化器122Eに出力する。
スイッチをオンした際に、コンデンサC1のバッファ回路122C側に電圧信号Vinitが入力され、その逆側は仮想接地端子となる。この仮想接地端子の電位を便宜上、ゼロとする。このとき、コンデンサC1に蓄積されている電位Qinitは、コンデンサC1の容量をCaとすると、次の式により表される。一方、コンデンサC2の両端は、短絡されているため、その蓄積電荷はゼロとなる。
init=Ca×Vinit・・・式1
次に、スイッチがオフされて、コンデンサC1のバッファ回路122C側の電圧が変化してVafterになった場合を考えると、コンデンサC1に蓄積される電荷Qafterは、次の式により表される。
after=Ca×Vafter・・・式2
一方、コンデンサC2に蓄積される電荷Q2は、コンデンサC2の容量をCbとし、出力電圧をVoutとすると、次の式により表される。
Q2=−Cb×Vout・・・式3
このとき、コンデンサC1,C2の総電荷量は変化しないため、次の式が成立する。
init=Qafter+Q2・・・式4
式4に式1から式3を代入して変形すると、次の式が得られる。
out=−(Ca/Cb)×(Vafter−Vinit)・・・式5
式5は、電圧信号の減算動作を表し、減算結果の利得はCa/Cbとなる。通常、利得を最大化することが望まれるため、Caを大きく、Cbを小さく設計することが好ましい。一方、Cbが小さすぎると、kTCノイズが増大し、ノイズ特性が悪化するおそれがあるため、Cbの容量削減は、ノイズを許容することができる範囲に制限される。また、画素122ごとに減算器122Dを含む画素アレイ部121が搭載されるため、容量CaやCbには、面積上の制約がある。これらを考慮して、例えば、Caは、20から200フェムトファラッド(fF)の値に設定され、Cbは、1から20フェムトファラッド(fF)の値に設定される。
量子化器122Eは、例えば、コンパレータを有する。コンパレータは、例えば、減算器122Dから入力された電圧信号を2つの閾値と比較し、その結果に応じて、電圧信号に対して+1、0および−1のいずれかの値を割り当てる。量子化器122Eは、比較結果を示す信号(例えば、電圧信号に対して割り当てられた+1、0および−1のいずれかの値)を検出信号として転送回路122Fに出力する。転送回路122Fは、列駆動回路124からの列駆動信号に従って、検出信号を量子化器122Eから信号処理回路125に転送する。
図4は、撮像素子140の概略構成例を表したものである。撮像素子140は、例えば、複数の画素142が行列状に配置された画素アレイ部141と、行駆動回路143と、列駆動回路144と、信号処理回路145とを有している。各画素142は、撮像により画素信号(第2画素信号)を生成し、出力する。行駆動回路143は、行アドレスを選択して、その行アドレスに対応する画素信号を信号処理回路145に出力させる。列駆動回路144は、列アドレスを選択して、その列アドレスに対応する画素信号を信号処理回路145に出力させる。信号処理回路145は、画素アレイ部141から出力された画素信号に対して所定の信号処理を実行する。信号処理回路145は、例えば、画素信号を二次元格子状に配列し、画素毎に1ビットの情報を有する画像データ(撮像画像Ia)を生成すし、信号処理部150に出力する。
図5は、各画素142の概略構成例を表したものである。各画素142は、例えば、フォトダイオード142A、電流電圧変換回路142B、バッファ回路142Cおよび転送回路142Dを有している。
フォトダイオード142Aは、入射光を光電変換して光電流を生成する。電流電圧変換回路142Bは、対応するフォトダイオード142Aからの光電流を電圧信号に変換する。電流電圧変換回路142Bは、電圧信号をバッファ回路142Cに出力する。バッファ回路142Cは、例えば、インピーダンス変換を行うソースフォロア回路であり、電流電圧変換回路142Bから入力された電圧信号の信号レベルを補正し、補正後の電圧信号を転送回路142Dに出力する。転送回路142Dは、行駆動回路143の行駆動信号と列駆動回路144からの列駆動信号とに従って、検出信号をバッファ回路142Cから信号処理回路14に転送する。
図6は、信号処理部150の概略構成例を表したものである。信号処理部150は、例えば、動き検出部151、物体検出部152、顔表情検出部153、信号処理部154、出力部155および記憶部156を有している。
動き検出部151は、イベント画像Ib(イベント信号)に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する。動き検出部151は、さらに、イベント画像Ibのうち、検出された1または複数のイベントエリアに対応する箇所を切り出す。動き検出部151は、イベント画像Ibから切り出した1または複数の領域ROI(Region Of Interest)の画像データIROIを顔表示検出部153に出力する。
物体検出部152は、撮像素子140から得られた撮像画像Ia(画素信号)に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する。顔に含まれるパーツとしては、例えば、目、鼻、口などが挙げられる。物体検出部152は、検出されたパーツの情報(パーツ情報152A)を顔表示検出部153に出力する。パーツ情報152Aには、例えば、名称および位置座標などが含まれる。
顔表情検出部153は、イベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)に基づいて表情を検出する。具体的には、顔表情検出部153は、1または複数のパーツ(パーツ情報152A)のうち、1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、画像データIROI(イベント信号)に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する。
信号処理部154は、顔表情検出部153で検出された表情に応じた制御信号を生成し、出力部155に出力する。信号処理部154は、さらに、顔表情検出部153で検出された表情に関する情報を記憶部156に格納する。出力部155は、信号処理部154から入力された制御信号を外部に出力する。
[表情検出]
次に、本実施の形態に係る撮像装置100における表情検出手順について説明する。図7は、撮像装置100における表情検出手順の一例を表したものである。
