JP5292671B2 - 覚醒度推定装置及びシステム並びに方法 - Google Patents
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Description
2種類の動きの組み合わせに対応付けて、覚醒度に関する情報を保持する手段と、
所定時間内に連続して2種類の動きが発生したことを表す動き情報が取得された場合、該動きの組み合わせに対応する覚醒度に関する情報に基づいて、被験者の覚醒度を推定する覚醒度推定手段とを備え、
前記2種類の動きの組み合わせの1つは、ため息、あくび、目のみひらき及びしかめ顔をするときの口の動きのいずれかの2つからなる組合せを含むことを特徴とする。これにより、2種類のアクションの組み合わせを適切に評価して、覚醒度の推定精度を高めることが可能となる。
2種類の動きの各組み合わせの発生時点とそのときの覚醒度との対応関係を学習する学習段階と、
被験者の動き情報に基づいてある2種類の動きが時間的に近接して検出された場合に、前記学習段階での学習結果に基づいて、検出された動きの組み合わせに対応する覚醒度を抽出し、該抽出した覚醒度を、被験者の覚醒度の推定結果として出力する段階とを備え、
前記2種類の動きの組み合わせは、ため息、あくび、目のみひらき及びしかめ顔をするときの口の動きのいずれかの2つからなる組合せを含むことを特徴とする。これにより、2種類のアクションの組み合わせと覚醒度との因果関係を適切に評価して、覚醒度の推定精度を高めることが可能となる。
ステップ10:画像取得手段110による画像取得処理と、
ステップ20:アクション追跡モジュール120によるアクション追跡処理と、
ステップ30:アクショントリガ生成モジュール130によるアクショントリガ生成処理と、
ステップ40:アクション頻度算出モジュール140によるアクション頻度算出処理と、
ステップ50:アクション優先付けモジュール150によるアクション優先付け処理と、
ステップ60:覚醒度推定モジュールによる覚醒度推定処理と、
ステップ70:警告手段170による警告処理とを含む。
画像取得処理10では、画像取得手段110による画像取得が実現される。画像取得手段110は、例えばカラー又は赤外線感応CCD(charge-coupled device)センサアレイを備えるカメラである。画像取得手段110は、例えば運転者の前面(例えば顔部を前方から)を捕捉可能なように、車両の適切な箇所に設けられる。例えば、画像取得手段110は、車両のインストルメントパネルのダッシュボードやステアリングコラムに設置される。画像取得手段110は、リアルタイムに運転者の画像を取得し、典型的には30fps(frame per second)のストリーム形式で、アクション追跡モジュール120に供給するものであってよい。
アクション追跡モジュール120は、画像取得手段110により取得された各画像に基づいて、所定のアクションの発生の有無を判断する。
アクショントリガ生成モジュール130は、不特定多数の被験者に対する試験結果に基づいて予め構築されたアクションデータベース132を用いる。アクションデータベース132には、各アクションに対する顔部の向き及び変形に関する変化パラメータが格納されている。本例では、眠気の早期段階で観測される所定の異なるアクションAl(l=1,…)を、検出対象として用いる。検出対象のアクションは、例えば、ため息、あくび、目のみひらき、しかめ顔をするときの口の動き等である。
アクション頻度算出モジュール140は、アクショントリガデータパケットを用いて、各アクションの発生の頻度を算出する。アクション頻度算出モジュール140は、先ず、T秒(好ましくは180秒)の区間のアクショントリガデータパケットをバッファーに入れ、アクションが発生したか否かをチェックする。例えば、アクションAiの発生を示すN個のデータパケットが、バッファーに蓄積された場合、当該アクションAiの発生頻度は、N/Tで表される。算出された各アクションの発生頻度は、記録され、バッファーはT毎にリフレッシュされる。頻度が全く算出されない場合は、当該T秒間にアクションが全くなかったことを意味する。
図8は、覚醒度と被験者の状態との対応関係の一例を表す表図である。本例では、図8に示すように、覚醒度は、6段階L1〜L6で表される。即ち、覚醒度L1は、もっとも眠気が強い状態であり、覚醒度L6は、もっとも眠気が弱い状態である。詳細については、図8に示されている。尚、本発明は、特に6段階に分けることに限定されること無く、他の態様で覚醒度を類型化してもよい。
図20は、覚醒度推定モジュール160により実現されるアクション追跡処理(図2のステップ60)の詳細を示すフローチャートである。尚、覚醒度推定モジュール160には、上述の如く、何らかのアクションが検出される毎に、そのアクションに対してアクション優先付けモジュール150により付与される優先度ε及び近接度τ、並びに、アクション頻度算出モジュール140により算出されるそのアクションの発生頻度(即ち、現時点から過去T秒内における当該アクションの発生頻度)が、随時供給される。以下のステップ600からステップ612までの処理は、新たなアクションが検出される毎に実行される。
警告手段170は、覚醒度推定モジュール160による覚醒度の推定結果に基づいて、例えば覚醒度の低下が推定された場合には、被験者に対して音声や映像により出力する。尚、警報の出力態様は多種多様でありえ、被験者がドライバである場合、シートに埋設した振動体により振動を発生したり、シート(座席)に設けた空気穴から空気を吹き出したり、覚醒を促進させるための匂いを発生したり、ステアリングハンドルの温度を変化させたり、メーター内に警告サインを出力したりしてもよい。また、警告手段170は、覚醒度に応じて木目細やかに警報の出力態様を変化させてもよい。
110 画像取得手段
120 アクション追跡モジュール
130 アクショントリガ生成モジュール
132 アクションデータベース
140 アクション頻度算出モジュール
150 アクション優先付けモジュール
152 優先度データベース
154 アクションヒストリーデータベース
160 覚醒度推定モジュール
170 警告手段
Claims (3)
- 被験者の複数種類の動きを検出する手段を介して、被験者の動き情報を取得する手段と、
2種類の動きの組み合わせに対応付けて、覚醒度に関する情報を保持する手段と、
所定時間内に連続して2種類の動きが発生したことを表す動き情報が取得された場合、該動きの組み合わせに対応する覚醒度に関する情報に基づいて、被験者の覚醒度を推定する覚醒度推定手段とを備え、
前記2種類の動きの組み合わせは、ため息、あくび、目のみひらき及びしかめ顔をするときの口の動きのいずれかの2つからなる組合せを含むことを特徴とする、覚醒度推定装置。 - 前記覚醒度に関する情報は、2種類の動きの各組み合わせの発生時点とそのときの覚醒度との対応関係の学習結果に基づいて生成される、請求項1に記載の覚醒度推定装置。
- 被験者の複数種類の動きを検出する手段を介して、被験者の動き情報を取得する段階と、
2種類の動きの各組み合わせの発生時点とそのときの覚醒度との対応関係を学習する学習段階と、
被験者の動き情報に基づいてある2種類の動きが時間的に近接して検出された場合に、前記学習段階での学習結果に基づいて、検出された動きの組み合わせに対応する覚醒度を抽出し、該抽出した覚醒度を、被験者の覚醒度の推定結果として出力する段階とを備え、
前記2種類の動きの組み合わせの1つは、ため息、あくび、目のみひらき及びしかめ顔をするときの口の動きのいずれかの2つからなる組合せを含むことを特徴とする、覚醒度推定方法。
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