まず、信号処理回路150は、イベント検出素子120からイベント画像Ib(イベント信号)を取得する(ステップS101)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ib(イベント信号)に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する(ステップS102)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ibのうち、検出された1または複数のイベントエリアに対応する箇所(領域ROI)を切り出し、それにより、1または複数の画像データIROIを取得する。
次に、信号処理回路150は、撮像素子140から撮像画像Ia(画素信号)を取得する(ステップS103)。次に、信号処理回路150は、撮像画像Iaに基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する(ステップS104)。次に、信号処理回路150は、イベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)に基づいて表情を検出する。具体的には、信号処理回路150は、1または複数のパーツ(パーツ情報152A)のうち、1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、画像データIROI(イベント信号)に基づいて検出する(ステップS105)。続いて、信号処理回路150は、その検出の結果に基づいて、表情を検出する(ステップS106)。検出される表情の種類としては、例えば、真の笑顔や、苦笑い、作り笑いなどが挙げられる。
撮像装置1における表情検出は、例えば、図8に示したような手順となっていてもよい。具体的には、まず、信号処理回路150は、撮像素子140から撮像画像Ia(画素信号)を取得する(ステップS201)。次に、信号処理回路150は、撮像画像Iaに基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する(ステップS202)。
次に、信号処理回路150は、イベント検出素子120からイベント画像Ib(イベント信号)を取得する(ステップS203)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ib(イベント信号)に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する(ステップS204)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ibのうち、検出された1または複数のイベントエリアに対応する箇所(領域ROI)を切り出し、それにより、1または複数の画像データIROIを取得する。
次に、信号処理回路150は、イベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)に基づいて表情を検出する。具体的には、信号処理回路150は、1または複数のパーツ(パーツ情報152A)のうち、1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、画像データIROI(イベント信号)に基づいて検出する(ステップS205)。続いて、信号処理回路150は、その検出の結果に基づいて、表情を検出する(ステップS206)。検出される表情の種類としては、例えば、真の笑顔や、苦笑い、作り笑いなどが挙げられる。
[真の笑顔の検出]
次に、本実施の形態に係る撮像装置100における真の笑顔の検出手順について説明する。図9は、撮像装置100における真の笑顔の検出手順の一例を表したものである。
まず、信号処理回路150は、上述のステップS101〜上述のステップS105までを実行する。次に、信号処理回路150は、ステップS105での検出の結果に基づいて、笑顔を検出する(ステップS107)。続いて、信号処理回路150は、検出した笑顔が真の笑顔か否かを判定する(ステップS108)。例えば、ステップS105での検出の結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、信号処理回路150は、検出した笑顔が真の笑顔であると判断し、制御部170を介して撮像素子140に撮像を指示する。信号処理回路150は、撮像素子140から、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaを取得する(ステップS109)一方、例えば、ステップS105での検出の結果が、口の動きが目の動きと同じ早さか、または、目の動きよりも遅い、ということを示している場合には、信号処理回路150は、検出した笑顔が真の笑顔ではないと判断し、ステップS101へ移行する。このようにして、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaが取得される。
撮像装置100における真の笑顔の検出は、例えば、図10に示したような手順となっていてもよい。具体的には、まず、信号処理回路150は、上述のステップS201〜上述のステップS205までを実行する。次に、信号処理回路150は、ステップS205での検出の結果に基づいて、笑顔を検出する(ステップS207)。続いて、信号処理回路150は、検出した笑顔が真の笑顔か否かを判定する(ステップS208)。例えば、ステップS205での検出の結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、信号処理回路150は、検出した笑顔が真の笑顔であると判断し、制御部170を介して撮像素子140に撮像を指示する。信号処理回路150は、撮像素子140から、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaを取得する(ステップS209)一方、例えば、ステップS205での検出の結果が、口の動きが目の動きと同じ早さか、または、目の動きよりも遅い、ということを示している場合には、信号処理回路150は、検出した笑顔が真の笑顔ではないと判断し、ステップS201へ移行する。このようにして、真の笑顔が検出される。
[効果]
次に、本実施の形態に係る撮像装置100の効果について説明する。
近年、デジタルカメラや、スマートフォンでは、笑顔の瞬間を的確に捉えるために、被写体が笑顔であるか否かの判定結果に応じて自動的にシャッターを切る“スマイルシャッタ”(登録商標)という機能が搭載されている。ところで、笑顔には、真の笑顔だけでなく、作り笑いや、苦笑いなど、様々な笑顔がある。しかし、これらの違いは非常にわずかであり、例えば、真の笑顔を他の種類の笑顔と識別することは困難であるという問題があった。
一方、本実施の形態では、イベント検出素子120から得られるイベント画像Ib(イベント信号)に基づいて表情が検出される。これにより、表情のわずかな違いを識別することが可能である。従って、表情を識別することができる。
また、本実施の形態では、1または複数のパーツ(パーツ情報152A)のうち、1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きが画像データIROI(イベント信号)に基づいて検出され、その検出の結果に基づいて、表情が検出される。これにより、表情のわずかな違いを識別することが可能である。従って、表情を識別することができる。
また、本実施の形態では、ステップS105またはステップS205での検出の結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した笑顔が真の笑顔であるとの判断がなされる。このように、本実施の形態では、口や目などのわずかな動きに基づいて、笑顔の種類を識別することができる。
<2.変形例>
次に、本実施の形態に係る撮像装置100の変形例について説明する。なお、以下では、上記実施の形態と同一の構成要素に対しては、上記実施の形態と同一の符号が付与されている。
[変形例A]
上記実施の形態において、撮像装置100は、さらに、例えば、図11に示したように、笑顔の種類の識別のために用いられる撮像素子140とは別に、撮像素子190を備えていてもよい。このとき、撮像装置100は、入射光を集光して撮像素子190に導く撮像レンズ180を更に備えていてもよい。撮像素子190は、撮像により画素信号を生成し、生成した画素信号を撮像画像Idとして出力する。撮像素子190は、例えば、撮像素子140と共通の構成要素を有している。このようにした場合には、信号処理回路150は、上述のステップS109、上述のステップS209において、制御部170を介して撮像素子190に撮像を指示してもよい。この場合、信号処理回路150は、撮像素子190から、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaを取得する。
[変形例B]
上記実施の形態および上記変形例Aにおいて、例えば、図12、図13に示したように、撮像素子140が省略されるともに、イベント検出素子120の代わりに、イベント検出素子120が撮像素子140を含んで構成された複合素子220が設けられていてもよい。このようにした場合には、信号処理回路150は、上述のステップS101、上述のステップS203において、複合素子220からイベント画像Ib(イベント信号)を取得してもよい。また、信号処理回路150は、上述のステップS103、上述のステップS201において、複合素子220から撮像画像Ia(画素信号)を取得してもよい。また、信号処理回路150は、上述のステップS109、上述のステップS209において、複合素子220から、真の笑顔が含まれた撮像画像Ia(画素信号)を取得してもよい。
[変形例C]
上記実施の形態において、例えば、図14に示したように、撮像素子140が省略され、信号処理部150の代わりに信号処理部230が設けられていてもよい。この場合、信号処理部230は、例えば、図15に示したように、信号処理部150に含まれる各構成要素に加えて、フレーム生成部157を有している。
フレーム生成部157は、所定のタイムウィンドウにおいてイベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)を用いてフレーム化画像Idを生成する。本変形例では、物体検出部152は、フレーム生成部157で生成されたフレーム化画像Idに基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する。
[表情検出]
次に、本変形例に係る撮像装置100における表情検出手順について説明する。図16は、本変形例に係る撮像装置100における表情検出手順の一例を表したものである。
まず、信号処理回路150は、イベント検出素子120からイベント画像Ib(イベント信号)を取得する(ステップS301)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ib(イベント信号)に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する(ステップS302)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ibのうち、検出された1または複数のイベントエリアに対応する箇所(領域ROI)を切り出し、それにより、1または複数の画像データIROIを取得する。
次に、信号処理回路150は、所定のタイムウィンドウにおいてイベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)を用いてフレーム化画像Idを生成する(ステップS303)。次に、信号処理回路150は、フレーム化画像Idに基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する(ステップS304)。次に、信号処理回路150は、イベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)に基づいて表情を検出する。具体的には、信号処理回路150は、1または複数のパーツ(パーツ情報152A)のうち、1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、画像データIROI(イベント信号)に基づいて検出する(ステップS305)。続いて、信号処理回路150は、その検出の結果に基づいて、表情を検出する(ステップS306)。
撮像装置1における表情検出は、例えば、図17に示したような手順となっていてもよい。具体的には、まず、信号処理回路150は、撮像素子140から撮像画像Ia(画素信号)を取得する(ステップS401)。次に、信号処理回路150は、所定のタイムウィンドウにおいてイベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)を用いてフレーム化画像Idを生成する(ステップS402)。次に、信号処理回路150は、フレーム化画像Idに基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する(ステップS403)。
次に、信号処理回路150は、イベント画像Ib(イベント信号)に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する(ステップS404)。次に、信号処理回路150は、イベント画像Ibのうち、検出された1または複数のイベントエリアに対応する箇所(領域ROI)を切り出し、それにより、1または複数の画像データIROIを取得する。
次に、信号処理回路150は、イベント検出素子120から出力されるイベント画像Ib(イベント信号)に基づいて表情を検出する。具体的には、信号処理回路150は、1または複数のパーツ(パーツ情報152A)のうち、1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、画像データIROI(イベント信号)に基づいて検出する(ステップS405)。続いて、信号処理回路150は、その検出の結果に基づいて、表情を検出する(ステップS406)。
[変形例D]
上記変形例Cにおいて、撮像装置100は、更に、例えば、図18に示したように、撮像レンズ180および撮像素子190を備えていてもよい。このようにした場合、撮像装置100は、例えば、図19に示したような、図16に記載の手順に、図9のステップS108,S109に示した手順を追加した手順と同様の手順を実行することにより、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaを取得することができる。また、撮像装置100は、例えば、図20に示したような、図17に記載の手順に、図10のステップS208,S209に示した手順を追加した手順と同様の手順を実行することにより、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaを取得することができる。
[変形例E]
上記変形例Dにおいて、イベント検出素子120、撮像素子190および撮像レンズ110,180の代わりに、複合素子220および撮像レンズ210が設けられていてもよい。このようにした場合であっても、撮像装置100は、真の笑顔が含まれた撮像画像Iaを取得することができる。
また、本開示は、以下のような構成を取ることも可能である。
(1)
撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を出力するイベント検出素子と、
前記イベント検出素子から出力される前記イベント信号に基づいて表情を検出する表情検出部と
を備えた
撮像装置。
(2)
撮像により第2画素信号を生成する撮像素子と、
前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する動き検出部と、
前記第2画素信号に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する物体検出部と
を更に備え、
前記表情検出部は、前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する
(1)に記載の撮像装置。
(3)
前記表情検出部は、前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断する
(2)に記載の撮像装置。
(4)
前記イベント検出素子は、撮像により第2画素信号を出力する撮像素子を更に有し、
当該撮像装置は、
前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する動き検出部と、
前記第2画素信号に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する物体検出部と
を更に備え、
前記表情検出部は、前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する
(1)に記載の撮像装置。
(5)
前記表情検出部は、前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断する
(4)に記載の撮像装置。
(6)
所定のタイムウィンドウにおいて前記イベント検出素子から出力される前記イベント信号を用いてフレーム化画像を生成するフレーム生成部と、
前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する動き検出部と、
前記フレーム生成部で生成された前記フレーム化画像に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する物体検出部と
を更に備え、
前記表情検出部は、前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する
(1)に記載の撮像装置。
(7)
前記表情検出部は、前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断する
(6)に記載の撮像装置。
(8)
撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を生成することと、
生成した前記イベント信号に基づいて表情を検出することと
を含む
表情検出方法。
(9)
前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出することと、
撮像により生成された第2画素信号に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出することと、
前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出することと
を更に含む
(8)に記載の表情検出方法。
(10)
前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断することを更に含む
(9)に記載の表情検出方法。
(11)
所定のタイムウィンドウにおいて生成される前記イベント信号を用いてフレーム化画像を生成することと、
前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出することと、
生成した前記フレーム化画像に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出することと、
前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出することと
を更に含む
(8)に記載の表情検出方法。
(12)
前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断することを更に含む
(11)に記載の表情検出方法。
本開示の一実施の形態に係る撮像装置および表情検出方法では、撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号に基づいて表情が検出される。これにより、表情のわずかな違いを識別することが可能である。従って、表情を識別することができる。なお、本技術の効果は、ここに記載された効果に必ずしも限定されず、本明細書中に記載されたいずれの効果であってもよい。
100…撮像装置、110,130…撮像レンズ、120…イベント検出素子、121…画素アレイ部、122…画素、122A…フォトダイオード、122B…電流電圧変換回路、122C…バッファ回路、122D…減算器、122E…量子化器、122F…転送回路、123…行駆動回路、124…列駆動回路、125…信号処理回路、140…撮像素子、141…画素アレイ部、142…画素、142A…フォトダイオード、142B…電流電圧変換回路、142C…バッファ回路、142D…転送回路、143…行駆動回路、144…列駆動回路、145…信号処理回路、150…信号処理部、151…動き検出部、152…物体検出部、153…顔表情検出部、154…信号処理部、155…出力部、156…記憶部、157…フレーム生成部、160…記憶部、170…制御部、180…撮像レンズ、190…撮像素子、210…撮像レンズ、220…複合素子、230…信号処理部。

Claims (12)

  1. 撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を出力するイベント検出素子と、
    前記イベント検出素子から出力される前記イベント信号に基づいて表情を検出する表情検出部と
    を備えた
    撮像装置。
  2. 撮像により第2画素信号を生成する撮像素子と、
    前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する動き検出部と、
    前記第2画素信号に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する物体検出部と
    を更に備え、
    前記表情検出部は、前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する
    請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記表情検出部は、前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断する
    請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記イベント検出素子は、撮像により第2画素信号を出力する撮像素子を更に有し、
    当該撮像装置は、
    前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する動き検出部と、
    前記第2画素信号に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する物体検出部と
    を更に備え、
    前記表情検出部は、前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する
    請求項1に記載の撮像装置。
  5. 前記表情検出部は、前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断する
    請求項4に記載の撮像装置。
  6. 所定のタイムウィンドウにおいて前記イベント検出素子から出力される前記イベント信号を用いてフレーム化画像を生成するフレーム生成部と、
    前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出する動き検出部と、
    前記フレーム生成部で生成された前記フレーム化画像に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出する物体検出部と
    を更に備え、
    前記表情検出部は、前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出する
    請求項1に記載の撮像装置。
  7. 前記表情検出部は、前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断する
    請求項6に記載の撮像装置。
  8. 撮像により得られる第1画素信号の時間的な変化に対応するイベント信号を生成することと、
    生成した前記イベント信号に基づいて表情を検出することと
    を含む
    表情検出方法。
  9. 前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出することと、
    撮像により生成された第2画素信号に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出することと、
    前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出することと
    を更に含む
    請求項8に記載の表情検出方法。
  10. 前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断することを更に含む
    請求項9に記載の表情検出方法。
  11. 所定のタイムウィンドウにおいて生成される前記イベント信号を用いてフレーム化画像を生成することと、
    前記イベント信号に基づいて、動きのある箇所に相当する1または複数のイベントエリアを検出することと、
    生成した前記フレーム化画像に基づいて顔に含まれる1または複数のパーツを検出することと、
    前記1または複数のパーツのうち、前記1または複数のイベントエリアに対応する1または複数の対象パーツの動きを、前記イベント信号に基づいて検出し、その検出の結果に基づいて、表情を検出することと
    を更に含む
    請求項8に記載の表情検出方法。
  12. 前記結果が、口の動きの方が目の動きよりも早い、ということを示している場合には、検出した表情が真の笑顔であると判断することを更に含む
    請求項11に記載の表情検出方法。
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